共同通信は1日「日本政府は次期戦闘機開発計画(GCAP)を巡りオブザーバー参加の枠組みを創設する方向で調整に入った」「開発には加わらないものの購入に関心を寄せる国を想定している」と報じたが、GCAP本格開発が直面している喫緊の課題=英国の資金不足解消にはほぼ効果がない。
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未完成システム購入に関心を示すことは「外交上の影響力と友情を買う最も簡単な方法」と呼ばれるため話半分で聞き流すのがちょうどいい
朝日新聞は3月31日「日本政府の関係者はカナダを次期戦闘機計画=GCAPの枠組みにオブザーバー国として加える方向で調整していると明かした」「オブザーバー国はGCAPへの将来的な参画を検討するため英伊日から情報を得られる仕組み」「購入や製造、条件次第では開発段階の参画も拒まない想定」「3カ国は7月にも英国で防衛相会談を実施し、カナダのオブザーバー参加について発表する方向で検討を進める」「カナダがGCAPの枠組みで開発した戦闘機を購入するかどうかオブザーバー参加後に判断する」と報じた。
この報道について小泉防衛相は「関係国との関係があるのでお答えできないことを御理解いただきたい」「一般論としてGCAPは日英伊3か国にとっての同盟国や同志国との協力を念頭に置いて進めてきたものであり、第三国との協力についてもGCAPがより良いプログラムとなるように英国とイタリアと連携して取り組んでいきたい」と述べ、Financial Timesも4月10日「カナダは英国、イタリア、日本が共同で進めるGCAP参加を目指してロビー活動を行っている」と報道。
Financial Timesの取材にカナダ政府関係者は「GCAP参加への動きは防衛装備品調達の多様化と同志国とのパートナーシップ拡大に向けた取り組みの一環だ」「すでに英国には正式な要請書が送付され、日本とイタリアにもまもなく送付される予定だ」と明かし、GCAP関係者は「カナダの参加はほぼ確実に承認される見込みだが、当初3カ国間では参加国を拡大するかを巡って意見の相違があった」と、日英当局も「GCAPのオブザーバーステータスという役割は中核3カ国の枠組み拡大に伴う複雑で時間のかかるプロセスを回避しつつ、新たな国が数十億ドル規模のGCAPプログラムに参加するための道筋として考案された」と述べたらしい。

出典:小泉進次郎
GCAPプログラムに詳しい関係者は「資金調達の問題やコスト超過が避けられなくなるにつれ、中核3カ国は少なくとも6カ国の追加パートナーを招き入れる必要に迫られるだろう」と指摘し、英伊日当局者は「購入国もしくは戦闘機開発への参加に関心を持つ可能性がある国」としてオーストラリア、サウジアラビア、ポーランド、シンガポール、スウェーデン、ドイツなどの名前を挙げていた。
共同通信は1日「日本政府は英国とイタリアとの次期戦闘機開発計画(GCAP)を巡り、第三国輸出を見据え開発状況などを共有するオブザーバー参加の枠組みを創設する方向で調整に入った」「開発には加わらないものの購入に関心を寄せる国を想定している」「7月後半に日英伊3カ国の防衛相が英国で会談し、第1弾としてカナダの参加を認める見通しだ」「次期戦闘機の買い手が広がれば将来的な戦闘機の増産が見込めるため、開発コストの低減につながる」と報じた。
5月30日、シャングリラ会合出席のためシンガポールを訪問中の小泉防衛大臣は、ヒーリー英国防相と会談を実施し、日英防衛協力の着実な進展を歓迎するとともに、次期戦闘機共同開発プログラム( #GCAP )を含む日英防衛協力のさらなる強化に向けて、今後も緊密に連携していくことを確認しました🇯🇵🤝🇬🇧… pic.twitter.com/Me4HPqspDz
— 防衛省・自衛隊 (@ModJapan_jp) May 30, 2026
“新枠組みは機密保持を条件に次期戦闘機の性能や開発状況を情報共有し、参加国の購入を後押しする。将来的に部品製造などの協力も想定される。GCAPにはドイツ、スウェーデン、ポーランドなど複数の国が関心を示している。日英伊防衛相会談は7月後半に開催されるファンボロー国際航空ショーに合わせて実施する方向だ”
