ボーイングはカナダ空軍の次期海上哨戒機にP-8Aを提案すると発表、英国のジェーンズは「日本もP-1を提案してくるかもしれない」と報じている。
参考:Boeing to Offer the P-8A Poseidon for Canada’s Multi-Mission Aircraft Project
参考:Boeing to offer Poseidon to Canada
P-8AはCP-140の後継機に要求される要件を満たすだけでなく、オフセットを通じてカナダ産業界に大きな利益をもたらす
カナダ空軍はP-3オリオンにS-3バイキングのアビオニクスを統合した海上哨戒機「CP-140」の後継機(Canadian Multi-Mission Aircraft/CMMA)プログラムを2021年に発表、調達機種の選定と契約締結を2025年頃までに終える予定でプログラムコストは50億加ドル/約4,560億円以上と推定(恐らくライフサイクルコスト込みの数字)されており、ボーイングは「カナダのCMMAプログラムにP-8Aを提案する」と10日に発表した。
ボーイングはP-8Aについて「米海軍、英空軍、オーストラリア空軍、ニュージーランド空軍、インド海軍、ノルウェー空軍、韓国海軍、ドイツ海軍が採用、世界中で140機以上のP-8Aが飛行中で40万時間以上の無故障飛行を達成した。現在製造が行われている航空機の中でP-8Aは最も優れたマルチミッション(ASWやISRに対応)機で同盟国との相互運用性も確保されており、強力な産業提携計画と相まってボーイングの提案はカナダ経済に貢献するだろう」と述べている。
つまりボーイングが提案するP-8Aは「CP-140の後継機に要求される要件を満たすだけでなくオフセットを通じてカナダ産業界に大きな利益をもたらす」と言いたいのだ。
因みに英国のジェーンズはCMMAプログラムについて「エアバスがA319MPA、ボンバルディアがGlobal ExpressやCシリーズベースの独自モデル、川崎がP-1、サーブがSwordfish MPAを提案してくるかもしれない」と報じており、これに参加するためには少なくとも2023年頃までに手を挙げる必要(機種の提案とカナダ産業界に対するオフセットに関する資料の提出)がある。
もし日本にP-1を輸出する気があるのなら一刻も早くカナダ空軍に対する売り込み活動や政府や議会に対するロビー活動を始めた方が良い(恐らく輸出を狙っているなら既に動いているハズ)だろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Boeing
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まいどのエール送ります
ダメ元、イケイケどんどん日本勢!
元から三流日本製兵器がP-8に勝てる見込みゼロだし、しかも日本側は技術移転や現地生産にも消極的な「勘違い殿様商売」
勝機が無いので、売り込みすらも行わないだろう
ここのコメントの人って、日本製兵器のことを調べもしないで、根拠もなしに三流だとか悲観視する人が多いよね。
卑屈すぎないか?
先進的な兵器だっていろいろあるだろ。
P-1だって先進的な哨戒機だよ。
正確な数値が公表されてない上、採用国が開発国のみと複数国運用の状態でどうやって客観的な能力、信頼性を示す?
歪んだ愛国者達は根拠なしに(自衛隊OBや専門家、アメリカのお褒めの言葉が根拠というのは失笑レベル)自分の国をアゲまくるけれど、その優秀さはほぼ「自称」だからね。
P-1が先進的な技術を取り入れているのは分かるが、運用コストも含めて兵器。P-1はエンジンが4発、採用国日本のみという信頼性の「し」の字もない状態の上にLCCもどんどん上がってるよね?誰が買う?
その上に複雑な国際関係まで入ってくる。
金目当ての動画ばかり見ていないで、日本政府が出す数少ない情報ぐらい目を通したらどうですか?
