ロシア関連

アルメニア駐屯のロシア軍、48時間で9機の「バイラクタルTB2」無力化に成功か

ロシア軍が最新の電子戦システムを使用してトルコ製無人航空機「バイラクタルTB2」を9機撃墜したと報じられている。

参考:No Fly Zone: российское супероружие уничтожило уже 9 турецких беспилотников всего лишь за 48 часов

ロシア軍の地上ベースの電子戦システム「Krasukha(クラスハ)-4」が48時間で9機のバイラクタルTB2無力化に成功?

露メディア「Avia.pro」によれば、トルコはアルメニア北西部の都市ギュムリ近郊にあるロシア軍基地(第102軍事基地)に対して無人航空機「バイラクタルTB2」による挑発飛行を実施、これに対してロシア軍は基地に配備されていた地上ベースの電子戦システム「Krasukha(クラスハ)-4」を作動させバイラクタルTB2の制御を無力化して墜落させたらしい。

出典:Savunma Sanayii Başkanlığı トルコの無人航空機「バイラクタルTB2」

さらに墜落したバイラクタルTB2だと言われる写真を見る限り、ミサイルや機銃等によって破壊された痕跡が見られないため、クラスハ-4による電子戦攻撃でコントロールを失い墜落したというAvia.proの報道は真実なのかもしれないが、ブルガリアメディアは墜落したバイラクタルTB2がトルコ空軍のものなのか、ナゴルノ・カラバフ地域を巡ってアルメニア軍と交戦中のアゼルバイジャン軍のもなのかは判明していないと言っている。

どちらにしてもAvia.proは「今から48時間以内にロシア軍基地近郊を飛行していたバイラクタルTB2が9機も墜落した」と報じており、このペースでトルコとアゼルバイジャンがUAVを失えば一時的に無人航空機を使用した作戦を中止せざるを得ないだろうと指摘した。

今回使用された「クラスハ-4」はロシア軍が装備する電子戦システムの中でも非常に新しく、無人航空機から早期警戒管制機さらには低軌道上の通信衛星に対して電子妨害やGPS信号の受信を阻害(実際に米軍が使用した小型UAVのGPS信号受信を妨害することに成功したらしい)することが出来ると言われており、影響を及ぼす作動範囲は最新のクラスハ-4の場合300km前後と言われている。

ただバイラクタルTB2はGPS信号や通信が途絶した状態でも、慣性航法装置などの情報を基に自律的な飛行で基地に帰還する機能を備えていると開発企業が説明しているため、なぜ墜落したのか疑問が残る。

どちらにしても、もう少し正確な情報が出てこないと何とも言えないが今回の情報源は「Avia.pro」なので、誤報もしくは誇張の可能性も捨てきれない。

果たしてロシア軍はバイラクタルTB2を9機も無力化して本当に墜落させたのか?これが事実ならトルコもアゼルバイジャンも今頃真っ青になっているだろう。

 

※アイキャッチ画像の出典:Vitaly V. Kuzmin / CC BY-SA 3.0 地上ベースの電子戦システム「クラスハ-2」

ボーイングの品質管理は脳死状態か? 米陸軍がAH-64Eの受け入れを停止前のページ

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コメント

    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    >ただバイラクタルTB2はGPS信号や通信が途絶した状態でも、
    >慣性航法装置などの情報を基に自律的な飛行で基地に帰還する機能を備えていると開発企業が説明しているため、
    >なぜ墜落したのか疑問が残る。
    偽のGPS信号を送ったんじゃないの
    GPS信号がある限りそれが優先されるだろうから
    空中でグルグル回り続けて燃料切れで墜落
    あるいは操縦用の通信をそのまま乗っ取ったとか、それが出来たら苦労はしないが

    17
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      以前にもイランが米UAVを乗っ取って鹵獲しましたし、上手く制御系を乗っ取ったりGPS信号を偽造できれば、鹵獲や撃墜は可能ですよね

      13
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    先進国相手にドローン兵器は無力なのか

    8
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      まあ、より高性能なドローンやら誘導兵器を持ってる国がその対抗手段を持たないわけが無いもんな
      したり顔で「戦争が変わる!!」とか騒いでた連中はいい面の皮だ

