サウジアラビアの関係者は今年2月「英国を通じたGCAP参加協議は順調に進展している」と言及、イタリアのメローニ首相も今月19日「G20でGCAP参加国の拡大について協議した」と明かし、朝日新聞も21日「英伊日がGCAPへのサウジ参加を協議し、今後3ヶ国は本格協議に入る方針だ」と報じた。
参考:Italy, Japan, Britain discuss broadening GCAP jet fighter project to other countries
参考:日英伊で開発中の次期戦闘機、3カ国の首脳会談でサウジ参画を協議
状況が変化した次世代戦闘機に対する見通しを再考する良い機会なのかもしれない
サウジアラビアのハリド・ビン・サルマン国防相は昨年3月、英国との新しい軍事協定に署名後「将来戦闘機システムの共同生産と研究開発プロジェクトを含む包括的なパートナーシップを通じて『Future Combat Air System program(FCASプログラム)』に参加する文書(意向表明書=SOI)にも署名した」と発表。
We signed a declaration of KSA’s intent to participate in the Future Combat Air System program (FCAS) which will strengthen KSA’s defensive capabilities through a comprehensive partnership that includes joint production and R&D projects for future air systems. pic.twitter.com/PXTmnBHVcB
— Khalid bin Salman خالد بن سلمان (@kbsalsaud) March 1, 2023
サルマン国防相は「GCAP」ではなく「FCAS」という語句を使用しているため、海外メディアは「サウジアラビアは英国主導のテンペスト・プログラムに参加することなった」と報じたが、英国防省は「サウジアラビアはFCASプログラムに参加しない。両国は戦闘機分野の協力関係を強化するため実現可能な協力範囲を検討し、両国の繁栄を促進するため『より緊密な産業協力』を推し進めることを確認しただけ」と主張して報道内容を否定。
しかし、複数のメディアが「サウジアラビアは正式なパートナーしてGCAPに参加したいと英国、イタリア、日本に働きかけている」と、Financial Times紙も「英国とイタリアはサウジアラビアの要求に対して前向きだが、日本はサウジアラビアの参加に断固反対しているためGCAPの枠組みに緊張をもたらしている。英国と日本の関係者は『ここ数週間の間にGCAPの枠組みを3ヶ国から4ヶ国に拡大する動きが急速に強まっている』と明かしており、サルマン皇太子はジェッダを訪問した岸田首相にGCAP参加を直接を働きかけた」と報じた。
英国の国防当局者も「サウジアラビアとの関係は戦略的パートナーシップの一つであり、我々の戦闘機計画においてサウジアラビアは重要なパートナーだ。出来るだけ早く(サウジアラビアのGCAP参加が)実現するよう取り組んでいる」と述べ、日本は「サウジアラビアの参加を認めると進めている武器輸出の規制緩和議論が複雑になり、3ヶ国間の交渉が4ヶ国間の交渉になると開発スケジュールにも影響が出て『新型戦闘機を2035年まに配備する』という目標に遅れが出るかもしれない」と懸念。
この問題について米Breaking Defenseの取材に応じた軍事産業総局(GAMI)のアフマド・アル・オハリ長官は以下のように言及。
“サウジアラビアにとって重要なGCAPへの参加は国防省が主導しており、GAMIもローカリゼーションの観点から取り組みの一翼を担っている。サウジアラビアは第6世代戦闘機を非常に重視しているため英国を通じた協議は順調に進展している。我々には選択肢があり何が必要かも良く理解している。ムハンマド皇太子が7年前に述べたように現地化が伴わない武器取引はあり得ず、これはサウジアラビアにとっての信念だ。我々は開発・製造・技術の分野で貢献するためGCAPに技術者を派遣するかもしれない”
Breaking Defenseは「英日伊と異なりサウジは戦闘機の設計と生産に関する産業知識が乏しい」「主要サプライヤーがGCAPの取り組みに参加している中でサウジはワークシェア・アレンジメントで貢献できる規模や範囲を明確に出来ていない」「このような取り決めは利益を最大化させたい参加国の間で激しく争われるのが通常だ」「しかしサウジは財政面での優位性が顕著で開発コストやプロジェクトの健全性に関する懸念を緩和することができる」と指摘し、サウジのGCAP参加は乗り越えるべき課題があるものの「英日伊にとってもメリットがある」と強調。
Thousands are already working to deliver the next generation fighter jet the UK needs to fight & win against future enemies.
