中東アフリカ関連

アイアンドームを艦艇に統合、拠点防衛に特化したイスラエル製の防空艦

イスラエル国防省は5日、アイアンドームが統合されたサール6型コルベットの引き渡しが12月に予定されていると明かして注目を集めている。

参考:Israel shifts naval doctrine with new Sa’ar 6 warships

イスラエルが開発したアイアンドームを搭載して拠点防空に特化したコルベット

イスラエル北部の港湾都市ハイファ沖合の沖合で発見された複数の天然ガス田(タマル/レビアタン)から得られる天然ガスの総量は「イスラエルの発電需要を100年以上満たすことが出来る」と言われており、海上で天然ガスを生産するガスリグ(掘削装置)防衛はイスラエル軍にとって至上命題だ。

特にイスラエルと敵対するテロ組織のロケット弾やミサイルは海上のガスリグに届く可能性が高いと言われており、イスラエル国防省はタマル天然ガス田での商業生産が始まった直後にアイアンドームが統合された艦艇開発を開始、2015年にサール6型コルベット4隻が発注された。

出典:דובר צה”ל / CC BY-SA 3.0 Cドームに試射

このサール6型コルベットはドイツのブラウンシュヴァイク級コルベット(1,840トン)をベースに開発されたものだが中身はイスラエル製装備で固められており、同艦最大の特徴はアイアンドームの艦艇搭載型「Cドーム」が統合されている点だろう。

基本的にCドームはアイアンドームと同じ仕様だが、360度全ての方角からの攻撃に対応するため固定式のキャニスターではなく10連式の垂直発射基(VSL)に対応しており、この機能は陸上配備型のアイアンドームではサポートされていない。

サール6型コルベットはCドームの10連式垂直発射基(VSL)を4基搭載しているため、アイアンドーム迎撃弾を40発収容することが出来る=つまりロケット弾やミサイルの同時攻撃を20発(1発の標的に対して2発の迎撃弾を発射するため)まで迎撃することが可能という意味だ。

出典:דובר צה”ל / CC BY-SA 3.0 サール6型コルベットの居住空間

これ加えてインドと共同開発した艦対空ミサイル「バラク8(射程100km:バラク8ERなら射程150km)」を収めたVSLを16セル、陸上攻撃にも転用可能な艦対艦ミサイル「ガブリエルMk.5もしくはハープーン」を収めたキャニスターを16基、25mm機銃と対戦ミサイル「スパイクER」を搭載した複合銃座を2基、76mm速射砲を1門、SH-60を1機搭載しており、2,000トンにも満たないコルベットにしては非常に重武装だが、ガスリグ防衛のため長期間海上に留まる必要性があるため乗組員(定員65人)の居住性にも配慮されている。

さらに興味深いのは本艦の調達方法だ。

参考:Israeli navy engineers in Germany to help with warship deal

当初、本艦の調達は建造費用を抑えるため国際競争入札を実施すると発表、これに韓国、イタリア、スペインが応じたのだが国際競争入札の発表から数ヶ月後に入札中止を発表してドイツのティッセンクルップとの単独交渉に入った。

この方針転換の裏にはドイツ政府から特別助成金(ホロコーストに対する贖罪)が絡んでおり、4億3,000万ユーロ(約530億円)と見積もられていた建造費用の約1/3(1億1,500万ユーロ)をドイツ政府が助成する条件でティッセンクルップが受注することに成功、そのためサール6型コルベット建造の実質的なイスラエル負担は3億1,500万ユーロ(約390億円)で1隻あたりの建造費用はたったの97億円だ。

補足:ティッセンクルップはサール6型コルベット4隻受注の見返りとして約1億5,000万ユーロ(約190億円)相当のイスラエル製品購入を約束している。

勿論、戦闘システムや搭載機器の費用は含まれていないが搭載品の殆どが国産品なので、恐らく相当安価にサール6型コルベットを調達することが出来たと言える。

流石に弾道ミサイルを迎撃することは出来ない(バラク8は弾道ミサイルを迎撃することも可能と言われているが本来の使用方法ではない)が、UAVを含む航空機、巡航ミサイル、超音速ミサイル、ロケット弾などに対する広範囲な防空を提供できる水上艦艇として見れば非常に有能だと思う。

因みに本艦の建造目的は固定拠点(ガスリグ)の防空なので艦隊を組んで外洋を長距離航行(作戦範囲は最大2,200海里)するようには設計されていないので、本艦を海自が導入しても使いみちに困るだろう。

 

