ロシア軍は動員発表から2週間で20万人以上の召集を完了したと発表したが、少なくないロシア人が「武器や食料がまともに支給されない」と怒ってウクライナ行きを拒否しており、ロシア軍の動員は「西側に対する政治的なショーだ」という指摘も出てきた。
西側諸国の支援、先行する総動員体制、圧倒的な地の利に支えられたウクライナとの長期戦は、ロシアにとって「泥沼」と表現するのがふさわしい
ロシアのショイグ国防相は4日「動員発表から2週間で20万人以上の召集が完了した」と明かし、召集された兵士に対する訓練の様子もマスコミに公開して「動員が順調に進んでいる」とアピールしたが、少なくないロシア人が「武器や食料がまともに支給されない」と怒ってウクライナ行きを拒否、兵士に支給する冬用ソックスすらなく2013年に廃止されたはずのポルジャンキ(英:フットラップ)が復活しているらしい。
Rusos protestando, dicen que tienen mal armamento y equipo médico para ir a la guerra. pic.twitter.com/67qrA0BicQ
— Galileo🇪🇸 (@GalileoArms) October 5, 2022
— Jay in Kyiv (@JayinKyiv) October 5, 2022
ロシアでは17世紀以降、ポルジャンキと呼ばれる布(夏は綿で冬はフランネル)で兵士の足を保護してきたが装着には慣れが必要で、2年間の兵役でポルジャンキを使用したことがあるロシア人ジャーナリストは「正しく装着できるようになるまでは拷問に近い痛みに襲われ、最悪の場合は痛みを伴う水ぶくれが出来る」と明かしており、西側諸国の軍でほぼ姿を消しているポルジャンキの存在はロシア軍にとっても「時代遅れの象徴」として忌み嫌われてきた。
そこでロシア軍は2007年の改革でポルジャンキを部分的に廃止、ショイグ国防相は「2013年末までポルジャンキを完全に廃止しろ」と軍に命じていたが、ポルジャンキを巻くロシア人兵士の様子が登場して注目を集めている。
Some “2nd army in the world” vibes
Footwraps are still used by Russian military
(English subtitles) pic.twitter.com/ph3QMNCz0V— Special Kherson Cat 🐈🇺🇦 (@bayraktar_1love) October 5, 2022
ウクライナの冬場は0°C~-10°Cの極寒なので冬用ソックスがなく、廃止されたポルジャンキの装着に慣れていない兵士は足を痛める可能性(動画が動員された兵士のものかは確証がない)があり、武器や食料も満足にないロシア軍の動員は「西側に対する政治的なショーだ」という指摘もあるが、露国営メディアの番組に出演するアナリスト達は「動員に対する準備不足は明らかでロシア軍が前進できようになるまで2ヶ月以上はかかる」と述べているのが興味深い。
恐らく東部戦線の崩壊を食い止めるためロシア軍に残された手段は「動員した兵士の大量投入」しかなく、初期動員30万人を肉壁にすることで時間を稼ぎ「整備された部隊」を新たに編成するつもりなのかもしれないが、英国防省は「訓練教官として機能するはずだった部隊までウクライナに投入したためロシア軍には訓練リソースが殆ど残っていない」と指摘している。
先に総動員を始めたウクライナの総兵力は95万人(軍70万人、国家親衛隊9万人、国境警備隊と沿岸警備隊で6万人、国家警察10万人)に達しており、既に動員は軍が必要とする専門技術をもつ人々に限定されているが、この話はロシアの動員発表前(7月時点)のものなのでウクライナも動員数を更に増やすかもしれない。
さらに言えば英国から120日毎に訓練された兵士1万人が帰国してくるため、戦場に供給される兵士の質においてもウクライナ軍の方が優れているのは間違いなく、資金と物資を西側諸国から支援され、総動員体制でも先行し、地の利でも圧倒的なウクライナとの長期戦はロシアにとって余りにも分が悪すぎ「泥沼」と表現するのがピッタリだ。
関連記事:祖国を守るウクライナ軍、兵士の総動員数が約100万人に到達する
関連記事:英国、ウクライナに戦争の方程式を変える軍事訓練プログラムを提供
関連記事:ロシア軍は召集者に再訓練を施すリソースがなく、防寒着の自費購入も要求
※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России
>ウクライナの総兵力は95万人
改めてその兵力を見てみると、これはもうロシアにとっては絶望的な戦力差なのでは?
