プーチン大統領は部分的な動員が必要な理由に「ネオナチ組織だけでなく西側諸国の軍事機構全体を相手にしているため」と主張しており、ロシアを核兵器で恫喝するなら自分達も同じ目に遭うだろうNATOに警告している。
世界征服を企む者、我が国の解体して奴隷化を企む者との戦いは、我が民族の歴史的な伝統でもあり宿命でもある
プーチン大統領は21日の演説で「国防省と参謀本部の提案を支持して部分的な動員を行う必要がある」と明かし、ショイグ国防相も「予備役30万人」の招集を発表したが、プーチン大統領の演説した内容を分かりやすく要約すると以下の通りになる。
西側諸国はソ連を分裂させた成功体験に基づきロシアの弱体化・分裂・破壊を目論み、長い時間をかけて計画を練っていた。
ウクライナでもロシアへの憎悪を意図的に煽って我が国との戦争に突き落とした。
現在のキーウ政権もドンバス問題の平和的な解決を公然と拒み、核兵器の保有まで表明したため我が国との戦いは避けられない運命で、クリミアへの攻撃は必然的だ。この状況下で先制的な軍事作戦を行うという判断は絶対に必要なことでドンバス解放という目的も何一つ変わっていない。
ルガンスクではネオナチを一掃できたがドネツクでは今も戦いが続いている。
この特別軍事作戦には契約軍人に加え、国籍も職業も年齢も異なる真の愛国者がボランティアとして参加しており、彼らは心の底からロシアとドンバスを守るために立ち上がったのだ。
私は政府と国防省にボランティア、ルガンスク、ドネツクの兵士がロシア軍の兵士と同じ待遇や保障を得られるよう、特に装備の供給や編成においても十分な組織化が行われるよう指示した。
今日明らかにしたいのは特別軍事作戦の開始後、我々の提案にキーウ政権は非常に前向きな反応を示していたという点で、この提案はロシアの安全保障や国益に関わる内容だった。しかし平和的な解決は西側諸国の考えに削ぐわず、一定の妥協後にキーウ政権は合意を破棄するよう命じられ武器の供給量が増加した。
ルガンスク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソンの軍民行政府は自分達の将来を決めるため国民投票(ザポリージャとヘルソンは住民投票)を行うことを決定、この措置を支持してくれるよう我が国に要請してきたのである。
我々は投票が安全な環境で行われ、人々が自らの意思を表明できよう努力するつもりで、彼らの将来を決める決定を支持する。
ロシア国民の皆さん、先程述べたように我が軍は1,000km以上の長い戦線で活動している。
我が軍が実際に対峙しているのはネオナチ組織だけでなく、西側諸国の軍事機構全体にも立ち向かっており、このような状況下で祖国や主権や領土を守り、我が国の国民や解放された地域の人々の安全を確保するためには国防省や参謀本部が提案する部分的動員を支持する。
攻撃的な反ロシア政策において西側諸国はあらゆる一線を越えており、欧米の無責任な政治家の中には長距離攻撃兵器をウクライナに提供すべきだと主張する者もいる。
このようなテロ攻撃は既にベルゴロドやクルスクなどの人口密集地帯で行われており、NATOは高度なシステム、航空機、船舶、衛星、無人航空機を使用してロシア南部をリアルタイムに監視している。
ワシントン、ロンドン、ブリュッセルはキーウ政権に「ロシア領内での軍事作戦を行え」と働きかけており、核の恫喝もチラつかせている。
西側諸国はザポリージャ原発への攻撃を奨励するだけでなく、NATO主要国はロシアに対する大量破壊兵器の使用を容認する発言を行って我々を脅しているが、我々にも様々な破壊手段があってNATOよりも優れた武器があることを思い出してほしい。
もし我々の領土が脅かされるなら国家と国民を守るため、使用できる全ての手段を用いることになるだろう。
これはハッタリではない。
我々を核兵器で恫喝するなら自分達も同じ目に遭うことを覚えておくべきだ。
世界征服を企む者、我が国の解体して奴隷化を企む者との戦いは、我が民族の歴史的な伝統でもあり宿命でもある。
我々の領土に編入するであろうルガンスク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソンが含まれるのかは曖昧
我が国との戦争に突き落としたという部分は2014年の事を指しており、核兵器の保有まで表明したという部分は2月24日の演説でも触れている部分で「ブダペスト覚書が機能していないと言及したゼレンスキー大統領の発言」を指している。
つまりフルシチョフが勝手にウクライナへプレゼントしてしまったクリミアを取り戻しだけなのに、西側諸国に操られたウクライナは核兵器まで手に入れてクリミアをロシアが奪おうと狙っているので、この段階で叩いて脅威を取り除いておく必要がある=特別軍事作戦は侵略戦争ではなく必然的に起こえる戦争を未然に防ぐための予防措置だとプーチン大統領は主張している。
今回の演説の核心部分である「部分的な動員」が必要な理由には「ネオナチ組織だけでなく西側諸国の軍事機構全体を相手にしているため」だと述べており、さらに核兵器の使用についても「NATOが核兵器で恫喝するならロシアも核兵器を使用する」と主張しているが、我々の領土に編入するであろうルガンスク、ドネツク、ザポリージャ、ヘルソンが含まれるのかは曖昧だ。
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※アイキャッチ画像の出典:Vitaliy Ankov/CC-BY-SA 3.0
正直どこから突っ込めばいいのかわからないんだけど。
あとソ連は勝手に自爆しただけでは?
