シヴェルシク方面では「幻の攻勢」を報告するロシア軍司令官が解任され、登場する視覚的証拠も「ウクライナ軍の後退」「ロシア軍の前進」に最も結びつかない曰く付きの戦場だが、RYBARは3日「実際に起きてもいない成功の報告が上に送られている」と指摘した。
DEEP STATEがシヴェルシク方面に何も言及していないため、恐らくRYBARの指摘は事実なのだろう
シヴェルシク方面では「幻の攻勢」を報告するロシア軍司令官が解任され、登場する視覚的証拠も「ウクライナ軍の後退」「ロシア軍の前進」に最も結びつかない、特にロシア側の視覚的証拠が偽物である可能性が飛び抜けて高い曰く付きの戦場で、RYBARは最近「ロシア軍がイヴァノ・ダリウカからヴェルフノカミャンスケ方向に前進した」「グレーゾーンがヴェルフノカミャンスケ集落内に伸びた」と報告したが、3日「実際に起きてもいない成功の報告が上に送られている」と指摘した。
“ロシア軍はビロホリウカ周辺でグレーゾーンを多少広げることが出来たが、両軍とも集落を完全に支配することが出来ていない。集落の建造物は廃墟となっており、稀に建物の地下に隠れている両軍の兵士が地上に出てくるだけで、集落の上空はドローンで制御されている。ビロホリウカの南に位置する採石場は圧倒的な高さをもち、ここをウクライナ軍が完全に支配している。ロシア軍による採石場を奪うための試みは全て失敗に終わった”
“ロシア軍は過去6ヶ月間の間に採石場の南でも攻勢を仕掛けたが、これも支配地域を拡大させることが出来なかった。我々の情報によれば新たな攻勢は以前と同じ結果を繰り返している。ウクライナ側の視覚的証拠=ⒶⒷによって「ロシア軍の存在」がウクライナ軍支配地域で確認されたが、これはロシア軍の成功を意味しておらず「攻撃の事実」を確認しただけだ。ロシア軍はゾロタリウカの西でも機械化部隊を投入して何度か攻勢を仕掛けたが失敗に終わり、同方向でウクライナ軍が試みた反撃も特に成果がない”

出典:3-я ударная
“ヴェルフノカミャンスケ周辺でもロシア軍が新たな攻勢を開始し、我が軍の機械化部隊が集落郊外まで到達して歩兵を降車させる映像=Ⓒが登場した。これを受けて複数の観測者が「ロシア軍がヴェルフノカミャンスケを支配している」と報告したものの、これも事実ではない。我々の情報によればロシア軍歩兵らは敵にノックアウトされ、集落郊外に押し戻され地下に隠れることを余儀なくされている。さまざまな意味でヴェルフノカミャンスケの状況は同戦場の呪いを反映したものだ”
“シヴェルシク方面での攻勢と無意味な兵士の損失は勲章をもらうためだけに実行されたもので、ロシア軍の前進に関する虚偽の発表だ。昨年10月には「偽の拠点占領」というスキャンダルが発生し、この方面の司令部はジャーナリストを招待して偽の成功を報道させたこともある。現在は別の方向で情報が歪曲されており、歩兵を降車させる映像は作戦の最高到達地点を映し出しているだけで、しかも映像は何も成し遂げていない時に公開され、実際に起きてもいない成功の報告が上に送られている”

出典:IZ.RU 以前の偽報道
Ⓒの映像を投稿したTelegramチャンネル=3-я ударнаяは「第6独立親衛自動車化狙撃旅団の兵士がヴェルフノカミャンスケ集落の敵を掃討中だ」と述べているものの「映像には銃撃戦が繰り広げられている様子が映っている」とも述べているため、映像の印象のみで「敵を掃討中」と言及している可能性が高く、RYBARが言及した「複数の観測者はロシア軍がヴェルフノカミャンスケを支配していると報告した」と言っているのは「視覚的証拠が登場した位置を結ぶタイプの戦況マップ」を指している。
DEEP STATEやRYBARなどは「視覚的証拠」と「前線で戦う兵士からの情報提供」を組み合わせて前線の状況を評価しており、DEEP STATEがシヴェルシク方面に何も言及していないため、恐らくRYBARの指摘は事実なのだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России
はよ責任者をシベリアに送れや
よろしいならばシベリア送りだ
この手の報告を真に受けて前進した部隊がいれば粉々になる
それを見越して両軍が敵軍に偽装して偽の好意的な戦況を流す事も考えられる
本当に責任があるのはどこなのか?というところからやらないとダメな気もする。
連続ってのはどうなっているんだ···?
