ロシア人ミルブロガーらはウクライナ軍の長距離攻撃を阻止できない当局への不満を頻繁に表明しており、特に「ロシア軍の通信が止まるのでモバイル通信の遮断を止めろ」「これを続けることは宗教的儀式で無人機を妨害するぐらい無意味なことだ」と批判している。
参考:Свидетели Байрактара
参考:Старше Эдды
参考:Горящие НПЗ: что делать
参考:Завод Bayraktar у Києві потрапив під удар росіян
参考:Удар россиян по кораблю ВМС: уже 2 погибших, еще несколько – пропали без вести
ロシア連邦領はウクライナよりも広大なため小型レーダー、音響探知システム、電子光学センサーを張り巡らせるのに相当時間がかかるだろう
ロシア軍の長距離攻撃がウクライナに深刻な問題を引き起こしているのは使用する兵器システムが飛び切り高性能なためではなく、複数の異なる射点から弾道ミサイル、巡航ミサイル、自爆型無人機、囮無人機を複数の方向に同時発射し、弾道ミサイル以外は高性能な長距離レーダーが効果を発揮できない低空を飛行してくるためで、ウクライナ軍は携帯式防空ミサイル、短・中距離防空システム、長距離防空システムで対抗しようとしたものの無人機の数が多すぎて直ぐに費用対効果の問題、つまり高価な迎撃弾が枯渇する問題に直面してしまった。

出典:Командування Повітряних Сил ЗСУ
そこでウクライナ軍は持続可能な対無人機に特化した防空シールドの構築を開始し、この3年間で全土に小型レーダー、音響探知システム、電子光学センサーを張り巡らせ、電子戦システム、ロケット弾、対空砲、機関銃などの安価な迎撃手段で構成された機動射撃部隊を大量に編成し、これをネットワーク化した情報共有システムで統合して効率的な迎撃体制を整えたものの、それでも無人機の迎撃率は70%~80%程度で推移し、現在は迎撃ドローンの研究・開発と量産に取り組んでいる。
逆にウクライナ軍の長距離攻撃が2025年後半から目に見える形で成果を挙げているもの「特別な戦術」を駆使しているためではなく、基本的に3年近くやられてきたことをやり返しているだけで、ロシアにも機動射撃部隊に似た仕組みが用意されているにも関わらず、ウクライナ軍が狙いがエネルギーインフラに集中しているにも関わらず、攻撃を効果的に阻止できないのは「攻撃を受けた際にモバイル通信を遮断すること」「戦争勃発から3年以上が経過しても専用通信システムがないこと」「各防空システムや機動射撃部隊の指揮統制を商用メッセンジャーや民間向けアプリに依存していること」に大きな原因があるらしい。

出典:Минобороны России
ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは8月26日「ウクライナ軍による無人機攻撃が始まった頃、危険を市民に知らせる手段が多数生まれ専用アプリまで登場したが、現在では攻撃が開始されるとモバイル通信を遮断するようになった」「このような状況で無人機の脅威をどのように通報し、その脅威を一般市民にどうやって警告するのか?」「アプリもTelegramもインターネット経由で作動している」と述べて、国内の防空体制について以下のように指摘した。
“興味深いのは機動射撃部隊の通信も遮断されている点だ。ロシア軍の通信環境は控えめに言っても専用通信ではなくモバイル通信に依存している。さらに国防省は機動射撃部隊が指定地域から移動することを制限しており、これは上の報告や空薬莢の回収に便利で、民間人を射撃音で驚かせることもない。無人機を撃墜しても残骸の落下で大きな被害を生じさせることがある。どんなイニシアチブも考えなしに実行すれば全てが台無しだ”

出典:Thomas Ulrich/Pixabay
“結局のところモバイル通信の遮断は民間人だけでなく国内の防空体制にも問題を引き起こしているのだ。通信を遮断するアイデアを考案した人間を「無人機を撃墜する妨げになっている」と批判することも可能だが、もっと基本的な疑問を投げかけたい。戦いが4年目に突入しているにも関わらず、どうして軍の指揮統制が商用メッセンジャーや民間向けアプリに依存しているのか?ロシア軍の通信問題は特別軍事作戦が開始された当初から明らかになっていたが、未だに根本的な改善が見られない”
“機動射撃部隊にモバイル通信以外の通信手段や状況確認の方法がないのは彼らの責任ではない。包括的な情報共有システムを積極的に導入し、衛星通信機器を増強することを願っている。自助努力を何も行わず通信問題が発生しても軍の専門部署ではなく民間通信会社の責任を問うのは間違っている”