アウェーで兵力が半分以下で装備も劣り、士気も低いのに、練度でも著しく劣るとなれば
いくら兵士を投入しても、もはやすり潰されるだけだと思います。
ロシアは国境まで退却すれば、ウクライナはそれ以上攻撃しないことになっているので
さっさと撤退してもう一度一から訓練しなおすべきだと思いますが、
独裁国家と言うのは簡単には引き下がれないモノなのですね。
何万の命より大事なw
独裁者のメンツがかかっていますからね(´・ω・`)
合理的に考えたらそもそもこの戦争自体起きてないはずなので……
核兵器使用のリスクに関しては合理的に考えるロシア上層部が多いと思いたいですが、今までの言動を見るに、はたしてどの程度理性を期待できるのか不安ですね・・・
ウクライナが組み込まれていることがロシアにとっての「合理的」
と考える人たちがロシアにいっぱい居るので
その合理性とは誰のとっての、という話ですよな。
例えばムネオさんが言ってるのはウクライナは自己中心的で独裁的なロシアに服従しないとならないんだという話で、
頭が煮えてるだけなんですが
ウクライナは「クリミア半島もわが領土」と主張しているので、ロシアとしては引き下がれないでしょう。
クリミア半島を取り返されたら「侵攻したから領土が減った!」となります。
引き上げてやり直しという可能性を西側は与えてくれない、その間にウクライナはさらに増強されて手に終えなくなるだけだし、
プーチン政権が倒れるまでロシアへの制裁も終わらない
ロシアはすでに詰んでます
ポルジャンキ って自分は知らんかったけど
うまくまかないと靴擦れ起こしそうだな。
サラシや手ぬぐいや風呂敷の靴下版と思えばそこまで突拍子もないもんではないし、生産性は高いしまとめて洗濯出来たり、と軍装としてはそれなりに合理的で「靴や服に身体を合わせろ」よりははるかにマシだと思うけど、
動員兵のただでさえ少ない訓練時間をコレの巻き方に費やす、あるいは不十分な練習で冬場のウクライナに送り込んで靴擦れやら凍傷やらで戦う前に負傷兵にするのもどうかと思うよなぁ。
継続して使用してるなら徴兵で真っ先に習って毎日やれば嫌でも身についてるだろうけど、15年前から廃止を進めてたなら20代30代の動員兵の大半は全くの未経験だろうし。
90年代にミグ19で亡命した北朝鮮のパイロットが巻いていたのをネタにされていた。
動員された兵隊を千人くらい靴下工場で働かせても、前線に靴下は届かない。
こうなってみるとロシアの戦略ミスが目立つね
完全に結果論だけど、キエフ周辺から撤退した時点で予備役の動員を始めてたら全然違ったろうし
その前後でウクライナが走行車両や大砲の供与を求めて、今こうして反攻に繋げてるのをみると戦略の差がそのまま戦争の結果につながってる感
ほんともう、ロシアさんこの戦争やめたら?
戦略ミスというより、戦略目標がコロコロ変わっているのことが問題。①ウクライナ全土をナチスから解放②独立した東部二州の保護。③四州の併合④?
