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イランの反撃、6日間でミサイルと無人機を2000発以上も中東諸国に発射

米国とイスラエルは2月28日にイランへの大規模な共同攻撃を開始し、イランも弾道・巡航ミサイルや自爆型無人機でイスラエル、米軍基地、この戦争を支援する国の基地がある中東諸国に反撃を加えており、これまでに弾道・巡航ミサイルを約939発、自爆型無人機を約1,600機を中東諸国に撃ち込んでいる。

参考:A widening Middle East crisis
参考:Iran war live: Israel hit Tehran oil depots; Bahrain desalination plant hit
参考:Iran targets Jordan with 119 missiles and drones, 108 intercepted
参考:Bahrain Intercepts 92 Missiles, 151 Drones Since Onset Of Iranian Attacks

ウクライナ軍の事例や兵器のスペックだけをみて「こうすればいいのに」と思うのと「それを実際にやってみせる」のは別問題

米国とイスラエルは2月28日にイランへの大規模な共同攻撃を開始し、イランも弾道・巡航ミサイルや自爆型無人機でイスラエル、米軍基地、この戦争を支援する国の基地がある中東諸国に反撃を加えており、これまでに弾道・巡航ミサイルを約939発、自爆型無人機を約1,600機をイスラエル、アラブ首長国連邦、クウェート、カタール、バーレーン、ヨルダン、サウジアラビア、オマーン、イラク、キプロス、トルコ、アゼルバイジャンに撃ち込んでいる。

イランが2月28日から3月6日までに攻撃した国と規模
弾道・巡航ミサイル自爆型無人機(主にShahed-136)合計
イスラエル200発〜370発50機〜100機250~470
アラブ首長国連邦200発700機〜900機900~1100
クウェート180発400機580
カタール100発40機140
バーレーン70発90機160
ヨルダン13発40機53
サウジアラビア5発20機25
オマーン8機8
イラク数機数機
キプロス(英軍基地)数機数機
トルコ1発1
アゼルバイジャン2機2

この大部分が米軍や攻撃を受けた国の防空部隊によって迎撃されているものの、米軍基地、軍事装備、民間施設に無視できない被害が生じている。さらにイランの攻撃の大部分はイスラエル、アラブ首長国連邦、クウェートの3ヶ国に集中していたが、ヨルダン軍は7日「イランがヨルダンの重要施設を119発のミサイルとドローンで攻撃し、このうち108機を防空部隊が迎撃した」と、バーレーン軍も8日「これまでにバーレーン軍の防空部隊はイランが発射したミサイル92発とドローン151機を迎撃した」と、アラブ首長国連邦も「これまでにイランがミサイルとドローンを1,400発以上も発射した」と報告。

現在もイランの攻撃は断続的に続いているため、上記の数字は既に古いものであり、これを迎撃するため高価な迎撃ミサイル(米国製のTHAAD、パトリオットシステム、イスラエル製のArrow、David’s Sling、Iron Dome、韓国製のCheongungなど)が多数使用されて問題になっている。

出典:NATO Support and Procurement Agency (NSPA)

Shahed-136に対しても高価な迎撃ミサイルが使用されており、ヘグセス国防長官やケイン大将は議会で行われた非公開のブリーフィングで「イランのShahed-136が国防総省の予想以上に戦場で戦術的混乱を引き起こしている」「対ドローン技術の欠陥で米軍部隊や資産がますます脆弱になる恐れがある」「(Shahed-136の脅威に対する)我々の備えは不十分だった」「イランのShahed-136は低高度を飛行し防空システムを回避できる」と警告。

戦略国際問題研究所も「イランは航空戦力やミサイル戦力で米国や湾岸諸国に対抗できないことを知っている」「それでもイランはドローンによって実力以上の力を発揮し、敵を翻弄して最小限のコストで地域全体に力を誇示することができるため紛争の経済性を変えることはできる」と、米シンクタンクの中東研究所も「問題はどちらの時計が先に止まるかだ」と、Atlantic Councilも「迎撃ミサイルの備蓄に対する負荷は最終的な着地点を左右する」「これは先にゴールラインを越えられるかを競う消耗戦だ」と指摘した。

