シリアにおける反政府組織の攻勢は勢いを増しており、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは7日夜「自由シリア軍が幹線道路沿いに支配権を確立してイラクルートを遮断し、シリア最大のティヤス空軍基地を占領した」と、シャーム機構側も「過去24時間でホムス、ダルアー、スワイダー、クネイトラを解放した」と報告した。
参考:К исходу дня обстановку в Сирии можно описать фразой «конец немного предсказуем».
参考:Тут прозвучал вопрос, дескать где обещанные иранские войска и «Хезболла»?
参考:شبكة أخبار الشمال المحرر
ロシア人にとってアサド政権の崩壊は戦略的拠点の喪失を意味し、現体制に抑圧されていた人々にとっては待ちに待った瞬間
シリア北西部で11月末に始まったタハリール・アル・シャーム機構(HTS)の攻勢は現在も続いており、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは7日夜「自由シリア軍が幹線道路沿いに支配権を確立してイラクルートを遮断した」「自由シリア軍がシリア最大のティヤス空軍基地を占領した」「反政府組織がシリア南部の諸県を支配している」と、HTS側は「過去24時間でホムス、ダルアー、スワイダー、クネイトラを解放した」と報告、ホムス市内では市民がハーフィズ・アル・アサド像を引き倒して歓喜の声を上げる様子も登場。
RYBARはシリアの状況について「もはやアサド大統領が国を去ったかどうかは重要ではない」「国家体制は完全に崩壊しているため大統領の存在に何の意味もない」「まだラタキアやタルトゥースなどの沿岸部は安全だがダマスカスについては安全だとは言えない」「反政府組織はダマスカスに到達していないものの市民らはアサドの肖像画を破壊している」「治安当局も市民の暴動を阻止する様子はない」「ヒズボラはイスラエルとの衝突で大損害を被ったため少数の部隊をホムスに送り込んだだけだった」「政治的な面を無視してもイランはシリアに到達するためのルートを失っている」と指摘している。
ヒズボラやイランの軍事支援を期待できないためダマスカス陥落やアサド体制崩壊は時間の問題で、シリア政府軍がラタキアやタルトゥースなどの沿岸部を保持して勢力を維持できるかどうかも非常に怪しく、もうシリア現体制の終焉を目撃するだけだ。
因みに市民らはアサド体制崩壊を祝福しているように見えるため、少なくとも現体制に抑圧されていた人々には現在の状況は好ましいものと言える。
追記:シャーム機構はダマスカスのラジオ局とテレビ局を制圧したと発表、さらにアサド大統領を乗せた飛行機がダマスカスから沿岸部に向かっているらしい。
追記:シャーム機構はダマスカスの解放を発表した。
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※アイキャッチ画像の出典:شبكة أخبار الشمال المحرر
ここまで急にシリア政府が崩壊するとは思いませんでしたね
ただこのまま行くと各支配勢力による新たな内戦に突入しそうですね。
自分も、内戦になるかなと考えています。
超大国や地域大国、複数宗教・複数宗派が複雑に入り組む中に、オイルマネーも入り込み。
1つにまとまりそうもないですから、政権軍基地の武器接収さらにばら撒かれて、また国内ボロボロになるかもしれませんね…。
イスラエルとか西側が準備していたんだろうな。ドローンと準備の差でここまで差が出るとは。
今までのパターンだと倒した後のことは無責任だけど。良い加減学習したのではと期待半分。やっぱりダメかも半分。
isis2が登場する確率は、どのくらいだ。
リビアみたいなことになるのかなぁ
2011年の内戦時のように、各勢力が分裂すれば、国土の1割ぐらいは、アサド政権保持して、存続する可能性ある。
いやまあ既にアラウィ―派などの沿岸地域しか残ってませんが、その沿岸地域もアラウィ―派が全体として多数派でもなく。それにやるとしても今更こんな醜態を示したアサドではなく別の指導者を立てて蜂起でしょうね。
アフガニスタンのガニ政権のような崩壊っぷりですね
違いはタリバン統一政権に移行したアフガニスタンと違い、勢力争いで内戦不可避なところですか…
シリアってHTS、南部戦線、革命コマンド軍、シリア民主軍、シリア国軍、IS、ドゥルーズ派、それ以外にも勢力いますからね…。
反シリア政府ではあってもそれ無くなったらまた争い合うのは当然というか。
それにイスラエルなんかは政府が崩壊した場合緩衝地帯作るって話あったんで、ゴラン高原からシリア領内に侵入したそうで……見事な侵略ですね!