ソ連邦解体を決意したゴルバチョフもロシアで評価されてないからそんなもんでしょう
自分からウクライナ戦争に負けて欧米にエネルギー供給奴隷になりに来たのは斬新ですね
仕事柄、笑いながらどこの資源取るかと笑いがおさえられません
自分が勝手に核使うって言ってるだけで西側は誰も言ってないわけだが。
ほんとそれって100万回言いたいわ
ドンバスが無理だから西側が侵略してきてるかのように話をすり替えてる
ほんと気持ち悪い詐欺師だわ
マクロンへの愚痴をはじめこれまでの発言を見ると、本気でそう思い込んでいる可能性さえあるのが恐ろしいところ
言ってることが滅茶苦茶で草も生えません。
今までも今もこれからも、ロシアの崩壊に最も貢献しているのはプーチンと政権、そしてそれを支持するロシア国民の感情でしょう。この状況で欧米や国際社会を主犯格扱いするのは「第一次世界大戦におけるドイツ帝国の敗北は国際ユダヤゲートによる銃後でのサボタージュによるものだ」とか「太平洋戦争は大日本帝国を排除したい米国の策謀によって始まった」というのと変わらないですよ。
今起きていること、あるいはこの20年でロシアが行ってきた悪行をロシア人自身が直視できる時代が来る事を祈るしかないです。
俺のいる世界線とは違う世界線の話かな
最初の世界線ならばプーチンもこんな苦労はしなかったろうか?
ますますちょび髭化が進んでるな。
あいつは最後どうなったっけ?
どこから突っ込めばいいのやらという内容ですね。欧米はロシアの解体など望んでいないし、核兵器で恫喝してもいない。
ロシア軍がウクライナの侵略を辞めればこの戦争はすぐ終わるわけで、ロシアの存亡をかけた戦いでも何でもないのです。ロシア人はこのプロパガンダを信じるのでしょうか?
今回ロシアは3つの点でエスカレーションしたと言えます。
・一般国民に動員をかけた
・核兵器を使うと明確に恫喝した
・自分たちの敵はウクライナというよりNATOだと公言した
これまで欧米はエスカレーションを気にしてウクライナに提供する兵器を小出しにしてきましたが、あちらがここまでエスカレーションしたのだから欧米側も対応してレイズする(賭け金を上げる)必要があるでしょう。危険性は増しますが勝負から降りるわけにいかないですから。
褒められた事では無いが中東の資源国に対して人権云々で本気で詰め掛ける日欧米人がどれだけ居るのか。それに倣いオリガルヒと一緒に資源売り続けてプーチン朝ウラジーミル帝ごっこしてたら良かっただけの事を、意味不明な倒錯をして反欧反米反日を叫ぶ。頭Zの親玉なんだから当然だけど全くの論理ゼロだよね。
欧米にゴマをすって媚びまくるだけで、資源収入と欧米からの投資で安泰だったのにね。
G8の席まで用意して迎え入れようとしていたのにね
ロシア兵死者が6000名でウクライナ兵死者60,000名
(正直言って逆ならまだ説得力ある)
なのに30万人徴兵動員しますって支離滅裂の世迷言を言う連中だ
もしロシアが核を使っても間違いなく
ウクライナやNATOが使ったという大嘘を突き通すのだろう
駐日露大使にしても露国連大使にしてもロシア人という連中は
嘘を突き通せば現実になると思っている精神性だと理解した。
ロシアの理屈なら
沿海州を中国に
カリーニングラードをドイツに
カレリアをフィンランドに
北方領土を日本に
返還するべきではないのか?
