日本関連

日本政府、イージス・システム搭載艦に国産巡航ミサイルを搭載する方向で調整中

読売新聞は17日、政府はイージス・アショアの代替案として取得するイージス・システム搭載艦に「国産巡航ミサイル」を搭載する方向で調整中と報じている。

参考:イージス艦に長射程巡航ミサイル搭載で政府調整…「反撃能力」想定した設計に

イージス・システム搭載艦は船体は従来の護衛艦と同じ「単胴船」に落ち着いたらしい

日本政府は陸上配備型のミサイル防衛システム「イージス・アショア」配備断念後、発注済みのAN/SPY-7(総額350億円)を流用してイージス・システム搭載艦を2隻調達することを決定したが、政府は同艦に敵基地を破壊するための反撃能力を持たせるため「12式地対艦誘導弾の射程を1,000kmに延長した巡航ミサイル(12式地対艦誘導弾・能力向上型)を搭載する方向で調整中」と読売新聞が報じている。

出典:令和4年度版防衛白書 12式地対艦誘導弾・能力向上型

三菱重工業が開発を進めている12式地対艦誘導弾・能力向上型の射程距離は900km~1,500kmに延長される予定で、RCS低減のためステルス化された能力向上型を令和4年度版防衛白書の中で公開して注目を集めたが、射程を延長するため折りたたみ式の主翼を装着した能力向上型は正に巡航ミサイルそのものだ。

これをイージス・システム搭載艦に搭載してミサイル防衛だけでなく反撃能力も備えた護衛艦にするという意味だ。

更に海上自衛隊はイージス・システム搭載艦の情報収集・分析に係る技術支援役務に応じる企業資格に「最新の多胴船の設計・製造等の経験を有すること」と指定していたため、イージス・システム搭載艦の船体はインディペンデンス級沿海域戦闘艦のような三胴船やひびき型音響測定艦のような双胴船を想定しているのではないかと噂されていたが、戦闘用艦艇としての開発実績が少ないことや建造費高騰が懸念されるためイージス・システム搭載艦は船体は従来の護衛艦と同じ「単胴船」に落ち着いたらしい。

出典:海上自衛隊 護衛艦まや

因みに防衛省はイージス・システム搭載艦の船体形式が決まったため2023年度予算の概算要求で建造関連費用の計上予定だが、読売新聞は「船体の完成までには5年以上かかる=船体設計に5年以上かかるという意味?」と報じている。

関連記事:日本向けのSPY-7とイージス・システム、弾道ミサイル迎撃と他目標の捜索・追尾を同時実行
関連記事:米ミサイル防衛局、SPY-7とベースラインJ7.Bが弾道ミサイル防衛に対応できることを実証
関連記事:米ミサイル防衛局、SPY-7とイージスシステムの組み合わせが性能基準を満たしたと発表

 

※アイキャッチ画像の出典:Lockheed Martin

ウクライナ軍がリシチャンシクのロシア軍司令部を攻撃、最大100人が死亡か前のページ

米国とトルコの関係改善を阻止したいロシア、偽情報によるF-16V売却潰しは失敗次のページ

関連記事

  1. 日本関連

    この世に存在しない約800億円の廉価版イージス・アショアは導入不可能

    AN/SPY-1を採用したイージス・アショアは本当に、AN/SPY-7…

  2. 日本関連

    開発中止になった陸自「新型装甲車」計画が再び動き出す!国内開発を諦め海外から調達か?

    英国のジェーンズは、日本の防衛装備が、陸上自衛隊が装備している96式装…

  3. 日本関連

    日本、ベトナムに対する軍艦の建造技術移転や自衛隊との関係強化で合意

    ベトナムメディアはもちろん海外メディアまで、日本がベトナムに対して軍艦…

  4. 日本関連

    空自の次期戦闘機F-Xは日英共同で開発、年内の正式合意を目指す

    産経新聞は14日、日本の次期戦闘機「F-X」はロッキード・マーティンか…

  5. 日本関連

    日本の岸田首相、ウクライナのゼレンスキー大統領とマリア宮殿で首脳会談

    ウクライナのゼレンスキー大統領は日本の岸田首相をマリア宮殿で出迎え、首…

  6. 日本関連

    防衛省、アフガニスタンに自衛隊機と中央即応連隊長を指揮官すると誘導輸送隊を派遣か

    日本政府は在外邦人や日本大使館や国際協力機構で働いていたアフガニスタン…

コメント

    • 名無し
    • 2022年 8月 17日

    何十万発用意するのよ。
    通常弾頭の地対地ミサイルなんて、3000発程度撃たれてもヘッチャラだって、ウクライナ先生が言ってたぞ。
    ヘッチャラなのが既に明らかになってるので、抑止力にすらならない。

