飛行甲板のテストとは言え日本の護衛艦「いずも」でF-35Bの発着艦が行われたため、海外メディアは「海上自衛隊の能力を一変させることが期待されている」など高い関心を見せている。
参考:F-35B Stealth Fighters Operate From A Japanese Aircraft Carrier For The First Time
参考:Japan returns to the aircraft carrier club with USMC F-35B landing
護衛艦「いずも」が本当の意味でF-35Bの運用能力を手に入れるのは当分先の話
1回目の空母化改修を終えた護衛艦「いずも」は飛行甲板の耐熱性能を検証するため米海兵隊協力の下で発着艦検証作業を今月3日に実施、いずもにF-35Bが着艦するシーンや発艦するシーンを映像で公開して国内外から大きな注目を集めている。
米メディアのTheDriveは「今回のテストは日本が第二次世界大戦後に艦艇から固定翼機を初めて運用した例で海上自衛隊の能力を一変させることが期待されている」と報じており、FlightGlobalは「日本は空母クラブ=空母保有国に戻ってきた」と書いているのが印象的だが、護衛艦「いずも」が本当の意味でF-35Bの運用能力を手に入れるのは当分先の話だ。
1回目の空母化改修は飛行甲板の耐熱処理が主な目的で航空燃料タンクや弾薬庫の増設、艦内でF-35Bをメンテナンスするための設備設置、艦首の形状変更等は2回目の空母化改修で実施されるため、現在のいずもは「F-35Bが着艦して発艦することがとりあえず可能になっただけ」とTheDriveは指摘しているが、米海兵隊は英空母クイーン・エリザベスや伊空母カヴールのF-35B導入にも重要な役割を果たしてきたので日本も2024年に予定されている2回目の空母化改修に向けて必要なデータを得ただろうと見ている。
因みに空母や強襲揚陸艦でのF-35B運用資格を取得するにはノーフォーク米海軍基地に出向く必要があり、東海岸沖で行われる約4週間のテストをパスする必要がある。
このテストは専門のエンジニアやテストパイロットで構成された試験評価飛行部隊(VX-23)がテスト専用機を使用して実施するため、日本の護衛艦「いずも」も2回目の空母化改修を終えれば英空母クイーン・エリザベスや伊空母カヴールと同じように米東海岸へ出向かなければならない。
ただ興味深いのクイーン・エリザベス級空母2番艦のプリンス・オブ・ウェールズが米東海岸でのテストを行っていないにも関わらず英海軍が「完全に運用が可能になった」と宣言した点だ。
空母プリンス・オブ・ウェールズは機関室への水漏れ事故を復旧するため2021年初頭に予定していたF-35B運用適合テストをキャンセル、今年後半に米東海岸へ出向いて再度テストを行うと報じられていたが既に英空軍のF-35Bが空母プリンス・オブ・ウェールズで運用されている。
ただ英海軍は「空母プリンス・オブ・ウェールズが初期作戦能力(IOC)を獲得した」とは宣言していないので、管理人はIOC獲得宣言を出す前にF-35B運用適合テストを実施すると思っているが、もしこれをスキップしたままIOC獲得を宣言できるなら「日本もいずも型護衛艦を1隻だけ米東海岸に派遣すれば良い」という話になるため今後の動向に注目しなければならない。
追記:議会へ提出された公式文書「Selected Acquisition Report F-35 Lightning II Joint Strike Fighter Program」で言及されたF-35Bの発艦に必要な滑走距離や戦闘半径についての資料、比較的新しい2018年のものなので興味がある方はどうぞ
関連記事:1回目の空母化改修を終えた護衛艦いずも、米海兵隊のF-35Bによる発着艦検証作業を開始
※アイキャッチ画像の出典:防衛省 護衛艦いずもから発艦する米海兵隊のF-35B
中国が保有する、保有しようとしている空母と比べたら所詮はなんちゃって空母ってどうしても思っちゃう
勿論F-35Bといずもの有用性は理解してるけどさ、どうしても比べちゃう
これも時代の流れなんでしょうがF-35B・Cは機銃が付いてないのが残念です。
今時格闘戦は起きない前提なんでしょうが、やっぱり戦闘機は格闘戦をする場面が一番かっこいいと個人的には思います。
確か、空対空でのガンキルが第四次中東戦争が最後で、マニューバキルが湾岸戦争が最後なんだよね
で、現代ではミサイルでオフボアサイド能力持ちが当たり前でF-35は真後ろに向けても打てるっていう状態で、ドッグファイト自体がほとんど発生しないのに、機銃よりも使い勝手のいい武器があるからそりゃ廃れるっていう
F-35Aが内蔵ガン装備なのもF-4のトラウマがあるだけで、実質的な用途は対地攻撃に限定されるでしょうね
理屈ではわかってるですけどね
既に機銃を使う場面や格闘戦がほぼ起き得ないとは
ただやっぱり戦闘機の一番カッコいい場面は格闘戦だと言う持論は譲れないのです
例えば映画で主人公が乗る戦闘機が遠距離からミサイルを打つだけのシーンなんて絶対盛り上がらないでしょう?