新任の司令官は前任者の末路を知らない?
ウクライナを応援している側としては無能な方が有難いけれど。150番台の機械化旅団はビロホリウカ周辺で経験を積ませては?
現地のウクライナ軍部隊が、鍛えられて一騎当千の猛者ばかりになっていて、生半可な新人が来ても迷惑千万邪魔になるだけの素人お断り戦場になっているかもしれませんね。
劣勢な側が負け戦を隠すために虚偽報告や過大戦果を発表するのは理解できるんだが、勝ってるロシアが虚偽報告する意味とは…?
淡々と「ヴェリカノボシルカを陥落させた」「ポクロウシク鉱山を占領した」って報告するだけで十分インパクトあるのに
この辺はあまり前進出来ていないから圧力がかかっているとか? だとしても嘘報告がバレた時の方が怖いと思うんですが
「私だ」「できませんでは良心が無い!」の流れが怖いンですよ。
真面目に戦闘しているフリだけして、損耗を避けてるとか?
一種のサボタージュ。
普通にあり得そう。
国家としての利益と、部隊司令官としての利益は別物ですからね…
他の戦線で勝っていてロシア全体としては利益でも、他の戦線で勝っているのにこのシヴェルシク戦線だけ何度も攻勢失敗して損失が嵩んでいるなら、それは部隊指揮官に取って大きな不利益になります。
他の戦線も負けていれば言い訳も立ちますが…
勿論この戦線のウクライナ軍の奮戦も大きな要因でしょう
分析さんのご意見に賛成です。
軍隊は巨大な官僚組織でもあり、多くの人は上を向いて仕事をしているわけです。
方面軍司令官が戦果がないと焦ったら、参謀たちがあせり、現場の部隊長が司令部の気に入るような報告をあげるわけです。
こういうことは、どこの組織にも多少は共通するかもしれませんが。
他方面を管轄している将校が結果を出しているのに、自分のところは何も結果を出せていない…このままでは…というプレッシャーがあるんでしょうね
まあ嘘は必ずバレるしバレた時のダメージの方がデカイのは明白なんですがね
勝っていると言っても戦争の中身に大きな差が出てきます。最初のロシアの勝利目標はウクライナを数日程度で即座に併合し戦力を吸収合併する事でした。
次の目標は首都だけでも手に入れたい。更に次はオデッサを落としてウクライナ沿岸部を制覇したい。更に次にはドニプロ川まで押し込んで東部を完全制圧したい。その次は取り返されたリマン等をすべて取り戻したい…と、どんどん勝利目標を手近な物に切り替えていかねばなりませんでした。
現在は停戦交渉が本格化する迄に出来る限り支配地域を短期間に押し広げたいという感じにまで目標が小さくなっているものの、当初の素晴らしい報告と違い、半年たっても思った程の勢いで次々にという感じにはなってません。
