メドヴェージェフ元大統領は今月2日「1月から7月までに21万人以上がウクライナとの戦いに参加するため国防省と契約した」「さらに1万8,000人以上が志願兵部隊に入隊した」と明かし、ロシアとウクライナの動員率には「毎月1万人」「年間12万人」のギャップが生じている。
参考:Медведев назвал число контрактников, прибывших в воинские части в этом году
参考:Медведев оценил динамику набора контрактников
参考:Свыше 18 тысяч человек приняли в добровольческие подразделения ВС России
参考:Putin signs decree increasing number of military personnel, staff to 2.38 million
両国の動員ギャップは「戦場での致命的な差」に至っていないのかもしれないが、少なくとも「現在の攻勢ペースを維持できる」とも解釈できる
ロシア軍の規模は2017年まで「90万人体制」で、その内訳は国防省スタッフ1万人、参謀本部スタッフ1.1万人、陸軍28万人、海軍(海軍歩兵を含む)15万人、空軍16.5万人、戦略ロケット軍5万人、空挺部隊4.5万人、特殊作戦部隊0.1万人、鉄道部隊2.9万人、その他軍属(通常の徴兵に応じた新兵)18万人で構成されていたが、2018年1月1日に発効した法令で「101万人体制」に移行。

出典:Mil.ru/CC BY 4.0
つまりウクライナ侵攻時のロシア軍は「101万人体制」だったのだが、プーチン大統領は2022年8月に115万人体制、2023年12月に132万人体制、2024年9月に150万人体制への法令に署名し、軍属以外の人員も合わせるとロシア軍の規模は238万9,130人となり、ロシアは「将来の戦争に備えた軍の規模拡大」と「ウクライナとの戦争で消耗する兵士の補充」を同時並行で進めている。
ロシア軍の人員構成は契約軍人と義務的徴兵(年2回/1年半~2年)で招集された兵士で構成され、ウクライナ侵攻のような国外作戦に義務的徴兵で招集された兵士の動員は禁じられており、プーチン大統領は2022年9月の部分的動員(義務的徴兵を終えた予備役30万人の強制動員)が国民に不人気過ぎたため、ウクライナとの戦争で消耗する兵士の補充は「契約軍人の動員=強制動員ではなく直接契約に基づく義務的徴兵を終えた予備役の動員」に依存している格好だ。

出典:Минобороны России
安全保障会議の議長を務めるメドヴェージェフ元大統領は定期的に「契約軍人の動員状況」を報告しており、2023年10月「1月1日から10月25日までに約38.5万人(契約軍人30.5万人+ストームZのような志願兵8万人)が軍に入隊した」「毎日1,600人以上が軍との契約に署名している」と、2024年7月「2024年も大統領が設定した契約軍人の確保が目標を達成しつつある」「1日あたりの平均契約数は約1,000人だ」「これまでに約19万人のロシア国民が国防省との契約に署名した」と言及していたが、今年も動員状況を明らかにした。
メドヴェージェフ元大統領は今月2日「1月1日から7月までに21万人以上のロシア国民がウクライナとの戦いに参加するため国防省との契約に署名した」「さらに1万8,000人以上が志願兵部隊に入隊した」「全体的に動員計画の進捗率は非常に順調だ」「今後も現在の勢いを維持できることを期待している」と述べ、ロシア軍が半年で獲得した契約軍人と志願兵の合計は22.8万人以上となるため「新しい兵士を毎月3.8万人も獲得している」ということになる。
ゼレンスキー大統領はウクライナの動員率について「毎月2.5万人から2.7万人」と明かしているため、ロシア軍とウクライナ軍が投入できる新たな人的資源には「毎月1万人」「年間12万人」のギャップが生じている格好だ。
