プーチン大統領はサンクトペテルブルク国際経済フォーラムで「ロシア人とウクライナ人は同じ民族なのでウクライナ全体はロシアのもの」「ロシア兵が足を踏み入れた場所は全てロシアのもの」「これはことわざや逸話でもなく古くからの鉄則だ」と述べた。
参考:Пленарное заседание Петербургского международного экономического форума
最初に軍事力を行使したのも「記章のない武装した兵士=Little green men」を送り込んでクリミアの主要拠点を占領したロシア
プーチン大統領はサンクトペテルブルク国際経済フォーラムで「我々には『ロシア兵が足を踏み入れた場所は全てロシアのもの』という古くからの格言がある」「これはことわざや逸話でもなく古くからの鉄則だ」と述べ、ウクライナと戦争になった原因についても「NATOの東方拡大」と「ロシア系住民の保護」を上げた。

出典:Президента России
“我々はロシア、ロシア文化、ロシア国民と血縁的に精神的に結びついていると自認する一部の人々、すなわちクリミアに住む人々を保護することを目的にしていた。その後にウクライナ南東部、つまりドネツク州とルハンシク州の状況を改善しようと試みたが、我々のイデオロギー上の敵は武力で問題を解決しようとしドンバス地域で戦闘を開始した。最初に軍事行動に出たのは我々ではない。ドンバス地域ではクーデターの結果を認めず、これを実行した陰謀者やクーデター政権の権威を認めなかったため、彼らに対して軍事行動に出たのだ”
“我々は状況を平和的にまとめるため交渉に応じたが、西側諸国が和平交渉を始めたのはウクライナに武器を送り込み、軍事行動を継続するためだった。そのためロシアはドネツクとルハンシクの両共和国の独立を承認せざるを得なくなり、西側諸国が支援する過激な民族主義者やネオナチが引き起こした戦争に終止符を打つため軍事行動を開始せざるを得なかった。つまりウクライナで起きている悲劇は我々の行動の結果ではない。世界規模の変化に我慢しようとしない人々の行動の結果なのだ”

出典:Минобороны России
“(ロシア軍は最終的にウクライナのどこまで進むつもりなのかという質問について)我々は何度もロシア人とウクライナ人は同じ民族だと言ってきた。その観点から言えばウクライナ全体がロシアのものだ。勿論、隣国には自国の主権と独立を確保するため努力している人々がいる。その人々に神のご加護がありますように。因みに私は彼らの権利、つまりウクライナ国民の独立と主権の権利を疑ったことは1度もない。同時にウクライナが独立し主権を獲得した根拠は1991年の独立宣言に明記されている”
“ウクライナは非同盟、非核、中立国であることが明確に記されている。そのためウクライナは独立と主権を獲得した根本的な価値観に立ち返ることが望ましい。さらに我々は紛争が始まった当初から直ちに戦闘を停止し、紛争地域からウクライナ軍を撤退させるよう提案してきた。紛争地域に住む人々は反国家的・反憲法的なクーデター政権下のウクライナで生きることを望まず、独立して生きるか、ロシア連邦の一部として生きることを望んでいるが、これをウクライナは拒否してきた”

出典:Оркестр Вагнера | Wagner
“これは政治的なものではなく軍事的な論理だが、最小限の損失で目的を達成するためには最適な進軍ルートを見極める必要があり、軍隊は(政治的な意志とは)異なる地域に展開することもある。我々には「ロシア兵が足を踏み入れた場所は全てロシアのもの」という古くからの格言がある。これはことわざや逸話でもなく古くからの鉄則だ”
この主張はロシアの正義や価値観からすれば正論なのかもしれないが、第三国の政治や選挙に干渉しているのはロシアも同じで、最初に軍事力を行使したのも「記章のない武装した兵士=Little green men」を送り込んでクリミアの主要拠点を占領したロシアであり、これについてはプーチン大統領も2014年4月「この部隊がロシア人兵士で構成されたものある」と認めている。

