ウクライナ侵攻を支持するロジア人ジャーナリストのカシェヴァロワ氏は「ウクライナで負傷した兵士の98%が任務に復帰したと国防省は述べたが、これは嘘ではない。何故なら負傷者は適切な治療が受けられないまま前線に送り返されているからだ」と指摘した。
参考:Анастасия Кашеварова
参考:Анастасия Кашеварова
参考:Анастасия Кашеварова
参考:Анастасия Кашеварова
ロシアも人的損害の面で問題を抱えている可能性が高く、これを検閲と統制で抑え込んで問題がないように見せかけているだけ
ロシアではウクライナ侵攻後「軍の信頼を傷つける行為」に罰則を導入、当局に従わない独立系メディアを「望ましくないメディア」に指定して非合法化するなど検閲と統制が強化されており、国防省と国営メディアは「如何にロシアがウクライナで成功しているか」「如何にウクライナとNATOが失敗しているか」といった趣旨の情報しか発信しないため、ロシア人ミルブロガーでさえ「国防省は美しい報告書を止めるべきだ」と苦言を呈するほどだ。

出典:ПОДРУГИ ЗЕТ
アナスタシア・カシェヴァロワ氏はプーチン大統領やウクライナ侵攻を支持するロジア人ジャーナリストの1人で、ウクライナで戦うロシア軍を支援する番組「ПОДРУГИ ЗЕТ(Meduzaはプロパガンダ番組だと指摘)」にも出演しているが、漏れ伝わってくるロシア軍兵士の扱いや待遇の悲惨さだけは批判し続けており、自身のTelegramチャンネルで中々興味深いことに言及している。
“昨年のある会合で国防省は「ウクライナで負傷した兵士の98%は任務に復帰した」と述べた。これは嘘ではないものの「負傷者が適切な治療を受けて任務に復帰した」という意味ではなく、負傷者は適切な治療が受けられないまま、松葉杖をつきながら、手足が機能しないまま、目が見えないまま、耳が聞こえないまま前線に送り返されているためだ。四肢を切断された兵士のみ障害証明書(就労不能証明書)を受け取ることが出来るが、それ以外の負傷で障害証明書を手に入れるのは不可能に近い”

出典:Минобороны России アンナ・ツィビリョワ国防次官が南部軍管区の医療状況を視察する様子
“ただ障害証明書ですら四肢を切断された兵士にとって何の役にも立たず、手術後に寝たきりになるケースが多い。これは外科医の腕が悪い訳ではなくリハビリの機会が提供されていないためで、ロシアの病院にはリハビリ分野の専門家が少なく、保健省も特別軍事作戦の参加者に本格的な支援を行っていない。兎に角、負傷した兵士に対する調整されたプロセスが1つもないのだ”
“未だにロシア軍には効果的なローテーションが確立されていない。負傷者の代わりがいないのに戦闘任務は増え続け、指揮官は上官から「とにかく結果をだせ」「どうして陣地が兵士で満たされていないのか」と頭を叩かれる。だから指揮官は「無意味で何の効果もない」と分かっていながら負傷者を前線に送るのだ。カテゴリーВ(激しい運動が禁じられ戦闘地域での任務に適さない負傷者)に指定されても、この兵士を何処に勤務させるか明確な規定はなく、多くは射撃場に送られ回復したと判断されると塹壕に連れて行かれる”

出典:Минобороны России アンナ・ツィビリョワ国防次官が南部軍管区の医療状況を視察する様子
“昨日、国防次官(プーチン大統領の遠戚にあたるアンナ・ツィビリョワのこと)が兵士の健康について言及するニュースがあったが、実際には障害証明書も取得できずリハビリも受けられないのに負傷者を馬鹿にしているように聞こえる。大怪我を負った兵士に支援者がおらず、困難な状況を一緒に戦ってくれる妻がおらず、お金も無ければ死んでいくだけだろう。彼らを救う医師、専門家、病院、リハビリ施設は一体何処にあるのか?国防省には約10万人の職員がいるのに、この問題に対処している職員は1人もない”
