ロシア人ミルブロガーのRomanov氏は5日「ハルキウ方面の戦いは非常に激しい」「ボルチャンスクを巡る戦いの犠牲者はアウディーイウカを巡る戦いの犠牲者の1/3だ」と明かし、露独立系メディアのМедиазонаはロシア軍兵士の戦死者数を約12万人と発表した。
参考:Romanov Лайт Обстановка на Северном направлении.
参考:Потери России в войне с Украиной.Сводка «Медиазоны»
約12万人のロシア人がウクライナで死亡した可能性
ロシア人ミルブロガーのRomanov氏は6月末「ボルチャンスクに向かっている」と明かしていたが、現地で見聞きしたことを踏まえて「ハルキウ方面の戦いは非常に激しい」「ウクライナ軍によるFPVドローンの使用は活発だが、クラスター砲弾の使用はロボーティネの攻防ほどではない」「ボルチャンスクを巡る戦いの犠牲者はアウディーイウカを巡る戦いの犠牲者(5,000人)の1/3だ」「ボルチャンスク攻略の指揮は大失敗に終わったドネツ川渡河作戦(2022年5月)を指揮したラピン大将だ」と指摘。
さらに「ボルチャンスク方向のロシア軍は部隊間の協調性が欠けており、味方部隊が襲撃して確保した拠点や建物を攻撃して損害を被ることがある」「ロシア軍はベルゴロド州をウクライナ軍の砲撃から保護するため、国境から約15kmほどの範囲を確保する予定だった」「この地域のロシア軍はスームィで新たな攻勢が始まるのを待っているがウクライナ軍もこれを察知している」「Pantsir-S1は敵ドローンの破壊に最も効果的なシステムだが、同じ位置で運用し続けたため破壊され、ベルゴロド州では敵ドローンが自由に飛行している」「ハルキウ方面に配備されたロシア人兵士の後方にはTikToker(カディロフツィ)がいる」とも述べている。
露独立系メディアのМедиазонаはBBC Russianやボランティアと共同で「ロシア人兵士の死亡や埋葬に関するオープンソース情報で氏名が確認できた人数=死亡者数」を公表し続けており、7月6日時点で死亡者数は5万8,207人(1週間前と比較して1,349人増)だが、オープンソースで得られる情報には限界があり、Медиазонаは「この手法による死亡者の確認は手間と時間がかかるため現実の数字とかけ離れたものになりつつある」「もっと迅速にロシア人兵士の死亡者数を推計する方法を開発した」と発表。
新しい手法はMeduzaが報じていた「相続登録簿(RND)=ロシアの遺産相続は死亡が確認されてから6ヶ月以内に手続きを終えなければならない」を利用する方法で、RNDに基づく2022年~2023年の死亡者数は推定6.6万人~8.8万人、ワグネルの内部文書で確認されたバフムートでの死亡者数は1.95万人以上(内1.7万人がプーチン大統領の恩赦で刑務所から動員された囚人)、2024年の死亡者数は現在までに3.9万人~4.5万人(内0.6万人は2023年までに死亡したのが今になって確認されたもの)と推計されている。
Медиазонаは以上の要素を加味して「約12万人のロシア人がウクライナで死亡した(推計の誤差範囲は10.6万~14万人)」「2023年の死亡者数は日120人で2024年は日200人~240人に急増している」と結論づけているのが興味深い。