Today’s treaty signing will drive forward our Global Combat Air Programme, which will support thousands more jobs and unlock billions to grow the economy. pic.twitter.com/WoBSMs4foJ
— Rt Hon Grant Shapps (@grantshapps) December 14, 2023
RUSIのイザベラ・アンティノッツィ氏も「サウジがGCAPにもたらす貢献は資金のみだ。しかし英国とイタリアはアフォーダビリティの向上に貢献しうるサウジのプログラム参加に前向きで、逆に日本はアフォーダビリティの向上に興味がなく着実な前進と確実な協力関係だけを望んでいる」と、BAEのハーマン・クレイセン氏も「55年間に及ぶサウジとの関係を継続させたいと考えており、各国がサウジのGCAP参加について話し合いを始めている。我々は間違いなくサウジとの関係を維持したいと強く願っている」と述べていたが、どうやらGCAPへのサウジ参加が現実味を帯びてきた。
リオデジャネイロで開催されたG20で英伊日の首脳が会談を行い、イタリアのメローニ首相が「GCAPの参加国を拡大する可能性について協議した」と明かしていたが、朝日新聞は21日「G20で英伊日の首脳がGCAPへのサウジ参加を協議した」「今後3ヶ国は(サウジ参加に向けて)本格協議に入る方針だと複数の日本政府関係者が明かした」と報じており、これが事実なら2対1で日本が押し切られたか、日本も開発資金やアフォーダビリティの向上のため方針を転換したかのどちらかだろう。
国際的にはアフォーダビリティの向上と産業界の商業的機会を追求する方が主流なので「今回の選択=サウジ参加に関する協議」も悪くはないと思うが、日本は装備品の共同開発や海外輸出をせず「防衛産業産業基盤の維持」のため割高な調達を容認してきた土壌があり、開発資金や調達規模のためサウジ参加を容認するのかと反対する声も多いはずだ。
さらに言えば次世代(第6世代)戦闘機について「次の戦争に間に合わない」という見方も存在し、欧米では既存機(F-35、F-15、F-16、Rafale、Typhoon)とウイングマンの組み合わせに対する投資が増えており、米空軍もウイングマンというアイデアが登場する前に計画されたNGADの見直しを進めている最中で、もしサウジがGCAPに参加すれば「2035年まに量産機を配備する」という目標は達成できない可能性が高く、状況が変化した次世代戦闘機に対する見通しを再考する良い機会なのかもしれない。
関連記事:サウジアラビア、GCAPへの参加協議は英国を通じて順調に進展している
関連記事:サウジはGCAP参加のため巨額の資金で英伊を買収可能、日本は未知数
関連記事:英メディアはサウジのGCAP参加を概ね支持、日本人アナリストは反対理由を説明
関連記事:サウジアラビアが要請したGCAPへの参加、英伊は前向き、日本は反対
関連記事:利害が一致した英国とサウジ、戦闘機分野における協力関係の強化を約束
関連記事:サウジアラビア、英国主導のFCASプログラム=テンペスト開発に参加
関連記事:F-35で後悔したポーランド、ウイングマン計画への早期出資を模索
関連記事:第4世代機とウイングマンの組み合わせ、英国とドイツが共同開発を発表
関連記事:第4世代機に対するフランスの投資、F5規格とステルス無人戦闘機を開発
関連記事:Rafaleと無人機の組み合わせ、スペインはフランスの動きに警戒感
関連記事:米空軍の次世代戦闘機、ネットワーク化された能力分散型になる可能性
関連記事:米空軍向けの無人戦闘機を披露、Lockheed Martinは現行のCCAに否定的
関連記事:米空軍、無人戦闘機の初回開発にAndurilとGeneral Atomicを選定
関連記事:米空軍、次世代戦闘機や無人戦闘機の開発に今後5年間で284億ドルを投資
※アイキャッチ画像の出典:GlobalCombatAir
イギリスのスタンドプレーに引きずられて毒を飲むとかアホか
日本のエンジン試験設備がないとなんも形に出来ないようなやつらに譲歩して主導権握られてるようじゃもう駄目だなF-3は
泥舟っぽいのが心配ですねぇ
多国間の利益が競合する国際共同開発だから仕方ないね
日本の都合だけで開発が進む訳が無い
当初の目標(2035年の配備)が現実的でなくなったならリカバリーすれば良いだけのハナシや
F35の増備
既存のF2, F15の近代化改修
或いはオーストラリアに泣きついてロイヤルウィングマンの共同生産 or ライセンス生産も出来るかも
F35の増備
>現在他国の生産の兼ね合いで限界まで順番待ち+tier3が暗礁に乗り上げ中、そもそも、F-2の後継機何で対艦性のが重視。
既存のF2, F15の近代化改修
>どちらから近代改修はしてるが耐用年数ギリギリ。
或いはオーストラリアに泣きついてロイヤルウィングマンの共同生産 or ライセンス生産も出来るかも
>三菱で無人機2機開発中なんで、そもそも別開発になる。
【Financial Times紙も「英国とイタリアはサウジアラビアの要求に対して前向きだが、日本は・・・】
英紙がこう書いてるけど、イタリアの報道からは出資率引き上げたいみたいな記載が多いので
イタリアは悪役を日本に押し付けてるだけで、サウジ参画に前のめりなのはイギリスだけなんじゃないかなと思う
英だって2035年のデリバリーにはこだわってるし2040年頃の自国分の調達や輸出の時期も気にしてるので今の時点でサウジの意見を積極的に取り入れて大きく手戻りする気はないと思いますよ。
石破が防衛大臣時代何をやったかを考えればね…
まぁ普通に死産で終わるでしょうな
GCAPの開発が遅れるのであれば、F-3の調達数を減らしてF-35の調達を増やすしかないのでは?
見切りは早いほうがいいだろう。
GCAPは言って見ればテンペストとF-3と言う兄弟機の開発であって、全く同じ機体では無いので、最悪は日本の離脱か、日本単独の先行になるんでは無いですかね?
F-35の対艦性能じゃ物足りなくて、現状のtier3の惨状からのドタバタ具合を見るに対艦攻撃に用いる戦闘機の代替品になると思えないですし。
F-15J後期型でも30年代までは延命が厳しく、F-2はCFRPで作られた最初期の機体だから延命は厳しいから、GCUPの開発を急いでいる。
まったく同じ出ない兄弟機だとしても設計開発を三国共同で行っている時点で、開発を独断専行できるわけないし、日本単独で開発できるならパートナー国を欧米から探す必要もない。
第五世代機以上の選択肢として米国の次期戦闘機は不明瞭で、とりあえず空飛んでるだけ偉いF-35くらいしか西側の選択肢にない。
GCUPに日本の主導権がなく他の国が遅延させるなら、寿命で退役する戦闘機に代わるのはF-35か純減くらいしか選択肢がない。
真面目に話すのは良いが、計画名をその名前で間違えるのはやめろや。なんかおかしな計画名で話してるなと思って検索したら、Gcupのブラジャーが頭に来たから。
誤字の一つスルースキルがありませんという自己紹介ども
1回だけならtypoかもしれない。
けど2回ならマジでそう覚えている可能性があるのでツッコムのが礼儀というものでしょうw。
兄弟機ですらない機体では?
