中東アフリカ関連

反政府組織が県都ハマーに侵入、シリア政府軍は街を放棄して撤退

シリア北西部で11月末に始まったタハリール・アル・シャーム機構(HTS)の攻勢は現在も続いており、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは5日夕方「反政府組織がハマー市内に侵入した」「シリア政府軍がハマーから撤退した」「周辺地域にしがみつくことなく街を明け渡した」と報告した。

参考:В Хаме все действительно очень плохо даже если делить заявки боевиков на два или три.
参考:О падении Хамы

たった5日間の攻撃でハマー県の県都が陥落した格好だ

シリア北西部で11月末に始まったタハリール・アル・シャーム機構(HTS)の攻勢は現在も続いており、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは「ハマー県の状況は日毎ではなく時間事に悪化している。ロシアとシリアの航空部隊は空から攻撃を行い、シリア政府筋は全ての攻撃を撃退したと主張しているもののハマー北部の状況は悪化し続けている」と述べていたが、5日夕方「敵側の主張を2か3で割ってもハマーの状況は本当に悪い」「反政府組織がマール・シャフールを占領した」「反政府組織がハマー市内に侵入した」「反政府組織がハマー空軍基地に侵入した」と報告。

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

さらにRYBARは「シリア政府軍が公式に『街の外に戦闘を移すことで市民の命を守るためハマーから撤退した』と発表した。彼らはハマーの周辺地域にしがみつくことなく街を明け渡した。シリアの恥ずべき情報機関は『敵の情報を信じるな』『プロパガンダに屈するな』『公式情報だけを信じろ』と呼びかけてきたが、結局は『全てが我々の制御下だ』というステータスは『我々は街を離れた』に変わった」と述べ、たった5日間の攻撃でハマー県の県都が陥落した格好だ。

ハマーの郊外に新たな防衛ラインが設定されているのか不明だが、このままホムスを失えば地中海に面した沿岸部が孤立してしまい、仮にダマスカスを守りきれてもアサド政権が被る経済的ダメージは甚大で、本当にホムスを巡る戦いがアサド政権の命運を左右するかもしれない。

追記:ハマー解放に涙を流して喜ぶ年配の女性

関連記事:シリア内戦、ドローンの登場でシリア政府軍の戦術が機能しなくなった
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※アイキャッチ画像の出典:شبكة أخبار الشمال المحرر

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コメント

    • 愛国戦線
    • 2024年 12月 05日

    ドローンを制す者が戦争を制す時代か

    深圳のドローンショーに見惚れている場合ではないかも知れないな…

    13
      • class
      • 2024年 12月 05日

      その通り
      ドローン万能論こそが航空万能論なのだ!

      21
    • ななし
    • 2024年 12月 05日

    >このままホムスを失えば地中海に面した沿岸部が孤立してしまい
    興味深いのが、侵攻方向がロシア軍のタルトゥース海軍基地や
    フメイミム空軍基地を孤立して脅かす方向であることですね

    ウクライナ軍が今回シリアに参戦していることも踏まえると、
    シリアのロシア軍権益を脅かすことで、ウクライナのロシアの進撃
    を少しでも食い止めようとしているのかもしれません

    15
      • class
      • 2024年 12月 05日

      >ウクライナ軍が今回シリアに参戦している
      たまにその主張を見かけるけどそれ本当なのか?
      ガチなら割と大ニュースだが、誰か何か裏とってるのか?

      9
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 12月 05日

      十中八九、絵を書いて支援したのはアメリカでしょうね
      ウクライナがシリアの状況をここまで把握できてるとは思えませんし、反政府軍と緊密に連携し兵器を支援できる訳がありませんから
      ウクライナとシリア、それぞれの代理戦争が繋がってきてしまいましたが、これが更に大きな戦争に繋がらない事を祈るしか無いです

      29
        • ななし
        • 2024年 12月 05日

        おっしゃる通りだと思います、、、
        一体アメリカはどこまで戦乱を拡大させるつもりなのか
        本気になればいつでも停戦させられるのに

        14
          • 兵長
          • 2024年 12月 05日

          そりゃー、もうすぐトランプ政権に変わるから最後のかね儲けと悪あがきですよ。
          人を苦しめるの大好きで他人の幸福をぶっ潰さないと気がすまない人達ですから。