因みにMeduzaはロシア連邦国家統計庁(Rosstat)が発表する人口統計データに基づいて「2022年と同様に若者の超過死亡者数が急増している」「2023年の超過死亡者数(男性)は2022年と比較してほぼ2倍になった」「2022年の超過死亡者数は推定2.4万人、2023年の超過死亡者数は推定4万人で、2年間の戦争で死亡した人数は推定6.4万人だ」と指摘しており、多少の誤差はあるもののRosstatとRNDの数値は似通っている。
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※アイキャッチ画像の出典:Romanov Лайт
これだけ長く戦争していたら10万人超えはまあ妥当といったところか。
どう贔屓目に見ても同等以上のウクライナ兵も死亡していることでしょう。米英の目論見は当初からロシアの軍事力を極力損耗させることでしょうけど、ウクライナの国土と国民のこれだけの荒廃を見ると、それはどこまで可能なのでしょうかね。ロシアの軍事態勢は実践によりさらに鍛えられてるという見方もあります。
やはり戦争は始めるのは容易いが手打ちの仕方は本当に難しい。
国連軍のや多国籍軍の介入が無いならどこまで可能かは当事国のさじ加減でしかない。この場合だとロシアが戦争するためにありとあらゆる手段を取っているのと同様にウクライナが何処まで自国を犠牲にして主権を通す意思があるかだけ。
ソ連のアフガン侵攻ならどれだけ国土や自国民に出ようとも戦いは継続していたし、近年のアフガンなら山岳地帯を武器を持った戦闘員が徒歩で踏破してまで戦闘していた。ベトナム戦争でなら他国侵犯したり自転車を使ったりしてまで補給線を繋いで戦った。朝鮮戦争なら人が徒歩で担ぎながら補給をした。
ロシアに勝つためなら何でもする意志があるなら、キッシンジャーが言ったように「ゲリラ戦では、負けなければそれは勝利を意味する。一方で正規軍は、勝てなければ負けとみなされる」を地で行くべきでしょう。
終わらせ方が難しいかはケースバイケースでしかないし昔からのシンプルな終わらせ方は消耗と疲弊だけど諦めて損切り出来ないような状況になるとダラダラ続ける羽目になる良い例なんじゃないの?
逆にあれだけ派手にやり合ったアウディーイウカ攻城戦の1/3も亡くなられているのか・・・
結構馬鹿にならない犠牲者数だと思います
北部~ロシア国境付近でロシア軍が苦戦しているのは間違いないようですね
ロシア側10〜14万の犠牲者と現実的な数値の印象受けるかな、ウクライナはゼレンスキー曰く兵員交換1-4から1-6とのことで2-3万の犠牲者ということになるのかな。ウクライナの方の数値は大分そんなことある?レベルの印象受けざるを得ないし、戦場の火力差戦線の動き考えるとウクライナ側は40-50万が実際の数値に近いのかなと思うが真相は戦後でも永遠に不明なままかもしれないですね。
まぁ…少なくとも、ロシアと同等かそれ以上の損害は出てるでしょうね。
でもなきゃ、あんなに負けることも無いでしょうし()
損害と戦線は別物では?
損害大きい方が前に進んでいる事例は戦争ではありふれてますし
戦況よりも、ウクライナの残存兵力の問題では?
外国の方の意見ですがウクライナは日の死傷者が現在2000を超えてるとか
先日も車を止めて路上拉致をしてたんですがその数は3000人以上と
塹壕に拉致されて4日の遺体があったとか
前線の兵の数がとにかく足らず、ロクな訓練もせずに送り込んでるとか
ブラックな噂が絶えないので
知ってる知ってる
ゼレンスキーが大型ヨットもってて
年の半分はリゾートで遊んでるんでしょ?
そうですね
事実は嘘をつきませんから
ゼレンスキー氏は自家用ジェットで海外のデパートで買い物をしながら
他国に武器を懇願してたとか、貴方の言ってる事も事実では?