日本は武器輸出に反対する人も多いし、武器輸出にそこまで力が入ってないし、輸出を解禁したのもつい最近だから輸出したという実績もないから売れないのは仕方がないでしょ。
あと、P-1はエンジンを4基搭載しているが、島嶼哨戒地域への到達時間短縮、低高度飛行での騒音軽減、任務時の生存性では有利となる。
特に海上自衛隊では不審船事件においてP-3Cに向けRPG-7が発射された事例を受けて冗長性を持たせるため、P-3Cと同じ4発機が要望されていた。
また低空で長時間飛行することを前提にしているため厳重なバードストライク対策も施されている。
あと、其の手の動画は見てないよ。
日本政府が出す情報ぐらい目を通してます。
ほぼほぼP-8採用は誰でもそう考えると思うが
日本製を侮蔑する必要はないし、愛国者様認定と彼らとの殴り合いは動画の方でやっていただきたい
>歪んだ愛国者達は根拠なしに(自衛隊OBや専門家、アメリカのお褒めの言葉が根拠というのは失笑レベル)
専門家もダメとは。
お前さんの低評価の根拠は、どれ程高尚な情報源から来てるんだよ苦笑
多分、三流というのはP-1のスペックや先進性を指して言ってるんじゃなくて輸出を考慮して作られていないから勝つ見込みがないと言いたいんじゃない?
NATO加盟国のカナダに提案するなら当然NATO規格に準拠して作られている方が有利だし、NATO加盟国との共同運用性が担保されてる方が提案される方にとっても何かと安心だからね。
さらに言えば当然要求されるオフセットの部分を考えても日本が最も苦手とする分野だから、三流というのは輸出を考慮していないP-1や海外輸出の競争に消極的な日本の防衛産業そのものを指しているのかもしれないよ?
とにかく国産兵器の先進性やスペックを持ち出して負けてないというのは個人の勝手だが、ここでの比較はカナダにP-1を輸出した場合の指摘で、このブログの読者なら単純なスペック比べじゃないことにも気づいて欲しい。
輸出は性能が良いから成功するとは限らないことは知ってるよ。
でも、「元から三流日本製兵器」だというのは間違ってるよねと言いたかったんだ。
だから輸出向けとして三流なだから元から三流でしょ?輸出向けとしてP-8比較して
単純なスペック比べで三流とは言ってないし、スペックの比較の話をしたいなら別でやればいい。
なんか議論が噛み合ってないよ?
原文見る感じ性能が三流って言ってるような気が・・・。
これは勘違いなら申し訳ないが航空機にNATO規格はないと思いますよ。
規格に関しては欧州製もそうだし、西側はある程度合わせてる気が・・・。
あと外野から見ると議論成り立ってますよ?
スペックは低くないが、P-8の方が総合的に(カナダにとっては)優れているという
共通認識はあると思いますが?
>原文見る感じ性能が三流って言ってるような気が・・・。
ですよね。
>> 輸出向けとして三流
このエクスキューズ、原文では明示していない以上、無理筋な擁護だと思います。
>>> 元から三流日本製兵器がP-8に勝てる見込みゼロだし、
>>> しかも日本側は技術移転や現地生産にも消極的な「勘違い殿様商売」
商売の仕方については追加された条件で、
「三流日本製兵器」云々はその前で一旦完結しているし。
横から「輸出向けとして」のエクスキューズを付けたのは、恐らく善人故の行為でしょうが、
世の中、悪意を持って語る人も残念ながらいるものです。
もし仮に、当人がそのエクスキューズな意図があったと後から弁明したとしても、
複数の読み手にその意図が伝わらなかったのだから、それは書き手側の失態に成るかとも。
そもそもこの「匿名」くんは常連の荒らしですよ。
「匿名」っていう時点でアレですな。
横から、と言いつつ片方からの援護射撃。
そして「横からだけど」という使い捨て前提の名前。
「匿名」同様荒らしとしか思えないね。
もりもり批判だけど中身は同じだよ
匿名の人に多いよね。
なんか諦めてる人多いよねえ、個人的には技術力で追いつけている(少なくとも哨戒機では)今頑張っといた方がいいと思うけど・・・。
米海軍との連携考えたらP-1はP-8と比較すると不利でしょうし、
優勢な敵性勢力がいそうな海域に、哨戒機を突っ込ませようとしているのは日本位だろうから、P-1の飛行特性は余り売りにならないだろうし、
オフセットなんて、如何にも日本の不得手そうな分野も重要な要素。
我々外野が、諦め気味な心境になるのも仕方ないかな、と思っています。
とはいえ、現状維持でも業界的にじり貧でしょうし、ダメ元でも海外進出のチャレンジを続けて欲しいです。
失敗から見えてくるモノもあるでしょうし。
挑戦するのは歓迎
だけど輸出が出来ない大きな原因の一つがオフセットだってわかりきってるんだから、そこら辺の対策を考えた上で提案しに行って欲しいね
まぁ‥十中八九P-8だろうけど
まあカナダが空軍でアメリカ製以外を買ったら驚くと思う。
P-8以外の機体が選ばれたら、選択機が﹙カナダ的に﹚優れてたと言うより、カナダとボーイングの仲の拗れ具合に理由を求めそう。
自国企業のボンバルディアか提携先のエアバスのほうが有利では?