          28
          • トーネードピピン
          • 2024年 12月 06日

          むしろ戦乱を終わらせるために米支援組織の敵対組織を壊滅させる方向に調整しているという見方も出来ますがね
          もっとも今回攻勢をかけている部隊は主にトルコの支援があると言われてるけど。
          本気出せば停戦出来ると宣ってますけど第三国が複数の派閥が割拠する内戦にどう干渉すれば停戦出来るのか、具体案が無いなら机上の空論で小学生の書く作文未満で、アメリカが戦乱拡大を意図していると宣うなら他の干渉国に期待するのが自然だと思いますがその戦乱拡大を図るアメリカに停戦の調整を望むのは率直に言って愚かだと考えます

          11
            •  
            • 2024年 12月 08日

            >>むしろ戦乱を終わらせるために米支援組織の敵対組織を壊滅させる方向に調整しているという見方も出来ますがね
            全く出来ないね、米支援組織の敵対組織を壊滅させる等非現実的であるし万が一出来てもそれは勢力図を変化させるだけで戦乱を終わせる事にはなりようがない
            >>本気出せば停戦出来ると宣ってますけど第三国が複数の派閥が割拠する内戦にどう干渉すれば停戦出来るのか
            米支援組織は米の支援なければ現状維持すら困難なのだから支援止めるなりすれば済む話
            >>アメリカが戦乱拡大を意図していると宣うなら他の干渉国に期待するのが自然だと思いますがその戦乱拡大を図るアメリカに停戦の調整を望むのは率直に言って愚かだと考えます
            火に油を注いでる奴に止めというだけの話で且つアメリカ以外にアメリカを止めるとか期待出来ないから率直に言って愚かなのはお前だろう

        • 匿名
        • 2024年 12月 05日

        政権去るまでに限界まで引っ掻き回して、あとは全部トランプ/共和党に押し付ける魂胆にしか見えない。だとしたらバイデン/民主党の往生際の悪さよ。

        26
        • ak
        • 2024年 12月 05日

        しかしなぁ、タハリール・アル・シャーム機構(HTS)ってのは「ヌスラ戦線」が幾つかの組織を取り込んで名前変えただけだし、そのヌスラ戦線はイスラム国ISILの細胞組織だったんだがなぁ。

        アメリカはロシアを害する為に「イスラム国」と手を結んでるのか、別に今に始まった事じゃないけど何とも無節操な事で。

        36
          • かぼ
          • 2024年 12月 06日

          アフガンでもいまだにタリバンはISと戦ってる
          世界の紛争の90%アメリカが起してる気がするわ

          26
          • 3bag
          • 2024年 12月 06日

          アメリカではなくトルコが支援しているかと。
          トルコが支援する「シリア国民軍(SNA)」は、「タハリール・アル・シャーム機構(HTS)」と連携して行動しているので、トルコはHTSも支援している可能性が高い。
          アメリカが支援している「シリア自由軍(SFA)」はシリア南部で活動しており、ウクライナの特殊部隊もシリア南部で活動しているらしいので、今回のシリア北部の攻勢は背後にトルコがいると思います。

          32
            • 暇な人
            • 2024年 12月 06日

            ロイターによると反政府軍は一年くらい前からアレッポ攻略の準備をしていたがハマスとイスラエルが衝突したので延期して、ヒズボラとイスラエルが和睦(実際にはイスラエルはそのまま爆撃しているが)したので攻撃を開始したそうな
            トルコ軍は知ってはいたし協力を呼びかけられたが拒否されたので単独でやることになったのこと

            直接的には参加していないが計画は知られており、支援は行われているのだろう。
            エルドアンの口ぶりからすると政権から排除されている彼らとの和平との事なんだが、これで和平になるとは思えないんだよなあ。

            1
    •  
    • 2024年 12月 05日

    先の内戦で“タイガー・フォース”と呼ばれ、ロシアの支援のもと改編されたSAA第25師団が壊滅したみたいなのよね
    アレッポ救援に間に合わず、ハマ防衛戦に投入されたんだけど数日であっさり司令部とられてた
    宣伝戦にも使ってたので、アサド政権にとってはハマ陥落より衝撃かもしれん