このオブザーバー参加の枠組みは「GCAPで開発する戦闘機購入のささやかな後押し」になる可能性を秘めているためアフォーダビリティ性の向上に寄与するかもしれないが、GCAP本格開発が直面している喫緊の課題=英国がGCAP本格開発の複数年契約に供給する資金の財政的裏付けにはほぼ効果がない。

出典:GlobalCombatAir
オブザーバー参加国は少額の参加費用を支払う見返りとして「プログラムの具体的な情報」や「ある程度の機密情報」にアクセスできるようになり、通常はプログラムへの参加やプログラムの成果物購入の判断材料にするものの、共同通信の話が事実なら「創設するオブザーバー参加は開発には加わらないものの購入に関心を寄せる国」を想定しているため、こんなことを言えば日本人は怒るかもしれないが「出資もしていない10年後にしか完成しない未知の機体」の購入確約や先払いを行うお人よしな国など限りなくゼロだ。
よく考えてほしい。日本はGCAPにフルベットしているため「必ず完成する」「完成したものは素晴らしいものになる」「みんなが欲しがるものになる」と疑わないが、日英伊以外の立場なら「10年後にしか完成しない未知の機体」の適切な検討タイミングは「量産機が完成して運用実績や評価が出てきてからで十分」となり、特に未完成システム購入に関心を示すことは「外交上の影響力と友情を買う最も簡単な方法」と呼ばれるため話半分で聞き流すのがちょうどいい。

出典:Edgewing
このオブザーバー参加国の話で盛り上がっているのは欧州主導の国際共同開発(Juste retour/Geo return=出資額に比例したワークシェアを保証する仕組み)に馴染みが薄い日本ぐらいで、F-35プログラム方式=プログラム参加国間の格差(主開発国、Tier1パートナー、Tier2パートナー、Tier3パートナー)やプログラム参加への権利をもたない購入国の構造を持ち出してきて議論しても意味がなく、もし「開発やワークシェアに口を出さず金だけ出してくる都合のいい国」「まだ姿も形もない機体購入の確約だけしてくれるお人好しの国」が登場するなら奇跡だ。
大規模な投資が伴う防衛装備の開発や調達は「すごい性能だからみんな欲しがる」ではなく「出資や調達への投資に見合うリターンを国内産業や雇用に持ってこれるか」が重要で、GCAP計画が抱える高額な開発費用の分担額を現実的に軽減するにはワークシェアの再分配は避けられないだろう。
The chair of the Defence Committee, Tanmanjeet Singh Dhesi, urged ministers to accelerate defence spending to 3 per cent of GDP this Parliament and to weigh new financing tools. Click image for more.https://t.co/5dzxHxbWUN
— UK Defence Journal (@UKDefJournal) June 1, 2026
ちなみに、英国のヒーリー国防相は下院国防委員会で「国防投資計画への資金供給を担保する国防費増額(報道では180億ポンド)の財源」について労働党議員から問い詰められ「この問題について遅々として進展が見られない」「我々はこの局面に適切に対処しなければならない」と決断を迫ったが、ヒーリー国防相は「政府の動きが遅い」という批判を「冷戦終結以来最大となる国防費増額への動きは決して鈍重な歩みなどではない」と一蹴して「必ず国防費増額を実行する」といういつもの回答を繰り返した。
英国がGCAP本格開発の複数年契約に供給する資金は「今後10年間の国防投資をカバーする国防投資計画」によって裏付けられ、この国防投資計画を成立させるには国防費増額のための財源が必要で、スターマー政権はこの財政的裏付けを巡って財務省と対立している。

出典:UK Prime Minister
本来なら2025年6月に発表した「国防戦略の見直し結果」を反映した国防投資計画は2025年秋(9〜11月頃)までに公表される予定で、仮に11月からカウントしても8ヶ月近く公表=国防費増額への動きが遅れているため、ヒーリー国防相の繰り返されるポジショントークは“Are you taking the piss?”と言ったところだろう。