出典:Генеральний штаб ЗСУ

要するに「戦場の需要を満たすには中東地域以外に配備・備蓄しているパトリオットシステムや迎撃ミサイルをもってくるしかない」となり、多くの方は「なぜウクライナのように安価な迎撃手段で対抗しないのか?」と思うかもしれないが、ウクライナ軍の防空シールドは4年以上の歳月と数万人の人員を投じて多層化(機動射撃部隊、SKYNEX、MANPADS、IRIS-T SLM、ホーク、RAVEN、NASAMS、フランケンSAM、パトリオット、SAMP/T、電子妨害システムなど)されており、これに比類する防空シールドを持っているのはイスラエルだけだ。

特に安価な迎撃手段は射程が短いため広大な領域を守るためには大量配備が必要な上、低空を飛行するShahed-136のような自爆型無人機を捕捉して迎撃するためには「低空をカバーするセンサー網(小型レーダー、音響探知システム、電子光学センサー)」を全土に張り巡らせてネットワーク化しなければならず、ウクライナと同じことをするのは非常に難しい。

出典:Повітряні Сили ЗС України

さらに戦闘機によるShahed-136の迎撃も「簡単な仕事」と思われがちだが、ポーランドのディフェンスメディア=Defence24は「ウクライナ空軍のF-16はShahed-136を迎撃するため第二次世界大戦のような戦闘を繰り広げている」「F-16に搭載されたM61A1バルカン砲でShahed-136を迎撃することは難易度と危険度が非常に高い」と報じたことがある。

“Shahed-136が空中で破壊される映像にはガトリング砲の発射とエンジンの轟音が含まれており、ウクライナ空軍が保有する旧ソ連製戦闘機にはガトリング砲が搭載されていないため、これは間違いなくF-16とShahed-136の交戦を映したもので、ウクライナは依然として「機関砲でShahed-136を迎撃する」という非常に危険な戦術に頼っていることを裏付けている。この戦術が危険なのは「非常に低速で飛ぶShahed-136」を機関砲で迎撃すると「弾頭の誘爆」でF-16が損傷する可能性があるからで、ウクライナ空軍は少なくともShahed-136の迎撃中に2機のF-16を失っている”

出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Nyanda Walker-Potts

“ウクライナ空軍のF-16は米空軍の戦闘機と異なりAPKWSを搭載していないため、第二次世界大戦時のV-1迎撃と同じ手法を採用するしかなく、これはミーティアやテンペストのパイロットが用いた戦術と多くの類似点がある。英国人パイロットはイスパノ・スイザ製の機関砲でV-1と交戦したが、この任務は当時もリスクが高い行為だとされてきた。そのためトランプ大統領の新たなウクライナ支援にF-16向けのシンプルなロケット弾が含まれていることを願っている。そうすればウクライナ空軍のパイロットは第二次世界大戦時の危険な戦術に頼らなくて済むからだ”

BAEが開発したAPKWSは2.75インチロケット弾に組み込むレーザー誘導キットで、M61A1バルカン砲よりも射程距離が長く、高速な戦闘機なら2km~11km、低速な回転翼機でも1.1km~5km離れた地点から空中目標を破壊することができ、このマージンはShahed-136の弾頭誘爆に巻き込まれるリスクを軽減するのに役立つという意味だが、APKWSがあったとしてもShahed-136の迎撃は容易ではない。

