読売新聞は14日、日本政府は次期戦闘機の海外輸出を視野に「防衛装備移転三原則の見直しを国家安全保障戦略に明記することを検討中」と報じている。
参考:空自の次期戦闘機、イギリスと共通機体で開発…輸出視野に防衛装備移転3原則の改定検討
日本は救難、輸送、警戒監視用途に限られる装備輸出の制約を緩和もしくは撤廃するつもりなのだろう
日本は米国の支援を受けて独自に次期戦闘機を開発する方針だったが調整が難航したため支援を受ける国を米国→英国に変更、両国は交渉を通じて「次期戦闘機の要求要件」がほぼ一致していることや、1兆円を超える開発コストの抑制が図れると判断、両国はF-X開発計画とテンペスト・プログラムを統合して共通の機体を開発する方向で最終調整に入ったらしい。
ロイターは7月に「日英が次世代戦闘機の開発計画統合する」という報道の中で「両国は共同開発する戦闘機の海外輸出でも協力を行い日本はアジア市場、英国は欧州市場を担当する」と言及していたが、読売新聞は「次期戦闘機の海外輸出を視野に日本政府は防衛装備移転三原則の見直しを国家安全保障戦略に明記することを検討している」と報じており、救難、輸送、警戒監視用途に限られる装備輸出の制約を緩和もしくは撤廃するつもりなのだろう。
因みに産経新聞は「来年度予算の概算要求で無人車輌(UGV)導入に向けた経費を防衛省が計上する。UGVは2015年頃から欧米などで導入が始まり、ユーロサトリ2022に機関砲を搭載した戦闘用UGVも登場した」と報じているが、少なくとも2019年段階で機関砲を搭載したUGVは既に演習に登場しており、人間、UAV、UGVによるチーミングを取り入れた戦術開発が盛んに行われている。
日本はUAV、USV、UUV、UGVといった無人機開発に不可欠な基盤技術を有していても、無人機を戦いに取り入れるための戦術開発が進んでいるとは思えないため、各分野で先行する国(米国、英国、イスラエル、トルコ、エストニアなど)との協力=戦術導入が欠かせないのではないかと思う。
あまり日本では話題にならないが、今年の環太平洋合同演習(リムパック)に米海軍は初めてUSVレンジャーなどで構成されるゴースト・フリート=幽霊艦隊を参加させており、トルコでは実用化に成功したUSV「ULAQ」の量産化(年間50隻体制/非公開の国がULAQを発注しているらしい)が始まっている。
関連記事:日英が次世代戦闘機の開発計画統合で合意に近づく、輸出でも両国が協力
関連記事:英国、無人航空機や無人水上艇を組み込んだ海兵隊のハイブリット戦を公開
関連記事:トルコがミリタリーモデルの無人地上車両を量産化、重量級UGVの開発にも着手
※アイキャッチ画像の出典:財務省 令和2年度防衛関係予算のポイント
前回と違って今回は日本側としても望んで共同開発に踏み切った感じだね
テンペストの機体想像図もNGFのそれにデザインが寄ってきてるし、それはお互いの仕様要求が一致してきて、それが結果的にデザインが似てきたって事なのだろうな
果たしてどれほど日本がイギリスに認められたのかは、今後の開発の推移を見守るしかないが、日本側から今の所は全く雑音が生じていないのを見ると、恐らく日本側としても手応えを感じる状況なのかなと期待してしまう
やや懸念があるとすれば、イギリス側が欧州、日本はアジアを相手に売り込むって話があったと思うが、アジアでこの機体の潜在的顧客は多いように思えないがどうなのだろう
とりあえず、今後も当分このネタで一喜一憂出来るだろうし、楽しみだな
共同開発って言うけど、実績を考えれば8割英国製に成るんじゃないかな?エンジンはロールスロイスに確定(涙)
雑音が聞こえないのは「国産派」や現場の声を封殺しているから(このブログでも「国産マンセーwww」って嘲笑される)。F2だって出始めの当初は「平成の零」とかもてはやされていたし「あの機は実は……」って語られるのはずっと先になると思う。
次期戦闘機の輸出を模索しているのは一機当たりのコストを下げる為。でもアジアを舞台に輸出するとなると、価格では韓国に勝てないし、性能では米国に劣りそうだ。まあ、期待しない方がいい。次々世代に向けて希望を抱こう。
>エンジンはロールスロイスに確定(涙)
いやいや、RRがIHIを評価してくれたからこその共同研究でしょう?
