ヒズボラはイスラエル領攻撃に弾道ミサイルを初めて使用し、イスラエル国防軍のハレヴィ参謀総長は「緩衝地帯を創設するための地上侵攻」を示唆、海外のディフェンスメディアは「イスラエルによる南レバノン侵攻の可能性が高まっている」と警告している。
参考:Israel’s Potential Invasion Of Southern Lebanon Looms Larger
この地域の力学やヒズボラに対するイスラエルの蓄積された不満を考えると衝突拡大の阻止は難しい
ヒズボラはイスラエル領北部に対してロケット弾や無人機による継続的な攻撃を続け、イスラエルは首都ベイルートを含むレバノンへの空爆を強化、これについて一部の海外メディアは「ヒズボラを地上戦なしで屈服させるため空爆を強化した」と見ていたが、ヒズボラはイスラエル領攻撃にQader-1=Fateh-110をコピーした弾道ミサイルを初めて使用し、イスラエル国防軍のハレヴィ参謀総長も「緩衝地帯を創設するための地上侵攻」を示唆して注目を集めている。
ハレヴィ参謀総長は25日「上空からジェット機の音が聞こえるのは兵士の前進に備えてヒズボラの戦闘能力を削ぐためのものだ」「敵は交戦距離を拡大しため非常に強力な反撃を受けるだろう」「覚悟しておけ」と発言、さらに「イスラエル北部から避難を余儀なくされた国民の帰還には緩衝地帯が必要」「この為の作戦を準備している」と明かし、WARZONEも「イスラエルによる南レバノン侵攻の可能性が高まっている」と警告した。
バイデン政権はイスラエルとヒズボラの衝突拡大を防ぐため手を尽くしているが、WARZONEは「この地域の力学やヒズボラに対するイスラエルの蓄積された不満を考えると衝突拡大の阻止は難しいだろう」と指摘しており、まもなくイスラエルとヒズボラの全面戦争が始まるかもしれない。
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※アイキャッチ画像の出典:Israel Defense Forces
散々爆発寸前とは言われてましたがとうとうレバノン侵攻ですか…。
イランやトルコがどう出るかで第五次中東戦争も有り得るかも知れませんね…。
トルコもNATOの一員。対イスラエルで強硬路線をとればウクライナ情勢に影響するかもしれませんね。
確かにトルコはNATOの一員ですが、その前にイスラム教国でもあります。今年に入って、エルドアン率いるAKPの政権運営にも陰りが出ていることを考えると、これからのかじ取りは難しいものになるかもしれませんね。。。
イスラエルやりたい放題ですね、さてここで西側はイスラエルを止めることが出来るのかそれとも何時もの様にイスラエルに関しては問題有るわけ無いとのダブルスタンダード継続か要注目ですね。
「緩衝地帯を創設するための地上侵攻」を示唆
これを認めてしまうと、言ってること・やってる事がロシアと同じになってしまうので、西側諸国(特にアメリカ)の対応が問題になりそうですね
まぁいつも通りの「イスラエル無罪」になるとは思いますけど
ダブスタをいかに理屈つけるか外交官の手腕が問われるな
ダブスタに理屈をつける手腕は、ダブスタだとバレる前の段階の話で、もう既に世界中が欧米のダブスタを認識している現段階では何にせよ無意味な屁理屈にしかならないでしょう。
日本の世論もさすがにイスラエルに批判的ですが、旧第三世界を中心にした国際社会ははるかに冷たい目で見ています
ウクライナ戦争の題目が、ドンドンぶっ壊れてますよね。
G7・EUは、イスラエルの対応を見ればダブスタですから、日本は上手に距離をとれてよかったなと思います。
日本にとっては、中東の石油・天然ガスが、生命線ですからね。
ロシアのことを批判するならイスラエルも殆どロシアと同じも事やってるんで、そのイスラエルもロシアみたいに制裁や批判しないなら、ロシアや西側から両方から距離置いてる国からしたらダブスタにしか見えませんもんね。
まあ、日本の石油の九割は中東なんで、日本が欧米みたいにイスラエル側に立つと死活問題になりますからね。
イスラエルが暴れて中東が不安定になってる時点で問題ではありますけど。
フーシ派の件でスエズ運河不安定とか痛いですし。
まさに仰る通りです。
国際社会という観点で言えば、適度な距離を置いている国の方が、数は多いんですよね。
スエズ運河=紅海の不安定化は、仰るように頭の痛い問題ですね…。
ウクライナはロシアにロケットや弾道ミサイル打ち込んでたわけじゃないし、ダブスタとは言えないんじゃない?