    13
      • 名無し
      • 2022年 8月 17日

      ロシア→ウクライナのケースと違って別に日本側から屈服させようって話じゃないし。
      空港とか狙う嫌がらせ用でしょ。意味がないとは思わんが(抑止力にならんというのは同意)

      48
      • 2022年 8月 17日

      ハイマースを撃たれまくってるロシアはそうは思ってないようだが…

      68
      • ブルーピーコック
      • 2022年 8月 17日

      空爆や施設の破壊、シーレーンの遮断をしても簡単に降伏しないのは、かつての日本が証明しているので、核抑止力より役立たないのは確かです。
      が、それで痛くも痒くも無かったかと言えばそうでも無かった訳でして。士気の弱体化や厭戦気分の高まりを演出する心理戦も戦争のやり方の一つなので、高価値目標を攻撃できる手段は持っていて損は無いかと思います。ウクライナだって平然と自国領内のインフラ(橋やら線路やら)を攻撃してるように見えますが、内心ではどう思っているのやら。

      37
      • 2022年 8月 17日

      そりゃ軍事的価値の無い民家や学校に撃ち込んでんだからヘッチャラだろうよ
      日本はそんな勿体ない使い方しないから同列に語れない

      29
      • カリウム
      • 2022年 8月 17日

      結局どういう戦略の元で使うかが重要じゃないか?イラク戦争の時はアメリカ軍の巡航ミサイルでイラク軍の防空陣地と指揮系統が完全に破壊されたわけだし、完全に意味がないとは言えないと思うが
      それに今回のウクライナ戦争では戦闘機も戦車も無人機も大量にロシア軍は導入しているけどウクライナに勝ててないじゃないか。その意味では核兵器以外は全て意味がないという事になるぞ

      48
      • samo
      • 2022年 8月 17日

      日本が持つ反撃能力は敵の殲滅じゃなくて、敵の攻撃能力を削ぐことにあるんだからでは?
      要は、ミサイル攻撃の「連射を防ぐ」ことに重点をおいている。
      敵攻撃能力の封殺はそれこそ日米同盟を駆使する話であって、日本単独で行うことは想定していない

      29
      • ナイトアウル
      • 2022年 8月 18日

       何をしてへっちゃらと?少なからず被害が出てるんだし重要施設や装備に対して精度が高い攻撃をされていないからまだ耐えられるだけでしょ。
       そのウクライナが長射程と高精度な攻撃出来てする事が出来て有利に進める状態もあれば、そんな攻撃すら出来ずに不利な状態が発生しているのも事実な訳だし。

       それに何を勘違いしているのか分からないがそもそも12式地対艦誘導弾能力向上型の開発は敵地攻撃と言うよりは日本国土(本土・島嶼部)を侵略する相手(艦船)に対する安全圏からの攻撃を第一の目的としている。日本国土外への攻撃を主とする物では無く、その機能に関してはあくまでオマケであってそれをして敵地攻撃前提の抑止力が無いとか変な話。
       敵地攻撃能力を真剣に考えるならば対艦ミサイルより弾頭威力・射程・速度向上をしてよりプレッシャーを与えるようなミサイルじゃないと。

       安全圏から一方的な攻撃が出来ない事、安全圏を担保するのに効率の良い戦闘が出来ない事の抑止力と言うのは発生する。全く抑止力たり得ない事は無いだろう。
       

      11
      • かず
      • 2022年 8月 19日

      んじゃあ、中華様や将軍様がいっぱい持ってる通常弾道弾も意味はないって事ですね、良かったー
      これで日本も安心だ

    • 2022年 8月 17日

    …………結局のところこれはただのイージス艦に回帰しただけでは…?

