軍事的雑学

軍事的雑学|F-15EXとF-35の二刀流!米空軍がF-15EXを要求、最大144機導入も?

米国国防総省の2020年予算要求についてのお話です。米空軍が要求していたF-35は?要らないといっていたF-15EXは?どうなったでしょうか?

あれだけ要らないと言っていたF-15EXを最大144機導入?

以前から、噂になっていた米空軍のF-15X(今後はF-15EX表記に統一)導入問題。

※いつの間にかF-15Xの表記が、F-15EXに変わってたました・・・

米空軍は、そもそも保有している航空機の50%程度まで第5世代機の比率を高めたい方針。そのためF-35Aを72機要求してきました。減らしたいはずの非第5世代機(F-15EX)を、F-35Aの導入機数を減らしてまで導入する価値はないと反対しています。

出典:Pixabay

しかしトランプ政権で国防副長官を務めるパトリック・シャナハン氏が、国防副長官に就任以前、ボーイングで30年以上働いていたので、F-15EX導入に動いているのではないかと噂されていました。そのせいか国防総省の一部(主にコスト関係の部署)はF-15EXの導入を支持しています。

F-15EX導入支持派の主張は、現在のF-15C/Dが、第5世代機の比率を50%に高める前に寿命が尽き、空軍全体の戦力が減少するので、非第5世代機(特にF-15C/D)のリフレッシュをするべきだと。

当初、予算要求草案には、F-15EXの要求は存在しませんでしたが、先日公表された2020年予算要求では、F-35A 48機の要求に留まり、新たにF-15EX 8機の要求が盛り込まれました。さらに既存のF-15C/D・F-15E搭載レーダーのアップグレード費用も盛り込まれました。

出典:Pixabay

しかも、今後継続的にF-15EXを144機まで導入し、空軍が保有するF-15戦力のリフレッシュを行いたいと。

このため政府監視団体が、シャナハン氏が政府の倫理規定に違反していないか調査するよう国防総省に要求しています。

今の所、本当にF-15EX導入が実現するのか未知数です。

 

F-15EXの強みは、F-35に比べて運用コストが安いから?

では、F-15Xとはどんな戦闘機なのか?

1機あたりのコストは約8000万ドル(約89億円)結構、お高いですよね。では、F-35に比べて、F-15EXは何処が優れているのか?

1時間あたりの飛行コストが安いという点。

F-35Aは1時間の飛行に45,000ドル以上の費用が必要で、F-15EXなら27,000ドルを下回るだろうと言われています。さらにF-15EXの耐用年数は2万時間!F-15A/Bの耐用年数はたった5000時間だったので4倍ですね。因みにF-35Aの耐用年数は8000時間です。

さらにF-35には真似できない、24発以上の空対空ミサイルを搭載可能だと言っています。

ボーイングの公式には、F-15Advancedの開発は今でも続けられている様子がレポートされているので、これがベースになるんですかね?

参考記事:Put to the Test: The Advanced F-15 is ready for the fight

少し古い動画ですが、いつ見ても君はカッコいいね。

主翼下にうざいほど兵器をぶら下げている感が、如何にも戦闘機って感じなんですよね。


海兵隊所属のEA-6B プラウラーが退役し、完全にEA-6Bが姿を消す!

予算とは関係ないですが、気になったニュースが一つ。

3月8日、EA-6B“プラウラー”電子攻撃機が遂に全機退役したというニュースが・・・ 最高にかっこよかったのに!

出典:Pixabay

米海軍から2015年に退役済で、EA-18G“グラウラー”にその任務は引き継がれていました。最後まで残っていたのは、海兵隊所属機

EA-6B“プラウラー”をご存知無い方の為に軽く説明すると、EA-6Bの原型機は、A-6イントルーダーです。A-6は米海軍の艦上攻撃機で、その外見が特徴的でした。並列複座という珍しい座席配置。これと同じ座席配置は、大型機除けば、F-111か、Su-24か、Su-34ぐらい?

出典:wikimedia commons public domain A-6イントルーダー

並列複座にすると機首が太くなるので、大型のレーダー搭載なんかには有利なんですが、艦上機で大きさに制約があるためA-6は、全体にずんぐりした形をしてるんですよね。

登場当時、全天候下で作戦が可能な、海軍唯一の艦上攻撃機だったので重宝されたそうです。いわゆる空軍のF-111に相当。ただ両機とも搭載していた複雑な電子機器調整のために手を焼いた問題児でもある。

で、このA-6の胴体を少し延長して、もう一列、並列複座を追加し、計4人乗りに改造したものがEA-6B“プラウラー”です。

出典:wikimedia commons public domain EA-6Bプラウラー

この改造により胴体が延長されたことで、最高にカッコいいフォルムに仕上がりました。

何と言ってもキャノピー(コックピットのガラスの部分)に、電磁波の影響を避けるため薄く金を貼ってあるので、黄金色に輝くのがなんとも言えない雰囲気。

実はF-22のキャノピーも同じ処理をしています。

基本的に、A-6イントルーダーが好きなんですよね。映画「トップガン」程の知名度はありませんが、「イントルーダー 怒りの翼」というA-6を主役機にした映画がありました。

懐かしい・・・ A-7“コルセアII”も登場してた(笑)

当時の空母には。色んな種類の航空機が搭載されていて、見ている方には良い時代だった。

 

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コメント

    • おさん
    • 2019年 3月 14日

    あんま関係ないけど
    A-5ビジランティーが好き

    •  
    • 2019年 3月 14日

    新規調達価格はF35並だとしても維持費が圧倒的に安いからね。空自もスクランブル用にどう?

    • 匿名
    • 2019年 3月 15日

    なんか大戦略したくなったww

    • 匿名
    • 2019年 3月 16日

    なんでもかんでも最新型である必要はないし、お高いのは議会的に許されないのは民主国家の宿命

    • ななし
    • 2019年 3月 27日

    アメリカが買うなら日本も買えば?と思う
    F35に全振りも危険だし、F3はいつになるやら
    スクランブル用途ならF15の方が良さそうだし
    なにより運用経験40年以上だし
    いざとなれば重攻撃機になるし
    40~80機位欲しいね

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