露ワグネルのプリゴジン氏は「ウクライナ軍が3月下旬~4月上旬にバフムート地域で大規模な反撃を開始する」と警告しており、ロシアのショイグ国防相に「必要な措置を講じてほしい」と訴えている。
ウクライナ軍とロシア軍の利害が一致していると危惧して書簡を公開したのかもしれない
露ワグネルのプリゴジン氏は「入手可能な情報によれば、敵は3月下旬~4月上旬にかけてロシア軍主力部隊からワグネル部隊を切り離すことを目的にバフムート地域で大規模な反撃を開始するだろう。もしワグネル部隊が切り離されれば特別軍事作戦に悪影響が及ぶため、必要なあらゆる措置を講じてほしい」とショイグ国防相に宛てた書簡の中で訴えている。

出典:Оркестр Вагнера | Wagner プリゴジン氏の書簡
この書簡の末尾には「敵の反撃計画に関する詳細」と「この計画に対する対抗策」を添付していると書かれているが、この部分については公開されていないためプリゴジン氏が警告する「ウクライナ軍の反撃計画」は謎だ。
ただワグネル部隊をロシア軍主力部隊から切り離す攻撃について「側面からの攻撃だ」とも言及しているため、バフムートの東に出現して間もない「新占領地域=T1302の北側」と「以前から占領地域=T1302の南側」の分断を狙った攻撃なのかもしれない。
問題は「なぜ敵の反撃を危惧した書簡を公開したのか」だが、反撃を警告したのにロシア軍が何も対応しなかったと主張するための予防線か、反撃に備えていると牽制するためのアピールかもしれない。
ウクライナ軍は戦場での働きでロシア軍よりも優れてるワグネルの殲滅を狙い、ロシア軍上層部はワグネルが軍事的成功を収めて立場を強化するのを嫌い、これを感じ取ったプリゴジン氏は「ウクライナ軍とロシア軍の利害が一致している」と危惧して書簡を公開したのかもしれないが、きっと管理人の考え過ぎなのだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Оркестр Вагнера | Wagner
ナポレオンの時代から「戦場で真に恐れるべきは面前の有能な敵ではなく足を引っ張る無能な味方」と相場が決まってますから
ワグナーグループの活躍に嫉妬するロシア軍による掣肘を苦々しく思ってる事でしょう
しかし、内ゲバできるほどロシア側には余裕があるんですかね
>ロシア軍より優れているワグナーの殲滅を狙い
「優れている」というよりは「手段を選ばない」というのが正確でしょうな。肉壁や督戦隊も平気で使うし、今回も戦術核攻撃を催促しているように聞こえる。その意味では、ウクライナ軍ロシア軍双方にアブナイ存在ではあるんでしょう。
大日本帝国陸海軍の悪口はそこまでにしてあげて下さい。
ついでに日露末期のロシア帝国の悪口もそこらへんで…
いや、こういう事は、よく当たります笑
南部はガチガチに防御が固められてるらしいので、
大規模反攻するとしたらまた裏をかいてバフムートじゃないかと疑ってるんですが、
どうなんでしょうね。
ウクライナ軍の本格的な反攻作戦は、西側の支援を得た極めて緻密で計画的なものになると思います。
反攻作戦は、緻密な偵察活動で敵の拠点をすべて調べ上げ、作戦開始冒頭で精密誘導兵器の集中投入により防衛拠点、指揮中枢、補給拠点を一挙に叩いて無力化した上で、地上部隊を素早く前進させ、ウクライナにとって意義のある戦略的勝利を目指すことでしょう。
そのため反攻作戦は、西側との協議で作戦目標を決定し、今はそのための情報収集、計画立案、訓練、弾薬備蓄に時間をかけているじゃないですか。
バフムトのような局地戦に、西側の支援を受けて編成した精鋭部隊を大した準備も計画もなく、なし崩し的に投入するようでは、お先真っ暗ですし、西側支援国が承認しないでしょう。
しかしブラボー忍者小隊の日本人義勇兵の話では、国際部隊は経理も会計も人事も全くでたらめで、給料も休みもなく逆に個人情報をロシア軍にさらされるとか、最近のウクライナ兵の指揮官や兵士、アメリカ人義勇兵の士官の話でも、全然訓練を受けていない兵士が次々と配属されてすぐ戦死するとか、負傷兵は置き去りにされて、後方に送って救護する気もないとか、そういう話ばかりです。
また作戦司令官や、指揮官、行政長官なども次々に解任、罷免されている上に、現役の下級将校がほとんど戦死している、という話もあります。
もはや能力的に大した準備や計画もできないので、バフムトのような局地戦になし崩し的に投入する以外に選択肢がない、という状態にすでになっているのではないでしょうか?
