ウクライナが6月に発射した自爆型無人機の数は推定11,999機で、ロシア人ミルブロガーが運営するRYBARは30日「ウクライナ軍の無人機が間もなく枯渇するという見立ては楽観的過ぎる。EUからの資金が流れ込んでいる状況において持久戦で耐え抜くというのは到底不可能だ」と訴えた。
参考:Минобороны России
参考:Єврокомісія спрямовує перші €3,9 млрд на закупівлю дронів для України в межах Ukraine Support Loan
参考:Putin ties himself to ruling party as war fatigue bites
ウクライナの長距離攻撃能力を効果的に阻止する手段は「巡航ミサイルや弾道ミサイルによる生産拠点の破壊」ではなく「欧州による資金供給の阻止」
ウクライナとロシアの長距離攻撃能力には当初「絶対的な差」が存在していたが、ウクライナ製の自爆型無人機(FP-1、FP-2、UJ-22、UJ-25、UJ-26、Lyutyi、パリアニツィアなど)や巡航ミサイル(FP-5や対地攻撃用のネプチューン)の量産が軌道に乗り始めるとロシア領内への長距離攻撃が徐々に増加し、2025年7月からは月間攻撃数が1,000機を下回ることがなくなり、2025年12月には月間攻撃数が5,000機を超えて長距離攻撃能力の格差が急速に縮まった。
| 2026年1月から2026年6月まで両軍が発射した自爆型無人機の数 | ||
| 月 | ウクライナ軍発射数 | ロシア軍発射数 |
| 1月 | 推定1,000機~2,000機 | 4,442機 |
| 2月 | 推定1,500機~3,000機 | 5,059機 |
| 3月 | 7,347機 | 6,462機 |
| 4月 | 9,372機 | 6,583機 |
| 5月 | 8,973機 | 8,150機 |
| 6月 | 11,999機 | 5,438機 |
2026年3月から3ヶ月連続でウクライナが発射した自爆型無人機の数がロシアを上回り、ロシアメディアのКоммерсантъ=コメルサントも25日「ロシア国防省は防空システムの運用状況に関する日報を公表している。2026年初頭以降、ロシア国内51地域で3万9,000機以上のウクライナ製無人機が迎撃もしくは破壊されており、これは月平均6,000機に相当する。6月も25日時点で9,700機のドローンが撃墜された」と報じ、これに対してロシア軍は6月に5,438機しか発射しておらず、これが事実ならウクライナが発射した自爆型無人機の数は4ヶ月連続でロシアを上回ったことになる。
Коммерсантъの報告に含まれていない6月26日~30日の数字をロシア国防省発表から手集計すると2,299機となるため、ウクライナが6月に発射した自爆型無人機の数は推定11,999機となり、ロシア国防省が発表する数字は撃墜数のみなので、ウクライナが実際に発射した数は「もっと多い」と考えるのが妥当だろうし、仮に10%が目標に到達していれば意図した拠点・施設1,000ヶ所以上に被害が生じた格好だ。
Footage of both hits: pic.twitter.com/rKVyZCn5Gk
— OSINTtechnical (@Osinttechnical) June 30, 2026
ロシア人ミルブロガーの中でも影響力が大きいRYBARは30日「ウクライナは6月30日夜、再びロシア領土に対して大規模な攻撃を仕掛けた。計21の州で419機の無人機が撃墜された。主要な標的の一つとなったのは首都圏で、ドゥブナにある宇宙通信局の施設も損害を受けた。クリミアやロシア南部地域でも不穏な状況になっている。敵はエネルギーおよび物流インフラ施設を標的とし、セヴァストポリでは電力供給に障害が発生しており、ノヴォロシースク沿岸ではウクライナ軍の無人水上艇7隻が破壊された」と報告。