出典:Anton Holoborodko/CC BY-SA 3.0
それでも「最初に軍事行動に出たのは我々ではない」と言うのは「ロシア系住民を保護するための行動は軍事行動ではない」という理屈なのかもしれなが、もはや正義の定義や価値観が異なるので「どちらが正しいか」を論じても意味がなく、全ての上辺を取っ払えば「親欧米政権が誕生したウクライナから黒海艦隊の根拠地があるクリミアを奪還しなければならない」「ロシア系住民の保護はそのための口実」「奪還したクリミアに対する緩衝地帯や水を確保するため同じ手法でドネツクやルハンシクを確保しようとした」と言うのが本音だろう。
因みに元ロシア外相のイーゴリ・イワノフ氏も2021年11月、ロシアがウクライナ侵攻を実行に移した場合に達成しなければならない戦略的な目標について「歴史的問題の解決、南東部国境に対する西側脅威の排除、アゾフ海の完全な支配権、クリミア半島への陸路によるアクセスを確保しなければならない」「最低でも首都キーウの占領、西側に協力的な現ウクライナ政権の支配領域をドニエプル川より西へ追いやり親ロシアを標榜する新国家の創設が必要だ」と述べている。

出典:Президент України
どのように安全保障上の要件を設定するか、それを最もらしく見せる理屈に何を持ってくるか、どんなイデオロギー支持するかはウクライナにとってもロシアにとっても自由であり、ここに埋めることが出来ないギャップが存在する場合「自分たちの意志を相手に押し付ける力の強さ」によって全てが決まるのが、それでもロシアの主張は個人的に好みに合わない。
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※アイキャッチ画像の出典:Президента России
こんなふざけた主張が本気で通ると思ってるんでしょうか?
中国軍が北満州や沿海州、シベリア全土で実践してあげれば良い。
ロシアなんか、この前までモンゴル帝国の一部だったんだから、無くなっても何の問題も無い。
これ、エリツィン政権時とかになんかの拍子でうっかり北方領土返還されてたら、今頃とんでもなく面倒くさいことになってたんでしょうね。
いやホント北方領土問題の存在は、日本の国防に非常に有益だと思います。
ベアハガーの跳梁跋扈を掣肘できるネタ。
ロシアに決して心を許してはいけないという教訓を戦後80年経っても教え続けてくれます。
同じく竹島問題も韓国には一線を引いておかないといけないことを教えてくれます。
それでなくともレーダー照射問題だってなし崩しに許してる甘さですからねえ。
停戦の場合は、朝鮮戦争のようにその時点の軍事境界線が休戦ラインになることがあると思います。
また、政治家の言葉は、その言葉だけでなく全体の趣旨から見ないと意図がつかめないと思います。
ちょうどイスラエル君が跳梁跋扈しているタイミングなので、何か文句を付けられても簡単に反論出来そうですね。
空爆で原子炉をぶっ壊してみせたり、工作員を送り込んで市街地でIEDを爆発させまくるイスラエルと比べたら
「兵隊が血を流して獲得した土地はウチのもん」は正論にしか聞こえない
このタイミングでの発言はイスラエルの軍事行動を自衛だと正当化したG7への当てつけだろうね
我ら西側の偽らざる醜い本音は、ウクライナはロシア相手に戦う傭兵、イスラエルはムスリム相手に戦う傭兵である。
西側の利益・価値観に反する勢力は憎いが、自分は戦いたくない。だから貧乏人や被差別民を雇って敵と戦わせるのだ。
イスラエルの蛮行にウクライナ国民は関与していませんし、ロシアの蛮行が帳消しになるわけでもありません。
ロシア論の発言部分とウクライナへの請求についてはこれまでもフォーラムや戦争前後の声明で何度も言ってることなので特段目新しいものはないですよ。