当初からだけど、パラノイアを相手にしているような途方もない無力感を覚えるね。
プーチンはサイコパスだな。
身勝手な屁理屈を述べているだけだ。
マジで危ない人物だ。
こんな相手の介護役になったマクロン大統領の苦労たるや……
侵略直後に精神異常説出てたけどその通りだわ
何を言ってるのか全く分からなかったけどコメント欄見て安心した
核兵器を崇拝する宗教?
先制攻撃を相手の所為にする宗教。
まあそんなに驚くべき事は言ってないと思うのは、私の感覚が麻痺しているだけ?言ってること自体は前から変わってないし、ロシアならそう言うしそう思うだろうなとしか。
むしろロシアみたいに考えるのが普通で、負けたらさっさと考え入れ替えた日本が異端だったのかなあ。運も味方したとはいえ、経済大国になってんだから
なんだいつもの被害妄想か
読解する価値もないな
嘘を言っている本人が嘘を信じてしまいそうな恐さがある
嘘を100回言ったら、(言い出した自分たちへの)真実になる
自分らが世界からもんっっのすごく嫌われているのを自覚していることだけは理解できた。
これだけの長さの演説に、これだけの数の欺瞞と責任転嫁を詰め込めるのはある意味才能。
ヤツは嘘をつく天才。国民を騙す天才。
プーチンの年齢からして“後期高齢者”の人生の後始末を考えているように見える。
「洪水よ来たれ」とまでは言ってないが、東西対立の決着をその目で見たいのだろう。
しかし世界は彼の思っているような19世紀的な単純世界ではない。
あらゆるものがあらゆるものと関連し、あらゆる国があらゆる国とつながっている。
いま世界は21世紀に向かうか、19世紀に戻るか、それを模索し苦しんでいるように思える。
ロシアの国営放送はよっぽど暇なんだな。こんなボケ老人の世迷言を延々垂れ流すなんて
ボケ老人の介護はロシア国内で完結して欲しいですね。
彼の言い分だと偉大なソ連を崩壊に導いたのは西側諸国の策略なわけであって、復活したロシアは絶対同じ目に合わさないっていうのが頭の中にあるんでしょうな。
どのくらいの割合かは分かりませんがそういう考えするロシア人も一定数いるんでしょう。
その世迷言を支持する層がいるんだから始末に負えん・・・。
将軍様が死んだら大げさな演技で泣きじゃくる人達の方がまだ可愛げがあるわ
西側諸国はザポリージャ原発への攻撃を奨励するだけでなく
↑なんでこれ誰も突っ込まないの 笑
こんなキチガイを擁護してる人がいるんだからさらに笑っちまう
今更な話、国際社会へ道理を説こうなんて意思は端からなくて情報統制中の国内へ向けたプロパガンダでしょ
あとはロシアに賛同する中国やイランなどの国営放送でも流されるでしょうね。
反米、反西側の国々の国民の中にはこのナラティブを受け入れてしまう人がいるかもしれません。
全く不要な数々の失策によって、ロシアを最終的な解体に導いているのは、プーチン大統領であることは明らか。
プーチン氏は速やかに自身を投獄しなければならない。
権威主義は法律、契約、条約、宗教、モラルなどあらゆる面より上位などで
何が正しいか根拠や論理が存在しないので
むき出しの利益が唯一の正義となります
そのため主張や根拠がその瞬間の利益の為に変化します
嘘や、因果関係、時系列、ダブルスタンダードなど矛盾した主張は当たり前で
唯々己が利益を欲して吠えているだけです、故に彼らの言葉に意味は存在しません、
利益が正義の為法律、条約などを守れという主張はは権利の侵害にあたり
彼らからは西側は権威主義国家に攻撃を仕掛けているとみなします
彼やに理解できるのは何方が軍事力が強いのかだけです
戦争に負けることは自己の正義とアイデンティティーの崩壊に直結しているのかもしれません