西側支援国は、それでもバイデン大統領がやれというなら仕方なく付き合うという感じでしょう。
ウクライナがどこを攻めるかというと、やっぱりバハムートが一番可能性が
高いでしょうね。ワグネルが押し込んでいる係争中のエリアで、したがって
防御陣地も隙があり、穴を見つけやすい。
政治的にも、苦戦中のエリアで反撃できれば大きな功績で、NATOから継続
支援を引き出せますし。ウクライナは絶対に反抗作戦を成功させなければ、
後がないわけですからね。
TKTさんのコメントやたらと叩かれてますけど、そこまで叩かれることは
書いてませんね。他人を誹謗中傷するようなことは何も書いていません。
「自分の考えに沿わないから書くの止めろ、他で書け」はさすがにおかしい
でしょう。それをしていいのは個人ブログである以上、管理人さんだけです。
〉バフムトのような局地戦になし崩し的に投入する以外に選択肢がない、という状態にすでになっているのではないでしょうか?
ロシア軍の狙いはそこでしょうね。ウクライナ軍の虎の子を、ロシア軍が設定した戦場に引きずり出してが消耗させたいのでしょうね。
ウクライナ軍がバフムトに精鋭部隊を投入すると、太平洋戦争のい号作戦みたいになるんじゃないかと。
西側の援助に限りがあり、それに頼らざるを得ないウクライナ軍にとって、西側の支援で編成した精鋭部隊の運用は、そう簡単には決められないし、特にアメリカ軍からソフト面でも多大な支援を得ていると思うので、その意向を無視できないのでは?
失礼、い号作戦よりろ号作戦ですね。
ロシア軍が丁寧に要塞化した南部地域を海まで打通はさすがに無理ゲーなんで、最近進出したばかりのバフムート突出部を切り取るのが現実的ですよね。
…とみせかけてやっぱり南部だったりする?ロシア軍の動きにあわせる予定でどっちも計画していたり?
やっぱマリウポリ欲しいよね。
場所的に、戦果で休戦できるレベルで印象的だし、南北分断実現できるし。
攻撃しているということは、一部防衛を撤去しているということだから、出来るか出来ないかともかく計画はしていて、予想外にロシアがミスしたら、その計画実行するぐらいには計画ありそう。
ハリコフ反抗はは、クレミンナまでおとせなかったのはウクライナもうまくいくとは考えてなくて計画不足と戦力不足だったみたいですからね
まあプリゴジンのいう通りだとしたら、ウクライナ軍、シルスキー司令官、そしてゼレンスキ―大統領は、NATO各国から供与された兵器、そして応急的に新編成された部隊、旅団のほとんど、大半を
「バフムト奪回作戦」
に投入するということになります。
すでにバフムト市街のアゾム金属加工工場は地下に至るまでロシア軍、ワグネル社の部隊に制圧されたといわれ、あとは住宅地での市街戦、郊外での野戦になっており、ソレダルの地下などもすでにロシア軍が制圧し、もはや工場や鉱山の地下を要塞とするウクライナ軍の戦略、作戦は破綻しつつあり、地形的障害はロシア軍の防御にとって有利になりつつあります。
よく言われる
「攻者三倍の原則」
というのも、いろいろな要因にも左右され、決して一様ではありませんが、ウクライナ軍がNATO各国から供与された兵器で新編成した戦略予備を投入してバフムト奪回作戦を行うとすれば、今度はロシア軍が地形的に有利な防御側になり、ウクライナ軍の方が要塞に対する正面攻撃、強襲となります。
しかし、今はスバトボ、クレミンナ、ザポロジェ、ヘルソンのいずれもが強固な対戦車縦深陣地を準備していると言われ、どこに反撃、逆襲しても多かれ少なかれ正面突撃、強襲となりそうな状況であり、ならばバフムトに対して奪回作戦を行うということでしょうか。
とにかくゼレンスキ―大統領が、さまざまな戦略的な分析や助言を無視してバフムトに政治的、感情的に固執しているのは、すでに明らかでよく知られており、たとえどんなに地形的に、また兵力的に、あるいは戦術的に不利であっても、バフムト奪回作戦を計画し、命令することは確かにあり得る話だと思います。