事実の話をするならば
・ゼレンスキーが大型ヨット買ってリゾートで遊んでる
・ゼレンスキー(の妻)がデパートで豪遊
これらの噂はフェイクニュースであったことが検証で確認された事実ですね。
事実の話をされたいならば妙な噂や「外国の方の意見」という正体不明のソースを語らず、信頼できる情報に基づくのがよいと思います。具体的ソースは失念したでも誰かが見つけてくれるかもしれませんし。
前に管理人氏も言及していましたが、自陣営に有利だと噂や怪しいメディアの情報でももてはやす行為がコメント欄ではしばしば見受けられます。
この事例が該当するとは言いませんが、フェイクニュース作る側もカウンターでフェイクチェックする側も虚実入り混じったプロパガンダが多すぎるのでその手の話は基本的に無視するに限りますね。
噂は噂でしかない。
外国の方のコメントでロシア軍15万ウクライナ軍75万と言われてました
ロシアの被害は大方の予想通りと思います。
ウクライナは予測が難しいです、フォーブス先生はロシア軍の被害を
3ヶ月で10万と指摘されてましたが、根拠が欲しい所です
40-50万の犠牲者なら200万人クラスの死傷者が出ていることになるが、ウクライナ軍にそれだけの数の損害が出ているならもっと大規模な戦線崩壊が起きているはずだ。
全く現実的な分析に思えない。
ハリコフ方面はかなりグダついてしまっていて、上手くやれなかったって評価は今のところ妥当だと思われる
他戦線のと連携も見えないしね
ロシアのブロガーがラピンとカディロフツィを無能だとディスるのはお約束。
ただし人的損耗が大きく出てることは事実だろう、兵力に勝るウクライナ軍の猛攻に何とか耐えてるので。
兵力差を火力で補おうと混戦状態の市街地に空爆を多用するもんだから誤爆も多そうだ。
陽動だけなら損失の多く出るボルチャンスク市街戦に拘る理由が分からなかったが、15キロのノルマがあったのね。
アウディーイウカは万単位はいっていると思っていたのでむしろ5000人くらいで済んだのか…
単純な戦死者数ならやはり囚人兵をガンガン投入していた2022年末のバフムートが一番多そうですが。
バフムートの戦死者の囚人兵のエグい割合よ。
一部西側の報道のようにプーチン大統領がボケてるだの病気だのはないと考えます。
彼は彼なりの合理的な選択として、ウクライナ侵攻を決めたのでしょう。
それは逆に考えれば、ウクライナ侵攻が割に合わんわと思った時点で、撤退もあり得ると思います。
その損益分岐点が、何人のロシア兵死者なのかはわかりませんが、少なくとも第二次世界大戦のように1000万の死者を許容できるプーチンではないと思います。
仰る通りです。
バイデン大統領が、どちらかと言えば、ボケているのではないかと心配に感じます…。
そういえばバイデン大統領は選挙戦を続けると宣言したその直後に「2020年にトランプに再び勝つ」と言ったそうですね。
今は2024年なんですが大丈夫なんですかね?
仰る通りですね…。
ロシア視点での勝利条件は満たされつつあり、ここまで来て今から撤退するのが最も割に合わないと考えるのが普通でしょう。ロシアの撤退条件など考えるだけ無駄かと思います。
ロシア視点での勝利条件らしきものとして、ちょうど最近プーチン大統領が直接言及した4州からのウクライナ軍撤退があります。現状のペースが維持できたとしても目標の達成には数十年はかかるので「満たされつつある」とは言えないでしょう。
今後ウクライナ軍が崩壊して急激に前進ペースが早まることがあれば別ですが、それは明白な根拠に欠ける「かもしれない」程度の可能性にすぎず、前提にして良いレベルではありません。
4州からの撤退は和平交渉の条件ですね
ロシアが掲げててるのはドンパス開放、ウクライナの中立化、非軍事化、非ナチ化の四つですが
何をどこまでやったら達成とするかは曖昧なのでそこはプーチン次第ですね
個人的には中立化と非軍事化は「最終的」に捨ててウクライナ、支援国のメンツを立ててもいい
と思います、その方が交渉はかどるしね
非武装化は結構重要な要素だと思います。紛争後の情勢安定がどの程度困難になるか、に影響しますので。
すでに避けられないと思いますが和平後に正体不明のドローンアタックが多数起きるのは可能な限り避けたいはずです。
ゼレンスキーも次回の和平サミットにはロシアを呼ぶと言った口で停戦後も危害を与えるのは続けると言ってるのもありますし。
プーチン氏はキーウ攻略失敗した後から「割に合わない」と思い続けてると思いますよ。
もし仮に2022年初頭に戻れたら絶対に開戦してないでしょう。
知っての通り開戦後一週間だかでキーウを陥落させてゼレンスキーは国外逃亡か死亡して傀儡政権にすげ替え、予め調略しておいた地方の首長も一斉にロシア側に寝返り短期間でウクライナ全土を掌握する、というのが当初考えていたシナリオであり、それが可能だと考えたから開戦に踏み切ったはず。
でもそれはFSB第5局の間違った報告を元にした意思決定であり実際に大失敗してしまいました。
(開戦1ヶ月で牢屋にぶち込まれたベセダ局長ってまだ生きてるんだろうか・・・)
それ以降の戦いは言わばその失敗を糊塗して「この特別軍事作戦は成功だった」ということにするための戦いと言えます。
プーチン氏の場合は政治的死が生物学的死に直結してるので戦争継続はある意味合理的判断です。
今のロシアの戦略的目標はゼレンスキー政権を打倒して親露なウクライナにするということと東部四州の併合だと思いますが、それだけで良いんだったらこんな大戦争は始めてなかったでしょう。
特に前者は工作や調略でまだなんとかできる余地がありましたし、普段のロシアだったらそうしてた筈。
>特に前者は工作や調略でまだなんとかできる余地がありましたし、普段のロシアだったらそうしてた筈。
そういった工作で作った親露派政権が打ち倒されたのと、ウクライナで地味ながら進んでた反汚職キャンペーンなどで「支持が落ちてるゼレンスキーの今しかない」と考えて侵攻したという考察があるみたい
その打ち倒された親露派政治家はロシアに逃げてるし自分は腑に落ちた
これ外国籍の契約兵は統計に加味されてるのかね?
