ロシア関連

元ロシア軍大佐、侵攻開始の3週間前にウクライナでの戦いが躓くと予言

元ロシア軍大佐は侵攻開始の3週間前に「ウクライナを数時間で制圧するなど不可能だ、ロシア軍がパンと花束で歓迎されることはない。米国はレンドリースを持ち出してくる」と予言していた。

参考:Прогнозы кровожадных политологов

一部の頭に血がのぼった政治家や専門家の主張に耳を傾けるべきではなく、二度とこの話題に触れない方がいい

参謀本部作戦総局で勤務経験のある元ロシア軍大佐はНезависимая газета紙に寄稿した記事の中で「ウクライナを数時間で制圧するなど不可能だ、ロシア軍がパンと花束で歓迎されることはない。米国はレンドリースを再び持ち出してくる」と侵攻開始の3週間前に予言しており、現在のロシア軍が直面している問題を恐ろしい精度で言い当てている。

元大佐によればロシアの政治家は「軍事衝突が発生しても数時間で勝負がつく」、軍事アナリストは「ウクライナ軍は酷い状態なので軍を投入することなく政権を倒すことができる」、政治アナリスト達も「ロシア軍の強力な一撃でウクライナ軍がもつ全ての通信、大砲、戦車は破壊され戦いは直ぐに片付く、ゼレンスキー政権を本気で守ろうという国民はいない」と主張していたらしい。

出典:Командування Повітряних Сил ЗСУ

短時間で勝負がつくという認識の誤り
航空優勢の中でロシア軍が戦闘を進めるため「短時間で勝負がつく」と考える人々は敵が航空機を保有していなかったアフガニスタン侵攻、チェチェン紛争がどういう結果に終わったのかを忘れており、ウクライナ軍が保有する戦闘機と防空システムの存在を軽視している。

さらに大都市での市街戦はロシア軍にとって非常に厄介な問題だ。

数千~数万規模の兵力を集中運用できる大都市は火力や技術が劣る側にとって最適な戦場で、敵の強力な火力から保護してくれるだけでなく物資や人員・装備の補充にも有利なため戦いの結果を予測するのが難しい。ウクライナには厄介な大都市が沢山あるため、ロシア軍はスターリングラードやグロズヌイよりも遥かに多くの問題に直面するだろう。

出典:U.S. Army photo by Sgt. Justin Navin

ウクライナ軍が酷い状態だという認識の誤り
確かにウクライナ軍は幾つかの分野で問題を抱えておりロシア軍よりも劣っているが、決して侮っていい相手ではない。2014年以降にウクライナ軍は旧ソ連軍式の構造と決別、全く異なるNATO基準を取り入れ変貌を遂げており、NATOが供給する武器を受け入れるだけのベースが出来上がっている。

弱点の空軍力もNATOが中古戦闘機を提供することで解決することができ、NATOが提供する中古機はロシア製戦闘機に十分太刀打ちできる性能を秘めている。

欧米諸国は直接軍隊を送らないかもしれないが、第二次大戦をモデルにしてレンドリース法を再び持ち出してくる可能性が高く、さらに欧米から多くの義勇兵が入ってくるかもしれない。

出典: kremlin.ru / CC BY 4.0

強力な一撃でウクライナ軍を破壊できるという認識の誤り
たった1回の攻撃で1つの国の軍隊を粉砕できると考えるのは誤りで、ロシア軍の保有する強力な精密誘導兵器も決して無尽蔵にある訳ではない。

極超音速ミサイル「ジルコン」はまだ実用化されていないし、海上発射型の巡航ミサイル「カリブル」、空中発射型弾道ミサイル「キンジャール」、空中発射型の巡航ミサイル「Kh-101」、短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の保有量はせいぜい数百基程度で、4,000万人が住む広大な国を一掃するには全く足りない。

出典:Минобороны России

キーウ政権を守る国民はいないという認識の誤り
軍事的・政治的に隣国の大衆に対する無知さとモスクワに対する憎悪でウクライナのことを過小評価し過ぎだ。ウクライナにはパンや花束でロシア軍を歓迎する人は1人もいない。