ロシア軍は防御ポジョンより損失が相対的に多くなる攻撃ポジョン側なので、両国の動員ギャップは「戦場での致命的な差」に至っていないのかもしれないが、少なくとも「現在の攻勢ペースを維持できる」とも解釈でき、Kyiv Independentもメドヴェージェフ元大統領の発言を伝える記事の中で「西側諸国とウクライナの諜報機関はロシアの動員について『新たな兵士を毎月3万人から4.5万人ほど獲得している』と予想し、これはウクライナの動員率のほぼ2倍だ」「ロシア軍は多くの死傷者を出しても積極的な募集と契約兵士の流入で損失を相殺している」と指摘している。
関連記事:ロシアの兵士募集にかかるコスト、契約一時金が約20倍に跳ね上がる
関連記事:ロシア軍も補充兵の供給に問題、契約軍人を募集するコストが跳ね上がる
関連記事:ロシア、戦死者数の推定に使用されていた人口統計データの公開を停止
関連記事:ロジア人ジャーナリスト、負傷兵の98%が戦闘任務に復帰したの嘘ではない
関連記事:ロシア軍司令官が妻や母親を脅迫、もし黙らないなら夫や息子を特攻隊に送る
関連記事:部分的動員で夫を駆り出されたロシア人妻、国防省前に集まって復員を要求
関連記事:ボルチャンスクで戦うロシア軍兵士、軍検察や大統領に助けを求める
関連記事:ロシア軍も補充兵の供給に問題、契約軍人を募集するコストが跳ね上がる
関連記事:ロシアの動員数は損失を十分カバー可能、10ヶ月間で38.5万人を確保
※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России
俺のようなミリタリーギークは兵器の性能の話をするのが当然大好きだが…
実際の戦争の決め手は結局の所、マンパワーだ。
ちょっと上手い戦い方なり良い兵器を発明しても大抵は相手もパクってきて
同じような戦いになるから最後はマンパワー、というか兵士が死ぬことに
どれくらい耐えられるか、という勝負に当然なる。
マンパワーが足りないウクライナは残酷だけど人命の選別をするしかないと思う。
まずキエフにいる民間人と前線にいる兵士のどっちが大事?って所からだろう。
悪いけど戦争に勝つのにまず重要なのは兵士、よって兵士の命を民間人より守るべき
であり、キエフを防空するためのアセットは全て前線に放り込むべきだと思う。
もちろん民間人を守るのが軍隊の役目だろという反論はあるだろうけど…
そんなこと言ってる場合じゃないだろう、と個人的には思う。
「首都」のインフラが落ちれば兵站や弾薬の製造もままならないと思います。経済も大事ですし民間人の犠牲は国民の士気低下、国際的にも求心力を失う・・・。
(このままではいけない、がずっと続く戦争ですね)
生産拠点の移転避難をしなかったのは、戦争の長期化への甘い見通しと、キーウ防衛ができるという慢心があったんだろうなあ。
日本も同じよね
軍事のために国があることを周知するべきだと思う
平時から国家総動員ぐらいしないとね
双方共に、甚大な犠牲者を出しているが戦争を続けている。ロシアは、これを国家生存の為の戦争と位置付けている。恐らく、これは単なるプロパガンダでは無く本気でそう考えているのだろう。今は、契約や海外等から兵力の大部分を補っているが必要になれば動員も厭わないつもりだ。オレンジ革命やウクライナゲート事件を見る限り、これは我々西側の外交の失敗と言える。だがまあ、ナショナリズムが台頭し外交は軽視される世の中になりつつある今この様な反省は大凡聞き入れられることはないのだろうな。
ほぼ同感です。更に悲惨なのが外交の失敗であると同時にある種の“工作”の失敗であった事。ロシアとウクライナ間だけでは無く、ウクライナ国民同士も出自や思想で深く分裂させてしまいました。そこにウクライナの一般市民一人一人の「本当の気持ち」「本当の望み」が全く介在していないまま今般の事態まで進んでしまいました。何万もの犠牲を他所に、ヌーランド氏等は十分な報酬を元手に家族と其れなりに幸福な余生を送るのでしょう。究極の格差です。
虎の尾・レッドラインなどの表現があるわけですが、仰る通り国家生存に関わるものと位置づけられていますよね。
日本政府も、対米追随なのかよく分からないですが、ウクライナ支援を行ったものの。