    55
      • 無無
      • 2022年 8月 17日

      単体構造で搭載するイージスにあわせると艦体も巨大化は必然、おそらく世界最大のイージス艦になる
      。巨大化したついでにキャパに余裕が出るから新型ミサイルも積んでおこう程度のなりゆきかと
      本業はミサイル防衛のほうだもんな

      24
      • hogehoge
      • 2022年 8月 17日

      恐らくSPY7駆逐艦のライフサイクルコスト(LCC)とSPY6艦+アショアサイト(ミサイル抜き)のLCCなら後者の方が安いですし、導入も速いかなと。

      SPY7なので駆逐艦仕様にすると、イージスシステム統合作業が別料金や作業遅延が発生する可能性高いんですよ。
      ここまで見直されるなら、コスト的に間違いなくSPY6で建造すべきですね。
      SPY7もキャンセルせず、普通にレーダーとして優秀なのでアショアサイト(ミサイル抜き)で運用すべきす。

      8
    •  
    • 2022年 8月 17日

    今からでも遅くないからアショアにもどせ
    船員確保が難しいから始まった計画なのに本末転倒やないか

    56
      •  
      • 2022年 8月 17日

      迎撃したときの落下物が怖いからアショアは駄目とかいう謎理論でおじゃんになったからしゃーない

      33
        • あお
        • 2022年 8月 17日

        特定の数隻にのみ載っていることが事前に分かっている反撃能力って、意味あるんですかね?
        やるなら、VLSがある船全てに載っている可能性があります、ぐらい言ってほしい

        25
        • 横田
        • 2022年 8月 17日

        到底不可能な非現実的な提案を飲んでしまった制服組が悪いだけじゃないですかね
        しかも地元への説明もずさんすぎたし

        57
          • samo
          • 2022年 8月 18日

          制服組?背広組じゃなくて?
          説明会でやらかしたのも背広組では?

          11
        • トーリスガーリン
        • 2022年 8月 17日

        それの影響が全く無いとは言わないけど、主な原因は居眠り雑資料ガバガバ説明のクソコンボで地元との関係を破壊した背広組と、それらを正さずアショア導入から艦載アショアとかいう安易な逃げ道に走った防衛大臣だよ
        地元と真摯に向き合う事を放棄した防衛省の責任が一番でかい

        66
      • たまねぎ
      • 2022年 8月 17日

      自衛官の俸給上げる方向で予算使えば、と思うけどそうはならないんでしょうね…
      高い装備買っても使う人間がいなきゃ意味がないことに防衛省も財務省も向き合ってほしい。

      4
        • 匿名
        • 2022年 8月 17日

        日本の少子化が進む未来しか見えない時点で、何れ自衛隊の兵員減少は避けられないでしょうからねぇ
        多くの先進国が頭を悩ましてる問題でもありますが

        21
        •  
        • 2022年 8月 17日

        防衛費増で自衛官の給与改善は、当然あるべき、必須だと思います
        若年人口の分母が減るのに、メリットが無ければ、増員どころか今の22万人体制維持も不可能

        22
          • バクー油田
          • 2022年 8月 18日

          今の給与水準が不適当なほど低いのであれば是正すべき、というのが大前提として
          人件費増額は負担が更にひっ迫しますし、金で人が釣れる程大きな給与アップは出来ませんので、些細な給与アップしか出来ないのであればその原資は隊員が気持ち良く戦争が出来るように環境を整える方が良いと思います。
          人件費に関しては、退官した自衛官を一定水準以上の給与水準で採用した企業に対しては税率を軽減するなどの措置を講じる事でコストゼロで自衛官の生涯収入アップをサポートする仕組みを整備して「実質給与アップ」をした方が良いでしょう。
          戦争が近づきまくってる現在、国の防衛予算は出来るだけ不足してる弾薬、装備の充実に充てて欲しいです。