我々はノヴォロシア人民共和国連邦のアイデアに多くのウクライナ人が関心を示して飛びつと思い込み、都市や地域の行政区割りや国旗のデザインを準備していたが、ハルキウ、ザポリージャ、ドニプロペトロウシクに住むロシア語を使用する人々でさえ見向きもしなかったことを忘れている。

つまり2022年に1939年をモデルにした解放運動は人々に通用しないのだ。

出典:Kremlin.ru / CC BY 4.0

結論
ウクライナを電撃戦で屈服させられるというのは間違いだ。軍事衝突が発生しても数時間で勝負がつく、ウクライナ軍は酷い状態なので軍を投入することなく政権を倒すことができる、ロシア軍の強力な一撃でウクライナ軍がもつ全ての通信、大砲、戦車は破壊され戦いは直ぐに片付く、ゼレンスキー政権を本気で守ろうという国民はいないという主張にはまともな根拠がない。

最も重要なことはウクライナとの軍事的衝突に今のところロシアの国益にかなうものがないため、一部の頭に血がのぼった政治家や専門家の主張に耳を傾けるべきではないし、このような間違った主張を拡散させないためにも二度とこの話題に触れない方がいい。

関連記事:露メディア、ロシア軍が花束とパンで歓迎されないのはウクライナのせい

 

※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

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コメント

    • 黒丸
    • 2022年 4月 18日

    「敗北や負けという言葉を口に出さない軍人は信頼できない。」というのが誰のセリフか忘れたが
    元ということは、権力者が聞きたいことだけを言う軍人しか、今のロシア軍には残ることができなかったのかな

    63
    • 匿名
    • 2022年 4月 18日

    >最も重要なことはウクライナとの軍事的衝突に今のところロシアの国益にかなうものがないため、一部の頭に血がのぼった政治家や専門家の主張に耳を傾けるべきではないし、このような間違った主張を拡散させないためにも二度とこの話題に触れない方がいい。

    非常に的確なコメントだと思うけど、ロシアでそれを主張して大丈夫なのかな?
    「血がのぼった政治家や専門家」により、この手の優秀な人物が物理的に排除されそう。

    50
    • 漢と書いて男と読ませたい
    • 2022年 4月 18日

    実はどの国にもこう言う現実を直視し先見性を持った方々は沢山いるもので、当然ロシアにもいらっしゃったのでしょうが残念ながらロシアにはその声を指導者に届け政策に反映させる仕組みが無かったようですね
    今回ロシアは取り返しのつかない愚かな選択をしてしまいましたが、ロシア人とは伝統的に強い指導者を好むと聞きました。これが彼らの言う強いロシア、優れた国家システムというのであればどれほど謙虚で慎ましい生き物なんでしょうね、ロシア人とは

    22
      • 匿名
      • 2022年 4月 19日

      露製の精密誘導火力の世間の評価自体が身から出たなんちゃらで露軍がウソこいて政権御用学者様もプーチン様もそれを信じ切り軍首脳さえスペック詐欺なの知らないか知らないフリしてた所から失敗は始まってる
      みな上司に本当のこと言わないの戦争始まってからもで将軍さん達も疑心暗鬼から現場通って戦死しまくってるしこういう人材がその状況に出くわすとじゃあ本当の事言って罷免望むかというと実は逆だったりする
      もはやどうしようもない事実を知るからこそあえて自ら現場を引き受ける側に回るの有能だからの選択なんだけどまあ仕事だし仕方ないよね

      7
        • ナニガシ
        • 2022年 4月 19日

        御尤もですが、句読点をぷりーづ。

        14
      • zerotester
      • 2022年 4月 19日

      著者は元参謀本部作戦総局だそうなので、まさに戦争計画を立てるところですよね。現役の参謀本部の人たちも同じデータを見ているのだから同じ結論に達する人もいるはずで、それなのに戦争を止められないのが独裁国家というものなんだろうなと。耳に痛いことを言う人は粛清されてしまい、周りにはイエスマンしか残らない。

      44
        • 匿名
        • 2022年 4月 19日

        極東の某帝国、独裁国家ではなかったけど、必敗の予測出たのに戦争を止められなかったよ。

        10
          • df
          • 2022年 4月 19日

          いちいちDD論を持ち出して日本下げする必要はないですよ。
          そんな事ここに来る人ならみんな知ってます。

          16
            • 匿名
            • 2022年 4月 19日

            独裁国家の条件が不要と指摘したつもりです。
            単なる事実を述べただけで、日本下げは特に意図していませんでした。
            その様に読み取ったのなら、それは鏡を見られているのでは?