P-1はコンセプトからしてロートルなんよね
言うなれば電波ステルスの概念が重視されてなかった頃に最良最高の制空戦闘機を目指して作られた大型戦闘機のような存在
逆にP-8は最初から次世代の哨戒機を目指した機体だった、その分グダったけど
これから改修してくにしてもスタート地点が出遅れてる分どうしても見劣りする
いくらボーイングがF-15サイレントイーグル作った所でF-35相手に商売勝てるか?と言われたらなぁ…
ちゃんとP-1のことを調べたら、先進的だとわかると思うけど。
一つの例を挙げると、戦闘指揮システムとして人工知能(AI)を備えたHYQ-3情報制御処理器をP-1は搭載している。
HYQ-3は戦況や情報を入力すると、海面に投下した複数のソノブイの音響や高性能レーダーなどからの膨大なデータ情報を一元処理し、最適な作戦を指示する。そのため、判断が半自動化されリアクションタイム短縮とワークロード低減に役立っている。また、偵察衛星との交信や民間船の運航情報など海上保安庁や各機関から取得し処理することで、即座に民間船と不審船を判別することも可能である。
また、現在日本の防衛装備庁で進行中の「哨戒機搭載システムの対潜能力向上の研究試作」ではレーダシステムの能力向上も図られている。
この研究試作ではシークラッターを有効活用して海面の海水の動きを監視することで潜航中の潜水艦の探知までをも目指している。
従来の対潜哨戒機用レーダシステムはいずれも潜水艦のマストからの反射波を捉えることで潜水艦を探知するものであり、海面からの反射波(シークラッター)はさまざまな工夫により不要信号として除去されてきたが、この研究試作ではシークラッターを有効活用して海面の海水の動きを監視することで潜航中の潜水艦の探知までをも目指している。
具体的な手法は東芝が取得した特許から確認できる。
これが実用化されれば、マスト類を海面上に出さずに浅深度を潜航している潜水艦を上空からレーダで探知できるようになるので、仮想敵の潜水艦の行動に制約を課すことができるようになる。
だからそれが前時代的だって話
F-15A/BとF-15EX、タイフーントランシェ1とトランシェ4では比べ物にならない程EXやトランシェ4の方が高性能だが何処まで行っても第5世代以上にはなれない、そんな存在
P-1が計画段階で目指したのはP-3Cに対する高性能化正当進化系でしか無いんだわ
だから、P-8とP-1は、第5世代機と第4世代機ほど能力が隔絶してるわけではないよねと言ってるんだ。
ASWの文脈において経緯実態等を無視して「P-3C的なP-1と新世代機P-8」の印象に囚われすぎなんだよ。
対潜での役割機能は両機ともP-3Cの発展型だ。
P-8は開発の早い段階から無人機母機としての能力を重視したり新機軸のアプローチがなされてる訳でな
現状のある機能をより強力かつ便利にするアップデートが主な現場の人がこう言うので良いんだよ!と喜ぶこう言うので良いんだよ機P-1とは正に世代違いと言わざるを得ない
本当に第4世代戦闘機から第5世代戦闘機への進化や自衛隊で言うとDDA&DDKからDDへの進化にそっくりだね
無人機運用を視野に入れているかどうか以外の違いありましたっけ?