どうしてそうなるんです?
それはテンペストが第六世代戦闘機であり、新世代のエンジンを積むから。
いくらIHIの技術力を評価しているからって、英国最前線のエンジンの機密を開示するわけがない。戦闘機エンジン技術は戦略技術であり、整備面からしても他国に依存することは(輸入国は別として)避けるのが当然。米国もF35は共同開発だけど、虎の子のF22は単独開発で輸出もしていない、そして第六世代も輸出の目途は経ってない。テンペストも英国にとっては虎の子だから「日本抜きで有り得ない」なんてリスクは犯さない。
もしエンジン部分でチーム一体の共同開発とするのなら、ブラックボックス開示は必須であり、現実的なのは旧世代のRRエンジンの近代化改良くらいだけど、テンペストの機体にぴったり嵌るのか?ミニ四駆じゃあるまいし。わざわざ機体構造を変えるなら共同開発の意義も薄れる。
なんか自分の頭の中でだけで完結して意味が分からない文章のように思えるんだが?革新的な新型機作るならエンジンを旧世代の改良で済ませるとは思えない。
それに近年RR単独でやりきったエンジンって何があるのよ?EJ200、F136、V2500とか全部共同開発だからな。制限無くテンペストに積むのが前提ならRR中心に新たにエンジン作るしかないんだよ。確かに高い技術を持っているのは認めるがRR単独で全てやろうとするならそれはそれで茨の道だろう。
テンペストに嵌まるのかって話は現時点で初飛行が5年後の機体がほぼ完成してるって話なのか?5年もあるなら少なくとも設計変更ぐらい楽に出来ると思うんだが。
仮の話、機体がほぼ完成していてもエンジン直径が元の想定より小さく全長が同等以上なら搭載出来るでしょF-16/79みたいな機体もあるんだし、ぴったり作る必要あるの?F-15やF-16がF100/F110どっちも搭載出来るような設計にしたのも文句付けるわけ?
> なんか自分の頭の中でだけで完結して意味が分からない文章のように思えるんだが?
ホントそれ。
結論ありきで理屈をこじつけてる様にしか見えない。
以前もRRと日本の現時点での技術格差について根拠聞いたら「実績」の一点張りだったしなぁ。
《F2だって出始めの当初は「平成の零」とかもてはやされていたし》
お若いの、F-2が評価されたのは配備されて暫く経ってからなのじゃよ。エースコンバットZEROが発売された頃にヴァイパーゼロなんて雑誌に書かれてて「は?」とか思ったもんじゃが。
配備当初は価格もさることながら「主翼強度に問題があり亀裂が入る」「レーダーの性能が低すぎる」などと報道され「アメリカの横槍で生まれた駄作機」みたいな論調だったのじゃが、対艦ミサイル4本積みとか、アップデートによる強化とか、電波吸収素材などの原型機よりも優れた部分などが見直されて今に至るのじゃ。
岡部いさく氏が「21世紀にもなってステルスじゃないなんて」とか「ASMを4発積むと旋回できない」とか書かれたのが量産開始間もない2000年代の初め頃ですからね。
その後、後者は読者から間違いを指摘されて訂正されていますが。
この頃のF-2は対艦番長と呼ばれていて、ASMを4発積んで450海里の攻撃半径を持つことだけが評価されており、見直される様になったのはJ/APG-2に換装してAAM-4Bが運用できるようになって以降のように思います。
> 「21世紀にもなってステルスじゃないなんて」
タイフーン・ラファール「」
残念だったな!
タイフーンはともかくラファールの運用開始は2000年12月だからギリギリ20世紀なんだぜ!