これでは長期的な必要なリソース見積りはできる訳がない。
一番の問題はロシア進攻によって、プーチンはウクライナ人の国家意識を目覚めさせて、ウクライナ国内でロシアに対する抗戦世論を一本化させたことですけどね。
①の戦略目標が漠然としすぎてロシア参謀部も各部隊の部隊長、末端の兵士まで戦争の具体的なイメージが掴めなかったと思う。大日本帝国軍みたいに軍隊に敵の刷り込みができてなかったから緒戦のモタ付きになったかと思う。
他の方も書かれてるけど。キーウ攻略が失敗してから停戦協定でも結び北部戦線に出してた部隊の立て直しを計っていたら、ドネツクとクリミアと多少の占領地を固められ。露軍はここまでグダグダにならなかったかも。
電撃的にキーウを落とせなかった時点で和平交渉してLNR・DNR支配地域のロシア併合を認めさせて、いったん終戦させる、これがロシアにとってはベストな選択でしたね。あの時点ならNATOもその条件を飲んでいたでしょう。
HIMARSがウクライナ軍に提供され実運用開始された時点でこの戦争はもうウクライナ勝利で確定してました。あとはプーチン失脚がいつになるかだけです。
キーウを落とせるかが分水嶺で、無理やりの電撃戦で首都を落とせなかったという結果により、西側諸国もウクライナへの支援が加速したからそんな条件だとウクライナや西側諸国はロシアとの停戦条約を飲まないでしょうよ
72時間後には消滅している国のためになぜ我々が支援しないといけないのか?
とか言い放った国があるらしい
その発言はそれとして、ウクライナは首都侵攻を自力で阻止した。
それがロシアの思い描いたたプランを崩壊させた。
ロシアはプランAの失敗を全面攻勢で回復しようとしたが、それも凌ぎきられて今の状況。
全ては楽観的なキーウ攻略楽勝プランが原因だと思うけど。
これは開戦当初からロシアはキーウ攻略一本槍で、失敗後を考えてないのでは、という意見もあった。最初から舐めプモードで蹴飛ばされただけだから。
いや必死で「撤退じゃない転進だ東部への再配置だ」と言い張ってる最中に国内で動員なんか始めたら負けを喧伝する様なもんでは。
> 必死で「撤退じゃない転進だ東部への再配置だ」と言い張ってる最中に国内で動員
を結局今になってやってるじゃないですか?
つまりはそういうことです
今「撤退じゃない転進だ東部への再配置だ」を信じてるロシア国民なんかおらんでしょ。
4月の初めなら「性急に過ぎた電撃的な首刈りが失敗しただけ」で「戦線を整理して兵站線の短い東部に圧倒的な戦力を集中すれば普通に勝てる」という見方が間違いなくあった。あの時点で派手に動員なんかしてたら「何でやねん」となったでしょうよ。
ああ別に「先月が動員のタイミングとして正しかった」と言ってる訳じゃなくて「4月は4月でダメだった」と言ってるだけだからね。
> キエフ周辺から撤退した時点で予備役の動員を始めてたら全然違った
これをしても、アフガンのようになる可能性があり、戦闘で勝って統治で敗北もあり得た。
プーチン、パイデン馬鹿にしてたけど、より簡単な戦闘でしくじってんのなさけない。
というよりミスってない事を探す、良かった探しをするレベルかも
国・政治・国民・戦略・戦術・統治を思いつく限りで良い所が無い
「ポルジャンキ」って、モノかと思ったら「足への布の巻き方」という技能ね。靴下を提供して、その時間を他の訓練に充てた方がよっぼと良い。
ポルジャンキ自体は、ブーツの中を布で埋めること、通気性があることから、ちゃんと巻けば靴下よりも快適なんて話もあるようですね。長年運用していて、塹壕足続出とかになってないということは、それなりに合理的な装備なのでしょう。
ただ、問題はそこではなく、厳冬期の戦場では、全身装備の弱いところから寒さにやられてしまうため、装備はどれも必要です。武器や食料が足りないのは論外ですが、優先度の高い順にといっても、無いモノは工夫しようがありません。
