ロシア関連

ロシアのガソリン不足は悪化し続け、依然として製油所への攻撃も阻止できない

露政府系メディアのКоммерсантъは1日「ロシア国内のガソリン不足は月40万トンで標準供給量に対する不足は20%に達している」と報じ、さらにロシア有数のオルスク製油所が攻撃を受け、ロシア人ミルブロガーは「粗末なウクライナ軍の無人機を防空システムが撃墜できなかった」と報告した。

参考:С горючим участием
参考:В рф атакований один з найбільших російських виробників азотних добрив
参考:1600 километров от границы. 
参考:В сети расходятся кадры удара БПЛА по «Орскнефтеоргсинтез» в Оренбургской области
参考:Вражеские каналы распространяют видео из Орска
参考:U.S. to Provide Ukraine With Intelligence for Missile Strikes Deep Inside Russia
参考:US to provide intel to guide Ukrainian long-range missile attacks on Russia

これはウクライナや西側メディアの評価ではなくロシア人自身の評価で、ロシアのガソリン不足はプロパガンダではなく事実だ

ロシア人ミルブロガーのДва майора(Two Majors)は「ウクライナ軍の精製所に対する攻撃が続いている」「1度攻撃を受けた精製所への再攻撃も始まっている」「クリミア当局は当初『精製所への攻撃は何の影響をもたらさない』という情報政策を採用していたが、現在は『ガソリンを求めて殺到する市民がガソリン不足の原因だ』と言い始めた」「ガソリン不足を市民のせいにするのは馬鹿げている」と指摘し、RYBARも「精製所攻撃がもたらした影響をロシア全体で平均化すれば軽微だが部分的には深刻な影響をもたらしており、敵も積極的な情報戦で被害の影響を大きく見せようとしている」と報告。

出典:ЦАПЛІЄНКО_UKRAINE FIGHTS

“8月に始まった石油貯蔵施設、精製所、ガソリンスタンド、石油ポンプ施設に対する複合攻撃は現在も続いている。そのため様々な場所で燃料不足が発生しており、その影響も局所的なものから州全体、共和国全体に及ぶものまで様々なだ。敵はロシアの石油精製能力を完全に破壊すると公言し、約2ヶ月間の攻撃で約50回の攻撃を行ったにもかかわらず被害は限定的だ。それでも影響は深刻で短期的には燃料の供給停止で住民の不満が高まるだろう”

“最も影響を受けているのはクリミア半島だ。半島には独自の精製所がないため燃料は外部からの供給に依存している。ウクライナ軍はクリミアに向かう鉄道車輌をザポリージャ州トクマク付近で攻撃したため、鉄道による半島への燃料輸送は安全ではない。船舶による半島への燃料輸送も天候や作戦状況に左右され、クリミアに対する敵の攻撃が始まると全ての移動が禁止される。特にシンフェロポリ、セバストポリ、ケルチでの燃料不足が深刻で、敵はこの状況を巧みに利用して「全てが失われた」という雰囲気を作り出そうとしている”

出典:管理人作成(クリックで拡大可能)

“地元当局は数日以内にAI-95グレードのガソリン問題を解消し、2週間以内にAI-92グレードの問題も解消すると約束しているが、この問題はクリミアに限定されたものではなく周辺地域にも波及している。新たに4つの地域で燃料価格が大幅に上昇している。8月に経験した品切れによるガソリンスタンドの閉鎖もほぼ解消したが、価格は7月と比較して30%も上昇している。敵は前線に近い街のガソリンスタンドも積極的に攻撃しており、ルハンシク州ペルボマイスクのガソリンスタンドも破壊された”

“前線に近い街では給油ポイントが限られているため、この種の攻撃は局所的に深刻な問題を引き起こしている。ベルゴロド州の前線地域に近い場所ではガソリンの供給が途絶えたままで、ロストフ州、クラスノダール地方、スタヴロポリ地方、ニジニ・ノヴゴロド州、リペツク州、トゥーラ州ではガソリン価格の大幅な高騰が確認されている。燃料不足の影響を最も受けているのは大手チェーン以外の小売で、大手は独自の石油貯蔵施や精製所を持っているため影響を受けにくい”