ユーゴスラビアもNATOを攻撃してないのにNATOが軍事侵攻して領土一体性破壊されましたので…
全く持ってそのとおり。
同じではないですよね
普通に侵略行為だと思うけどイスラエルがやる事だから、最終的には西側諸国もイスラエルを支援するでしょうね。
ただ、レバノンはイランよりもトルコに近すぎます。
今のイスラエル軍がシリア内戦の係争地でもあるイドリブ県に近づけば、トルコからの支援ルートも国連からの支援ルートも不安定になり、別の難民問題を誘発するリスクが高い。(レバノンは400万人近いシリア難民を受け入れていた)
ガザ地区の境界線が難民流入阻止のためエジプトにとって“我が事”であったように、西側諸国はともかくトルコにとっては自国の安全保障に直結します。
万一、NATO加盟国であるトルコ領にイスラエルのミサイル(米国産)が飛んでいけば、それはそれで混沌ですし、この問題は【なあなあでのイスラエル支援】では済まず、更なる惨事の引き金になるのではと懸念します。少なくとも、EUがイスラエルを支援するなら、難民をことごとくギリシアやブルガリアからEU圏へ流すくらいトルコはやると思ってます。
普通にシェバア農場から撤退して、帰属がシリアかレバノンかは当人達に任せりゃ良いんじゃないですかね
少なくともイスラエル領では無いのに不法占拠してるんですから、揉め事が起きてもイスラエルに同情できませぬ
イギリスが国連を介して首を突っ込む気満々ですが、どうするのやら。
嫌な悪寒しかしませんね。
英米が関わると悪化しかしていないように見えるのは気のせいだろうか?
かつてはシオニストのテロに屈して放り出したのにね。
この時代に侵略戦争とか緩衝地帯設置なんて言語道断だってG7が言ってた
もうすぐ辞めるキッシーが勝手にゆったことだからセーフ(確認したら質疑応答も合わせて六回も言ってたw
天然ガス権益で、イスラエル=レバノンは、一部協調関係ができつつあったんですけど、ぶっ壊れるかもしれませんね。
ヨーロッパのエネルギー安全保障問題(ロシアの天然ガス代替)でもありましたから、全てが引っ繰り返るのか注目したいと思います。
独仏などEUにとっても垂涎でしたし、エジプトも液化天然ガスプラント活用(パイプライン輸送により)による利益が見込めていたんですけどね…
(2022.10.12 イスラエルとレバノン、資源権益めぐり「歴史的」合意 海洋境界線を画定 CNN)
(2023/01/31 東地中海への期待と不安(1):イスラエル・レバノン海上境界合意とイスラエル・エジプト探鉱ブーム、そして新規入札ラウンドへ エネルギー資源鉱物機構)
イスラエルはハマスとの戦争の裏で、ガザ地区沖合のガス田の調査・採掘を始めてるみたいだから、ヒズボラとの協定は必要無くなったのかも
巨大プロジェクト、どうなるのか注目したいと思います。
レバノンは国家破綻しているうえに、統治機構がバラバラという、意味不明な状態ですからね…
ヒズボラは、ハマスの様に楽にやれる相手ではないと思うけどなぁ。
ガザ戦争は、戦争とは言うけど実際のところは「正規軍」と「民兵or暴徒」の戦いだから、イスラエルが優位なのは言うまでもない。ヒズボラは民兵組織どころか正規軍に匹敵するし、総兵力は約3万人でイランの協力で弾道ミサイルも製造できる技術も持つ、さらにフーシ派の増援部隊がイラクに移動してるとか言われてるし
1987年のレバノン侵攻ではPLOの壊滅に成功したけど、その成功体験を引きずってんのかな
それともアメリカを強引にでも中東の戦争に引きずり込もうとネタヤニフは狙ってんのか?