F-2(2000年10月運用開始)「」
そうだったのですか?ご教授感謝します。ならF3はこういわれますね。
「名ばかりの共同開発」「英国に吸収合併された日の丸戦闘機(笑)」
主翼にひびが入るのは開発したての戦闘機には割とよくあることなので、同じことは起こるだろうし、新型エンジン故の不具合も出るでしょう。その度に「不良品」呼ばわりされるかも。
輸出政策もうまくいかなかったら、今度は英国で「日本に任せたせいでRRの信用を落とした」って言われそうで怖いです。
論で勝負して論で負けたなら大人しく黙るのがせめてもの姿勢よ。
もうその願望と悔しさしか見いだせないコメントは情けないを通り越して哀れ。
成長する人としない人の差。
テンペスト向けのEETエンジンの開発は、日本のIHIと英国のRRによる共同開発ですよ。
また、日本の次期戦闘機と英国のテンペストは、ミッションシステム(特にFCS周り)は完全に別ぽいのでアビオニクスに由来する搭載機能は結構違うものになりそうです。
戦闘機能の差別化のためにも、FCSは日本独自のものになるでしょうし。
要素技術の検証や一部コンポーネントを共有しつつ各自で開発、と言う選択肢を含めて協力の度合いを様々に検討した上で「英国8割の共同開発に統一」と言う案に日本が乗る理由がないんだけど。
国産派みたいな口振りだけど国内技術の評価が無根拠に低過ぎるのでは。
もちろん「評価」なんてのは個人の勝手でしかないけど、日本のものづくりと輸出の現場にいて毎月数字見てる人間の1人としては丸っ切り賛同できないですね。
プロジェクトの統合って言うのがね、不安要素でしかないんですよ。共同開発の意義は設計を共通化することで、開発リスクとコストを下げることにありますから、一つのプロジェクトで異なる機体を製造するはずないんです。P1とC2のように一部の共通化に留める方法もありますけど、それなら市場を分ける理由がありません。
日本が乗る理由がないと言いますが、防衛省では国産派と開国派(という名の輸入マンセー)が常に綱引きしている状態ですから、有り得ないことはないです。国産派にとって屈辱のF2も開国派には「成功例」なんです。
国内技術の評価ですが、特に兵器分野においてはカタログでなく「実績」がすべてであると考えております(以前の記事でも指摘いたしましたが)。方や多くの戦闘機を開発し、実戦に幾度も投入され世界中に輸出している英国と、実戦に投入したこともなければ輸出したこともない日本とは、大人と子供の差があると言わざるを得ません。
決して日本の技術を卑下する意図はありません。非軍事・民間においては世界随一であると私も思います。そしてその技術が新興国にとっては軍事転用できるほどのものである事も知ってます。
> 国内技術の評価ですが、特に兵器分野においてはカタログでなく「実績」がすべてであると考えております(以前の記事でも指摘いたしましたが)。
それはものづくりを知らない第三者の視点だよ。
RRが、イギリスが、チームテンペストがどう考えるか、の参考には全くならない。
そもそも日本の技術・素材は「実績」も十分に積んでるしね。
実績が全てならポーランドにK2戦車が採用された説明がつかないんですがそれは。
延坪島で実戦経験があるK9ならともかく
K2は、現在西側でガタガタ煩い成約付けられずに纏まった数のマトモな新造戦車を入手出来る、数少ないソリューションだから…
レオIIやM1やらの現状を見るに、「唯一」とまで言える
F‐3計画当初から日本の技術だけで「世界最強」アメリカの技術支援なんて迷惑という人多くて異論を唱えると袋叩きだったなw
同一機体なら独自にセンサー開発しなくていいから日本の作業が大幅に減らせるだろうしいい事だと思う。
ASF-X震電IIが現実に……
F-3の航続距離をイギリスが求めたのは意外や
その航続距離なんですが、英国は冷戦時代から北海方面の防空が重要視されている(ロシア軍機が結構来るのでスクランブル発進するケースが多い)為、航続距離(滞空時間)も結構必要な要素だったりします。
実際、かつて英空軍がファントムFGR.2の後継機としてトーネードF.2と3(ADV)を開発する際、その対抗馬としてF-14トムキャットが候補に挙がっていた事が有るので、英空軍としても航続距離は有れば良いと思っていた可能性が有りそうです。
>日本はアジア市場、英国は欧州市場を担当する
アジアで売れるか?要求が比較的近いのはオーストラリアだろうが米国との蜜月関係を思うと売れるかな…中東までをアジアに含めればまあなんとか売れるかも
そのアジア市場ですが、考えてみたら意外なポテンシャル・カスタマーがいました。
それは、現在Su-30MKIを約260機運用しているインド空軍。
実は、ロシアによるウクライナ侵攻で、インド向けのSu-30MKI用の部品供給が滞っているらしく、今年3月にインドはSu-30MKIを12機追加発注したと報じられたものの、5月になってロシア側の部品供給と支払いに関する問題から発注をキャンセルしたとの事なので、将来的にはSu-30MKIの後継機をロシア以外の国に求めざるを得ない可能性が有ります。
勿論、現時点では「まさか」レベルの話に過ぎませんが。
アジアじゃねぇって言われそうだけどトルコも潜在的な顧客だと思う
NATO加盟国だしF-35の開発パートナーに名を連ねてるように技術力も西側の信用もあるからハードルは低め(なにかとアメリカの顔色をうかがう日本がOKを出すかはまた別の話)
トルコは自分たちでつくっているし、トルコに輸出したら冗談抜きで虐殺に使われかねない。政府にその覚悟があるならジャンジャンやればいいと思う。
それ言ったらインドだって作るでしょう
自分としては日豪が同じ機体を運用することがキモだと思ってるので、豪以外に売れる・売れないはよもやま話以上のものではないです
インドだと、丸ごと技術移転、自由販売、その他諸々求めて来そう。
テジャスは、どうなるかな?