というかアメリカはHTSをテロ指定してるから、HTSが統治する場合でも経済封鎖するのか気になるところですが。
アサドを倒しても絶対に平和にはならないと断言できるところが悲しいところ
(何人目かの)次の大統領はうまくやってくれるでしょう
トランプさんがアメリカは関与すべきではないと発言してますしロシアも撤退しそうですしこの地を治めるのはどこになるんでしょうかね…。
内乱コースになりそうですしテロリストの温床になって誰も得しない結果はやめて欲しいですね。
エルドアンのオスマン・トルコが何とかしてくれる。と言うか、ここまでやった以上しろ。
民主化工作や代理戦争の行き着く先を見せつけられてる感がありますね
ウクライナもこうなっちゃうかもしれないと思うと気分が暗くなります
まさか2週間も経たずにここまで自体が急変するとは正直思わなかったです
普通これだけ長く独裁体制続けてきたのだから頑強に抵抗する組織が多少いそうなもんですが
独裁独裁と言いますが、国内のクルド人を懐柔したり、トルコ支援下のHTSを攻めきれない等、決して強力な政権ではなかったのも事実です。その結果イランやロシアの庇護下にやっと存続出来ていたのが今回の瓦解の原因と言いますか。
ただし国民の弾圧はしっかり行っていたので、アサド政権は反政府勢力を増やし続けていました。
アサド軍は戦わずに逃走しているので、誰もアサド政権を支持していなかったのでしょうなぁ。
そんな通り一遍な解釈は中東政局を見誤りますよ。
西側、東側問わず、どんな政権も弾圧はしてます。
何故なら国内外に力を誇示するためです。アサドとて弱いから見離されるのです。そんな革命論は中東では無意味です。
「アサド政権は国民の弾圧をしっかり行っていたので反政府勢力を増やし続けていた」には賛同していただけたということでしょうか。
シリア人権ネットワーク(SNHR)によると、シリアで殺害された民間人(23万人以上)のうち、約9割(約20万人)はアサド政権とイランによるものです。
元々弱いのに国民を激しく弾圧すれば更に弱くなりますよね。
弾圧してたから~
どうなるとも言えないのが中東政局の苦しい所なのです。もう単純に力と力の危ういバランスに立っているまで。
イランとて国内でも弾圧を繰り返してますが潰れる様子はありません、イスラエルもパレスチナ相手に無茶苦茶してますが、これも潰れる様子はない…
我々はね、その英国に本拠を置く反政府組織の言うことを全く信用していないんですよ。
代表例として、ホウラ虐殺なんて、実際は反体制派による虐殺だったでしょ。
「ホウラ虐殺なんて、実際は反体制派による虐殺だった」の証拠はありますか?
そんなもの無いですよ
陰謀論者は具体的な証拠よりも自分に都合の良い妄想を好むんですから
証拠は有りますかじゃないですよ。あなたも私も当時この件についてちょっと調べたでしょう。刃物で殺された被害者の状況や、アラウィー派集落が襲撃されたとの証言が出ており、政権側集落が襲撃されたのを軍が救援した事件との解釈と、反体制派の主張通りの虐殺であるとの両方の報道がなされていました。今でも当該事件の日英のwikipedia記事に参照が有りますね。私は前者をより確からしいと判断し、あなたは後者をより確からしいと判断した、そういう話じゃないですか。
また一般論として、”メディアの戦場と化したシリア”の記事にもある通り、反体制派の主張はそれを流しているメディアにすら信憑性が無いと評されるものでした。もちろん逆もしかりで、アサド政権の言う事は信頼できるというわけではありません。戦時プロパガンダの当然の話です。
無駄ですよ
この人らはロシアが支持してたアサド政権を支持したいってだけだからね。
アサドが弾圧しようがどうでもいい。そもそも遠いシリアの話で、そんな話より自分の欲求が満たされたいだけなのです。
イデオロギーで中東政局を見る程、誤りの多いことはないと言う主張が、イデオロギー色の強い意見に見えるのですか?
弾圧があることを否定してませんし、弾圧があるからと言ってその政権が脆弱と言えないのはまさにイランを見れば明らかでしょ?
もはや何を言ってるのかわかりませんね。
事実はシリアで国民を弾圧し、多くを殺した独裁者のアサドは、内戦に敗れ政権を失った、それだけですよ。
そしてロシアはシリアでの権益を失う可能性が高い、それだけです。
事実はアサド政権の崩壊でも、経緯は恐らく真逆でしょうな。
元から貧弱でイランやロシアに頼りきりだったアサド政権が、ウクライナやパレスチナの戦役でイラン、ロシアのカバーが効かなくなり崩壊した。
こちらの方が論旨明快ですよ。
・アサド政権は元から貧弱でイランやロシアに頼りきりだった。
・国民の弾圧が激しくてアサド政権の支持者は少なかった。
上記は両立しますし論旨明快ですよ。
>>国民の弾圧が激しくてアサド政権の支持者は少なかった。
それが通じるなら、イランも国民を弾圧してるし、支持者もいないことにもなるが、それは違うでしょ?