イスラエルが行動を起こすたびにロシアに対する言い分はどうするつもりなのか
そろそろ我慢の限界になってきている人達が世界中に居ると思いますよ
ロシアは一方的に侵略してるだろ
イスラエルは逆に侵略されてその防衛戦争ですから
もとをただせばイスラエルが中東を一方的に侵略してパレスチナやゴラン高原を占領し続けているんだが?
国連の分割案を蹴って
1948年に一方的に侵攻してきたのはアラブ民族国家でしょ
結局ユダヤ人に反撃されて返り討ちに遭い
以降連戦連敗という体たらく
パレスチナもゴラン高原も
「反撃」によって勝ち取ったんですよ
と主張することができる
アラブ民族は1947年11月29日に
国連決議に従っておけば良かったんだよ
それを蹴って戦争を選んだのはアラブ民族だ!
その戦争がずっと続いてるだけだ!
我々は防衛戦争をしているのだ!
と言われれば確かにそうだからね
国連が分割案提示した理由がイスラエルの一方的な侵略
そこをごまかすなよ?
大惨事のもともとの発端はどう見てもイスラエルの侵略
1948年までイギリス領パレスチナだろうが
そもそもがアラブ人の土地じゃないんだよ
国際的にイギリス人のものなの
お分かり?
そのアラブ人たちに、当時、主権があったのかどうかがそもそも怪しい。
そういう状態の紛争地を勝手に入植地にしたこと自体が問題の発端では?
国連決議なんて一部の権益を持っている人間に都合が良いように書かれているものですよ。
それとも、国連決議で決まればあなたはなんでも従うんですか?
国際社会より、俺たちの方が正しいんだ!
え ロシアと言ってること同じで草
ま、どうせ話し合いで解決することはないから
とことん殺し合って勝者のものにするのがスッキリすると思うよ♪
そんなに反論してもらいたいのか?
無知なのかステークホルダーなのか知らんけど
その論理は通用しないね
70年前からパレスチナを一方的に侵略していたのは
イスラエルでござる
今さらちょっと反撃されて被害者ヅラしてんのがね〜
釣り針でしたか。失礼
大分苦しい言い分ですね。ハマスにコンサートテロをされた直後ならその言い分で正当化出来たかもしれませんが、今のイスラエルの無法を見れば『やられても仕方ないんじゃ・・・』と少しは考えてしまう人もいるでしょうし、実際、私もその一人ですよ。
ロシアの緩衝地帯確保、自国民保護に対する批判のロジックが西側に完全に無くなったのはその通りですが、
まったく真逆のロジックで、ロシアを擁護しながらイスラエル批判をすることもできなくなった点も、無視できない手痛い損失だと思います。
親露的というか、平和主義、「敵」に対して一面的な見方をせずに融和的な人たちのロジックがどんどん崩れていく
「現状維持派」が敗北して「変えたもの勝ち、やったもん勝ち」「力の優越がすべて」の世界になりつつある。
いずれにせよ、領土戦争がこれからのグローバルスタンダードになりそうです。
実に陰惨な、嫌な時代になったものです
>「変えたもの勝ち、やったもん勝ち」「力の優越がすべて」の
世界になりつつある。
数百年間欧米がやってきたことですな。何を今さら
21世紀に他国民を最も大虐殺した国はどこか?アメリカですよ
数百年間、欧米が繰り返していたからと、
「では、今後の数百年ではそれはもうやめていこう!」
となるのではなく、
「それをもっともっと邁進していこう!イスラエルもロシアもそれに続け!次の欧米は我々だ!」
となるのは明らかにおかしいと思いません?
おかしいと思って欲しいんですがねぇ・・・
数百年やってきたことをいきなり はいそうですね、反省したからやめます!なんて普通はならないよ。ましてやそこで利権を貪ってた連中がみすみす手放すなんてあり得ない
>となるのは明らかにおかしいと思いません?