    22
    • ムーミン
    • 2024年 12月 05日

    シリア軍は空爆メインで応戦してるみたいだけど 反勢力はダマスカスまで進軍できる能力は残ってるのかな?
    休む事なく進軍してるみたいだけど 息切れしたらシリア軍に反撃される可能性が高い

    3
    • ムクカ
    • 2024年 12月 05日

    政府軍は空爆メインで応戦してるみたいだけど 反勢力はダマスカスまで進軍できる能力は残ってるのかな?
    休む事なく進軍してるみたいだけど 息切れしたら政治軍に反撃されるだけだろうし 都市ホムスまで行けるか?

    3
    • 匿名
    • 2024年 12月 05日

    政府軍はどこまで下がるつもりよ?

    8
      • 2024年 12月 06日

      反政府が補給の問題あるんで、止まったら反撃してって押し返す感じでは?
      進めるだけ進んで補給で止まるのよくありますし。

      11
    • ななし
    • 2024年 12月 05日

    シリア政府軍の対応は遅れており、北から反政府勢力の大攻勢、
    南西からはイスラエルの空爆、南東からアメリカ軍のピンポイント
    ミサイル攻撃、局所のISISのゲリラ攻撃で後退を強いられる状況
    のようですね

    今回のシリア反政府勢力の攻勢は、複数の勢力によって相当綿密に
    練られた合同作戦だったのでしょうね

    25
    • active present
    • 2024年 12月 05日

    イスラエルから南の方も空爆されてたしもう国として立ち行かないんじゃないかと心配になる。外国人もたくさんいるだろうし各勢力入り乱れて宗教色の強くなった百年前の中国のような感じだろうか。
    長い事連絡を取ってないクリスチャンの知り合いがキリスト教地区に住んでいるので少し心配。世俗主義のアサドはキリスト教に寛容だったけど反政府組織の方は何するか分からない。アメリカは首突っ込む割に内部事情をあんまり知らないこと多いから期待できないし。

    25
      • かぼ
      • 2024年 12月 06日

      現地の一般大衆からするとアサド政権の方がマシでしょうね
      ほんと、米国は自分の都合次第で西側の価値観や民主主義と反対の方に味方して紛争を起こすから困る

      14
        • kitty
        • 2024年 12月 06日

        リンクの「解放を喜ぶ市民」ってどういう層なんでしょうね。

        8
    • 名無し
    • 2024年 12月 05日

    アサド政権は終わりの可能性が高いですね。
    国内の少数派ゆえ権力を失えば悲惨な結果が待っているかもしれませんね。
    HTSはアルカイダ的主張からの脱却をうたっていますが、どこまで変われるかがシリアの命運を分けそう。

    9
    • たむごん
    • 2024年 12月 05日

    地中海沿岸を失えれば、シリア政府の領土は内陸だけなりますからね。

    シリア政府にとって、ハマー~ホムスを維持できるのかどうかは、領土統治にとっての生命線になります。

    ロシア・イランなどの同盟国にとっても、シリア政府が地中海へのアクセスを失えば、魅力が激減する事になりますね。

    13
      • ななし
      • 2024年 12月 05日

      地中海沿岸にはロシアの軍基地があるので、ロシアも
      シリア支援に本腰にならざるを得ないでしょうし、
      イランもシリアに大規模な支援を開始して負担増

      要するに、これでウクライナのロシア軍は停滞する可能性
      がありますし、イランのイスラエルに対する脅威も低下
      トルコは領土拡張・シリアのプレゼンス拡張の大チャンス

      誰が仕掛けたのか?アメリカ・イスラエル・トルコです

      15
        • たむごん
        • 2024年 12月 06日

        イスラエル・アメリカは、仰る通り絡んでそうですよね。
        トルコは、ガザ戦争でイスラエル批判を厳しくやってましたが、どうなのか見守りたいと思います。

        イランにとっては、シリアの方が優先順位高いですから、レバノン・ヒズボラ支援は仰る通り後回しになるでしょう。
        ヌスラ戦線が、緩衝地帯として機能していて絶妙なバランスだったのだと思いますが、今後どうなってくのでしょうね(ここに住んでなくてよかったなと思います…)。