出典:Foreign Policy Research Institute

外交政策研究所が昨年11月に発表した報告書(ドローンと一斉攻撃:米国によるイスラエル防衛から学ぶ教訓)の中で「米英の戦闘機がイランのShahed型無人機を発見して迎撃するのは非常に困難だった」「旧型のAIM-9MはShahed型無人機迎撃において効果的ではなかった」「但し、イスラエル空軍だけはAIM-9Mのシーカーに変更を加えて相当な成功を収めた」「イスラエルはシーカーに加えた技術的変更について同盟国だけでなく米国とも情報を共有していない」と指摘、どうして米英の戦闘機がShahed型無人機の迎撃が困難かについて以下のように述べている。

“AN/APG-82を搭載するF-15Eは機械式スキャンレーダーを搭載するタイフーンよりも空域捜索や情報処理に優れており、4月13日夜に投入されたF-15Eは空域の脅威を適切に検出したものの、問題は高速走行する自動車並のスピードで低空を飛行するShahed型無人機だった。これが道路上空を飛んでいるとレーダーのみで「車輌なのか無人機なのか」を区別することが困難で、電子光学センサーや赤外線センサーで脅威が何なのかを識別しなければならない”

出典:U.S. Air National Guard photo by Airman 1st Class Sarah Stalder Lundgren

“F-15Eはスナイパーポッドを搭載していたため、レーダーで怪しい脅威を検出し、スナイパーポッドの赤外線センサーで目標を識別することができたが、この作業は「最低安全高度を大幅に下回る高度」かつ「予算削減の影響で機能しなくなった地形追従レーダーポッドを装着した状態」で行わなければならず、暗視ゴーグルを装着した状況でのミサイル発射はパイロットの視覚を一定時間奪うため、視覚が回復するまで計器飛行に切り替えることを余儀なくされた”

“イスラエル空軍はShahed型無人機の迎撃において「もっと先進的なアプローチ」を採用していたため、イスラエル空軍は同じ周波数で米空軍と英空軍が交信することを許可しなかった。イスラエル空軍が採用していた戦術について詳しい情報がないものの、F-35で無人機の位置を特定し、機械式スキャンレーダーを搭載するF-15とF-16はF-35の弾薬庫として機能したらしい。さらに米空軍のように空対空ミサイルを無闇に使用せず、F-35と地上レーダーの情報を共有しているAH-64が機関砲やロケット弾でShahed型無人機の迎撃を行った”

出典:Israel Defense Forces

“さらに米空軍のShahed型無人機迎撃においてAIM-9Mの迎撃は効果的でなかったが、イスラエル空軍だけはAIM-9Mのシーカーに変更を加えて相当な成功を収めた。イスラエルはシーカーに加えた技術的変更について同盟国だけでなく米国とも情報を共有しておらず、最新のAIM-9Xではなく旧式のAIM-9Mを使用するメリットは価格が安価な点だ”

要するにウクライナ軍の事例や兵器のスペックだけをみて「こうすればいいのに」と思うのと「それを実際にやってみせる」のは別問題で、ここで重要になってくるのは「如何に統合して運用するか」であり、それが簡単に出来ないから高価な迎撃ミサイルに頼っているのだ。

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※アイキャッチ画像の出典:IMA Media

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コメント

  • コメント (22)

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    • たむごん
    • 2026年 3月 09日

    ウクライナ=ロシア、ウクライナ戦争5年目のため感覚麻痺しますが、陸戦どちらも最強クラスに強いですからね…。
    イスラエルも、ガザ戦争~対イラン(ライジングライオン作戦)まで、長期間+短期大量の防空戦闘もあり戦訓を積み重ねてるなと。

    湾岸諸国が非常に難しいのは、ウクライナ・イスラエル(イラク・シリア・ヨルダンなど)は到達までに陸上で観測できますが。
    ペルシャ湾(海)から低空飛来してくるのであれば、観測するのも非常に難しく、どの国に飛んでくるのか判断するのも難しいのかなと(湾岸諸国で、防空指揮を統一していないでしょうし)。