論理としては「では、今後の数百年ではそれはもうやめていこう!」が絶対に正しいと私は思います。
ただ、人間は“その発言が正しいか”よりも、“その発言が誰が言ったか”に大きな影響を受ける生き物であり、有体に言えば受け取り手への【説得力】が大きく変わります。
例
ガンジー「欧米が数百年繰り返してきた力の優越はもうやめていきましょう!(非暴力の平和のために)」
スターリン「欧米が数百年繰り返してきた力の優越はもうやめていこうではないかね。(これからは内部粛清の時代だよ)」
ポル・ポト「欧米が数百年繰り返してきた力の優越はもうやめだ!(皆殺しにすれば力の優越もなくなる)」
欧米中心の力の秩序の恩恵をこれまで受けてきた「特権側」が平和への正論を述べても、アフリカのような「搾取されてきた側」の心には響かないと思います。
>数百年間、欧米が繰り返していたからと、「では、今後の数百年ではそれはもうやめていこう!」
いや、欧米の搾取は現在進行形ですからね。。。
しかも、自由や民主主義の押し売りでは飽き足らず、多様性とかジェンダーとか変な上着まで着るようになっちゃってかなり胡散臭いですよ。
それに今まで抑圧されてきたヨーロッパと北米以外の世界は、覇権を伸ばすことができるチャンスが到来したと思っているでしょうし。。。
もちろん、解説者さんの気持ちは理解できますが、どっちかっていうと世界(というか人間)は全く逆のベクトルに向かって進んでいると思いますよ。
そうえば大統領候補が南アにレインボー輸出を目論んで白けさせてましたね。同じ路線でしょうから実現したら外交は悲惨ですね。
割とマジでトルコがどう動くかは注目に値する
レバノンがイスラエルの勢力圏になるのは容認できるはずもなく、しかもトルコは既に他のアラブより強力なイスラエル制裁をしつつ軍事介入の示唆までしてる
トルコのこの手の発言がはったりとは言い切れないのは、直近のシリア征伐でアメリカ、ロシアさえお構いなしに代理勢力に攻撃を咥えたことからも明らか(最終的には両国と取引して承認を得てるが)
イスラエルにしてもトルコが今までおもに相手にしてきたエジプトとは文字通り格が違うことはわかりきってると思うけどなぁ
イスラエルに対してはトルコもイランも協調体制です
もう容認できないレベルまでやらかしましたからね
なんならサウジもUAEもバックアップするでしょう
トルコの制裁は完全に口だけで、むしろイスラエルとの貿易額は、ガザ侵攻後に拡大している有様です。イスラエルが孤立しているってのは、ロシアや中国が孤立している、レベルの妄想なんで注意した方がいいですよ。ちなみにBRICSの中心の中露印はすべてイスラエル寄りか、あるいはイスラエル寄りの中立です。
純粋にその辺りの話は聞いたことがなかったので興味あるのですが、リソースはどのあたりになりますか?
ロシアはサウジとともにOPECプラスを主導しており、イラン、アラブ、エジプトは既に拡大BRICSに加盟済み。2023年10月以前の、サウジがイスラエルとの国交回復に乗り気だった頃は、エネルギー資源確保などの意味でも、中国、インド、ロシアがイスラエル寄り中立というのは分かる話なのですが、サウジの実権がムハンマド皇太子に移り、バイデンの外交不手際でアメリカ・サウジ関係も冷え込み、ガザ戦争以来サウジとイスラエルの関係も大きく冷え込みました。
2023年10月以後の状態で、中国、インド、ロシアが“イスラエル寄り”であらねばならない理由が私には分からないのですが。この三国はいずれもIT大国で、特にイスラエルのハイテク技術を必要とするわけでもありません。イスラエルはエネルギー資源も他のアラブ諸国に比べて少ないですし。
正直、上海協力機構を推進する中露にとっては、紛争をまき散らすイスラエルは厄介者ではないかと思っています。少なくとも、中東の地の政治的安定には寄与しておりません。(インドの労働者は出稼ぎに行っていましたが、今となってはイスラエルは危険すぎて魅力に欠けます)
まず第一に、サウジとイスラエルの仲が冷え込んでるって認識がバイアス入っちゃってるかな。イスラエルが国際的に孤立している、みたいな欧米日メディアの大本営的な論調だけ見てると、国際情勢をまったく見誤るから注意した方がいいよ。実際、第五次中東戦争が起こっても、イスラエルは負けない。(個人的にイスラエルは嫌いなので負けてほしいという願望はあるけど)好き嫌いと現実を混同するのは、日帝しぐだっていうか、日本人の悪癖だね。