        9
          • たむごん
          • 2024年 12月 06日

          追記です。

          トルコは、シリア難民300万人以上いましたから、難民を帰還させるために協力は有り得ますね。

          4
    • 兵長
    • 2024年 12月 05日

    こりゃ間違いなくアメリカ民主党とグローバリストが反政府組織に金と武器流してるだろ、アメリカ民主党はつくづく戦争と混乱、民主主義と言う名の国家体制転覆が好きだな〜同仕様も無い奴ら。

    22
      • 3bag
      • 2024年 12月 05日

      トランプ氏も1期目の時にシリアへトマホークを撃ち込んでいましたけどね。

      26
        • 名無し
        • 2024年 12月 06日

        アフガンやイラクで戦争を始めたブッシュ大統領も民主党だった⁉

        14
          • 3bag
          • 2024年 12月 06日

          パナマに軍事侵攻したレーガンや湾岸戦争を起こした父ブッシュも民主党でしたっけ?

          11
            • 3bag
            • 2024年 12月 06日

            レーガンの時に軍事侵攻したのはグレナダか。
            パナマ侵攻も父ブッシュの時でしたな。

            11
              • 兵長
              • 2024年 12月 06日

              無知ですいません。

              1
            • Mr.R
            • 2024年 12月 06日

            プーチンをキレさせた東欧へのSAM配備もブッシュだったよなぁ確か

            9
            • 匿名
            • 2024年 12月 06日

            なんならアフガニスタンのムジャヒディンを支援して、後のアルカイダ育てたのもレーガンなので。それの中心人物だったブレジンスキーは何年か前に死去したけど。

            9
          • 兵長
          • 2024年 12月 06日

          共和党もやってましたね(^_^;)すいません。

          1
        • 粗忽なソフィスト
        • 2024年 12月 06日

        この手の単純な対立構造や一方の悪魔化は分かりやすいんですけど、
        論理的な裏付けが無いからこういう的確な反証にめっぽう弱いんですよね
        世界は悪対正義云々で語れるほど単純じゃないんですわ

        40
          • Mr.R
          • 2024年 12月 06日

          おっしゃる通り。ウクライナ情勢で何故かウクライナが悪いの一点になってるの悲しい······

          19
            • kasugi
            • 2024年 12月 06日

            いじめにしろ犯罪にしろ被害者を「自己責任論」で責め立てる動きは常に生まれますからね

            被害者側に原因があったということにすれば、自分が将来その対象になりうるという可能性から目を逸らせるわけです

            20
            • 兵長
            • 2024年 12月 06日

            🇺🇦が悪いって言うか、露、宇どっちかが完全悪、正義って見方をしてしまうと良く無い、戦争の背景やそれに至るまでの絡みを冷静に見極めて国の日本の運営をして欲しいですね。
            露は核を持った隣国で、資源もあるんだし。
            まー露嫌いな人が多いのも分かるけど。

            3
          • 兵長
          • 2024年 12月 06日

          おっしゃるとおりです、反省してますわ。
          「世界は悪対正義云々で語れるほど単純じゃないんですわ」は同感です、日本と日本人には露が悪で宇とそれを支援する西側が絶対正義って凝り固まった見方だけをせずに色んな方向から考えて欲しいし、アメリカの戦争に付き合うのは絶対避けて欲しいですわね。

          4
    • マダコ
    • 2024年 12月 05日

    こうして、他国の戦況マップも出てくると、それぞれの戦いかたの違いも長期的に見えてきますし、勉強になりますね。
    前の記事でも言及されているドローン戦術ですが、やはり最先端は、ロシア、ウクライナという感じで間違いないでしょうね。
    仮に後に、いま囁かれているような、ヨーロッパ諸国とロシアの全面衝突となると、戦術に馴染むまではヨーロッパの劣勢が続くような展開になりそう。西側は、最先端の戦術を持つウクライナをもっと大切にしないと、手痛い目を見るかもしれませんね。

    10
    • 匿名
    • 2024年 12月 05日

    政府軍もロシア軍も空爆しまくっている筈なのに敵の勢いが全然衰えないのはどうして?