エリア88が、ミサイルだけの戦闘だけ描いて作者が
「ほら、つまんないでしょ?」
ってやった回がありましたねえ。
シンが高性能レーダー積んだ回ですよね。結構好きなんですが、ガンファイトの中でたまに挟まれるから面白いわけですからね
フィクションについては元々何でもありだから気にしなくていいと思うけど
実物が出来上がる前とはいえ、ダイハードで内蔵ガトリング×2でマクレーンを攻撃したF-35Bとかあるし
趣味だから何が好きでも構わないが、第二次世界大戦でもドッグファイトを主戦法にしていたのは日本くらいでしょう。
他国は一撃離脱からの成り行きで格闘戦。
味方の損失を考えれば格闘戦は危険。
飛燕とBf109が日本で模擬空戦をやった記録を読んだけど、ドイツ人パイロットは太陽の中からの一撃離脱を徹底して勝負にならなかったそう。
まあ、現代の戦闘機がバルカンを撃ち合ったって当らないけどね。
>勝負にならなかったそう
誤解を招く記述と思う。ベテランパイロットによる1対1の模擬空戦で、互いに戦法の優位性を生かす展開とならず勝負として成立しなかったのではなかったかと。
だったら、第二次大戦のレシプロでも見てろ
カッコよさで戦争されたらかなわん
F35Bが離発着出来る なんちゃって空母じゃなくて
F35Aを離発着出来る まっとうな空母が早く欲しいンゴねぇ
Aですか?
Cじゃなく
F-35Cでは?
それはそうとAが発艦したらとてつもない滑走距離になるだろうし、カタパルトに耐えきれなかったランディングギアは見てみたい気もする
B-52が発艦するみずぽ級空母、思い出した。
メガフロートを自力航行させればいけそう
パナマ運河を航行するメガフロートとか激アツだろ岸田はさっさと予算化しろ
ハボクックか!
韓国の空母の搭載機はF-35Aなるだろうね、発着艦は韓国の港からオーストラリアやアメリカの港でクレーンを使う事になるだろうけど。
aircraft carrierだからな。
運用資格ってわざわざ一隻一隻行かないといけないのかねぇ?
今回のように試験官が来てやってくれる方が無駄もない気がするんだけど。
同型艦なら一隻クリア出来れば後は良いと思うんだけどな
試験自体は現地でやる方が効率いいと思う、人・物・機材纏めて全部移動させるなら元々一つに纏まってる船の方を動かす方が楽だしね
同型艦の定義が難しいのでは?
ニミッツ級は10隻あるけど、どれか1隻クリアできれば良い、とはさすがにならないでしょう。
わざわざ世界一空母運用に熟練した軍がテストしてくれるんだから、有難く赴こうよ。
お互いメリット。
海兵隊も洋上発着艦訓練になるし。
岩国の海兵隊で認証が出来るという話もあるけど?
空母よりSLBM搭載の潜水艦を日本の領海に配備したほうが一番の抑止になると思うよ。
そしたらそれ以上の武器もいらないだろうし防衛費の節約になると思うよ。
これでは防衛費の際限がないよ。
SLBMって軽く言ってるけど、それ核弾頭か
重大な問題を軽く語るとな、
空母もだが、SLBM運用も安上がりにはならんよ
核兵器が安上がりって発想はいったいどこ発祥なんだろう?