出典:ЦАПЛІЄНКО_UKRAINE FIGHTS
さらにRYBARは8月29日「もうモバイル通信の遮断は無意味だ」「ウクライナ軍の無人機はロシア国内のモバイル通信に依存せずサマラやオレンブルクに到達している」と訴えた。
“うんざりするほ聞き飽きた話題を再び取り上げる。サランスクの住民によればもう2週間近くインターネットが使えないか、通信が出来ても恐ろしいほど速度が遅く、その原因について地元当局は何も語らない。モルドヴィア共和国の指導部は「この問題は自分たちの管轄外だ」と言い訳するか「無人機の脅威」を嘆くかのどちらかだが、この地域への無人機侵入はそれほど頻繁ではない。この2週間で無人機警報が発令されたのは数回のみだ”

出典:Efrem Lukatsky
“国内の至るところでモバイル通信の遮断が発生し、当局が「ウクライナは国内のモバイル通信を無人機の制御に使用している」と言い訳するのが口癖になっている。確かにウクライナ軍の無人機の中から露通信業者のSIMが発見され、こうした措置には一定の意義があったものの現在は違う。当局者は未だにモバイル通信を遮断しているが、ウクライナ軍の無人機はサマラやオレンブルクに到達している。これは何故なのか? ウクライナ軍はモバイル通信が遮断される新しい状況に適応したからだ”
“ウクライナ軍はロシア国内のモバイル通信が利用できるルートで無人機を飛ばすの止め、予め指定された座標に向けて無人機を低空飛行させ、最終目標までのルート上にある都市を大きく迂回させるようになった。そのためモバイル通信を遮断しても殆ど効果がなく、攻撃を阻止するには火器やミサイルによる直接的な制圧しかない状況だ。逆説的に聞こえるかもしれないが、現在の方針に盲目的に従って苦しんでいるのはウクライナ軍ではなくロシア軍の方で、商用メッセンジャーで情報を共有している我が軍の兵士、特に防空部隊や孤立してしまった一般市民だ”
それでもロシア軍はモバイル通信の遮断を続けたためウクライナ軍の長距離攻撃も成果を収め、ロシア人ミルブロガーのАРХАНГЕЛ СПЕЦНАЗАも9月21日「我々の同志がモバイル通信やインターネットの遮断問題を取り上げ『もう効果がない』『敵はロシア国内のモバイル通信遮断に適応済みだ』と言う」と指摘。
“敵の無人機がロシアの奥深くに到達しているためモバイル通信の遮断は役に立っていない。これは防空システムの妨害を目的にした囮無人機にしか効果がなく、敵は少数のLiutyiやChaklunといった自爆無人機で目標をピンポンに攻撃しており、この種の無人機にモバイル通信遮断は効果がなく電子妨害にも耐性がある。さらに機動射撃部隊同士がTelegramで連絡を取り合っているのは周知の事実で、どれだけモバイル通信の遮断で苦しんでいるかは言うまでもない。さらに攻撃の脅威を周知しなければならない行政機関も情報伝達の手段が制限され、市民に警報を届けることが出来ないでいる”
АРХАНГЕЛ СПЕЦНАЗАは10月14日にも「何度も指摘しているがモバイル通信の遮断は効果がない」「特にクリミアでは脅威が迫ると半島全体でモバイル通信が遮断される」「その結果はどうだろうか?」「敵の無人機は問題なく目標に向かって飛び続け、我が軍の部隊はTelegramによる通信が遮断される」と指摘。
“当局にとっては通信の遮断が最も簡単かつ効果的な対抗手段なのかもしれないが、逆を言えばこれ以外に対策を思いつかないのだろう。繰り返しになるがモバイル通信の遮断は期待されている効果をもたらしていないどころか、Telegramによる通信も遮断して味方に被害を及ぼしている。そして通信が遮断された防空部隊や機動射撃部隊は互いに孤立し、何処から何が飛んできているのか、誰がどれを撃ち落とすのか、どれを放置すべきなのか把握出来なくっている。モバイル通信の遮断は敵に利するばかりなのに何故遮断を続けるんだ?”
ロシア人ミルブロガーのДва майора(Two Majors)も15日「防空問題に関する分析は多くの改善が必要だと示唆している」「もうモバイル通信の遮断が敵の攻撃に影響を及ぼすことはないと判明している」「これを続けることは宗教的儀式で無人機を妨害するぐらい無意味なことだ」「我々の機動射撃部隊は専用の軍事通信システムが整備されておらず、各陣地にStarlinkを設置することも不可能で、部隊間のネットワークは孤立しており、各部隊は作戦状況を把握できないまま単独で戦っている」と指摘。
“ウクライナ軍の攻撃阻止に様々な機関や部隊が関与しているため通信の欠如は事態をさらに複雑化させている。BARSによる機動射撃部隊の効果測定はベルゴロド州で毎日行われているため、迎撃の詳細を知ることができるものの、他の地域は国防省の非常に簡潔な報告から状況を推測するしかなく、誰が何を何機撃ち落としたのか知る由もない。我々の仲間からは「各部隊に責任区域が設定されておらず、無人機が飛んでいたとしても放置され、誰も責任を取ろうとしない」と言う。最悪の形で現れた官僚主義は事態を悪化させており、もう戦争は4年目に突入しているのに未だに弾薬の消費や受領に問題があるところもある”