          4
            •  
            • 2022年 8月 18日

            一律2~3割UPでも、5000億円前後とかそんなレベルの話ですけどね

            8
        • 白髪鬼
        • 2022年 8月 18日

        三菱のもがみ型のファミリーで、Mk41 64セル搭載の拡大型があったけど、あれかも。

        あのイメージ図だと、もがみ型の17式搭載位置がVLSになっていて、Mk41じゃないオリジナルぽいデザインだったし。いろいろ辻褄が合ってる。

        機関にしても、対潜戦は自衛レベルの最小限と考えれば、オールガスタービンじゃなくても良いので、ディーゼル併用のもがみ型踏襲でも問題ない。
        ただ問題は、SPY-1よりでかい陸上用SPY-7の搭載方法と電力供給の問題で、高付加価値の艦となるので機関配置はもがみ型と同じと言う訳には行かない気がするし、航行用の機関出力は兎も角、発電用の機関は増強は必須だろうし、結局あの絵とはかなり違ったもこになってしまうかも。

        3
      •  
      • 2022年 8月 17日

      イージス艦純増、アショアが海上リグ案か何かで復活、で良いのでは?

      6
        • δ
        • 2022年 8月 18日

        パシフィック2019でのMHIの資料にあったFMF-AAWにはSPY-7はおろかそれより小型なSPY-6すら搭載できないと思う

        1
          • δ
          • 2022年 8月 18日

          返信先間違えました。
          申し訳ない

      • 名無し3
      • 2022年 8月 17日

      ぶっちゅけ相手がHGVだのHCMだの使い出すとイージスアショアによる広域防空って現状だと筋が悪いし
      結果としてアショアの方が無駄金になってたと思う

      16
    • むし
    • 2022年 8月 17日

    進水時期的に実質こんごう型の後継になりそうだな
    国産巡航ミサイルか・・・一昔前前なら考えられなかったなあ

    24
    • ユーリ
    • 2022年 8月 17日

    イージスアショアを断念すべきではなかったと思う

    27
    • ウツボ
    • 2022年 8月 17日

    これなら055型にも対抗できるな・・・と思っていたら、この艦、常時日本海に展開するのか。純粋に敵基地攻撃だな

    6
    • AAA
    • 2022年 8月 17日

    はえ~ついに国産巡航ミサイル来ましたか
    地上発射型・空中発射型・潜水艦発射型ももちろん作るんだよね

    12
      • フラット
      • 2022年 8月 17日

      地上発射型は26年度から配備開始で、つい先日に23年度には試作型の配備が開始される事が決定。
      空中発射型はスケジュール通りだと28年度に部隊配備開始。これも今後の政府の決定次第では早期配備があり得る。
      潜水艦発射型は次期潜水艦へのVLS搭載の可能性が出てきたので、艦載型を改造してVLSに搭載するんじゃないですかね。

      16
      • ネコ歩き
      • 2022年 8月 17日

      12式地対艦誘導弾能力向上型は、2020年12月に地発型開発が閣議決定され2021年7月から開始されてます。続いて2022年度予算に空発型及び艦発型開発経費が計上されました。(令和4年度防衛白書)
      事前の事業評価書によれば、先行する地発型は2025年度、艦発型は2026年度、空発型は2028年度に開発を完了するスケジュールです。現在、潜水艦発射型は計画の具体化がありません。

      対地攻撃にも使えるのでしょうが、同誘導弾は多様なプラットフォーム搭載が可能なスタンドオフ対艦巡航ミサイルシステムです。陸海空自衛隊が装備化するわけで、将来的に相当数の保有が見込まれます。抑止力は十分にあるでしょう。

      14
    • δ
    • 2022年 8月 17日

    本邦の今後の安全保障環境を考えるとイージス艦純増は避けられなかったんじゃないかな
    まあBMD特化のイージス・システム搭載艦に巡航ミサイルまで搭載したら洋上HVAになると思うけど

    18
    • 成層圏
    • 2022年 8月 17日

    数奇な運命のこのイージスシステム搭載艦は日本初の攻撃型イージス艦になるみたいですね。
    恐らくこの艦の船体は次期こんごう型のモデルになるのだと思う。
    多胴艦の話も造船所を絞るためのトリックで、既にある程度の概念設計が出来ているのではないでしょうか。
    個人的にはイージスアショアよりこちらの方が日本にとって良いと思います。
    (中国やロシアの反応を見ればどちらがいいか分かりやすいですね。)
    2隻では運用が難しいと言われますが、配備する頃には防衛大綱も変わっていて、3隻になっているかも知れません。
    (あるいは次期こんごう型は同様のイージス艦になるかも知れませんね。)