従って、現場は無茶なノルマをなんとか誤魔化さないといけなくなっているという事なのでしょう。根本的な問題が段階やその手段をちゃんと考えずに無茶なノルマを押し付けてくる所にある為、鮮烈な勝利か無様な申し開きかどちらかをする他にない訳です。また、こうしたノルマは「ロシア各方面」に課されているので、どこかだけで勝ったとか言っても彼らの身の安寧をはかる事は出来ません。多かれ少なかれ、せっつかれれば嘘をつくしかありません。戦争は彼我の関係性でやるものですので、頑張ったからとか能力があるとかないとかそういうものだけではどうにもならないですからね。そして現ロシア政権は頑張ったを認めてくれる様な情勢ではありません。みんな責任を取りたくないので、バレたら尻尾切りにあうという事です。何度でもです。何度も何度も更迭されてますからねロシアの将軍達は。次は嘘をつかないとかそんな不思議なルールはありません。
ウソ報告を前提に、合理性のない意思決定をすれば、ただただ無駄になりますからね。
何のフィードバックにも繋がらず、組織の進歩にも繋がらないですから、噓報告いい加減やめたらいいのになと。
他の方面が手堅く前進出来ているからシヴェルシク方面の司令官は虚偽の戦果報告でもしないと何もしてないと思われるのかも知れませんね。
しかし要塞都市のトレツクやチャシブヤールでも押し込まれているのにシヴェルシク方面の鉄壁さは凄いですね。
先日も少し話題にしたのですが、ビロホリウカ周辺のGoogleマップを見ると22年8月の時点で相当な砲爆撃を浴びているんです。
推測ですが北に川が流れている上にこの記事にもあるように高所をウクライナ側が抑えているのが大きいのかもしれませんね
どうも、セヴェルスク(シヴェルシク)方面のウクライナ軍上層部がかなり有能なようでして。
ウクライナ軍予備役将校のTatarigami氏が執筆した記事を和訳した”2024年にウクライナがどうやってロシアに抵抗できるのかを知りたければ、ビロホリウカという集落を見てみよう”に詳しく書いてあるのですが、ベロゴロフカ(ビロホリウカ)には無数の塹壕が建設され、それが工場施設と結び付けられたことで非常に堅固な陣地となっているようです。
…これがポクロフスクで出来ていればウクライナ軍はもう少しまともな状態だったでしょうに。上の記事(去年3月のもの)の題名も虚しく響きますね。
情報ありがとうございます、拝見しました。
標高の高い地形、練度の高い部隊、陣地+外側の塹壕戦・交通壕による隠蔽など、非常に興味深かったです。
ロシア軍の高地奪取(スピルネ南部~スピルネ~ゾロタリウカ)・部隊の疲労についても、2024年3月時点より進んでいるはずですが、これをどのように乗り越えたのかは気になりますね
ポクロフスク、アウディーイウカ後方(ポクロフスク~アウディーイウカ)でなぜできなかったのか…
クルスクへの部隊引き抜き、土地に固執して消耗した事が主因なのでしょうか?仰る違いが気になりますね。
この方面のロシア軍の司令官無能すぎないか?