“ロシアにとって9月と10月は収穫期と観光シーズンなので石油業界にとっては伝統的な困難月だ。敵はエネルギー施設への攻撃で状況を更に悪化させようとしており、ネット上のデマを巧みに操って問題を大きく見せようとしているが、このゲームは1人ではなく2人でプレイしていることを忘れてはならない”

ウクライナ軍が2025年に実施した長距離攻撃で損害を被ったロシア連邦領内の石油・ガス産業施設は95以上、産業・研究施設は75以上で、10月1日もヤロスラヴリの石油精製所で原因不明の火災が、10月2日もベレズニキの化学工場が自爆型無人機の攻撃を受けて火災が発生し、Two Majorsも2日「ウクライナ国境から1,600kmも離れたベレズニキの化学工場が攻撃を受けている」と、3日「ロシア有数のオルスク精製所(年間処理能力660万トン)が日中に自爆型無人機による攻撃を受けた」と報告。

“まだ公式の声明は見つかっていないが、ウクライナ国境から1,600kmも離れたベレズニキの化学工場が攻撃を受けていると、登場した映像から判断するとオルスク精製所への攻撃もウクライナ軍の無人機=FP-1が使用された可能性が高い。つまりウクライナ軍は支配地域から1,600km以上離れたオルスク精製所への攻撃に高度なことをしたわけではなく、我々の防空システムが何らかの理由で粗末なウクライナ軍の無人機を撃墜できなかっただけだ。精製所を守る射撃はまばらで、どう見てもレーダー照準による自動射撃ではなく、密集した弾幕も形成できていないため適切な対空火力網が展開できていなかったようだ”

露政府系メディアのКоммерсантъも「セバストポリではガソリンが不足して価格が高騰している」「セバストポリ知事も『我々の精製所がどのような状況かご存知ののはずだ』『さらにクリミアへの燃料輸送は船舶で行われているため天候や敵の攻撃の影響を受けやすい』と述べた」と、1日には「政府はガソリン生産量の減少とガソリン不足を受けて対応策を準備している」と報じた。

出典:ЦАПЛІЄНКО_UKRAINE FIGHTS

“ノバク副首相はミシュスチン首相に宛てた書簡の中で中国、韓国、シンガポールからのガソリン輸入に対する関税免除、2016年7月に禁止されたオクタン価を高める添加剤=メタクリル酸メチルの使用を6ヶ月間許可することを提案しており「この提案を実施することで月35万トンのガソリンと月10万トンの軽油を国内の燃料市場に追加供給できるようになる」と訴えているが、国内のアナリストらは「この措置は一時的に国内の燃料市場を安定させるだけで、この事態を引き起こしている構造的な問題を解決するものではない」と警告している”

さらにКоммерсантъは「ロシア初となるガソリン価格の固定化と販売制限をクリミアが導入した。ロシア国内へのガソリン供給量は月200万トンで、現在のガソリン不足は月40万トンにも達しているため、月の標準供給量に対するガソリンの不足は20%だ。9月の軽油生産量も100万トン減少し、Коммерсантъのデータによれば9月のガソリンと軽油の生産量は計画値の10%~11%下回っている」と指摘し、これはウクライナや西側メディアの評価ではなくロシア人自身の評価で、ロシアのガソリン不足はプロパガンダではなく事実だ。

因みにWall Street Journalは2日「トランプ政権は露エネルギーインフラ攻撃に必要な情報をウクライナに提供するだろう」と、Financial Timesも「まだ最終決定は下されていないものの、トランプ大統領はウクライナが長距離攻撃に必要としている情報の共有準備を行うよう各機関に指示した」「新たな情報提供によってウクライナ軍はロシア領内に配備された防空システムの位置をより正確に把握でき、より効果的に自爆型無人機の攻撃ルートを策定できるようになる」と報じている。