『Mr.Japan』絶望的に軽い扱いを今受けていて、名前すら憶えてもらえないという悲惨な状況ですからね…
お題目のお気持ち表明『力による現状変更は許さない』ではなくて、キチンと国民に説明しないと、次にも繋がらないなと感じてしまいます。
参議院選挙が今月ありますが、外交が争点にすらならず、何となく過ぎ去ろうとしていますね…。
「ウクライナで迫害されているロシア系を助けるための『特別軍事作戦』」が随分大きくなったもんですね
この記事読んでて、なんだかんだで国外=外国に攻め込んでるという認識ではあるんだなって思った
>国外作戦に義務的徴兵で招集された兵士の動員は禁じられており
ただ、大規模動員の時の動揺がなければウクライナ侵攻にぶっこんでたとは思うけど
ママンの会がクレムリンに突撃しましたからねえw。
さすがのプ氏も彼女らをアレすることはできない。
上で言われてるようにオレンジ革命、というかそれ以前からの因縁だからねぇ
概して言えばソ連の崩壊はソ連に住んでいた人間の大半を不幸にしたな
日本人もソ連が崩壊しないほうが幸せだったんじゃねーかと思うことがある
あれ以降アメリカは潜在的な敵国になった
アメリカはアメリカで国内の矛盾を拡大したという点で相似の関係なんだが
ソ連の崩壊で、宇宙開発も足踏みしました。
本当なら今頃、火星に米軍基地とソ連基地があって異星人の工作によって開戦していたはずなのに。
別に大きくなっていませんよ。プーチン大統領が、トランプが大統領だったらこの戦争は、起きていなかったという発言がある通り全ては繋がっているんです。
軍の人員の補充は出来ても、ロシア社会から万単位で労働生産人口が消失しその3倍の戦傷者が社会保障を圧迫する。
ロシア側の経済の専門家からそろそろ経済が持たなくなってると話が出てるし、この戦争のツケを清算するのに何十年掛かるのやら…。
ナビウリナ女史とかいう超人がいる限りは戦時経済は持つでしょうね
最近ロシアの給料未支払いが3倍なんて報道もありましたが、対数レベルにならないと誤差と同じです
多くの人が指摘するように問題は戦後…
ウクライナ戦初期から、日本が出来る最大の貢献はナビウリナさんと、財務省の官僚を1=100位で十億程度付けて交換だと思ってる。
このブログ好きだったので、良くみていたけど、ウクライナ戦争から、ロシア有利な情報が多くてつまらなくなったように思います。ここに出てくる情報によれば、ロシアが優勢で、ウクライナが無能な指揮をしており、とっくの昔にロシアの勝利のはずなのだが、実際は3年経っても対して進軍が進んでいない。
理由は、国力に劣るウクライナのドローン攻撃が上手いからなんだけど、あまり記事にならずに残念だ。折角「航空万能論」なんだから、戦争の定義を一変させたウクライナのドローンにフォーカスした記事が沢山読みたいなぁ。
あと、戦闘機を撃墜するヘリとかも、。
そもそも、つまらない面白いとかいう問題では無い。人が死んでいるのに、正確性を軽視して自分の好みを主張するのは、余り好ましくないと思いますよ。そもそも、航空万能論さんは、そんな偏ってませんよ。もう一度記事をちゃんとお読みになる事をお勧めします。ウクライナ有利の情報が見たいならYouTubeを開けば、直ぐに出会えますよ。
戦争の善悪や犠牲者の確認のためにわざわざミリタリーブログをみる人はいないでしょう。
ここは航空系の知識が豊富な人達が多くいるブログだったのに、以前と志向の違うコメントが増えて、残念に思います。
管理人さんはどうおもってるのかなぁ。
もちろん、見たい人が見て、好きな意見をコメントすれば良いと思うけど、ね。
明らかに不愉快に思ってたんじゃないかな
一時期ウクライナ情勢のコメント欄期閉鎖してたし、以前は毎日更新されてた戦況図も今じゃ不定期更新になった
おかげで今ではウクライナ情勢以外の記事にまで張り付いてきた香ばしい連中は減ったし、気に食わないコメンテーターやTwitterアカウントの誹謗中傷書き込む輩もいなくなった
誰を指して香ばしいと言ってるのかは知らんがろくに当たらん予測と浅っっさい知識でデタラメ言いまくってたのは君たちでは?
