軍事的雑学

軍事的雑学|韓国軍の最新動向!最新鋭3000t級潜水艦「島山安昌浩」が6月に初潜航試験!

韓国国防部の広報部門、国防広報院の報道で、興味深い記事を読んだのでお伝えします。

参考記事:KF-X 시제기 2021년 출고… 병역특례 합동 TF 이달 출범

国会国防委員会の全体会議で報告された韓国軍の動向

記事によると3月18日、国会国防委員会全体会議で、去年に進水した「張保皐KSS-Ⅲ」の島山安昌浩級潜水艦が、今年の6月に初めての潜航試験を行うと、さらに「張保皐KSS-Ⅲ」BatchⅡのシステム開発にも7月から着手すると国会に報告しました。

この会議で報告されたものをまとめると・・・

  • 島山安昌浩級潜水艦の潜航試験は6月に予定
  • 張保皐KSS-Ⅲ BatchⅡのシステム開発は7月から開始予定
  • KFXの基本設計は完了し、現在は詳細設計を進行中で9月には完了予定
  • KFX試作1号機は2021年に出荷予定
  • KFXの共同開発国であるインドネシアの分担金の一部が未だに未納(2056億ウォン)
  • 2024年までに偵察衛星を確保する「425事業」については2022年から打ち上げを始める
  • 海軍が導入予定の艦載ヘリはAW-159しか応募がなかったので、米国にも参加を呼びかけ競争入札の構図を形成した

こんな感じです。詳しくは以下で説明していきます。

 

島山安昌浩級潜水艦の初潜航試験

島山安昌浩級潜水艦とは、韓国が国内で設計し国内で建造した初めての潜水艦で、3000トンクラスのAIP機関とディーゼル機関を搭載した潜水艦のこと。この1番艦である島山安昌浩の初潜航試験を6月に予定していると言う話。

潜水艦「島山安昌浩」進水式 出典:韓国大統領府 青瓦台

張保皐KSS-Ⅲ BatchⅡとは、張保皐KSS-Ⅲ BatchⅠ3隻、BatchⅡ3隻、BatchⅢ3隻の計9隻を建造予定で、現在建造中なのがBatchⅠ。BatchⅠとBatchⅡの大きな違いは、鉛蓄電池をリチウムイオン電池に変更(そうりゅう級の様にAIP機関を撤去するのかは不明)、垂直発射管VLS 6基を10基に増設、それに伴い基準排水量が3,358tから3,700t程度に大型化する予定。

因みにBatchⅢは、原子力推進に変更するとい噂が絶えない。しかし公式には原子力推進変更を一度も発言したことはない。

 

韓国がKFXの完成を急ぐ理由

韓国型戦闘機KFXは、設計が全て完了していないにも関わらず、試作機用の部品加工が既に始まっています。完全に設計が完了するのは9月予定。韓国の言い方を借りれば「試作機によるテスト時間を最大限確保し、不具合を潰すために前倒しで進めている」という話。

実際には、F-5やF-4の退役時期が迫り、政権毎にたらい回しになっていた韓国型戦闘機KFXの開発にようやく着手したため、もはや時間の猶予が0に等しい。正確に言えばマイナスだ。

なぜなら2020年代からF-5やF-4が次々と退役するのに、スケジュール通りだとKFXの量産機は26年頃にならないと出てこない。しかも最近、これを23年に前倒している時点で危険な香りしかしてこない。

出典:Pixabay

しかも韓国は現在、130機保有するKF-16をF-16V相当にアップグレードする改良事業を控えている。これが2020年代半ばまで続く予定で、2020年代後半に差し掛かるまでKF-16はまともに機能しない。

F-4が70機、F-5が180機が次々と退役し、KF-16が改良作業のため使えなくなる(KF-16全機が一度に改良を受けるわけではないが)。

なぜKFXを急いでいるのか、このあたりに答えがありそう。

万が一、KFXに重大な不具合でも発生し、開発期間が延長になれば韓国空軍の戦力空白化は避けられない。既に避けきれていないとも言うけど(笑)

 

2024年までに偵察衛星を5基打ち上げる

2024年までに偵察衛星を確保する「425事業」とは、南北和平を推進するムン・ジェインの意向により、北朝鮮を刺激する言葉が廃止になったため、今では死語になった「キルチェーン計画」のために事業。

当初は2022年までに、合成開口レーダーを搭載した偵察衛星4基、EO(電子光学)/IR(赤外線)を搭載した偵察衛星1基を打ち上げ、北朝鮮を2時間毎に偵察することを目指していた。

衛星は海外製の部品を取り寄せ組み立てる予定だったが、方針を変更し最大現、国内開発した部品を使用することになり、性能の低下とスケジュールの遅延が囁かれていた。

出典:Pixabay

結局、2年遅れの2024年までには5基の衛星を打ち上げる予定になっているが、これも予定通りいくのか怪しい。

因みに韓国軍は、F-35導入の見返りにロッキード社から無償で、軍専用通信衛星の本体提供と、衛星の打ち上げまで行ってもらう契約になっており、その通信衛星が11月に打ち上げられる予定。

 

次期戦闘機選定の再来?再び出来レースか?

韓国海軍が導入予定の艦載ヘリの入札に、1回目の導入事業で導入したAW-159しか応募がなく、価格も高かった為に、入札を2回も行ったが、それでもAW-159しか応募がなく、このまま相手の言い値で契約するのかと言われていたところ、急にFMS方式によりMH-60Rが参戦。

出典:Pixabay

当然、価格面では通常の商業取引であるAW-159の方が安く、MH-60RはFMS方式なので、機体の価格にFMSの手数料が発生するので、高価になるのはわかりきっている。それでもMH-60Rが入札に参戦したのは、韓国国防部とロッキード社の間で密約があるのでは?と言われている。

韓国の軍事ニュースは以上です。需要があれば、また記事にしてみます。

 

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コメント

    • 匿名
    • 2019年 3月 20日

    島山安昌浩とKFXはどれだけ面白いことになるか楽しみだなぁ…
    対岸の花火工場の火事だからなかなか見ものだよ

    • 匿名
    • 2019年 3月 20日

    KF-16の改修事業、始めるまで時間かかりすぎですよね。
    もしかしてやってもらえなくなってる状況なのでは?

      • 匿名
      • 2019年 3月 21日

      金払ってないからアメリカに送ったの帰ってきてないんじゃなかったっけ?

      KFXはインドのに相乗りさせて貰えば良かったのに。何にも得られずに終わりそうですね。

    • 匿名
    • 2019年 3月 20日

    金足りるのかなぁ……
    アメリカの機嫌も損ねてるし、ロシア兵器との混成に戻ったりして……

    • 匿名
    • 2019年 3月 20日

    潜水艦もKFXもある程度完成したら不具合だらけで
    K2と同じ末路をたどると思う

    • 匿名
    • 2019年 3月 21日

    戦車よりはるかに製造が難しい潜水艦をしかも3000t以上のものを初設計でまともに作れるとは思えない。

    • 匿名
    • 2019年 3月 21日

    なんせ韓国内設計の真実は韓国内事務所byエゲレスじゃなかったか?

    •  
    • 2019年 6月 06日

    日本海にゴミ沈めないで欲しいね。
    原子力とか何の冗談だかw

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