ロシアの国土はウクライナよりも広く、恐らく有人機や巡航ミサイルよりも小型で低空を飛行する自爆型無人機を検出するレーダー網構築が困難な上、これまでウクライナ軍の自爆型無人機による攻撃が散発的だったため、ロシア軍にはウクライナ軍が2022年末から構築に取り組んできた対Geran2対策=機動射撃部隊に相当する防空部隊が立ち上がっていないか、仮に存在していても保護すべき対象が広い国土に分散し過ぎて数が足りない可能性が高い。

出典:Генеральний штаб ЗСУ

この問題についてはRIAノーボスチのアレクサンドル・ハルチェンコ特派員やRYBARなどのミルブロガーが再三指摘してきたものの、ロシア当局は「燃える製油所の報道」を禁止して「問題ない」と装うことで乗り切ろうとしているが、巡航ミサイルや弾道ミサイルを加えた複合攻撃でもない「規模が小さな自爆型無人機(1回100機程度)」で防空シールドが貫通されているため、ロシアのエネルギーインフラは産業界を取り組まく状況は悪化するばかりだ。

ウクライナは自爆型無人機による攻撃の拡大を予告し続け、Shahed-136やGeran2がウクライナに何をもたらしたのか良く知っていたにも関わらず「同じことをやり返される」と想定してないかったため、現在のロシア軍は小型で低空を飛行する自爆型無人機への対処能力が相当低く、どこまで問題が深刻化するか予想がつかない。

関連記事:ロシア人ミルブロガー、シヴェルシクの補給ルートを遮断できるかもしれない
関連記事:無人機迎撃を妨げるモバイル通信の遮断、露防空部隊からも通信手段も奪う
関連記事:ロシア人コミュニティ、燃える製油所の報道を禁止して問題ないと装うな

 

※アイキャッチ画像の出典:Efrem Lukatsky

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コメント

  • コメント (45)

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    • 赤の広場
    • 2025年 10月 03日

    国内産出分が足りなくなったらグローバルサウスの産油国から輸入すれば良いだけなので大して問題ないのでは?

    11
      • 2025年 10月 03日

      足元見られて高く売り付けられそう

      42
      • NHG
      • 2025年 10月 03日

      売って外貨を手に入れてたのと、買ってルーブルを払うのとは雲泥の差があるのでは

      61
      • たむごん
      • 2025年 10月 03日

      内陸までロジスティクス構築なかなか大変ですし、黒海沿岸のタンカー輸送もリスクあるかなと。

      製油所が止まれば、国内原油の余剰でるわけですが、これを別の製油所・海外輸出に切り替えるのも短期では無理でしょうね(油田は急に止められません)。

      29
      • Mr.R
      • 2025年 10月 03日

      かつてアメリカと覇権を争った国の姿か? これが······?
      アメリカも大概落ちぶれてて目を覆うけど···

      31
        • よん
        • 2025年 10月 03日

        ガチでNATOと殴り合ってたらどうなってたんでしょうね

        16
      • 航空太郎
      • 2025年 10月 04日

      何十万トンクラスのガソリンタンカーなどというものは存在しないんですよ。ガソリンタンカーはあってもせいぜい数万トン級まで。ロシアは原油はあっても精製設備が機能不全になっていて品不足なのです。産出は足りてるんですよ。

      10
        • ななし
        • 2025年 10月 04日

        いやあるでしょ
        LRⅡクラス(載貨重量トンで80,000から160,000トン)のプロダクトタンカー(白油タンカー)は世界で400隻ぐらい就航してる筈

        5
          • kitty
          • 2025年 10月 06日

          VLCCとかの原油タンカーと比較しているんでしょうから噛み合ってなさそう。

    • たむごん
    • 2025年 10月 03日

    製油所の場所・原油の油種・製油所同士の距離・製油所~ガソリンスタンドまでのロジスティクス、これらは既に最適化されてるわけですからね。
    日本のガソリン業界を考えても、1つの製油所が突然止まると大打撃になりますから、大手石油メーカーが調達協定を結びながら、定期点検をやっていたりします。