むしろ君たちこそ香ばしかったのでは?(名推理)
?
その浅い知識とデタラメ言ってた奴らを「香ばしい連中」って言ってんだけど
俺を何にカテゴライズしてるのかな?
まさにこういうのが悪いお手本ですね。
ロシア信者とか初期から酷かったよな
いやロシア信者より保守系論客の方がよっぽど酷いですわ
枯渇論、攻勢限界論、崩壊論、どれもこれも吹くだけ吹いて何も実現しとらんからな
ドローンは通用しない論といい、もはや彼らが吹いてる事の逆が正解なレベル
ロシア信者は去年のシリア情勢で散々予測を外しまくってたのを忘れてないからな?
デタラメな知識でF-16やF-35を叩いてた連中も絶対に許さないよ
イスラエル空軍が大活躍してから黙らせられたけどな だが許さん
偏ってるのはコメント欄だけだから安心してくれ
ちゃんと、蜘蛛の巣作戦のような後方での破壊工作作戦において、広域同時破壊にドローンが活躍したことなども丁寧に記事にしてくれてますし、バランスは良い方だと思いますよ。実際、2025年の夏季攻勢が始まり、ウクライナもかなり善戦してはいるものの、少しずつ押し込められてきた利しているのが実情ですから。
多分あなたが読みたいのはウクライナ万能論なのでしょうね
残念、私が読みたいのはドローン万能論くらいの記事か読みたいんだよ。だって「航空万能論」やで。
ウクライナがこの3年で洗練された各種ドローン、特にロシア深部にまで攻撃している内容をこの見識豊富な管理人さんと知識の豊富な常連さん達のコメントをね。
(蜘蛛の巣作戦の解説なんてどこでもやってるからね。)
もちろん、ロシアの妨害ドローンの性能とか、使用方法も詳しく知りたいね。
そんなに知りたいなら、自分で調べてみてはいかがですか?
自動翻訳やAIなど色々使える現代では言語が障害となることも少ないでしょうし。
そんなに知りたい内容が具体的ならなおさらです。
まず人に要求する前に自分でやってみましょうよ。批判はそれからです。
読みたい内容がないからって、個人が(しかもこんなに丁寧に図説や背景資料の提示まで)やってるブログを充て擦るってちょっと。。。(白目)
あなたは大艦巨砲主義でも行ったら幸せになれるよ!
このブログでは再三にわたって、匿名でのコメントを止めるように注意喚起されています。
まずは、日本語を理解して、ルールを守ってからコメントをするようにしましょうね。
はて?
毎日このブログを拝見しておりますが匿名でのコメントをやめるよう管理人氏が指摘した事なんてありましたっけな?
確認したいのでどの記事で言っていたか教えていただけますか?
下のkittyさんのおっしゃるように、その人と認識できるハンドルネームの事です。
名無しさん以外に名無しさんを名乗る人がいなければOKでしょうが、、。
匿名禁止は管理人さんがコメント欄が荒れるたびに記載されていますが、普通の記事の後ろに追加するので、検索が非常に困難です。何とか一つ見つけました。
リンク
あと、コメント欄の使用方法も付けときます。
リンク
匿名禁止は10回程度は見たように思います。ウクライナ戦争以降も2,3回あったような?
このルールは自由なコメント空間を管理人さんが確保するため制定しています。
過去に市民(左翼)や五毛党(中国共産党)、韓国アゲ日本サゲ、などが荒らしており、そのたびに数回記事に追加していたと思います。ウクライナ戦争以降もにわかミリオタの方々が増えて、注意喚起されていたかと思います。まぁ、私もライトミリオタなので、偉そうに言えませんが。
皆さん、ルールを守って正しくコメント致しましょう。
何処をどう見ても匿名禁止とはないですが?