>サウジとイスラエルの仲が冷え込んでるって認識がバイアス入っちゃってるかな
いえ、バイアスやメディアの「イスラエルが国際的に孤立している」とかは割とどうでもよく、各国の政治方針と利害関係を問いたいのです。好悪で国際関係は語れません。
同盟関係や敵対関係は情勢により変動することは前提として、シーア派筆頭格のイランとスンニ派筆頭格のサウジは長らく対立しており、イエメンを巡ってもフーシ派と暫定政府をそれぞれ支援し、7年以上も内戦状態が続いていましたが、2023年の中国の仲介により国交回復へと進みました。これによりイエメン内戦もなし崩し的に停戦状態となりましたが、フーシ派の戦闘部隊は今度はガザ戦争を契機に紅海の海賊行為を始め、今も続いています。
『サウジはイランと国交回復したが、イスラエルとの国交回復は棚上げとなっている』という状態で、2024年4月にイランとイスラエルは互いにミサイルを撃ち合うまで悪化しました。
「国際世論がイスラエルを非難云々」ではなく、エジプト、ヨルダン、イラク、イエメン、アラブといったサウジの隣国や、トルコ、イランといった地域大国がイスラエルとどのような関係にあるかを考慮して2024年9月の現状を見るに、サウジとイスラエルが【国交回復へ向けた友好的段階にある】とは到底思えません。
サウジ皇太子が
「サウジは東エルサレムを首都とする独立したパレスチナ国家の樹立への努力を止めない」
「それなくしてイスラエルとの外交関係の正常化はない」
旨表明したのがニュースになってましたね
おっしゃるとおり、中東情勢を論調で見るのは危険でほとんどリアリズムで動いてるのはその通りですが、そちらの論調も、23年9月のワシントンインスティチュートの調査で、イスラエルがイスラーム権利を認めることを条件として国交正常化を望むのが大多数だったのは注目に値するでしょう。
途中送信失礼。イスラームの国家は宗教重視だからこそ、いくら実利といっても権利者=国民の反感を買う行動を取り続けるのは難しいです。そういった行為がISISなどの温床になるので。トルコも現政権は宗教を拠り所としているのでその過激な反応は然るべきと言えます。
例外は湾岸諸国でこちらは権力者が軒並み富豪で宗教色より商人な政体です。
また一応、エジプトはどう動くのか私も想定つきません。かつて中東戦争の筆頭となったのはシナイの実利のためで、いち早く国交正常化した元からアラブの連帯の外にいる国なので。
…こうして改めて見てもイスラエル包囲網は難しいのはそのとおりです。
サウジアラビアの反応次第で、トルコ・イランは対決姿勢を強める中、イスラームの指導者として批判的中立を貫けるかが焦点です。
私はもしもサウジアラビアが対決姿勢鮮明にしたら実利に則りエジプトを含めたアラブ連帯が結成されると予想してます。
サウジはアメリカとも結びつきが深いので
対決姿勢鮮明にはしないでしょうね
ただここまでやらかしたイスラエルに
皇太子は悪感情は持っており(俺の推測)
イスラエルに利する行為はしないでしょうし
ガルフの盟主を自認するなら、なんらかの
バックアップをする(している)と思います
サウジに関しては近年で動きが怪しいので、ちょっと読みにくいですね。わりと武力を辞さない姿勢が多く勢力拡大の意図が見え隠れしているように見受けられます。
その武力を辞さないという点が重要で、サウジアラビアは元から完全なリアリズムの力を重視する外交姿勢でした。勢力拡大もありますが、中東の春による欧米への不信感、また崩壊した中東秩序の中での地域大国を争うトルコ・イラン相手に後れを取らないよう、近年はOPEC+を用いてロシアにも接近して非欧米の枠組みで影響力を高めてきました。
トルコとイランが宗教指導者として名声を集めてる中サウジ王家が動かないのはまさに民衆の不満を高めてしまいます。その中で沈黙を保つことは難しく、お互い剣聖しあいながら歩調を探っていることでしょう。
リンク
5月付けで貿易制限出してたはずだが、むしろ貿易額が増大していると言うなら根拠を示すべきだ
というかイスラエル側も報復してたはずだが?
