米Breaking Defenseは17日「トランプの暴言は『米国が信頼できないパートナーである』と証明するかもしれない」と警告していたが、カナダのカーニー首相は27日「もはや米国は信頼できるパートナーでないのは明らかで安全保障や貿易関係を大幅に見直す」と述べた。
参考:US-Canada relationship faces fundamental change amid trade threats, Canadian PM warns
参考:F-35, other ‘options’ on table during Portugal’s F-16 replacement analysis: Air Force General
現実は米防衛産業界にとって最悪のシナリオへ向かいつつある
カナダはトランプ政権の不確実性、カナダ合併発言、関税問題に直面し、ブレア国防相は今月14日「空軍の要求要件を満たすプラットフォームとしてF-35Aを選定したが、我々は他の選択肢も検討している。全てをF-35Aで更新する必要があるのかどうかだ」と発言、カーニー首相も17日「カナダの安全保障が米国に偏りすぎている」「国防予算の約80%が米国製システムの調達に費やされている」「これを多様化する必要がある」「F-35Aの代わりとなる戦闘機を検討するのは賢明でカナダの利益にもなる」と述べ、欧州との関係を強化して米国依存を引き下げることを示唆。

出典:Donald J. Trump
さらにトランプ政権が26日「5月3日までに米国へ輸出されている全ての自動車、エンジンやトランスミッションといった自動車部品に25%の関税を課す」と発表したため、ドイツ、日本、韓国の自動車メーカーの株価が下落し、影響を受ける各国政府は「報復関税の可能性を含む対抗策の検討に入った」と報じられており、カーニー首相も27日「米国・メキシコ・カナダ貿易協定に違反する行為」「トランプ政権が4月2日に予定している関税措置の詳細発表後に報復措置の戦略を発表する」「今直ぐ何をやるか手の内を明かすつもりはない」と述べ、メキシコも4月2日以降の独自の関税計画を発表する予定だ。
因みにカーニー首相は対応を議論した会議後、記者団に「もはや米国は信頼できるパートナーでないのは明らかだ」「米国が課す関税が恒久的なものであれば米国との安全保障や貿易関係を幅広く見直さなければならない」「包括的な交渉によって信頼関係を再構築できるかもしれないが、もう元に戻ららないため米国依存を大幅に減らさなければならない」「これまで不可能だと思われてきた見直しを見たことがないスピードで実行する必要がある」と述べ、CNNも「カーニー首相はカナダと米国の関係が根本的に変更されると警告した」と報じている。

出典:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Andrew Lee
米Breaking Defenseは17日「NATOに対するトランプの暴言は『米国が信頼できないパートナーである』と証明するかもしれない」と報じていたが、カーニー首相が「もはや米国は信頼できるパートナーでないのは明らかだ」と述べたため、現実は米防衛産業界にとって最悪のシナリオへ向かいつつある。
追記:ポルトガル空軍は運用中のF-16について2023年「F-35Aが後継機に相応しい」と、2024年「空軍はステルス戦闘機への移行段階にある」「新型戦闘機への完全移行には約20年かかる」「このプログラムには推定55億ユーロの資金が割り当てられる」と述べていたが、ポルトガルメディア=PÚBLICOの取材に応じたヌーノ・メロ国防相は「世界は変わってしまった。我々の同盟国はあらゆるシナリオ下で戦闘機を運用するための要素(メンテナンス、スペアパーツ、アップグレードなど)に制限を課す可能性がある」と指摘。