    (湾岸諸国を攻撃する是非は置いておくとして)イラン目線で見ても、弾薬リソースは限られているわけですから、防空能力が弱い・防空リソースが減っていると判断されれば、その国を一段と狙っていくかもしれませんね…。

    15
      • たむごん
      • 2026年 3月 09日

      追記です。
      イラン目線の落し所、戦後の外交もう考えていないのでしょうかね…

      中国は、サウジアラビア=UAE=イラク=オマーン=クウェートの方が、イランよりも圧倒的に資源輸入が多いんですよね。
      ロシアも、サウジアラビアなどに原油を買ってもらったり、UAEに貴金属取引(ロンドン追い出された)やってもらったり、ウクライナ戦争の交渉仲介もやって貰ったり借りだらけですし。

      戦術レベルで湾岸諸国の攻撃してるのかもしれませんが、戦略レベル(政治外交)で湾岸諸国を『中立→敵』だらけにしてるのは、どこかで戦後をむかえるわけですが大丈夫なのかなあと感じています。

      11
    • SB
    • 2026年 3月 09日

    イランはこんな事やってて意味があるのか
    そりゃ戦術的には凄いと思うよ、シャヘドで高価なパトリオットとかTHAADを消耗させてるんだから

    でもウクライナ•ロシアでそれが有効だったのはウクライナはバックに欧米が、ロシアは自分と中朝のおかげで消耗戦をひたすら継続できるからでしょう
    既に中枢を叩き潰されて制空権取られて好き放題やられてるんだから、そのうち根源地叩き潰されて終わりじゃないか?

    14
      • 45da5
      • 2026年 3月 09日

      トランプ大統領はイランに無条件降伏を求めているので、イランは最後まで戦うでしょう。
      第2次世界大戦でもドイツは最後の最後まで戦いましたし、日本はソ連が侵攻するまで戦いました。
      また根源地を全て叩き潰すには地上侵攻をする必要があります。

      24
        • gobu
        • 2026年 3月 09日

        トップを張る人物を暗殺しすぎて
        イラン側に降伏交渉出来る人物がいない説

        敵国は安定しないで混乱しといたままのが良いのは
        イスラエルの意向かな
        この機に乗じて周辺諸国の領土拡大やらクルド国家樹立など
        混乱要因がたくさん

        13
          • 追剥強盗武士の手習い
          • 2026年 3月 09日

          戦史を見れば、相手のトップを捕虜にしたり、殺したりしても相手が手を挙げなかった例は枚挙にいとまがない。王様が倒れたら、王妃が戦うし、皇帝が捕虜になったら新しい皇帝を立てて戦うし、あるいは、共和国になって戦うだろう。ロシアの「死の手」を思い出させる。一度、相手の攻撃を受け中枢機能が破壊された場合、すべての核兵器が発射されるまで続けられるという、うわさ話を思い起こさせる。それにしても、トランプの娘婿がユダヤ人だから、ユダヤ人になってしまい、湾岸諸国の食糧を干上がらさせてしまうとは。アメリカのキリスト教徒もびっくりだろうな。ケネディがカトリックということでびっくりだったけど、いつの間にかユダヤ教徒のアメリカ大統領が選出されていたのだから。

          9
        • SB
        • 2026年 3月 09日

        最後まで戦うなら中東諸国なんかにちょっかい出さずに米国とイスラエルに集中するべきだし、逆に死なば諸共作戦で中東諸国を巻き込むならもっと中東諸国を攻撃するべきだと思うんですよね

        あとドローンは従来の兵器よりも数が用意出来ると言っても無から湧い来るわけではないので、航空作戦であらかた潰せば、文字通りの嫌がらせしか出来なくなるので地上侵攻は必要ないと思います