    いずれにせよ、続報が楽しみです。

    29
      • 2022年 8月 17日

      いや、そもそもの問題として海自の人員不足が深刻で、防空体制に陸自から人を出してほしいということでのアショアなのに結局海軍から人員を余計出すハメになってなんも解決になってないどころか悪化してるだけよ
      兵器を動かすための人が致命的に足りない

      30
        • 成層圏
        • 2022年 8月 17日

        海軍を激増している中国に対しては、艦艇を増やさなければ対処できない。
        しかし、海自の人員不足は早急には解決できないので、女性隊員と定年延長、OBの活用、イージスシステムは陸自から人員を回す。そして省力化で乗り切るしかないでしょう。
         恐らくこのイージスシステム搭載艦は130人位で運用できるように試すのではないかな?
        上手くいけば、次期イージス艦も省力化タイプになるでしょう。
        今朝の産経新聞で認知領域の対応も自衛隊がするような記事があったが、宇サ電でも人がいるので、陸自海自の垣根を超えた人員の運用が必要になってきている。

        14
        • 水メロン
        • 2022年 8月 18日

        陸から海へ、の人員移動に関しては、防衛大綱で、陸自の人数縮小をすれば良い。

        ロシアが自業自得で、己の国力を毀損しているから、北海道を削り、九州沖縄方面へさらなる重点配備を進めるべき。
        防衛力で日本最強地域は北海道なんだけど、今後は九州が日本最強であるべき。

        といいつつ、イージスアショアは賛成派です。
        落下物とやらが危険なら、弾はなくともレーダーだけでも配備してほしい。

        1
    • 新・にわかミリオタ
    • 2022年 8月 17日

    ということは、本邦も国産VLSを開発するのか。
    防衛産業支援のための基金や新しい装備開発の研究所も作るみたいだし、今年は色々と変わりそうですね。

    26
      • 戦略眼
      • 2022年 8月 18日

      お隣さんの真似をしてもねえ。

      3
      • 2022年 8月 18日

      規格がバラバラで日本製のモノしか搭載できないフランススタイルの悪寒。
      まだそれなりに輸出していればまだしも、現状では”偶に打つ 弾がないのが 玉の傷”の川柳ですら成立しない、偶に撃とうにもシステムが間に合わない、弾の生産すらしない状況になるのでは?

      3
    • コビー
    • 2022年 8月 17日

    もうやめましょうよ!!!もうこれ以上無駄遣いするのは!!!やめましょうよ!!!防衛予算がもったいないっ!!

    ってのはさておきこんなの建造するぐらいだったら一旦計画見直して本当に必要な物揃えようよ…

    11
      • 感謝します
      • 2022年 8月 17日

      必要な物を揃えようということには同意しますけど、記事にあるとおりSPY-7は発注済みで今さらどうしようもないんですよね。今回のは仕方ないと思いますよ。

      19
        • コビー
        • 2022年 8月 17日

        仕方ないで済まないんですよ…作ったところで有効性も怪しい上に人員不足の海自に余計負担掛かるだけで…河野がアショアの配備計画潰さなきゃこんな事にならなかったのに…正直違約金払ってでも良いからSPY-7の発注取り消して別の方法模索したほうが良いと思いますけどね

        20
          •  
          • 2022年 8月 17日

          すでに発注しているものをキャンセルすると、違約金が発生するけどね。

          違約金は、おそらく数十億円単位になると思うよ。

          それなら、SPY-7を有効活用したほうが合理的だよ。

          29
      • 匿名
      • 2022年 8月 17日

      そうです。本当に必要な物を揃えましょう。
      中距離弾道ミサイル、長射程巡航ミサイル、原子力潜水艦、攻撃型無人機、電子戦機、CTOL空母、等々。
      憲法9条を改正して、日本も攻撃力を増強するのです。これは当たり前の事なのです。
      「日本は弱い。短期間で倒せる」と相手国に思わせてはなりません。日本がウクライナのようにならない為には、「日本は強い。簡単には倒せない。日本を攻撃するのはやめよう」と相手国に思わせる事が必要なのです。

      11
        • δ
        • 2022年 8月 17日

        中距離弾道ミサイル、原子力潜水艦の方がよっぽど必要ないでしょ

        29
          •  
          • 2022年 8月 18日

          核レディ体制、
          「いざとなったら、爆弾さえ出来れば、英仏レベルの核武装はできまっせ」
          という体制を整えるという意志なら、私は良いと思う