新しいのはそれこそ記事タイトル部分の領土請求範囲についての表明くらいで、これもことわざにあるという前置きと前の話と続けてウクライナ全土は実質ロシアという精神的ロシアと同様の文脈ではあります。
当初の請求通りの非同盟独立化に加えて、最低でも戦場ライン程度までの領土請求という声明でしょうかね。
返信のつもりがなかったのですが返信になってしまいました…失礼
ここに来てプーチンの主張がさらに一方的になってきたのは、やはりイスラエルのイラン侵攻の影響が大きいと感じます。
今後も西側の「ダブルスタンダード」を突いて、この手の論陣を張ってくるでしょうね。
クリミア半島という政治的なトロフィーを手放せないせいで、軍事、経済、社会的に何の益も産まなくなって負債と化していて、海運も死んでる中、陸運だけであんな遠隔地まで細い兵站を酷使して、120万人もの人々を住まわせ続けるような真似をしているところからしても、プーチンの頭の中は帝国主義時代で止まっていて、なおかつ今は政治的に妥協ができないほど切羽詰まって追い詰められているということなのでしょうね。
見事に願望だらけですね。
はて? 願望、ですか? どこら辺が願望なのかぜひ教えてください。
<願望?候補>
黒海制海権を喪失で海運が利用不能。輸送船も全部沈められて陸運のみでクリミア半島維持=正。
クリミア半島への輸送は、クリミア大橋+アゾフ海沿線ルートの急増単線の細いルートのみ=正。
クリミア半島に120万人住んでいる(2014年以降人口をわざわざ増やしてる)=正。
制海権喪失でクリミア半島の黒海艦隊司令部も畳んでロシア本土に逃げたので軍事的価値喪失=正。
海運死亡状態で、クリミア経由の経済活動の著しい鈍化=正。
避暑地として賑わっていたクリミア半島も今や昔。社会的に利を生む構造喪失=正。
1つ目と4つ目、AISライブマップをみたら以外と船いるじゃないですか。嘘はだめですよ。
今も民間船がクリミアやノヴォロシースクに入れるようですから、黒海艦隊や同司令部はあんまり価値がありませんね。これは確かに正。
人口が増え続けてるのにどうしてクリミア物資不足の報道がないんですか?多分あなたが書いた”細い”ルートで十分なんでしょうね。
避暑地としてはウクライナがやらかしたので戦争終わるまで無理でしょうね。これはホントに正。
AISを眺めてみましたが、ヨットとか、タグボートとか、小型船が多い感じですね。あとクリミア半島規模にしては船舶の少なさは際立っているかと思えます。地中海に比べるとかなり少ない。
それと、ロシアの輸送船×3が沈められてロシアの軍としての物資輸送の海上輸送は断念してたかと思います。
細いルートでの輸送で、クリミア半島に物資不足が報道されない程度には届いているとのご指摘はその通りと思います。でもそれで兵站に負担が掛かってるのは両立します。単線鉄道の輸送力ですからね。頑張っているのでしょう。他の地域を後回しにしてでも。
なので願望だらけというほど酷い意見をしたとは思いませんが、良いご指摘でした。感謝。
>他の地域を後回しにしてでも。
また間違っていますね。後回しは州都が制圧下にないヘルソンとザポリージャです。
あなたはクリミアが負債ということにしたいようですが、海運死亡が嘘の根拠である時点で、その主張は破綻しています。
陸上では”単線鉄道”以外にもR280があります。今でも機能しているケルチ橋ルートも含め、経済にも兵站にも支障ありません。
やはり願望に過ぎませんね。
クリミアの帰属ついては、色々な要因があると思うのですが、クリミアの現地の住民の意向にそうのが理想だと思うのですが。
イスラエル=イラン戦争が本格化する中で、イスラエル防空兵器の在庫が懸念されていますからね。
イスラエル優先の国々があるでしょうから、ウクライナへの防空兵器供与どういった影響がでるのか気になっています。
ウクライナ目線で言えば、色々な観点からイスラエル周辺が騒がしくなる前に、有利な条件で停戦に持ち込みたかったものですね…
一方、イラン侵攻によってイランからロシアへのドローン等の供給が止まれば、ウクライナには有利でしょうね。
