日本関連

海上自衛隊が試験的運用に関するRFIを発行、洋上監視用UAVの導入を検討か?

海上自衛隊は今月3日、滞空型UAVの試験的運用に関する情報提供依頼書(RFI)を発行した。

参考:滞空型UAVの試験的運用に関する情報提供企業の募集

海上自衛隊が24時間以上の航続時間を有する洋上監視用UAVの導入を検討か?

海上自衛隊が発行したRFIによると「滞空型UAVの試験的運用を通じて海上自衛隊における各種任務への適合性、有人機等との連携要領及び省人化/省力化に寄与する導入のあり方を検証する計画であり、滞空型UAVの試験的運用の実施方法等の検討に資する情報を収集することを目的に情報提供企業の募集する」らしい。

出典:海上自衛隊

因みに「滞空型UAV」と海自が呼称しているものは「24時間以上の航続時間を有する洋上監視用UAV」だとRFIの中で定義されているが、高度、速度、通信方式、運用シーンなどについては何も言及されていない。

果たして海自はどのようなUAVの導入や運用を想定しているのだろうか?

 

※アイキャッチ画像の出典:GA-ASI

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コメント

    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    もし自衛隊が実際に採用するとしてやっぱり海外産にになるのかな?
    国内メーカーでも作れない事はないでしょうけど、自衛隊しか採用しないなら海外産の物と値段で勝てないでしょうし。

    15
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      国産はサプライチェーン維持などを含めると費用対効果が薄いですからそうなると思いますね、

      10
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    トライトン買うとか言うオチだったりして

    10
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    一通り買ってから国産の流れ?

    2
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    グローバルホークの悪夢再び

    8
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    グローバルホークは高すぎたか

    6
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    多分、海保と同じシーガーディアンじゃないのかなあ?
    でも有人機との連携だとトライトン?でもP-8ないのに意味なくない?
    漠然としててわからん

    9
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    まあ凄いよな
    これだけ日本の人件費が先進国中で圧倒的惨めなまでに下がっていて
    滞空型UAVの海洋保全上の必要性と日本国内での国内需要の高まりが予想されていて
    それでも日本製は絶対に高コストになるに違いないから最初からまず国内開発の検討すらしないって発想を
    日本の国民自体がする国って
    そりゃそんな国じゃ30年間人件費が上がるわけないし停滞し続けるわ

    23
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      ああ購買力平価の話ですかw

      15
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      しゃーないべ
      この手の無人機は時には喪失上等ってくらいの無茶な運用をして前線の情報収集しなきゃならんのに諸外国の同等品と比べて例えば1.5倍とかするなんて事になったら喪失を許容できんよ
      米軍でもリーパーは高過ぎて損失を許容出来ないから見切りつけられて後継機はコスト重視になっとるでな

      15
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      購買力平価が日本よりも上なのに自殺率はOECD加盟国ではトップで出生率が1以下の某国ですよね。

      13
      • 匿名
      • 2021年 12月 05日

      人件費は単純に上げればいいというものでもないよ
      例えば韓国だと文大統領により最低賃金が数割上げられた結果、企業は自国内の雇用者を減らして労働力を海外に求め、結果韓国内での失業率は大幅に上がった

      安易な賃金上げと失業率の関係は昔から予想はされていたけど、実際にやってここまで酷いざまを見せたのは初めての例だったから、それで経済界では世界的に大きな失敗例として語り継がれることとなっているし

      5
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    「24時間滞空」良いね。
    これだけ航続距離があれば、艦載型ではなくP-1と同じ滑走路から運用する形式になる。

    通信コストを考えると、(通信衛星には対応するものの)日本近海なら直接通信ができる高高度滞空型かな。
    同型機同士で通信中継できるようにしよう。
    人員コストを考えると、P-1の子機運用ではなくスタンドアローン良いね

    4
      • 匿名
      • 2021年 12月 06日

      > これだけ航続距離があれば、艦載型ではなくP-1と同じ滑走路から運用する形式になる。

      因果関係が分からん。
      滑走路からでも運用できる、なら分かるけど。

      1
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    海保からシーガーディアンの運用データを提供してもらってるから海自も導入に動き出したんだろけど
    本命シーガーディアン、対抗トライトン、大穴トルコ製UAVって所かな

    8
      • 匿名
      • 2021年 12月 05日

      意外と優秀なイスラエル製ドローンもお忘れなく
      エイタンとかヘルメスとか性能的に悪くはなさそうだし…

      3
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    外国製のやつ導入してオフセットで日本の無人機分野に投資して貰おう
    装備調達でオフセットを求めないと防衛関連の負担が緩和されない

    15
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    海自の条件に合うか分らんがバイラクタルTB2がいいな
    どうせ、アメリカ製なんだろうが