イランの宗教政権はかなり強力な支持基盤を築いていると言える。シリアとの違いはアサド政府本体が弱かった、ただそれだけでしょう。
支持者が多けりゃ人材が集まって政府も強くなったでしょうね
弾圧にも上手い下手がありますので
>この人らはロシアが支持してたアサド政権を支持したいってだけだからね。
これは違うでしょ。皆、戦況を基に検討しているだけですよ。ウクライナ紛争でロシア有利とコメント=ロシア支持というのは偏った見方だし、親露だからアサド政権を支持したいというのは論理が飛躍し過ぎ。
みんな冷めた目や第三者な目の発言な感じするんですけどね…
しかし実際に、毎回欠かさず「全て欧米が裏で操っている」といった旨のそれまでの緻密な戦況分析は何だったと言いたくなる雑な結論にたどり着く人がちらほらといるのは事実。
戦況がどちら有利かではなく、親露プロパガンダ、デマ、陰謀論などを撒いている人たちのことを言っていると思いますが…
あなた自身が党派的思考をしているからそんなこと(ロシアが支持してたアサド政権を支持)を思いつくんですよ。
他人のコメントの内容をまともに読んでいるとは思えません。どれもこれも、アサド政権崩壊後より酷い状況になることを危惧しているというのに。
反露ならアルカイダだろうが何だろうが支持する、或いはアラブの春の結果中東が民主化して平和になったとでも勘違いしている。そういうお方のようですね。
アサド政権崩壊後さらに事態が悪化することと、アサド政権自体に問題がありそれが政権崩壊の一因になったのはどちらもおおむね事実でしょう。この2つを分けて議論しているのに、弾圧なんて一切行わない平和主義者アサドが西側の陰謀で倒されたというストーリーが出てきたので衝突しているのです。
私自身もHTSなんかよりアサド政権の方が長期的には安定しているので当然アサド政権支持です。しかし、それは相対評価で、アサド政権単体なら問題だらけの失敗国家と言わざるを得ません。自称民主化運動がだいぶテロ寄りだったのも同意ですが、だとしたらなぜこれほど簡単にアサド政権が崩壊してしまったのでしょうか。アサド政権が戦っていた相手が本当にテロ集団だけだったら、国民の命を守る存在として幅広く信頼を集め、平和の守護者として軍隊の士気も高くアサド政権を守ろうとしたはずです。そうならなかったのは、テロ討伐•治安維持の名の元にテロ集団だけでなく平和な民主化運動が弾圧されて国民の支持が離れたと見るのが妥当ではないでしょうか?
貴方の仰ることには概ね同意します。
ただ、私が返信したコメントの流れはそんな流れでは無いと思いますが。
ラタキア方面に退いたアサド軍がどうなるかだな。リビアではスールトに退いたカダフィを西側が叩いて終らせたが、今回はロシア軍がいるから何ともな所がある。
反政府勢力がロシアを追い出したいか、ロシアと争いたくないか次第でしょう。
これでロシアは地中海沿いの拠点を喪失したわけだね
シリアにおけるトルコ(アメリカ)とロシアの代理戦争はトルコの勝利というわけだ
シリアが平和になるかはトルコの力に懸かっているし、
シリアに平和をもたらすことができればトルコはキプロスやレバノンに対する圧倒的なプレゼンスを確保できるはず
まず皮算用広げる前にまずクルド人と仲良くしてもろて…
仲良く…というかそのうち鎮圧されるでしょう
クルド勢力を支持する国は無いはず
前回の侵攻作戦は大失敗していましたし、舐めるのもどうなのか?
何よりアメリカと言うクルド勢力に微妙な態度を取り続けている大国をどう扱うつもりで?
レームダックのバイデンはいいとして、
トランプはシリアに干渉するべきでは無いと言っているので、
別にアメリカがクルド勢力を支援したりシャーム機構に制裁を課すことはしないと思いますよ
それにトルコはクルドを潰す事にかなり積極的です
積極的と言って過去二回もシリア領に侵攻して惨敗してりゃ苦もないでしょうよ?
うんにゃ、前がそうだったとしても次はわからんですよ
現在シャーム機構はクルド勢力の拠点をいくつか奪ってますし、
シャーム機構が分裂せず、トルコに協力的な姿勢を維持すればまず
クルド勢力はジリ貧化していくんじゃ無いですか
そしてロシアの二の舞でも踏みますか?
愚かな判断とは連鎖するものです…
判断が愚かでも結果はどうなるか?
未来のことを議論しても仕方がないので、
またいつか結果が出た時にでも
そこで我が国の出番ですよ。ネットに溢れるヘイトクライムを鎮圧して人道的支援を強化するべきですな。
詰まり不貞クルド人を放逐してトルコを支援するんだな。
トルコがクルド人自治区を潰せば流出クルド人は増えるんでは?
個人的には大学院に留学する様なクルド人しか知らないけどワラビスタンとかで生活基盤を築けた様な人たちが故国に帰りたがるとは思えない。
送還できるものならとっくにやっているでしょう。
アメリカ、イスラエルにしてもヒズボラの弱体化は望んでもある程度、話が通じるロシアが制御下アサド政権が完全崩壊して情勢が誰にも制御不能になるのは望んでなかったと思います
反乱軍はトルコ支援のHTS一枚岩ではなく反アサドで繋ぎ止められているだけです
この後は群雄割拠でありシリア北部だけ自分の勢力下にあればいいトルコ以外の全て敗者でしょう
HTSは駐留するロシア軍を攻撃することはないと思う。
対立するより譲歩を引き出すほうが利益だから。
国際社会とくに西側はHTSを国家承認することは考えにくいので基地権益を餌にロシアを丸め込むほうがいい。
ロシアも基地が維持できるならアサドでなくても問題ない。
問題は何よりラタキア方面を彼等が攻略出来るかなのでは。
どうですかね?