      21
        • 匿名
        • 2020年 10月 21日

        思いっきりオレの事言われてて草w

        20
          • 匿名
          • 2020年 10月 21日

          顔真っ赤にならないで笑って受け止められるお前は素敵だよ

          38
          • 匿名
          • 2020年 10月 22日

          下手な評論家よりはあんたの方が好感度高いから安心しろ

          22
          • 匿名
          • 2020年 10月 22日

          気持ちの良いやつだなお前

          それはそれとして草に草生やすな(迫真)

          7
        • 匿名
        • 2020年 10月 21日

        無人攻撃機が無敵でないことがわかれば、むしろ値崩れして貧者の兵器になることで、戦場での使用頻度はより高まるだろう。

        14
        • 匿名
        • 2020年 10月 21日

        変なこだわりしてるから取り残される(笑)
        戦争はかわるよ、シーソーゲームなだけ
        乗れない人は見てればいい

        6
          • 匿名
          • 2020年 10月 21日

          半永久的なイタチごっこだよな

          24
        • 匿名
        • 2020年 10月 21日

        耳が痛いですわ(苦笑)

        7
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      最近になってようやく電磁波領域に力を入れ始めた我が国はどうでしょう?

      2
        • 匿名
        • 2020年 10月 21日

        陸自は電子戦装備に関しては90年代から研究してて比較的古株ですよ

        19
          • 匿名
          • 2020年 10月 21日

          じゃあ日本国民としてはある程度安心しても良いのか( ˘ω˘)

          4
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      飛行を維持しなければならないドローンに対して、妨害する側は電力から設備まで優位性を保てますから
      偵察タイプのドローンの単騎運用は今後も撃墜されるようになるんでしょうね。
      妨害電波発信源に向かって最短時間で突撃する自爆型ドローンとの共同運用が今後のトレンドになるのかも。

      14
        • 匿名
        • 2020年 10月 22日

        同時に電波発生源を防護する防空システムが構築されます。
        先制奇襲以外ではドローンは使えない兵器になるかもしれません。
        とは云え、常時迎撃体制は難しい。其の有用性は証明されました。
        嗚呼、頭痛い。

        7
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    おいたが過ぎたみたいね

    5
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    現地で苦しんでいる人々には悪いけど
    学ぶ事が多い戦争だな

    35
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      無人機の活躍に加え、それに対抗する電子戦システムまで出てくるんだから各国軍隊にとっては良い戦例だよな

      27
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      正規軍同士のぶつかり合いで他国の駐在武官とかが付いて視察する事の重要性がよく分かる

      20
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    日本の海上保安庁の巡視船にもドローンを無力化する程度の電子戦システムを設けておくべきだよね。

    6
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      いや、要らんやろ・・・
      攻撃を受けるシチュエーションが想像つかないというより、攻撃を受けるような時に受けるような場所に行かないし
      そもそも対水上戦闘なら普通にミサイルや魚雷のほうが飛んでくるし悠長に電子戦だけやってても意味ないし

      17
        • 匿名
        • 2020年 10月 22日

        海上保安庁は海の国境警備隊でドローンて早い話がラジコン飛行機だから中韓が自爆ドローンを突っ込ませて、こちらが対抗する為に火器を持ち出すと中韓と国内のパヨクがラジコン相手に大人気ないとか言って妨害しようとするはず。
        パヨクを処理する迄は電子的な対抗手段は必要。

        5
        • 匿名
        • 2020年 10月 26日

        攻撃目的でなくても、嫌がらせで偵察用大型ドローンを飛ばしてくる。
        その時にいちいち空自がスクランブル対応せずに巡視船から電波妨害して落とせば手っ取り早い。

        1
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      海上保安庁って要するに海の警察組織で戦争する所じゃないぞ……

      14
        • 匿名
        • 2020年 10月 22日

        あいては超限戦という戦術をとるので油断できませんけど

        5
        • 匿名
        • 2020年 10月 23日

        他国では、海上は犯罪者側が重武装してることが多いので、軍に近い装備ですよ。
        海上保安庁も装備だけなら、警察より重装備を持ってます。

        1
        • 匿名
        • 2020年 10月 27日

        尖閣に侵入している海警の後方の公海上には中国海軍の軍艦が待機し状況を常に観察している。
        尖閣海域で何らかの武力衝突が起きれば即対応可能な距離に居る。
        無論海軍軍艦にはミサイルも配備されてるのだから、巡視船へ電子戦システムを入れておいた方が良い。

