軍事的報道

2026年までに初飛行?公開された第6世代戦闘機「FCAS」モックアップ!

フランスのパリで開催中の「パリ航空ショー」で、フランスとドイツが共同開発を行っている第6世代戦闘機開発計画のモックアップを公開した。

2026年までに飛行モデルの初飛行を目指すFCAS

6月17日、フランスのパリで開催中の「パリ航空ショー」で、フランスの防衛企業ダッソーと、欧州防衛企業のエアバスは、フランスとドイツが共同開発を行っている第6世代戦闘機開発計画(Future Combat Air System(以下、FCAS))のモックアップを、初めて公開した。

モックアップ公開に先駆けて行われた式典では、フランスのエマニュエル・マクロン大統領、フロランス・パルリ国防大臣、ドイツのウルズラ・フォン・デア・ライエン国防大臣、スペインのマルガリータ・ロブレス国防大臣が登場し、FCAS開発協定書にサインを行った。

3ヶ国によるFCAS共同開発への署名により、これまでの概念研究から、デモンストレーションフェーズに移行し、2026年までに飛行モデルの初飛行を目指しているらしい。恐らく、ここで言及された飛行モデルとは、量産機の試作機ではなく、日本の先進技術実証用の実験航空機「X-2」の概念に近い、技術実証用の機体のことだろう。

FCASの開発は、機体についてはダッソーが、システム開発についてはエアバスが、エンジン開発についてはサフランとMTUが担当するようようだ。


数値的なものは、全く公表されていないが、このモックアップの全長は、恐らく18~20m程度はあるのではないかと思う。

これがそのまま実機になるとは思わないが、フランスは戦闘機ラファールの後継機として、このFCASを採用する予定なので、当然、艦載機としての運用も考えている。

2040年頃に、フランスの空母「シャルル・ド・ゴール」が現役なのかどうかは不明だが、全長14m程度のラファールに比べて、大型化しているFCASを中型空母から運用できるのか非常に気になる。

空母での運用のため、機体サイズを小さくしろと言い出せば、ユーロファイター・タイフーンの二の舞になるのは確実だ。

 

※アイキャッチ画像の出典:pixabay

欧州で最高の戦闘機?トルコが第5世代戦闘機「TFX」のモックアップ公開!前のページ

無事就役できるか? 韓国初の国産潜水艦「島山安昌浩」、初海上試運転のため港を離れる次のページ

関連記事

  1. 軍事的報道

    インドネシア、韓国との契約破棄はトルコからAIP機関搭載潜水艦を調達するチャンス

    インドネシアメディアは4日、韓国から209/1400型潜水艦を3隻追加…

  2. 軍事的報道

    諦めきれない韓国、訓練機T-50と輸送機A-400Mのスワップ取引は実現困難か?

    韓国メディアは、韓国の国産訓練機「T-50」とスペインが購入する輸送機…

  3. 軍事的報道

    韓英、軍事技術の共同研究を発表 & 韓国、戦闘機「KFX」輸出に向けたプロモーション開始

    韓国の防衛装備庁は12日、最先端の防衛装備品に使用するコア技術の研究開…

  4. 軍事的報道

    奇妙な事故?|仏空軍所属の戦闘機「ラファール」、射出座席が離陸中に作動し搭乗者を放り出す

    フランスが誇る戦闘機、ラファールが離陸中に射出座席が作動し搭乗員が機外…

  5. 軍事的報道

    新たな名品武器の登場? 韓国、ウェイクホーミング魚雷「タイガーシャーク」量産へ

    韓国国防部は22日、海軍の214型潜水艦や島山安昌浩級潜水艦で使用する…

コメント

    • 匿名
    • 2019年 6月 18日

    今回お披露目されたモックアップではDSIの採用とYF-23のように水平尾翼・垂直尾翼を統合しているらしい一対の尾翼でステルス性は確保してる感じかな?

    まあ、この機体サイズのままで行くならF-35みたいに一機種でCTOL/STOVL/CATOBAR機を揃えるのは難しそうですね

      • 匿名
      • 2020年 5月 24日

      STOVL型は作られるのだろうか?

    • 匿名
    • 2019年 6月 18日

    ダイバータレスか…これ今後のステルス機の標準装備になるのかな?
    今の所賛否両論て感じだけど、少なくとも制空戦闘機につけるのはちょっと…と個人的には思う

      • 匿名
      • 2020年 5月 24日

      第5.5世代でダイバータレス、第6世代で高性能センサーステルス、第7世代で赤外線ステルス、、第7.5世代で光学迷彩、第8世代で気流ステルスになりそう

    • 匿名
    • 2019年 9月 14日

    かなり尾翼が寝てるけど、ヨー方向の安定は推力偏向かなんかで取るのだろうか?
    空力舵面だけでは厳しい気がするのだけど。

    • 匿名
    • 2020年 5月 24日

    全王神FCAS
    大全王神は第6.5世代ジェット戦闘機ってことか
    完全生命体で熱光学迷彩
    究極生命体で音響ステルス
    超究極生命体でにおいステルスを超えるのか

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ポチって応援してくれると頑張れます!

にほんブログ村 その他趣味ブログ ミリタリーへ

最近の記事

関連コンテンツ

  1. 軍事的雑学

    英海軍が頭を抱える問題、原潜用原子炉「PWR2」の欠陥と退役済み原潜の処分費用
  2. 軍事的雑学

    ようやく本領発揮、世界最強の戦闘機F-22Aが「神の視点」を味方に提供
  3. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相
  4. 軍事的雑学

    導入したこと自体が間違いか?戦闘機タイフーンを導入したオーストリア空軍の後悔
  5. 軍事的雑学

    ロシア製戦闘機を買うと損をする? SU-30SMを導入したベラルーシの後悔
PAGE TOP