出典:Высокоточка
“さらに敵の戦術はどんどん進化しており、もはや無人機を機動射撃部隊のみで対処するのは困難だ。一部地域では無人機の運用高度を3km程度に引き上げてきたため機関銃が届かず、対空ミサイルも各部隊に十分行き渡っていない。パーンツィリ向けに小型ミサイルの開発も進めらているが、囮無人機の数も多くなってるためネットワーク化された効率的な迎撃体制が絶対に必要だ。BARS、国境警備隊、防空部隊、ヘリコプター、戦闘機、拠点防衛に配備された部隊を統一運用するためのネットワークが必要で、さらに曖昧な責任のなすり合いではなく全力を尽くす責任者の任命も忘れてはならない”
“装備面でも改善が必要で、信じられないかもしれないが多くの部隊で基本的な装備が足りていない。例えば機動射撃部隊では懐中電灯や目標指示器といった装備が行き渡っておらず、機関銃の生産にも問題が起きている。そのため一部の部隊では機関銃ではなく小銃で無人機と戦っており、人々は問題を自ら解消するためマキシム機関銃を2丁繋げた射撃装置を自作している。このような防空分野における問題は目新しいものではなく、困難に直面しても全く改善されていない。これを解消するには強力な政治的・軍事的意思が必要だが、現時点でその兆候は全く見られない”

出典:Президент України
ウクライナ軍の長距離攻撃は持続的なものになりつりあり、ロシア人ミルブロガーもこの現実を受け入れ始めため防空体制に対する言及頻度も急増し、言及内容もより深刻化しているが、ほぼ全ての言及に共通するのは「モバイル通信の遮断がウクライナ軍ではなくロシア軍の首を締めている」「戦争は4年目に突入しているのに専用の通信システムが整備されていないのはどういうことだ」という点で、未だにロシア当局は「燃える製油所の報道」を禁止して「大きな問題ない」「損害は軽微だ」「直ぐに燃料問題は解消する」と主張し続けてるため、問題を問題として認識しない姿勢はウクライナ軍にとって好都合だ。
もしロシア当局がモバイル通信の遮断を止めても、今度は自爆型無人機のMan-in-the-loop制御が可能になるため「別の問題」を引き起こすことができ、無人機の運用高度を引き上げて機動射撃部隊の迎撃を交わす戦術もウクライナ軍が直面してきた問題で「これまでウクライナ軍を苦しめた手法をやり返されているだけ」というのが本当に興味深い。

出典:Brave1
ロシア軍もウクライナが構築した対無人機用の防空シールドや対抗策を良く知っているため「何をやるべきか」は把握していると思われるが、ロシア連邦領はウクライナよりも広大なため小型レーダー、音響探知システム、電子光学センサーを張り巡らせるのに相当時間がかかると思われ、双方が長距離攻撃で殴り合う状況になると「国土の広さ」は「防空密度の低下」に繋がるためロシアにとって不利なゲームだ。
追記:ロシア軍兵士がウクライナ領内でウクライナ企業が提供するモバイル通信網に接続して位置がバレた件と、ロシア当局が無人機攻撃を受けた際にモバイル通信を遮断することには関連性がなく、ロシア軍も無人機にウクライナのモバイル通信網に接続するためのSIMを搭載して無人機を制御することがあり、ウクライナ軍の無人機からもロシアのモバイル通信網に接続するためのSIMが発見されたため、ロシア当局はモバイル通信の遮断を行っているという意味です。
但し、ロシア軍の防空部隊や機動射撃部隊は専用の軍事通信システムが行き渡っておらず、国内の民間通信インフラ=モバイル通信経由のTelegramで各部隊との情報共有を行っているため、ウクライナ軍の長距離攻撃の度にモバイル通信を遮断されると状況把握が出来なくなり、既にウクライナ軍もロシアのモバイル通信に依存しない方法で長距離攻撃を実施しているため「モバイル通信の遮断は意味がない」と批判されています。
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※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России





