やっぱGCAPの主導的立場は英国だと思われてんだな
英国にも日本に求めるのは技術ではなく製造ラインと資金と以前に言われてたし金蔓扱いは癪だね
GCAPの主導と言うより、英国はテンペストを他国に機体を売りたいからセールス先を確保しようと必死ですけど、日本はF-3(仮)を現状他国に売る気が無いから、余計な手間を増やす様な事をするなと言う立場を変えてない感じですね、英国は原子力潜水艦との兼ね合いで金がないですし。
英国の戦闘機開発も過去にF-35の開発に噛んでとは言え、ロールス・ロイスがF136が開発中止になって、EJ260も開発が止まってるから、そんなに余裕無いんですがね。
>日本はF-3(仮)を現状他国に売る気が無い
あります。調達費を少しでも低減する目的で、今年3月に「防衛装備移転三原則の運用指針」を改正し、条件付ながらGCAP完成品を輸出できるようにしました。
>英国は原子力潜水艦との兼ね合いで金がない
支援を約束しているAUKUSの豪原潜取得計画における予算の大部分は豪州持ちであり、設計・建造に掛かる英国の財政負担は最終的に還元される性格の案件と思います。それが確認できたからこそGCAP続行を決めたのかと。
日本がサウジアラビア参画に反対している最大の理由は、同国との間に「防衛装備品・技術移転協定」を締結していないからだと思います。スウェーデン参画を見込んで同国との同協定締結を急ぎましたが、スウェーデンは最終的に参画を見送りました。
一方、GIGO設立に係る「グローバル戦闘航空プログラム(GCAP)政府間機関の設立に関する条約」
第49条「(1)追加的な締約国となる可能性がある国と実施機関とが交渉を行うことを許可するためには、運営委員会による全会一致の合意を必要とする。
「(2)非締約国によるこの条約への加入について最終的な決定を行うためには、締約国による全会一致の合意を必要とする。」
と規定しており、サウジ参画の可否協議はこれからです。
サウジアラビアとイランは中国の仲介で国交を正常化し、双方は防衛分野での協力を進めることを確認したと報じられています。GCAPの技術情報等がイランを通じて中国やロシアに漏洩しないか、懸念されるところだと思うのですが。
けど日本の輸出原則ってキモい平和主義で縛りあるからどこにも売れんやろ。絵に描いた餅とはまさにこのことやで。武器の商人になるなら、そんなくだらん制限なんかいらんやろ。
今回のサウジ参加はイギリスのスタンドプレーじゃなくて多分イタリアも賛成してると思います。イギリス、イタリアからしたらNATO内でF35は大量にある状態、仮想敵国であるロシアはウクライナで疲弊している上ステルス機が少ない、FACSという最悪購入、又は参加できる予備プランがあるので第6世代戦闘機開発は大事だが最悪計画が飛んでもどうにかなる。逆に日本はアメリカからの提案を蹴り独力開発を辞めて共同開発に舵を切って、イギリス、イタリアを切っても切れない戦闘機開発計画を結んだという立場なんですよね。日本の仮想敵国である中国は既にj20を200機以上、J35も公開され本邦が持つF15では最早対応できません。頼みの綱のF35も前機揃う時期は不明。こういう状態の日本は2035年までに絶対に開発終了、実戦配備を厳守する必要があります。しかしイギリス、イタリアはそんな事基本的には知りません。サウジはもっと知らない。GCAP計画は共同開発だからこそ1対2の状況は厳しいと思います。問題はここから日本がどうするかでしょうね。サウジをキッパリと断るのか、それとも受け入れるのか。サウジは上海条約機構に参加してるので情報流出の可能性もありますし個人的には反対ですが。
イタリアはドイツに唆されてるのかFCASとの統合を望んでますし、主導権を握り続けたいイギリスとはまた別の方向を向いているんじゃないですかね。現時点でボスのイギリスに従ってるだけかと。
「イタリアはFCASとの統合を望んでる」って2021年11月の報道の話では?
だとすればGCAPどころか日本がLMからBAEに乗り換えるより前のテンペストの話なんで、予算面の懸念からFCASとの統合を望むのも当然かと。
(英伊よりは)資金があり、仏の希望する艦載機と相容れない要求仕様を譲る気のない日本の参入でイタリアの想定は大きく変わってると思いますよ?
英国はお金がないので、サウジを引き込みたいのかな?
空手形で引っかき回すのはイスラエルだけにして欲しいんだけど…。
イギリスとイタリアが日本の下請けになれば良いのに
誰も英伊の実力は疑ってないんですが、やはりトルネード、タイフーンと無駄に開発に時間をかけてフランスに多大な利益をもたらしたイギリスの迷采配がまた発揮されてしまうのか?
本当心配なのはただそれだけなんです。今サウジを抱き込んでもフランスが先に開発完了したら、怒涛の売り込み攻勢が始まるのが分からないのだろうか?
FCASの開発完了は2040年代前半頃になるだろうというスケジュールです。
タイフーン等の反省を込めた開発計画がFCASには参加しない前提のテンペストだったのですが、日本の次期戦闘機計画と多くの仕様共通性があったからこそ日英主導開発の合意に至ったたわけです。
実施機関GIGOには2035年の開発完了が課せられています。経緯からして、仮にサウジアラビアが事業参画することになっても、開発期間中に同国独自の要求仕様を受け入れることは無いでしょう。
さすがにフランスが先に開発完了とはならないと思いますよ。
日本がGCAP離脱してそれぞれ別の物を作った方が全員幸せかと。
日本がGCAPを離脱しても他の国は別々に作らずイギリス・イタリア・サウジアラビア共同で開発するだけでは?