あそこはフランスのシマやろ。
インドはロシアの防空システムを導入しているから、売れない以前に、売らないと思いますよ。
トルコにF-35を売らないように、ステルス特性を分析される恐れがある。
>インドはロシアの防空システムを導入しているから、売れない以前に、売らないと思いますよ。
そのロシアが、現在ウクライナ侵攻による影響で、インドを含む輸出向けの兵器や部品供給が滞っている状況なんですよ。
現実に、インドは今年Su-30MKIの追加発注をキャンセルしたとの事ですし、今後の事を考えるとロシアからの兵器供給が期待出来なくなる可能性が高い以上、インドは近い将来Su-30MKIを含むロシア製兵器の後継装備の調達先をロシア以外の国に求めざるを得ない可能性が有るのです。
>インドは近い将来Su-30MKIを含むロシア製兵器の後継装備の調達先をロシア以外の国に求めざるを得ない可能性が有るのです。
Su-30MKIの代替を探すとしても、非ステルス戦闘機であれば、国産のテジャスになるでしょう。
それに、インドは自国開発を志向しているから、ロシアの技術で、国内開発・製造することになるのではないでしょうか。ブラモスがよい例です。
Su-30MKIの代替を探す場合、国産のテジャスでは機体規模が小さ過ぎる(想像図が存在した双発版も含む)でしょう。
それと、インドは以前ロシアとの共同開発で、Su-57をベースにしたステルス戦闘機・FGFAの開発を行っていましたが、2018年にテストした装備品の性能不足と開発コストを理由に共同開発から撤退しており、同じく国内開発を目指しているAMCAは詳細不明です。
いずれにしても、今後ロシアの技術を使う場合は部品調達・支払い・西欧諸国との関係等の面でこれまでよりも困難さが増す為、インドもロシアには頼れなくなる可能性があるのです。
>>将来的にはSu-30MKIの後継機をロシア以外の国に求めざるを得ない可能性が有ります。
>Su-30MKIの代替を探す場合、国産のテジャスでは機体規模が小さ過ぎる(想像図が存在した双発版も含む)でしょう。
F-3の売り込みという2035年あたりの話ですので、インドが後継機としてそのサイズを必要と考えれば、テジャスの大型化を第一に検討するだろうということです。
>今後ロシアの技術を使う場合は部品調達・支払い・西欧諸国との関係等の面でこれまでよりも困難さが増す為、インドもロシアには頼れなくなる可能性があるのです。
さまざまな意見があるとは思いますが、日米の対中戦略はインド太平洋が基軸ですので、インドとの関係に亀裂を生じさせるのは、日米も相当の覚悟が必要と思いますよ。
日本製部品を採用した場合の制約を減らす、のが第一義でしょうね。
JNAAMなど共同開発している兵器が共同開発国内でしか利用できないのでは販路が不十分なので、まずはそこからでしょう。
遂に、大マジでテンペストとF-Xの統合が現実味を帯びて来ましたが、今回は日英双方が納得した上で共同開発に合意した形になる為、米国のゴリ押しに屈したF-2の時よりは遥かに良い結果だと思っています。
そう言う意味では、これまで日本側がエンジン等の構成技術の開発作業を続けて来た事は無駄では無かったと言えるでしょう(そうでなければ、そもそも英側がテンペスト計画に日本を招く意味が無い)。
それに、英側にとってもこれまでは軍用機用先端技術開発の場に終始していたテンペスト計画が本当の意味での戦闘機開発へ進む意義は大きいはず。
なので、仮に開発失敗したら日本側の責任も問われかねない為、日英共にここからが正念場ですね。
読売の元記事でも「次期戦闘機に求める性能がほぼ一致している」という点が気になったんですが、スピットファイアと烈風くらいコンセプトがずれてた両計画が最終的にどういうレベルで一致を見たのが気になりますね。
それにしても、日本が欧州と開発した戦闘機の輸出を目論むとは、本当に時代は変わりましたね。
そういえば、機雷除去用のUSVを今年度予算から調達し始めてたな
以前の記事で日本が戦闘機輸出する話を疑ってたけどマジで輸出するんか
時代は変わったなあ