“国土は広大で多くの医療施設があるのに、我々は負傷者に適切な医療支援を行えていない。ロストフの病院では負傷者が後方の医療機関に移送されるまで数週間~数ヶ月間ほど待たなければならず、その間に手足や命を失い続けている。私の主張に反論もしくは文句を言いたいなら家に来ればいい”
さらにカシェヴァロワ氏は「特別軍事作戦における狂気は時間の経過と共に強くなっている」とも指摘している。
“英雄主義か自殺か。捕虜になるのを避けるため自爆した兵士がいるが、指揮官はそれを自殺と定義し、この様な兵士は教会への埋葬が拒否される。特別軍事作戦における狂気は時間の経過と共に強くなっており、敵に降伏すれば裏切り者として扱われ、降伏を避けるため自爆すれば自殺扱いだ。自殺と認定されれば兵士の遺族には死亡手当を受け取る権利がない。この様な状況に直面した場合、遺族は死亡状況の調査を求める書面を書くよう勧める。そして軍規約第23条に従い「敵の捕虜になるのを避けるため自殺したのだ」と書き添えなければならない”

出典:Минобороны России 国防省との契約に署名するロシア人(契約軍人の募集風景)
ウクライナ政府や軍も直面している困難を明かすことはないものの、ウクライナメディア、現地ジャーナリスト、海外メディアを通じて兵士の悲惨な状況は断片的に伝わってくるが、ロシア側は検閲と統制が厳しいためカシェヴァロワ氏が明かした状況は非常に興味深い。
追記:露独立系メディアのASTRAは13日「昨年夏に国防省と契約を交わしたタタールスタン出身の兵士は5月20日にドローン攻撃で足を負傷した」「彼は病院で治療を受けることなく第37連隊の司令部に連行され拷問を受けた」「司令官らは『負傷の原因が自傷行為の結果だった』と自白するよう強要した」「親族が検察に事態を告発したことで彼は解放されたが、足の負傷を治療することなく戦場に送られた」「前線に連れ戻された兵士は部隊からの逃亡を試みたものの捕まってしまい、食事も水も与えれれないまま穴の中に閉じ込められた」と報じた。
ASTRAは兵士の姉と同僚の兵士から情報提供(負傷に関する医師の診断書、本人が拷問について証言している音声データ、同僚の兵士とのチャット内容など)を受けたと説明しており、彼はルハンスク州ザイツェベにある「戦闘拒否者専用の施設」に連れて行かれて消息不明だと付け加えている。
この施設についてASTRAは「戦闘を拒否した兵士を拷問すること有名で、ASTRAを含むメディアの報道を受けて昨年閉鎖に追い込まれたが、再び施設が稼働していることを確認した。この施設で冬に撮影された映像も登場している。ザイツェベには少なくとも5人の兵士が収容されており、この様な施設が15ヶ所あることを確認している」と書いている。
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※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России
・負傷した兵士を医療機関に送り適切な治療すら受けさせないまま前線に送り返す。
・降伏は一切許されない。
・降伏回避の自爆攻撃で戦死を強要しても戦死じゃなく自殺扱いで遺族には何の保障すら受けられない。
人命軽視かつ杜撰な作戦と無意味な特攻で多くの兵士を死に追いやった旧日本軍ですら自爆攻撃で戦死した兵士は名誉の戦死扱いしていたってのに・・・本当に21世紀の軍事大国のする事か?
こんな国のために、何故彼らは戦うのだろう。
革命を起こすべきではないのか?
革命を起こしたら前より悪くなったという歴史を持つ国だということを思い出してください
3つ目はびっくりしましたね
結局のところはロシア人自身がプーチン・ロシアの掲げる「義」というものに価値を見出してないってことなのかな
大儀さえあれば、国の大儀の実現のために貢献して死んだと評価されそうなものなのに
動けないロシア人など必要ない!!!