……普通、軍服と言えば、ヘルメットからブーツまで全身フルセットだと思うんですが、この分だと、ナチスドイツの国民突撃隊のように、私服に腕章だけ、というオチになりそう。
これが侵略軍だと言うのだから、嘘みたいな話ですよね。
独裁国家の硬直性なのか、コンコルド効果なのか。
ウクライナ軍の最近の発表では、ロシア兵の戦死者数を少な目に報道している、とも言われてます。かなりハイペースに殲滅できてて、逆にウクライナ兵が動揺しかねないから、とも。
或いは逃亡時、軍服を脱ぎ捨ててるせいで軍人と判断できないせいかもしれませんが。
哀れですが、倒しやすい素人兵ばかり、というのはウクライナ軍の損害が減るので大歓迎です。ロシア社会が耐えきれなくなるまで、前線送りを頑張って貰いましょう。
ウクライナ義勇兵は装備は自前ですが米軍を始めとする西側諸国の軍隊の払い下げ品を活用するなどして全身フルセットをしている方がほとんどです。一方でロシア動員兵、銃は錆ついた物を渡され、西側諸国の軍隊では標準のボディアーマーさえ支給されないようで、これで満足な訓練も無く前線送りにされるのですから死傷者や逃亡兵は続出するでしょうね。
ロシア国民には①国外脱出、②投獄や強制徴兵を覚悟での戦争反対デモ、③国民共和軍や自由ロシア軍団などの反体制派に参加してプーチン体制の打倒を目指すくらいの選択肢しかなく、逆にロシア社会がそこまで追い込まれているとなるとロシア連邦崩壊は現実的になるかもしれません。
〉装備は自前ですが米軍を始めとする西側諸国の軍隊の払い下げ品を活用するなどして全身フルセット
この辺りの事情が、
「ウクライナ軍は既に消滅してて西側の傭兵が~」
といったとんちんかんなデマの元になってるんですかね?
だいたい傭兵だけでこの反攻戦やるとしたら、
中小の国の軍隊がすっからかんになる規模ですよね・・・。
そんな頭数の傭兵っていないと思う。
我が国の手痛い経験をロシアに教えるべき
敗戦のときを間違うと被害が倍増する
今でしょ!
確かに太平洋戦争に置き換えると面白いかも。
ハワイ強襲がキーウへの進軍で、モスクワ撃沈がミッドウェー、今は珊瑚海開戦くらいかな?
引き際としてはそろそろ限界だね。
投資やギャンブルには「損切り」と言うのがあります。
損失額が所定ラインに達したら、負けを認めそこで決済する。
それをやらずに負けを取り戻そうとすると、破滅する。
ロシアは破滅への道を歩んで、いや駆け足になっているように見えます。
ギャンブルと言ってもロシアはカジノや相場でギャンブルに興じたという訳でもなく、他家への押し込み強盗と認識されてるから損切りと言っても難しい話では。
身ぐるみ剥がされても文句は言えん立場。だからプーちんは徹底抗戦(侵攻国ですけど)なわけで。
「ロシアの梅」という通販サイトで「ロシア連邦軍 官給品 イタリア製 ソックス 靴下」という商品が販売されています。書き込んだ時点では在庫があります。
官給品なのにイタリア製だったり日本の通販サイトで横流し(?)されたりで、乱脈ぶりが伺えたのですが、実際に靴下が枯渇するとは。
冬用の靴下くらいなら私物でも代用できますけど、替えのきかない装備まで不足するのなら大変でしょうね。
官給品がイタリア製なのは別に何もおかしくないと思うけど。
日本でも自衛隊の制服のコストを下げるため「中国産でいいだろう」と言った政治家が、いたとかいないとか・・・。
そのイタリア製靴下がいつごろ発注された物かわからないので(ロシアがG8に所属していたような蜜月時代の物の可能性もある)なんとも言えませんが、軍服のような先進国なら自力で揃えられそうな装備は自国内で調達するのが普通です。
海外に発注するにしても同盟国までですね。
でないと今回のロシアのように、兵を集めても碌に軍服すら支給できない事態に陥ります。
ロシアは工業的には先進国ではないので(航空宇宙分野を除く)。