          政策の当事者がそこまで考えてるのか、知らんけど。
          どっか奥の院でそこまで考えてる人が居る様な・・居ない様な・・

          6
            • G
            • 2022年 8月 18日

            防衛費が似たようなイギリスを見るとわかりますが核兵器やそのプラットフォームの維持費・更新費は非常に金がかかり、戦争が起きた時に真っ先に使われる通常兵器にかけられる費用を大幅に圧迫してしまうという問題があります
            そのためイギリスは国際的に核兵器所有が認められているのにも関わらず、持っている核兵器はトライデントのみであり、しかもその更新さえ廃止するかどうか大議論になったほどです

            日本が一から核兵器を準備するとなると国際的問題はもちろん、それをクリアできたとしても当然費用がイギリス以上に負担になる、ひいては即時体制がとれる通常兵器・兵士の減少をも覚悟しなければならず、それでいて日米安保による核抑止力以上のものを持ち続けることができるかということも考慮すると現実的ではないと思われます

            11
    • 名無し2
    • 2022年 8月 17日

    SPY-7…国産巡航ミサイルに独自VLS…ステルス省人化設計…ついでにレールガンやレーザー砲も乗せ…和製ズムヴォルト…勝ったな

    8
    • トーリスガーリン
    • 2022年 8月 17日

    これ本当に建造しちゃうのか、地上配備がダメになったから艦載すりゃいいじゃんとかいう話ではないのに…
    本当に海自その他にとって必要で、かつその性能を発揮できる物になってる?
    なぁなぁで進めていいもんじゃない筈なのにマジで大丈夫なんか?アショア計画は不安しかないわ

    23
    • 2022年 8月 17日

    対地攻撃用の長距離射程巡航ミサイル 
    やっとここまでたどり着いた
    国際状況の変化がなければ不可能だったろう

    7
    • おわふ
    • 2022年 8月 17日

    もう建造されるのは仕方ない。
    あおば級でお願いします。
    浮き防空砲台として最後まで頑張って下さい。

    1
    • フラット
    • 2022年 8月 17日

    北朝鮮か中国か、どちらを重視するかの選択の結果だと思うようにしてる。
    イージスアショアは発射機の数も少ない北朝鮮相手には有効でも、先制攻撃&飽和攻撃前提の中国には狙いやすい標的でしかない。その点艦艇型だと生存性は大きく向上する。
    個人的には「戦争の後」の事まで考えるべきだと思うんですよね。日米台中で戦争があったとして、恐らく北朝鮮はこれに関与しない。勝とうが負けようが、戦後に北朝鮮の弾道ミサイルへの防衛手段が必要になる。
    そういうのを含めて、ほぼ確実に破壊されるであろうイージスアショアよりは人金共に高コストでも生存性の高い艦艇型を推したい。

    まあ結局はレーダー無駄にしたくないからゴタゴタしてるだけだろうし、今回の巡航ミサイル搭載とかレーダーの件とか三胴船とか(今回で単胴に決まったけど)、もはや防衛省のハッピーセットと化してるけど

    16
    • よん
    • 2022年 8月 17日

    いうてイージス艦は必要では?
    もうこんごう型もそろそろ退役では?

    11
    • G-yan
    • 2022年 8月 17日

    イージスアショアは敵ミサイルの迎撃です。イージス艦に敵基地攻撃用巡航ミサイルを積むのは敵ミサイル迎撃ミサイルの発射サイロの減数を意味する。イージス艦を一挙に数倍にするなら分かるが、費用からあり得ない。イージスアショアの断熱ではなく、発射機を海上艀系にするとか位置選定を工夫すべき。迎撃ミサイルの1段目が基地外に落ちるとか、それなら、東京を守る迎撃ミサイルはどうするのか?
    意味ある議論をして欲しい。

    1
      • NHG
      • 2022年 8月 17日

      たぶんだけど、長い検知射程を利用しての僚艦との連携を前提に割り切ったのでは
      地上イージスのSPY-7の探知範囲はSM-6の射程より長かったはずだから、割り切りとしてはアリな気がする(高台から海上に配置換えした場合の探知距離の低下などは計算してない)
      あと、「敵基地攻撃能力」と絡めるから分かりにくくなるけど、基本は対艦用途だと思いますよ。大本は「12式地対艦誘導弾」だし