それはそれでどんな結果になるか見てみたい
いっそ、日本はGCAPを金儲けに絞ってはどうでしょうね。
サウジの金使って開発して売って儲ける。
F-3は別で考えるとすると、結局F-35の追加しか無いのかな。。。
お金だけで考えたらF3は素直にF16Vにしますから
さらに言えばF15Jなんて劣化もの作らずF15C買って今頃F15Eにアプグレしてるし
F2なんて酷いもの作らずF16C買って今頃F16Vにアプグレしてる
今日本が第4世代戦闘機のF-16Vを買い増すのは悪手でしょう
またF-15JにF-15E系と同じ能力向上改修は可能で実際やってますが、
機体構造から違うのでF-15C系をE系に出来るわけではありません
正直意味不明なんだがF-15CをF-15Eにアップデート
フレーム構造すら違うんですけどー
一部末期のD型には、D.Eの構造キメラ構造はあるらしいけどさ
正直今更F-16Vは無いしF-2は酷いものではない。F-15Jを劣化版とか言うのはライセンス生産を理解していなさすぎるしアビオニクスに何を使っているかの知識もなさそう。F-15CはEにアップグレードできないという基本的なことすら知らないありさま。
にわかが某k谷の国産兵器下げに影響され過ぎでは?
正直今更F-16Vは無いしF-2は酷いものではない。F-15Jを劣化版とか言うのはライセンス生産を理解していなさすぎるしアビオニクスに何を使っているかの知識もなさそう。挙句にF-15CはEにアップグレードできないという基本的なことすら知らないとは。
某k谷の国産兵器下げに影響され過ぎでは?
まあ最悪日本が抜けてもサウジアラビアが参画すれば資金面で問題が出てくる可能性は低いでしょうし、必要な先端技術も絶対に日本がいなければ成立しないと言う性格の物ではありませんから、サウジアラビアを参画させた方がメリットが有るとイギリスとイタリアは判断してるんでしょうね。
確実に日本が面倒くさいやつだと思われてるだろうな
受け入れるしかないんじゃないの
脱退して一国で開発するというのはありえないですし、日本の外交力で英伊の決断を覆せるわけもなく、ことここに至ればさっさと受け入れたほうがいいでしょうな、なんでゴネてるのやら
GCAPの計画自体が同じ物を作るので無くて、技術を出し合って技術を昇華してその技術を持ち帰って機体を開発して、共通部品を持ちいる事で、コストダウンをはかる、が計画の概要ですから、周辺国の切羽詰まり具合からすると、納期が遅れるなら離脱もあり得るかと。
正直言うと、テンペストの販売国として見据えるならわかりますけど、GCAPの計画にサウジアラビアをかましても技術の昇華とか無く手間が増えるだけですし。
GCAPは単一の開発計画ですよ
テンペストとかF-3とかはあくまで採用名の違いです、ミニミが米軍ではM249だったりするように
現在イタリアレオナルド社でボーイング757が本計画のための実験機として改造され、初飛行も間近です
こうした経過をふいにして最初から単独でやり直せば納期が守れるというのは楽観が過ぎるでしょう
またステルス技術、レーダー技術に関して日本は英伊の後塵を拝しており、単独で要求する性能のものが出来るという期待も持てません
今更離脱はありえません
中途半端な共通化はF-35のような混乱を招きますから、機体の仕様は3カ国でほぼ共通になるでしょう
今から「持ち帰ったもので開発」なんかやってたら35年なんてとても無理ですし
イタリアではB757を基にした実験機が組立中であり、BAEでも27年の飛行に向けて実証機を開発中です
計画を離脱すれば当然これらの恩恵は得られず、全部ゼロから地力でやらなきゃいけません、それで予定通りに行くと思いますか?
また技術レベルに於いても、ステルスやレーダー技術について日本は後塵を拝しており、日本の要求に叶うものを独力で完成させるのは困難です
そもそもこの程度の不和であっさり離脱できるなら、最初から茨の共同開発になど臨んでいません
ステルス実証機飛ばしてるのは日本だけだと思ったけど
後塵ねえ…
心神はF-22を元にした古くさいと言えば古くさい物ですが、飛んでも無いものと比較されるのはどうなんでしょうかね。少なくとも要素技術を日本が用意できる証左ですが、欧州人は共同開発国の成果を見ずに評価する悪癖を美徳と思っておられるようだ。
心神とかいう公式が全く使わなくなったダサいニックネームを擦るのやめませんかね、X-2って名前があるのに
電波暗室も自前で用意できなかった国が、ちょっと実験機飛ばしただけでF-35レベル1パートナーに追いついたと本気で思ってるんでしょうかね
誰も追い付いたとは思いませんが、実機も要素技術もなしにイギリス、イタリアすごいされても具体性のない話に終始しかねないので困るのです。サウジを含めるならなおのことフランス連合より良いことを明白にせねばなりませんし。
追いついてないということでネットの掲示板で話題にする上では十分に具体的でしょう
名前コロコロ変えて同じ人なのか判断しかねるよりは困りません
モノさえ飛ばせば長じてることになるなら、曲がりなりにも完成品を飛ばしてるロシアは日本に圧倒的に優越してることになりますが、それでよろしいですか?
それが有効なのか、運用出来るかどうかは否かとして、開発力があるのは間違いないで。
まあ、まだ、どこも開発が終わって無い第六世代機の開発だから比べるものが間違えてるけど。
誰も否定しない事書かれても困りますが…
え、まさか日本の航空機産業がロシアより上だと思ってる…?
テンペストは「共同開発参加国はテンペストを購入する必要はなく、テンペストの成果を活用して、改修だろうが規模の違う機体だろうが別の部品(エンジンやレーダー等)の搭載だろうが自由にして良い」という構想でした。
仰る通り運用上の混乱や効率低下の原因になる得るし、量産効果もその分損なわれるでしょうが、それでも開発国間の要求の乖離で揉めるよりはマシだ、というのかトーネードやタイフーンの戦訓からたどり着いた英の結論だったんでしょう。
GCAPでは日英が機体規模、仕様上の歩み寄りが可能だったから個別改修の範囲が縮小して「共通機体の開発」になっただけで、根本思想は変わっていないと思いますよ。GCAPと名のつく直前のロイターの計画統合報道にも「小さな設計の差異はありつつも共通の機体を開発」との記述がありましたし。
だからこそ「日本の要求仕様」にこだわってた防衛省も計画統合を受け入れた、とも考えられますし。
F-35はむしろ(型ごとに)完全に同一の仕様にすることで運用の効率化を狙ってたはずですが言うほど上手くいってますかね?