    ロシアは国土が極めて広いだけでなく、原油の油種も場所によってかなり違いまして。
    製油所が被害を受けたときに、そこで使っていた原油を、別の製油所に持っていって精製できるとは限らないんですよね。

    製油所の貯蔵タンクだけでなく、敷地内にパイプラインが貼り巡らされていて少し傷が行っても爆発炎上したりしますから、広大な敷地を完璧に守り切るのは非常に難しいでしょうね(ロシアだけでなく、日本も同様です)。

    68
      • Mr.R
      • 2025年 10月 03日

      そして石油施設はどうしても大規模にならざるを得ないため、新造しようとすればほぼ間違いなく衛星画像に捉えられると。
      空軍基地みたいに石油タンクが地下化されていれば被害を抑えられるんでしょうけど、それを民間施設でやろうとしたらどれだけの時間がかかるのやら

      27
        • たむごん
        • 2025年 10月 04日

        仰る通りです。

        石油プラント、丸ごと地下化するなんか無理でしょうから、今後どうなるのか見守りたいと思います。

        11
        • nachteule
        • 2025年 10月 04日

         タンクを地下化したとして精製設備がやられたら、そもそも貯蔵する燃料が供給されない。精製施設を地下化するなんてとても現実的じゃない。

         地下化すれば単純で長射程のUAVによる被害低減は出来るだろうが数も出来ない地下設備相手なら貫通力に優れるストームシャドウみたいなミサイルの供給やフラミンゴミサイルに登載するような貫通力に優れた弾頭の設計図が実物すら提供しそうな流れ。ロシアにとってコスト度外視でイランのフォルド核施設みたいな物を作らない限り損害低減の効果は期待したほど高くない結果になりそう。

        16
          • たむごん
          • 2025年 10月 04日

          仰る通りです。

          石油コンビナートは、国際競争があるだけでなく、天然ガス(ナフサ=エチレン)との競争もあります。

          採算度外視して作れば、(建設コスト・メンテナンスコストが)精製品の価格に反映されますから、国際競争力のない負の遺産になるリスクも高いでしょうね。

          6
    • nk
    • 2025年 10月 03日

    結構効いている様に見えますのでどう対応して行くのかロシアの腕の見せ所でしょうけど、国土広すぎて無人機対策も後手に回っているんでしょうね。
    ネットでも張るのと、妨害電波や国内徴兵部隊に対空機関砲装備させて無人機対応部隊でも作って石油関連施設の防空を担当させる感じでしょうか。

    22
      • Mr.R
      • 2025年 10月 03日

      タンク周りに金網を設置している画像とかは見受けられますね

      12
        • baka
        • 2025年 10月 04日

        効いてるからミサイルでも破壊されない保護柵を作ると言ってますね
        実際戦況への影響がどれだけ出てくるのか
        問題はそこだけで騒ぐものでも無いと思います
        結局日本でもそうですが不味い戦況を誤魔化したい
        プロパガンダとしかまだみえません

        1
    • もへもへ
    • 2025年 10月 03日

    このガソリン不足がウクライナの地上戦の劣勢を覆す特効薬になる可能性はあると思います。
    何故なら今までウクライナもドローンやミサイル攻撃で発電者等が叩かれ厳しい状況でしたが、今はロシアが製油所を軒並み叩かれガソリン不足となり、さらに冬にかけて越冬に必要不可欠なガスパイプラインへの攻撃も強化され、今度はロシア人が冬の寒さに震えることになります。
    ウクライナの場合はいくら国内の施設が叩かれようとも西側からの支援でいくらでも耐えることができましたが、ロシアには無限に支援してくれる国はない。

    また、民主国家であり強固な国民意識があるウクライナ国民は窮乏に耐えてもロシア人と戦う覚悟がありましたが、独裁体制でそれ程強固な国民意識があると思えないロシア人にそれが出来るでしょうか?
    ロシア人にとってある意味この戦争は他人事の意識があったから、今までやってこれたがガソリンも無い、越冬に必要不可欠なガスも来ないとなったら冬の寒さに凍えながら耐えて戦争を継続する覚悟はない。
    またドローンだけでなく、ウクライナ国産の巡航ミサイルやアメリカ等から提供される数千発の巡航ミサイルが揃えばウラルより西側の主要産業施設はすべて破壊される。
    一見盤石に見えたプーチン政権も末期のロシア帝国のように内側から崩れていく可能性は高いと思います。

    ロシア革命、ソ連崩壊に続く第3のパラダイムシフトが近々ロシアに訪れると思います。

    16
      • Mr.R
      • 2025年 10月 03日

      (巡航ミサイルは数千発も提供され)ないです
      ンア―ッ! 桁が大きすぎます!!