だって新型戦闘機だぜ?もはやあらゆる兵器は輸出することが可能という方向で進んでいくということか
問題は、誰に売るのか、その一点のみ
友好国とまで限定しないにせよ、情報管理など信頼のおける相手を選ばないと、
ま、こっちこそ選ばれるかどうかの側なんだが、
ここで言ってるのは実際に輸出が成立するか否かじゃなくて、
何をどうこじつけても
>救難、輸送、警戒監視用途に限られる装備輸出の制約
この枠内には収まらない戦闘機の輸出を本気で目指す、と言う部分でしょう。
やっとここまで、、、
まだまだ戦後は終わっていない、自衛隊を国防軍と呼ぶ日まで
前提として、次期戦闘機を購入できる国はあるのだろうか、という。
顧客がオーストラリアぐらいしか思いつかない。
オーストラリアはアジアではないような・・・
アジアなら、辛うじてシンガポール、マレーシア辺りが候補か。
輸出は部品供給のみと考えたほうが良いかもしれませんな。
大多数の国はF35で事足りるでしょう。
うーん、オセアニア。
本当に日本がアジアを担当するなら、兼任させてほしいところ。
そこはイギリス連邦の国、イギリスが譲らないでしょうねぇ。
確定・・・日本、イギリス
確率高め・・・イタリア
技術だけ・・・スウェーデン
機体の出来や交渉次第ではポーランドやフィンランドなどにF-35の次として、または第4世代機の買い替え候補になるかもしれません。FCASに奇跡が起きたり、アメリカのNGFが方針転換して輸出することになったりしたら、そっちに靡くかもしれませんが。
共通機体?マジで?
一般的に一国だと開発費が100かかり、共同開発だと150。これを二国で負担すれば75ずつですむとは言われてますが…
防衛産業の希望ですね。
ポシャったら何もかも全てが終わる。
>救難、輸送、警戒監視用途に限られる装備輸出の制約
みんな案外、このこと知らないんだよねぇ。
だから輸出は無理だって何度も言ってたのに。
それを見直すのでしょ。
どうせ、閣議決定だから1週間で変更できるよ。
省令より楽勝。
見直すのは知ってますが。
その閣議決定にどれだけ時間がかかってるんでしょうかねぇ。
野党が邪魔しなければ意外とあっさりか決まるかと。
野党は自身の進退を掛けて猛反発するでしょうね
統一教会問題を長期にほじくり出し自民の議員を多数辞職に追い込んででも廃案に持ち込むでしょう
イギリス側には関連するニュースが一つも報じられてないからなぁ。
勝手に盛り上がってもねぇ。
ネタもとが読売新聞だからね。
上の記事にもありますが、先月ロイターが「日英はF-X計画とテンペスト計画と統合するため合意に近づいている」と伝えています。
このときは日本側報道機関から同じ様な報道は出ませんでした。
ロイターが7月14日で読売が8月14日とぴったり1か月違いというのにちょっと意図的なものを感じてしまいますね。
仮に輸出できなくても、機体を共通化さえできれば、それだけで単価は下がる。
90機(不確かな予定)だった次期戦闘機が、200機にでもなれば御の字。
この計画には、国内防衛関連のありとあらゆる企業が参加している。
それだけにMRJのように失敗すれば、防衛産業は間違いなく破綻する。
ぼうえいそう
防衛装備移転三原則の早期改定が求められる。
閣議決定だから1週間で変更できるよ。
政府のやる気があればそうでしょうね。
実際のところ、まだ検討ですから。
現行防衛装備移転三原則は、国家安全保障会議の審議を経て策定した原案を閣議決定したものです。
現在は、年内に閣議決定するため、国家安全保障会議において国家安全保障戦略と共に改定案を審議中なわけで、文章表現の検討も含め原案策定には一定の時間を要します。
防衛装備移転三原則を全面的に廃止するだけなら、関係省庁への周知と調整の上、閣議決定のみで即決できるでしょうが、そうするわけではありません。
日英の会計年度は同じで4月~翌年3月です。
年度内に日英相互で輸出可能な次期戦闘機共同開発を契約するするには、予定通り年内の移転三原則・運用指針改定が必須でしょう。