何回同じ失敗してんだよ
ここまで酷いとロシア軍内部の無能な将官を合法的に処分するための戦場に見えてくる
ルドン高原か
ウクライナにしろロシアにしろそうですが、仮にも彼らは専門家ですし、夥しい物資を積み上げて犠牲覚悟で挑んでいます。ロシアの投入している砲爆撃や人員数はこれで勝てなければ間抜けだとでも言いたくなるくらいの大きな差があるものですが、攻勢を仕掛けるという事は地形や相手側の巧みな動き等も関わってきます。
つまり、この方面ではウクライナ側がかなり巧く立ち回っているという感じでとらえた方が良いと思います。
どれだけ砲爆撃を繰り返し、人命を犠牲に突撃を延々と繰り返しても成果が上がらないから嘘を報告する他になくなるという訳ですから、最初から嘘をついて何もしないという様な行動を彼らがしている訳ではありません。
ハッキリ言って、ここの攻勢をしのげる様な部隊がそこらへんに転がってるなんてことは考えるべきではないです。シリア政権レベルなら何度もあっというまに叩き潰されてるくらいの戦闘の苛烈さだと認識するべきだと思います。
逆を言えば、有能とされてる将軍でも苦しい場所に配置されてしまえば…その身の不幸となりえるという事です。ロシアでも名うての名将とされた人たちがどれだけ更迭されたり、命を落としたかを考えればそう単純な話ではない事が分かる筈です。想像を絶するエグイ激戦が延々と続いているのですから、サボっているとか手を抜いてるとかそういう話ではないです。文句を言うべきとすれば、こんな厳しい方面でお気楽な攻略設定を平然と押し付けてくる方面軍よりもっと上の政権や軍本営の方かと。
ロシア軍司令官「残像だ」
この方面はウクライナ軍が堅守しロシア軍が無能の極である嘘報告を行い勲章を狙うなど言語道断で仲間を無駄に危険に晒す無能で卑劣な卑怯者は許されるべきでは無いが、司令官交代したと以前記事に記載あった記憶あるけど後任も無能の極とはこの方面のロシア軍は地獄ですね。
何にせよビロホリウカ南のテリコン取らないとなかなか進めないと思うが、ウクライナ軍がこの方面は堅く真面目に守っているので他方面が優勢で進むのに任せウクライナ側が前線から兵員抜いたり物資供給が滞ったら攻勢に出る位に待機し優勢な砲火力とドローンやFABで少しずつウクライナ側を消耗させるのが上策だと思う、どんな仕事でも待つのが大事な局面もあると思うが戦果焦っているんでしょうね。
ベロゴロフカ(ビロホリウカ)は硬すぎて正面攻撃では突破できそうにないんですよね。もはや真面目に攻めるだけ無駄で後背のリマンを占領した上でバフムートからの前進を組み合わせて大釜を形成し、撤退を強要した方が楽じゃないかと思っています。ゼレベツ川を渡ったイヴァノフカの橋頭堡も順調に拡大できていますし。
まあこれも欠点がある(ベロゴロフカに大兵力を拘束される、大釜が大きすぎて手に余りそう等)ので難しいのですが。
ロシア軍上層部が戦果を焦らずにこの方面のウクライナ軍は優秀で硬く堅守しているので、戦力拘束出来れば良いので当面待機と指示くれば良いでしょうがそうは行かないのが実情でしょうか、戦争よいうのは合理的な判断がお互いに難しいんでしょうね。
北側は川だし川の向こうは大森林だし。
思えば22年にロシア軍が渡河のタイミングでしこたま砲撃を受けて大損害になったのもこの辺でしたね。曰く付きになっている···
問題があるのはもっと上の方のお気楽な目標設定のせいなので、そこが改められないと後任も奇跡的大勝利を運よく得られるか、嘘をつくか、失敗をお許しくださいと泣きつくかしかなくなるでしょう。
交代したから改善だという図式が最初から間違ってるんです。そして、なぜ彼らが苦しむのかというと、失態を押し付ける先をみんな探しているせいです。いわばそうした苦しい方面に選ばれてしまった人たちは…
責任者が交代したのに同じ過ちが繰り返されている
これは問題が根深そうですね
司令官は部下をしっかりコントロール出来ているのか?