            9
          • 匿名
          • 2022年 4月 19日

          現代の話をしてるのに何で1世紀も昔の話をしてるんだ?
          話の趣旨を理解できてない??

          2
            • 匿名
            • 2022年 4月 19日

            下記を全て満たした事例で、真っ先に浮かんだ事例だから。
            ・独裁以外の政治体制
            ・合理的な分析では敗北を予見
            ・その分析を無視して戦争を仕掛けた
            ・結末は予測通り敗戦

            「同じ結論に達する人もいるはずで、それなのに戦争を止められない」
            は、独裁国家以外でも起き得る、との具体例を示す事が目的です。

            2
            • 匿名
            • 2022年 4月 19日

            個人レベルの話しですが、
            問題を指摘して正論をかざして反対したとしても、無闇な反発を招いて指摘を無視される事があります。
            「問題指摘ばかりで、代案を示せないのなら、単なるクレーマーと同じ」といった具合に一蹴されたりとか。
            すんなり指摘が通る時もあるのですが。

            同じ組織でも、柔らかく意見を吸い上げる季節と、硬く意見を弾く季節、それぞれがあるのだと解釈しています。

            1
              • Rex
              • 2022年 4月 20日

              代案はあるんじゃないですかい。
              ウクライナと戦争するのは合わないからやめろ。純粋にやめとけよっていう代案を言うてるのかと、、
              結局2ヶ月前までの状況では、NATO軍やウクライナ軍が攻めてくるって状況じゃなかったわけですし、「やめて冷静になれ」ってのも具体案な気がします。

                • 匿名
                • 2022年 4月 20日

                間違えて下の枝に返事したしたのですが、同じ事を記す程の内容でも無いし、一方で下を見ろと言うのも失礼なので、ちょっと切り口変えて。

                先ず、仰る行動自体は否定するつもりは無いです。
                ただし「代案」として見た場合、恐らくNGです。

                「純粋にやめとけよ」は、単なる否定で代案ではない、と見なされる可能性が高いと思います。
                問題点指摘からの流れなので。
                「やめて冷静になれ」も、恐らく弱いかな。

                「代案」と見なされる為には、別の行動案を提示する必要があるでしょう。
                例えば「外交策への方向転換」とか。
                実態は同じと思われるかも知れませんが、「代案」と見なされるか否かな面では大きく異なると思います。

                あと、戦争をしたがっている輩に「外交策への方向転換」を提案しても無視されるでしょうね。
                その先については、
                「ロシアの為に改善案を考える義理も無ければ、ロシアの現状を踏まえての現実解を考える能力も無いので」
                止めておきます。

    • K(大文字)
    • 2022年 4月 18日

    情勢の客観的な分析、彼我の実力のフェアな比較、リスクの合理的な評価。
    こんな人がロシア側の意思決定プロセスに居たならば…と思うけど、「元」大佐ってことが全てなんだろうね。
    アウトサイダーであれば率直な論評が出来るが、直言居士がトップに上り詰めるのは難しい。
    まぁどの組織でも多かれ少なかれそうなんだけど、殊にウラジーミル朝ロシアは窮屈そうだ。
    この種の人材が冷や飯食わされてそうってのは、良いことなのか悪いことなのか。与し易いとも取れるが、合理的な判断が出来ないという事も示唆されるからなぁ。

    35
      • 匿名
      • 2022年 4月 20日

      仰る事は、人としてもっともだと思うし、またロシアの為に改善案を考える義理も無ければ、ロシアの現状を踏まえての現実解を考える能力も無いので、
      元記事から離れて個人レベルな一般論に落として話します。

      現状での問題点を指摘した上で中止を提案したとしても、恐らく「代案」と見て貰えず、単に現状否定の一環に見なされる事になると思います。
      自己保身として、その後ドロ舟から逃げる最初のステップにするなら、「問題点指摘した上での中止提提案」で止めても良いと思います。