    3
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      ナゴルノ=カラバフやリビアで大活躍のトルコ製。

      • 匿名
      • 2021年 12月 06日

      TB-2て27時間も飛べるんだね。ハードポイント4つにレーザー誘導弾積みまくると少なくなると思うけどこのくらいだと価格的に損耗を許容できるから、イギリスと同じくバイラクタルかその派生で良くない?日本トルコと仲いいし。

    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    この間岸田総理がトルコのエルドアン大統領と突然電話会談をして、「拉致問題への理解と協力」を求めたようだが、拉致問題解決への協力ってドローン提供のことかなあ。

    6
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    この間岸田総理がトルコのエルドアン大統領と突然電話会談をして、「拉致問題への理解と協力」を求めたようだが、拉致問題解決への協力ってドローン提供のことかなあ。

    1
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    新明和がそれっぽいUAV作ってなかったっけ?まあこの際国産でも外国産でもどっちでも構わないけど

    5
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

     日本はハードウェアの部品技術はあると思うのだけど、ソフトウェアが某銀行とかワクチン予約サイトとかデジタル庁のゴタゴタからすると絶望するしかない。

     切羽詰まったら、有人ドローンとか言い出すのかも。

     

     

    5
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      無人ドローンでカミカゼとか言ってるぬるい海外メディアに、本物のカミカゼドローンを教えてやるってことですな

      12
      • 匿名
      • 2021年 12月 04日

      ソフトウェアに関しては昔は要件が複雑すぎてそれに対応するので手一杯で技術が進まず
      今はクラウド化だで海外のクラウドサービスとかを要件に合わないのに導入して結局エクセル管理に逆戻りとか
      作り手じゃなくて使う側や発注側の意識が変わらないと、海外製導入しても導入コストは安くなっても運用が回らなかったり運用コストが上がったりで非効率なのは変わらない

      9
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    なんか荒れてるなぁ

    5
      • 匿名
      • 2021年 12月 05日

      いつもの人が荒らすからね

      9
    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    思ったんだけど、日本がトルコ製のドローンを購入する意思有るのかな?
    もし、購入するとして、アメリカは妨害するのかな?

    • 匿名
    • 2021年 12月 04日

    ここでフジインバックの無人機をですね(開発中の30時間飛べるやつ)

    6
      • 匿名
      • 2021年 12月 05日

      リンク
      これかい?
      センサー積んだら他は無理だろうね
      航続距離1000kmくらいに落とせば武装もできるかも

      1
    • 匿名
    • 2021年 12月 05日

    そもそも海自が何を目的としているのかが分からないと具体的な話が出来ないよな。素人考えだと2種のUAVが考えられて一つは陸上運用をする大型UAV、もう一つは全通甲板を除く主力護衛艦から運用する小型UAVだけど普通に考えれば前者の可能性が高い。また既存のUAVからなのか将来的に開発まで含めての話なのかもよく分からない。

    陸上からの運用であれば世界8位のEEZ:排他的経済水域を効率よく監視する性能を求めるだろうから基本の機体性能と搭載レーダーで機種は絞られる。少なくとも推しが多いTB2は速度面とIO/IRとレーダーの同時運用が出来ない時点で候補としては無いと思う。バイラクタル Akıncıは候補としては有りだが日本近海での運用が全くの未知なのでどんな影響を受けるかのリスクがあると思う。

    艦船運用であれば不足しているHSの代替や補助を想定した機種、もしくはA-SAM導入時に性能を発揮させる為に水平線以下の標的を捕捉するレーダーを搭載出来るUAVが考えられる。スキャンイーグルは艦船運用の実績もあるし小型軽量の高性能レーダー搭載の話もあるから可能性としてはあるかもしないと思う。

    色々書いたけど詳細分からん事にはほとんど妄想しか出来ないんだよな。

    5
      • 匿名
      • 2021年 12月 05日

      滞空型無人機は前から要素研究を進めてるので…
      グロホの試験運用もフィードバックのためでしょう

    • 匿名
    • 2021年 12月 05日

    空自のグロホと海自のトライトンで見るものは違うのか?って話よな
    もしP1連携の無人機であるなら国産機との連接適合性をあえて言うだろし

    2
    • 匿名
    • 2021年 12月 05日

    韓国ですら昨年中に国内のドローンを全て納入させ、4月には試験結果を発表している。今更、何をやろうとしているのか。民間にお話を聞いている状況では無いだろうに。ステゴサウルス並みの脳みそでは、自ら考えるのは無理なのだろう。

    1
      • 匿名
      • 2021年 12月 06日

      ここで文句垂れて燻ってるアンタはステゴサウルス以下だがな

      6
    • 匿名
    • 2021年 12月 12日

    違います
    正しいのでは

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