って価値観なんだろう。
我々の21世紀を否定した軍事大国ですよ。
まあ我々の21世紀もいいものなのか疑問はあります。
生きていれば恩給やら給料やら支払わなければならいし、一回動員すれば皆死んでも構わないんだろな
帰還兵は反体制的な思考になるかもしれないし、かつてのロシアやドイツではその連中が大きな社会不安要因となった
プーチンからすれば死んでもらったほうがいいであろう
地獄への片道切符ですね
プーチンと仲間は、ロシア国民は使い捨ての消耗品と見てるのでしょうね
囚人兵も帰還したら犯罪起こしまくってたから、それなら肉壁に使って全部殺したほうが良いと考えて
それが全兵士に広がったのかもしれません
新しいアネクドート(風刺)が誕生したような。
ロシア軍の死傷者は5月と6月で7万人以上に達しましたが、相変わらず「労多くして益少なし」の状態ですね。
ロシアは独ソ戦レベルの死傷者を出す前提で戦っているのでしょうけど。
別に否定するわけではないですが
ウクライナの戦況や徴兵問題の悪いニュースが続くと
ロシア軍のも流れてくる?ローテで帰ってきた兵士や
退役した兵からもっと聞けるのでは?ウクライナよりも
ロシアはいまだに頭が大祖国戦争なんですかね
もう畑で人が取れる時代じゃないんですが
戦争なので悲惨な状況があるのはわかるのですが、0・1、0・100で物事が語られているように思えてしまいます
負傷兵がどれほどの率で治療を受けられないのか?
実際に負傷兵が負傷したまま再度前線で戦闘に参加しているのか?
全体としてロシア軍がボロボロなのか、一部が腐っているのか?
もう全体的にボロボロであとちょっと兵士が不足すれば瓦解するという状態から、全体的には普通で一部だけ酷い状態まで振れ幅があるので「ロシア軍は負傷兵すら前線に送り戻してるのでもう崩壊する」と鵜呑みにしていい話では無いと思います
突き詰めると「ボロボロのはずのロシア軍になんでウクライナ軍は勝ててないの?」という話になってしまいますので
それな。極端な見方が多すぎて辟易する。
ロシアはあの手この手を使って1日平均1,000人以上の兵士を採用しています。
そして今年5月と6月のロシア軍は1日平均で推定1,100人以上が死傷しています。
ロシア軍上層部は兵士を単なる消耗品と考えていて、「まだ壊れていないのに使わないのは勿体ない」という発想で前線に戻しているだけかと。
現状は投入量と損失量がプラマイゼロなので、この調子だと数千万の死傷者が出るまでロシア軍は止まらないと思います。
それで戦争に勝てればよいし、それで勝てる計画なのでは。
元々はナチスの如く全スラヴ人連帯を訴えてましたから…兵力を現地調達する願いがありました。その為に子供も連れ去ってて、その子供を徴兵してた一件が漏れてた訳で。
現状がロシアにとっては想定外に現地から兵員を取れる畑をあまり奪えなかったのが問題になっているということかと。それが成功していれば兵力をすりつぶそうが増える方が多いからそろばんが合うって事だったんですかね。
そのそろばんが狂ったから、インドやあちこちから戦争に投入されると知らない人たちを連れ去ってた。でも最近はそれもお叱りを受けて帰国を約束する羽目になってる。帰国を約束したということは事実だったって事ですからね。
鵜呑みも何も、この記事からはロシア軍が崩壊するなんて読み取れませんが…
精々塹壕堀りの効率が悪くなる程度でしょう
結構な割合で腐ってそうだけどなあ。個人的には虚飾高官や汚職高官がいなければ火力差を活かしてとっくの昔に東部全域制圧して終戦してると思ってる。