“敵はロシアの各地域や重要インフラに対する無人機の発射規模を拡大させる一方である。このような状況下においては防空能力の向上だけでなく、敵の生産拠点を破壊することが極めて重要だ。なぜなら現在の状況下において防御に徹するだけでは対応しきれないためだ”
“EUはウクライナのニーズを満たす金融支援(2年分900億ユーロの融資パッケージ)の一環として「無人機調達」を目的とする39億ユーロの新たなトランシェが送金された。ウクライナにとって欧州の資金がなければ社会保障費の支払いも、ドローン計画を含む軍産複合体への安定した資金供給も維持できなかっただろう。逆説的に言えばEUは当面の間、ウクライナの体制維持だけでなく軍事行動の継続も保証しているのだ。ここから作戦立案における重要な結論が導き出される”
“ウクライナ軍の無人機と資源が間もなく枯渇するという見立ては楽観的過ぎるのだ。これほどの信用枠とドローン専用の資金パッケージが割り当てられている状況において「持久戦で耐え抜く」というのは到底不可能だ。したがって「敵の備蓄が枯渇するのを待つ」のではなく、ウクライナの重要インフラの主要要素を継続的に無力化していくことに重点を置くべきだ。たとえ新たな資金が投入されたとしても兵站や産業への損害を補填することが困難になるような打撃を与えなければならない”
ロシア人はEUが2025年12月に承認した無利子融資900億ユーロ(財政援助300億ユーロ+防衛・軍事援助600億ユーロ)について「どうせハンガリーのオルバンが実行を阻止するだろう」と楽観的に考え、実際にオルバン首相は2026年分(450億ユーロ)の援助実行を妨害し続けてきたものの、今年4月の選挙で勝利したマジャル首相はウクライナ向けの資金援助を承認したため「現状でもウクライナの無人機攻撃が酷いことになっているのに、ここに安定したEUの資金が流れ込めば持久戦でジリ貧になるのはロシアの方だ=防空システムによる対処が飽和する」と気づいたのだ。
ロシアも無為無策ではなく防空システム、迎撃ミサイル、迎撃ドローンの増産、これを運用するための人員や必要な資金を増やしていると言われているが、現状はウクライナの無人機生産能力にロシアの対処能力が追いついておらず、この分野に限られた資金や産業リソースを割けば割くほど「ウクライナで前進するための能力」に影響を及ぼすため「資金が流れ込む生産拠点を潰せ」と訴えているのだが、ロシアはタタルスタン共和国のアラブガ経済特区に巨大な生産施設を建設して自爆型無人機を集中的に生産しているものの、ウクライナは集中生産の逆=分散生産と地下化を進めているため生産拠点を直接潰すのは困難だろう。

出典:Mil.ru/CC BY 4.0
ロシア軍は無数に分散された無人機生産拠点がどこにあるのか把握していない可能性があり、さらに分散生産した部品を自爆型無人機として組み立てる拠点は地下化されている可能性が高く、これを巡航ミサイルや弾道ミサイルで破壊するのは困難で、もし可能ならロシア軍もミルブロガーに指摘される前に攻撃を実行しているはずだ。
さらにウクライナは無人機生産の拠点を海外に移転する動きを見せており、欧州諸国(特に英国とドイツ)も自爆型無人機を製造してウクライナに供給しているため、ロシアがウクライナの長距離攻撃能力を効果的に阻止する手段は「巡航ミサイルや弾道ミサイルによる生産拠点の破壊」ではなく「欧州による資金供給の阻止」であり、その点においてトランプ大統領のホワイトハウス復帰によるウクライナ支援の停止、それにより頼みの綱となったEU援助を阻止するオルバン首相の動きが重なった2025年はロシア人にとって理想的な環境だったのだろう。

出典:NATO