      10
    • t14
    • 2022年 8月 17日

    いい方に考えるとDDXやこんごう後継に繋がるDDGの純増と捉えることも出来るが…

    20
      • 2022年 8月 17日

      その通り
      盾としてイージスアショアが飛来するミサイルを100%防げるわけもなく
      攻撃こそ最大の防御、盾しか持ってない人にはいくらでも切りつけてくるだろうが、矛を持ってる人に対しては切りつけることに躊躇する。

      21
    • st4t
    • 2022年 8月 17日

    イージス・アショアより人員と予算が必要になる。
    海自は凄い嫌がりそうだな(実際に嫌がっているけど)。

    6
    • 霞ヶ浦
    • 2022年 8月 17日

    ミサイル防衛は実質オマケで普通(?)の戦闘艦になると思ってたからまぁ驚きはない
    言われてる様に人員確保をどうするかだろう

    4
      • おるか
      • 2022年 8月 17日

      虎の子のイージス艦に巡航ミサイル積まれてもなぁ。
      最上型の後期生産モデルに巡航ミサイル搭載とかなら多少は打撃力も上がるだろうが…。
      コリアイージスみたいなトップヘビー艦にならないか心配になる。

      11
    • 名無し
    • 2022年 8月 17日

    Twitter情報だけどイージスシステム搭載艦って陸幕案件になってるみたい
    まさかの陸自運用という可能性もゼロではない?

    3
      • 世界常識の半分の防衛費の国から
      • 2022年 8月 17日

      やはり、陸自特殊船だったか‥イメージはキエフ級重航空巡洋艦ですね、これで海自もニッコリ?になるのかな。と思わせておいてキーロフ級重原子力巡洋艦みたいのだったりして、でも陸自ですものね、海自に護衛断られる前提でキエフ級重航空巡洋艦みたいな感じでしょうね、対潜水艦戦闘能力と輸送力確保には航空機運用能力必要ですし、ウェルドックで揚陸作戦出来るようにするハズですし、陸自なのに次の空母と基本設計共通化したいでしょうし。

      参考

      世界で唯一の原子力巡洋艦【キーロフ】

      リンク

      揚陸艦の構造がスゴイ!空母との違いと任務!輸送艦おおすみの3つ弱点

      リンク

      イージス・アショア(地上型イージス)がミサイルの脅威から欧州を守る

      リンク

      そして、これらを足し算して陸自で割ると・・キエフ級に・・

      めちゃくちゃ武装した、簡単に恐れられた、放棄されたソビエト航空戦艦

      リンク

        • 戦略眼
        • 2022年 8月 18日

        陸上からコントロールする無人艦だから、陸自案件なんだよ。
        ちゃんと拡散波動砲も付いて(夢か・・・)。

          • 噂のヤングエリート集団
          • 2022年 8月 18日

          陸自が担当する陸上からコントロールする無人艦といったら…緑のアイツ…?

      • ポン
      • 2022年 8月 17日

      本当だったらあきつ丸よろしい運用ってことか…すげぇな

      3
    • tarota
    • 2022年 8月 17日

    固定目標なぞ的にしかならん
    これでよかったと思うね

    7
    • だいだーら
    • 2022年 8月 17日

    人員確保のために掃海隊群が消えそう
    仮に人員確保できてもダメコン面に不安が残る

    5
    • hiroさん
    • 2022年 8月 17日

    スペックが分からないので、イージス·システム搭載艦とイージス護衛艦の違いも分からないけど、コメント欄では評判が悪いんだね。
    イージス護衛艦を艦隊防空任務に戻すためにも、日本海専属艦は有用だと思うけど(ローテーションを考えると2隻では足りないが)。
    新規設計で省人化も図るだろうしね。
    陸自から海自への異動で海自の人員確保を図る計画もあったけど、最近聞かないからポシャっちゃったのかな?

    5
    • イワンの馬鹿
    • 2022年 8月 17日

    現状護衛艦隊の定数は機動運用部隊32隻と地方配備部隊16隻の計48隻。将来的には6隻プラスの54隻・・・新イージス艦はこの中に入り込める余地あるんですかね?