ロシアはデカい分どうしても防衛体制が大雑把になりがちだよな、ってのもある
核施設もあるだろうし
だから目の前で殴り続けて時折エネルギーラインも破壊するね……ってのが、現状彼等にとっての最善ではある
これから冬だから、多分ロシアのドローンやミサイル攻撃は発電所や輸送ラインになるし、実際もう被害はかなり広大な範囲で起きてる
攻撃は最大の防御を地で行くしかないのか
とはいえ分かり易い戦略目標である、クリミア半島くらいは高度な防空システムを組むべきだと思うけど、色々と資源が足りないのかな
結局これは”やらない”ではなく、高度な電子機器や通信インフラを西側に依存してたゆえの”できない”じゃないんだろうか
中国から導入するにしても民生品はまだしも、産業や軍事クラスだと輸出制限も数に限りもあるだろうし
小型の近短距離レーダーや音響センサーの事を指しているならそれほど高度な電子機器など必要ないですよ
一度それ系の話を出した以上、こじつけたくなる気持ちは分かりますが
そうでなく大規模な通信インフラのことです
近距離レーダーや音響センサをいくら用意してもそれを共有できなければ意味がないでしょう
記事をちゃんと読んでいますか?
前線で劣勢であっても後方を叩き続ければ勝てるという実例になりそうですね。
今までは後方を叩いて前線を弱らせて押し返すなり、突破するってのが普通でしたが。
やっとドゥーエや戦間期の航空マフィアたちが夢見た地上部隊の攻勢を伴わない戦略爆撃による勝利が現実となるのか。100年越しの夢が叶ったようだ。
トマホークが供与されると今までドローンじゃ攻撃出来なかった戦車工場とかも破壊され、今みたいに前線を進めることもそのうち出来なくなるかもしれませんね
地上で膨大な犠牲を払いながら遅滞戦闘をしているからこそ、この攻撃が出来てるんだろ
それに勝利の定義が全く分からんのだが……
かつてナポレオン戦争で、ロシアの皇帝は『カムチャツカまで退いても降伏はあり得ない』、と言った
戦略爆撃で破壊出来る施設なんて、タカがしれてる
結局歩兵を使うしかないが、勝利するまでに100年はかかりそうだ
軍隊は消費主体としては非常に大食いなので、インフラ破壊は間接的に平坦を棄損させます。
国民国家の総力戦において国民の厭戦気分に逆らえる政府は無いので、戦略的には正しいと思います。
国民が止まらないと戦争も止められないので。
ロシアに通信の遮断を強いることが、ウクライナ側の目的でもあるんじゃないでしょうか?
だとするとモバイル通信の遮断をやめたら、今度はウクライナ側はモバイル通信を積極的に使ようになりそうですが。
そして結局、ロシアはモバイル通信を遮断せざるを得なくなる。
これまで必要があまりなかったから優先されてなかったのでは?
ウクライナ軍が必要性によって対空網を工夫・適応してきたように、ロシア軍も必要に応じて工夫・適応していくとは思います
それが速い・遅いの問題はありますけど
ウクライナがモバイル通信の発信源を提供して貰い、狙って攻撃してるのはごくごく初期から言われ続けてたはずですが。
スマホに頼ってたから狙われたとか盛大に馬鹿にされてた過去をもう忘れたのですかね?1年も2年も言われ続けてたのにね
それは前線付近の話で1000キロ離れた施設の防空には関係の無い話では?
それこそウクライナがロシア本土のモバイル通信の使用者を無差別爆撃するのなら可能ですが。
対空ミサイルシステムに、低速目標近距離防御用の機関砲を追加するのが復活しそう。
既存のシステムに統合するのがいいかも。
後方ならハウンド飛ばしまくれば何とかなりそう
戦闘ヘリの防空性が見直されるなんてまるで予想できなかったよ
無人機で上空から哨戒させたり、対ドローン用の無人迎撃機とかに進歩していくのかな?
ウクライナ軍にはアメリカからの衛星情報の提供があり、防空網を回避する事さへ可能ですからね。
モスクワへの燃料や電力の供給は意地でも続けるでしょうが、地方は凍てつく冬を向かえそう。