カナダと欧州のNATO加盟国は7月の首脳会談に向けて「新たな700億ユーロ=約12.9兆円のウクライナ支援案(実質的には400億ユーロ=約7.3兆円の新しい資金供給の枠組み)」を検討中で、これらの資金が「巡航ミサイルや弾道ミサイルでは解決しない自爆型無人機の生産網に流れ込めばどうなるか」は素人にも想像がつく未来であり、ロシアにとって2026年の資金の流れは妨害する政治的手段がないので非常に深刻な問題になるはずだ。
ちなみに独立系のロシアメディア=Вёрсткаは「この1週間で複数の州や地域のガソリン価格が25%も上昇した」「クリミアではガソリンが公務員にしか提供されていない」「78の地域で燃料問題が発生し、そのうち29の地域で当局が正式に制限を導入している」と報告し、プーチン大統領も「国内のガソリン供給は大丈夫だ」と強調した上で「ガソリンスタンドには行列ができており、必要なグレードのガソリンが常に手に入るとは限らない」「現在のクリミアには数日分のガソリン備蓄しかない」「陸路と海路の両方で供給を増やすことでこの課題は解決されると信じている」と公の場で発言。
Вёрсткаは1日「ロシア政府は連邦国家統計局=ロススタットのウェブサイトで公開されていたガソリンおよびディーゼル燃料の消費者価格に関するデータを公表しないことにした」「2026年以降、ロシア国民の生活に関するデータの取得は事実上不可能となっている」「当局は裁判の判決や犯罪統計、不動産登記簿、所得と支出の申告書といったデータへのアクセスを非公開とした」と報じ、Financial Timesは「ロシアは問題を認識しているものの、それを軽視して社会不安の拡大をやり過ごし、自然に状況が落ち着くまで待つという賭けにでている」と報じた。
“プーチン大統領は異例的に「ウクライナの無人機作戦がロシアに問題を引き起こしている」と認めることで、戦争に対する国民の懸念に応える姿勢をアピールしようとしたが、侵攻に全精力を傾けていること、ウクライナにとって到底受け入れがたい条件でしか戦争を終わらせる意思がないという事実を隠すにはほとんど役立っていない。ロシア国民はプーチン本人ではなくクレムリンの主要政党=統一ロシアに怒りを向ける傾向にあり、同党の支持率は30%台半ばで低迷している”

出典:Единая Россия
“クレムリンは党員ではないプーチン大統領と統一ロシアの緊密さを前面に押し出す異例の措置を講じ、統一ロシアは日曜日の党大会で「プーチン支持は最低限の基本」と宣言するポスターを掲げ、結党以来初めて「自分たちが大統領の政党だ」とアピールした。その一方で、燃料の配給制や広範囲に及ぶインターネットの遮断は国民の士気を低下させている。モスクワやサンクトペテルブルクまで飛来するウクライナの無人機からロシア国民が避難を余儀なくされる中、ロシア軍が戦争に勝利するというプーチンの主張は人々の神経を逆撫でし始めている”
“モスクワを拠点とする政治アナリストのアンドレイ・コレスニコフ氏は「国民を安心させようとするロシア大統領の試みは『まるで全てが順調である』と自分自身に言い聞かせる呪文のように聞こえる」「限定的な停戦を通じて長距離攻撃を停止するというウクライナ側の提案を拒否したことで、プーチンは主導権を失うことを恐れ、平和的に問題を解決するためのあらゆる選択肢を拒絶していることを示した」「これは悪い兆候で、彼は自分自身の不利益になる譲歩を絶対に認めない」「それは憤怒に満ちて手段を選ばず戦い抜く決意であることを意味している」と指摘する”

出典:Единая Россия
“インターネット遮断に対する不満が高まり始めると統一ロシアの幹部たちは、かつて自分たち自身が推進していた不評な政策(検閲、規制、管理など)から距離を置き始めた。ロシアの親露派ミルブロガーコミュニティに関する本を出版予定のイワン・フィリポフ氏は「統一ロシアに関する戦略の変更はプーチンの孤立化の深まりを象徴している」「今は2026年だ。前線は行き詰まりの肉挽き機と化し、国ではガソリンを求めて行列を作り、ミサイルと無人機が毎日製油所や兵器工場を直撃し、クリミアはほぼ孤島と化している」と指摘した”
