軍事的雑学

2024年に最も売れた戦闘機はF-35A、タイフーンとF-15EXも復権

現在の市場で入手可能な戦闘機はF-15EX、F-16V、F/A-18E/F、F-35、ラファール、タイフーン、グリペンE/F、テジャスMK.1A、JF-17、J-10、Su-34、Su-35、Su-57の13機種で、2024年に最も新規受注を獲得したのは計76機分の契約もしくは受注を確保したF-35Aだ。

2025年以降も南米や東南アジアを中心に戦闘機需要が続くため「F-35A以外の選択肢」を巡る争いは益々激しくなるだろう

米海軍は保有するF/A-18E/F BlockIIをBlockIIIにアップグレードしても「BlockIIIの新規取得」は打ち切る予定で、インド海軍もF/A-18E/Fでなくラファールを選択したため、ボーイングは2023年2月「生産ラインを2025年に閉鎖する」と発表したが、2022年度予算と2023年度予算に盛り込まれていた計20機分の価格交渉で行き詰まり、最終契約分(LOT47~48生産分)の生産が2027年春頃まで続くため、現在の市場で入手可能な戦闘機はF-15EX、F-16V、F/A-18E/F、F-35、ラファール、タイフーン、グリペンE/F、テジャスMK.1A、JF-17、J-10、Su-34、Su-35、Su-57の13機種となる。

出典:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Zachary Rufus

さらに軽戦闘機や軽攻撃機として使用可能なM-346FA、FA-50、ヒュルジェット、L-39NG、A-29、AT-6、PC-21、ヒュルクシュCまで含めると計21機種の戦闘可能な航空機が入手可能で、2024年に最も新規受注を獲得したのは計76機分の契約もしくは受注を確保したF-35だ。

チェコ政府は1月にF-35Aを24機取得するため45.8億ドルの契約を、ルーマニア政府は7月にF-35Aを32機取得するため64億ドルの契約を締結し、ギリシャ政府もF-35A取得計画(20機)を計画を7月に正式承認したため、Lockheed Martinは2024年に計76機分の契約もしくは受注を確保した状態で、ドイツ(F-35A×10機)とイタリア(F-35A×15機+F-35B×10機)は追加調達を来年にも実行する可能性が高く、ギリシャも契約に設定されるオプションを行使して追加調達(20機)を行うと示唆している。

出典:Photo by Dane Wiedmann

F-35は調達コストの上昇、一向に改善を見せないメンテナンスコスト、いつ完成するのか誰にも分からないBlock4の構成要素など様々な問題を抱えているものの、入手可能な唯一の第5世代機という立場を活かして受注を伸ばしている格好だ。

F-35の次に成功を収めたは勢いを取り戻してきたタイフーンで、ドイツはTranche1を更新するためTranche4を38機、トーネードECRを更新するため既存機を改造したEK仕様機も15機も発注中で、さらにショルツ首相は今年6月「2025年に20機の追加調達を行う」と表明、イタリアのメローニ政権も国防予算の内訳と2026年までの予算見通しに関する文書の中で「Tranche4(24機)の調達作業を開始するため2024年度予算の中で6.9億ユーロを確保した」と言及。

出典:Copyright Eurofighter

カタールも今月6日「タイフーンを12機追加調達したい」と正式に表明していたが、スペインが今月20日「(2022年発注のTranche4×20機に続いて)25機分の追加契約を締結した」と発表したため、Airbusは2024年もタイフーンの新規受注を確保した格好だ。

ユーロファイター・コンソーシアムのジャンカルロ・メッツァナット最高経営責任者は伊メディアの取材に「BAEがカタール、サウジアラビア、トルコとの交渉を、Leonardoがポーランドと交渉を主導しており、4ヶ国全体の需要は約130機で、プログラム全体のとしては150機~200機程度の需要見通しを持っている」「PWCはプログラムの将来性について『開発国4ヶ国は今後10年間で最大905億ユーロの経済的恩恵と年9.8万人分の雇用をもたらす』と分析している」「イタリアは170億ユーロの経済的恩恵と年2万人分の雇用が保証される」と述べており、メッツァナットも「タイフーンプログラムは復活した」という見方をしている。