        1
      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      日本は超強力な電子戦システムを自衛隊だけでなく海保にも装備しておくべき。
      ミサイルや機銃と違って証拠が残らないから気軽に使える。
      F-3が完成すればAESAで200Km 先のドローンを見つけて光速兵器でセンサーや電子機器を潰せば、現状のドローンは完全に無力化できる。

      4
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    戦争は進化(文明)が加速するのを実感する

    6
      • 匿名
      • 2020年 10月 25日

      皮肉だけどね。文明進化に犠牲は付き物ってか。
      第一次、第二次世界大戦といろいろなモノが生まれたもんね。

    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    最初から使えよ

    5
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    ジャミングは無人機に対して一番安上がりな対策なんだけど
    相手も周波数変えたりして対処出来ちゃうからイマイチ確実性が無いんだよね

    11
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    GPSを偽装して間違った座標を認識させたのかな。
    空にいるつもりが実は地面だったとか。平地を飛んでいるはずが実は山岳地帯だったとか。
    モスクワのクレムリン周辺ではGPSがうまく機能せずに位置がずれる、という噂があったが
    それと同じことを無人機相手に仕掛けたのかな

    6
      • 匿名
      • 2020年 10月 23日

      モスクワ市内で不可解なGPSミステリーが発生、なぜかGPSの位置情報が30km離れた空港を指す事態に
      リンク
      これの改良版かな

      リンク
      ここの、ロシアのGPS スプーフィング能力も同じような記載がある。

      2
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    この勢いで運用基地に帰った自爆ドローンの自爆機能を遠隔でonにする機能も欲しい

    4
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    もし本当ならトルコはすぐにこの妨害へ対応したアップデートを施すんだろうな
    そしてロシアが新たなジャミング手段を考案して…の繰り返しかな
    ドローンかそれとも妨害側か、いずれかの優位が確立されるまで当面はいたちごっこが続きそうだね

    11
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      こういうのは他と同じで技術競争になるからUAV側もECM側も圧倒的な勝利が続く事はないだろうね
      基本はイタチごっこだけどやはりUAV側が若干有利だと思う

      4
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    ロシア挑発してるけどロシア軍巻き込んで更なる泥沼を望んでるのか?

    3
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    やっぱりアルメニア本土に駐屯してるロシア軍3000人強が動き出したか
    こうなるとアゼル軍は既に占領しているNK領はともかくこれ以上の侵攻が厳しくなるかもしれんね

    6
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      そりゃ講和を仲介するたびに破られてこんだけ顔に泥塗られたらね

      13
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      今回はアルメニア国内の都市ギュムリにあるロシア軍基地に対して、
      トルコがTB2を飛ばして挑発していたらロシア軍に落とされただけですので、
      ナゴルノ・カラバフ紛争には影響しないと思いますけどね。
      アゼルバイジャンはナゴルノ・カラバフ奪還が目的で、
      ロシアもナゴルノ・カラバフ問題にはノータッチですし。

      9
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    対抗策としてはカミカゼドローンで電波発信源を攻撃だけど
    挑発飛行してるということはロシア軍基地を直接攻撃するわけにはいかないんだろうな

    2
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    アルメニア大本営すらそこまでは発表してないので飛ばし臭い

    1
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      その可能性は十分あるから続報待ちだな
      本当ならトルコ・アゼルバイジャン側は頭打ちだろうな
      流石にロシアが出てきたらどうにもなるまい

      5
        • 匿名
        • 2020年 10月 21日

        ロシアはまだ出てきてないですね。
        トルコ-アルメニア国境近くの都市(ギュムリ)に駐屯しているロシア軍が、
        トルコのうるさいハエ(TB2)を落としただけですので。

        7
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    十分な電子防護がないと先進国相手にドローンは通用しないということだ
    墜落したのは強力な電磁パルスによって電子機器が破壊された可能性もある
    対抗するには機体の配線をすべて電磁的にシールドするしかないがこの手の小型航空機でそれをやると非実用的な機体重量の増大を招く
    解決策のひとつは制御に光ファイバーを用いることだがこれは日本が世界で一番進んでいる技術でもあるな

    5
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      問題は今回使用されたKRASUHA4に飽和攻撃が有効かどうか
      電磁パルス攻撃は原始的で有効だが一帯に無差別攻撃するものだし
      本当に使用されてたらもっと大ニュースになってるとは思うけどな

      5
      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      おじいちゃん、もういいから

      1
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    地表スレスレ(それでも数十mぐらい)の超低空を飛ぶタイプの小型ドローンはまだどの国も対抗手段は無いんだっけ?