“統一ロシアの党大会に出席し、クレムリンとも繋がりのある政治学者ミハイル・ヴィノグラードフ氏も「クレムリンは国民の不満を抑え込もうと腐心している」「問題は認識されているものの、極めて重要なものとしては扱われていない」「したがって、彼らは社会不安の拡大をやり過ごし、自然に状況が落ち着くまで待つという賭けにでている。もし現状が元に戻るのだとすればの話だが」と語った”

出典:Президент України
ロシアの苦境は欧州の政治的状況に大きく左右され、これに干渉する強力な政治的手段=ロシアの代理人が失われているものの、同じように「2026年後半や2027年の状況が今と同じように推移する」とは誰にも断言できないため年末に誰が笑っているのかは謎だが、ロシアが昨年と比べて戦場を含む戦争全体で勢いを失っているのは誰の目にも明らかであり、欧州の資金が順調に流れ込めば2026年後半~2027年にその効果が出てくるだろう。
逆にロシアが新たな代理人を確保して欧州からの支援を妨害できれば、巡航ミサイルや弾道ミサイルによる生産拠点の破壊よりも効果的にウクライナの勢いを削ぐ事ができる。
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※アイキャッチ画像の出典:Defense of Ukraine





















ロシア国防省の無人機撃墜数発表にバイアスがあると考慮しても、ウクライナ軍が長距離攻撃において、ロシア軍を完全に上回っているのはもはや明白なようですね…それにしても、RYBARはずっと前からウクライナ軍の無人機攻撃の脅威度の認識や早急な対応を求めており、もしこれが遅れれば、ウクライナ軍の無人機攻撃は致命的な域に達すると散々警告していましたが、RYBARの警告はロシア軍には届かなかったようです。
戦場でも、今年のロシア軍は去年のような戦果を挙げれていませんし、コンスタンチノフカやリマンに関しても、ロシア側は街の大部分の支配を主張していますが、deep stateは完全に否定していますし、本当に大部分を占領したのかも眉唾物です。もし仮に、ロシア軍がコンスタンチノフカ・リマンを占領したとしても、今のペースではドルジュキウカを占領するのもスラビャンスクにたどり着くにも、膨大な時間がかかるのは明らかで、無人機攻撃の激化も考えると、ロシア側の将来にいい未来はほとんど待っていなさそうです…
仰る通り、ロシア側は特段の戦果を感じないですよね。
日本目線で見れば、石油価格・ガス価格などが懸念だったわけですが、全然反応しなくなったなあと。
UAEがOPEC脱退して増産・アメリカもシェールオイルが好調・イラン制裁緩和でイラン産石油も流れ出しましたから、ロシアなかなかしんどくなってくるかもしれませんね。
数字の根拠がロシア国防省の戦果発表というのはどうかと思うんですよね。
今までロシア国防省が発表する戦果発表は参考程度にもならないレベルで、それがドローン撃墜数について急に正確になるとは思えません。
そもそも損害については隠蔽しなければ比較的正確な数字を発表する事は可能でも戦果発表については誇大になりがちで、これはウクライナも含めて古今東西の戦争当事国ほぼ全てに当てはまる事ですので。
EUからしたらロシアを自分の手を汚さず弱らせられる絶好の機会で
やらない手はない
台湾有事もいざ始まったらこうなる可能性もかなり高いだろう
出来れば凄く良いが海で隔てている以上不可能やね
仮定の域を出ないかもしれないが、その支援は陸続きの欧州だから出来ることで、絶海の孤島ともいえる島嶼国同士では支援が限りなく限定化されるのでは…?
日本もフィリピンも局所的には例外なく孤立無援に陥る可能性すらあるように思う。有事を通して無期限にそうなるとも考えにくいが、多くの期間を独力で維持する必要性に迫られる気がする。
第一次、第二次大戦の英国を見れば答えは自ずと出るのでは?