      32
      •  
      • 2025年 10月 03日

      > 今度はロシア人が冬の寒さに震えることになります

      ロシア東部、特にシベリア東部はウクライナとは比べ物にならないくらい寒冷なんだよな。今後が気になりますね

      22
        • hoge
        • 2025年 10月 03日

        ロシアだし、国民が100万人単位で凍死しても「許容範囲」で済ませるのでは…

        28
        • NHG
        • 2025年 10月 04日

        ウクライナの非都市部の住民は、燃料や電気が滞りがちになっても一冬超すぐらいの自活能力があったから、ロシアの地方もそうだと思う

        19
      • 平八郎
      • 2025年 10月 04日

      ロシアがウクライナ侵攻に踏み切り、今でも戦争を続けられている前提条件の一つに「ロシアがウクライナを戦略爆撃できても、逆は絶対にない」というのは確実にあったと思うんですよね。

      今までの動員の方針などを見ていると、プーチン政権は戦争によってモスクワなどの都市圏の市民の生活に影響が出ないようにいろいろ腐心していたように見えます。
      辺境で反乱が起こってもまあ大したことはないですが、ロシア革命とかソ連崩壊の経緯を見たらわかるように都市部市民の暴動は革命に直結するのでそれを恐れているんでしょう。
      今回もモスクワとかサンクトペテルブルクあたりの生活に影響が出ないように必死で頑張るんでしょうけど、いつまでもカバーできるわけじゃ無い。
      ソ連末期のようにモスクワが物資を求める行列だらけになったら国民感情はどうなるのか。
      それを見たプーチン氏はどう感じるのか。

      28
      • elmoelmo
      • 2025年 10月 04日

      戦争の影響が都市部の市民生活に及ぶのは、厭戦感情や政府への反感を高めそうですね。

      今後、まとまった数のトマホークがモスクワに着弾するようになったらどうなるのか…。

      5
    • 病まんと
    • 2025年 10月 03日

    より広い視点で見ると将来的には長距離自爆型無人機は東側ではシャヘド、西側ではFP-1の系譜がメインになっていくのかなぁとも思ったり
    イランのシャヘドがロシアが実戦でノウハウ積んでドンドン改良していったようにFP-1も貴重な実戦データから今後も発展していくでしょうし

    19
    • p-tra
    • 2025年 10月 03日

    産業カスケードの中で最も希少で不可欠な部分を攻撃する、
    まさに戦略爆撃のアイディアをドローンでやってる訳ですね。
    ロシアも最近は変電所など高価値なポイントを攻撃するようになっています、
    効果的な戦術は都市爆撃なんて軍事的意味のない虐殺などではないという事です
    (80年前にはとっくに分かってたことですが)
    今後の戦略爆撃はやはりドローンが中心になると思います、ただしGPSのジャミング耐性
    などを考慮するとDSMACなりTERCOMなり付けて旧来の巡航ミサイルに近づく気がします。

    30
    • 2025年 10月 03日

    台湾有事の際には宇露両軍の間で飛び交っている長距離自爆ドローンの「何十倍」って数が
    大陸方面から日本に向かって飛んでくるのかと思うと暗澹たる気分になる

    44
    • 赤狐
    • 2025年 10月 03日

    これはウクライナ側がはじめてと言っていいレベルでロシア側に大きな被害をもたらした攻撃になっていると思います。
    よって、これにあわせて呼応して色々と揺さぶりその他をかけてくるかなと思っていたら、アサドが何故か毒殺されそうになったというのを正体不明の英国在住の団体であるシリア人権監視団が報告したそうです。なるほど、と思う。 
    これに加えてトマホークの提供などもあります。
    ロシアとしてはここは正念場でしょう。つまり、ウクライナ、西側諸国にとっても畳み掛けるチャンスな訳です。
    どうなるにしても興味深い展開になってきたと思います。