しかもGCAPの重整備や改修は日本機は日本で、英機は欧州で行うでしょうから仕様の違いによる混乱なんて起こらないでしょう。
輸出を考えてもF-35みたいに「良いからウチの決めた仕様の機体を買え」なんて殿様商売のできる商材ではありませんからユーザーに選択の幅がある方が可能性が広がりますし。
なんで?
サウジは政治的にギリギリですが
日本としても重要な産油国なので強硬な反対は貫きづらい
イギリス、仮にイタリアも積極的な立場であれば阻止するのは難しそう
イギリス議会で日本が貢献できるのは資金と生産設備くらいしかないなと小馬鹿にされてるぐらいなんで、イギリスの意向には逆らえないんじゃないですかね。
当初日本が望んでいた期限には確実に間に合わないだろうから、想定される有事に間に合わない兵器に大金を突っ込むのか、間に合いそうな兵器に金を突っ込むのか再考したほうが良いのでは。
韓国みたいに国内外で馬鹿にされながらも歯を食いしばって国産化を進めてきたのと違って、日本は覚悟がないから無理だと思う。
>イギリス議会で・・・・
欧州のメディアや議会議員様は日本の航空産業関連技術の実力に正当な知見がないだけです。
確かに、航空機の開発実績で圧倒的に負け、開発主体企業のMHIはスペースジェット事業撤退に至る過程で経験不足を露呈しましたが。圧倒的に足りないのはインテグレーション関連のノウハウであることは企業・防衛装備庁とも十分に自覚しており、それによるリスク低減を重視するからこそ経験豊富な海外企業との協業を模索したわけです。
MHIにも高い開発力はあります。経験の蓄積によるノウハウが足りないだけです。BAEとの協業では先方が主導する場面が多くなるのは避けられないでしょうが、有意義な提案や意見交換ができるだけの技術力は持っていると思いますよ。
構成要素単位では注目すべき独自技術も持ち合わせています。政府間・担当企業間でも協議を進めてきましたし、GCAP関係者は正当な評価をしているでしょう。
機体はYF‐23をベースにすれば対艦ミサイルをウエポンベイに収納できそう
エンジン、アビオニクス等は現在手に入れられる技術の物の寄せ集めで
重要なネットワーク化はどのような機体を導入しようと必須だし、F‐35とも互換性も必要なので米と共同開発でよくね
テンペストのモックアップの大きさが、YF-23の全長の21mより更に大きい23mクラスなので、再設計必須ですね。そもそも、YF-21にウェポンベイが無いですし、機体自体もマルチロール機と言うより、制空戦闘機だからあまり参考に出来る機体では無いですし。
アメリカ側に日本と共同開発するメリットって有るんですかね?
F-35を追加購入してもらう方がアメリカとしては都合がいいのでは。
米海軍がF/A-18後継を欲しがってますが、話は進んでるんですかね…
アメリカがF-111の再来になりかねない空軍(航空自衛隊)とアメリカ海軍の共同機体の開発をするとはとても思えないのですが。
まあ日本側が完全にアメリカ海軍の要望を受けれいるなら可能性も有るかも知れませんが、それもはや共同開発とは言わないでしょうね。
アメリカとの共同開発なら、B-21ベースの方が良いのでは?F-35ではウエポンベイと燃料積載量的に厳しいのであればb-21ベースの空中給油機バージョンとミサイルランチャー(爆撃)バージョンと無人戦闘母機バージョンとかに分けて開発すれば良いし、格闘戦はAI無人機にさせれば良いし‥確か、アメリカが絡むと日本製の機器類搭載するたびにアメリカの了承が必要で、許可が出るとは限らないので、色々と面倒だから止めたのと、今から始めても、2035年には間に合わないと個人的には予想します。
全翼機は日本では、現在無人空中給油機として開発中です。そもそも、全翼機は爆撃機としては優秀ですけど、速力、機動性を用いた緊急的な離脱に向かないから戦闘機としては使えないですねー。
将来の防衛基盤整備という観点が抜け落ちているようですね。
日米共同開発を見直した結果がイギリス・イタリアとの共同開発なので、さらなる見直しをしたところで遅延以上の成果は考えられません。
また、日本独自の視点ではサウジアラビアを含むことに国民の同意形成が困難です。正直公明党が飲むと思いますか?