出典:Gian Marco Anzellotti from Roma/CC BY 2.0
メロ国防相は「例えばフランスの戦闘機で代替することは可能か」と質問に「欧州での生産という観点から検討すべき選択肢が幾つかある」と述べていたが、ポルトガル空軍関係者も「F-35は評価すべき機体だが、これは他のプラットフォームの能力評価が不要だという意味ではない。他の選択肢で何が出来て何が出来ないかを分析する必要があり、決断を下す政治家に必要な情報を提供しなければならない」と述べた。
米Breaking Defenseは27日「ポルトガルの後継機候補にF-35Aが含まれているものの、タイフーン、ラファール、グリペンといった他の選択肢も検討されている。ポルトガルが決断を下す時期は不明だが、米国と欧州の関係が決定に影響を及ぼすのは確実だ。トランプ政権はNATOに懐疑的で『自立した安全保障にもっと投資しろ』と要求し、ロシアとの関係修復を好んでいるため、欧州全体で米国製システムへの投資見直しが進められている」と報じ、もはやF-16の後継問題は「米国を信頼できるパートナーとして見なすかどうか」を問うための選択になりつつある。
関連記事:カナダのカーニー首相、米国に偏りすぎた安全保障や武器調達を多様化する
関連記事:カナダのF-35発注見直し、米国は信頼できないパートナーと証明される恐れ
関連記事:カナダがF-35A以外の選択肢を検討中、最有力は選定結果2位のグリペン
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関連記事:カナダのF-35発注見直し、米国は信頼できないパートナーと証明される恐れ
※アイキャッチ画像の出典:Mark Carney
お口はご立派だけどアメリカから独り立ちするには民間レベルでは相当な時間が掛かりそうだし、
欧州と違ってアメリカと距離が近すぎるから結局は何らかの形で屈服させられそう
アメリカは極論カナダが消滅しても多少不便になるぐらいで済みますからねぇ。。カナダは大恐慌になりますが。
カナダや欧州がロシアと何かあった場合アメリカが供給を絶つ、又はシャットダウンさせる危険性もありますからいくらF35が最適解だとしても選択肢にはなり得ない状況になってしまいましたね
まぁ今のリベラル政権にとって反トランプ、反アメリカはとりあえず言っておかないと駄目みたいな常套句になってますね。
トランプ大統領に圧力をかけて間接的にアメリカ民主党支援を狙ってるのかなと思っています。
今のアメリカだと欧州などのいわゆる西側諸国に都合が良くないので、お得意の工作でトランプ政権転覆を狙わないんですかね
アメリカのCIAとかも目障りなトランプ政権を潰すためには協力はともかく、積極的に邪魔はしないでしょうし、例えばトランプの横暴に激昂した自由民主主義の戦士が偶然テロってしまうこともあるんじゃないかなと思います。
日本で山上が安倍元総理をテロって統一教会解散命令を出させることに成功して英雄になったように、今の情勢だとトランプ大統領、バンス副大統領、イーロン・マスクをテロればリベラルメディアやエリート層、欧州西側諸国から拍手喝采で英雄になれること間違いないと思います。
安倍総理の件は本当に悔しい
今の防衛装備輸出の流れに見るように制度を整え日本のために大きな改革を成し遂げてた総理大臣をまるで宗教団体にコントロールされた外患のように描き、殺人犯を英雄のように祭り上げ、その後の自民党は左派革命の真っ只中で終焉を迎えつつある
何十年と猶予期間を貰っておきながら政治と金の問題にケリをつけず
庶民を新興宗教ごときの犠牲に捧げて(どこに国益がある?)