        5
          • 追剥強盗武士の手習い
          • 2026年 3月 09日

          アメリカ軍の基地やアメリカの大使館。アメリカ軍が使用する空港、港湾施設。アメリカ軍に石油を供給する施設。ついでにスタバとマックは攻撃対象なんで、それに対しては攻撃するのは当然だろう。
          アメリカ軍が迎撃すれば、湾岸のどこかに弾頭が落ちるという事だろう。迎撃し爆破し、コースが変わった時点でアメリカ軍の責任だ。
          巻き込まれたくなければ、ちゃんと米軍関連とわかるよう目印をつけてあげれば、いいんじゃないの。
          洞窟で民間人と一緒に隠れていると民間人巻き添えになるから、と死にに出て行った兵士の話はよくあるではないか。

          15
      • MO
      • 2026年 3月 09日

      アメリカの継戦能力も相当怪しくて軍事目的を達成できるのか不透明って話なんだけどな
      イランを叩き潰す前にアメリカの迎撃ミサイルが尽きるかもよって

      8
      • 平八郎
      • 2026年 3月 09日

      イランはこうやってホルムズ海峡を封鎖して飛び道具を撒き散らして粘ってれば世界経済は大打撃を受けます。
      そうなるとアメリカとイスラエルに対して世界中から停戦しろという圧力が掛かります。
      トランプ氏も国内世論や経済界の意向は無視できないでしょう。
      その展開を避けるにはイラクみたいに地上侵攻して短期決戦で一気に叩き潰すしかないんですけど、地図見たらすぐにわかるように陸路がありません。
      多大な犠牲が必須となる上陸作戦が必要になります。
      トランプ氏にそれをやる度胸があるかどうか。
      イランの制空権を完全に握ったとしても空爆だけで屈服した国は今までにほとんどなかった筈です。

      こういうことは容易に予想できるので、今までアメリカはイランとの直接対決は避けて来たわけです。
      今回はそのタブーを敢えて破ってきたので、なんらか予想された展開を打破するものが用意されてるのかなとおもったんですが、今のところ初手のハメネイ氏爆殺以外は何も無く「出たとこ勝負」「泥縄式」という印象です。

      20
        • SB
        • 2026年 3月 09日

        革命防衛隊が好き勝手に暴れてるだけなのに本当に粘れるんですね?
        勘違いしちゃいけないのは、イランが削ってるのは迎撃弾であって(いくつか突破して被害を与えているとはいえ)戦力や重要目標じゃないですからね

        7
          • やみと
          • 2026年 3月 09日

          イラン革命防衛隊は2007年から「開戦すれば大量の斬首に遭い、その後も長期戦を続けることができる体制改革」を進めてきた
          THAADレーダーなどの標的への攻撃も、緻密に計画して行動する能力は健在であることを示している
          ハマスとヒズボラの師匠的存在として、どうしてそんなに軽視できるのだろうか

          23
    • paxai
    • 2026年 3月 09日

    ウクライナは22時間停電でも戦い続けるし地方は最初から諦めるスタイルだから・・・防空にあの人数を割けるのは人件費ドーピングしてるのもあるし。
    イスラエルは距離が遠すぎる上に間の国の上空も勝手に使い倒すし。
    中東諸国みたいに可燃物&高価値目標だらけで人件費が異様に高い国とは一緒に出来ないかなと。

    20
    • せい
    • 2026年 3月 09日

    低空飛行でも低速なら、ジェット機や巡航ミサイルを想定した赤外線ミサイルでも中々捉えられないのか
    昔呼んだ仮想戦記で、現代に来たレシプロ爆撃機が最新のミサイルに反応しなくて無双してた話があったが、現実になるとは
    日本が対策するんなら、シースキミングミサイル対策と被るところが多そうだけど、とにかく陸海空の情報共有を強めて、イスラエルのF-35の使い方を勉強していくしかないよなぁ

    1
    • ふむ
    • 2026年 3月 09日

    そもそも「射程が長く迎撃の一層目にするべき手段」が高価ですからね…
    安価な手段は軒並み短射程で、外したら次が無い

    ウクライナは発電所すらやられるほど迎撃ミサイルが逼迫したからこそ安価な手段が活躍している訳で、
    その迎撃成功率は広域停電からお察し
    そして中東でも備蓄の逼迫する前に「コスト比の為に迎撃率落とせ」とは言えますまい