コストやサイズ感は同じくらいだし・・・。
P-8の方は無人機ありきでのコンセプトで開発だろうけど、
P-8導入国で、実際に無人機との連携システム構築している所、どのくらいあるのだろう?
何となくイメージ先行で語られてる気がして。
つーか現状P-8導入してるとこもトライトンは地上管制だから
今んとこ無人機の連携云々でP-8である意味ないよね
P-8の無人機連携云々って、何だか片思いな雰囲気あるよね。
そこを拗らせなくても、この分野なら「米海軍採用機」ってだけで十分凄いアドバンテージだろうし、
日米の予算の相違もあるから、将来的なアップデートの面でもP-1に比べてP-8の方が優位でしょうが。
ASWではMQ-4Cは現状、潜望鏡レーダのみであり限定的な初期探知戦力となるだけなので、初期探知後の地上対潜センターでの立案と掃討段階では従来通り有人哨戒機の任務となる。
MQ-4Cは「有人哨戒機が居ない時間軸」での洋上哨戒-限定的なASW初期探知戦力であり、掃討段階で連携可能な無人機は現時点で乏しく、P-1/P-8の装備機能等が隔絶してるとは言い難いため、哨戒機のみに注目した場合、両機の対潜掃討機能/運用で世代差があるとは少し考えにくいというのが私見だ。
あと、両機ともUAV直接管制を構想/設計してるとは言い難いよ。
現時点での管制能力の差が無い以上、両機とも戦術変化に応じて管制機能追加も考えられるし、無人機群との連接も全体位置づけは有人機/艦艇/SOSUS等の従来手段の多様化/延長に過ぎない。
米軍向けにUUV/USVの水中初期探知戦力の構想があるのと同様に、本邦もそれらを駆使した水中防衛網構築への取組がなされているし、現時点でも和製SOSUSを初期探知戦力としてMPAと連携させてるのでその延長ともとれる。
ASWの文脈において経緯実態等を無視して「P-3C的なP-1と新世代機P-8」の印象に囚われすぎだし、MACCS/MARSの手脚としての有人/無人手段の多様化とドクトリン構築を、MPAからの直接管制能力のみで語ってない?という印象がある。
何故かP-8は構想段階から対潜掃討に使える無人機管制も考慮(=新世代機?)とされるけど、「日米で構想される無人機群もSOSUSや有人艦等の従来初期/継続探知戦力の多様/機動化だよね」「P-1/P-8も対潜だとP-3Cの発展型だけど、各々の環境で管制能力含め機体役割機能等を変化させてくんじゃない?」で済む話だよ。
あと、紛らわしくて申し訳ないが両機とも「無人機管制を構想してるとは言い難い」というのは設計段階(00年代)での話だ。
両国とも無人機群の活用は検討してるしP-1/P-8とも各々の環境に合わせ適宜管制or連接機能等は追加されんでないかと。
P-8は中身はともかく機体はあり物で手っ取り早く作ろう、として結局もたついたP-1よりはるかにロートル…というか門外漢でしょ。
で門外な部分は「無人機に任せる」という形で補うつもりだけどそれ実現出来てる輸出先なんてないよね?