三原則運用指針の「(エ) 我が国との間で安全保障面での協力関係がある国に対する救難、輸送、警戒、監視及び掃海に係る協力に関する防衛装備の海外移転」が撤廃されるか範囲の大幅拡大が行われるんでしょうね。
「次期戦闘機に求める性能がほぼ一致している」はちょっと驚きで、それがない限り共用機体共同開発は無いと思っていただけに、望まれるベストな結論に至ったのはなによりです。今後はチーミングUAVやAAM等も日英共同開発になるか注目していきたいところです。
開発完了が2030年代半ばの話ですし、輸出に関しては現状での決め付けはできないと思いますので、まあ長い目で見ていきましょう。
あかん普通の国になってしまう。
武器輸出国になるメリット・デメリットはあるものの、昨今は開発費と技術を一国では賄えなくなってきたから、実戦経験豊富な所と組めるのはありがたい。我が国は素材技術と財布役としてなら右に出れる国はそうそう無いからな!・・・ただ、GDP比3%で足りるかなぁ
>あかん普通の国になってしまう。
ようやく、第一歩を踏み出せそうですね。
GDP比2%程度で収まるようにするためもあって、国際共同開発を積極的に進められる政策の枠組作りを画策しているんじゃないでしょうか。多角的中長期的ビジョンの検討を行っていないはずはないですから。
コストを抑えるなら、共通機体とするのは妥当でしょうね。
ただ、デモ機はイギリス主導で開発するとあちらが言ってるみたいだから、
日本の防衛産業にもノウハウ(特にインテグレーション辺り)が残る形で進めてもらいたいね。
あと、共同開発となったことで、開発期間は伸びるだろうけど、
搭載できるミサイルや連携できる無人機の種類は増えそう。
頼む。
頼むから検討で終わらないでくれ。
中国が第五世代機を量産化してF-35を射程に捉えるのがもはや時間の問題である以上、テンペストが次世代西側戦闘機のスタンダードにならざるを得ないだろう。他に何の選択肢があるというのだ?NGAD売ってくださいお願いします
コスト削減もそうだが先ずは完成させることにおいて確率が高まった。
加えて完成後は日英独自でのオプションが発展するだろうから単純にその辺りの発展スピードも速いと思う。
イギリス主導で構わないから一日も早く配備してほしい
まともなアフターサービス体制も作れない日本製航空機ましてや戦闘機には商機なんて1ミリもないので輸出は全てイギリスにやってもらえばいい
部品やらで開発費回収の足しにできれば御の字だよ
日本を取り巻く環境は戦闘機で商売とか言ってる場合じゃないでしょうよ
将来の防衛産業に工業力なんて無いんだから部品の生産も譲り、生産・重整備もイギリスに頼ればいいのに
射出座席のライセンス生産すら出来ないこの国が、よりによって戦闘機を輸出しようとか狂気の沙汰でしかないですね
大相な夢を見るのも大概にしろ、と…
共同開発機だから直接日本の輸出になるから商売になるのは避けられんよ
歓迎すべきか憂慮すべきか迷う…
欧州の兵器開発って米国に比べて明文化しない、属人的な側面あるから
それでクッソ揉めそうだし、欧州の労働法的に何が何でも定時で帰りやがるから
日本側がイライラする場面が増えそうで怖い。
日本側開発の労働環境が奴隷労働的と問題視されて、日本のコンポーメントがイギリスで輸入禁止になりそう
> Ajaxは乗組員の健康(聴覚や関節)に影響を及ぼすレベルの振動と騒音が走行中に発生する問題に直面、とりあえず走行速度(時速32km以下)や1回の走行時間(90分以内)を制限したり、乗組員にノイズキャンセリング機能が備わったヘッドフォンを装着させるなど対策を行って英国防省はAjaxのテストを続行したが、Ajaxに搭乗した兵士たちはテスト後に聴覚の検査を行うことが義務付けられているらしい。
さらにAjaxは技術的な問題で高さ20cm以上の障害物を乗り越えて後退することができず走行中に発砲することもできないと現地メディアは報じており、英陸軍の関係者は「現在のAjaxで効果的な集団訓練を行うのは不可能と証言した」という報道もある。
デマお笑い韓国軍をも斜め下回る兵器開発もする英国を持ち上げるのはなんなんやろな?