    コストの並びが逆で、射程長い迎撃用兵器が低コストなら良かったんですけどね
    高コスト兵器は切り札として最低限の使用で済むようになって

    11
    • NIVEA万能論
    • 2026年 3月 09日

    WTIの原油先物価格が100ドルを突破しましたよ…
    このまま戦闘が続けばガソリン価格のリッター200円超えも遠からず訪れそうです。個人的には日本にとってデメリットしかなく迷惑極まりない戦争などさっさとやめてくれという感しかありませんが、日本政府がアメリカに物申すなどあり得ないでしょうね…

    ただガソリン価格の高騰は米国民の生活にも深刻なダメージになる訳で、適当な事ばかり言って軍事力行使を続けるトランプ政権に対する批判は強まりそうです。
    トランプ政権にとってイラン攻撃を続けられるかどうかは軍事的なリソースよりこちらの方が大きな問題となるかも知れませんね。

    27
      • マミー
      • 2026年 3月 09日

      これ石油製品全般値上がり確定だよね。
      最悪半年粘られたらどうなるんだ…

      10
    • ざる
    • 2026年 3月 09日

    制空権取られてるからイランのISRは機能してないし無駄な反撃するぐらいなら無条件降伏しろみたいな意見も見かけます。
    ですが、重要目標は中露の衛星から情報を貰っているいう情報もありますし、何より彼らに取っては生きるか死ぬかの戦いなのでそう簡単に諦めないでしょう。
    ずっと空爆受け続けようが、イランとして国が残れば勝ちなのですから。

    22
    • N
    • 2026年 3月 09日

    イスラエルだけ低コストで迎撃できる技術があってアメリカに共有せず戦争に巻き込むとか笑い話か?
    こんなんで戦わされる前線の米軍人はたまったもんじゃないだろう

    18
      • kitty
      • 2026年 3月 09日

      >イスラエルはシーカーに加えた技術的変更について同盟国だけでなく米国とも情報を共有しておらず、最新のAIM-9Xではなく旧式のAIM-9Mを使用するメリットは価格が安価な点だ

      米国軍人なら、ふざけんなイスラエルって思っていそうなんですが・・・。

      7
    • 58式素人
    • 2026年 3月 09日

    ”ウクライナ軍の防空シールドは4年以上の歳月と数万人の人員を投じて多層化(内省略)
    されており、これに比類する防空シールドを持っているのはイスラエルだけだ。”
    そう思います。
    それに付け加えて、”誰が防空シールドを管理するか?”もあると思います。
    察するに、イスラエルの場合は空軍主体、ウクライナの場合は陸軍主体、なのでは?。
    低空域を担当する軍種を跨ぐ上級の防空司令部が必要なのでは?。きっと。
    今回の湾岸諸国の場合、イランの攻撃手段は、海を超えてくるので、ウクライナ型?
    にはできず、イスラエル型?の組織/装備が必要なのでは?。
    機載レーダーの情報を基礎にして、安価な誘導ロケットを主用する形で。
    空軍が主体で、陸海軍が協力する形。迎撃手段の最適化(コスト含み)にもなるのでは?。
    日本もそれに近い形になると想像します。
    迎撃のほとんどを海上で行う事になるだろうし、その主体は航空機だろうし。
    航空機の管轄は空自だし。フネも使うでしょうが、多分、圧倒的に数量不足と思います。
    イージスシステムはより高度な目標(ICBM/IRBM/高速ミサイル)を狙ってもらう形で。

    6
    • 名無し
    • 2026年 3月 14日

    そういう意味ではこんな時こそAWACS機が活躍しそうですね。地平線に遮られることなく海上含めた広域を監視できますし。

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