とはいえ、このペースの戦争が継続できると見ているんだろうな。
おそロシアおそロシア
そもそもロシア軍に外人は誤差レベルしか存在しない
双方のプロパガンダにより多く存在しているかのように見せてるだけ
ロシアは外国から沢山の義勇兵がロシアの為に戦ってると見せようとするし、ウクライナは多くの外国人がロシアに拉致られてると見せようとするからね
ネパール政府が確認してるだけでも200人以上のネパール人がロシア軍に参加。ネパール人の出稼ぎの状況とブローカーの実態を考慮すると当然これは氷山の一角でしょう。
一部報道の1万5000人は過剰だったとしても数千人は普通にいそうです。
ネパール1国でこれですから世界全体で「誤差レベル」というのは明確な根拠がないといささか説得力に欠けるかと。
カディロフツィがロシア兵の背後にいるということは
もしかして督戦隊的な運用をしているのでは?
それはないかな
ロシアの極右はカディロフツィが嫌いだから友軍を撃つようなことがあればブチ切れする
まあ6万くらいじゃないかな。
全ての数値がこのあたりを指してる
ウクライナ側は、2023年8月の時点でNYTが報じた米当局者の話としてウクライナ戦死者7万とのことだったので、時間で単純計算すれば現時点で12万人といったところでしょうか。
この推計の正確な時点やその後の両軍の攻勢の影響などで違いが出るでしょうが、両軍同程度の戦死者ということで意外と納得がいく値かもしれません。
此処の方が指摘されてる戦力差でウクライナの被害はその程度済むとは思えませんが?
数日前にも兵が足らないキエフ政権は3000人を新たに拉致されたとか
かなりの強硬策で徴兵を行ってるようです
同程度の被害なら開戦からの徴兵や志願兵で多くの部隊が残ってる筈です
逃亡して無事なら良いのですが、推定100万は逃げれて無いと思いますが?
2023年4月に1万7500人だったのが反転攻勢などで7万に跳ね上がった…という背景なので、その後アメリカの支援が止まって苦しい時期が続いたとはいえ、そこまでの被害は出続けていないと思います。
反転攻勢の事実上の終了後はロシアの攻撃を受けていたとはいえ反転攻勢時ほどの損害は出ていないだろうという予測は正しいと思いますが、砲弾もなく防空もない状況では逃走、投降が相次いだのも間違いないと思われます。
それらがどれくらいの規模かわかりませんが、ウクライナに関しては負傷、戦死だけ見ていればいいというわけではないと思います。
ロシアでも逃走、投降はあると思いますが、敵地での逃走は色々とリスクが大きく簡単ではないこと、押し込まれているウクライナほどは逃走、投降に至る可能性が高くないことを考えるとウクライナよりはかなり小規模になると思います。
私もその観点から「推計の正確な時期」を気にしています。情報が出たのは2023年8月ですが、この損害が現時点のものとはされていなかったはずです。反転攻勢直前、あるいは初期の時点でのものだったのならば、反転攻勢により損害が7万人からさらに上積みされたことが考えられるためです。
充分に考えられる数値ですね。
消耗戦、長期の戦争は、犠牲が大きいなと感じます。
ウクライナ=ロシアが削り合っている間に、二か国を迂回するような通商ルートの話しも進んでいます。
3B政策(ドイツ~トルコ~イラク)の拡大版みたいに感じますね。
中国~キルギス・ウズベキスタン~トルクメニスタン~イラン~トルコ~ヨーロッパ圏
>欧州・中国間の貨物輸送路の大幅短縮につながる同事業は、既に構想から30年近くが経過。遅延の一因は、中国の地政学的影響力の増大を警戒するロシアの反対だったとされる。プーチン氏は現在、計画を容認する姿勢を示しており、キルギスでは年内の着工を見込む。