5月の貿易停止宣言の結果は確認してませんが、反証としてJETROに以下のようにあります。
>なお、2024年第1四半期の貿易では、トルコのイスラエルへの輸出は前年同期比21.7%減の12億820万ドルで、国別では13位、輸入は同21.5%減の4億2,900万ドルで32位だった。
追記
5月は少なくとも口だけでない制裁になってますね
>bloombergトルコの対イスラエル輸出が99%減、ガザ人道支援が不十分として停止
Beril Akman
2024年6月3日 22:44 JST
更に戦線抱え込むだけの余裕があるとは恐れ入る
“バイデン政権はイスラエルとヒズボラの衝突拡大を防ぐため手を尽くしているが”
支援が無駄にでかすぎるんじゃないの?
“バイデン政権は選挙に夢中で放っておいたら天ぷら油のごとく燃え広がっていた”
のほうが、現実に近い気がしますね。8月や9月はハリスとトランプと選挙支持率に関するニュースばかりで、ガザ対策に本腰を入れていたとは到底思えません。何せ、“現職副大統領”が中東に足を運んでおりませんし。
民主党政権にとっての【来年以降の大統領】となる人物が、全く無関心のままでは中東の米軍もどうしようもないでしょうし。
東アジアもそろそろ感増してきてるし、アメリカは頭を抱えてるだろうな
イスラエルによる第五次中東戦争と、中国による台湾進攻、どっちが早いかですね。本当にヤバい時代や。
ロシアはひとまず西側に取り込んで、中露分断すりゃ各個に対処できたでしょうに
わざわざ全米民主主義基金にウクライナ荒らさせた結果が、オバマ時代にもうアメリカには無理と認めた多正面
アメリカも一枚岩ではなく嫌露派と嫌中派がバラバラに動いてるんでしょうね…(遠い目)
イスラエルには頑張ってほしい
残された時間は少ない
アメリカのユダヤ系2世も高齢になってきた
3、4世代以降はもはや他国の人間と同じだし
決着をつけるなら今この時だと思う。
パレスチナ、ヒズボラとすべての決着をつけるため
ネタニヤフ首相の信念を感じる
>パレスチナ、ヒズボラとすべての決着をつけるため
無理だと思います。それをするにはネタニヤフの政党は少数であり、政権内部の利害関係がバラバラ過ぎます。
対ハマスの「戦時内閣」すら1年も持たずに崩壊した=内政の不備、の状態で外征へ打って出るのは非常にリスクが高く、ネタニヤフの行動は今停戦すると選挙で政権を失うから、戦争状態をさらに悪化させることで己の権力を維持しようとしているように見えます。彼の信念は、「権力の座に固執する」ことだけではないかと。正直、イスラエルという国家よりも己の政権が大事としか思えません。
いずれにせよ、イスラエルには核がありますんで。まあ使わずとも勝てるとは思いますが。第二次大戦後のスキームの終焉は近いです。ワクワクしますね。
むしろ核を使ったら局地的な戦争には勝てても、最終的には敗北しかないのでは?