出典:Airbus Eurofighter EK

システム単体で見れば「タイフーンはF-35Aより性能面で劣る選択肢」と映りがちだが、ウクライナとロシアの戦争は「米国製システムはもちろん西側製システムの大部分にも米国製の部品や技術が組み込まれている」「そのため米国は国際武器取引規制(ITAR)を理由に武器システムの移転や使用を制限してくる」「武器システムの主権確保が自国の安全保障にとって如何に重要か」を再認識させ、ITARを回避する代替技術の開発、既存システムから当該技術や部品の排除、ITAR Freeで設計した武器システムへの関心が高い。

この視点で見れば「F-35A以外の選択肢」は「武器システムの主権確保」「米国と外交や安全保障政策で一致しなかった場合の保険」と解釈することができ、どんなに優れたシステムも主権の行使を妨げたり、必要なときに使用できなければ意味がない。

出典:U.S. Air Force photo by William R. Lewis

タイフーンの次に成功を収めたのはF-15EXで、イスラエル国防省は11月「F-15IA×25機を52億ドルで購入する契約を締結した。この中には25機の追加購入オプションも含まれている。納入開始は2031年で年4機~6機のペースで引き渡される」と発表。

DefenseNewsは契約成立の背景について「F-15IAはAESAレーダー、サイル警報システム、デジタルコックピット、ヘルメットディスプレイ、フライ・バイ・ワイヤシステム等が採用される予定(F-15EX構成)だが、今回の契約で有利に働いたのは遠距離まで大量の武器を運搬する能力だ」と指摘し、イスラエル国防省も声明の中で「F-15IAには画期的な独自システムを含む最先端の兵器システムが搭載され、航続距離やペイロードの拡張、あらゆる運用状況に対応した能力向上に関するアップグレードが施される予定だ」と述べており、イスラエルだけに許された特権を再び駆使するようだ。

出典:Israel Defense Forces

イスラエルがF-15IやF-16Iに独自システムを統合したり、Boeingに依存しないアップグレードを実行できるのはソースコードが開示されているためで、米国はF-35Iの基本ソフト上に独自ソフトウェアをインストールすることも認めているため、イスラエルは独自のC4システムをF-35Iに搭載でき、同機のレーダーが収集した情報をイスラエル全軍で共有することが可能らしい。

要するに「F-15IAには画期的な独自システムを含む最先端の兵器システムが搭載され、航続距離やペイロードの拡張、あらゆる運用状況に対応した能力向上に関するアップグレードが施される予定だ」という言及は「オリジナルのF-15EXとF-15IAは別物になる」と強く示唆しており、このあたりが「イスラエルだけに許された特権(イスラエル空軍から退役する米国製戦闘機を売却する際“オリジナルに戻せ”と要求されるのもそのため)」と言われる部分なのだろう。

出典:U.S. Air Force photo by Tech. Sgt. Nathan Lipscomb

F-15EXの次に成功を収めたはラファールで、セルビアのブチッチ大統領とフランスのマクロン大統領は8月に総額27億ユーロの契約に署名し、セルビアは2029年までにラファール12機を受け取る予定だ。インドネシアと締結した分割契約の消化も順調で、2024年1月に第3バッチ分の保証金(23億ドル)支払いが完了したため、インドネシアとの契約は発効状態=Dassaultに契約内容を履行する義務が生じ、42機の引き渡しは確実視されている。

F-35A、タイフーン、F-15EXと比べるとラファールの成功は小さいものに見えるが、まだ1機も納品されていないアラブ首長国連邦、インド、インドネシア、セルビアから受注合計は160機もあり、フランスも今年1月にF4構成機を42機も発注しているため、Dassaultは今後何年も新規受注が途絶えたとしても十分生産ラインや開発プログラムを維持していけるはずだ。