そもそも台湾を攻めながら日本やフィリピンの太平洋側を抑えるには中国海軍の戦力は全く足りない
フィリピンなどの要所にタイフォンやNMESISといった地対艦ミサイルで塞がれてるのに孤立するのはどちら側か考えるまでもないでしょう
んー、RYBARの意見は藁人形論法っぽいですね
ロシア政府の狙いが「ウクライナの資金とミサイルの枯渇」である、という前提が果たして合っているのやら
どちらかというと消去法なのでは?
現状ウクライナのドローン生産がロシアの迎撃ミサイル生産を上回っての今であり、それを是正できる見込みがないとなるとウクライナ以外の変数を変えるしかないという(大規模動員するという噂もあるし、真珠湾攻撃的に燃料の在庫があるうちに一か八かの掛けにでる可能性もゼロではない気も)
実はロシアにもまだまだ勝ち筋は残されているんですよね。
・政財界で真剣に検討されている市中銀行の預金封鎖を断行し戦費を補填する
・習近平に土下座して不足著しいSAMや装甲戦力、ガソリンを融通してもらう
・大祖国戦争並の動員を全ロシアに対して実行する
…等々。ロシアの20,30代男性人口はまだ1000万人いるので動員を掛ける余力はまだあります。銃の不足はかつて中東やアフリカ諸国に売り捌いたAKM,AK74を買い戻すなど手は打てると思います
問題は預金封鎖は第二次ロシア革命の直接的な引き金に成りかねないのと、諸外国に土下座するプライドがプーチンにないことだけ
ロシアの大動脈は鉄道輸送ですが、まだ使える蒸気機関車がないか調べているレベルらしいので急がないと色々間に合わない
そのへんも含めてでは
お金はいくらあっても困らないとしても、ロシアの巻き添えを一番嫌がってるのは中国だからプーチンが土下座しても動いてくれないだろうし、人や銃だけ集めても深部攻撃や兵站への攻撃を止められないしで現状を打開する決定打はロシアにあんまりない
ただ燃料不足は日本のコメ不足的なものらしいから、この半年ぐらいを凌げたら元の拮抗した状態に戻りそうな気もする
攻められて焦土作戦して凌いだパターンはあるけど
ロシアが自分から攻めて勝ったバターンて見たこと無い
何をもって勝ちとするかですね。
そこまでやって東部4州を得られましたじゃ全く割に合わないです。
戦争するに当たっての目標はキーウを占領してゼレンスキーを捕まえて、傀儡政権を設け最終的にロシアに併合する事だとすれば、この先どれだけ大動員してもこれは不可能です。
もうプーチンがどこでやめる気になるかの不毛な戦争ですよね。
仮に今すぐ現状の前線を基準に停戦したとすれば普通にウクライナの負けなんですけどね。ウクライナ軍が占領地のロシア軍を全て追い出して逆にロシア領内に攻め込んでいるなら別ですが、そんなのは夢物語です。
最近はウクライナ軍のドローン攻撃が盛んに報道されているせいか、この点を勘違いしている人が多いですね。
勘違いではなく、ウクライナの負けなのは確定としても果たして現在の戦線•政治体制での終戦がロシアにとって勝利と言えるのかは常識的に考えて大いに疑問でしょう。
コスト度外視でとにかく領土さえ広げれば勝ちという前時代的な国家運営をロシアが望むなら話は別ですが。
今度は何をもって負けとするかですね。
仰る通り、ウクライナの領土奪還するにはNATOの全面介入でもない限り全くの不可能です。
ただ今回戦争を始めたロシア側の政治目標はウクライナの主権を奪って最終的にロシアに併合する事なので、それを阻止したという意味では勝ちとは言えなくても負けなかったとは言えるのではないでしょうか。
この戦争、ロシアがやめない限り終わらないのですよね。
国民や経済を毀損して、国家の体力削って、形式上の勝利を納めても戦争前の方が豊かな事もあるし、占領地の統治にリソース取られるまで有るからなぁ。
預金封鎖による戦費補填をしても一時しのぎにしかならないのでは?しかも,その一時しのぎも勝ち筋を生むほどの効果はなく,今の停滞を保つだけでは?