とにかくGCAP本格開発のつなぎ契約が6月末に切れるため、これを回避するにはスターマー政権が6月末までに国防費増額を承認して国防投資計画を公表するしかなく、政治的に国防費増額が難しいなら「再び2ヶ月分の開発資金を承認してつなぎ契約で時間を稼ぐ」という手段に出てくるかもしれないが、どちらにしても早くしないと開発作業に混乱が生じて「GCAP開発作業の遅延や資金供給への不安定さ」を露呈することになり、そうなれば「GCAPはFCASに比べれば順調に進展している」という国際的な評価にも影響を及ぼすはずだ。
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※アイキャッチ画像の出典:GlobalCombatAir





















〜よく考えてほしい。日本はGCAPにフルベットしているため「必ず完成する」「完成したものは素晴らしいものになる」「みんなが欲しがるものになる」と疑わないが〜
〜このオブザーバー参加国の話で盛り上がっているのは欧州主導の国際共同開発(Juste retour/Geo return=出資額に比例したワークシェアを保証する仕組み)に馴染みが薄い日本ぐらいで〜
↑流石にちょっとズレてないか?笑
英伊のチンタラした動きに最も懐疑的で、なんか怪しい動きが報じられるたびに「最悪のGCAP場合離脱して単独開発しろ」なんて話題が上がってたし(実現できるかは別として)、タイムリミットを考慮してGCAPの枠の拡大をずっと渋ってきたのが日本(日本人)だと思うんだけど…
日本というか一部のネット界隈の話でしょうかね。
「GCAPを優先して購入する権利を買うためにオブザーバー参加させてやってもいい」「ただし金は出してもらうが口出しは認めない」なんで人が割とゴロゴロいるのがその界隈です。
「出資もしていない10年後にしか完成しない未知の機体」もズレてますよね。
そもそも米英日伊仏独西以外の西側の国にとって「出資してる機体」も「10年以内に完成する可能性のある機体」も米依存を避けたらほぼ存在しませんから。KAANも国産エンジン機が完成するのは早くて10年後。「今出資してないから将来も出資しない」という理屈もよく分からないし。
「出資してもワークシェア等のリターンを得られない機体〜」なら分からなくもないけど、カナダの場合は「(日本に次ぐ)優先納入」こそが一番欲しいリターンでしょう。
「Juste retour/Geo return=出資額に比例したワークシェアを保証する仕組み」についても英側が EFの大きな失敗要因として否定的な発言してて、このブログの記事でも書いてたはずなんですが。
カナダの場合は(日本に次ぐ)優先納入こそが一番欲しいリターンって何を根拠に言ってます?
カナダが第6世代戦闘機に関する取得について具体的なスケジュールに言及したことあります?
ワークシェアや開発への関与を求めてる根拠だってないでしょう。
CF-18後継機の計画見直し、候補に挙がってるのがグリペン、という状況で「急いでいない」とは私には考えられませんし、
条件次第で云々、とはいえ「オブザーバー」と名付けられた枠組に特に異を唱えずに参加しようとしてるのですから尚更です。
>ワークシェアや開発への関与を求めてる根拠だってないでしょう。
だってオブザーバー参加なんだからワークシェアや開発への関与を求めるわけないでしょ?
これがカナダに開発への出資を求めるならワークシェアを要求されると書いてるのが読めませんか?
CF-18後継機の計画見直し、候補に挙がってるのがグリペンという状況で「急いでいない」とは考えられないのはあなたの妄想です。
CF-18の後継機を本気で急ぐならグリペンなんて候補にあげないんじゃないですかね•••
NORAD統合を捨てるでも無い限りは
後継機を急いでいるから既に完成していて比較的安価なグリペンが候補に挙がるのはおかしなことじゃないと思いますが。
もしかしてカナダのNORAD任務の移管予定をご存知でない?
2030年から現在運用しているCF-18とCF-35を置き換え始めて、2032年に完全移行のスケジュールなんだけど、グリペンのタイやコロンビアの納入が2030年〜2032年まであるのに2032年までに4,50機のグリペンが用意できるの?
ところでその安価なグリペンを運用する兵站基盤の構築も安価にできるんですか?
軍事に興味も知識もほとんど無い世間一般の認識ってことでは?