    9
      • 名無し
      • 2024年 12月 05日

      どちらも効果的な阻止攻撃をできるほど地上との連携ができておらす、都市への無差別爆撃を優先しているようなので、以前のように敵が都市へ籠城していない場合は効果薄いのでしょう。

      14
        • 匿名
        • 2024年 12月 05日

        補給が伸び切って攻勢限界に達したところで一気に空爆・砲撃ぐらいしかない?

        5
          • 名無し
          • 2024年 12月 05日

          途中途中に良い感じに大きな都市がありそこで補給を受けられそうなので、そうそう攻勢限界に達しなそうなので厳しそう。
          どんどん引いてると首都に到着してしまう。

          15
      •  
      • 2024年 12月 06日

      言うほど空爆できてない
      ロシア軍はウクライナでいっぱいいっぱい、こっちに回す余力なんてない
      シリア軍はもともと樽爆弾とか落としてるレベルだぞ
      あとイドリブ攻撃の一大拠点だったハマ空港を失ったのは痛恨

      15
    • 残存
    • 2024年 12月 05日

    アレッポ市の北にロジャヴァの支配地域があったと思うのですが他の反政府勢力に制圧されてしまったのでしょうか。
    アレッポが制圧されると周囲をHTSやトルコ支援のSFAなどに周囲を囲まれてしまうので、
    東のマンビジ方面に撤退したのかもしれませんね。

    7
    • 名無し
    • 2024年 12月 05日

    アルメニアとアゼルバイジャンの戦争あたりから存在感を増していき、今では戦争の形を完全に変えちゃったねドローン君

    11
    • 匿名
    • 2024年 12月 05日

    ちゃんとケリ付けずに中途半端に停戦するもんじゃないね。こうやって反攻を準備する時間を与えるだけ。

    16
      • 2024年 12月 06日

      アレッポの後潰すつもりだったのが、トルコが出て来て潰せなかったのが痛いような。

      ただ反政府って複数あって大体内ゲバしてるのに、今回そういうのせず結束してるのが珍しい気がしますね・

      12
    • class
    • 2024年 12月 05日

    リンク
    反政府勢力が「サラミーヤの安全を確保」したという報告があります
    サラミーヤが制圧された可能性がある模様

    2
    •  
    • 2024年 12月 05日

    しばらく戦況を追ってるけど今のSAAはおそろしく士気が低い
    たとえばアレッポのサフィーラで包囲された数百人の兵士はろくに抵抗もせずに投降、そのまま軍を離脱しちゃった
    こんなケースは前回はなかった、明らかに質が極端に低下してる

    12
    • Authentic
    • 2024年 12月 05日

    本当に持ってるか知らないけどここまできたら化学兵器使うんじゃないの?

    2
    • Mr.R
    • 2024年 12月 06日

    これがモノホンの戦線崩壊か······

    13
    • paxai
    • 2024年 12月 06日

    ガザ紛争が始まった時にロシア軍の幹部が「イスラエル軍は弱い。あんなんじゃロシアにもウクライナも簡単に負ける。相手がハマスだから助かってる。」
    もしかしたらこの2国だけが戦訓を積み過ぎて異様な戦闘力に達してるじゃないか?
    ウクライナ軍のシリアでの活動はそこそこ長くHTSに十分なドローン戦術を教える時間はあった。米・トルコは軽い気持ちでHTSを支援してそうだがドローン戦術の拡散は核拡散に匹敵する程恐ろしい事だと思う。
    既にHTSがイスラエル軍に匹敵する戦闘力を有してるようにも見える。

    19
      • 暇な人
      • 2024年 12月 06日

      仕上がってしまったからな

      6
      • 理想はこの翼では届かない
      • 2024年 12月 06日

      軍隊がドローン戦術を身につける事もそうですが、筋金入りのテロ集団がドローン戦術を身に着けてしまう事が恐ろしいです
      民生品の改造、パーツにバラしての密輸、ドローンスウォームでの周囲を巻き込んだテロ攻撃など想像するだに恐ろしいです
      民族紛争やそれに関わる暗殺が洗練されてしまう世界