一度後退したら、ウクライナは国境沿いの主要進撃ルートは要塞化するでしょうし、国内の親露派は徹底的に排除される。明白な反逆行為があったものは、EU、NATO加盟の資金石となる為、非公開では無く国内法に従って公正な裁判で処罰されるでしょうし、明白な反逆行為がなかったにしろ、親ロシア派とされた人々は国外追放処分など親ロシア派は一掃されるので、完全アウェー状態になるでしょう。
更にウクライナ軍は、後続の最新型の西側兵器が継続的に供給され、更に精強化していくので、戦力差は縮まらない。
つまり一旦占領地を放棄して立て直すという選択にメリットが無く。なんらかの打開策を見出せるまで、持久するしか無いのが現実です。正直詰んでる途しか言いようが無い。
またシベリアに連れさってウクライナ人の返還問題は、人道問題でも有るので、仮にロシアが国境線まで下がっても、その送還がない限りウクライナは戦争を継続し、一部ロシアに侵攻する可能性は否定できません。問題が問題だけに西側も掣肘しにくいですし。
ロシアが下がるのであれば、最低限の現状復帰(送還)を含めた停戦協定など双方が矛を収めるための儀式も必要になるでしょう。まぁプーチン政権が瓦解でもしない限り、無理ゲーですが。
ウクライナが要求している最低ラインはクリミア含む全領土の奪還とプーチンの更迭です。
どのみちプーチンが失脚しないかぎりはルハンシク・ドネツク・セバストポリを奪還しようがこの戦争は終わりません。
秀吉の時みたいに、プーチン死んで総撤退で終わるかも?
プーチン、ロシア人だし、そろそろ寿命か?
政治的なショーというものは、主たる対象が国民向けか外国向けかで異なります
エリザベス女王の国葬は双方を満たす見事な行事でしたが、
中国の軍事パレードは実は前者であり、北朝鮮の核恫喝とミサイル実験乱れ打ちは後者と、それぞれのお国の事情から察するのは容易いですが、
盛大に百万人動員をぶちあげて、対象国民が大量難民化して、かつ徴兵されても訓練も武装もままならぬ実情が晒されて、
ロシアはいったい何をしたかったのかと
ロシアンフレンズは 冬が来れば冬将軍がロシアの味方をするって 言ってたけどどうもなりそうにないな。
ロシアは新素材とか使ってなさそうだし。
日本はヒートテックぐらいは送ればよさそうなものだが。
そういう人たちって、ウクライナも北国なことを忘れているんですかね。しかも地元です。
ウクライナ軍の冬用装備はもう配布されていると現地の方が言っていました。逆にロシア兵の捕虜を見ると防寒装備が無くて凍えてるそうです。
兵士用冬装備があれば、歩兵として作戦行動をとれそうですが、重装備の冬期対策がどうなっているのか気になる。
軍用タイヤの耐寒仕様や、油圧オイルの耐寒対策、制御用コンピューター(半導体)の耐寒対策…どのくらいまで作戦行動がとれるのだろう?
ウクライナはドンバス戦争を何年も戦っているので、そのへんの知見はあるのではないでしょうか。
海外からもらった兵器がどうかというのはありますが、米軍などは世界中で戦うのが前提なので厳寒地でのテストは当然やるでしょう。
ザイリンクスという半導体メーカーの「ミサイルおよび軍事品」というページをのぞいたら
防衛用:-55°C ~ 125°C
産業用:-40°C ~100°C
となってました。
まあ、防衛用というのを使ってれば大丈夫なんじゃないでしょうか。
ロシアはよく民生品を流用してるとか聞くけど、どうなんだろう。
ミサイルや航空機に使われる可能性のある半導体は高空のアホみたいな低温(1万mでざっくり地表の気温-70℃)に耐える必要があるのでそんな仕様になってるんでしょうけど、軍用の機材が何でもかんでも-55℃環境、しかも野外放置で平気で稼動するか、つーたらそんな訳はなく。
可動部品とか、油圧や潤滑や冷却等の液体とか、低温や結露、凍結への対策が必要な要素は色々ありますからね。
ヒートテックって、動かないと全然温かくならないんですよね。むしろ、寒いくらい。