    31
      • baka
      • 2025年 10月 04日

      初めて何ですが戦況は変わらない、結局結果を見ないと解りませんが
      プロパガンダの域をまだ抜け出せない反撃と自分は思ってますよ
      国民に不安を与えてロシア人に戦争を止めてもらいたい苦肉の策
      実際、上手く行けば良いのですが怒りだけ買って
      国が滅茶苦茶になったら笑え無いのはウクライナだけですからね

      1
    • センツァノーメ
    • 2025年 10月 03日

    鳴り物入りのフラミンゴがクリミアでちょろっと使用された以降は音沙汰無しで、結局今まで通りのドローンのゲリラ運用が一番効果的っぽいですね…

    23
    • Mr.R
    • 2025年 10月 03日

    石油は国家の血液とはよく言ったもので。

    ロシア程の大国、むしろ大国だからこそこういった戦略的な攻撃は効くんでしょうね。

    17
      • Mr.R
      • 2025年 10月 03日

      追記:衛星画像で確認したところ、どうもサラトフ州にあるエンゲリス空軍基地で造成工事をしてるっぽいんですよね。
      確認できる範囲では誘導路と、大型機用の土塁に囲まれたが最低でも5つ以上は作られています。
      エンゲリス空軍基地といえば今年の3月くらいに弾薬庫を吹き飛ばされていましたが、それでも基地機能を拡張するとなると爆撃機の運用的に欠かせないのでしょうね

      16
    • クラスノヤルスク
    • 2025年 10月 03日

    もうなんというか…呆れて声も出ませんね。致命的なまでの被害を受けたロシアはこれからどうするのでしょうか。もう取り返しがつきませんね…

    14
      •  
      • 2025年 10月 03日

      そりゃ緒戦の奇襲で決められず泥沼になった時点でこうなる事は目に見えてましたから…

      33
        • 無学なソフィスト
        • 2025年 10月 03日

        ウクライナはアフガンより強いですし、ロシアはソ連より弱いですからね

        36
    • あるかな
    • 2025年 10月 03日

    時間はロシアの味方だと思っていましたが、ここ最近は少し情勢が変わってきたんですかね
    「クルスク反攻作戦」とかじゃなく、この種の攻撃に特化されるとロシアとしては厄介だろうなと思います

    28
      • 赤狐
      • 2025年 10月 03日

      時間がロシアの味方であるのは実はあまり変わってません。対ウクライナという視点では。
      ウクライナとロシアの違いは国力などの違いもありますが、そもそも持ってる駒の数も種類も違うんです。
      例えばオレシュニクとかそれに類する弾道ミサイルなどがあります。これらについてはPAC3等でも事実上迎撃は困難というか、もしかしたらSM3とかTHAADとかでも完璧に防衛するのは無理だと思われます。
      言ってみればまだまだ余力を持って、常にNATOのいきなりの介入とかも考慮しつつ戦っているのが現在のロシア軍ですので、対NATO兵器の幾分かをウクライナ攻略に使う可能性もあるんです。
      ただ、ロシアにしてみると手の内は可能な限り晒したくないし、もっと言うとごく自然ににウクライナくらいの相手には使うまでも無いと考えている節があるので使ってないだけです。
      そういう意味ではウクライナが今やっている石油精製施設への攻撃は、欧米諸国に対する奉仕活動みたいなものであり、ウクライナ自身のためには結局あまりなっていません。ロシアが潰れる頃にはウクライナは多分もっと酷く荒れていますからね。