出典:Lockheed Martin

2025年以降も南米や東南アジアを中心に戦闘機需要が続くため、全く受注が振るわなかったF-16Vにも巻き返しのチャンス(Lockheed MartinはBlock70/72の需要見通しについて約300機と言及)があるが、2030年代に近づくとテジャスMK.1Aの生産と運用が軌道に乗ってくる上、KF-21の量産機も登場するので「F-35A以外の選択肢」を巡る争いは益々激しくなるだろう。

因みに「この1年でどの戦闘機が成功を収めたか」という記事を書くということは「年の瀬が迫っている」と言う意味で、いつもアレを設置するので皆様なの貴重なご意見をお待ちしています。

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※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Jana Somero

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コメント

    • 朴秀
    • 2024年 12月 21日

    F-16が1機も売れなかったのは珍しいですね

    12
    • たむごん
    • 2024年 12月 21日

    イスラエルのF15が、ヒズボラのナスララ師を狙って、ベイルートに大量のバンカーバスターを打ち込んだのは衝撃でした。
    戦闘機の魅力、短時間に大量の兵器を投射する能力を見せつけられた思いになりました。

    独仏などのヨーロッパは、平和・人権のイメージで語られますが、中東に大量の戦闘機を売却してるのを見ると上手くやってるなという思いになります。
    日本=中東の関係も、石油天然ガスのお得意さまという事で成り立ってきましたが、中国が買い手として急浮上したため安全保障面の希薄さは何だか心もとないですね…

    3
    • 雉猫
    • 2024年 12月 21日

    日本にも、F-15のソースコード開示して、その分ライセンス料とれば、ボーイングも大助かりだろうに。

    米議会は、日本をもっと金蔓として利用した方がいいんじゃないかなぁ。
    日本に対して、貿易赤字を垂れ流してるのだから。

    三菱オリジナルのF-15を見たい。

    4
      • PKF
      • 2024年 12月 21日

      廃棄が決まっていますが機体寿命がたんまりと残ってるPre-MSIP機をベースに、嫌う人が多い言葉ですが魔改造して日本専用仕様にほしかったですね。
      ボーイング側からかなり前に拒否されてる案件ですので残念ですが。

      7
    • ろっきんぽ
    • 2024年 12月 21日

    現在の市場で入手可能な戦闘機にSu-57を入れていいのか🤔

    15
      • もす
      • 2024年 12月 21日

      可能だけど事実上不可能なだけなのでセーフ😁

      6
    • 4.5世代機、最後の更新
    • 2024年 12月 21日

    F-16VはF-35と共通性があり、かつ破格に安いと言う利点がありますが、それは結局米国依存を気にしなければF-35を買えば良いし、依存を気にすればタイフーン、ラファールに流れるだけですからね。
    何であれ各国は4.5世代機の恐らく最後の更新時期に差し掛かってますから、華の4.5世代機の最後を飾って欲しいものです。日本も例外ではないですが、今更欧州機導入もあれなのでF-15EXかF-16Vかにはなりそうか?

    6
    • ボーイング不信
    • 2024年 12月 21日

    イスラエルが米軍機を勝手に弄れるのは昔からなので例外として、日本が同じ事を要求しても今アレなボーイングが応じてくれるのか?
    あの会社はF-15EXしかもう縋れる物はないし、会社の建て直しのため良く分からない費用を要求されかねない。比べてF-16Vはロッキードマーチンの優先度もF-35に比べて低いし、日本はF-35の整備拠点もあるので、頼めばある程度弄らせてくれそうなのはF-16Vな気もしなくもないような