トルコ以外は出ていけと言ってる連中ですから…
これぞ真の戦線崩壊
これに比べたらウクライナなんて膠着状態に等しいでしょうね
クルスクと同じ事を書くことになりそうですが…
如何に一時の大勝利が見事であろうとも、その後を維持出来なければ何の意味もないんですよ?アサド後の事を何か考えているのですか?
そんなことは誰にもわからない
でも一つだけ確実なのは、アサドはもう終わりということだけ
前回の紛争をお忘れか?
アサド打倒以降を何も考えていなかったせいで、
ISISがシリア、イラクでのさばる原因となって、
そのために米軍はまた時間を割かれたし、何よりイランに頭下げて支援を乞うて、イランがシリア、イラクで勢力を拡大してしまったんでしょうよ。
あれの二の舞は論外ですよ
弾圧されてた側からすればまずアサド政権を打倒しなければ話が始まらなかったんだから、今そんな事を言っても詮ないでしょう。
その倒してから考えるせいで、イラクもアフガンもリビアもアレな事になってるのに未だに何を言っているのやら。
ウクライナの状況はシリアよりも随分マシだとは思いますが、あれだけ後退して前進するところがほぼない状況で戦線膠着とはとても言えないのではと思います。
戦線膠着とは言えないのではと書いていてなんですが、そもそもウクライナの状況を戦線膠着というか戦線崩壊と言うか言わないかは(外野による)現状の表現の問題に過ぎず、どのように言おうが現実の戦況には影響はないので、あまりこだわるべきポイントとは思えないですが。
政府軍がガン逃げしてる条件省いても、地形的制約で陣地が作りづらいのもありますし比べたところであまり意味があるものとは思えないなぁ
HTSだけでなく、自由シリア軍も好機とみて呼応したわけですか、勉強になります。
イスラエルが、レバノン北部国境を空爆、ヒズボラの支援を妨害しているという情報もでています。
アサド政権崩壊しそうですが、シリアが落ち着くのか・政治闘争から内戦に戻るのか見守りたいと思います。
自由シリア軍ってもう存在しないんじゃなかったでしたっけ?
トルコが支援してるシリア国民軍が後継組織みたいな感じにはなってますけど、最早トルコの下部組織というか。
アルカイダやIS、ジハード主義、サラフィー主義、クルド系と反政府ってバラバラですし、アサド政権側がああもあれなのは食料や給料やらの問題もあるんで、また争い合う未来しか見えないんですよね。
後アメリカの占領地域に石油があるのも酷いというか。
シリアはバラバラな感じですから、仰るように、自分もグチャグチャになる気がします。
イランがイスラエル攻撃した時、米軍・イスラエル軍の重要な迎撃拠点・情報収集拠点にもなっているでしょうから、米軍シリア占領地は手放さないでしょうね…。
スンナ派イスラム、シーア派、アラウィー、キリスト教マロン派、ギリシャ正教、シリア正教、アルメニア正教、アルメニアカトリック、アラブ、ドルーズ、クルド、トルクメン、シャルカス、アルカイダ、ISと民族、宗教、宗派、出身地で更にバラバラでよく知らないと本当に困惑しますからね。
ただまとまらずまた争うというのだけは分かるんですが。
そんなイスラエルですがゴラン高原からシリアに侵攻したそうですね。
石油もあるし余計にアメリカは占領地域保持しそうな。
とりあえずシリアって食料は足りない部分はロシアから輸入してて、更に肥料もロシア頼りだったので……どうするんですかね?