    1
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      小型といってもどのレベル?
      最新のSAMならば高度数十mどころか、ほぼ0高度の巡航ミサイルでも迎撃出来る能力が有るぞ
      例えば、S-400システムの最低対処高度は5mとか
      S-300だと最低対処高度が30mなんで、ハーピーのような徘徊型自爆無人機相手だと対処出来ない可能性が有るが

      9
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    トルコってロシア、EUとは資源や領土問題でモメてて、アメリカとは兵器調達やクーデター問題、クルド等々でモメてる。
    このまま全方位敵対姿勢でいくのか?
    それとも、どこかの勢力とは譲歩して和解することで全方位敵対をやめるのか?

    トルコのこれからの動きに注目。

    2
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    安価なラジコン機を落とすためにどれだけの対策費が必要なんだろう
    操作系が乗っ取られたなら電子的ソフト的対策をすればいいだけw
    落とす側は電子、対空機関砲、対空ミサイル、発進地先制攻撃etc 対策を強いられる
    反対する理由がわからん

    1
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    電子戦部隊の仕事が増えた。サイバーテロならロシアの得意分野だから、有利かな?
    ただこれ、拠点防御にはいいけど、野戦では移動とかあるからどうなんだろう?

    2
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    電子戦機みたく高高度を飛んで敵のドローンをジャミングする為のドローンや、敵の徘徊型ドローンを撃墜する為の徘徊型ドローンも遠からず登場するんだろうな。

    2
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    撃墜したら炎上しそうなものだけど
    全然燃えた形跡ないから燃料切れで墜落だなこれ
    破片が派手に散らばってないからスピードもそれほど出てない感じだし

    6
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      そういや気になってたが、この手の無人機って燃料で飛ぶの?それともバッテリーで飛ぶの?もちろん機種やサイズによるんだろうが。

      5
        • 匿名
        • 2020年 10月 22日

        検索してみた
        バイラクタルTB2
        Rotax912 レシプロ
        RQ-1
        Rotax914 レシプロ
        RQ-9
        Honeywell TPE331 ターボプロップ

        8
    • 赤色共産趣味豚
    • 2020年 10月 21日

    今回の戦争、アルメニア空軍を馬鹿にするつもりないけど、なぜコイン機を配備しなかったん?Su-25Kが9機しかないのは・・
    どこかの偉人が「平和を望むなら戦争に備えよ」って言った話、有名じゃん(/・ω・)/

    1
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      GDP世界134位の貧乏国家にそんな体力ねー

      12
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      それ日本のWikipedia情報やろ?
      日本のWikipediaのアルメニアの情報クソみたいな時代遅れ情報しか書いてない

      アルメニア空軍はSu-30を4機保有しているよ
      日本のWikipediaは軍事面での更新全然されていないから、もし参考にするにしても英語版読んだほうが良いよ

      9
        • 匿名
        • 2020年 10月 22日

        Twitterでも日本語wikiしか見てなさそうな人多いね
        アゼル軍の装備も同様

        3
        • 赤色共産趣味豚
        • 2020年 10月 22日

        このサイトでの書き込みは昨夜が初めてでしたから無視されるかと思ってました。
        4名の人から説教していただき、ありがとうございます。皆さんありがとうございます。ハートマーク押しました。

        当方今後は、英語版WIKIやロシア語版など(当事国言語)の
        情報サイトを情報収集の新たな方法にするしだいです。
         
        ・GDPがそんなにきつかったとは、軍資金を確保するのはいつの時代も大変ですね。

        2
      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      そんなこと言うと憲法九条ガーっていう恐い人が出て来るねん。