自分たちは世襲議員という特権階級に悠々と留まっていたのだから
(やらかしても落選という負のインセンティブが働かない)
そのフラストレーションは必ず暗サツという形で発露するんですよ
歴史上、王や皇帝の権力が強い国がお家騒動と無縁でいられなかったのもこれが理由です
中学生でも理解できる程度の見識ですが、ご立派な総理大臣は知らなかったみたいですね
世襲議員だと落選しないなどと言う爆笑ロジックをもっと詳しく聞きたい
ゲリマンダー、地盤・看板・鞄、供託金、短い選挙(活動が可能となる)期間
政治へ関心を失って久しい自分でも、流動性を低下させ世襲議員を有利にする障壁はこれくらいパッと思いつきますね
まあ思想が大事なんだって人には嫌われるのは仕方がないんじゃないですかね
安倍元総理ってそう言うのあんまり興味無いタイプっぽかったので(反対じゃ無くて無関心、ノンポリ)
同じ様に今まで価値観で繋がって仲良くしてきたのにアメリカ人は裏切ったと欧州は思ってるでしょうし反発されるのも仕方がないかなぁと思います
そうなんですよね。第3期トランプ政権はあり得ないので4年後アメリカがどうなっているか分からないわけでして、もうちょっと長期的な見方をしないといけない分野で今盛んに反米を叫んでいるのは、それで儲かる立場の方々を除けば何なんだろうなと。リベラル政権は随分ヒステリックに見えていかんです。
アメリカ人の大半は第三次トランプ政権を想定しているようですが…。
経済的圧力を受けても反発しない非リベラル政権ってなんだよ
自民党、日本の保守を見習えと言うことでは? 知らんけど。
「F-35A買うの止めて、J-35A買うわ」みたいなギャグを期待。カナダは中華系多いし。
しかし、FC-31マジでいくらで買えるんだろう。
今はギャグですけど、米露が中国と対決する構図を作るなら、中国と直接国境を接してない西欧とカナダは中国陣営入りが地政学的には理に適ってそうに見えるんですよね。。。日英同盟よろしく。
この手の波風立てながら離脱する動きは、ゴールを見据えてやらないと非常に危険。何せ相手はトランプだから。
イギリスのやり方はあくまでソフトランディングさせるために「イギリスでも流石に追従しきれんぞ」という姿勢。
一方でカナダやドイツのやり方は「今のアメリカ(=トランプ)、ダメ、ゼッタイ」
契約に縛られていないメンテナンスや消耗品供給が止められる可能性があるし、それを危惧して他国が両国から距離を置く可能性もある。
本当にアメリカへの依存を減らしたいなら、トランプを刺激しない形で、それこそNATOに要求される防衛費増にうまくブラインドして米国に依存しない防衛を構築していくしかない。
核に限らず米国の傘はそれくらい大きいので、プライドではなく実利と実現を目指して下手に出るのが吉。
とはいえ、中国系の票田も多いカナダですから中国としては支援したいでしょうね
実利が脅かされるかもしれないって話だから下手に出るとかいう次元の話ではないかと
ウクライナで結果的に示した強者による世界分割とアメリカの実利を追い求める姿勢から、カナダにとっての実利を引き出せる未来を想像するのは難しいと思う
アメリカが信用できない考えるのは無理もないところはありますが、じゃあヨーロッパは将来にわたって信用できるのかというと、自信を持って信用できると言える人って少ないのではと思いますけどね。
ヨーロッパもル・ペン氏やらAfDやら色々ありますしね。
また、アメリカも揺り戻しがあるかもしれません。
一時の感情で将来にわたる重要な決定を下さないことが肝要かと思います。
果たしてどこまでが本気なのか
カナダも欧州もアメリカも
1つにまとまっていなければ中国の餌食なんだけどな
オスマン帝国の時の欧州のように結束できず負け続けるつもりかな
そうしたらバルカンやハンガリーの枠は日本になるかもしれない
憂鬱
まぁ、何年かすれば落ち着きそうな気はしますが…
現状は酷いですが様子見するしかないような。