現在考えられるのは現状案のとおりとし、サウジアラビアにはイギリスからの輸入品購入という抜け穴程度でしょう。
>現在考えられるのは現状案のとおりとし、サウジアラビアにはイギリスからの輸入品購入という抜け穴程度でしょう
それを要求できるほどの発言力が日本にあると思えない
というか、英伊はもう日本に出て行ってほしいんじゃないかな
面倒くさすぎて
ロールス・ロイスの戦闘機のエンジン開発技術が駄目なので、エンジン開発の目処が経つまでは、抜けられると困るでしょうね。ロールス・ロイスは民間だと成果が出てますけど、軍用機のエンジンは近年はEJ200から発展無く、EJ260はほぼ頓挫、F136は中止と成果が無いですし。
動作テストまで完遂してあとは詰めるだけだったF136を成果にカウントしないなら、IHIも亜音速エンジン作ったのが最後の成果になると思いますけども
F136は調達中止した事よりGEとの共同、しかもGEのYF120ベースで事業比率もGE6割ですからRRの成果とみなすのは無理があるかと。
何故か英伊が一枚岩かのような意見が散見されますが、トルネードでもユーロファイターでも英と独伊で対立を繰り返したのに、今回は上手く行っているんでしょうか…
それこそ日本が抜けたら労働党政権がイタリアに引き摺られてFCAS統合→仏脱落→英vs独伊→開発遅れの黄金パターンになるんじゃ…
サウジは上海協力機構の対話パートナー国で中国との関係を深化させております。
また無差別空爆撃などの戦争犯罪を平気で行う国なので、開発スケジュールが遅れるのを受容してサウジを参加させるメリットは日本に無いですね。
F-15Jの運用期間がF-4EJ/EJ改の運用期間(約50年)を超えそう。
BRICS加盟国のインドにセンサーマストが売れるときは拍手喝采ムードだったんですが、ことF-3のことになるとやたらと難色を示しますね
やはり日本主導でなんても決められなきゃ嫌ですか
艦艇搭載用の通信アンテナと最新戦闘機を同列に扱うことはできません。
日本の次期主力戦闘機の就役が遅れたり中国に情報が漏洩すれば、日本の防衛戦略は大きな痛手を受けます。
つまり護衛艦の通信設備の情報が漏洩しても防衛戦略に痛手がないとお考えなのですか、なかなか斬新な価値観をお持ちだ
共同開発なんだから秘匿通信の仕様とかまで丸々輸出する訳じゃなくてそこら辺はインドがインドの仕様とインドの技術で開発するでしょう(でなきゃ既存艦艇と連接できない)。
構造や材質から脆弱性探られたり模倣されたり程度の不利益はあるかもしれませんが防衛戦略上の痛手とまでは言えないと思います。
相手国での生産であれこちらが売るというのと、共同開発に入れるというのは全く違う話で、センサーマストと戦闘機という違いも大きいので同列では語れないと思いますが。
そもそもサウジが計画にいっちょ噛みしたがってる理由がイエメンのスクールバスに誘導爆弾ぶち込んでユーロファイターを禁輸されたからってのがねぇ…
F-X計画がスタートしたのが2020年10月
当初アメリカと組む予定がイギリスに変更
そこにイタリアも加わってGCAPが発表されたのが2022年12月
そこにサウジを加えるかどうかで紛糾してるのが2024年現在と
他国の事ならやっぱり共同開発ってダメだわって笑ってられる案件なんですけどねぇ
「(独自の要求仕様や改修の自由度を確保するために)国外企業の支援を受けて自国主導で開発する」の支援企業をLMにしようとしたけど話うまく擦り合わなくてBAEに乗り換え、
BAE主導のテンペストと統合されてGCAPとなりイメージがどんどん大型化(日本仕様に寄って来てる?)、
その間サウジがしばしば秋波送って来てて、それに対する日英伊の意見は一致しておらず、今回ようやくそれについて本格的な協議を行う、というだけで、
全体として話は大してブレてないと思いますけどね。
むしろGCAPになってなかったらゲルがまた勝手に潰してたかもしれない。
もちろん今回の「協議」の結果含めまだまだ油断はできませんけどね。
アメリカとの共同開発をナショナリズムに駆られて蹴っとばした報いじゃないすか。サウジの参加と開発計画の遅延はあまんじて受け入れるしかない。
>ナショナリズムに駆られて蹴っとばした
ソースの提示を求めます。
アメリカも共同開発かつ日本の参画6割を提示してたんだから「ナショナリズムに駆られて」というのはおかしい
新情報は「日英伊でサウジ参加を協議する」だけで後は全部過去情報のリピートですよね。
なのに英の「2035年のデリバリーが重要」、伊の「開発の初期段階で3カ国から増やす予定はない。その後増やすとしても3国の同意が必要」、の様な発言は何故か外して「サウジの参画を全面的に推進する英伊×認めない日本」の構図であるかの様に伝えるのはいささかアンフェアではないかと。
(いつから管理人が公平だと錯覚してた)
まあ個人ブログなんで出し入れの匙加減は自由でしょ
事実のみの構成でも誘導はできると
問題なのは嬉々として失敗を望む底辺が意外に多いことかな
こいつらはエンジンだけでも50年費やしてるってことが分かってない
そんな簡単に譲歩できるかよ
管理人さんが「中立なんか目指してもいない」と公言してることは承知の上の「感想」で別に訂正しろとも是正しろとも言うてはおりません。
反対してるのが「底辺」だという決めつけ煽りには同意しません。完成すれば「強力な兵器」なんだから反対する理由は色々とあるでしょう(賛同も擁護もしないけど想定や理解はできる)。
それより「次期戦闘機の成功を望んでるのにGCAP撤退を期待する層」の考えが理解できないですね。今撤退なんかしたら共同開発済みの日本分の技術まで自由には使えなくなるのに…。
物品役務相互提供協定結んで無い国を入れて、中国に情報が渡る恐れがあるなら。最悪GCAPから離脱してFCASに合流する手もありますからね。
イタリアもFCASに合流する事に積極的ですし、セールスで有利に進めたいのは分かりますけど、その国が何のために開発を進めてるのかを無視するのはダメですからね。
管理人さんがは「公平というつもりはない」と公言してるのはそうだが、客観的に見て自称公平の人たちよりよほど公平にやっていると思う。別に誘導はしてないでしょ。
ですからこの記事については「情報の取り上げた方が偏っておりアンフェアだ」というのが私の感想です。
貴方の感想とは一致しないかもしれませんがそれは当然ですね。
「全面的に推進する英伊」という印象は特に受けませんでしたが
BreakingDefenseや英国防衛研究所がサウジの技術レベルの低さを指摘していることも取り上げていますし、サウジが他三カ国と同等の立場で計画に参加できそうだとはとても読み取れません
身も蓋もない言い方をすれば「英伊は金ヅルとしてサウジを引き込もうとしており開発パートナーとしては期待していない」という印象を受ける方のほうが多いのでは?