      そうでない場合ですが、
      ①「現状の問題点」を前提に「目標」を変更して、計画を一から作り直す
      ②「目標」を実現するため、「問題点」の是正方法立案とその実行計画を立て、プロジェクトのスケジュールを見直す
      ③②の是正処置のうち、許容可能な期間内で出来るものに限定して実施し、その改善点を踏まえて「目標」を再設定、計画を一から作り直す﹙①と②の中間論﹚
      といったのが先ずは考えられます。

      そして改善策は、出すタイミングと、提案する人の立場が重要でしょうね。
      「今頃言うな」「お前が言うな」で一蹴されない為には。

      自身の事を振り替えると、不具合対策レベルなら兎も角、計画全体の見直しとか荷が重いので、
      どろ舟から逃げる算段するか、亀になるかの二択が多いです。

        • 匿名
        • 2022年 4月 20日

        一つ上の枝の、Rexさんへの返事でしたが、
        間違ってここに返事してしまいました。
        ごめんなさい。

    • や、やめろー
    • 2022年 4月 18日

    やはり、浅はかな考えはダメだな

    3
    • 匿名
    • 2022年 4月 18日

    まともな軍人ほど組織には居られないというジレンマ…

    44
    • 匿名
    • 2022年 4月 18日

    ノボロシア思想の件は離反者が出まくりでウ軍機能しなかったクリミアがあの様なら仕方はないかだが米国マネる癖に防空破壊を忘れてたのは論外だろ
    米が地上侵攻のお膳立てに何発の対レーダーミサイル乱射してるか過去を調べる気もなかったか知らんが長中短近の防空全部が健在の中を空挺侵攻って
    リンク

    4
      • 匿名さん
      • 2022年 4月 19日

      あんたは句読点に親でも殺されたのかw?

      6
    • 野戦先輩
    • 2022年 4月 19日

    こういう提言が仮にプーチンの耳に入っても、総力戦研究所の報告聞いた時の東条英機みたいに突っぱねるんだろうなぁ。

    19
      • 無無
      • 2022年 4月 19日

      愚か者の共通思考
      不快な事実からは目を避けて、自分に都合の良い物語を信じようと努力する。明日は遠足だから天気予報は外れる、きっと晴れると信じる小学生並み。
      独裁者って、つまるところは他人の話を聞かない人なんですよ、
      ちゃんと話のできる人には独裁制は必要ないから

      23
    • STIH
    • 2022年 4月 19日

    圧倒的正論すぎてワロタ。ただ経験的には頭がラリってるときに聞く正論というのは、むしろストレスにしか思わないことが多く、ここで冷静になるのは極めて難しい。
    これが単なる会社経営者の暴走や家庭内のトラブル程度だったら5chのまとめで済んで、笑って他山の石とすればよいのですが、ガチの殺し合いでその錯誤をするのは勘弁してほしいです。政治家も国民も楽観的で突っ込んでいって盛大に爆死した国がロシアの東隣にあるのに、自分はもっとうまくやれるとでも思ってるんですかね。

    33
    • 匿名
    • 2022年 4月 19日

    >極超音速ミサイル「ジルコン」はまだ実用化されていないし、海上発射型の巡航ミサイル「カリブル」、空中発射型弾道ミサイル「キンジャール」、空中発射型の巡航ミサイル「Kh-101」、短距離弾道ミサイル「イスカンデル」の保有量はせいぜい数百基程度で、4,000万人が住む広大な国を一掃するには全く足りない。

    ああやっぱそんなもんなのか

    30
      • 四凶
      • 2022年 4月 19日

       そんなもんでしょ。

       超音速兵器とか高性能な兵器なんて誘導や耐熱とか飛行高度までに撃ち上げる推力とか、濃密な大気内での射程とか欲張ればサイズアップとかで際限無くお金が掛かる。   
       誘導爆弾が安いと言われようが無誘導の3倍とかする。それでもトータルでの費用だけを考えれば安く付くんだが。

       Su-34に高度な照準装置付けたのはソ連時代の遺産を有効活用する為とかの話もあるし、この先のロシアの兵器体系はそこそこの性能でお安く自国内で数が揃えられる物とかになっていきそう。
       