      ウクライナの戦いのある意味いびつな所は、「ウクライナ固有の利害」については驚くほど杜撰に扱われてる事です。これだけの損害が見合うものなのかは本来ウクライナサイドでも考え論議されないといけませんが、それはなされません。一方まだロシアの方ではそれはされています。ある種の制限が掛かった状態ではありますが。
      西側諸国の一員でもなく、ロシアの傘下の国の一つでも無い、そういう風には考える事がウクライナ人には難しいのかもしれません。どちらかでしかないのでしょう。

      41
    • 名無しさん
    • 2025年 10月 03日

    継戦能力喪失からの停戦に繋がれば良いですね(楽観的)
    ある意味では最も血が流れない方法かもしれないです

    11
    • 折口
    • 2025年 10月 03日

    現代基準だと自爆ドローン100機程度はごく少数なんですね…。防空が弱くて国土深部に敵機がガンガン入ってくる感じ、太平洋戦争末期みたいですよね。ロシアも大日本帝国もあの規模の防空戦闘を本国の全土で展開することなど想定せぬまま開戦して、腰を据えてシステム構築をする余裕がなかったのは明らかです。爆撃機編隊にしろ自爆ドローンにしろ、マンパワーで誤魔化すには分が悪い相手で、そこはハイテクから機械化まで駆使した省力なシステムの出番だと思うんです。ロシアはもうそのような大物を手掛けている余裕はないですが、日本はまだ間に合うと思います。最近の日本の防衛戦略を見ていると来襲するのは艦隊と上陸部隊だけだというような想定なのかなと感じますが、前線の自衛隊戦力が隠蔽等で無事でも銃後のインフラを叩かれ続けるようなことは現にあり得る話です。政治レベルでの戦争継続能力構築は自衛隊の管轄じゃないといえばそれまでですが、ロシア・ウクライナ双方から何かを学び取れるといいですね。

    19
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 10月 04日

    かといって、ロシアがこのまま黙っているのかというとそんな理由は無いので、何らかの対策を取るか、ブチ切れてなりふり構わない攻撃手段取るか
    結局、停戦なんて幻でどんどんエスカレートしていきますね

    33
    • ppap
    • 2025年 10月 04日

    国土中を遥かに上回る密度で3年半も爆撃され続けているウクライナが継戦していることを考えるとロシアがこの程度で止まるとは到底思えないんですよね
    あとロシアは本土攻撃を受けると厭戦気分が広まるどころか戦争支持が高まる傾向もありますし

    28
      • M774A6
      • 2025年 10月 04日

      ロシアにとって打撃でウクライナにとって戦果ですが、これで何が変わるかというと難しいですね。
      ロシアにとっては現時点では取り返せる範囲の失敗という程度に見えます。
      これを続けられたりさらに拡大したり別の攻撃を組み合わされる動きでウクライナが成果を拡大できればまた変わりますが。
      ロシアもあらゆる危険を排除することはリソース制約のため無理でしょうから後手に回ることはある。それが致命的にならないよう後からでも対処する能力があること、初撃で致命的になる部分は排除することが優先されるでしょう。
      外から見る側としてはロシアが泥臭くも効果的なロシア的対策を考案するのかにも興味あります。

      18
      • 航空太郎
      • 2025年 10月 04日

      ウクライナの継戦能力の源泉はウクライナ以外にあるという点と、ロシアの継戦能力はロシア本土にしかない(他は僅か)ことを考えると、同じように後方地が叩かれるにしても意味が変わってくるのですよね。
      まして、プーチンが勝手に初めた特別軍事作戦、親戚だって多いウクライナへの軍事侵攻ですもの。
      今の流れで、続々と軍への志願者が殺到とかになるかと言えば、ならないでしょう。

      16
    • 匿名希望
    • 2025年 10月 04日

    銃後の厭戦気分を醸造させるのがウクライナが現実的に可能な範囲では最も有効な対抗手段に思えます
    トマホーク供与のニュースもありますし今後ロシアのインフラを狙った攻撃は増えそうですね
    戦場では押され続けていることの裏返しではありますが…

    3
    • 野良猫
    • 2025年 10月 04日

    やっぱり地図で見ると改めて攻撃対象の広大さが実感できますね
    安い兵器でこんな後方まで入りこまれてるんだなぁ…

    6

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