10回も見たんならさすがにひとつくらい見つけられるでしょ?
それに管理人氏が指摘している人のハンネをパクって意図的になりすましして荒らす奴と名無しや匿名かぶりを同列に見るのはさすがにおかしいっすよ。
少し頭を冷やしたらいかがかな?
それに左翼が荒らしてーと仰っていますがいわゆる右翼の人たちも同様に荒らしコメントをして削除されております
リンクはご覧頂けましたか?
過去の管理人さんの注意喚起は基本的に記事の後ろに注釈的に記載されるので、ブログの持ち主でない私には一つしか見つけられなかったですが、平均して1年に一回程度の頻度で注意喚起されてますよ。
匿名(というハンドルネーム)や無記名などが禁止なのは、ハンドルを変えて荒らす行為の防止もありますが、主目的は発言者が他の人と区別できるようにする目的が主です。つまり、誰が誰に何を言ったかを分かるようにするためです。そして、レッドラインを超えると削除されます。
あなたがどの名無しさんかは存じませんが、他人が(悪意無く)模倣しにくいハンドルネームを利用することをお勧めしますね。
また、リンク先のように不適切な言動や行為なども削除対象になりますので、右翼だろうが左翼だろうがK国押しだろうが荒らす行為は同じように削除されますよ。
過去の管理人さんの発言が知りになりたいのなら、直接管理人さんにお問い合わせされると良い回答が得られるかと思いますよ。
明確に禁止されているのは、ハンドルを変えて他人のように発言して荒らすことだけだと思いますけど。
一意性があれば、foobarでもhogeでもvoid_でも好きなの使えます。
成層圏さん、それは逆かもしれない。
私の個人的な印象では、ここの管理人さんは心情的にはウクライナ応援だと思う(私の違和感の元か?)。
しかし、同時に管理人さん的な客観性への指向もあると思う。(成層圏さんの違和感の元か?)
しかし、個人のブログですから、その個人のやり方や考えでやるしかないと思うのです。
あなたみたいな人が、やれ○○寄りだとレッテルを貼って対立煽りをし、場をつまらなくしている。
3年見ててその感想なのが日本のミリオタのレベルを物語ってるわな
管理人さんは匿名や名無しを嫌っているのに、未だにその程度のコメントがくるのが残念だね。
ロシアとてドローンを綺麗に使いこなしてるし、どちらが自国に活かせるか考えたらドローン一辺倒気味&西側兵器に幻滅繰り返してるウクライナより、塹壕からドローンまでバランスよく使いこなしてる、地道に軍事的正解を捻り出しているロシアに軍配が上がりそうだなと。ロシアが勝ち切れないのはドローンのお陰なのはそうだろうが、ドローンがあって防衛有利な環境でもロシアが進軍出来てる理由も今後の参考になるだろう。
二つ前の記事読み直してこい
英仏のウクライナ平和維持軍は、陸軍数万人派兵・ローテーションを考えると、全陸軍兵力と言われています。
ウクライナ=ロシアの動員能力が、4年目も年間10万人を超える高い水準に驚くと同時に、両国の国力差も同時に感じてしまいます。
ウクライナ戦争は2000km以上も長大な戦線があるため、前線歩兵が前線を維持するために動員を続ける必要があるわけで、ドローン・無人機だけではどうしようもないんですよね…
追記です。
ロシアの金融面について、両面からです。
図表7に国民福祉基金の推移があるのですが、2021年始12%台~2025年は5%台に減少しています。
GDPが伸びていることに注意は必要ですが、余力が減少している・なくなっていないことが分かります。
一方で、ロシアは産金国かつ、外貨準備に大量の金を組み入れています。
2025年4月 約2329.63トン保有しており、1kg1700万円とすれば、40兆円近くを保有していることになります(値上がりの恩恵を大きく受けています)。
2023年~金の保有量が大きく減るような変化が見られず、(保有量の発表が事実ならば)まだ余力を保っていると見るべきというのが個人的な意見です。
(2025年6月24日 失速するロシア経済 ~着実に厳しさを増すロシアの経済運営~ 三菱UFJリサーチ&コンサルティング)
強力な空軍が必要だな ロシア国内をテヘラン並にフルボッコにできるようにしなければ
その人員を!
