軍事的雑学

軍事的雑学|海外から見た日韓レーダー照射事件の問題点

米国のザ・ディプロマットの報道で、日韓レーダー照射問題について書かれた記事があったのでご紹介します。

合法的に事件が再発する

記事で書かれていた事を要約するとこうです。

同様の事件が再び、“合法的に発生する可能性がある”と結論づけていました。

では、どうして“合法的に発生する可能性がある”のかと言うと記事の指摘は以下の3点

1つ目は、このような事件は敵対している国とではなく、友好的な国とで発生する可能性がある。特に海上紛争は「祖国」を守るために政治的、必要があれば「軍事的行動」さえも正当化してしまう、国としての面子が問題に浮上するからだ。

2つ目は、日韓レーダー照射事件のような状況では「CUES」は機能しないと言うこと。現状のCUESでは、想定外な遭遇に対応できるよう出来ていない。

管理人補足:
CUESとは、洋上で不慮の遭遇をした場合の行動基準。海上において他国の戦艦と遭遇した場合に衝突などを避けるために取るべき行動などを定めた規範のこと。2014年に日本・米国・中国など21か国が採択した。海上衝突回避規範。

3つ目は、法的問題。お互いが持つ権利や主張は複雑で、さらにEEZ及びADIZについての異なる解釈

もっとも代表的な例が、国連憲章及び国連海洋法条約における武力行使の脅威の禁止事項。これには武力行使の定義が曖昧で、軍用機に対するレーダー照射が武力行使に該当するのか明確に定義されていない。韓国が主張する軍艦への低空飛行が脅威だったと言う主張も、軍艦に対してどのくらい低空なら脅威になり、これが武力行使に該当するのか定義していない。

結局、互いが認め合っておらず、EEZ及びADIZが重複する区域で、異なる解釈の下で互いに行動し合えば、再び合法的に事件が再発するだろうと言うこと。

力の論理というものは存在し続けるし無くならない

問題を再発させたくなければ、ぶちゃけて言えば、文句を言われたくなければ近づくなと言うシンプルな話ですね。相手が認識出来るほどの差を見せつける、暴力的な話ですが、結局はこれなんでしょうね。

中国と米国の南シナ海での対立が良い例です。

今後、韓国が経済力を背景に軍備を益々拡張すれば、このような衝突は増えていくでしょう。もし韓国が核兵器や原潜を保有すれば、今は黙っていますが、中国に対しても強気に出るでしょうね。

今まで踏みにじられてきたという思いが強い国なので。

何千年たっても、人間が知的になり進化したといっても、人権やモラルが向上したといっても、力の論理というものは存在し続けるし、無くなることは無いと思います。

これは戦争や暴力を肯定しているのではなく、実際問題の話です。一応言っときます。

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コメント

    • 匿名
    • 2019年 2月 12日

    >>もし韓国が核兵器や原潜を保有すれば、今は黙っていますが、中国に対しても強気に出るでしょうね
    その前に核戦力の保有自体がぶっ潰されるでしょうね。中国に。
    微細粉塵が届くような距離に核戦保有するのが自由陣営と中国側をウロウロするようなアホ国家ですよ。
    中国の管理下の北朝鮮ですらちょっとでも管理下から外れればぶん殴ってましたから、
    かの民族が統一してその戦力を持つとなると、やはり中国の管理下でしか実現しない。
    ただそっちの場合もアメリカ(及びNATO)にぶん殴られるオチしか待っていない。

    • 匿名
    • 2019年 2月 14日

    「2つ目は、日韓レーダー照射事件のような状況では「CUES」は機能しないと言うこと。現状のCUESでは、想定外な遭遇に対応できるよう出来ていない」って、国連安保理決議違反の北朝鮮との瀬取り行為をやっていたら発覚したので、レーダー照射したのが許されるならば、もはや世界に秩序は無いし、求めるのも無意味と言うことですね。
    それでは日本も、本気で核のシェア(ドイツやオランダなどは実施済み)か、自国で核を作るしか無いですね。

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