軍事的報道

これで何度目? 韓国軍、不具合発生で国産ヘリ「スリオン」全機飛行停止

韓国が開発した国産多用途ヘリ「スリオン」が、再び全面飛行停止の措置を事態に陥った。

参考:‘운항 중단’수리온은…文대통령도 탔던 국산 기동헬기

これで何度目?韓国が開発した多用途ヘリ「スリオン」が飛行停止

韓国陸軍は11月4日、訓練飛行中だった国産多用途ヘリ「スリオン」が原因不明の振動に襲われ緊急着陸したと発表し、規則に従い全部隊の「スリオン」に対し飛行停止の措置をとったと明らかにした。

このヘリは、ユーロコプター(現:エアバス・ヘリコプターズ)と韓国が2006年から共同開発した機体で、6年後の2012年に完成した。

しかし「スリオン」は、実践配備後から不具合が連発、毎年のように事故を起こしているため、これまでも飛行停止を何度も受けている。

2013年から2016年まで、飛行中に機体全面のガラスが破損する事故が5回発生、2014年にはメインブレードが機体と接触する事故が発生、2015年には飛行中にエンジンが停止し緊急着陸した事故が2回、同じ問題で墜落した事故が1回発生し、2015年から実施された機体凍結試験で、幾つもの不合格な項目があったにも関わらず握りつぶし、後の議会でこの事実は判明、納入停止措置がとられた。

出典:Korea Aerospace Industries / CC BY 2.0 アラスカでテスト中のスリオン試作機

2017年にはメインローターに7cm程度の亀裂が見つかり飛行停止措置が取られ、2018年には海兵隊向けに製造された派生型「マリオン」が墜落し搭乗していた6人が死亡する事故が発生した。

不具合の度に飛行停止措置が取られ、原因分析を行うものの根本的な原因究明には至らず、結局、不具合や事故を繰り返していると言える。

韓国が最も力を入れているは海外輸出に関しても、米国のブラックホークに敗れフィリピンへの輸出は不発、そのため韓国は「スリオン」を何とか海外輸出するため最近、海外輸出用の試作機「KUH 1E」をソウルADEXで公開したばかりなのに、出だしで躓く結果となってしまった。

先月の1日に行われた国軍の日で、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「スリオン」に乗って会場(大邱空軍基地)入りするなど、韓国は国を挙げて「スリオン」を支援しているが、何時まで経っても完治しない不治の病を抱えていると言え、この調子では海外輸出することは到底不可能だろう。

 

※アイキャッチ画像の出典:Korea Aerospace Industries / CC BY 2.0 飛行テスト中のスリオン試作機

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コメント

    • 匿名
    • 2019年 11月 06日

    一番大事な事を書いてませんね。
    問題は異常振動によるフレ-ム(カーゴ、骨組み)のクラック、過去にも発生してる。
    このフレームのクラックがスリオンの一番の問題
    しかも、解決はほぼ無理(新設計するなら解決できます)

    機体はAS332(ユーロコプター)ガベスー・・・・なんだけど
    AS332のジェットエンジンはチュルボメカマキラ2A ターボシャフト(イタリア)だけど、スリオンのはサムスンテックウィン T700-ST-701K(GEのT700のKD生産)
    でもって、減速機はAS332ベース(ユーロコプター)の派生型
    ジェットエンジンが違うので減速ギアが一段多いとか・・・・

    • 匿名
    • 2019年 11月 06日

    NVH設計/解析/対応を舐めた結果でしょうね。
    (最低限でも)
    原動機の回転数÷60を基底とする振動が発生する、3次、5次にも高いピーク
    12,000rpmなら200Hz、600Hz、1,200Hz(※1)
    減速機(ブレートの先端が音速を越えるのはダメって制限がある)のレシオで・・・
    仮に100:1なら120rpmなので、2Hz、6Hz、12Hz(※2)
    ボールベアリングがあるなら、その倍数で・・・・球数:24なら 48Hz、144Hz、288Hz(※3)
    ※1、※2、※3は相互干渉するから、例えば144Hz+/-2Hz、144Hz+/-6Hz、144Hz+/-12Hzなどといった振動もあるし
    各部品の精度が低いと(軸の真っすぐさ、ベアリングの真円度)、例えば144Hz+/-2Hzが独立した振動周波数だけでは無く、「富士山」みたいな振動特性となります

    対策はとっても大変、製造でのバラツキへの対応、製造時における精度管理(部品、組み立て工程)、どっかで妥協する+メンテ期間の設定などなど

      • 匿名
      • 2019年 11月 06日

      で、各部材の共振周波数を測定して、被るなら、部材を分割する/一体化する、リブを付ける、肉抜きなどで共振周波数をずらす
      (このあたりまでが最低限の設計/解析/対策)

    • 匿名
    • 2019年 11月 06日

    >この調子では海外輸出することは到底不可能だろう。
    普通の国ならそう考えるんですけどね‥

    かの国なら修正済みと言い張って輸出、その後の不具合は「運用が悪い」で済ませてもおかしくないですからねえ。

      • 匿名
      • 2019年 11月 06日

      ADEX2019にスリオンの輸出仕様機KUH-1Eの実物大モックアップが展示されていたようですね
      輸出先として東南アジア南米アフリカあたりを見込んでいるようですが
      その後すぐにこの異常ですからねぇ

    • 匿名
    • 2019年 11月 06日

    見た目がわ弱そうなヘリ!

    • 匿名
    • 2019年 11月 06日

    ヘリまで火病おこすのかw

    • 匿名
    • 2019年 11月 06日

    嗚呼、無能

    • 匿名
    • 2019年 11月 07日

    あかん…

    • 匿名
    • 2019年 11月 09日

    冶金技術が低いので要求品質を満たしていない、トランスミッション製造メーカーが本当に吐いた。

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