※アイキャッチ画像の出典:IDF Spokesperson’s Unit / CC BY-SA 3.0 サール6型コルベット

平均建造費用7,700億円、米海軍がコロンビア級原潜の調達を開始前のページ

米陸軍、トマホークとSM-6を流用してロングレンジウェポン開発に着手次のページ

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コメント

    • 匿名
    • 2020年 11月 07日

    もめている陸上イージスアショアの代わりに
    洋上固定のイージスアショアプラットフォームとセットで導入しようぜ

    4
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      それが、新型イージス艦になるわけ。

      16
        • 匿名
        • 2020年 11月 08日

        アメリカが(中国とやりあうには)船が足りないって言ってたんで、そういうことなんですかね?w
        いざとなればTHAADもペトリも日本に持ってきてくれるんでしょう。しらんけどw

        1
          • 匿名
          • 2020年 11月 08日

          THAADシステムもペトリオットも10年以上の前から在日米軍が日本でうんようしてますやん。
          追加配備のことなら中国の動きや日本の対応次第では、ありえるんとちゃうかな。知らんけど。

          4
      • HY
      • 2020年 11月 07日

       それでは敵にとってただの「的」です。陸上と違って海中から狙われれば防ぎようがありません。あと台風や高潮が来た時も困ることになります。

      6
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      アイアンドームはロケット弾程度の飛翔体の迎撃に特化したもので日本のBMDの仮想敵には能力不足かと。

      10
      • 匿名
      • 2020年 11月 08日

      アショアの代わりは結局SPY-7イージス艦もNGで国産DDXの早期建造に落ち着くんじゃね?
      BMDは(少なくとも今のところ)できないが国産長SAMで既存イージスの艦隊防空任務を肩代わりして結果的に新イージス調達と同様既存イージスの負担を軽減できる

      4
    • 匿名
    • 2020年 11月 07日

    波が穏やかな地中海だから、重武装に出来るのも分かる。外用にも出ないわけだし。
    しかしティッセンクルップってバーデン=ヴュルテンベルクを
    作ったところだから一抹の不安を覚える。

    9
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      海自哨戒艦もこれくらいの武装があれば満足出来るが乗員が足らなくなるから無理そうだ

      2
        • 匿名
        • 2020年 11月 08日

        近海任務中のイージスBMDの護衛として強化される可能性はあるかも

        1
    • 匿名
    • 2020年 11月 07日

    なんで、ガスリグに直接アイアンドームを搭載しなかったのだろう?

    6
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      天然ガス井戸のすぐ側にミサイルは心理的に抵抗があったんだろう。
      軍艦なら好きに展開出来るし、別の場所で艦砲射撃も出来る

      6
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      ミサイル発射時のバックファイヤでドッカ~ンですよ。
      こういう施設はタバコすら禁止なのです。

      14
    • 匿名
    • 2020年 11月 07日

    Cドーム?
    seaドームと聞いてたが名前変わったのか?
    面白い試みであり、個性的な艦だな。
    今後の軍艦の発展方向を占うファーストムーバーのようだ。
    イスラエルの今後に要注目だな

    3
    • 匿名
    • 2020年 11月 07日

    記事の内容は読んでないけど、どうせアイアンドームが搭載されたイスラエルの防空艦を陸上イージスの代わりに導入しろって言いたい内容なのは容易に想像がつく。

    アイアンドームはロケット弾や砲弾を迎撃するための防空システムで弾道ミサイル迎撃には非対応だ。所詮軍事非対応の記者が書く記事なんてそんなもの

    1
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      記事の内容を読んでないヤツに批判される管理人に同情w

      61
        • 匿名
        • 2020年 11月 07日

        管理人じゃなくて元記事のことじゃねの

        5
          • 匿名
          • 2020年 11月 07日

          元記事にそんな記述あるの?

          4
            • 匿名
            • 2020年 11月 07日

            ないよ。だって管理人が参考して挙げてる記事はアメリカ視点の記事だもん。日本の陸上イージスの話は1mmも出てこない。

            11
          • 匿名
          • 2020年 11月 07日

          元記事英語圏のやつなんで日本のことなんて書いてないですね

          11
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      全くの的外れだ。極めて遺憾である。

      16
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      言っちゃ悪いけど非対応の記者はイスラエルが何を調達してもそもそも耳に入らないような環境だから気にしなくていい

      2
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      >>本艦を海自が導入しても使いみちに困るだろう。

      32
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      この方はココを報道機関のページと勘違いしてないか?ここは個人運営のブログだぞ。

      8
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      何で読んで無いんだよ(困惑)