欧州なんて一般市民はともかく上層部はクズの集まりだと思ってるので、俺はとても面白いと思っています。
今の流れはね。
欧州のエスタブリッシュメントの本音がボロボロ見えてきていてとても良いです。
この流れについての感想は凄く長くなるので、書いたけど消しました。
ただ、最近はカナダの首相に限らずニュアンスが変わってきていますよね。
「トランプが」ではなくて、「米国が」ってのを何度もみんなして繰り返している。
結局トランプだけを問題にしているのでは無く、「米国風情が俺達に抵抗するとは言語道断なんだよ!」って本音が透けて見える気がします。英国がズルく立ち回ってるのは、本心ではフランスとかと同じようなものでも、本気で争いになったらどっちが勝つか怪しいなぁ……って思っている所があるからでしょう。でも、マクロンにせっせと会いに行きますが。
EUが決議した大規模関税なら「EU加盟国の決議だから民主的なのでOK」だけどトランプ大統領とそのスタッフが決めた大規模関税なら「これは独裁なので駄目だ!」ってのは凄く面白いです。俺は元々現在の「民主主義」ってのは馬鹿にしてますが、いかにもって感じでとてもいい。「極右」が当選しそうになったらみんなでぶっ潰すのも「民主主義」ですしね。
欧州や英国やカナダの人達のなんかろくでもない本音がこれからも見る事が出来そうです。
不謹慎ですが俺はそれがとても面白い。
やっぱりパリ五輪の開会式や閉会式ですよ! アレが西欧の精神です。
しかもあれフランスの国民の八割方が支持したそうですしね。フランスメディアによると。
どう見てもどっちも悪魔的でしたが、まあそういう事なんでしょという感想になります。
カナダなら潜水艦やフリゲート、GCAPの販売先に良さそうに思えますが
ここしばらくの環境変化が激しいので、アメリカに目を付けられないように
上手く立ち回る必要があるのが、難儀かと
と言っても単独で、或いはデンマーク、イギリス辺りと組むとしても、米国抜きで北極海のロシア軍に対峙できるとは思えないんだが。トランプの発言が特にこのカナダ、デンマークに対して強引なのも北極海航路問題が原因なのかなと邪推してますが、どうなのか
今の所F-35が信用できないアメリカ兵器のやり玉ですけど、カナダはリバー級イージス艦を建造する計画があるんですよね
これらはどうするんでしょう、白紙にしてもイージスの代わりになる物は思いつかないですし、トランプ大統領をバッシングしながら「イージス頂戴」はなかなか言いにくそうですが…
などと口で批判はするけれど「え えらいことや……せ 戦争じゃ……」という事にはならないのでどこかで落とし所を見つけるのでしょう
しかし地理的に欧州に頼るわけにもいかず、ましてや中露に接近するのも極めてリスクが高いので、何か打つ手があるんですかね?
アメリカ貿易赤字解消にとって、(日本は身に染みてますが)防衛輸出は重要なため減るとなれば、EU・カナダとは貿易赤字が拡大して対立が続く可能性があります。
メキシコ・日本・豪州は、比較的に上手くやっていますが、どうなりますかね?
アメリカ=イギリスも対立しているように見えますが、イギリスは何だかんだ秋波を送っているなと。
EUは、EU域外38.2%アメリカ19.6%英国13.1%であり、EU域外の約半分がアメリカ。
カナダは、77.1%がアメリカです。
ちなみにEU=カナダで、アメリカとの貿易を代替するのは、100%不可能です。
(EU EUの貿易投資年報 JETRO)
(カナダ カナダの貿易投資年報 JETRO)
2028年上海協力機構への加盟を目指すカナダに対し、アメリカのヴァンス大統領は「特別軍事作戦」の開始を宣言。
カナダの中立化、非軍事化、非共産化、アメリカ人の人権保護を要求。国境の森林地帯を陸軍の旅団戦闘団が突破し、第101空挺師団がオタワへ空挺強襲した…
まんまこの流れになるかはともかくアメリカが北と南の国境に本気出す必要があるのは本当のこと
War.. War never changes.