イギリスが予算不足で事実上SSBNのローテーションを停止したことがあったり、北朝鮮は核開発を筆頭とした軍事予算にお金を割き過ぎて国が貧乏になってるし
そもそも、核保有国で核兵器があるからって理由で通常戦力を削ってる国なんて存在しないわけで
というか核兵器があれば通常兵力は(あまり)要らないのでは?という発想自体が半世紀以上前に否定されてると思うんだけどねぇ
戦略核兵器の話をしてると思うけど
日本で有効的な兵器かと言われるとかなり微妙だがな
実質的なものも含めて、核クラブに入ってるのはいずれもその地域では軍事大国なのが大半で、そもそも通常戦力での強い抑止力が成立してる
北朝鮮の場合は軍事力はそこそこ程度とはいえ、目的とするのは金王朝の維持だから意味があるのであって
日本で言えば、尖閣や沖縄を失陥しても日本政府さえ維持されるならOKとするような戦略だからほとんど意味が無いも同然だし
仮に核弾頭搭載原潜を保有しても、それは先に中国が保有してるから、紛争が起きても互いに核は使わずに決めましょうの暗黙ルールで終わり、けっきょくは通常兵器で勝敗が決まる
どうしてこの程度の問題が解けないで入ってくるのか
現状、核に勝る抑止力は存在しないよ。
核保有国同士では抑止にならないから現在アメリカが中国に押し出されそうだと悲鳴あげてるんでしょうが、
核さえ使えばアメリカのほうが圧倒的優位だよ
いったい何を言ってるんですか?
核がなきゃその土俵にも立てず
あれば少なくとも共倒れには持ち込めるのだから無駄ではない
そもそも現実として核保有国が世界を牛耳ってるのだから否定する意味がない
そして英仏露ロなんて日本よりよほど経済的に小規模なのに核保有している
何ごとであれ、どうやればやれるか考えずにハナからやらない・やれない言い訳するのは間違っている
例えばドイツのように核シェアとか、日本でも実現できる道を模索すればよいだけ
そんな中学生の理論では中国に通用しないのを悟れよ
向こうのほうが大きくて強いという現実を見ろ
じゃあ何をどうすれば日本は中国に勝てる様になるんだ?
素直に飲み込まれるのを待つとかは無しな
日本単独では北朝鮮並みに国民犠牲にして軍拡しても中国には勝てないぞ
たからずっと中国に対抗しうる米軍に頼っている
ソ連全盛期もそうだけど、元々敵の戦力を日本だけできっちり撃退できると考えてる時代の方が短いよ
↑なんてのはソ連崩壊から中国台頭までかなぁ
戦後からソ連崩壊までの大半の期間
日本はソ連軍が本気になれば北海道落とされるくらいは覚悟してきたし、北海道でなんとか粘って米軍参戦を待つと言う方針だったし
それが今はソ連と北海道が、中国と九州沖縄に変わっただけかと
核保有したら世界を牛耳れる理論が正しいなら、インド・パキスタン・イスラエルは世界を牛耳ってる中に入るんですかね?って話になるけどな
それは因果関係が逆で、国力と政治力(政治的立場)があったから早期に核保有国になれただけで、日本が様々な障壁を乗り越えて核保有になったとしてもMake Japan Great Againは成らず終いだと断言できるね
核を持たなかったら+核カードで揺さぶりをかけられれるんですけどね
そのための安保なんだけど、
安保否定論ならばそれはまた別ネタ
残念だが核の脅威は安保で対処できない。大陸から日本に核兵器が撃ち込まれてもアメリカは核報復しないし、そもそも通常戦力による海外派兵は米議会での承認が必要。
地政学的に日本が自立するには核武装が必須。核武装には核物理学等の技術力向上も含まれる。BMD戦略が破綻した場合に備え戦略原潜や自走式核兵器等の開発・導入が必要。
核兵器開発・維持は安く無いし、周辺国の核抑止能力が高いのは当たり前。しかし通常戦力では限界を迎えているのに、「何時までも核兵器は不向き」何て話は通用しない。特に相互確証破壊が成立するから核兵器が有効なのであり、日本が大陸相手に核武装(相互確証破壊能力の獲得)するだけで十分な抑止力が有る。
勘違いしている輩は地政学的に大陸諸国が(核武装した)日本と戦う短所・長所を殆ど理解してない。水源や漁場が豊富なだけの地域を占領するのに釣り合わない打撃を被るのが核の確証破壊。目的が占領でなく破壊でも、攻撃と同等かそれ以上の被害を被れば抑止力になる。
通常戦力で歯が立たないなら、最低でも対中国抑止用の核戦力獲得は必須。日本に核は不要なんて考える輩は、花畑と左翼等の「座して死を待つ」連中だけ。これから日本国内でも核武装の必要性について嫌でも認識するようになるよ。
安保に核の傘は当然含まれてるんですが
何言ってるんですか?