    3
      • トブルク
      • 2022年 8月 17日

      任務の性質上、日本本土から離れることはないため、護衛艦隊の編成や指揮下ではなく、所属は自衛艦隊直轄としても運用は空自のPAC3や陸自の中SAMとともに本土防空のために統一運用されるんじゃないですかね。
      反撃用の長距離巡航ミサイルまで積むなら、実質的には統幕直轄に近い存在かもしれません。

      5
    • 折口
    • 2022年 8月 17日

    搭乗員不足問題解消の目処は立ちそうですか…?(小声)

    日本海なら結局アショアの利点とされていた航行や戦闘に関わる人間を省けるという利点はもうどこへやらですね。既存DDGと同程度として乗員300人、3ローテーション制なら乗員だけで2400人新規に育成しなければならない…。海自の本家DDGXや艦隊構成変革、米GPIの開発進捗と海軍トレンドがダイナミックに変わっていく時期に「地上配備しないって元閣僚が言っちゃったから」「もう買っちゃったSPY-7が腐る前に」形にという曖昧な理由で進められている搭載艦構想、何もかも怖いですね(しかも主に運用する海自がまだノータッチという)。

    15
      • no war in UA
      • 2022年 8月 17日

      なーんも考えてないんとちゃいますかね(投げ槍)
      まぁ元々雰囲気で戦争する国民性なもんでね

      4
    • 58式素人
    • 2022年 8月 17日

    単胴型船体とのことですが。
    この船もやはり30ktで突っ走るのでしょうね。
    VLSの数にもよりますが、どんな船型になるのか楽しみです。
    素人は3胴型船型になると思っていました。
    やはり、冬の日本海や東シナ海の三角波にはむかないのでしょうか。
    単胴型で30ktで走れて、大型艦かつ大きな積載容積で、
    設計に手間がかからないようにするならば、ひょっとすると、
    ひゅうが型がベースになるのかな、と勝手な妄想をします。

    1
    • マモっちゃん
    • 2022年 8月 17日

    このイージスシステム搭載艦、常時日本海に展開すると引用記事に書いてあるから、機動運用する護衛隊群ではなく舞鶴の地方護衛隊への配属になるはずなのでこんごう型の後継にはなりえないだろ。

    ただ地方護衛隊にDDGを配備するっていうのも過去に例がないせいで、ミサイルに限っても
    ・Mk41を何セル搭載するのか
    ・SM-2/6などの他のSAM、VLAを搭載するのか
    ・12式CMの発射機はMk41に対応するのか新規開発か
    などの具体的な数値が見えないから考察もしにくい。

    イージスアショアのSM-3即応弾が24基というのは資料で分かってるから、プラスで12式CMを搭載するとなると最低でもMk41を24セル以上っていうのが確定してるくらい?

    3
    • 下僕
    • 2022年 8月 18日

    トップヘビー避けるために大型の輸送船みたいなものになるのかな。速力出なさそうだし、北の潜水艦であっさり沈められたりしてな。哨戒機貼り付ければいいとか気楽な事言ってた某顧問さんはそうなったら切腹もんですね。

    1
    • 2022年 8月 18日

    建造は2隻なのか
    常時1隻展開させるにはもう1隻必要だと思うが、既存のイージス艦で穴埋めするのかな。

    • sage
    • 2022年 8月 18日

    実質こんごう後継艦になったのでは 護衛艦としての役目を終えたこんごうを揚陸してコンクリで固めてアショアとして今後活用‥妄想です

    1
    •  
    • 2022年 8月 18日

    艦隊防空、ミサイル防衛できるイージス艦に積むって、せっかくのイージス艦がもったいなくね?
    アーセナルシップでも作れば良いのでは?

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 欧州関連

    トルコのBAYKAR、KızılelmaとAkinciによる編隊飛行を飛行を披露…
  2. 北米/南米関連

    カナダ海軍は最大12隻の新型潜水艦を調達したい、乗組員はどうするの?
  3. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相
  4. 軍事的雑学

    4/28更新|西側諸国がウクライナに提供を約束した重装備のリスト
  5. 米国関連

    米海軍の2023年調達コスト、MQ-25Aは1.7億ドル、アーレイ・バーク級は1…
PAGE TOP