このタイミングでロシアが北極圏に兵を増派するとの報道が出てきたのは、カナダとアメリカの関係悪化を見てのものか、はたまたカナダが舐められているのか両方なのか。
欧州にしてもカナダにしてもアメリカに寄りかかって生きてきたのにちょっとアメリカが自我出しただけで大騒ぎだな。
もうNATOも何もかもやめたら? それでロシアや中国相手にして戦えるのかは知らんけど
シンプルに不思議ですよね、これでNATO抜けないでと懇願してるわけで…
EU+ユーロまで作って、ロシア中国に超接近してきたわけで、アメリカ覇権・ドル基軸通貨に対抗しようとしてたんですよね。
日本目線で見れば、対中国で甘甘だったのに、何騒いでるのか不思議に感じます。
現状でも民主党支持率が最低の方で天元突破しているから、トランプがというより今のアメリカ人の多数も乗っているというのが重要かと。
この先アメリカが大不況になったらトランプがクソ! ということで揺り戻しも期待できますが、ある程度保てばこのままアメリカ人の国是となる可能性があるから、軍事のアメリカ離れというのも本気で視野に入れていると思います。
そもそもアメリカが超大国として多額のお金を掛けていたのは、第二次大戦直後はドイツと日本みたいな国を出さない為。冷戦勃発後は対ソ連で勝つ為という意味での必要経緯だから赤字も許容できたわけで。
そんな記憶が遠ざかれば、なんでアメリカ損する構造なんだ、とNATOから手を引く、海外援助は辞めるも当然といえば当然で。
正直、アメリカ民主党の方がポカやり過ぎたことを思うと、アメリカは今のトランプ路線がしばらく続くと考えてアメリカから距離を置くのが正しいと思います。
ヨーロッパもだけど異常に強気だね そんなに頭に血が上る話じゃないやろ 最悪定価で輸出したらいいのに
自由民主主義を捨てて力による支配を完全に肯定する側に回ろうとしている国に恐怖を感じて抵抗する事を批判しているコメントしかなくて怖い。
理想論だという批判も理解はするけど、日本も抵抗すべき側だろう(藪蛇にならないように立ち回るとしても)
ウクライナと比べたらロシアの方がまだ自由も民主主義もあるし、EUと比べたらまだアメリカの方が自由も民主主義もあるだろ。
国民連合ルペン代表を、公民権停止に追い込む動きがありましたっけ?
ルーマニアでも、似たような話しがあったような…
EU圏の左翼も、政治弾圧が露骨になってきてるなと感じています。
英・仏に続いてカナダも妙に強気な発言をしているみたいですが、
その当の英・仏が、その同じ口で「アメリカが居てくれないと・・・」と小声でボソボソ言っているのを横目で冷ややかに見ている自分からすると、「カナダは吐いた唾吞み込む」事になるんじゃないのかねぇ?と思うんですが。
なんかアメリカ以外の西側は「ウクライナの傲慢さと無責任さと見識の無さ」が感染している感が強いです。
熱が冷めて「正気に戻る」国が現れた時に、NATOはどうなるんでしょうかねぇ?
ファイブアイズが勝手に瓦解していくとは誰が想像出来ただろうか。
カナダの仮想敵国はアメリカとロシアということになるのだろうけど、それは完全に詰んでいるので土下座靴舐めスタイルでアメリカの関心買っておくのが結局は正しかったとなるではないでしょうか。
カナダの国力と地理でそれを完遂出来ますかね・・・。我が国にしても色々ありながら日米同盟を選んでいるのは「回り全てを敵にするのは亡国で周辺のどれか選ばないといけない」という苦い教訓な訳で。英仏が個別の兵器を売ったとしても、国防で全面的パートナーやる程に介入してくれるか?というとねえ。
米国的にはこのまま北極圏をカナダ、デンマークに任せると、高確率で中露の海になるだろうけど、単に米軍派兵だけではまた米国の負担が増大するだけだから、主権を譲らせようと言う話に持っていきたいんじゃないかとは思うが、案の定良くない方向に進みつつあるな…
先ずカナダ、デンマークが何処まで北極海が不味いことになってるか理解してないんじゃないかなと。これで反米拗らせてイージス、F-35、原潜なしに両国がロシアと対峙するような見事な破局ぶりは避けて欲しいが。
トランプ政権がやばすぎて国内の科学者の75%が出ていくって言ってるレベルなのに”米国がちょっと自我を出しただけ”は笑える
ここの住人はトランプ政権閣僚並に筋金入りの反加反欧なんだな
反カナダ、反欧州ではなく、反リベラル左翼だろ?