アサド政権への不満は食料足りないのがあったんで、これから別の政権出来ても同じ末路になる気しかしなんですけど。
正直言って影響力を持つ勢力の名前を並べてもらうだけで尊敬に値するレベルです。
それだけの知識があってなお先行きの不透明さしか見えないというのが、またなんとも…
反政府武装勢力に平和的統治能力があるかと言うとこれがまた無い
なので単純に混乱状態が続くだけとなる
この辺りは民族や宗教、利害関係が入り乱れ複雑なのでどこが統治しても弾圧抑圧する結果になり安定しない
折角、トルコ軍とロシア軍が協力して平和を一時的とは言え維持して復興ムードになっていたので残念でならない
アレッポ攻勢が始まった時にはこんな状況になるとは夢にも思わなかったですね
あれから10日やそこらでしょうに
前の記事で「アメリカの思惑~」みたいなコメントがありましたが、具体的な根拠が示されておらず私にはその主張の根拠がわかりませんでした。確かに、日本の一部の先生方の中には「アメリカの陰謀〜」などとおっしゃる方もいるようですが、英米仏欄土などの専門家の見解ではそのような言及は見受けられません。(もちろん私自身も「アメリカの関与が絶対にない」と言い切るつもりはありませんが、議論には根拠が必要だと思います。)
また、トランプ次期大統領もシリア紛争への関与を控えるべきだと述べています。アメリカが原因で引き起こされた紛争が多いのは事実ですが、具体的な根拠がないまま「アメリカが関わっている」という主張を展開するのは慎重であるべきだと思います。
実際に、現地の方々が解放を喜んでいる映像を見る限り、アサド政権やそれを支援する国々からの解放が良い結果をもたらした側面もあるのではないかと感じました。
今回はアメリカよりもトルコの思惑の方が大きいと思います。
シリア北部で攻勢に出たHTS等の反政府組織を支援しているのはトルコですし。
シリア北部で攻勢を行った結果、アサド政権が想像以上に弱体化していたことが判明し、シリア南部の反政府組織(アメリカが支援)は「機を見るに敏」だったのかと。
むしろイスラエル色の方が強いのではないかと思います。HTSが進軍しているのはレバノン方面、つまりはヒズボラへの支援経路を絶たんとしている訳で、ヒズボラに何の利害もないトルコの思惑にしては妙です。何より
トルコが動くなら例にもよってクルド人自治区にも攻勢するかと。
HTSはヌスラ戦線の時代から反アサド最優先の組織なのでバックの意向で何かが変わった、と言う事はないと思います
バックの意向でシリア民主軍(クルド人)攻撃に参加していたように記憶しているのですが。
イスラエルが黒幕ならアサド政権崩壊後の情勢を憂いてアメリカと緊急会談なんてしないでしょ
今中東情勢が悪化して一番損するのはイスラエル
あなたが何をおっしゃっているのか分かりかねますが、ウクライナがこのシリア情勢に関与しているとおっしゃっているならその根拠を示してください。ウクライナとシリアは2年前に断交しています。
某アオヤマ先生等は完全にその主張で、しかもアルカイダととっくに袂を分かったHTSを未だアルカイダとして、今回の政権崩壊がアメリカとアルカイダの陰謀のように言ってるみたいですね。
「その方が自分の都合に合う」以上の理由が無い。
まあこのまま内戦第二部開幕だろうなあ
そして喜んでいる民衆の姿も碌な結末にならなかったアラブの春の焼き直しだと思ってしまうし、ぶっちゃけリビアルートか戦国時代突入だろうからすぐに怨嗟と後悔に変わるだろうと思ってしまう
アラブの春…革命だと騒いでましたが色んな国がぐちゃぐちゃになったその後が何も語られないのが全てを表してますよね。
内戦が続く中、内部での権力闘争から各勢力が分裂して更に泥沼化する気がしています。
アラブの格言に「一夜の無政府主義より数百年にわたる圧政の方がましだ」というのがありまして。今喜んでいるシリア人は数年以内にこれを骨身に染みて分からせられるのではないかと…。
これを機に国として安定して欲しいですが、現実的にはまず無理でしょう。
ま、完全に同意ですね。
お気楽な人たちは「独裁者が倒された」とか言ってキャッキャしているんでしょうが、
「アラブの春とやら呼ばれたミンシュシュギ礼賛のバカ踊り」の悲惨な結末とか、カダフィ後のリビアとかフセイン後のイラクとか、ケーススタディには事欠きません。その辺り、エジプト人はマトモだったんだなぁ・・・
シリアは今後半世紀以上はシリアの住民を無視しての「元シリアと呼ばれた土地」の中での主導権争いの蟲毒と化すだけでしょうね。イスラエルは火事場泥棒的にちゃっかり南部を自国領に取り込むかもしれません。
そうなる事が分かっていたので他のアラブ諸国はアサド政権の擁護に走っていたのでしょうけど、遅すぎました。
もっともイエメン内乱のように、アラブ諸国の支援を受けてアサド大統領がシリアに戻って紛争に加わる可能性もそれなりには有るのでしょうけど。
そもそも米国はオバマ政権下で、HTSを切り捨ててクルド人勢力を選んでいた訳で、オバマ政権の施策を継承しているバイデン政権もHTSにそれほどの関係を持ってるのか怪しいのです。
それこそ調停役のアサドが消えたことでHTSを支援するトルコと
クルド人勢力で激しい紛争に突入しかねない。何ならこれでウクライナ沼に嵌まったロシアよろしく、トルコがクルド沼にはまりかねないのが怖い所です。
国内に流れて来るクルド人に不満がある人は沢山いますが、この場合クルド人自治区をトルコが踏み荒らす以上は流出クルド人が増えるわけで、トルコを支持するかは怪しい所です。
そもそもオスマン帝国を雑に解体して適当に国境線引いたのが悪い
クルド民族がディアスポラ化しているのもこれが遠因だし
今回の最大の立役者はHTSですし、今のところ西側メディアへの取材で西側が好みそうな事を話しているので、このままの勢いでシリアからロシアとイランの勢力をHTSに追い出させて綺麗にしてから他のシリア民主軍とかの有象無象は支援打ち切りしてHTSが全てを纏めてトルコの庇護の元、新政権樹立って感じでしょうか。
今のところアメリカとイスラエルはに憎きアサドを倒し、ロシア、イランの影響力も排除できそうなのでウッキウキでしょうけど、この先アルカイダの二の舞となるか見物ですね。
それとアサド支持派だった少数派はこの先民族浄化必須でしょうから、なんとか他国へ逃げられる事を願ってます。
彼等への民族浄化は西側は黙認するでしょうから、ロシアなりに逃げるしかないと思います。
流石にそれは無理ではないでしょうか?