>P-8は中身はともかく機体はあり物で手っ取り早く作ろう、として結局もたついた
大幅遅延したうえに開発費も価格もP-1より高くついてるという
某評論家や元大臣の影響受けて国産は無条件三流って人いると思う。少なくとも対潜哨戒に置いては日本は未経験と侮られる筋合いはないと思う実戦処女ならエアバスも大差ないし
P-8のコンセプトは先進的だよね
肝心のトライトン数機とP-81機を買う値段でP-1が複数機買える事やトライトンの運用状況、採用国状況やトライトンの性能にさえ目を瞑れば
っていう認識が今の所のP-8に対する個人的な印象だなぁ
運用開始してもうすぐ10年経過しそうだけどまだ?って思いながら無人機と連携して対潜哨戒するのが当たり前の日常を楽しみにしてはいるけど
まぁ真面目な話、運用期間30年と考えると後半15年位はP-8は次世代の哨戒機の本領を発揮してくれると信じてはいるので後5年位は無人機のノウハウの成熟させる期間なのだろうと思ってるよ(本当に?当初のALIS君みたいに死なない?っていう心配もあるけど
まあP-8で決まりでしょうね。
ボーイングさんちゃんとお仕事にありつけそうで安心したよ
カナダは、ボーイングと仲直りしたのかな?
最初から諦めるかもなぁ。
どうせP-8だろって、、、
P-1も生産数でいうと世界的に多いほうだから、チャレンジするべきじゃない?
こういう積み重ねが今後の機体の開発や海外セールスのノウハウ習得につながると思う。
仮にバックマージン(賄賂)が重要なら、将来的な国防力の維持につながるんだから機密費とかで処理できる仕組みを作るべき。
ひょっとしたら、カナダの要求しように合致してるかもしれないしね。
今後の拡張性とかアップデート考えるとP-8一択だな
今にして思えば
MRJではなくKRJを川崎に任せ
旅客型をベースに対潜哨戒型も開発し
貨物型・空中給油型・早期警戒型への発展性も確保し
各国への売込み・オフセットを前提に民需軍需一体で開発し
それに官(経産省・国交省・防衛省)民一体で取組む
位の絵を最初に描き
仕様は役人ではなくメーカーに主導権を与え
経産相が「KRJ営業相」防衛相が「P-1営業相」と揶揄されながら
急ぐ顧客には海自のP-1を中古で販売して新機を後日海自に補填
購入国にはオフセットや8割の融資
という柔軟性と商魂を持つ
ことが必要だったんだろうか。
後段は死の商人呼ばわりされる欧州某国が実際にやってるけど。
こういう絵を描き実行するのは現在の日本は一番苦手そう。
昭和後期の日本だったら目の色を変えて飛掛かりそうだけど。
多分、どちらにしても無理だと思う。
戦後、日本に航空機の開発を禁止したのと同様にアメリカの航空機産業を保護するための手段が型式証明を取らせないことだから。
車の電動化やCO2取引市場とかもそうだけど、欧米の保護貿易のやり方だ。それをしなければ船舶のように日韓中にシェアを奪われるから。
そのやり方はアンフェアだけど、そこを主張するんじゃなくて、それを見越してどのようにするかを考えないといけない。
ホンダみたいにアメリカ法人でガチアメリカ製の航空機にするとかじゃないとね。
まだ本気でMRJが失敗した理由をアメリカのせいにする人がいたんだ。
この手の人は何十年経とうが消えないよ
きっとボンバルディアやエンブラエルがアメリカ企業だと思ってるし、MRJのエンジンやアビオニクスがアメリカ製であることは知らない
そのホンダジェットも型式証明取得には苦労していて、その対策の飛行試験時間だけで3,000時間を超えているそうです。
あとホンダって何気に企業規模かMHIの倍はあり、
「ホンダジェットは大きい会社の小さい事業であり、三菱スペースジェットは小さい会社の大きな事業」
と評されているのも忘れてはいけないかと。
型式証明取得に代表される新規参入障壁を乗り越えるのは、
ホンダジェット規模の機体でホンダ規模の企業が取り組むなら出来たけど、
MHI規模の企業がMRJ規模の機体で行うには厳しかった、との側面もあるようです。
その上、MRJはコロナ起因の航空不況とバッティングするとの不運もあったので、残念ながら終焉を迎えたと。
似た時期に、仮にMRJではなくKRJ開発を行ったてたとしても、史実より早めにギブアップしてた様な気がします。
ちなみにMHIは、MU-300というかビーチジェット400という1100機以上生産のベストセラー機を開発した実績と、権利譲渡後にベストセラーになる苦い経験が在ったので、MRJを諦めるまでに時間を要したのだと解しています。
プライベートジェットの小型機の方だったのも大きそうですよね>ホンダジェット
現地生産うんぬんとかも含めてやるだけやってみればええ
経験値が何よりも足りてないし
P-1を売り込むなら、アメリカ軍の給油機選定の時にエアバスがノースロップ・グラマンと組んだみたいに、ボンバルディアと合弁会社を設立したりすればいいんじゃないかね。まあ、今さらかもしれんが
頑張って欲しいけど
日本が検討してる国にどこまで良い条件と言うか協力的になれるのか?