別にトランプはAFD率いるドイツ、リフォームUK率いるイギリス、ルペン率いるフランスにはプーチン率いるロシアのように好意的に接するだろ。
カナダに限っては世界で最もリベラル左翼的な薬物蔓延痴呆国家だからどうしようもない気がするが。
AFDはともかくそれ以外はトランプの権威主義にノーって突き付けてるけどな
“薬物蔓延痴呆国家”
もうこんなデマ信じてる時点でマジレスするに値しない人種なんだろうけど一応ね
軍事ブログの読者の方々ですから、皆さんが様々な事例に詳しいのかなと。
地政学的に見て、第二次世界大戦でヨーロッパ同盟国(ドイツ・イタリア)が、遠すぎて何の役にも立たなかった教訓があったり。
マスコミが、過剰に欧州に偏ってるから、フラット気味の論評でもそう感じるだけではないでしょうかね?
西側諸国という形で、何だか無理矢理くくっているわけですが、経済・安全保障の利益を個別に見ると、かなり違うなと。
日本の安全保障で見れば、対中国で欧州の果たす役割は皆無に近いですし、日欧のシーレーン・資源確保ルートも根本的には違うんですよね。
北朝鮮と、英独伊など欧州諸国が国交を持ったりしてまして、是々非々で見るべきものかなと感じています。
(朝鮮民主主義人民共和国の国際関係 Wiki)
アメリカに対して盲目的になってますよね
対中戦略にアメリカ必須なのはわかりますが
国内の基幹産業である自動車産業をぶっ潰されそうなのに不思議
経済戦争ふっかけられてるようなもんすよ
製鉄については民主共和共に同じ態度ですし、自動車についても誰も守れないような環境規制押し付けてくる前政権も結局同じ穴のなんとやらでしょ?
本来外交官や政治家が互いの財界の話をまとめて、長期的な見通しを立てた上で、利権を折衝すべきなのに、今や政界が現実を見ない主張のぶつけ合いをしている。幼稚なのは本当にトランプだけなのかと自分は思わざるをえないのです。
盲目的と言っても今までの西側がおかしかった所、警戒心が薄まりすぎた事、歪な経済構造を維持していた事、無闇矢鱈にご都合主義的に世界を見てきた側面はある訳で、トランプを期に西側がもう少し危機感を持つことは悪くないと自分は思っています。西側の団結といいますが、今の米国依存だけを都合よく「西側の団結」と言っても負担する米国民や動員される米兵には不満でしょう。
トランプが主権を譲れと言っている事例って一つづつ加味していくとガザ、ウクライナが先ずそうだけど、米国が長きに渡って進駐して、一定数の人的被害と莫大な予算を払って軍事的なプレゼンスを発揮せねばならないような、トランプがいかにもやりたくない話について、主権を譲れという極論を持ち出して対価と覚悟を要求しているんじゃないかと。
それで平和なグリーンランドやカナダに何故そういう話が来るかと言えば、やっぱり米軍の北極圏進駐(しかも敵はロシア)が想定されてるんじゃないかと
というかバイデンがやらかしたアフガンを思うと、そうなる前に停戦で完全撤退する準備をするのはまあ妥当だとは思います。
そもそもバイデン時代もオバマから続く縮小だったのが、ウクライナ支援で忘れられて対外援助が膨らみ続けていただけなので。
アメリカの衰退は感じますが10年以上前から続くアメリカの政策ですね。
別種類の理不尽を理不尽に押し付けてくるか(トランプ)、同調圧力で押し付けてくるか(民主党、欧州)くらいの違いにしか見えないが、そこまで違うのかね?
何にせよ米国は気のいい友達ではないし、殊更敵視すべき相手でもないだろうに。トランプの文句言っても、トランプを支持する世論があるなら、その世論を懐柔する他ないし、民主党についてもそれ同じ。