      1
      • 無無
      • 2022年 4月 19日

      カチューシャや野砲でやるみたいに前線や都市を面制圧するのに使用するわけでもない、そういう用途じゃないだろ。
      あくまで敵の防衛網を突破して重要拠点を破壊するための兵器なんだから
      その役割は果たしているものの、ウクライナという国に対する全面戦争には手持ちが少なすぎた、という話
      ミサイルは急に増産が難しいという現代軍の共通課題だわ

      3
        • 四凶
        • 2022年 4月 20日

         何でそういう風に取るかね、高いから数をそろえられないのは事実でしょ。これが性能に全振りしないで高度な素材とか使用しない安価な構造のミサイルならサイズが小さく出来たりして生産性が上がる可能性があるのを見落としてるでしょ。対ウクライナだけで言うなら、数を揃えられるそこそこの性能の兵器が適切な感じはするし。

    • らんらんるー
    • 2022年 4月 19日

    硬直化した組織では、”かもしれない”運転をするのは難しいのでしょうね
    経験上、人は上に立つと、思考に苦痛を感じる場合に楽観的な方向に流れてしまいがち
    つまり、快楽に身を委ねようとする。気持ちの良い物語を聞きたいですからね。

    意思決定プロセスは何が最適か?は難問ですが、一個人に任せられるほど人は完璧では無いと思いますね
    やはり政治家にも教習所が必要ですね

    7
    • sundaycameraman
    • 2022年 4月 19日

    ロシア人も馬鹿の集まりというわけでは無いんだね。ただ、勇ましい意見がまかり通ってしまうのがロシアの現実なんだね。
    まあ身近なところで、某大○○帝国が前世紀に何したか思い返すと、同じなんだなと思う。

    20
      • 2022年 4月 19日

      ソ連も大概だけど最終的に崩壊したし

      10
      • 腐った納屋
      • 2022年 4月 19日

      本邦の総力戦研究所の悲劇を思い起こしますねぇ

      中共も反面教師にしてくれれば全然ありがたいんだが

      23
        • 匿名
        • 2022年 4月 19日

        総力戦研究所の研究成果、日本必敗な第一のは有名だけど、
        うろ覚えだけど、その後に行ったのでは違う結論を導いていたような。

          • ミリオタの猫(時代遅れの「アンツィオ…いや、ロシア軍は強い!」主義者)
          • 2022年 4月 19日

          違う結論>秋丸機関(正式名称は「陸軍省戦争経済研究班」)ですね。
          もっともこの機関の報告書も陸軍の意向に沿わなかった為に処分(実行はされず、報告書は近年になってほぼ全部が発見された)されたのですが。

          2
            • 匿名
            • 2022年 4月 19日

            ありがとうございます。

      • けい2020
      • 2022年 4月 19日

      こういう人は、どの集団にもいるわずかに居る異端者だからね
      集団から見れば異常者なので、多数派になることはないやつ

      19
    • 名無志野
    • 2022年 4月 19日

    Ходарёнок, Михаил Михайлович 大佐
    1954年生まれで2000年に46歳で退役ですか
    見切りをつけてさっさと辞めた感がありますね

    34
      • Su-34
      • 2022年 4月 19日

      こんな戦争でプーチンのツケを払わされる位なら、こんな国とっとと亡命した方が身のためですね

      11
    • 折口
    • 2022年 4月 19日

    今回のウクライナ侵攻におけるロシア国内の雰囲気、対支一撃論の御旗のもと挙国一致で中国との戦争に突入してった日華事変当時の日本とよく似ているように見えます。日中戦争とウ侵攻に共通するのは、同地域を舞台にした過去の戦争では華々しい勝利をして多くの成果を得ているという点で、「次も同じ要領で行けるだろう」と思わせる雰囲気があることです。日清日露の二度の勝利で日本は大陸利権を得たし、ロシア軍は第二次チェチェン紛争から南オセチアそしてドンバスで「最小限の軍事力行使で最大限の成果と栄光」を祖国にもたらしました。