仮に完成品輸出をするとして納期とか生産は大丈夫なのかな?
しかし何で四発機なんかにしたんだろうか。今時エンジンにしか食いつかない赤外線センサーのミサイルなんて無いだろうに。胴体直撃で一発アウトなのだから整備が楽な2発機を選ぶのが普通だろうに。これじゃ昔のジェット機みたいにエンジンが良く止まるから飛行場の上しか飛べませんって言ってるようなものじゃないか。
そういう話じゃなくて単純に設計思想の違いなのでは?
双発機だと何らかの不具合も含めてエンジン止まったら単純に発電量が半分になる
四発機だとエンジン1個が止まっても発電量の4分の3はまだ確保できる
双発機はエンジンが片方停止したらすぐにでも帰還しないとまずいし、帰還せずに留まろうと思っても発電量が半分になった機体ではまともな作戦行動をするのは困難なのでそれを加味したバックアップ体制を組めるのが前提になる
四発機は確かに整備の面では負担はあると思うけど有事に損耗が出てエンジン1個がトラブルで止まってるけど代わりに回せる機体の確保が出来ていないor時間が掛かるという状況でもまだ現場に留まって作戦行動を出来る余地がある
日本のカツカツの防衛事情的にはこっちの方が現場に即してるんじゃないかな
後、例えばヨーロッパの戦闘艦はレーダー2個を背中合わせでくっ付けたものを回転させてるけど日米の戦闘艦は基本レーダーは4面でしょ?
ヨーロッパ艦の方が整備の面では楽だけどそっちの方が優れてる?って言われるとそれは違うってならない?
対中国を見据えたときにステルス機が跋扈っする前線で対潜哨戒機が活躍できるとは思えないでしょ。遠距離から対艦ミサイルキャリア―として使って抜けてきた原潜をたまに狩るくらいが関の山。とすると整備が簡単な二発機を選ぶべきだし、その分機数を増やして単位時間当たりの投射量を増やすのが定石のはず。それにもかかわらず4発機にしたのは企業の利益目的でわざと増やしたか信頼性が足りなかったと考えるべきだ。そうでなければ北や韓国の瀬取りを監視するために開発した機体ですと言ってるようなものだ。
PRFの下限から、P-1が搭載しているHPS-106の最大捜索距離は600km以上と推測されています。
そして、水上監視用途だと過大な捜索距離から、対空監視の可能性を指摘する人もいます。
幸い、中国のステルス機はRCS0.1㎡程度。
言い換えると、RCS1㎡程度の4.5世代機に比べて探知距離は56%程度で探知可能な代物。
相手側のステルス能力の低さと、P-1の探知能力と離脱能力、それらが組合わさる事で暫くは「敵脅威下に突入し得る海洋哨戒機」を成立させてくれるかも。
HPS-106の運用モードを列挙します。
特に「同時2モード」の組合せから、P-1に何をさせるつもりか、が見えるかも。
個人的には、「同時2モード2」が「経空脅威を気にしながら水上目標捜索する姿」に見え、
「敵脅威下に突入し得る海洋哨戒機」らしい運用モードだと思いました。
・水上目標捜索モード
遠距離から近距離までの水上船舶を検出
・小目標捜索モード
水上の潜望鏡等の小目標を検出
・対空モード
飛来する戦闘機等を検出
・陸上移動目標検知モード
陸上を移動する車両を検出
・ISARモード
指定された1目標のISAR画像を生成
・SARモード
固定目標のSAR画像を生成
・航法気象モード
雲や雨域の状況、周辺地形を表示
・同時2モード1
水上目標捜索モードと小目標捜索モードの時分割切り替え
・同時2モード2
水上目標捜索モードと対空モードの時分割での切り替え
・同時2モード3
水上目標捜索モードとISARモードの時分割切り替え
>対中国を見据えたときにステルス機が跋扈っする前線で対潜哨戒機が活躍できるとは思えないでしょ
いや普通に運用すると思うけど?