      2
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    >なぜ墜落したのか疑問が残る。

    ロシアがクラスハ-4でバイラクタルTB2の無力化、撃墜させた方法は、UCAV操縦用衛星を使用しないタイプであるため、
    電波妨害により偽の位置・高度情報(実際よりも高い位置で飛行)で認識させる方法が先ず推測されます。
    この方法だと位置・高度情報以外のカメラからの映像をどうするかという課題がありますが。

    電波妨害でバイラクタルTB2が遠隔操縦不能となると、内蔵ジャイロによる基地への自律帰投となる筈ですが、
    そこをどうやって無効とできたのか、その辺りのノウハウが気になります。

    10
      • 匿名
      • 2020年 10月 21日

      ロシアはスプーフィング(なりすまし)による妨害を行ったんでしょうね。
      シリアのフメイミム基地が反体制派のドローン攻撃を受けた際に、
      ロシアの電子戦部隊が反体制派のドローンのコントロールを乗っ取って、強制着陸させたこともあります。

      5
      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      徹底的な電子妨害=完全な操縦不能となると、機体内ジャイロによる帰投モードとなるため、バイラクタル側に被操縦状態と誤認識させつつGPS信号を改竄する方法と見ています。その上で、操縦モード変更、進行方向指示が伝わらないように妨害か改竄の方法と考えます。

      クラスハ-4の主な機能は、広帯域多機能妨害局(wiki)とあり電波妨害に関する機能であり、特定の電波信号のジャミングに特化していると見ています。
      もっともUCAV機体の制御を把握(乗っ取り)となると単なる信号妨害を超えた、所謂ハッキングの領域となり本戦闘に投入されたかは現在の情報では分かりません。

      7
      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      UAV側が遠隔コマンドや位置情報の通信が妨害或いは途絶されたと認識しなければ、コントロールが自動帰投には切り替わらないわけでしょ。
      遠隔コマンド通信は確保されている、位置情報通信も確保されている、但しその情報は正しくない。そのような妨害を行っているとすれば可能ですね。
      クラスハはミサイルのレーダ情報に干渉して目標位置を誤認させ明後日の方向に逸らすことが出来るらしいので、そんなことも可能ではと推測します。

      7
      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      ポイントである、「48時間で9機の「バイラクタルTB2」無力化」を事実とみなし推考すると、バイラクタルへのコマンドをジャミングすると可能と思われます。
      ジャミング開始の条件としては以下です。
      ・バイラクタルの飛行コースが特定の場所を周回する状態に入ったこと
      ・バイラクタル機体内の残燃料が基地への帰投分しかなくなった場合に手動操縦よりも自動で帰投させるプログラムが優先有効となっていないこと(未実装の機能かもしれませんが条件として挙げます)

      上記の条件で、クラスハ-4でバイラクタルのコマンド信号到達をブロックし、バイラクタルに現在のコースを維持とさせ、結果燃料切れとなります。
      バイラクタルの飛行位置を変更したければ、GPS信号の改竄もありです。

      最も簡単な条件で制御喪失、燃料切れとさせる条件を挙げてみました。

      7
    • 匿名
    • 2020年 10月 21日

    バイラクタルTB2ってそんなに安くないし電子戦で鹵獲されるのは痛いね

    1
    • 匿名
    • 2020年 10月 22日

    もちろんドローンもこれからロシアに対する
    電磁波、電波対策を進めるわけだ(笑)そんなの当たり前だろが、戦車の装甲が厚くなれば砲弾貫通力を高めるの繰り返しと同じだろ、単なる戦場の一般法則。
    これでドローンは終わりとか喜んでる老人ヲタはどんだけ脳の硬化した老害かよ、

      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      たぶん攻撃ヘリの類はリストラされそう

      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      なんで煽るの(半ギレ)