    >つまり2022年に1939年をモデルにした解放運動は人々に通用しないのだ。
    ロシアではすっかり歴史がクレンジングされているのでしょうけど、解放された後の東・中欧諸国も自発的にソ連の衛星国になった国は殆ど無いんですよね。そもそもあの辺の国は多くが第一次世界大戦後に立憲君主制か民主政に移行していたのに、進駐していたソ連軍の圧力で民主的に選ばれた政府を潰して赤化させてるんですよね。「戦時中に日本軍が軍政を敷いた地域では欧米列強時代よりも自由に~現地の人々は日本に感謝し~日本がしたのはアジアの解放であった」などと宣う日本人が時々居ますが、あれを何倍も偏狭で独善的にしたような言説を多くのロシア人は歴史・常識として受け入れてる訳で、独裁者の暴走が無くてもやはりこの種の非合理的な侵略は起こっていたと思います。

    31
      • 無無
      • 2022年 4月 19日

      プーチンの演説を分析して、その歴史観が100年前のボルシェビキ政権レーニンの国境策定から始まってて、しかも解釈がいかにもヤバいという話
      ウクライナはレーニンのおかげで現在の国土を得ているのに、レーニンと共産主義を軽んじているから100年前に戻す必要があるだの、
      もはや支離滅裂で精神を疑われるが、少なくともプーチンが最初からウクライナの全面併合を目的としているのは確実
      これはお花畑の言うような話し合いで終われる戦争ではない、ウクライナで終わらないから

    • AAA
    • 2022年 4月 19日

    えーと名前が出てないけどミハイル・ミハイロビッチ・コダレノク退役大佐でいいのかな
    プーチンが強権行使して始まったとか言われること多いけど
    何のことはない政治家もアナリストもウクライナ侵攻賛成派じゃないか
    前々回の記事でプーチンは排除しないといけないみたいなこと言ってたけど
    プーチン個人ではなくロシア政府の総意で開戦してるわけだからプーチンだけ排除しても何も意味ないわな

    11
    • 慕華館
    • 2022年 4月 19日

    コロナ感染状況が明らかに違うフェーズに入ったのに「ゼロコロナ政策」に固執している習近平指導部を見ると、プーチン政権と同じ轍を踏むのではないかと危惧しますね(-_-;)
    北京冬季オリンピック・パラリンピック総括表彰式の中で習近平氏曰く
    (防疫に金メダルがあれば)「中国が一枚貰うべきだ」
    「防疫の成功は党の中央集権・統一的指導の賜物である」
    「私たちが党の指導を堅持している限り、不可能という文字はないことを事実は証明している」
    ※新華社電より抜粋

    10
      • 匿名
      • 2022年 4月 19日

      中華ワクチンの効きは今一なので、「ゼロコロナ政策に固執」は仕方ない面もあるかと

      3
        • 匿名
        • 2022年 4月 20日

        と言って、中国が経済力に物言わせて西側製薬会社のワクチンを買い占めし始めると、他の国は入手難で阿鼻叫喚ですし…

        ことコロナワクチンに関しては、中国が自国製品に拘ってくれたお陰で助かってる国は多いのではないか…と

        中華ワクチンは世界(中国除く)を救ったのです!

        4
    • ドシロート
    • 2022年 4月 19日

    これほどの人が「元」大佐ってことが、今のロシア軍を象徴しているな。

    21
    • すえすえ
    • 2022年 4月 19日

    優秀なのが元でよかったw

    まともな人はいれない環境なんだね

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    • 58式素人
    • 2022年 4月 19日

    現実から見て、妥当な分析であったと思います。
    判断を間違えたのは、明らかにプーチン大統領ですね。
    ロシア国民が、どれほどのことを知っているかは判らないですが、
    プーチン大統領はロシア国民に対し、失政の責任がありますね。
    どうやって責任を取るのかな。
    そろそろ、記事の中にあった「レンドリース」の内容を知りたいものです。
    特に、前線の航空機と遠距離火力は絶対に必要と思います。
    全面戦争に比べて規模は小さいですが、エアランドバトルをするでしょうから。

    5
    • ミリオタの猫(時代遅れの「アンツィオ…いや、ロシア軍は強い!」主義者)
    • 2022年 4月 19日

    この元大佐の予測が当たっていると評価している人が大半だから、敢えて疑問を述べたい。
    この予測を熟読すると、ウクライナに対する侵攻の具体策が書かれていないのだけど、これはもしかすると「通常の正規戦闘=首都キーウ攻略を目指した正攻法」を前提とした議論の様な気がする。
    だとすると、現実のロシア軍は「空挺軍がキーウ近郊のホストーメリ空港へ義烈空挺隊張りの突入作戦を決行して橋頭保を作った後、ウクライナ政府閣僚の身柄を拘束する」と言う斬首作戦を考えていたと見られるので、この予測はある意味では外れているとも言えるのだけど……。