      19
      • 匿名
      • 2020年 11月 08日

      飛ばしたね(笑)
      しかも迎撃されまくり

      3
    • 匿名
    • 2020年 11月 07日

    サール6型コルベットの居住空間の写真
    一瞬床が畳に見えたw

    22
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      用務員室w

      5
        • 匿名
        • 2020年 11月 08日

        軍艦なんだから
        これ兵員室か、士官室のどっちやら

        2
      • 匿名
      • 2020年 11月 08日

      二人部屋でこの広さ・余裕空間ですから、軍艦の居住性としては素晴らしいかと。
      士官/下士官用だとは思いますが、恐らく兵用も標準レベルを超えているのでは。

      1
    • HY
    • 2020年 11月 07日

     イスラエルは米国の同盟国ですが、米国頼みではなく自分の技術で「防空艦」を造ったということです。日本もオリジナルのイージス艦を考えるべきです。

    6
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      あきづき型があるでしょ。

      31
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      載せる兵器の大半はイスラエル製でも船体そのものや、設計の細かいところは
      ドイツ造船所に丸投げしておいて、それを自分たちの技術で「造った」はイスラエル人でも言わないでしょ。

      4
        • 匿名
        • 2020年 11月 07日

        別に船体なんてイタリアでも作ってスペインで作っても大きくは変わらないじゃん。それよりも船に積むシステムや兵器の方が重要じゃない?

        これをイスラエルが自分達が作ったと言っても違和感ないんだけど。何に拘ってんの?

        6
          • 匿名
          • 2020年 11月 07日

          船に兵器やシステム載せて終わりだと思ってるなら船体設計の重要性を軽視してる。

          11
          • oominoomi
          • 2020年 11月 08日

          日本では「むらさめ」型から「あさひ」型まで、20年以上基本的に同じ船殻設計が使用されたため、若い設計者が線図を引く経験をする機会が失われる、と危惧する声がありました。
          艦体の設計も連綿と継承しなくては失われてしまう技術なわけで、ドンガラなんてどこでも造れる、という訳では決してないのです。

          7
        • 匿名
        • 2020年 11月 07日

        なるほど、貴殿の理屈だとゲーム機の命とも言えるCUPやグラフィックチップにAMD採用したPS5は日本が作ったとは言ってはいけないんですね。

        4
          • 匿名
          • 2020年 11月 07日

          極論だなぁ。じゃあ国産の定義ってなんだよ。って話になりますが。

          2
        • 匿名
        • 2020年 11月 07日

        船体に合わせて各種モジュールが相互干渉しないように配置するとか、レーダービームがちゃんと飛ぶように調整する、など他人の作ったものに乗せるのはそれはそれでめんどくさい。
        1から時刻設計しても、うっかりCIWSが甲板上のヘリを誤射するとかレーダーゴーストが現れるとかミスする船も世の中にはあるのに、特に問題なく就役させたのはさすがイスラエルだよ。

        17
          • 匿名
          • 2020年 11月 07日

            _, ,

          4
          • 匿名
          • 2020年 11月 07日

          独島級の悪口はそこまでニダ

          8
            • 匿名
            • 2022年 6月 16日

            まず載せるヘリコプターが調達されてないニダ

            1
          • oominoomi
          • 2020年 11月 08日

          艤装設計したのもティッセンクルップだから、それってイスラエルの(多分かなり無理筋な)要求をまとめ上げたドイツの能力ですよ。

          3
      • 匿名
      • 2020年 11月 08日

      あきづき型護衛艦のイージス越えの同時処理能力
      リンク
      この動画を見て勉強しる、BMDは出来ないので注意。

      5
      • 匿名
      • 2020年 11月 08日

      はい、あきづき型(タレス社のAPARで使ってるアルゴリズム入れてるけども

      まぁ、あきづき型を別としても、今後の新中SAMやFCS-3の技術を継承した新型レーダーも合わせて考えるなら十分その路線に行ってるのでは?

      8
      • HY
      • 2020年 11月 08日

       いろいろ返信・ご意見をありがとうございます。

       あきづき型汎用護衛艦は弾道ミサイル迎撃任務に全ソースを注いでいるこんごう型ミサイル護衛艦の代わりに僚艦防空を担うもので正確にはイージス艦ではありません。使用する周波数も異なっております。

       やるとすれば開発段階から始めることになるでしょう。時間もコストもかかるでしょうが大切なことです。アメリカがレーダー売るのを止めたら日本は詰みます。

        • 匿名
        • 2020年 11月 08日

        すまん、一つ疑問に思った事
        和製の艦隊防空艦を作るべきと思ってる?それとも和製の「イージス艦」を作るべきと思ってる?