日米安保条約を読んでみれば分かるよ。たしか外務省だったかの省庁HPに全文が掲載されている。
もしそれで自分のコメントが間違いなら、具体的に安保条約内の該当文章をコピペしてくれ。
ガイドラインくらい知っとけよ・・・
日米安全保障条約に明記はされていないが、その運用指針となる
日米ガイドラインに
「日本は、「防衛計画の大綱」にのっとり、自衛のために必要な範囲内で防衛力を保持する。米国は、そのコミットメントを達成するため、核抑止力を保持するとともに、アジア太平洋地域における前方展開兵力を維持し、かつ、来援し得るその他の兵力を保持する。」
と明記されてる。
単に安全保障条約に記載されていないことを根拠に核の傘を無いものとして扱うのは悪質なデマだな
長々とご苦労様です。
日本が核保有すれば韓国も追従して、中·露·南北朝鮮と極東は揃い踏みで核保有国だらけになりますね。
次には保有数の多さと迎撃できない運搬手段の開発競争が待っています。
中·露·北は自称も含めて極超音速ミサイルもSLBMも持っていふので、日本も追いつくために莫大な投資が必要になりますね。
先制攻撃もできない日本がこんなレースに参加する意味が分からない。
憲法解釈によって先制攻撃も可能なので、核開発競争に発展したほうが軍事力や産業の活性化に繋がる。
朝鮮勢は核・運搬手段の開発に大金を投じ、比較的早く弱体化する。しかし日本の場合だと、核・運搬手段の開発に最低限必要な産業の裾野が有る。
後は国債(円建て)を発行して該当産業に公金を投入。そのまま原子力からロッケト産業を活性化させれば、中距離までの核確証破壊能力を獲得するのは容易い。
停滞した原発産業含め活性化させるうえでも、東アジア域内での核開発競争は日本に有益。どうせ何もしなくても中国は核配備数や原子力産業を拡大させるし、米国の各近代化も控えてる。核軍拡レースは既に始まっていると認識すべき。
米ソは戦争しましたか?
アメリカが核を保有した国に軍事行動したことがありますか?
多分あなたは変な漫画の読み過ぎだと思います。
朝鮮戦争から核保有国になるまでの半世紀以上、北朝鮮は非核保有国でしたね
アメリカの非同盟国のうち、非核保有国で戦争を仕掛けられなかった国をまず数えてみては?
日本政府が沖縄が落ちても指くわえた時点で日本各地が現在の自称日本政府の切り捨てが始まりますので今の自称日本政府の統治範囲は東京だけになりますが?w
「自称」日本政府って何だ?
コメ主は、現日本政府を認めていないということか?
真・日本政府がどこかにあるのか?
コメ主がわざわざ「自称」と付けた理由が分からない。
妄想陰謀の人を相手にしなさんな
南西諸島の失陥により、本土内で親中・親露派や独立派閥等の政治勢力が活動開始するのは否定できない。シリアやウクライナの様に政党政府を名乗りながら国土の一部を切り取られている状態なので、日本も明治維新前の討幕戦争に似た内紛状態に陥るかもしれない。
国土を管理できなければ所詮「政府側支配地域」と呼ばれるようになるだけ。
誰かの近未来空想戦争小説でも読んだのかな?