    そして現在、ロシア軍はウクライナ東部地域で正規戦を展開する事で、ウクライナに対して優位に立てる可能性が有るのは皮肉だと思う。

      • てつ
      • 2022年 4月 19日

      その東部戦線ですが、ついに恐れていたロシア軍の攻勢が開始されていますね。
      ドンバスでは凄まじい砲撃戦が行われているようです。
      先日まで全土への巡航ミサイル攻撃や補給線への攻撃があったので、近々とは思っていましたが。
      マリウポリに対する降伏勧告とセットで開始された様に思えます。
      ウクライナ軍の健闘と一刻も早いNATOからの支援到着を願いたいところです。

      6
        • ミリオタの猫
        • 2022年 4月 19日

        よくよく考えると、今東部戦線で起きているロシア軍の攻勢こそが「ロシア軍のウクライナ侵攻当初に予測されていたロシア軍の開戦第一撃」だったはずなんですよね。
        だからこそロシアだけでなく欧米の識者もロシア軍が圧倒的優勢と見ていたのですが、果たして「アンツィオ…じゃなかった、ロシア軍は強い!」と再認識させる結果になるのか、それともウクライナ軍は野戦でも強いとなるのか次第で今後の情勢が決まる「決戦」になると思います。
        もしも、これでロシア軍がウクライナ軍を撃破してキーウへ急進撃出来る様な事態に成れば、今度こそNATOが本格介入する以外にロシア軍を止める方法は無くなるでしょう。

      • 四凶
      • 2022年 4月 19日

       馬鹿だから良くわからないが侵攻しても上手く行かないから止めとけって言ったら、上手くいく方策を提示せにゃならんのか?

       こんなの単純に考えたら、「侵攻しなければいい」が具体的な答えだろう。何もしなければ現在の状況は起き得ないんだから。

      2
        • ミリオタの猫(時代遅れの「アンツィオ…いや、ロシア軍は強い!」主義者)
        • 2022年 4月 19日

        私も上手く書けなかったので、これを機会にご質問に回答します。
        この元ロシア軍大佐の予測はロシア軍によるウクライナ侵攻の具体的な作戦について「通常の正規戦=首都キーウ攻略を目指した正攻法」を前提として語った様な気がするのです。
        今回のロシア軍によるウクライナ侵攻が始まる前の欧米識者の予測も多くが「通常の正規戦」を前提にして語られていた様に思いますし、それらの識者の予測は圧倒的にロシア軍有利であり、この点では元ロシア軍大差が批判したロシアの政治家やアナリスト達の予測と大同小異でした。
        しかし、現実のロシア軍が初動でやった作戦は「空挺軍がキーウ近郊のホストーメリ空港へ義烈空挺隊張りの突入作戦を決行して橋頭保を作った後、ウクライナ政府閣僚の身柄を拘束する斬首作戦」と言う、ある意味で識者の予測よりも遥かに無謀な作戦だった(事実、ウクライナ軍によって阻止されている)為、この違いを無視して「侵攻しなければ良かった」と言うのは無理が有ると思うのです。

        勿論、ロシア軍が開戦時にやった斬首作戦が無謀だったのは確かですが、皮肉も現在のロシア軍はウクライナ東部地域で正規戦を展開する事により、ウクライナに対して優位に立てる可能性が生じています…つまり開戦前に世界中の識者が予測した様な状況下での戦いが始まっており、そこではロシア軍が勝てる可能性が有るのです。
        本当にロシア軍のウクライナ侵攻が「無謀」だったのかどうか、それがハッキリするのはまだ先だと思うのです。

        1
          • 四凶
          • 2022年 4月 20日

           初手の斬首は過去のアフガン戦争でやった事の焼き直しだと思うし、アレだけ演習アピールすれば当然そのまま来ると言う印象付けをして裏をかくやり方次第で成功した可能性はあると思う。
           FOAB数発で地上の邪魔な歩兵を除去してから輸送機投入とかして、混乱が収まらないうちに現地協力者が用意した車で政府施設へ移動とかね。机上の話ではあるが。