どう転ぶかわかりませんが…。
どうなんでしょうね。イランに現状で頼ってるのはエンジンぐらいだと聞きますけど
そのエンジンもより安価な中国製へとシフトしていますし、国産化もある程度は進んでいるとされています
外装品・電装品はほとんどが国産化されていてカザフスタン・タタルスタンの工場で生産されていますし
恐らく完全にイランからの供給が止まったとして、ゲラン2の全体生産数の20%前後が止まるだけではないかと思います
ロシア国内でのライセンス生産(ゲラン2)が、アラブガ経済特区などで、1年以上前から始まっていたようですね。
中国製は仰るように多いでしょうし、自国製・中国製・その他友好国製・第三国経由の輸入で、工業製品を調達しているように見えます。
シャヘドはロシア国内で生産してるからイランからの完成品供給には頼ってないでしょ
ロシアは引く気は毛頭無く現状優勢なので地道に自称併合4州をメインに力でウクライナと西側が妥協するまでやるということで今迄よりも本音が見え隠れするがスタンスに変更無い模様。
ロシアもウクライナもアメリカ欧州イスラエルイランも自己の正義や国益を信じて色々と犠牲にしてでも好きにやったら良いと思うけど、中東の件でアメリカの軸足がウクライナから中東に移っているのでロシアは余裕無いがウクライナはさらに無いと思うので今年が正念場でしょうけど何にせよ日本を巻き込まないで頂きたい、米の価格程度で大騒動な位なので日本もは他国に援助する様な余裕は一切無い。
話し合いで纏まるなら戦争にはなってませんから・・・始めちゃったからには軍事力で相手を屈服させるしか。でもウクライナは屈服どころか全土奪還を諦めてない感じが。 国民がどう考えてるからは分からないが。
>「ロシア兵が足を踏み入れた場所は全てロシアのもの」「これはことわざや逸話でもなく古くからの鉄則だ」
つまり、旧東ドイツ領や旧満州に対して、ロシアは所有者意識を持ってると。
特に後者について、習近平に対して得々と語って欲しい。
クリミア直前に起きた“マイダン革命”が、本当に非武装で平和的・非暴力的であり、アメリカの情報機関の手引きやイスラエル系大富豪の資金援助を全く受けていなかったのなら、全く同感です…。勿論、軍事的行動は下の下策ではあります。せめて当地の住民の民心の帰する所に収まって欲しいとも思いますが、クリミアでさえ1割程度の住民はロシアを歓迎していなかったのであれば、3年がかりで侵攻したウクライナ領内は更に無理があるので、せめて占領地として認識してくれ、とも思います。一方で、西側やウクライナが期待し、かつての“侵略戦争”では占領者撃退の主力となってきたゲリラ戦やパルチザン活動が殆ど起きていないのは気になります。ウクライナ諜報機関の謀略や暗殺は頻繁しているので、「穴埋め」位にはなっているのかも知れませんが…。それもプーチン/ロシア側の自信満々な態度に繋がっているのでしょうか?…。
やっぱ本音は「親欧米政権が誕生したウクライナから黒海艦隊の根拠地があるクリミアを奪還しなければならない」なんだと思うけど、それでも選挙で親米政権誕生だったらクリミア制圧しなかったんじゃないかな
制御不能の暴力革命だから強硬策に出たのではないかと
まぁ仮定の話なので今となっては無意味ですが…
もう地球上はしがらみだらけで平和は不可能なので
地球人類は1度絶滅して、知性を獲得するまで進化させたずんだもんとかに道を譲るべき
経済利益や安全保障の観点からロシアとの関係改善を目指すべきとかそういう話なら万歩譲ってまだ聞けるんだけど、リセット願望から来ているただ世界が壊れて欲しいからロシア支持みたいな手合いは処置なしって感じだね
ウクライナやロシア占領地域の選挙が正当なのか不当なのかこれもう分かんねぇな
ブラックボックスだから各々好き勝手言ってる状態
手塚先生によると人類が滅亡してナメクジ文明ができても絶滅戦争をするそうですよ。
三体の作者によると宇宙に文明が発見できないのは、発見されるとすぐに滅ぼされるからだという世界観。