ジャーナリストの人はロシアは崩壊する!とかそういうことを言っている訳ではないでしょう。
こういう事をしていてはいけないという話をしとるだけです。再生出来る人材を再生する手立てを整えるべきだし、健全な兵運用をしていくべきだと。これではまるで姥捨て山だし、ロシアの戦線が投入された兵力の割に体たらくなのもこんな誤魔化しをやってたのでは無理もないという事が語られている訳です。
このジャーナリストは戦争反対派ではなく賛成派だけど、そうだとしてもこれはあまりにも見るに堪えないという事を言っている訳です。後々のモチベに響くし、大体こんなので本気で敵を押し込み続けられると思っているのかとも。人命が大事だと語っていたのは戦争に協力的な志願兵を煽っておちょくってるのか?とも。
ロシア兵がボロボロなのとウクライナの戦況が悪いことは何も矛盾しませんよ
そもそも国力が違うのは貴方の方が詳しいのでは
独ソ戦時代からやってる事は変わらなさそうですが、ネット時代においてスマホを通じた前線情報やらプロパカンダや偽情報も混じる中言える事は人命軽視の恐ロシアという事だけは変わらないですね……
負傷兵は、その場で楽にしているのかと思ったよ。
ドローンが撮影した負傷兵撃つロシア兵の動画あったけどこの状況だとガチで慈悲扱いだったのかも……
恐れるべきは有能な敵より無能な味方ってのを地で行く国なんだよなあ。ベロウソフを国防相は改革を進めれてるのだろうか?
ロシアの教義は知りませんが、後方治療で任務復帰は軍の通常の流れかと思えます。戦場との兼ね合いで上官の判断が強く反映されるのが一般的だったかと。同時にそれ以上の厳密なルールは少ないはず。
任務復帰とリハビリは別の問題で、ぜひ頑張って欲しいものです。度々行っていた紛争より復員も多そうですしプーチンの内政が問われますが、今時点では進まないでしょうねぇ。
自爆の話は流石に一般的でないと思いますが、アレげな思考をする軍人は一定数存在するので調査が望まれますね。
問題は後方で治療されないまま任務復帰している点ですね。
適切な表現が見つからないのですが、此処で言う後方は前線ではない。との意図でした。
メディキットによる救命措置よりは良いもの(医師か衛生要員による治療)であって、それ以上のコンクリ製病院でベッドで寝ていられるかは状況次第というものかと。
私も専門ではないのですが、色々とごちゃごちゃしたまま話と印象が先行しているのではないでしょうか。
題名見て98%復帰は流石に嘘だろって思ったけど、記事の内容の方が嘘であってほしかったよ
治療の結果四肢切断になってしまうほどの負傷って、もうほぼ死ぬでしょ…
四肢のいずれかという意味だと思いました
無茶口将軍が「弾丸がなかったら銃剣があるじゃないか。銃剣がなくなれば、腕でいくんじゃ。腕もなくなったら足で蹴れ。足もやられたら口で噛みついて行け。」
と言っていたので、日本軍以上の泥沼のロシア軍上層部も兵士が生きてる限り戦闘継続できると考えてるんじゃないでしょうか?
しかし腐ってもジャーナリストというか愛国者というか、結構攻めた発言ですね。
これで状況が改善されればいいですが、されなければ彼女は更に語気を強め、本当に誰かが「家に来る」事態になるかもしれません。
しかしこのままではある日を境に戦況がガラッと変わるのではないかと
はたしてロシアは何時まで持つのかな?
まだ6500万人ほどは男性人口居るので、10-50歳の範囲を全部使い潰すまで20年以上は持つかと
戦闘任務が困難な負傷者とかを塹壕に戻す理由がわからんまだ後方任務に着けといた方がまだ有意義では?