多少の知識や興味がある層にとっては、
政治的、資金的、技術的なトラブルは起こらないはず → あれ?もしかして起こりそう? → うわ起きそうだ → 国家間のジョイントビジネスは厳しいな → ついに起きたか → 早期解決できるか? → 厳しそう → 間に合うのだろうか?
ぐらいに推移しているように見えたけど。
あと、GCAPにフルベットするのはいいけど、F-15だって老朽化しているんだし、3機種体制を維持するんなら、F-15EXも考えたほうがいいだろ、ぐらいのことは言いたいはず。
離脱しろなんて話題が上がってたのはここのコメント欄くらいだし、XなどSNSの論調を見ると誇張はあるかもしれないが概ね記事みたいな感じだと思いました。
今のうちからオブザーバー枠という制度設計が必要でそれを整えておくことは絶対に必要だというのはわかるのですが、もうなんていうか「でも、英国の予算が本決まりしない限り、GCAP中止もありえるという状況で、なんでこんな現実逃避みたいなことやってるんだよ」という感想を抱かずにはおれませぬ。
1にも2にも英国のコミットメントの明確化が最重要事項で、カネそのものではなく、「英国はやる気があるのかどうかわからない。やめたがっているのでは?」という疑いを抱かざるを得ない宙ぶらりんな状況にこそ問題があるわけであって、まずそれをどうにかしないと何も始まらないではありませんか。
今、深圳のAI企業に米国から、ラボとか製造工場の裏側まで見学できる高額なツアーが大人気なんだそうですが、そんな感じで>オブザーバー枠という制度
どうせならワークシェアはこのまま、不足する金だけ日本が全部出すにすればいいのでは。
どうせなら日本政府はワークシェアはこのまま、不足する金は好きなだけ日本が全部出すとか言えばいいのに。
どうせなら日本政府はワークシェアはこのままでいいから、不足する金は日本が全部出すとかカッコいいセリフ言えばいいのに。
前から自分は無金利で貸し付けようぜと言ってる〜
あっちは10年債で金利5%だから泣いて喜んでくれるだろうがなぁ
《オブザーバー参加国の話で盛り上がっているのは欧州主導の国際共同開発(Juste retour/Geo return=出資額に比例したワークシェアを保証する仕組み)に馴染みが薄い日本ぐらい》
盛り上がった事あったかな? 俺が見たのが『不安がいっぱい』な論調のコメントばかりってだけなのかもしれないが。
イギリスは要らないならとっとと降りて貰って、戦闘機の代わりに国内予算と核兵器に全ベットして頂きたい。プロジェクトで一番害悪なのは、保留で全体を止めること。
プランBが無いうえに現物が必要な以上、穴埋めのために東奔西走するしかないよな
日本が英国の肩代わりするにも、今の情勢で他国の肩代わりで兆規模を出したら、政権が容易に吹っ飛んでしまう
政府の石油対策を信じない層はまだまだいるし、そもそも興味ない層には、論理立てて話すより、感情論を混ぜた陰謀論の方が浸みやすいし
スターマー政権が政治生命を投げ打ってでもGCAP完遂に動いてくれりゃあいいけど、まああり得ないしな
FCASの試算のように総額18兆円もかかるんだったら英伊は1/3も負担できないよ。
一カ国で5~6兆円規模出せるのは日本くらいなもんでしょ。
カナダだけでなく、ドイツ、オーストラリア、その他NATOの国々も参加させないと現実的な予算ラインに届かないわ。
恐らくカナダと防衛装備品・技術移転協定を締結した辺りには、参加がほぼ決まっていたのだと思います。日伊英加の調整が済んだので情報をリークしたって感じなんでしょうかね。
まだ製造にすら取りかかってないペーパーブランの駆逐艦や潜水艦を相見積もり先に上げる国や購入する国だっていくつもあるんだから
別に「GCAPの機体購入の話が出るわけがない」という根拠にはならない
それさっ引いても現時点で金出すならもう技術移転かワークシェア込みの共同開発国になるしかないとは思うけど
結局にところ開発総経費は18兆円以上になってそこに6兆円出せる国は日本だけという理解で良いのかな?
そうなると出資国を増やすしかないじゃん
カナダの参入は濃厚みたいだけどそれだけじゃ足りないからドイツとスペインも入ってくるんじゃね?