      13
      • 匿名
      • 2024年 12月 06日

      つか、普通にトルコ筆頭にアメリカやイスラエル、あとはウクライナの正規軍が参加してそう

      9
    • 暇な人
    • 2024年 12月 06日

    内戦を勝ち抜いたシリア軍の数が少なく士気が低いのが疑問なんだよな。
    兵士を解雇したりロシアに傭兵いったりして正規軍はかなり縮小しているとはいえ
    またイスラエルやアメリカがテロ支援で爆撃しまくっているとはいえ、ロシアやシリア政府も爆撃しているわけだからそこまで差はなかろうに

    アサド政権は全ての勢力にとってベストではないがベターな政権なのでもし万が一崩壊すると、権力握った反政府勢力のテロリストによって以前のような大虐殺が行われるのが目に見える

    9
    • もへもへ
    • 2024年 12月 06日

    アサド政権とロシア憎しでイスラム過激派のようなHTSに支援するとかアメリカはソ連憎しでアフガン侵攻の際にアルカイダを育てて自分に牙を剥いたのをもう忘れたのか。

    本当にアメリカ人って合理的とか日本人から崇められてるけど、何も考えてないだけだろ。
    もう一回ニューヨークの高層ビルに旅客機が突っ込まないと思い出せないみたいだ。

    32
    • 暇な人
    • 2024年 12月 06日

    民間人に被害がでる市街戦を避けているのはわかるが、郊外にろくな陣地もないのに郊外に布陣しても機動力のある敵軍を防ぐ事が出来ないと思うのだが
    移動が速いと空軍でも捕捉は困難になるし、足を止めさせないといけないんだが、シリア軍は何をやっているのだろうか?

    9
      • 名無し
      • 2024年 12月 06日

      民間人の被害を避けてるとかではなく、前の記事にもあったとおりドローン等を使った反政府側の攻撃に対処できずに交代を繰り返しているだけでは?
      政府側は内戦で都市部への爆撃を繰り返しており、住民からの協力を得られるとは思えないしね。

      6
      • Mr.R
      • 2024年 12月 06日

      アサド政権が民間人の犠牲を気にするでしょうかね······?

      7
        • 暇な人
        • 2024年 12月 06日

        アサド政権は国民守っている立場なので気にするよ、反政府軍には容赦ないが民間人はその対象ではない
        反政府軍は民間人でも容赦なしだけどね

        青山氏や高岡氏などシリア情勢に詳しい人達が政府軍よりなのは、アサド政権がすべての勢力にとってベターであるから

        24
    • 匿名
    • 2024年 12月 06日

    ロシアがフメイミム空軍基地を放棄してタルトゥース軍港に下がり始めたらいよいよかな?

    3
      • Mr.R
      • 2024年 12月 06日

      そしたらどこからかマグラV5が突っ込んでくるかもしれない

      •  
      • 2024年 12月 06日

      反政府軍にスメルチほかが鹵獲されたので、一部部隊のフメイミムからの引き上げは始まってるみたいよ

      2
        • ななし
        • 2024年 12月 06日

        アサド・シリア政府はロシアの事実上の同盟国ですし、
        フメイミム空軍基地からロシアがあっさり引き上げは
        ありえません

        長年にわたる同盟関係と、地中海沿岸の軍事的権益を
        この程度でロシアが放棄することはないでしょうが、
        ウクライナにとってプラスに働く事は間違いないですな

        3
    • 拓也さん
    • 2024年 12月 06日

    ハマー虐殺の地が解放されて本当に良かった。HTSを始めとする反政府勢力に思うことはなくはないが、あのアサド政権と比較すれば些細に見える。自分はこの地域に関しては予備知識があまりないし、今後の情勢を考えると無責任なコメかもしれないけど、続々と上がる現地の人々の歓呼は、かつてのキーウやヘルソン解放を見ているようで胸がすく。

    11
      • 暇な人
      • 2024年 12月 06日

      虐殺しているのは反政府側であって政府軍ではないのですけど

      17
        • 匿名
        • 2024年 12月 06日

        多分80年代に今のアサドの父が当時ハマーを根城にしていた原理主義勢力を鎮圧したことを指していますよ

        17
          • 暇な人
          • 2024年 12月 06日

          その時代の話かそのあたりはよくわからん、シリア内戦はおっていたが、その前の知識はあまりないんだ

          3
            • 通りすがり
            • 2024年 12月 06日

            過去のアサド政権の悪行を経験し嫌っている人からすれば今回の内戦は「解放」になるけど、ここ最近のアサド政権下である程度安定していたのは事実だからその安定を享受していた人からすれば「破壊活動」になるわけで、現地住民でも評価が別れそう。

            13
          • kitty
          • 2024年 12月 06日

          今のアサドって元々眼科医やってたのを長男が死んだので、跡継ぎにされたんでしたよねえ。
          封建時代かよと思った。

          5
      • ななし
      • 2024年 12月 06日

      >あのアサド政権
      「前」アサド政権ですかね?それならまあ腑に落ちますが
      今のHTS反政府勢力は同レベル以上の蛮行をやってますよ?