スレ間違ってるよ
小説のほうにな
ヤフコメとかにこの手の意見めちゃめちゃ多いよな。
仮に日本が核兵器保有したらそっちに莫大な予算が流れて通常戦力が低下、中国は普通に通常戦力で日本を圧倒するだろうな。そしてそういう状況になったからと言って、日本が中国相手に核兵器をチラつかせる事なんか不可能。まあ現時点でも通常戦力で圧倒されてるけど
軍ヲタを軽く見る単純な素人のほうがよほど危ないってよく判るよ
核もつだけでは日本の危機は解決しないって
とはいえ、台湾が共産党政権で統一された場合、韓国も核保有の野望を隠していない以上、日本の東西南北を核保有国に囲まれかねないのも事実。
核廃絶からは逆行しているのはわかるが、世界有数のホットゾーンで生き残るため、核保有も検討せざる得ないのでは。
状況次第で核保有を検討すべきと言うのはその通りだけど
安上がりだから核兵器を持つべき、というのはそもそも前提が間違っているので論外
状況次第というのも、日本はアメリカにとって同盟国の中でもトップクラスに核兵器を持たせたくない国なわけで
日米同盟と核の傘があっても核保有したい理由とは何ぞ?という問いを突破しないといけないんだよね
例えば、アメリカがいよいよ衰退してモンロー主義を再来させるか、何かの運命のいたずらで日本が永世中立国にでもなるとか、そういうレベルのハードルかなと
中国が通常戦力だけで日本に侵攻した際どうするの?
日本が核を撃つぞと脅せば中国はその100倍の核を撃つぞと脅してくるだけだぞ
実際に撃てばそうなるだけだろうし
通常兵器で勝てない国では核保有はたいして意味がないってこと
現在の核クラブ国家でも、英国やフランスはこの矛盾に苦しんでるのさ
滅亡戦争まで持ち込む覚悟ならいいけど、領土紛争程度に核が使えるのかよーく考えてないとな
相互確証破壊による核抑止を勘違いしてる。ロシアは核恫喝外交で領土紛争等を牽制している。そもそも核戦力の核抑止は相手に対し不利益な損失を強要する事で機能する。
戦争での勝敗や局地的、或いは戦術的な勝利よりも大きな不利益が有って成立する。だから核の三本柱による確証破壊が確立され、米露だけで世界中を焦土化することが出来る(これが米露の核抑止)。
日本の場合だと対中国・ロシアに対する核抑止だけで十分。戦略核は不要で数百発の戦術核で十分な抑止力になる。
185発の核弾頭SLBMを持っているイギリスがその更新費用だけで財政難に苦しみ、一時は核兵器保有の更新をあきらめかけたぐらいなのに、一から数百発の戦術核とそのプラットフォームの製造・維持しようとしたらそれだけで必要国防費が数十倍に膨れ上がるぞ
そうなれば軍拡で自滅したソ連や北朝鮮の二の舞になるだけ
日本が核武装していれば、そもそも通常戦力だけで日本への軍事侵攻なんて起こりえない。さらに核戦力による侵攻作戦ほど馬鹿げた軍事作戦は無いので、核戦争の場合、相互焦土戦術か特定施設への核攻撃戦術が主体となる。
上の枝主も勘違いしているが、核戦力は全面戦争抑止と恫喝による紛争抑止能力がある。通常戦力で勝てないからと言って核抑止を放棄するなら、そのまま戦争に発展し負けるだけ。核抑止は相互確証破壊により成立するので、単純な核開発から運搬手段等の開発も含まれる。これ等の開発・配備には多額の金が必要だが、どのみち通常戦力で勝てないなら核戦力への方針転換が普通。
もし中露が確証破壊能力を獲得した日本を攻撃。最終的に得られる利益より被る損失の方が大きければ核抑止が成立する。金がかかり配備数に差があるのは、運用国の国土が広く必要とする核抑止力が大きいから。
米露は戦略核より戦術核の配備数の方が圧倒的に多い。核戦争時に互いの都市を焼く焦土戦術は最終段階であり、基本的に戦術核での軍備・社会インフラ攻撃が一般的な核攻撃手段。日本には「戦術核兵器」が最も合理的核抑止と成り得る。
イギリスの核兵器はフォークランド紛争で何か役に立ちましたか?