           具体的な対策無いのはそもそもロシア侵攻が歓迎されていないと言う話に尽きると思う。
           特殊部隊で首都制圧しようが正規軍でゴリ押ししようがロシアが攻めた時点でウクライナの全土で反抗は起きて、どこぞの知事が代表に収まり組織だったことをするのか都市か更に小さな組織単位ごとに独自裁量で行動して泥沼化する予想だと思うし。

           記事を見る限りは参謀本部にフリーハンドを与えずにウクライナを舐めたかなり政治的な横槍入る印象受けるので、目標設定だけにして後は軍部にお任せが最低限のスタートラインじゃないか。それでも反抗勢力の潰しこみがネックにはなるだろうけど。

      • 匿名11号
      • 2022年 4月 19日

      「パンと花束で歓迎される」ことや、「酷い状態のウクライナ軍が強力な一撃で破壊される」ことは、開戦後の東部地域も含めてそういう状況は無かったことには変わりないのだから、予測は当たっているんじゃないの。

      逆にウクライナ国内がそういう状況だったら、斬首作戦はまず失敗することはないし、何か手違いがあって失敗したとしても、ゼレンスキー大統領は国外に逃亡せざるを得なくなるから、短期間で勝負がつくことに変わりない。

      だから、斬首作戦について予測を外したというより、そもそも予測していないのでは。(そして予測しなくても大勢に影響はない)

      1
    • qjat
    • 2022年 4月 19日

    ウクライナ東部でロシア軍が大規模攻勢に出たみたいですね。
    ウクライナがこの攻勢を乗り切れれば……。

    7
    • DAS
    • 2022年 4月 19日

    イタリア王国は準備不足のまま参戦したけど3年半戦えたし
    戦端を開いてさえしまえばある程度は現場で何とかしてしまうんじゃないかな?

    1
      • 無無
      • 2022年 4月 19日

      その準備不足ゆえにギリシャ相手にすら苦戦してドイツに援助を求め、そのためバルバロッサ作戦が遅れをきたして冬の来る前にソ連への勝利を得られなかったことでドイツの敗北が確定したと言われてるし、しかもイタリアは途中離脱してるし
      まあドイツすら準備万端で大戦を始めたのかと言うと、海軍ははっきりと開戦が早すぎたといってるし、それで潜水艦通商破壊作戦という英国を倒す方策が出遅れたし、顧みれば間違いとしか思えない

    • 成層圏
    • 2022年 4月 19日

    日本にもこのくらい視野が広く、客観的な意見を言ってくれる人がいて欲しい。
    多分どこかにはいるんだろうけど、あまりお目にかからないのが残念。

    5
    • tarota
    • 2022年 4月 19日

    諸君の研究の労を多とするが、これはあくまでも机上の演習でありまして、実際の戦争というものは、君達が考えているような物では無いのであります。日露戰争で、わが大日本帝国は勝てるとは思わなかった。然し勝ったのであります。あの当時も列強による三国干渉で、やむにやまれず帝国は立ち上がったのでありまして、勝てる戦争だからと思ってやったのではなかった。戦というものは、計画通りにいかない。意外裡な事が勝利に繋がっていく。したがって、諸君の考えている事は机上の空論とまでは言わないとしても、あくまでも、その意外裡の要素というものをば、考慮したものではないのであります。なお、この机上演習の経緯を、諸君は軽はずみに口外してはならぬということであります。

    3
      • 匿名
      • 2022年 4月 20日

      まぁこれ大日本帝国で例えたら満州事変で押し返されてる様な感じやがな

    • ネトウヨ
    • 2022年 4月 19日

    西側でも最初は数週間でウクライナはドニエプル川で分割されるって言われてたような・・・。
    CIAとかMI&なんかはウクライナ軍の強さとロシア軍の弱さは予想していたんだろうか?

    1
      • 匿名
      • 2022年 4月 21日

      『米英の諜報機関、プーチンのウクライナ侵攻計画を昨年夏に察知か』から
      リンク
      >17. ウクライナがロシアの侵攻を撃退できると思っていなかった
      >18. 特に人々の士気や反応を正確に予測するには不可能

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