「敵が流布するフェイクニュース」は昨今、対策や警戒、早期の無力化が進んでますが
「味方が流布するフェイクニュース」についてはどの組織も対策が甘いような気がするんですよね
認識から抜け落ちてるというか
真に厄介で致命的な誤情報は、常に「味方」が流すものです。
我が国だと分かりやすいのは台湾沖航空戦ですかね
海軍のウソを真に受けて陸軍が致命的な判断ミスをした
まあ、戦争はどこも嘘が乱れ飛ぶもんですからね。
アメリカだって存在しない戦艦ヒラヌマを相手に架空戦記をでっち上げ意気高揚を図ったりしたものですし、各国植民地の総督たちにアメリカは君たちを守る準備が既に整ってるなんていう嘘を平然とやる訳です。
大した援軍が来ずにそのまま日本軍にやられてしまっても責任なんか取ってくれません。ベトナム戦争でもなかなか現地の米兵の悲惨な実情が伝えられませんでしたし、イラク戦争でも軍の損害状況は伏せられ暫くしないと損害の実態が分かりませんでした。まあイラク戦争は圧勝でしたが、圧勝ですら情報操作はされるという事です。
大きな違いが出るとすればロシアが小説や漫画にでも出てくる様な失敗をかなり攻めたてる組織って所ですかね。開戦すれば日本など数か月で攻め落とせると豪語していたマッカーサーは実際にはフィリピンをあっという間に落とされて多くの米兵を残して逃げ帰っても許されましたが、ロシアだと即座の尻尾切りが怖くて挽回のチャンスどころではないというか…
無能な指揮官や虚偽報告は完全に無くす事は出来ませんが、ロシアの場合は「公表されて」「処分される」ところが担保されてるのは強いなあと思います。
ウクライナは類似記事で汚職やポカがあっても、「この人が悪いことをしました。だから取り除きました」みたいな分かりやすい結末になるのを滅多に見かけない印象があります。(が~蔓延している。~が必要でするべきだetcの現在進行系で問題が継続している表現が多い)
トップがこの仕草の家元であるかないかは大きな差になるのでしょう
>ロシアの場合は「公表されて」「処分される」ところが担保されてるのは強いなあと思います。
シヴェルシク方面司令部の第3軍団の司令官解任、第7独立自動車化狙撃旅団の司令官逮捕はミルブロガーの報告のみで公式公表はありません。
しかも約2年間も嘘報告を続けて誰もがおかしいと思っていても処分されたのは2024年11月なので、これを「ロシアの場合は「公表されて」「処分される」ところが担保されてるのは強いなあと思います」というのはロシアを美化しすぎでしょ。
美化したつもりはないのですが、失礼しました。
別に現在のところは記事を読んでも司令がミスをしているとは読めません。
ただ、前線指揮官から嘘の報告が挙げられているということかと。司令がこの嘘報告の状況を追認したとは限りません。
ただ現状上を変えての単純な解決法でうまくいかなかった以上、何かここ特有の構造的な問題があると思います。
想像ですが、ウクライナ側が塹壕陣地を形成するのに巧みなのもあり高台や都市防衛陣地の最大の教訓、スターリングラードやレニングラード攻防に造詣が深いかもしれません。
そうであればこの地域では偽情報の流布や買収などあらゆる搦手も行ってるかもですね。
ソ連時代から…いや帝政ロシア時代から続く伝統的な文化土壌が影響してるのでしょうね。
正しい報告をしてそれで済まされる様なところではないので、粉飾をしないと延命出来ないという事なのでしょう。
また、上層部にしても本来ならばここに足りない物量を更に投入しないといけない訳ですが、もっと有意義なところや軍にとって大切な人材の方面に手厚くしたいというのもありますので…表面上は頑張ったことにして粘れってことでしょう。
こんなわかり易い確認し易い嘘が長く発覚しない訳もないので、まあある程度は知ってて表面沙汰になったら誰かを尻尾切りで切るって感じなんじゃないですかね。あの方面には後方の基地から航空機も飛んでるし、衛星でだって見てる訳ですからね。全くわからなかったとかはないでしょう。どこまで関与してるのかは知らないが、薄々は知ってたと思いますよ。偉い将軍が訪れたら掌握地域にいけなくてビックリというのもなんともわかりやすい「私は知らなかった責任は部下に」というアピールの可能性すらもある訳です。軍も根深い追及は避けたいでしょうからね。
逆をいうと南部の成功はそうした手厚い操作によって支えられたという面もあったのかも知れません。薄く広くやってたらもっと苦戦していたのかも。
南部が大成功している分、焦っているのはあるのかなぁ
同期の成功程焦りを感じるモノものないし
下士官クラスからして腐りきってるんでは?