ウクライナの政治的状況は未だに続く汚職問題等褒められたものじゃないですが、この4年間の戦争でも折れなかった民意は民主国家の強みじゃないでしょうか。(継続的に続くEUの支援も助けになりましたが)
逆にモスクワやサンクトペテルブルクへの都市部の攻撃、ガソリン価格の高騰で戦争の現実を目の当たりにして揺らぐ民意は、情報を制限したり操作することによって作られたロシアという権威主義国家の弱みを露呈した気がします。
よく認知戦において権威主義国家の方が民主主義国家より強いと言われますが、果たしてそうなんでしょうか?
ウクライナとの無人機消耗戦に耐えるのは不可能?
素晴らしい提案をしよう。ウクライナから撤収しないか?
戦前の海上護衛と同じく守るべきエリアが膨大すぎる問題。
海と陸から送っても保管場所がやられるんだろうな
そもそもクリミアのはフェリーもフェリー港も丸焦げになってなかったっけ
21世紀の戦争はイラクの時のように「少数精鋭の高性能兵器で敵の旧型兵器を圧倒する」路線だと思ったら、約20年後に「安物による大量攻撃」に変化すると誰が予想できただろうか。確かにこの攻撃方法なら「国民が過酷な生活に慣れている」「大規模集中型のインフラが存在しない」「攻撃できない場所に生産拠点を構える」陣営が有利であり、この条件にウクライナはピッタリだ。
今までは国の深部を長距離爆撃されるなんてそうそうなかったんで、広い国土に重要拠点が分散してるというロシアの特徴は防空上有利だったんですけど今はそれが足枷になってる印象です。
何万発も長距離誘導兵器を撃ち込まれるということになるとどの拠点がいつ狙われてもおかしくないですが、全部の拠点にくまなく防空網を張り巡らせるのはかなり困難でしょう。
ウクライナ軍のドローンの飛び方を見ても国境付近はバルト海を経由するなど防空網を迂回してる形跡がありますが一旦ロシア領に入ると好き勝手に飛び回っても検知されてないように見える。
前線とモスクワらへん以外はかなりスカスカなんじゃないでしょうか。
ロシアの昔からの病気とも呪いともいえる国家の戦略
首都から出来る限り国境を遠ざけ、その国境には出来る限り緩衝国を置いて
出来る限り遠ざける。
その病にどれだけの国が被害にあったことか…
首都やら後方基地がドローン攻撃されるにあたって
国境からの距離があまり意味をなさなくなり
そろそろその強迫観念でなく、周りに友好国を作る方向にぜひ生まれ変わって欲しいですな
弾道弾のミサイルの時代に入り距離が何の防衛にもならなくなったのに、冬将軍のせいで陸戦まで防げればどうにかなる!が身についてるんだろうけど、占領じゃなく弱体化狙いなら本当に距離が関係なくなった。
さっさと講和してほしいところですが
ウクライナは国中焼け野原になるような猛爆撃に丸4年耐えて普通に戦ってるのにロシアはたかだか4ヶ月程度の爆撃くらっただけで何を弱音を吐いているのか理解できない。軟弱すぎる。
前線では兵士たちが奮闘してコンスタンチノフカ市域の半分くらいはグレーゾーンになってあと数ヶ月で落とせるくらいのところまでいっているのに、銃後の連中はワガママばかり言う。そのくらい耐えなさい。
その論法で完全焼け野原のドイツと大陸打通作戦を引き合いに出されたら、本邦も大戦末期までは戦争を止めるとは言い出せませんな。
モスクワやサンクトペテルブルグの上級大学生を徴兵して最前線送ればいい