長々と仮定の上に仮定・推測を積み重ねていらっしゃいますが、ロシアは現状バフムート戦線で正面攻撃を行いつつも包囲して補給線を断つことを重視しており、この種の戦法はまたウクライナが行ってきたことでもあります。
ウクライナの反攻の主功がバフムート方面であったとしても、あたかもロシア側の防御陣地へ盲目的に強襲するのが既定路線であるかのように語るのは少々無理があるのではないでしょうか。印象操作はおやめになった方がよろしいですよ。
他人様のブログで長々と「僕の考えた大戦略」を語るほど見苦しいものはないと思います。
バフムトが難攻なのは、根本的には西高東低の地形であるからです。
低地である東から高地を攻めるロシア側が苦戦するのは当然ですが、
西側から奪還するウクライナ軍は、ロシア軍程無謀な作戦という訳ではないですよ。
どうしてもゼレンスキーを無能と思いこみたいらしい
クレムリンに引きこもって、外国出たら逮捕されちゃうプー助より、
激戦地に将兵への激励に赴くゼレンスキーの方が圧倒的にリーダーの器だゾ
何とかロシアが優勢であることを印象付けしたいだけの駄文長文を見せられる方の身にもなって下さい。
こんなしょうもない妄想レベルの文章なら、5chにでも投稿してたらどうです?
貴方にそっくりな文体と内容の人がいましたよ、きっと友達になれますよ。
>貴方にそっくりな文体と内容の人がいましたよ、きっと友達になれますよ。
案外、本人だったりして。
前線に出て兵士を鼓舞するゼレンスキーに対しての嫉妬や羨望が、陰湿な敵意に変質しているんだろうな…。
TKT氏はここでの発言や皆さんのリアクションを生きる糧にしているはずだけど、ロシア優勢に誘導・啓蒙しようといういう姿勢はホントにやめた方がイイよ。稚拙な推論を毎回見せられるのはホント嫌になる。
かもしれません節が今日も絶好調ですね
確かに反攻作戦としてバフムート開囲、からの勢いに乗ってリシチャンシク~ポパスナまでの突破、なんてシナリオは反撃として面白いかもしれないが…
特に陥落寸前の都市の後方を分断する、なんてシナリオならばスターリングラードそのものだからこれを当のロシア相手に決めて見せるなら欧米各国の受けも良いだろう
バフムート近辺はロシア陣地もまだそこまでではないだろうし
とはいえ南部打通に比べて戦略的なメリットが少ないかもしれない
とりあえずウクライナが二兎を追うような反攻作戦組んでないよね?大丈夫だよね?と少し心配になりはするけれど
仮にバフムートに反攻戦力注ぐとするなら奪還よりも停戦目指した戦略と思わなくもない
過去のウクライナ軍の反撃を見るに、敵の兵力が集中している地域を攻めたことはありません。
ロシア軍が防御を固めているといっても、第二次世界大戦、中東戦争といずれも難攻不落と思われた防衛線が易々と突破されたことはここにいる人はご存じのはずです。
今回も我々が予想していない地域を攻撃するのではないでしょうか。
ワグナーの警告はロシア軍本体への支援要請の域を出ないと思われるのですが。
難攻不落と思われた防衛線が易々と突破された事例って、難攻不落が有名無実だった場合(マレー半島、ジークフリート線等)、迂回攻撃が可能だった場合(マジノ線、ガザラの戦い等)、攻撃側が圧倒的戦力を投入した場合(大西洋の壁、太平洋戦争の島嶼戦等)があったと思うけど(中東戦争の難攻不落な防衛線は思い当たらなかったので教えてください)、心配なのはウクライナの反攻の主攻戦力が6万人というところですね。
西側支援兵器を集中投入してもロシアの物理的壁で相当の損害は必至でしょうし、予備戦力をどこまで整備できるのか、攻勢限界点に早期に到達すればロシア軍の反撃で総崩れということも過去の事例ではありますから。
> (中東戦争の難攻不落な防衛線は思い当たらなかったので教えてください
たけやぶ氏ではないけど、
第四次中東戦争でエジプト軍が運河の東に構えた陣地はそれに当たるのでは?