ドネツク-ルガンスク両州境界かつ宇側最終拠点クラマトルスクに近いシヴェルシク付近は物資は後回しにされるわ、敵の宇軍は強いわで、どこまでもやる気のない兵士、下士官、将校の吹き溜まりと化してるのでは?
この方面にはイジュームやリマンで壊滅して、バフムトでワグネルを失望させてた時期から何も変わってない駄目なロシア軍そのものが残ってるのでは?
実際問題、本来はエリート出世街道のはずの機甲部隊畑の指揮官が、完全に時代遅れになっており。
成果を出せずに焦っている感じはありますね。
まだ戦車は価値があるはず!→突撃して全滅
工夫すれば戦車の価値を証明出来るはず!→突撃して全滅
なんというか、第一次大戦でエリート騎兵隊が機関銃に蜂の巣にされてたのと同じ感じですかね。
こんな時代になっても戦場は見えないモノで一杯なんですねぇ。
この時代だからミルブロガーの報告で騒ぎになっていると思います
ウクライナとうとう暴露タイムに入ったようだな。
バイデン政権の約束した1770億ドルの支援のうち実際には770億ドル相当しか届いてないことをゼレンスキーが公表したそうだ。
トランプに切られそうになって切羽詰まってバイデン政権時の裏交渉までゲロりそうw
こうした事はよくある話ですよ。執行されても届くのにかなりタイムラグが発生するというのはよくある事です。
手続きが煩雑であったり、そもそも発送が途切れ途切れだったり、途中であらゆる理由で遅滞をおこしてしまったり、入国に手間取ったり、入国しても受領を確定するところまでなかなか届かなかったり…
ゼレンスキーや将軍達は迅速性を求めているので、ちょっと意味合いが異なる面もあるかと。声高に金額だけ歌い上げられてもそこで終わられてたら困るという事ですね。
ロシア・ウクライナ両軍とも支給される官品だけでは戦闘するに不十分で
ブログやSNSで寄付を募っている状態ですので
偽報告といわれるような針小棒大な宣伝でもしないと
他の戦線に負けて寄付が滞ってより不利な状態になってしまう状態なのでは。
そのうちこの集落は○○と△△の後援により攻略できました、のような
スポンサー付き宣伝画像がでてくるのかもしれません。
戦場全体で判断する参謀本部と、方面として作戦指揮する司令官の立場の違いでしょう。なかなか戦果が出せなくて焦ってるんじゃないんでしょうか。
きっと何かしらので嫌味言われたり、馬鹿にされたりして躍起になっているんじゃないんでしょうか。戦果は予算の配分にも影響するでしょうし。推測ですが、突破したくてたまらないー!!
もしかしたらお互いツーカーなのかもしれない?
ウクライナ側も、
途中になってしまいました。
ウクライナ側も、英雄的でいられる此処に留まりたくて、(絶望的な)東部で「活躍することを期待され」たくないとか…
この方面は軍が改善を約束していた訳ですからね。交代した後に何もしないという訳にはいかないでしょうね。
表面上は個人が勲章を焦った事になっているが…状況を改善させたという報告書を最も望んでいたのは誰なのかですね。
というか、どうやってもいつかはバレる様な代物なので個人の手には余る代物ですよね。本当に勲章の為に?下手すれば虚偽で勲章を得たせいで投獄や処刑されかねないのを覚悟で?という不思議な感覚がありますね。
あと、領土交渉をするにあたって虚偽の内容を元に飲ませる計画が全くないのかという疑念もあります。取った事にして欧米に差し出させるという奴ですね。ただ、モロバレしてしまってはどうしようもない。どこからどこまでが本当に何も知らなかったのか、実際の所はどうなのか興味ありますよね。