イギリスが同紛争に核戦力を使用しなかったのは、奪還対象の島(戦場)に落とせる適切な核が無かったから。更に相手が同じヨーロッパ圏と一定の外交関係に在ったので、使いたくても使えなかった。
そもそもイギリスの核戦力は対ソ連等を想定したもので、使用に際し技術的に米国の協力が必要。なので紛争の原因はイギリスの核抑止が限定的だったのと、経済悪化による軍縮路線が大きく影響している。もし当時の英国が単独で使用可能な戦術核を複数保有していたら、紛争は外交紛争に終始していた。
適切な威力とは…
仮にWE177A(0.5〜10ktの可変出力)が適切な威力じゃないならこの世に利用可能な戦術核が存在しないことになるだけじゃ
そうだよ。自分が書きたかったのは、英国国籍の住民が取り残されている自国の島に核攻撃する必要が無いから。
制空権を奪還してから核攻撃が必要な目標も無かったし、制空権奪還前にアルゼンチン空軍が占領した空港への核攻撃が難しかったのも有る。
その理屈で行くとアルゼンチンの基地/艦隊への攻撃は検討されるべきだし、それができないなら日本でだって戦術核を含めた核兵器なんて使えんでしょ
現実には検討はおろか、余計なハレーションを避けたくて使用する気は皆無ですが何か?アピールまでイギリスはしてた訳で
戦術核だからって報復の対象や政治的メッセージの強さから逃れられるなんてことはなく
核兵器はその区別なく強い政治的メッセージと報復のリスクを招くのが今のところの実績かと
机上の空論ほど長い好例ですね
インドの核に対抗して核武装したパキスタンが今どうですか(笑)
何にも変わってないし
それはつまりパキスタンが核を手にしてなくても現在と同じ状況だったと言う事? 現在の状況が核の確証破壊による抑止効果だとは考えれないのか?
もし君がブログ管理人じゃないなら無視して問題ないが、コメントの速さから此処の管理人は日本の核武装について否定的な論調を維持したいと感じる。または、日本の核武装に対するネガティブキャンペーンを展開し、核武装阻止論調を展開したい輩が常駐している様に感じた。
パキスタンは核の傘に入ってないからね
↑のレスした人間じゃないけど
俺の考えを言えば、核の傘から外れた(核の傘という保証が信用に値しないとなった)時点で日本だって核保有を検討すべきと思うよ
本当に保有するかは日米中露のリアクション次第として
もとを辿ればH4~6年ごろに概念設計をやってた16/18DDH(ひゅうが型)も予算折衝なければ2万トン級、つまりいずも型に準ずるものになる予定だったんだよな。F35の調達スケジュールは早まらないので別にSTOVL空母化は早まったりしなかっただろうけど、うみじは割と常に空母保有のために動いてんだよなぁ。
過去の防衛白書なんかでもCATOBAR方式の空母の保有を完全に否定してるわけではなく「時期尚早」みたいな言い方しているので、これも海自宿願への一歩に過ぎないのかもしれない。
STOVL空母やヘリ空母、強襲揚陸艦あたりのプチ空母系はともかく、CATOBARの正規空母なんて必要性も持つ能力もないから流石にないんじゃないかなあ。人員も金もキツイ
3次防ではるな/しらねを中核にした四個護衛艦隊体制に移行したのが現在の護衛隊群の基本形で、これはヘリ搭載で対潜/索敵性能を嵩上げしたDDによる防空艦隊で日本近海の要衝や航路を護衛するための最低数が4個艦隊と試算されたからです。
固定翼で制空/対地対艦任務をこなせる艦載機を運用できる空母の場合、DDHなんかより遥かに効力範囲が広いので艦隊数自体は少なくて済むんですよ。海自が草創期から正規空母の取得を主張してた理由がこれで、艦隊戦でいくら駆逐艦を束ねても空母には敵わないし、日本領海をカバーしようとしたとき駆逐艦と空母じゃ同じ広さをカバーするのに必要な数が全然違って、空母のほうが相対的に省力で済むんですよね(安いとは言ってない)。