必ずクルドは反発するでしょうし、それに乗っかる連中も必ず出てくる。
リビア以上に’組織が乱立している状態ですから…
敵の敵は味方でとりあえずまとまる。で、メインの敵がいなくなったら昨日までの戦友は敵になる。このパターンになれば内戦第二幕になってしまいます。弱体化したテロ組織も息を吹き返せばさらにややこしいことになりそうです…
勢力多すぎて何が何だか・・・
WIKI以外でうまくまとまってるサイトとかないかな?
イスラエルがレバノンで上手くいかなかった腹いせに暴れてるって認識でおけ?
トルコもアメリカも絡んでるついでにウクイライナも…
とりあえずなんかあればイスラエルのせいにされますが、アサド政権とイスラエルは表面上では仲悪いアピールしてますが、実際には本格的な武力衝突を避けてそこそこ上手くやっていたように思います。
アサド政権的にも国内統合用に必要な共通敵ですし。
反政府側にはイスラム原理主義者もいるのに、そんな危ない橋を渡るメリットないと思います。
アサドとイスラエルの馴れ合いもヒズボラやハマスとの馴れ合いと同じで、イスラエル消滅の意図ありとイスラエルが思い込んでしまえば、一瞬で崩れ去りますよ。
管理人さんここの所ずっと三正面作戦(露宇紛争、各国の軍事関連情報、シリア) 作業量の増大で過労死するんじゃ…。
ウクライナやシリアは地名をカタカナに置き換えるだけでも大変じゃないかと思うので、本当にお疲れ様です。
師走と言えども、世界情勢君は年末に攻勢かけすぎや…。
ともかく、管理人さんいつも貴重な情報をまとめてくれて本当にありがとうございます。
こういう悪の独裁者を倒したぞ!っていう希望()に満ちた状態から円満に推移する事は基本無い
何が言いたいのかと言うと、あの喜んでる人間も今後ロクな目に遭う可能性が高いということ
映像で喜んでた人達も半年後は死体か民間人虐殺してるかの2択なんだなぁ
トルコはクルド人との骨肉の争いが待ってるし、イスラエルは掻き乱すのは得意でも、維持は下手くそなのはガザやレバノンがファタハ、アマルより論外なハマス、ヒズボラに抑えられてる事からも明らかだし、また最終的にロシア、イランが勢力回復してくる可能性も否定出来ないのが怖いと言うか。
中等はオスマン、ペルシャの皇帝の元で広域支配されている方が平和だつただろうな。部族社会だから其れしかなかつたと思う。他にあるとすればシーア派とスンニ派の宗教支配で其々統一支配にするか。
ここまで来たら、無理やりシリアと言う国家を保っているより、それぞれの首長国に分解しちまった方がいいね。
群雄割拠して戦国時代かな?
シリアはロシアにとって中東だけではなくアフリカ方面へ人員や機材を運ぶ拠点になっていたから、かなりの影響が出るでしょうね。
外交安全保障戦略だけでなく地中海沿岸の開発権益なんかも喪失したに等しいですからね
13年に及ぶ投資がすべて水の泡と消えたようなものです
展開が速すぎる
アサド政権の求心力は相当無くなっていたのかな
で、この反政権軍のスポンサーは誰なんですかね?
何となくCIAの匂いがするんだけど。
崩壊早いっすね
みんなアサドにうんざりしていたんですかね
崩壊した後はもっとひどいことにならなきゃいいですが
アサド政権があれなのは当然として、反政府とか他のがもっとあれって感じでしたからね…。
いつもの前の方がマシだったってなる可能性が高い気はしてます。
それなりの規模と装備を持つはずのシリア軍は一体どこへ行ってしまったんでしょうね
ハマ周辺の25師団以外はほぼ無抵抗とは
戦わずに傍観してます。
あわせて総兵力3〜4万っぽちの小国にすぎない北欧2カ国のNATO加盟や、ウクライナのクルスク侵攻よりよほどロシアは肝を冷やしてるのではないだろうか?