「ヒートテック 山登り」で検索すると沢山ヒットしますが、ヒートテックだからこそアウトなんです。
・動いて汗をかくとどんどん発熱してオーバーヒートを招く
・止まっている時にはたいして汗をかかないので温かくならない
つまり、その特性が本来欲しい機能と真逆なんです。
ただ、民間用の服装はいざと言う時救助しやすいよう目立つ配色なのに対して、軍人の場合、溶け込んで目立たない配色する必要が出てくるので、量の多い民生品もそのまま送れる訳でないのが悩ましいところですね。
厳冬期にも動いてよし、止まって良しなインサレーションウェア(保温性があり、透湿性がある暴漢ウェア)は確かにモンベルなどでも沢山販売されているんですが……。
すみません、暴漢ウェア→防寒ウェアです。
暴漢ウェアって、酷い誤字だ。
ヒートテックの特性を考えると「ロシアに送って」あげるのは効果てな支援かもw
「フィンランド軍の予備役の訓練時に渡される装備」という動画がTwitterで流れてきて、広大な倉庫みたいな建物に入り、出てきた時にはフル装備になっていました。フィンランドは人口が550万人なのに予備役が90万人で、そのうち28万人はすぐに動員できると言われています。普段から本気で準備しているのでしょう。
一方でロシアは、動員兵用の150万着の軍服がどこかに消えたと国会議員が告発していました。誰かが着服したのかもしれませんが(服だけに)、動員を開始してやっと気づくのもお粗末な話で、本気で準備していなかったのでしょう。
いまロシア軍にとって戦況は絶望的で、少なくとも主導権を取り返すのは無理な状況ですが、プーチンは動員兵をどんどん増やせばやれるという夢をまだ持っています。それがやっぱり無理だと悟った時にどうなるでしょうか。
それともう一つ、プーチンは「11月8日(現地時間)に行われる米中間選挙で共和党が大勝すれば米国によるウクライナへの武器支援が減って、今の劣勢を覆す事が出来る」と言う願望を抱いていると思われます
実際、FBIが最近になって中露の政府系組織が米国の選挙制度に欠陥があるとする誤情報を拡散しているとの警告を出しているので、プーチンは情報機関へ様々な選挙工作をやっていると思うのですが、同じく親露派とされていたイタリアの新政権が先日の総選挙で勝った時にウクライナ支持を表明した点を考えると、果たしてプーチンの思惑通りになるのか不透明な気がします
プーチンが欧米の支援疲れを狙っていたのは間違いないですが、ウクライナの最近の反攻でそのアテは外れていますね。アメリカの9月の世論調査では66パーセントの人が「長期化してもウクライナの領土奪還を支援するべき」と答えており、議会で共和党が主流になっても逆回転はしないと思えます。多少やりにくくなる可能性はありますが、外交・安全保障は大統領の専権事項ですし。プーチンは藁にも縋る思いかもしれませんが。
イタリアの同胞(FDI)は右側政党ですからね
今ロシアの味方をしたところで西側のウクライナ支援が途絶えるわけではなく(=ロシアからのエネルギー供給安定度が2014年以前の水準に戻るわけではない)、それでいて西側諸国からのイタリアへの風当たりが強くなるだけという百害あって一利なしという状態になるだけです
一方でアメリカに関しては他国とは桁が違う支援を行っている(=自分たちの税金が浪費されていると見ているアメリカ有権者が少なくない)ので、支援をやめるだけでも大金の流出が止まるという一般人にとって分かりやすい指標があり、よって過度に楽観視できないと思われます
アメリカはウクライナにこれまで2兆円の支援を行っていますが、
これはアメリカの軍事予算のわずか2%です(=一週間分)
アフガニスタンでは100兆円の支援が垂れ流されるまで
支援を止めようとはしませんでした。
また軍事産業は共和党とも結びつきは強いので、勝ち筋の見えてきた戦争から
あえて手を引くような真似はしないでしょう。
このくだらない戦争に、また1450万人失う用意ができてるのかな?