BAC Lightningは結構好きな機体やけど、あの乗りの再現はごめんやで。
本気で共同開発するなら、正直ロシアや中国と組んだ方がまだマシでしょうね
向こうは確実に実績を積み上げてますので
敵国と組む案を出されても困るでしょ
対中対露のために開発する戦闘機なんですよ
実績だけを考えるなら、現在真っ先に飛びつくべき二国でしょうね
ライセンシー等に関しても西側程は煩くないですし
双方とも仮想敵国であるのが非常に惜しい
仮想敵国と組んで、高速鉄道みたいに、技術だけ奪われて御破算にされたいのか
それこそ本気を疑う
英国面かとおもいきや、オーストリアとスペイン共同開発ネタ買収物じゃないですか、英国には凶悪なお笑い兵器が色々と有りますよ。ブルーピーコック核地雷なんか正直凄いと思うのですが‥英国面と日本面が組み合わさり、何が出てきますかね?お楽しみに!
参考
ニワトリを使った核兵器があった【ニワトリ稼働式核地雷】
リンク
日本も負けてませんよ?日本面
リンク
「武器の可能性というのはアイデアだ。性能を満たすのは技術の問題だ。私ならその対空地雷のアイデアは捨てんぞ(サキ・ヴァシュタール)」
英国面ってのは新しい兵器を開発する上ではどちらかと言えば美点だと思いますけどね。
本気で独創的・創造的な試みで失敗するのは必ずしも悪い事じゃない。
バカと天才は紙一重、英国面とゲームチェンジャーは紙一重、とでも言いますか。
例えばパンジャンドラムだって、ちょっと世界線が違って誘導や制御の技術が史実より少し早く発展してれば使い物になった可能性は十分あると思います。
そして今回のRRの組み込み式SGなんかも当初はこのサイトですら言葉こそ選んでましたが半ば英国面扱いだった訳です。
新しく公開されたテンペストのCGを分析すると、中距離空対空ミサイル×4発の内装が限界っぽいので、搭載量の点で心配ですね。
あと、日本が開発したUGVといえば、これまでに「小隊支援用ロボット」が試験運用されていましたけど、今回これが実用化される可能性がありますね。
>新しく公開されたテンペストのCGを分析すると、中距離空対空ミサイル×4発の内装が限界っぽいので、搭載量の点で心配ですね。
輸出先の第三国での運用を想定するなら、あまり機体サイズを大型にするのはまずいのかもしれませんね。
輸出を考えて、機体サイズで日本が折れたのかもしれませんね。
ふつうの国を目指すのは、戦前の軍国体制の復帰が目的ではない
戦後の国際体制の是正こそが表だって口にできない悲願だよ
戦勝国として正義とされてきた5大国が大戦後にやってきたことは、それぞれのエゴのために各地で紛争戦争を繰り返しながら核兵器で他国を抑圧するばかり
この頃トルコやインドなどが大国に従わないのは、むしろ独立国の正当なる権利の行使に過ぎなくて、我々は失ったそれを取り戻す方向を目指さないと戦後は終わらないよ
終戦記念日に思う
UGVの動画を見ていて思いましたが。
これの対策として、落とし穴(笑)が結構有効なのでは。
チャーチル歩兵戦車みたいな車体をしていますが、
チャーチル戦車が有効だった理由の一つは、長大な車体長
にあったと思っています。かっこだけではダメですね。きっと。
蟻地獄(笑)をいっぱい作って、落ちてもらい(笑)、
バッテリー・燃料切れで自滅してもらう(笑)のが良いのでは。
あと、F3/テンペストの販売は、レッテルで分けるのでは。
”テンペストの名前で売るなら日本は口を出さない” となるのでは。
ケトルはつくのかな
緑茶の国と紅茶の国の共同開発だし
長大な航続距離=長い飛行時間→お茶の時間が必須になるのは当然の帰結だよね
テンペストは比較的小型、F-Xは比較的大型だから要求仕様がずれている