ワークシェアリングの再調整が必須になってゴタゴタが続くわけだね
台湾をめぐる中国共産党と日米政府の紛争は習近平政権後も継続する可能性があり
発生する可能性がある武力紛争も長期化・複数回発生すると思われるので
自衛隊の継戦能力向上のためには、中国の攻撃が届きにくい遠隔地のカナダで
自衛隊戦闘機と同一のGCAPの生産を行ってもらうことは、持続的な防衛力を考えれば結構なメリットだと思う。
有事の際に裏切ることなく日本へ部品供給や同一仕様戦闘機供給を行ってもらえる条件であれば
技術移転やライセンス生産はありかと考えます。
今のところ共同開発の悪い所しか出てないね…
各国の開発費を抑えるのが共同開発の一番の目的のはずなのに開発費高すぎな気もするし。
ロールスロイスも舐めたこ言ってるけどエンジンがなぁ、
フランスに来てもらうかXF9が実用化できればいいな。
つーかXF9どーなってるんだろ?まさか15トン出ましたー!で終わってないよね??
一昨年に軽量化とコスト低減の試験を終えたとのことですが、試験開発品なことには変わり無いので、量産化に向けたさらなる試験中のようです。
あとはインドと交渉中で、もしかしたら貸すかもしれないという話が昨年出たくらいですかね。
イギリスの予算については6月~7月までにはなんらかの具体的な情報が出てくると思いますのでそれまで待ちでね。
予算上の問題はありますがイギリスもイタリアもこの計画を止めるという話は出てないですから、現状をあまり悲観的考える必要はないでは。
オブザーバー参加が増えるのはGCAPがそれだけ注目、期待されてのことでしょうから前向きに捉えたいですね。
開発には関わらせないとのことなのでスケジュール的に大きな遅延はないと思います。その為にGIGOとEdgewinの役割を明確に分けたんですから。
ワークシェアの調整はGIGOの仕事であって、Edgewinはその間でも粛々と開発を進めればいいだけの話です。
日本の場合F-2の耐用年数って言う期限があるからね
最悪機能が大幅に削られたとしても、対艦ミサイル積める機体は用意しなきゃいけないからかなり焦ってる
(管理人さんがここまで力説するのは久々に見たなぁ…)
それはそれとして英国はお前マジ…となるというか、大英帝国がこんな有様になっているは見とうなかったっていうか…
幸いにしてリフォームUKは国防は重要言ってくれてるからその点最悪スターマー政権が空中爆散してもなんとかなるかもしれんが…
オフセットなどの経済性云々はもっともな話だとは思いますが、カナダの対米認識というものも重要な視点だと思います。
世界最強の軍隊を持つ国が、信頼のおける同盟国から現実的な脅威へと変わったという衝撃は計り知れないのではないでしょうか。
もちろんトランプ政権が続く間だけという期待もあるでしょうが、その後継政権のスタンスが完全に元に戻るという保証はないですし、トランプ後も疑心暗鬼は拭えないと思います。
F-47が本当に計画通りにリリースされるか(何せボーイングだし)は微妙でも、最終的にはモノになるのは確実でしょう。まさかF-47を買うわけには行かない以上、それに対抗できるかもしれない計画で、兎にも角にも開発が進んでいる機体はGCAPしかないわけで、カナダとしては例え部の悪い賭けだとしてもベットする以外の選択肢がないということだと思います。
韓国のKF-21やKAANといった新興国の第5世代機の技術水準は明らかに周回遅れだし(KF-21に至ってはエンジンが米国製で自国開発の目処すらない)。
GCAPのリスクとしては、むしろ対米関係でけつを割る可能性の高い日本が、いざという時に主要な消耗品の供給を止める可能性です。カナダとしては、その辺で英伊でも全てのパーツを供給できる体制の保証の方がプライオリティのような気もします。なので、日本単独での開発というのは悪手でしかないでしょう。もちろん、GDP比3%を求められている中、財源は問題だとしても単独開発するという政治的選択はないこともないわけですが。
>むしろ対米関係でけつを割る可能性の高い日本が、いざという時に主要な消耗品の供給を止める可能性
ヨーロッパ諸国とアメリカが戦争でもおっぱじめない限りまずそんなことにはならないでしょう。荒唐無稽な話です。