現代中国人的センスだなあと思いました。
モンゴルには是非ともロシアは一度でも足を踏み入れた我々のものって言ってほしい
ロシアへの批判に対して毎回イスラエルはどうなんだという主張が飛んでくるのは論理的におかしいと思うんだがどうだろうか
イスラエルが酷いのはわかるけど単なるwhataboutismじゃないのか
一般のロシアへの批判に対して、イスラエルを支持する西側はどうなんだ、というwhataboutismよりは西側批判の文脈だとは思います。whataboutismというレッテルは根本の批判というものが見えなくなる話そらしにつながりやすいので私はあまり好みません。まあそういう人もいるのでしょうが。
ぶっちゃけロシア批判もイスラエル批判も同程度にすればいいと思うのですが、残念ながら西側諸国含めてそのような立場をとってるのはないダブルスタンダードな政治世界を批判したいですね。
それを含めて日本政府は今回イスラエル批判側に回ったのは筋を通して偉いと思います。西側同盟外交を考えると良い選択だったかはまだわかりませんが…
そりゃあ、子供の殺人を擁護している奴が他の人殺しを責めてたらなんか言いたくもなるのも分かりますよ
でも、論点のすり替えであり誤謬なのは変わらないし、
何よりロシアが酷いという提起に対する有効な返答でないのが問題
例えばパレスチナの不法占領地や入植地への即時撤退要求なんかは日仏や結構なEU諸国が賛成してるんで西側が常にイスラエルの肩を持ってる訳ではない
G7の中で割と歴史的にな経緯でイスラエルに強く出にくい国が多いってだけで
ロシアへの批判がどういう観点での批判を知る必要があり、
イスラエルに対する問いにどう答えるかで批判の論拠が国家間の関係としてか
人間の感性としてかもしくはそれ以外かが明確になるからじゃないですかね
皮肉を含んだ思考実験みたいなものってことですかね
でも相手の属性を聞き出してなんの意味があるんですかね
書き込んだ直後に急にアンチイスラエルに転向するかもしれないんですから
西側が掲げる「正義」にイスラエルの件を持ち出すと傷つける事が出来るからやってるだけでは?
っというか今行われてるのは論戦ではなく多くの味方を集める為の勧誘合戦だと思います。
「イスラエルはどうなんだという主張」を持ち出すことで1人でも「西側の掲げる正義」に疑いを持つ人間が増やせるなら実行する価値があります。
体感ながらこれはかなり成果が上がってると思います。国家レベルからネット談義レベルでまで。
正体あらわしたわね
我々の経済は順調
我々は西側と平等と平和を求めていたが西側が拒否したので現地民の要請で民族自決に基づき仕方なく戦争に踏み切った
我々の勝利は経済、軍事共に近づきつつある
まあ当たり障りの無いマニュアル通りの演説って感じですね
バルト三国の政府や軍、産業界がロシアを徹底的に忌み嫌う理由がこれ以上ない程に凝縮された主張だな
ロシアからすると、ウクライナ東部の分離派って認識なんでしょうな
勝手に独立しやがってと
西側だけが好き勝手やっていた時代が終わり、地域覇権国家が好き勝手やる時代になったのです
いや戻ったというべきか
リアル国土おじさんでなんか笑ってしまいました
今は19世紀や20世紀じゃないんだぞ・・・
地球上の国々や勢力の歴史上の時間軸が異なって進んでいる問題はどのように解決したら良いのでしょうね?
自由主義社会とは根本的に相容れない思想の持ち主ですね、参ったなこりゃ
小泉氏のウクライナ情勢解説 (Pivot公式チャンネル 6/6公開) ではウクライナの主権を奪うことが目的と言われていて、
そう言われると確かに今の停戦に消極的な姿勢に納得だなと思ったんですよ
ただこの記事の主張や、これまでのコメントを見ていても4州併合までが目的のように見えます
プーチンの本音と建て前というのもあるのでしょうが、どちらが真意なのかが気になります
「ロシアの戦争は領土目的じゃない!」って吠えてた方々見てる?