矢面に立っているウクライナに対して非常に申し訳ない言い方をするが、今の状況は西側にとって東側主要国のロシアをどれだけ削り取れるかというボーナスステージだからな
無論止める方法はただ一つだけある
今すぐにロシア自身がウクライナの領域から一切手を引くことだ
今すぐに西側の資源会社のコントロールを受け入れろてなるでしょう
今は超ボーナスステージなので他資源系会社は即効で撤退しましたし、ロシア政府なくなったら資源権益買って輸出を高い金額でロシアに負担させればいいので。
>私は政府と国防省にボランティア、ルガンスク、ドネツクの兵士がロシア軍の兵士と同じ待遇や保障を得られるよう、特に装備の供給や編成においても十分な組織化が行われるよう指示した。
プーチン「ただし現代のロシア軍装備とは言っていない」
ウクライナのロシア軍兵士も、兵站が弱いのでたいへんみじめな待遇を受けているようですが。
いやあ素晴らしい演説でした。
なんというSFの一節なんでしょうか?
加害者が不利な立場になると逆に被害妄想にさいなまれるという例
ウソも百ぺん言えば本人も信じるというか、精神が異世界転生してますな。
この戦争で世界が学ぶべき教訓は65歳位を政治家、国家元首の定年にするべきだと思う。
勿論、大河の後白河法皇みたいに裏でちょこちょこするのも駄目!
>>ロシアの弱体化・分裂・破壊を目論み
それはおまえじゃい!!!
動員にかんする話と以外、主語を入れ替えると極めてしっくり来るのはわたしだけ?
例)
>西側諸国はソ連を分裂させた成功体験に基づきロシアの弱体化・分裂・破壊を目論み、長い時間をかけて計画を練っていた。
ロシアはクリミア(或いはジョージアの領土)を掠め取った成功体験に基づきウクライナの弱体化・分裂・破壊を目論み、長い時間をかけて計画を練っていた。
軍部は泣きそうw
NATOと戦うとか無理ゲー
いくらロシア軍があほでもNATOに勝てないぐらいは理解するだろ
翻訳ありがとうございます。
うーん。これで国民は立たないだろうね。我が国の大本営を参考にしたらいいと思うw
宇軍は侵略者が砲弾の雨を降らせてるから戦おう!で済むし。負傷した兵隊さんがルーデルみたく再出撃を望んでる状況。
サッカーの試合と戦争を一緒くたにするのはアレだけど。プレイヤーが何を掛けて勝とうかとするモチベーションは大事なんだと思う。根性論ではないけど。戦力がどうにかバランス取れる状況で、頼りになるのは人のやる気と創意なんだろうな。
露助に足らん部分はここかと思う。
「ウクライナの独立と領土保全を保証する」という一般論が、プーチンにとっては「クリミアはロシアのもの、そもそもウクライナ全土がロシアの属領であり、独立を志向するなど言語道断で西側による破壊工作の結果である」という世界観だ、ということを示していますね。
ただ、こうやってロシアが世界観を開陳してくれるおかげで世論工作でつけいる隙は分かり、「西側諸国の軍事機構全体」=「強大なNATOを相手にしているから動員が必要」という理屈に対しては、西側は直接派兵は行っておらず空軍も海軍も武器は提供せず、陸軍部分ですら極めて限定的でハルキウでは旧ソ連製のT-72が主力だったという事実を摘示することが可能ですし、
「真の愛国者がボランティア[志願兵]として参加」に対しては、集まりが悪いから囚人の動員等まで手を付け、今に至って動員をかけたり契約兵の契約の契約を一方的に無期限延長するなど本心では誰もこの戦争に参加したくないという事実を摘示するなど、
いろいろな方法で揺さぶりがかけられるでしょう。
中国もロシアもまったく同じ論理で多民族を統制して支配してるけど、
それは誰のためであり何のためなのか
自由、平等、人権という価値を最優先する現代にそぐわないと切り捨てていい
人間より国家を優先する論理は東西問わず人類の敵だ