大量に飛来する低速自爆ドローンから重要インフラを守るためには簡易な短距離防空システムを広く分散して配備する必要がある。このような短距離防空システムの操作は比較的容易であり、前線に比べれば恐怖と疲労も少ないので、兵役を経験した一般人や女性兵士に任せやすい業務である。21世紀の高性能兵器による戦いでは徴兵制度は役に立たないと考えられていたが、この戦争のような「安物・分散・大量攻撃」に直面した時、基礎的な軍事訓練を受けた多数の国民が活躍するかもしれない。
ウクライナの無人機発射数の増加は、凄まじいものですね。
『量産効果』という言葉があり、生産量を増やせば効率的に作れるようになるうえに、質の向上にも繋がっていけですがその典型事例かなと。
18世紀から、ロシアはヨーロッパの脅威と認識されてきたわけですが、ヨーロッパ諸国が自らの血を流さずにロシアを弱体化させてるのも感じますね。
追記です。
今の情勢だと、2026年中に戦争は終わらず、2027年も戦争が続いてそうですね。
長距離ドローンに関しては迎撃ドローンの方が安価に作れるようになってきたので対応は十分可能だと思う。
ただロシア軍の非効率性と後方の慢心っぷりを改善しない事にはどうにもならん。
痛打を食らわない限り隠蔽し続け対策を実施しない体質だからなあ。
やっぱり一方的に耐え続けるだけじゃなく敵地攻撃能力を保有するってのは大事だと言うことを教えてくれますね
日本も敵地攻撃すべてアメリカに丸投げできる前提で
専守防衛てファンタジーに浸ってた
そんな夢も破れてあわてて攻撃能力整備中
無人機攻撃について、ウクライナより広大なロシアに有効な一撃になる、イランもイスラエル本土だけ狙わずに中東全域に撒き散らしたら効果を上げ出したと言うことで、広範囲への攻撃がより有効と言うことが証明されたんじゃないか?
日本が某国と対峙する上で、某国から無人機で攻撃されるリスクより、日本から某国に与える打撃のが上になりうると言う事の証明でもあるので、日本も配備急いだ方が良いな。
あまり話が出てこないけれど。
ロシア国内でのロシア側の長距離ドローン対策の実態など知りたいものです。
低空域の防空監視体制とか、撃墜手段とか。
おそらくは、ロシアにも迎撃ドローン類似の物はある?、だろうし。
欧米日本どころか湾岸マネーまでウクライナ防衛産業に投資されてる
支援や資金を断つにはもう欧州を攻撃するしか無い…ってならないことを願います
どっかで聞いた話だなぁ…(大日本帝国並感)
2027年に行われるフランスの大統領選挙で、国民連合のルペン氏かバルデラ氏が当選する可能性があるそうですので
クレムリンの新たな代理人を確保できるのかもしれませんね。
バルデラも商人だから
フランス兵器がしっかり売れるならウクライナ支援もNATO強化も前向きて言ってる
中国車にボロ負けしてるルノー工場も兵器転換するんでしょ?
日本は早急に殺傷兵器の提供に踏み切るべき
相手の対応が後手に回っている内に出血を拡大させなければならない
世界各国も開戦初期に支援を小出しにしてロシアに対応する時間を与えた愚を繰り返してはいけない
ロシアの専門家の小泉悠さんがウクライナに訪問してドローンの製造施設とか見せてもらい色々教えてもらったそうですが、製造施設は部品単位で数百ヶ所、しかも数ヶ月単位で施設そのものを移動させているそうです。そしてすべてのことを把握しているのは一握りの人間だけだそうです。詳しくはyoutubeや軍事情報など雑誌のコラムに書いてありました。日本でもこれくらいはできるようになってくれないものか。
絶対に屈しないという不屈の精神でここまで持っていったのはすごいですね。
支援も手厚いのかもしれませんが、これで膠着状態ないし撤退まで持っていけたら伝説になりそうです。