この侵攻の主導国がどこかにもよるけど
アメリカ、トルコ、イスラエルが候補だが果たして
アメリカって今のHTSに何処まで影響持ってるんだろ。
アメリカの公式見解じゃまだアルカイダ扱いされてる筈だし、
だからこそオバマ政権はクルド系のシリア民主軍に支援先を切り替えたのだと…
トランプの時代に、トルコと取引したのだろうか、HTS支配下のイドリブでIS指導者を討ち取ったこともあったにはあった。バイデン政権は基本オバマを尊重するからやはりクルド人に近いものだと…
色々考察は出回ってるがアメリカ主導と考えるよりトルコ主導と考える方が辻褄はあうと思うんだよな
単純にアメリカ主導ならクルド人勢力かシリア自由軍から攻勢軸が始まってた可能性が高い
ウクライナ侵攻に掛かり切りなせいでシリアを失い、中央アジア諸国は中国やトルコ傾いていきNATOは拡大する。
何というかロシアにとって収支のバランスが取れていないような。
だからこそ緒戦で終わらせなきゃいけなかったって話ですから…キーウ落とせずに長期戦になった時点で遅かれ早かれロシアに未来はないでしょうな
今回の「アサド政権を守りきれなかった」というのも他のロシアの同盟国からしたら他人事じゃないだろうし、中国への乗り換えが進みそうな感じもするけど一体どうなんだろ
中国とかロシア以上に直接参戦しないので、自国の兵士が逃げ出すような状態ではどのみち…
ロシアとイランの戦略的拠点を潰せたのは単純に我々西側諸国民としては大いに喜べる点だな。次はイスラエルとトルコの代理戦争かな。両者とも最近明らかに調子ずいてるのでお互い弱体化してくれれば世界平和に近づくな。
こんなしょうもないイデオロギー戦争で中東が不安定化してエネルギー価格が高騰してしまうのは日本人として全く喜べないのですが
シリアは産油国でも無ければ海運ルートがあるわけでもない。他で戦うならここで戦ってくれ!と世界が望む代理戦争会場ですよ。シリアが直接的原因で原油価格が上昇する事はあり得ません。
ロシアはアフリカへのルートを、イランはレバノンへのルートを失うことになるので大打撃ですが。
法的な領土内には油田ガス田あるんですけどね…
アメリカが抑えちゃってるんですよね
反日イスラエルが潰れて親日トルコが中東の覇者と成つてくれれば日本にとつては良い。米英は追い出されるべき。
戦闘らしい戦闘がどこも起きてない
ロシアもイランも助けるそぶりもない
何か裏取引でもあったのかと勘ぐるぐらい
先程反体制派によりアサド政権崩壊が宣言されました
国営テレビから報道されてるので、マジっぽいですね
アサド大統領が高飛びしたとの情報もあります
とりあえず、まだ起きてすらいない次の内戦を心配するのではなくアサドの業を清算するところからやるべきでしょ
1300万人ものシリア難民を順次帰国させなきゃいけないから欧米にトルコもやることやるさ
この動きが民衆の望んだことか、他国の介入によるものか、どの勢力によるものかなどは聞き慣れない単語を整理するだけで苦労する感じですが
今後の情勢を不安にさせるのは、結局これをどこが仕切ってるのかさっぱりわからないってとこじゃないですかね。
いや、今回の件は明らかにトルコやん
現に苛烈な分裂を繰り返してるリビアや元鞘に戻ったアフガンを尻目にシリアだけは大丈夫なんて言ってるのは気が知れませんよ。
コメントにあるようなアメリカ、イスラエル、西欧、トルコにまたがった巨大な大陰謀を想定するより、腐った納屋に風が吹いて崩れたとする方が正しいと思いますが。
まあ関係者もここまで早くことが進むとは思ってなかったと思いますが、協調した作戦を練るには陰謀はともかく調整が必要で、そのため少なくともアメリカとトルコの調整関係はあったかと思います。陰謀なんて言葉を使わずに普通に国際関係の戦略の範疇かと。
ただ、イスラエルがそこに乗っていたかは微妙で、数日前から国境への攻撃はしていましたが今部隊集結している状況のようなので乗り遅れてはいますね。
トルコ主導説に対して自分は懐疑的です。何故ならトルコはアサド政権と国交を回復していたばかりだったからです。そんな状況下でアサドを転覆するだけの動機がトルコにはあるのか?何よりアサドと別個に存在しているクルド人には触れなくて良いのか?
むしろ今回劣勢を一気に覆したのは疑い無くイスラエルです。トルコ-シリアもそうですが、アラブ、トルコとイラン勢力が講和し、またアラブ諸国との関係はガザの件で悪化気味だったイスラエルとしてはイランをシリアから追い出したのは大戦果になります。
イスラエル軍の編成が遅れ気味と仰有りますが、トルコ軍は編成を調えてクルド人自治区に攻め込んでくる…準備も出来てない訳で、むしろイスラエルの準備が早すぎるのではないかと。
確かに…敵の敵は味方理論でもイスラエルとイスラーム組織が協調できないという固定観念が邪魔してたかもしれません。
よく言われる通り、スンニとシーアのイスラエル以上の最大の敵はお互いで、この一点でスンニ組織とイスラエルが強調したという説はありえますね。
言われてみればトルコ自体のクルド侵攻は遅いようですね。本来アレッポ攻撃と同時に主力攻めしてもおかしくないはず。一応アレッポ進駐などは確認されているようですが。
イスラエルはPLOを牽制するためにハマスを煽ってましたし、フセインを牽制するためにイランを後ろから支えていました(それが今やイスラエル最大の敵に化けましたが)。
彼等は前科があるわけです。何もかもユダヤの陰謀と言うのは良くないですが、今回ばかりはイスラエルに利益がありすぎる。
アサド政権軍とクルド人勢力双方に攻撃を仕掛けてみたら、あまりにも政権軍が弱いからそっちに全力投球した。とかでは?ここまでアサド政権の基盤が脆くなってたのはトルコも予想外だったと思います。
トルコにアサド政権を打倒する動機なんてあるのでしょうか?