        前者は上でみんなが言ってるように新艦対空誘導弾とJCECが開発済み次第順次導入されていくだろうし、後者はそもそもどうやっても不可能だけど(米国製のイージスシステムを積んだ船がイージス艦なんだから当然だけど

        多分懸念してるようなレーダー売るのを止める事はしないと思うけどね、それやったら日本もきついけど、アメリカも大損するから(超高額の商売をなしにするわ、安全保障上のリスクをぶち上げるわの最悪選択

        6
    • 匿名
    • 2020年 11月 07日

    アイアンドームは防空施設や対空ミサイルをUAVの攻撃から防護できるので艦船に統合するのは悪くない案かな・・・。
    アイアンドームが中華UAVに対してどれくらい対抗できるのかが気になります。

    2
      • 匿名
      • 2020年 11月 07日

      UVAというか、対シースキマー性能ですね
      アイアンドーム自体は弾道を描いて飛来するロケットや砲弾が主な迎撃対象でしょうから、割り切った設計ならば対シースキマー性能とかは低いかも?
      中華対艦ミサイルによる被害を受けている以上、対シースキマー性能でも妥協しているとは思えないですが、そちらはバラク-8の方が担当かも?

      3
    • 2020年 11月 07日

    イスラエルも近所付き合い大変そう。
    自前で軍事技術磨いてるので、兵器開発、魔改造する
    ようなので、今回もドイツから船の器だけ仕入れて
    後は自分の好きな兵器を詰め込む感じかな。
    イスラエルの建国の歴史からみても、地理条件でも
    国防の話題には本当に必死感が伝わる内容が多いね。

    6
    • 匿名
    • 2020年 11月 07日

    居住性に配慮とあるが食事のレベルが知りたいところだ.
    自衛隊の掃海艇が40名で調理員1名とのことだから、65人だと2名勤務なのか
    生鮮食料品はヘリで補給されるのが前提なのか
    そのあたり、イスラエルは公開しないだろうな・・・

    4
    • 匿名
    • 2020年 11月 08日

    台湾あたりが欲しがってそう。S-400も落とせれば制空権も手に入るし。

    3
      • 匿名
      • 2021年 2月 22日

      アイアンドームは対空ミサイルも撃墜できるの?

    • 匿名
    • 2020年 11月 08日

    偽装工作船や潜入テロリストから基地や原発を防衛する程度の必然性は感じるけどね
    宣戦布告から弾道ミサイルの総攻撃って、そんな流れはすでに過去のもの、
    正体不明を装って重要拠点を狙う攻撃がまず行われると見れば、こんな艦艇も有用だよ

    1
    • 匿名
    • 2020年 11月 08日

    丁度、我が国のイージスアショア配備計画が潰れた代案として新型イージス艦の建造が取り沙汰されているタイミングで報じられたから皆盛り上がっているけど、このサール6型は自国の天然ガス用リグを近隣のテロ組織からのロケット・ミサイル・UAV攻撃から守る為に特化した『特殊装備』なので、我が国を含む他国で使える装備とは言えない様な気がするけどな
    過去の実例に例えるなら、冷戦時代の米海軍が空母機動部隊を旧ソ連の対艦ミサイル飽和攻撃から守る為だけに配備したF-14トムキャットに近い性格だと思う(その為、F-14は同世代の同級機であるF-15に汎用性で劣った結果、F-15より早く姿を消した)
    裏を返せば、現在のイスラエルはその様な兵器が必要な環境に置かれていると言う訳

    4
    • 匿名
    • 2020年 11月 08日

    サール型と言えば、第四次中東戦争でサールⅡ~Ⅳ型ミサイル艇艦隊がシリア海軍との
    ラタキア沖海戦で、翌日にはエジプトとのダミエッタ沖海戦でソ連製ミサイル艇艦隊と激突。
    ミサイルの射程・速度・炸薬量では負けていたのに、ソ連製対艦ミサイルを全機叩き落とすわ
    高度3mを這うガブリエルミサイルでシリア・エジプトのミサイル艇隊を一方的に殲滅・無双
    した栄光に輝く。サールⅡ型で200トン級だったのだが大きくなったな

    1
    • 匿名
    • 2020年 11月 09日

    要は、イスラエルがテロリストの攻撃を受ける可能性が高い位置環境にある天然ガスリグ防衛のために最適化したエリア防空専用艦、てことかな。

    • 匿名
    • 2020年 11月 10日

    こういうのはトップヘビーいうの?

    • 秋山
    • 2020年 11月 19日

    韓国から有利子ODA返してもらってイスラエルに送ったほうが、日本の造船業の輸出に繋がりそうですね、ガル級にしてもコルベットにしてもドイツ製は売れてるし^^;毎年38億ドルアメリカの援助あるってのも実験場としては破格ですね(汗)

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