(2024.07.04 中ロ、勢力圏でせめぎ合い 「蜜月」演出の裏で 時事通信)
この数字を元に考えるとやはり損耗分と補充分を比較すると補充分が上回り開戦前よりもロシア軍の戦力規模が拡大しているという米軍高官の議会報告は妥当なのかもしれませんね
火葬戦記ばかり鵜呑みにしていたら現実とは乖離していく一方なのにも納得だ
数的増加と質的向上はまた別問題である事は注意は必要かと
大分前の記事ではロシア軍の新規兵は中隊以上のレベルの訓練は殆どしなくなってると触れてますし
装備にしても旧式で相当量かさ増ししていて新規装備だけでは消耗に追いついてはいない
一部装備は貯蓄出来ているって話ですが大部分モスボール復帰品で穴埋めしてるのを考えると何処までいっても貯蓄の切り崩しでは?
まあそれでも確実にウクライナ軍よりは恵まれてるだろう
現実にウクライナ軍が脅威を感じてる滑空爆弾はソ連の遺産と聞いてます
装備は新旧で分けて対応してるように思えます、ドローンやGPS妨害など
貯蓄の切り崩しは事実でしょうが在庫が多い爆弾が一番ウクライナ軍に被害を
与えてるそうです、現在FAB3000を撃てるsu34はまだ2機しかいませんが
ハリコフでそれを落としたら、ウクライナ軍の投降が増えて数の多い
ウクライナが押される状況に、数が増えて烏合の衆を作ってるというより
状況に応じて対処していってると思います
ドローンの大規模運用なんて戦前は不可能だったんで質的にも向上してますわな
今年の一月頃に、フォーサイトの記事で小泉先生がロシア軍の人金物について解説記事出してた。
ロシア軍は兵員定数を132万人迄増強する方針だけど、これは既に達している可能性が高いとのこと。
物は過去の備蓄メインだけど備蓄が多いので、当分持ちそう。
金はエネルギー資源の高騰と、国民福祉基金の取り崩しでこっちも暫く持ちそうとのこと。
情報ありがとうございます。
金に関して追加すると、金(Gold)、ダイヤモンド(アルロサ)などの貴金属・鉱石ですが、UAE・インド・イスラエルなどが継続しており兆円単位の収入が継続していますね。
ヨーロッパが取引市場の支配力を失って、グローバルサウスにシフトして競争力を獲得しています。
フィンランド軍予備役将校でありOSINT分析チームに所属するパロイネン氏がこの方面に関してXで興味深い投稿をしていましたね。要約するとロシア軍はこの作戦で、1.緩衝地帯を築く、2.ハルキウ市を砲の射程内に収める、3.戦力を拘束するという3つの目的があり、1と2は失敗したが3は成功して、ウクライナ軍はこの地域に過剰に戦力を投入し過ぎて予備選力が枯渇していると。第41機械化旅団のローテーションの問題についても触れられており、現在は何とかなっているが今後どうなるかは分からないとも。
ここからは私見ですが、ロシア軍も問題だらけで損害も増え続けているけど、血と肉で何とか押さえ込んでいるウクライナ軍の限界はそれ以上に近いと思いますね。
情報ありがとうございます、勉強になります。
そういえば先月くらいにプーチンが発言してましたっけ?ウクライナの戦死は月15000でロシアはその三分の一だとか
ウクライナ側の損害についてはプロパガンダの可能性があるとしてもロシア側が自身の損失を過大に、あるいは不正確に認識してる可能性は低いので最低でも月5000は戦死している事になる
この記事でも月200人以上とあるのでやはりこの仮説はかなり信憑性高そうですね
負傷含めたら損失は月15000~20000という所?