問題は「サウジの参画を推進するか」であって「サウジをどう評価するか」の問題じゃないし「(現時点で)サウジが日英伊と比較して航空産業・技術レベルで見劣りする」なんて議論の余地もない客観的事実でニュース価値もないでしょう。
「アンフェア」の印象を拭う材料にはなりませんね。
評価が悪ければ「全面的に推進」という印象も持たない、というのが一般的な思考であるかと思いますね
ニュース価値もないとか「アンフェアの印象」とか全部あなたの感想なんですよ
別に感想を表明してはいけないとは言いませんが、主語を拡大して批判に持っていくのはこれまたアンフェアではありませんか
いや「英伊がサウジの技術目当てに参画を求めてる」なんて本気で思ってる人いるんですか?
いるなら私の認識違いでしたが。
> 評価が悪ければ「全面的に推進」という印象も持たない、というのが
少なくとも私から見れば「サウジ合流」の目当てがサウジの航空技術じゃなくて資金なのは最初から明らかですからそこに因果は感じません。
貴方がそうでなく、主語に含められた事にご不満であればそれは申し訳なかったですが。
もちろん「アンフェア」は私の感想ですよ?
それを妥当な批判ととるも取りに足らない言い掛かりの雑音ととるも管理人さんの自由でしょう。
言い掛かりの雑音と認識されても仕方ないという自覚が確認できて良かったです
個人ブログのコメ欄でそれ以上の事ができる訳ないでしょう。
当たり前じゃないですか。
G20のくだり以外はほぼ使い回しですね
ネタ切れなんでしょうか
サウジ参加について真剣に検討が始まったことは軍事系のニュースブログにおいて取り上げない理由がないですが、ネタ切れとは
いやネタ切れは無いでしょ。この更新頻度と内容で
イギリスがテンペストを売る事を確約する見返りにサウジが資金提供するって形ならええのではないですか
上でも言われてるように技術をすり合わせ昇華させそれぞれの機体を作るって話ですし
問題はその技術開発が遅れる事、F-3(仮)が間に合わないとなった時のつなぎをどうするかという事
え?GCAPってもう明確に共通の戦闘機を開発することになってるはずじゃなかったっけ?
防衛省のサイトの輸出についてを見てもGCAPでの成果を得られた、共通部品を使った機体の輸出に付いてだから、同じ機体では無いと思う。
「共通の機体」と言ってるだけで「全く同一の機体」とは言ってないどころか、少なくともアビオは個別に仕上げると言ってるし、日本向けが完成してから英向けの配備までにも改修するってのも言ってますよね。
エアフレームを「滞空&ペイロード重視の日本向けを翼端詰めてインテーク絞って高速寄りにする」とかエンジンは外形変えずにセッティング変更や低圧圧縮機やE2SGの段数変更とかなら影響範囲を最小限に抑えて各国の希望に寄せる事は十分可能でしょう。
それで揉めずに開発が進み、輸出の際の選択肢が広がるなら多少の量産効果の低下は安いものでしょう。
確実に分かるのは、日本向けGCAPは機銃があって、イギリス向けGCAPは機銃は無い
ぐらいかなぁ…
搭載ミサイルも別個(だったはず)、ウイングマンも別個
「兄弟機」ではあるけど「同型機」ではない
こんな機体開発過去にありましたっけ…?
公式に「日本向けは機銃あり」なんて話ありましたっけ?
絶対要らないと思うけどなぁ。
対領空侵犯措置用に必要ならレーダーリフレクタ兼ねたガンポッドとかでいいんだし…。
F-3終了のお知らせ
日本関連の記事になると途端にコメントの雰囲気変わるね
ウクライナ侵攻以前は日本関連のほうが荒れがちだったのにすっかり逆になってしまった
言うて財布大事だろ
斜陽国家ニッポンに戦闘機とかいう使わないオモチャ買う金ねんだわ
F-2の調達を潰した石破が政権取ったから、F-3も生まれる前に潰されるかもね
周りを友好国に囲まれた永世中立国のスイスだってF-35買ってるのに「戦闘機とかいう使わないオモチャ」と言うのはおかしい
日本なんて年に何度スクランブル発進しているか知らないのか
しかし今更資金面でイギリスがサウジ加入させる意味が分からん
イギリスのGCAPに関する質疑応答では「金は日本が出すって言ってるから何とかなる、それよりもスケジュールがキツイ」って言ってたのにな
当面の金より将来の投機なのでは?
ここでイギリス機(イギリス人は日伊を下請けと思っていらっしゃる)を買わせとけば、第7世代以降の戦闘機の売り込みでも有利。サウジに買わせるにはサウジの要求飲んで開発チームに混ぜないといけないが、イギリス的に問題ない
イギリス担当分のお金もないんじゃないですかね?
空母に原潜と金食い虫抱えてますから
英側の報道だと日本はスケジュールの遅れが発生すれば離脱する、GCAPが頓挫すれば英国の最新戦闘機製造技術は喪われるとの認識だから、ここで言われているほど英国が主導権を握っているとは思えないけどね。GCAP関連だとどうせ日本に出来るわけないって思ってるのか、変な人が多いね。
英国の要素技術の開発や入札情報って、目玉のE2SG以外にあまり出てこないんだよね。日本側は順調に進んでるみたいだけど。
エンジン試作機も英国仕様日本仕様で分けるみたいな話が出てたし、落とし所はサウジが噛むなら英国仕様でってなるんでないかな。
寧ろ日本開発分は順調だからこそ、コアとなる英(+伊)が例にもよってグダグダしているのが日本としては不愉快なんだと。幾ら開発が順調でも最終的にはコアに仕様を合わせるのに、いきなり中東でも使える物作れ(サウジ仕様)なんて言われてキレない方がおかしい。知らない聞いてない時間返せ。
まあ昔からここは大正義欧州欧米やしある程度はしゃーないよ
最近は「売れてる兵器は正義」みたいな風潮があるような
売れている機体の方が、(潜在的に)価格も下がるし。品質も上がるからね。スペアパーツも入手しやすくなるし。オプション装備の開発も進むだろうし。
一台当たりの開発=総開発費/販売台数 だし。生産のための工作機械の減価償却とも良くなるからね。
ネタニヤフ首相もICCから逮捕状請求されちゃいましたし、アラブ諸国に恩を売るためにも参加を受け入れちゃえばいいんじゃ無いですかね。少なくとも資金面で大きなメリットもありますし
金のないイギリス、協調性のないフランス、ノウハウと主導権のない日本、イタリア、ドイツ、開発力の落ちてるボーイング、互換性のないロッキードマーチン…
F-35に続く第5世代以上の戦闘機は何時出来るんでしょうか?