だからこそ、使いどころが非常に難しいので誰も使えないという。。。
ヒズボラはともかく、パレスチナは無理でしょ。
あれだけ近親者を殺されたガザや西岸のパレスチナ人の記憶が一世代やそこらで消えるはずもなく。
利得なんかよりも、そういう個人的な恨みの方がなが~く禍根を残すものです。
たぶん、中世くらいの時代なら土地の住人を根絶やしにするのが正解でしたが、今はそんなことできるはずもなく。
イスラエルは自分の畑に憎しみの種をせっせと撒いている状態ですね。
軍事的な面だけで見れば、2006年のレバノン侵攻はヒズボラにダメージを与えてはみたものの、情報不足で効果的な攻撃が出来ず逆にイスラエルの地上軍が結構手痛い反撃受けて不十分な形で撤退する事になり、ヒズボラの根絶には到底至りませんでしたが。
今回仮に再度侵攻するとして、前回の轍を踏まないように十分な情報収集してからでないと意味が無いと思いますが、いまの勢いで行動している節の有るイスラエルが我慢出来るかなぁ?という点はあります。
レバノンは事実上常に内戦状態で政治的には破綻しているようなものなので、レバノン政府は何も出来ない上に、国連も監視軍や平和維持軍が無力なのでただの案山子。さらにはシリアもレバノンに係る余裕が無いと、決定的な抑止力というものは何も存在しないのが最大の問題点なんでしょうね。
イギリスは関わるだけ悪化するのは目に見えているのでぜひとも引っ込んでてもらいたいですが、イギリスだしなぁ・・・
トルコとイスラエルが直接衝突する事態になった場合でも西側がイスラエル支持に徹するのかは興味がある
ヨーロッパにとって中東難民の受け皿でロシアに対する戦略的要衝になってるトルコを落とすのは、ロシアがウクライナに反旗を翻されるのとは比較にならないダメージだと思うが
戦争で領土を増やすってのは最も国家に忠実な人間を犠牲にして最も敵対的な人間を組み込む行為ですから
今時そんなことするなんてなかなかイカれてますねぇ
追記:
皆はロシアとイスラエルの両方に反対するとかどっちにも賛成するって立場は論理的に矛盾すると思う?
私は西側につくかなんて随時対応を決めればいいと思ってるし国家戦略なんてそんなもんだと思うけどね
別にそれ矛盾はしないんじゃねえの?
ワイはロシアもイスラエルもどっちもクソだと思ってるで
ただ、屁理屈並べてイスラエルにアクロバティック擁護かましてるような人や国の事は卑怯で一番不愉快な奴らだなと感じるだけ
普段いじめは絶対にいけませんよと言っている側の人間が実はエゲつないいじめの主犯格とかその取り巻きだったらサブイボ立たん?
賛成か反対かで言えばどちらも反対しますが、結局のところ国を裁く超国家がいない世界では力こそすべてというのがまかり通るので原理的に仕方ないことだと思っています。
まあ冷戦時代とあまり変わらないですね。冷戦後にアメリカが一時的に超国家振る舞いして、その体力が尽きただけの話です。どのみち維持は無理な秩序でした。
緩衝地帯にはだれが駐留するんだ
イスラエル軍と入植者でしょ
イスラエルとヒズボラ(レバノン)は全面戦争に突入
9/25
ヒズボラは1日でロケット弾数百発、
地対地戦略弾道ミサイル数十発を発射
イスラエルも大規模空爆を実施、民間人に多数の死傷者
どうなるんだこれ
イスラエルの外相が米仏が提示した一次停戦案を蹴ったし、泥沼化するかと。
ホワイトハウスの発表によると、EU、オーストラリア、UAE、サウジアラビアなどが名を連ねたとの事。
緩衝地帯のための地上侵攻→緩衝地帯に入植→入植者が攻撃される→最初に戻る
を冗談抜きでずっとやってきたのがイスラエル国家のここ76年の歴史ですし、今回もどうせそれをやるのでしょう。帝国主義の時代の犠牲者たちが集まって作った国家のはずなのに、なぜこれほど痛みへの想像力に乏しいのか。
皆さんが見落としているのは前提としてイスラエルの勝算も大きくない
06年の戦争の結果は引き分けで、イスラエルの軍事力は当時と明らかな変化はなく、ヒズボラの兵力は当時の4~5千人から少なくとも3万人に増加した
強いて言えばイスラエルはF35を獲得したが、どうせ相手にはまともな防空や戦闘機がなく、高価な置物にしかならない
ガザでの1年間の作戦で兵士はかなり疲れていて、さらに道の悪い山地を攻めても、兵力優位性を発揮するのは難しい…楽観的な要素はあまりないでしょう