仮にCATOBAR方式の空母をこれから取得するとしたら、ひゅうが/いずも型後継で護衛艦隊数=中核艦の数を2か3に減らして、対潜/掃海戦能力は別枠で維持しつつ空母機動部隊を運用する流れになる可能性はあると思います。
ひゅうが/いずもを艦齢延長しなかった場合おおよそ40年代半ばには退役になりますし、その頃は国産の次期戦闘機が完成しているでしょうから艦載機型を用意するなんて選択肢もあったら面白いかもしれないですね。
クアッドや開かれたインド太平洋構想で、かつてのシーレーン防衛構想をガチで実現しようとしている政治的流れからすると、4個かそれ以上の空母機動部隊に随伴する原潜保有すら有り得ると思っているぞ
防衛予算や人員も、長期的に拡大させていくだろうしね
時期的にも、国産の艦上戦闘機を搭載する空母保有は有り得るかと
4次防策定時から機動運用する護衛艦部隊の必要数として海幕が主張していたのは5個護衛隊群でした。予算を含む紆余曲折を経て4次防は3次防を踏襲する4個護衛隊群になり、51大綱の基盤的防衛力構想により海自の5個護衛隊群要望は止めをさされたという経緯です。
これを踏まえ、DDHを編制に加えた所謂護衛隊群8艦8機体制は、不足する兵力数を質的向上で補うという構想でした。
海自が正規空母保有を具体的に主張したことはありません。
2次防策定過程において、海自が対潜作戦上不可欠と主張しヘリコプター搭載母艦(CVH)導入が検討されています。米側の協力も得られることになり2次防原案として提出されたが、当時の防衛局長の強硬な反対により頓挫。以後CVH導入は断念され後のDDH構想に発展したとされています。
これらの経緯は下の防衛研究所レポート『ポスト四次防における海上自衛隊の防衛力整備構想に関する研究-海上防衛力近代化と「8 艦8 機体制」』で考察・解説されています。
ボリューム(55ページ)がありますが、興味があれば読んでみてはと。
リンク
最後の表の見方がよく分からないんだけど
SAR→2012年の時の仕様
APB→最新(このレポートだから2018年?)仕様
ってこと?
左3列と右2列の違いは滑走距離(600ft,471ft?)の違い?
一番分からんのが左から2列目と3列目の違いが、発進時のJDAMが2本か4本かに見えるんだけど
もしそうならJDAM4本の時の方が戦闘行動半径が大きくなるのがよく分からない
教えて偉い人
たぶん、1列:2012見積もり、2列:2019有用性増加が見込まれる目標値、3列:2019最低限達成見込み値、4列:実証済み、5列:現行機の見込み
ありがとう
機械翻訳片手に見ることしかできないから、ミリ的にはどういう翻訳になるか分からなくて全然理解できなかった
いずも型だけでなく、ひゅうが型や次期輸送(揚陸)艦もSTOVL機のプラットフォームとして
整備されるべきだな。海上で着艦可能な艦艇が増えれば、作戦の幅が広がるし、クロスデッキ
も増えていくだろう。
ひゅうが型は運用は無理ぽいですが
緊急時の退避先としてB型の垂直離着陸できるようにすれば
柔軟性につながりますな
そして海自は管制機を陸から回すみたいなこと言ってますが
なにやら危険よね
クイーンエリザベスのマーリンみたいに
早期警戒ヘリに改造しないと、はやく
早期警戒ヘリは管制できないですよ
アジアの連中ならともかく、米軍が試験的に発着した程度で大袈裟な…
固定翼機ってなら何年も前にオスプレイが発着してるし
まだ甲板の一部が耐熱舗装になったのと信号なんかが追加されただけだから
物理的にはその頃からやれたことであって大して変わってない
第二次改修終わって自前の艦載機揃えて運用できる段階になって初めて意味が出るものだろうさ
でもやれる、とやった、はだいぶ意味合が違うのでは?