当初イ軍の攻撃はその陣地に対して歯が立たなかったけど、のちにエジプト軍の第2軍と第3軍の隙間を突いてエジプト軍の背後に回る事に成功した。
すみません、どちらかというと第四次中東戦争はそうなのですが、イスラエル側が構築していたバーレブ・ラインの方を想定してました。
ロシア軍はワグネルが政治闘争と逐次投入の競争を仕掛けてきたせいで大動員した兵力による再侵攻が中途半端になったと考えてる。
そしてワグネルはいつまでたってもバフムート一つ満足に攻略しきれない。どれだけの弾薬と兵士の命を捧げたことか。
ワグネルは他の戦線なんかどうなってもいいから、我々の為だけにロシア軍は全てを捧げろと手柄を焦っている。
手柄を挙げた後は維持をロシア軍に丸投げして、再奪取されるリスクを押し付ける事も狙える。
占領は相手側を反攻出来ない位置まで追い出し、要衝化したことで達成される。現状は攻勢途中、良くて係争地化。
どう考えても掌握出来てない。このままちんたらし続ければ、ウクライナへの増援や物資がそろそろ前線にも届き始める。
だからワグネルは焦ってる。
一番の問題はバフムートそのものより、敵補給線を目指していびつに延びた展開部分と、後方の要衝部分との連絡を断たれる懸念がある所。広範囲展開部分は戦車止めの歯や強固な陣地等を十分に配置出来てない。
ただ、実際にウクライナ軍が更にバフムートへ集中するかどうかはそれとはまた別の問題。
プリゴジンは狸親父過ぎて真意が読めませんね。
可能性としてはありえそうですが、「これを予測している
ならワグネルで防御固めりゃいいじゃん」とツッコミが
入りますねえ。
私は「ワグネルはもっと攻勢を強めたいので、防御が手薄な
エリアはロシア正規軍でカバーよろしく頼む」が本意かなと
思っています。防御に兵員まわすのは嫌なのか、その余裕が
ないのか、この親父は周囲を煙に巻き過ぎて、しかしそれゆえ
敵味方双方によい意味でも悪い意味でも影響力が大きいですね。
実際の所、プリもカチカチ山なんじゃないかと思います。
いつもネットで炎上している火ダルマ親父、
あるいは最前線に顔を出す火の玉親父、
または余裕がなくなって尻に火がついている親父?
ですねw
もはや、泥舟に乗ってる段階かも。
管理人氏の予想する反攻作戦が実現したら素晴らしいけど、さすがに大掛かり過ぎて難しいんでは。切り取りするなら、M03号線界隈の露軍の方が容易でコスパいいんじゃないかな。
何処からウクライナ軍が仕掛けてくるか分かったら苦労しないからね。プリゴジンの不安も妥当なものだろう。
プーチンもさっさと追加動員してより防衛線を頑強にすりゃよかったのにな。
重厚な防御陣地なら弱兵でも粘れるしその間に航空攻撃をする事も出来るし。
南進するならメリトポリが目標になるのかな?
お互い戦争を続ける体力もなさそうだしここで勝利を収めて停戦交渉を少しでも有利に運んでほしい
せめてヘルソン州とザポリージャ州の残り位は取り返せることを祈ろう
バフムートで粘った以上は包囲してる側の背後をついてくると考えるのは普通だから、
発言に特に根拠はなく、こないだのクレクレムーブの延長だろうか
嘘か本当か、ロシアは彼の後任を探しているそうな。
彼は、ウクライナの戦場で色々と背負っていそうだし、
ロシアにとり好ましくない事をあれこれと知っていそうだし、
ウクライナで、だけでなく、アフリカでとか。
後任者が決まったら、ある日突然、バフムトの最前線に
置き去りにされたりするのでは無いだろうか。