そこまでして復員するほど人が足りないとも思えないんだが
後方勤務は力仕事が多いだろうから、負傷者は使い物にならないのでは。
前線なら、旗を立てるという、優先度が高く負傷兵でもやれる任務があるので。
もしや弾除け要員なのでは……少なくとも耳や目が駄目になった兵士はストーム部隊で砲弾の餌にされてそう
積極的に動きはせず守る任務は可能かと。
動ける兵を攻勢に使い、その一方で動ける兵が出た後の塹壕や前線の一時拠点を守る頭数増やすのに傷病兵を使うのかと想像しました。攻撃に出たまともな兵が戦闘を終えて戻るまでの留守番なら戦闘機会が無くいられることも多いですし、そういう任務ならありえると思います。
いや、無しですが。
ロシア人ジャーアナリストかなり攻めましたね。
戦争は、戦後の負担も重いですからね。
傷病兵を、社会的にどうするのか特に重い課題になります。
上司に怒られないために無理やり動員しているのであれば、その辺の会社と同じように、低次元の話に感じますがどうなんでしょうね。
訂正です
無理やり復帰
>無理やり動員
牟田口はロシアに行けば名将になっていたかもしれない?
ヒデー話だなと思うと同時に誤謬含みの内容は読むのに疲れるぜ…ロシアにもちゃんとジャーナリストがいるのだな
負傷した兵士の98%が四肢欠損程ではないが重傷を負ってるにも関わらず「適切な治療」を受けられず塹壕に送られてる(兵科は?)…訳ではないのは何となく分かった
そこは嘘であってくれよと言いますか…
ロシア側から出る情報ですら負傷者は多いのに
戦死者だけ増えない魔法の種明かしがコレか
そりゃ戦死者カウントしなければ戦死者は増えないし
足が動ける負傷者を全部戦線に戻してるなら肉壁は減らないよな
戻って来なくても戦場行方不明扱いなら、ロシア政府は何の保証もしないで済む
元々ロシアではとある事情で行方不明扱いが多すぎるって話がありましたね。その方が都合が良いとも。
なんなら、逃亡した事にすらされたりだとか…逃げたとされる理由は呼び出しに応じないから。
死者がどうやって応答したり、期限までに出頭してこいと…
ロシアの一部の層は未だに考え方がソ連時代を引きずっているという事が指摘されてます。特に軍事面ではその影響が深く残っているという事で…
ジューコフの如く前進は自軍兵士の血の量のみによってなされるという考え方が根強いのだとか。従って、前進量に相応しい流血が逆に事前に決まってしまうという…むしろ流血が足りないから前進が出来ていないのではないのか?とお叱りを食らったり、この程度も進めないで損失だけが大きすぎるもっと努力せよみたいな常識からかなりぶっとんだ話に飛躍してしまうのだとか。
更に、双方が遠距離からの殴り合いをする消耗戦に入っていますので…歩兵の意味合いが違ってきてるんですよね。
昔は歩兵が最後に争って占領をする訳ですが、今のロシア兵が何をしてるかというと、砲兵の為に敵の場所を教える為に突っ込んでいる訳です。なんなら武器も持たずに丸裸でも良い訳ですね。
そうして、お互いににらみあいになって動けなくなった所で数で有利な火砲で判明した拠点を文字通り建物毎吹き飛ばすと…防護された陣地は近接戦でどうこうするには時間がかかりま過ぎますからね。
当然、こんな危険な任務をやりたがる人は奇特な方々ですので…そのお鉢を弱いものに回そうとする。守るもののいない負傷者や、海外から騙されて連れてこられた人たちだとか…情けをかけるということはじゃあお前が行けという事になる。また、設定された流血量を流せていないなら職務怠慢だという事にもなる…なんとも世知辛いというか。
前線の兵員不足問題を(書類上)解決できる上、戦後の社会負担になりうる帰還兵問題も同時に解決し得るある意味合理的な強権国家仕草に溢れた方法ですね
国民不在の大国になんの意味があるのだろう?自分たちを崇めてくれる人がいなくなるのに。