軍事的雑学

軍事的雑学|有人機がオプションの第6世代ステルス戦闘機「テンペスト」

米国のザ・ディプロマットの報道によれば、英国は今月、インドに「Tempest Future Fighter Aircraft project(以降、テンペストプロジェクト)」の下、英印共同で第6世代戦闘機の開発を提案するようです。

参考記事:Will India and the UK Co-Develop a Sixth-Generation Fighter Aircraft?

有人機がオプションの第6世代ステルス戦闘機「テンペスト」

テンペストプロジェクトは、2035年までに英国空軍の第6世代ステルス戦闘機の設計・開発・配備を目的としているプロジェクトで、これはBAEシステムズが主導しています。

プロジェクトパートナーに、航空電子機器を担当するイタリアのレオナルドS.p.A.、兵器システムを担当するMBDA、エンジンを担当するロールス・ロイスなど錚々たる面子。

2025年までに最終的な投資をするのか、しないのかを決定するため、現在、英国は国際的なパートナー探しに奔走していると言う話です。以前、日本にもお声が掛かりましたが、当時の小野寺防衛大臣がロンドンに招待され、テンペストプロジェクトについて意見の交換をしたと言われています。

テンペストプロジェクトで開発される第6世代ステルス戦闘機は、オプションで有人機(笑)になる。

基本ベースは、人工知能機械的な学習機能が特徴の無人機で、現在のイージスシステムに搭載されている、いわるゆ共同交戦能力とリンクして、無人でも効率的な戦闘が行えるようです。

この共同交戦能力があるから、有人機と無人機が一つの編隊を組んで戦闘が可能になるんでしょう。

無人機万能論の時代が来る?

昔のミサイル万能論ではないですが、ベトナム戦争時、ミサイルの性能を過信して機銃を外してしまい、結局接近戦に持ち込まれて苦戦したというのは有名ですが、無人機をそこまで過信するのはどうなんでしょうか?無人機は一体なんの為に有人機に随伴させるのか?

無人機に格闘戦でもさせようと?

イージスシステムとリンクして共同交戦能力による連携をするということは、視界外戦闘が主な任務になるのは明白。

ということは、使い尽くされた言葉ですが、これもう「ミサイルキャリアー」でしかない。視界外戦闘を主任務にする無人機なら、なにもここまで高価なステルス機でなくてもいいのでは?思ってしまいます。

敵機と直接交戦するための戦闘機と、イージスシステムとリンクして共同交戦能力をフルに活かしたミサイルキャリアータイプの戦闘機に分ければ良いのでは?

ミサイルキャリアータイプの戦闘機は新しく開発する必要もないので、例えばF-15を無人機化し、外部兵装にAMRAAMを16発ほど搭載すれば最高のミサイルキャリアーが低コストで完成。

これこそ机上の空論と言えばそうなんですけど。

ぶちゃけ、現在のテクノロジーをフルに活用した場合、空中戦で機銃による格闘戦を行う確率はどの程度なんでしょう?ステルス性能をこれだけ追及しているのは、視界外からのミサイル攻撃を避ける意味合いもあると思います。

だからこその格闘戦?

素人には想像が追いつかない時代になりました。

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コメント

    • 匿名
    • 2019年 2月 14日

    うーん、無人機がはやりですが、あくまで米国のように地球レベルの衛星ネットワークを持っていれば、実現性もありますが、それを持たない国が無人機を持っても運用は出来ないですよね。
    まして中途半端なAIにまかせたら、暴走して、本気でターミネーターの世界になりかねないなぁ。。。

    • 匿名
    • 2019年 2月 19日

    無人機は戦闘機に先行させ攻撃を受けさせることで敵の数と出方を探るのが目的だろう、対空ミサイルを消耗させる目的もある。
    それで相手の行動を把握してから攻撃する。

    • 匿名
    • 2019年 2月 26日

    最終的には無人機の方が有人機では耐えられない駆動も可能になってくるから有利になっていくんだろうけど
    AIがそこまで進化するには2045年頃まで技術進化を待つしかないだろうな
    早ければ第7世代で可能になってるかもしれんが

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