    5
      • とくめい
      • 2024年 12月 21日

      日本の場合、F-2のソースコードを自前で持ってるし、権利を与えて貰える事が前提だけど、弄るならF-16の方が難易度低いかも。

      2
      • 匿名希望係
      • 2024年 12月 22日

      F-2新造するわそれなら。

      1
    • paxai
    • 2024年 12月 21日

    中華戦闘機の販売はアカン感じですかね。相当な生産量かつ割安だけど実戦経験とか外交とかが足引っ張ってるのかな。
    性能はちょっと分かんないや。
    沢山販売して不景気打破!とか考えてそうだけど。

    1
      • ブルーピーコック
      • 2024年 12月 21日

      今年9月にエジプトがJ-10(殲撃十型)を契約したようです。アゼルバイジャンとイラクが契約したのはJF-17なのでパキスタン製ですね。
      どうせなら同じイスラム国家から買いたいということでしょうが、アゼルバイジャンは同盟国のトルコが中国とウイグル族問題で溝がありますからね。

      5
        • 匿名希望係
        • 2024年 12月 22日

        J-10はエンジン問題どこまで改善できたのやら

      •  さ
      • 2024年 12月 22日

      中華製戦闘機を導入すると報道された時点から、アメリカに目をつけられてしまうのが…
      それを受け流せる国なんて世界にはそうそうありませんし、それが一番のネックなのでしょう

      1
    • ブルーピーコック
    • 2024年 12月 21日

    ステルス機と非ステルス機も一長一短だしな。戦闘機同士の戦いならステルス機が有利だけど。

    1
    • 黒丸
    • 2024年 12月 21日

    3枚目のスキージャンプ空母で映っているF‐35Bは
    離陸したところなのでしょうか、それとも着艦しようとしているのでしょうか?
    スキージャンプが写っているのにF-35の機首が後ろ(カメラマン方向)を向いているようで
    ゲームのCGか何かでしょうか

      • ブルーピーコック
      • 2024年 12月 21日

      そういう時は画像検索しましょう。
      アメリカのF-35B Lightning IIが2021年3月15日にイタリアの強襲揚陸艦カヴールにて垂直着陸テストをしている時の画像だそうです。

      8
        • 黒丸
        • 2024年 12月 21日

        元画像見つけました、ありがとうございます。
        やはり艦首と機種が逆方向での着艦ですね。

        2
    • ハイローミックス
    • 2024年 12月 21日

    今でこそステルス機と非ステルス機のハイローミックス(にしては非ステルス機が高すぎたりもするが…)で行けても、今後ウィングマンや徘徊爆弾とのハイローミックスになると考えると、非ステルス機にはやはり過酷な時代にはなるんではないかと。やはり30年代にはステルスor無人機になるんじゃないかな。

    3
    • PKF
    • 2024年 12月 21日

    スパホの生産ラインがまだ生き延びてんのなら、EA-18Gを駆け込み注文する国が現れないのかしら。

    2
    • マンゴー
    • 2024年 12月 21日

    やはりヨーロッパはこういうの一つを取って見ても、アメリカから距離を置いた動きをしているなぁと感じる
    自国のブランドをキッチリ護ればそれが数字となって結果に表れるは戦闘機も同じなんだなぁ、と
    しかしF-35はアメリカと歩調を合わせる事がセットだから、市場独占は出来ないというのも面白さを感じる

    3
    • DEEPBLUE
    • 2024年 12月 21日

    グリペンが奮っていませんね。後継を作りたいという気持ちはあるようですが、1国で第5世代機が作れるんですかね?

    7
      • 匿名希望係
      • 2024年 12月 22日

      グリペン自体が当時のEuキメラだから無理かと>一国

    • トランプ大統領
    • 2024年 12月 21日

    可能性として、トランプが利益誘導と外交交渉の為にF-35の導入が許可されてこなかった国々に売り込み始める可能性もあるし、廃れ逝くボーイングへの露骨な利益誘導に踏み切る可能性もあるし、来年以降はもっとカオスになりそう

    2
    • 無印
    • 2024年 12月 21日

    「2024年に最も売れた戦闘機はF-35A」

    にもかかわらず、「アメリカですら買わないポンコツを、日本は高値で押し付けられてる」
    とかドヤ顔で言う奴が後を絶たないのは何でなんだろ?