ステルス機は空力性能やペイロードが特殊だから、ステルス機に適合した要素技術が必要な訳で、いつまでも互換性のないF-35にのさばられると要素技術の開発も止まる。それは不味い。
イギリスはセールスのためにサウジの要求飲んでサウジを開発に混ぜようとするし、イタリアはセールスのために仏独連合との統合を訴えてるけど、少なくとも未だにコンセプトも未定な状況で船頭ばかり増やしても開発が遅れるだけでしょ?売れた者勝ちは事実その通りだが、開発に持ち込むのは…
第4世代戦闘機もフランスが勝手に開発したラファールが今や欧州機のトップセールスな事実を欧州人はそろそろ理解しろよと。
開発を手早くまとめて完了した機体が売れるんであって、セールスの為に開発送らせるのは自滅も良いところ
ラファールとトルネードもそうですが、セールスの為に開発送らせるのは完全に本末転倒です。少なくとも日英伊で先に開発進めてそれぞれ本国仕様の目処が立ってから、サウジを交えてサウジ仕様の開発を進めりゃ良いでしょ?サウジも飽くまで自国向け製品の開発製造に口挟みたいだけなんだから。
どのみちフランス連合が先に開発完了できそうな訳でもないのにサウジをそんな最初から抱き込みたい意図が分かりません。
トルネードでなくタイフーンですね。ラファールと世代の違う機を比較してどうする。
英伊にとってはセールスも「本」なんですから転倒はしてませんよ
いい機体を作っても量産機数が稼げずコスパが悪くなってはだめというのが向こうの姿勢です
他国を巻き込んだ開発が遅れに遅れて、最終的にラファールに需要を根こそぎ奪われたユーロファイターの失敗を繰り返す事がセールスなんでしょうか。セールスを本とするのは別に良いのです。セールスのために開発が複雑化し、遅延によってセールスで損をすることを本末転倒と呼んでるのです。
最初と言ってることが違いますね
多分「本末転倒」という言葉を選んだのが間違いじゃないかな。
「元も子もない」の方が適切なのでは?
日英伊が自国向けの基本仕様機を勝手に作ってもサウジは文句言わない。何なら実機がある方が、サウジ向けの変更点が分かるからサウジ仕様の共同開発の話を詰めやすいでしょ?
もう早く開発開始しましょうや?イギリスさんよ。政治なんて後から幾らでも何とかなるが、開発は遅れたらどうしようもない。
日本とサウジアラビアの間には”物品役務相互提供協定”が無いのだから。
また、仮想敵国(中共)と繋がる国とは同協定は結べないだろうから。
日本としては、GCAPを離脱するしか無いのでは?。
やめてくれ
KF-21の方に乗るのが筋という物ではないのか?
イギリスは真面目につながりがあるからKF-21のほうが筋通るかもな
て言っても、F-35Bより性能の低い4.5世代機を買う意味が無いからな。
輸出する場合はかなりダウングレードされたものを受け取る事になっちゃうからね。出来れば4か国開発に絡んでかなりレベルの高い機体を受け取りたいみたいな考えがあるんじゃないかな。どちらにしても売るとしても、売る中身がかなり違ってくるという事だね。
てか「(本格的に)協議をする」と言ってるだけですよね。
今から協議して年内に発足するGIGOにポンと入れられる訳もないですし。
英は「2035年のデリバリーが最重要」と言ってて伊は「開発の初期段階で参加国が増えることはない。その後増えるとしてもそれには三国の合意が必要だ」と言ってるし、資金は出させたい一方で主導権やワークシェアを積極的に譲りたいとも思えません。
ですから協議するのは「いつ、どんな立場でどんな条件で参加する道筋を用意するのか、そもそも参加させるのか」であって「サウジを対等な4ヶ国目の締約国として即時GIGOに参加させるべし」なんて意見は存在しないでしょう。
日本としては時期的にはF-2後継機調達の点では2035年以降か、日本向け機が形を成す2030年前後以降ならまあ許容できるでしょうしそこの利害は英とは一致するでしょう(伊はもう少し早くさせたいかもしれません)。
機密面や人権絡み等の政治面の話はまた別で、日本としてはGCAPの声明に謳われた「自由、民主主義、人権、法の支配といった共通の価値に基づく自由で開かれた国際秩序」やGIGO条約8章を根拠にサウジが「追加的な締約国となる」ことは拒絶しつつ、代わりに「非締約国としてGCAPに参加、あるいは英伊からの輸出には協力する」、「サウジにはGCAPの声明への同意を要求する(割と高いハードルだと思います)、反したら輸出に協力しない」くらいが落とし所でしょうか。
「2035年まに量産機を配備する」という目標が達成出来るならサウジの参画を歓迎する。的な情報や意見が全く出てこないのが気になるなぁ。
参画したら確実且つ大幅に遅れるとは思うけどさ。
だって「歓迎」はできないもん。
完全な「お客さん」だとしても機密面と政治面で微妙過ぎる。
すいませんレス先ズレました。
違った。二重にすいません…
日経の記事を見るに押し切られたみたいだね。
日経だと
>サウジは条約に基づく参加国とは異なる「パートナー」として参画し
共同だと
>サウジは日英伊と対等な形での参画にはならない見通し
となってるので「押し切られた」感はないですね。
少なくとも2035年まで仕様に口を出せない形を取れれば日本にとっての致命的な問題はなくなります。
個人的には人権その他の面でGCAPの声明文をどうするつもりなのかが気になるところですが。