曲がりなりにも両国は講和を結んでいた筈で、
不倶戴天のクルド人は兎も角、アサド政権を打倒しないといけない程、両国関係は悪化していたのか?
それこそトルコがアサド政権を破壊した所で、クルド人勢力は弱体化するどころか、HST以上に政権軍を接収して強大化する可能性がかなり高い訳で、ますますトルコに何の利益があってアサド政権を解体したのか見えなくなります。
雨風を凌いでたものを取り壊して次の納屋を建てるのは誰なんでしょうね…
雨風を凌げていなかったから倒れたとしかいいようがありませんね
別に安定もしてませんでしたしね
今回のは去年のハマス蜂起への意趣返しな面もあるんじゃないかと思います。トルコ首謀説もありますが、トルコも含めてイスラム諸国はシリアと国交回復したばかりでした。つまりHTSはトルコからも切られる寸前だったと言えます。これは湾岸諸国がイスラエルと国交回復に向かう中で武装蜂起したハマスと同じ状況であり、ハマスをイランが唆したようにHTSもイスラエルが唆して意趣返ししたのではないかと。
ハマス蜂起とて後ろにイランがいると言われている訳で、黒幕がいないと言うのは計画性から言っても無理があるでしょ?
後ろ盾はそりゃいるでしょう、支援国となっているトルコだと思いますが
ロシアの力で圧さえておくくらいしかどうにかなる術が無いような地域が減るのであれば、歓迎すべきことではあるでしょう。
もちろん多くの方が懸念されている通りトルコやイスラエルに、今までロシア等が為していた役割の代替またはそれ以上をこなせる能力も意志もあるのかとなると…ですが。
ロシアやイラン、アラブが捲土重来を為しにいくにしても、アサドの「消費期限」が切れた以上、新たな担ぐ神輿が必要となります。
まずは、人々の熱狂が醒めて「真に束ねられる存在」が必要とされる時に備えることになるのでしょう。
スンニ派諸国とイスラエルが国交樹立に向けた交渉を結ぶ中で、梯子を外されると危惧したハマスを、アラブ-イスラエルの関係を破壊したいイランが唆して、去年のハマス蜂起が起きたように、
スンニ派諸国とイラン勢力が国交回復を実現するなかで、梯子を外されると危惧したHTSを、イラン軍によるシリア進駐の既成事実化を防ぎたいイスラエルが唆した
これが自分としては一番しっくり来る。
まずはトルコが、シリアの一部をクルド掃討の拠点として中期的に保持するつもりがあるのか、それとも短期的に熱狂の残るうちに潰せるだけ潰したら泥沼になる前にオサラバするつもりなのか次第、でしょうかね。
なんだかんだで、今回進出した勢力が長期的に堅持し続けることは無さそうな気がしていて、一方でロシアもシリアの国家全体に関わり続けるつもりはもう無しに通り道だけはなんとか確保していくよう、「話が通じる相手」を探し立ち回っていくのかなと。
絶対的な意味でも、相対的な意味でも、「話が通じる相手」がどんどん少なくなっていってるのが
今の国際情勢の危険さを物語ってる気がしますね
「話し合う」という「99%は無意味な応酬と意味のない徒労に終わる無駄な行為」を避け、早く結論を出したいからと
強行策に出る
反体制側だろうが体制側だろうが西側だろうが東側だろうが関係なく、みんなそんな雰囲気になってるの何なんでしょうなぁ
防衛ラインが存在していないとはこういうことだ!
と言わんばかりの侵攻速度でしたね
サイドナヤ刑務所の話を聞いたが壮絶過ぎて言葉を失った
ここが解放されたということだけをもって今回の反体制派の勝利を手放しで喜んでいいレベルだ
あまりにも酷い状態だし、展開が急すぎるので俺もよくわかりませんね。
ただこの後は「とりあえず内戦になるだろう」とは思います。すんなり収まる可能性があるとは思えない。
南部は事実上イスラエルが接収する形になるのでは無いかと思います。
またトルコが一枚噛んでいるのは間違いありませんが、恐らくこの騒ぎを起こした(あるいは黙認した)事を後悔するのでは無いかとも思う。何故ならどうやったら収まるのかがさっぱりわからないからですよ。
もう一つ南部を接収しかねない組織がありますよ。
トルコの仇敵クルド人勢力です。シリアに侵入したISIS討伐の為にかなり南部まで進出しており、アサド政権軍との関係も大して悪くなく、かつ米国にも敵意を示していないので、
トルコは大反発するかと思いますが、主にクルド人が南東部での接収を進めていく事になるかと。この先はもう悲惨な未来しか見えませんが…
アサド政権崩壊ですか、これから各勢力で内戦確定という感じか。
民族、宗教、政治的思想、スポンサーの意向等上手く纏まることは出来そうもない様に見えるがどうなることか。
スポンサーの代理戦争の舞台として当分纏まることは無理そうですね。
断言できる
外国に逃げた難民は自国へ帰らないし、難民キャンプの規模が更に拡大するだろう