    16
      •  
      • 2024年 12月 21日

      何も知らない奴が一番良くしゃべる
      どっかの東欧某国上層部と同じです。

      2
      • にーたろー
      • 2024年 12月 21日

      検証が完了していないことを理由としてTechnical Refresh3構成機の受領を拒否しているのを、契約と混同して「買っていない」と言っているのだと思いますよ。

      10
      • ネコ歩き
      • 2024年 12月 21日

      まあ、ポンコツと断定する輩は改良を要する数々の不具合を指して言っているんでしょうが、にも係わらずF-35は西側諸国の大半が現時点で入手可能な最強戦闘機で、それが覆されるのは当分先の話と見込まれているんですよね。
      相応に費用と時間は掛かりますが現時点での不具合は改善不可能なものではないですし、それに見合った投資との判断があるからこその採用国増加なわけですが。
      同機の機動性能に係わるフライト・コントロール・システムについては採用国パイロットの評価がかなり高いようですしね。

      5
        • kitty
        • 2024年 12月 22日

        まあFー2欠陥機論を言う連中と同類かと。

        2
    • 万能機なんてない
    • 2024年 12月 21日

    F-35の問題は第5世代機がF-35しかない事以外にないかと思います。同じプロトタイプから垂直離発着もしろ、イギリスやドイツのミサイルにも対応しろ、そうだ!ウイングマンにも対応して…
    流石に無謀すぎます。だからどんどん検証も遅れるし逆に兵器開発にも悪影響が出る。確かに開発に遅延が出てますが、F-35自体に問題があると言うより、こんな一機に何もかもぶち込もうとするコンセプトの限界でしょうよ。

    10
    • バーナーキング
    • 2024年 12月 21日

    F-16Vとラファールは単に注残たまり過ぎて「今買っても納品数年先になるから売れない」だけに見えるしタイフーンは開発国以外の注文はカタール12機だけなので、「勢いを取り戻した」は過大評価な気がする。
    せいぜい「開発国からも見放されてた状況から脱した」くらいじゃないですかね。

    14
    • Natto
    • 2024年 12月 22日

    平和だ

    • 他人事では無い
    • 2024年 12月 22日

    タイフーンTranche1は、アップデートも出来ないくらい出来が悪いのかな?

    1
      • 匿名希望係
      • 2024年 12月 22日

      それいうとF-16A/BやF-15A/Bの前期ロットにもかえってくるやつ>ロクスポ回収せずに
      改修できるけど金がかかるし相応に飛行時間が削られているから新規発注した方がお得って判断でしょうね。

      • Pre機再活用
      • 2024年 12月 22日

      空自のF-15Jと同じ感じで初期BLockの機体は中身の構造が別物ですので改修するより新品買った方がお買い得案件。

        • 匿名希望係
        • 2024年 12月 22日

        Preは、実はまだC型なんで配線だけとマシなほうで最初期型のF-15A/Bはフレーム強化からだし。

        1
      •  さ
      • 2024年 12月 23日

      その辺りは、機体に追加であれこれする事でアップデートできるラファールとの明確な差だよなぁ
      まあモデルチェンジしたら買い替えるしかないのが普通だから、ラファールが特殊というか特別なだけなんだろうけど

      2
    • しりうす1
    • 2024年 12月 28日

    F-35は既存機パイロットでも相当訓練しないと乗りこなせず、自衛隊パイロット訓練プログラムがパンク状態という記事を読んだ
    場合によっては不適合者も出るかもしれない
    今後パイロットの確保が課題らしい
    そういう点でも4、5世代機にはまだまだ需要がありそう

    1
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