いずもが積める機数じゃ本格的な航空戦とか無理だろうけど
F35Bが艦隊の目になるだけで艦隊の運用が随分違うだろうな
空自本隊の航空機が来援するまでなら、少数のF-35Bでも強力なストッピングパワーとして機能するのは期待できるね
某半田が早速アンチ記事書いてたな
ヘリ空母を軽空母可することで対潜能力が減るから問題だ、という主張だったけど
ひゅうが、いずもの前は搭載機数3機のしらね、はるなだったんですがそれはっていう
一つ前の記事で言及されているよ。
自分としては自衛能力のあるヘリ空母のひゅうが型は気に入っている。
あと、イタリアみたいに76mm砲を搭載すれば、単独でも(護衛無しって意味)運用できるからね。
もちろん、いずも型の方がひゅうが型より安く、航空能力が高いのは分っているが、中国、ロシア、北朝鮮と色んな脅威にされされている現実と護衛艦不足を考えれば、ひゅうが型もあと2隻くらいあってもいいと思う。
単独で運用できるかどうかは、装備というよりどんな作戦かによると思うけども・・・
アドミラル・クズネツォフやウリヤノフスクの様に、強力な自衛能力を持つ空母いいよね。
対艦ミサイルまでは要らんが。
重い武装は要らない、それより多くの搭載機と燃料弾薬を積むのが本業
空母は単独行動しないし、単独行動せざるおえない設定の国は空母もつ資格なし
だからロシア空母は評価が低いのに
ひゅうが型はヘリやV-22、いずも型はF-35Bと2隻セットにすれば、有効です。
今回の着陸 発艦訓練は戦闘時アメリカ強襲揚陸艦に帰りつけなくなったF35Bをコンバットレスキュウして短中距離空対空ミサイル補充燃料は辿り着けるための半分給油で発艦なら可能を実証したにすぎない。
いずも型で運用できるF-35Bはたかだか12機前後でしょう。これだけでは航空打撃力としては弱い。だから、いずも型のF-35Bはアメリカの空母と一緒に運用し、アメリカを援助する航空打撃力として使うことになるんでしょうね。だからアメリカはいずも型の空母化を歓迎するのでしょう。
それもあるけど、強襲揚陸艦アメリカが沈んだりトラブったときのサポートとして、艦隊にいてほしいんだろうね。
というより、米強襲揚陸艦の任務代替も期待されているとおもう
いずも型とアメリカ級を合わせると、日本に配備されるF-35B運用艦は3艦。
インド洋といったエリアまでの遠征を考えると3隻はいる
いずもに艦載されるF-35Bは空自のものだけになるとは限らないし、もちろん今後アメリカ級に積まれるF-35Bが米海兵隊機だけになるとも限らない
クロスデッキされると考えると、むしろそうなる可能性の方が高い
たかがというけど、北にも南にも振り分けられる移動式航空基地がいずも型2隻で1個中隊分増えるとなると結構高いと思うけどね
最近は中国ばっかり悪目立ちしてるけど、ロシアのADIZ侵入もクソ多いし
定期的に戦略爆撃機で日本一周かますくらいには敵対的だからな
限られたリソースを状況に応じて即座に振り分けられると言う意味ではめちゃくちゃでかい
国防が次のステップに実際に踏み込んだ事をささやかだが象徴する出来事だと思う。実際には、いずも+F-35Bの実力に過度な期待はできないよ、でもこれは、始まりの始まりに過ぎない、遅いと言われようがとにかく始まったのだ。まあ現場は粛々と進めるのみだろうが。
>搭載機数3機のしらね、はるなだったんですがそれは
就役の期間で考えれば30年ぐらい違うんだし考え方変わるでしょ。旧型は対ソ1国だけの潜水艦をメインだろうが、今ならロシア、中国、韓国のそれなりに洗練された艦を相手にしなきゃいけないし。相手がよほどの間抜けじゃない限り対潜は潜水艦と思われるものを見つけたら色々な手段使って徐々に存在をあぶり出す作業で、故障とか消耗も考えたらHSの数は多い方がありがたい。
>イタリアみたいに76mm砲を搭載すれば、単独でも
流石にそれはないでしょ、あんな全通甲板部分にダメージ受けたら価値が激減する艦だと基本逃げか護衛前提だよ。
Japanese Aircraft Carrierか・・・
DDH(駆逐艦)が正式な艦種記号だけどアメリカさん内心Japanese Joke HAHAHA!ってなってそう。
防御型空母は持ちうるというのが以前からの憲法解釈だしCVSでもいいと思っちゃったりする。
なんか延々と核保有を主張する変な人がいるけど、管理人さんもお忙しいとは思いますが、記事の趣旨ともずれている妄想は削除して頂ければ有難い。
主義主張は自由だけど、ここでやられてもね。
皆落ち着け、
約10年後には中国の空母艦隊が太平洋側の日本の接続水域に居て、領空侵犯をしようとする状態がずっと続く。
それに、いずも+F35Bが対処すれば早く対応出来るしF15、F2の負荷も減らせる。
目的はまず、それだとおもうよ。
それにしても、今回のいずも着艦映像、いろんなバージョン見ましたけど、防衛省は宣伝広告に使う意思が各所に見えました。
そうそう、そういうの大事ですよ、防衛省さん。w