という言説をちょくちょく目にしていたけど、結局これはそうした主張をしてた人たちの憶測に過ぎなかったのか、イギリスが要求仕様を日本に合わせたのかどちらなんだろうね
仮に後者ならイギリスの本気度がうかがえるというもの
> テンペストは比較的小型
これよく聞くけどどこが出元なんだろう。
前に言ってた人のソース調べた時は機体規模←エンジン推力←エンジンサイズ(情報がないからとりあえずEJ200と同等と仮定。技術進歩分の推力向上に留まる)、にたどり着いてずっこけたんだが。
出元は分かりませんが、おっしゃる通りEJ200をベースにプロトタイプを開発てのからの勘違いなんでしょうね。
この場合のプロトタイプは技術実証機の意味であって、その点はXF9-1も同じなんですが、どちらも実用機原型と思ってしまったのが考察のベースなのかと。
>EJ200をベースにプロトタイプを開発
むしろそんなのがあるならそこから推し測ったテンペストの規模が流れるのも分かりますが(ただし仰る通り実証機レベルのプロトであれば規模の推定根拠としては弱い)、テンペストでそんな話ありましたっけ?
仏独西のFCASでは実証機のエンジンのベースをEJ200にするかM88にするか、って話はあったと思いますが。
組み込み式スタータジェネレータの実証に使ったのはアドーアだったはずですし。
ちゃんとツイート追って根拠まで見てないから正確なところは分からないけど、元は英が公開した実物大モックアップやコックピット写真からの推定だったはず
あとは「中型」「大型」「比較的」という言葉の独り歩きな印象
2018年公開のモックアップなら「F-22と同程度」「全長19m程度」等と複数のソースで伝えられていて、間違いなく「大型」に分類される規模だと思うけどなぁ…。
今見返すとかなり大きいね
自分はテンペストは中型と主張したことはないけど、22m越えも予想される超大型なNGADやF-3(F-3と書くこともなくなるのか…悲しい)と比べれば中型と言えなくもないんじゃないかなとは思うところ
F-3のサイズの方も「F-22超え」は何ヶ所かで見てますけど、
22m超えは少なくとも公式発表や報道では明確に見た事はない気がします。
知る限り一番大きさが強調されたオーストラリアのゴジラ報道ですら「空虚重量19.7tのF-22すら上回る〜(拙訳」としか言っておらず、大幅に上回る、とは書いてません。
でテンペストのモックはF-22よりわずかに小さいか?と言った感じなので、実は両者の大きさの差って(少なくとも報道等で推測できる範囲では)ほとんどないと思うんですよね。
てか仮にF-3よりはだいぶ小さかったとしても、全長19mで露骨に細長ではないステルス機+コンフォーマルタンク/ベイによる拡張性、の時点でF-15系よりははるかに大きく、おそらくF-22に迫る推力が必要でしょう。
つまりXF9級の双発でも全然過剰ではない訳です。
イギリス側のモックアップが日本に寄ってきてるのでイギリス側の要求が変わった説を推したい
でも、イギリスが日本に歩調を合わせたというよりは、欧州より太平洋をターゲットにしたほうが売れる公算が高いとか日本の財布を頼りにしようなどの打算の結果だと思うので、当初の予想が外れたことを指摘するのは少し野暮なことだと思いますね
ウクライナ戦争見せられたら武器輸出に制限があるのはメリット無いって思うよな
ロシアや中国も今後どうなるかわからんし
いざ武器が必要になって、今更手遅れだとわかって絶望したくない
ドイツも欧州の戦闘機計画は統合されるべきだとの主張が出てきているのでフランスを捨ててテンペストにすり寄ってくるのかな?フランスと組むと艦載機としてシャルル・ド・ゴールでの運用を考慮したサイズになってしまうので、ドイツは嫌なんでしょうね。タイフーンとラファールが分裂した原因がそれだから。