勿論ステルス機対策を何もせずに飛ばす事はないだろうけど、逆に対潜哨戒機を飛ばさんかったら敵の潜水艦対策どうするの?って話だし
それと申し訳ないけど「何で四発機にしたのか?」という開発時点(2010年以前)の話をしてるのに2022年以降の話を反論として持ってくるのはちょっとないと思うわ
何で当時四発機にしたの?>設計思想の違いじゃない?>でも2022年以降はこうじゃん>(当時の話だよね?)
割とこうなってて困惑してる
>その分機数を増やして単位時間当たりの投射量を増やすのが定石のはず
その定石を現場に提供できるだけの予算と人員の確保が日本では不可能だから4発機で万が一のトラブルに備えるという選択肢が出たのでは?
というかその定石が実行できる国米軍しかおらんと思うよ;
>それにもかかわらず4発機にしたのは企業の利益目的でわざと増やしたか信頼性が足りなかったと考えるべきだ
そう断定するにはあまりにも根拠がなさすぎるし、恣意的な見方なんてせずとも日米の環境の違いによる設計思想の違いで済む話だよね?
実際問題としてP-8Aは2013年から運用開始して今だに無人機で万全な対潜哨戒が出来る状況ではないし、日本は2013年から2022年現在までの間も従来通りの哨戒任務は必要だったのだから低空でも問題なく飛べて4発機で万が一のトラブルにも対応可能なP-1の方が日本の現在の現場の用途に合ってるわけで仮に日本がP-8Aを導入してたら現場は大変困っていたであろう事は想像に難くないはず
「将来こうなるはずだから今扱いにくいのは我慢して!」と「将来は扱いにくくなると思うけど後々改修するから今はこれを使ってくれ!」の違いで10年以上現場が待たされるのならどっちの方がいいんだろうね?
国産PXなんかのせいでP8購入を逃した日本は馬鹿って言ってる某評論家の影響受けてるんじゃない?P-1もC-1も日本に最適なの作っただけなのにね
広い海の上でエンジン一基壊れたら双発なら帰り着くのも大変だぞ。作戦行動にETOPS関係ないしな。
ちなみに被弾時の話に終始しちゃってるけど海自の哨戒機は低空飛行で監視する任務もあるからね
低空でエンジントラブルで1発停止した際のリスクは双発だと段違いにヤバいし、バードストライクによる停止のリスクとかもちゃんと加味せんとダメだと思うよ(実際旅客機のだけど低空でバードストライクが原因で両エンジン停止した事例過去にあるし
上記で書いた発電量の件と併せてもう一度考えてみて下さいな
P-1が4発にした理由、いろいろ言われてるけど、MAD使うこと考えて、てのが本音じゃないの?
あるいは、財務省に対して国内開発を正当化する理由をそこに求めたか
F-2が、対艦ミサイル4発積む必要がある、とかと同じ理由
鳥吸い込んでエンジン1発止まったら、4発中1発止まるのと2発中1発止まるのだったら、
前者の方が推力低下が少ないでしょ
何かあったとき慌ててスロットル開けて間に合うぎりぎりまで高度下げたいから、4発機の方が高度下げられる
1m低く飛べば、1m深いところにいる潜水艦が感知できるもんね、理屈の上では
そういえばP-2Jはメインエンジン2発・補助エンジン2発だったな
俺も正直MADはMQ-4Cに任せた方がよかったと思うけど