      10
    • 匿名
    • 2020年 10月 22日

    衛星使わない100キロ~300キロ半径のラジオ局との交信しながら飛んでるようなものだから、妄想してみる。
    1.傍受。時間をかければ使っている帯域、方法がわかる。まずカメラ映像を取得する。
    2.カメラ情報から時系列たどって、この信号が昇降舵、これがカメラのパン、ズームなんて解析できてくる。
    3.同じ理屈でこの時刻にこの信号を送信しているのが発信源。2点から座標もわかってくる。
    4.しばらく泳がせてパターンを探る。攻撃中に動いているか、発信地がジャンプしているか。車載のコンテナ局だろうけれど。
    5.油断していると判断して、乗っ取り作戦開始。全ての発信源を砲撃、攻撃。ジャミング?
    6.全ての命令信号の先頭には”私は本物だ。命令を送る”って、符号があるはず。よくぞロシアは解析できた。
    7.乗っ取られたと知られたら信号を変えられる。なので解析は最初からやり直し。
    実質味方の前線が崩壊してから解析できました、乗っ取れましたなので、データ収集から乗っ取りは日数がかかる証明。
    クルド攻撃時にロシアもデータ収集していただろうに、すぐに対応できなかったのは通信内容を変えてきたのだろう。
    なので短期決戦の時にはドローンには対抗できない。
    エライ人、これで合ってる?

    3
      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      自動車のスマートキーをジャックするようなやり方ということかな?

    • 匿名
    • 2020年 10月 22日

    トルコは自国でない戦場でロシアの虎の子の能力を引きずり出したんだから、もし記事が事実ならトルコの戦略的勝利とも言える
    これでアメリカのドローンとほぼ互角の実力と証明されたわけだし、ロシアは安い挑発に乗ってしまったね

    2
      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      特に虎の子の能力でも無いですよ。
      ロシアはウクライナやシリアでも電子戦システムを展開して、ウクライナやトルコのUAVを無力化していますし。
      遠隔操作型のUAVは電子妨害に弱い、という事例がまた立証されただけですね。

      4
        • 匿名
        • 2020年 10月 22日

        弱いというか、そのための電波妨害ってわかってることをいまさら。
        その対策ができないとでも信じる根拠のほうが知りたいわ、
        軍の歴史くらい見れば?

          • 匿名
          • 2020年 10月 22日

          >その対策ができないとでも信じる根拠のほうが知りたいわ

          現にトルコのTB2は対策ができていなくて、シリアやアルメニアでロシア軍に落とされています。
          アメリカのMQ-9リーパーも、中国やロシア相手だと簡単に落とされるので調達を中止しました。
          AI搭載の完全自律飛行可能なUAVが登場するまでは、遠隔操作型の武装UAVは大国に通用しませんよ。
          だから、アメリカや中国はAIの開発に注力しているんですけどね。
          偵察/早期警戒などの支援型UAVは引き続き普及すると思いますけど。

          6
          • 匿名
          • 2020年 10月 22日

          トルコが対策できてたら吠えてくれや

          1
    • 匿名
    • 2020年 10月 22日

    カナダ製のカメラご搭載されている事と搭載された時期まで分かったわけだが…さて、カナダはどうする?

    4
    • 匿名
    • 2020年 10月 22日

    無人機は金がかかる
    安いシリア兵を出せ

    7
      • 匿名
      • 2020年 10月 22日

      シリア兵もリモコンで操作できるんですかね?

      1
    • 匿名
    • 2020年 10月 22日

    指向性EMP兵器が出来れば一番確実なんだがなあ。

    3
    • 匿名
    • 2020年 10月 22日

    うちの家にも送り迎えしてくれるUAVが欲しい

    2
    • 匿名
    • 2020年 10月 22日

    アメリカがその地域のGPS信号を出さなければUAVは役に立たない、つまりアメリカ最強。
    先進国は独自のGPSを用意しているがGPS信号自体微弱なものだから、それ以上の出力の妨害に会えば使えなくなる。

    1
    • 匿名
    • 2020年 10月 22日

    GPS信号やコマンド通信が途絶すると自動帰投するなら、それらを妨害するだけでミッション・キルが成立するわけですよね。
    この場合攻撃側に損害は出ませんが事実上無効化されることになります。
    通信途絶時の自動帰投機能が無いUAVなら、自ら墜落するか動力が尽きるまで飛び続けるか自律的攻撃ミッションを継続するかです。

    1
    • 匿名
    • 2020年 10月 25日

    信号途絶して時間が経ったら自動帰投モードになるみたいだし
    偽のGPS信号かなぁ?対策するなら対地高度計つけるだけで済みそうだからイタチごっこかな…?

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