無線封鎖みたいなのが効果的になっちゃうのは仕方ないかと…
自律制御でも電波さえ捉えたら攻撃する事も出来るでしょうし
あと結局どっちも戦中で被害を隠すのは変わらないのでね
直接回線を使わなくっても、基地局の電波で位置情報の修正とかもできますからね。
記事中に指摘されてる通りモバイル通信の封鎖はやめた方がいいと思う。
結局無人機は撃墜するしかない、それが一番確実。
それに敵の無人機のせいで通信を止めなきゃいけないって事は無人機が
通信インフラを破壊したのと実質同じだ、つまりわざわざ戦果を挙げさせて
やったってことになる…そんなのバカげてるだろ。
戦場でスマホを使うやつは死ぬというのはもう常識だけど後方なら話は別。
普通に民間SNSを使えばいい、民間人が大量に使用するものから部隊が
使ってるチャットだけ特定して傍受なんてまず無理だろうし、欺瞞なり
チャットの複数切り替えとか対策もできるでしょ。
昔のミリタリー雑誌で未来の歩兵装備とか特集されると
必ずといっていいほど手首に情報端末巻き付けてたけど
現代でそれやったらドローンの餌食だな
なんかチグハグな印象があります。
前線の凄まじい勢いで成長するロシア軍と、後方で信じられないようなやらかしをするロシア軍。命がけの戦場に適応できない者は淘汰されるのが普通とはいえ、ここまで違うものなのかと感じますね。
日本も色々と糧にしてほしいものですが···
ロシア=ウクライナ国境だけでなく、ポーランド=ベラルーシ国境、ロシア=フィンランド国境など。
国境地帯に、フェンスすらないような場所もあった事が、ウクライナ戦争前後に指摘されて映像が大量にでています。
日本も他人事ではなく、(海に囲まれているものの)国境線があまりにも広くなれば、国境警備そもそも大変というのが現実でしょうね。
イスラエルは攻撃ヘリを有効活用できているのに、ロシアはうまくいっていない
守る範囲が広大だからか
攻撃ルートや兵器が多彩だからか
そりゃイスラエルは正規戦してないですし…
原因が分かって居ても、実際に解決まで持っていくのはかなり大変そうだなぁ
日本はどうなのだろう?
原因が分かって居ても、実際にそれを解決まで持っていくのはかなり大変だなぁ
日本はどうなのだろう?
先日にウクラインスカ・プラウダの論評を読んだ時にちょいと気になったのがウ露双方のドローン戦闘に関して、
> 状況を詳しく見てみると、ウクライナは依然としてイノベーションでは優位に立っているが、大量生産ではロシアが優位に立ちつつあり、その傾向は前線でも後方でも日に日に強まっているという主要な論点が浮かび上がってくる。
と評価していた点
ウクライナ側メディアがこの視点で見ているのは興味深い
つい最近の衛星画像で、無人機の生産を行っているアブラガの工場の敷地が拡大して造成も行われている事が確認されました。
無人機の生産ラインが拡張される場合、現在もかなりのペースで生産されていると推測される無人機がさらに増えるとなり脅威に感じます。
情報ありがとうございます。
南アフリカ人女性の大量雇用、アラブガ経済特区で受け入れる話しが進んでいるようですね。
(2025年8月25日 人手不足ロシア、アフリカで大規模な女性採用活動-軍需生産に動員か bloomberg)
(2025.8.26 ロシアは自爆型無人機製造のために南アフリカで女性を大量に雇用している=ウクライナ偽情報対策センター ウクルインフォルム)
この問題は台湾有事の際、
モロに日本へ降り掛かるから笑っていられないのだ。
ホントどーすんだよ。
なにげにマキシム機関銃二連装は萌えないか?
アフガン紛争(対ソ連)の時に、エンフィールドライフルが活躍したような。
これの問題ってのは、正規軍のくせに民間の携帯電話通信網で作戦の連絡とかをしちゃってることでしょ?軍が独立した通信システムを運用しているならば、民間の携帯ネットワークが止まろうとも任務を続けられるわけで。