誤字があるので修正
ロシア側が自身の損失を過大に宣伝する事が不自然であり、また不正確に把握してる可能性は少ない事
また日に200人以上の戦死とこの記事にあるのでやはり月5000以上の戦死者は妥当と思われますね
だいたいそんなもんじゃない?
全期間一定で出てるわけじゃなくて戦場の拡大でどんどん増えてるだろうからおおよそ2年で計算してロシアの死者が月5000の総計12万、ウクライナの死者36万
負傷者がだいたい3倍発生するから死傷者にするとロシア48万のウクライナ144万
大規模動員がロシア30万のウクライナ約100万で足りない分は差し引き18万と44万
ウクライナの方がギャップを埋めきれずに兵員不足に陥ってるのも頷けるし追加動員で議論になった50万の数字も妥当な数字になる
ロシアの志願兵70万を無視するのは流石に意見として不自然過ぎませんかねぇ?
加えてウクライナ側がこれまで100万追加動員出来てるなら態々50万動員で何ヵ月も議論する必要ないのでは?
というかウクライナ側損失についての36万は何処から出てきた数字なのでしょうか?
あぁ。プーチンの発言の三分の一ですか
個人的にはこれは無視して良いかと。ウクライナの前線戦闘要員が30万程なのを考えると負傷者含めたら月45000の損失を受けているとしたらあまりにも動きが遅すぎるためです
ロシア側発表の装備破壊数も考えると正直損失の多さを誤魔化すための数字と考えた方が良さそうです
5万の時は殆どの露派軍クラの予想をも下回ってんじゃね?って思ったものです賛成。
(やるわけ無いのは分かっていますがソース記事を後日追記にしたらTwitterの軍クラの反応が気になるそれ万能論でやったわ見出し翻訳しただけだろうに遅いがたまにある…まさかね)
イスラエルの調査では去年の時点でロシア軍の損害が6から8万と言ってましたから
海外の方の予想通りの数値ですね、因みにウクライナ軍の損害は30から40万と
もうこの問題の根源的な部分で。
・「戦死」と「死傷者(戦死+戦傷)」が議論の中でごちゃ混ぜになる
今回の推計技法は死者に着目しているので、「戦死」についての話です。
が、既に議論の中で「損失」とか「損害」という単語が出て来てしまう。損失や損害は文脈や統計者の観点で「戦傷者も含むのかどうか」度々変わる不安定な概念です。はたしてこの報告の損害は戦傷者を含むのかどうか。
議論する我々が相当厳密に気をつけないと、この不毛な混乱は延々と続きます。
戦死は一人一回だけど。負傷は一人で何回も可能。負傷退場なのか戦線復帰かで話が変わる。完治して復帰した場合は経験値がアップしている人もいそう。
アメリカの空母は何回も復活したけど。戦車とかもダメージ次第では復帰するからね。ロシアの戦車資源は苦しいけど、じゃあウクライナはどうなのか。西側はドンドン生産しているのか。軍事機密の名の下に人々が判断できない状況になっているのは民主主義として適切なのだろか。
マスコミ側も意図的に混同させてるところあるよね、翻訳の問題があるとはいえロシア側が具体的な人数を出すと直ぐ死傷者→損失→死亡に変換しちゃうし、損失は1.5万以下って文から”以下”を除いて”ロシア軍が損失1.5万って”言ったにしちゃったり翻訳ミスを装って自分の思い通りにしたい記事書いてる印象
まあ、インパクト重視で実態と異なる報道なんてウクライナに限らずよくある話だけどね、最近知った中で一番驚いたのは長らく不可解な事故としてネット、解説動画で取り扱われた「岡山地底湖行方不明事故」、事故報告書に対するマスコミの報じた地底湖のイメージ図とか実際に行ったメンバーとか何から何までマスコミ、ネットで語られてきた事と全然違ってて大変驚いた。
そんなに戦死してるのか
ロシアの作戦目標がこの三つの通りならウクライナ側は戦力投入しすぎなのかもしれませんね
同数の戦力で遅滞防御していればロシア側も目標達成のために戦力を投入し続けねばならないわけですしね