ナチスに一方的に攻められた決死の反攻でなく、プーチンの野心でしか無い戦いに。
リンク
これが露助の多数派である年寄り共の思考なんだけどね。
こいつらが死に絶えないかぎり変わらない。
軍服、1セット1kgとして150万セットだと1,500トン。
そんな量、横流しとかも難しく、購入されてなくて、そのままヨットとかに化けたのでは、と言う憶測がありました。
正直、思ったより少ないって思った
ロシアはソ連時代に比べて豊かになった分、既に出生率が2を切ってる
その分、人的資源の消費によるダメージは、かつてより大きく深刻になるはず
是非もっと動員し、どんどん消費して欲しいね。特に極東から
日本を侵略している侵略者なんてお星様にな~れ
すでに少ない男性労働人口を動員しまくって、1000万人ぐらいは肥料になって欲しいですね
ここまでくればロシア周辺国の未来は安心材料が増えます
無理やり動員されて、ろくに装備も支給されないって
ロシア政府に対する不満を持つ人間を20万人+家族分増やしただけのような
イギリスによるウクライナ軍の訓練は、
ウクライナは訓練された兵士を獲得できる
イギリスは他人の土地で宿敵ロシアをボコれる
とwin_winですな
今回は冬将軍が見方さしてくれなそう。
大丈夫大丈夫、靴下なんて可愛いもんで寝袋もコートもたいしたもんないけ、冬にはどのみち氷漬けになるっちゃね
日本人義勇兵の方の話では
冬装備が足りないロシア兵の中に咳の症状が見られ
コロナがまん延している可能性があるとのこと。
降伏した捕虜は健康診断も行わないと
ウクライナ側にまで感染者を出してしまい
非常に迷惑な話です
Iswのレポートにも出てましたね
ロシア兵の半分以上がコロナに感染している可能性があると
ろくにロシア人はワクチン打ってないでしょうし
ウクライナ軍の方は大丈夫でしょうか
スペイン風邪というワードを思い出しました。あれは戦局に影響したと言われますが、「どう」影響したのかは情報統制のため結局詳細分からずじまいだそうで…。このまま環境の劣悪なロシア軍にコロナがトドメを刺して戦争終結が早まる展開ならいいんですが。
twitterで流れてきた主砲に白旗巻いたロシア軍BMP-2が投降してきた動画見てゲラゲラ笑ってる。キュラキュラ…って感じで
リンク
ところで折角捕虜になりたくて投降してきた兵士はわざわざ捕虜交換の対象になってロシアに帰りたくないだろうし、今後この傾向は増える。今後捕虜交換に応じるロシア人捕虜の数が足りなくなったらどうするんだろう
部分動員30万人だっけ?西側の援助だけでどうにかなる数字じゃない気がする
単純に、歩兵不足だから動員したいけれど、兵隊に行きたくないという実利的にも、ルースキィ・ミールの世界観で言えば「主権」がないウクライナ相手に動員をかけるというメンツの問題としても、動員をかける政治的コストが高いためやらないつもりで何の準備もしていなかったので、追い詰められてやらざるを得なくなっても機能しない、というのが実情ではないかと思います。
ウクライナ側にも小さくない損害も出ているし決してワンサイドゲームな状態でも無い。あらゆる情報がある中でロシア側の損害を膨らませている内容もある可能性もあり耳障りの良い話ばかりに注目してないだろうか、今回の話は別として正直情報量が多くてファクトチェックって面倒なのよね。
最近でも使い過ぎと思われるクラブの砲身破裂も有ったように思うので直接破壊する事が出来ないにしろ、撃たせる事でウクライナ側にも砲身や砲弾の損耗を強いる事が出来るのは間違いない。
相手に直接被害を与えれば御の字で間接的にでもウクライナ側の兵器や兵士の装備や精神的に消耗を強いる事が出来るなら十分と思っての動員ならロシアの考えはなかなかの物だとは思う。
ウクライナ軍の武器が自壊するまでロシア軍を好き放題に撃たせるのが狙いとか言い出してるの、涙が止まらない
ロシアの誇る圧倒的な物量という話は
150万人分の冬季装備と一緒にどこかに消えちゃったんだろうなあ…
そう言えば、クレミンナでロシア軍が戦線から飛び出して突破を図ったとの情報が出ていますが、果たしてどうなるのでしょうね
ウクライナの消耗を期待できるほど ロシア軍に余裕はないw
イジューム陥落時の親露派に言わせると 戦力差は8:1だそうだ。 ウクライナが8ね。
前線のウクライナ兵も戦力はウクライナがうわまったといってるから 8:1は誇張にしても逆転してるのは間違いないだろ。
ロシアは在庫限りの兵器と新兵同然の徴兵で戦うしかない。
圧倒的な軍事力と兵器量を持ったロシアはもう遠い昔の話になった。
「大砲の餌」という言葉をこんな長文で正当化してもらえたら当の「餌」達も少しは浮かばれるのかなぁ。
ウクライナの反撃が始まってからはワンサイドゲームになってません?