      12
      • 匿名
      • 2024年 12月 06日

      ここ5〜6年ほどの停戦で政府軍の支配地域はすっかり内戦から復興モードかつ、その頃に戦った将兵・民兵らは帰郷していたの?

      6
    •  
    • 2024年 12月 06日

    反政府軍がホムス北方のアル・ラスタン、タルビーヤに入った
    政府軍はホムス市街まで後退(潰走?)したようだ

    4
    • ななし
    • 2024年 12月 06日

    現状シリア政府が崩壊などということはありえませんが、
    地中海沿岸のロシア軍の権益が脅かされている+イスラエル
    に対してのイラン・ヒズボラの脅威が減少した+トルコの
    シリア領土内のプレゼンスが拡張したということです

    これを踏まえると、この大攻勢はアメリカ・イスラエル・トルコ
    の共同作戦だったというのが明らかです

    シリア・ロシア・イラン・ヒズボラの反撃態勢は間に合っておらず、
    当面潰走が続く可能性があります。ただ制圧した地域を維持できる
    力をシャーム解放機構は持っているのか?ロシア・イラン・ヒズボラ
    の反撃は既に始まっているので、耐えられるのか?など興味深い🤔

    5
    • 七資産
    • 2024年 12月 06日

    ロシア軍を中東に動かす為の陽動?
    シリア傭兵も多いと聞くし
    祖国が危ないとなると彼らの士気が下がるだろう

    0
    • cosine
    • 2024年 12月 06日

    多極世界ってこういうことだよなぁ…
    プーチンや正教の「国防以外の野心」の口実としてのとは違って。

    私は多極世界を夢想する者として、今般の動きを悪いことだとは考えていません。
    世界にプレイヤーが増えることで、エリアの支配者でなくなったプレイヤーは去っていく。
    ただし、仮にそれによって「フセインやカダフィは必要だった」のごとき結果になったとしても、それはあくまでもプレイヤーと支持者が負うことである、と。

    自由や平和をも含むあらゆる権利は、正しく努力し義務を果たした者にのみもたらされる。
    それを人類に叩き込むための多極世界になっていければ。

    5
      • kasugi
      • 2024年 12月 06日

      現地で爆撃に晒されて手足の一本でも吹き飛ばされてから同じことをほざいてみろ

      12
        • cosine
        • 2024年 12月 06日

        正しい努力と義務の行使が怠られ続ければ、日本も例外なく、数多の生命が吹き飛ばされることになるでしょう。

          • kasugi
          • 2024年 12月 06日

          言葉が通じないらしいな

          理屈こねてないでまずシリアに行ってから同じことを言ってみろよ

          6
            • 名無し
            • 2024年 12月 08日

            お前が行ってこいよ

            1
    • 58式素人
    • 2024年 12月 06日

    アサド政権の今後(?)は置いておいて。
    ”有効利用されているドローン”の存在は大きいですね。
    ”制空権の曖昧な状態での戦術航空支援&航空偵察”を行えるのですから。
    それが、良く表れていると思います。
    陸軍の希望の星(笑)でしょうか。欲しい時に居ない空軍よりマシ(笑)かな。
    アサド政権軍がどんな対抗策を出してくるか楽しみ(不謹慎ですが)です。

    3
    • サイサイ
    • 2024年 12月 06日

    ハマーと聞いたとき、昔のドラマの俺がハマーだ!をおもいうかべてしまった自分。

    0
      • kitty
      • 2024年 12月 06日

      撤退するなよ!攻撃が外れちゃうだろ!

      • Authentic
      • 2024年 12月 06日

      ちょっと世代が違うけどMCハマーを連想した

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