装備・補給・食料・資材・機材が最低限すら揃ってないから、ロシアの防御体制が貧弱になっていますので
防御が硬いと観測されてる場所は迂回包囲して敗走させてから、逃げてる所を一方的に殺してます
そして、現代戦の対応の防御態勢をできてない肉壁では、交換比率がウ1:100ロでもおかしくないです
撤退するのに後退戦をできてれば別ですが、ロシア軍の後退=潰走なので被害が増えるばかりでしょう
みなさん思い出してください、
3月時点のロシア軍にはすでに冬期装備が枯渇してた事を
あのときですら。冬用装備を着てるロシア兵の死体はまばらで、鹵獲品にも冬期装備はなく
粗末な塹壕に足を濡らしながら震えていたロシア兵、
しかも食料・水も無かったのは当時もです
(3月のウクライナは最低気温が氷点下です)
つまり、何も悪化してません、ロシア軍の平常です
30万人の動員でロシアはどの位戦闘部隊を増強するつもりだったのでしょうね
額面で考えると170個BTGは編成できる位の人員増なのですが…
通信機器も無いので戦列歩兵しかできないだろうし、60個歩兵部隊ぐらいじゃね
60個歩兵大隊を編成して残りを既存のBTGに補充して歩兵大隊を盾にBTGが火力で…無理そうですね
日本語の音訳では
『ポルジャンキ』ではなく
『ポルチャンキ』が一般的なようです。
このキーワードで検索すると楽天などでも購入できるようです。
こちらの方のブログが詳しく解説されておられますね。
ソ連軍ブーツの必需品 ~ ポルチャンキ
リンク
>>名称は「ポルチャンカ」、両足分2足1組で使うので複数形で「ポルチャンキ」と呼ぶのだそうです。
また実生活に役立ちそうもない知識が増えてしまった。。。
内部で情報の共有がうまくいってなくて今更兵員が足りないことに気づいて急いで動員してるってのが実態だから準備も滅茶苦茶なんだろう
そもそもまともに戦わせたいなら数か月必要なのはそれが普通だわ
すぐにでも送らないといけないと動いてるのは兵員不足の実態に上層部が今更気づいたか隠していたが大敗でプーチンにばれて急いで対応してるとかそんなしょうもないレベルでしょロシアなら
これまでやってきてることがそういうレベルだもの
きっと現在進行形で上には隠されてる問題がありまくってこれからそれが表に出てきてまた大混乱とかやると思う
くつ下足りないのも書類上はあるんだけど必要になって探してみたらなかったとかそういうのが普通にあるのがロシアだわ
かつての冬戦争においてフィンランドの女性は老若男女を問わずひたすら靴下編み続けて前線へ送ってたそうな
ロシアの冬将軍が今回は味方してくれないって意見がちらほらあるけど
フランスやドイツみたいな本格的な冬を知らない国が舐めた装備で自滅しただけであって
フィンランドやウクライナなら慣れ親しんだ一季節でしかないからそりゃ普通に戦えるわな…
むしろロシアが一番冬を舐めてるまである