国内のために使っていれば!
もっと発展してたんじゃないんかねぇ!?
上の方にあるコメ見て思うけど、常時戦争に備えるをやるとMr.Rさんのコメの様になるとか……?
まあ、だから汚職や賄賂が横行して蜘蛛の巣作戦が成功しちゃうんだろうけど
外患誘致なんて怖すぎだわ
戦ってるウクライナや近隣諸国には悪いが、ロシアが軍事、特に陸軍に力を入れて経済力が削られてくのは悪くない
日本が相対する海軍や空軍は高度な経済がないと維持できないからな
まあNATOも大軍拡するし、大丈夫でしょ
そうかもしれませんが、ロシアが力を入れている各種長距離ドローンを組み合わせた飽和攻撃は脅威かと。
ウクライナを襲っているような数百機の各種ドローン+数十発の巡航ミサイルおよび弾道ミサイルでの攻撃が一晩で起こるというのはなかなかに悪魔です。
私の考えすぎであれば良いのですが、最近の世論を考えれば例え自爆ドローンが海岸に落ちたとしてもやれ政府の無策ダー等大騒ぎになるような気がしてなりません。
すまないけど危惧するところが何を指してるかよく分からないので、もう少し詳細に教えて貰いたい
敵性国からの物なら、ミサイル撃ち込まれたのと同義だからそりゃあ騒ぎになるし、日本の開発配備してる物でもまあ管理の不備だから騒がれて然るべきと思う
そもそも爆発物でもかなりの大事なのに、自爆ドローンが浜に落ちてて騒ぎにならない状況が思い付かない
削られるとは言うが、危惧すべきは今回の戦争で得た経験だと思うのだが。
当然ながら、古くの日本のように消耗した結果負けたりと
色々ある訳ですが。
アメリカとかみたいに、過去の経験があるから
衰退の道を辿っても経験を活かして今があるわけで…
ウクライナの場合損耗率がロシアよりも大きいだろうからその分の差が出ているのかなと
ウクライナの兵や武器が持つのは七月くらいまでと言われていたから、そろそろ限界なんですよね。
ロシアの第二次バクラチオン作戦を防げるかという
欧州は猛暑みたいなのでそのあたりでブレーキにでもなるなら冬まで粘れそうですが、暖冬で冬が遅くなってますからね。
私も同意見です。
今回の記事はロシアの動員の話ですが、ロシアの方はまだ基本的には、お金で志願兵を集めて、それでなんとか回している状況です。
ウクライナの方は、動員を強化していますが、思ったようには兵士が集まらなくなっている状況のようです。本来ならウクライナ兵の方が志気が高いはずと思うのに脱走兵も増えています。
こう言うと反感をかうかもしれませんが、たぶん死傷率に差が出てきているのではないと思います。
この戦争が始まってから、すでに3年4ヶ月が経過しました。
ロシアの継戦能力は非常に高いものの、
経済や人口の観点から見ても、無限に続けられるわけではありません。
ウクライナを屈服させるのが先か、ロシア経済が倒れるのが先か?
ウクライナの人的資源や、西側の経済のほうが先につぶれると思いますね。
軍事費で見るなら西側は多いのですが、物価と人件費が高すぎてコスパが悪いのです。
日本の何倍も労働者に賃金を支払い、安い資源がロシアから輸入できなくなったので割高で物資を集める必要性があります。安くあげるならウクライナでやるしかありませんがそうなるとロシアに破壊される、
本気で戦時体制に移行すれば別ですがそこまでの危機感はない
人的資源の損耗は何倍もウクライナが早く消費しているでしょうから、持たないと思いますね。
西側は兵士はあまりだしたくないでしょうから。最も高い兵器が兵士ですし
武内和人氏がnoteで軍事学について解説してるけど、ここに人的にはどうなんだろう?
ちょっと見に行ったけどあの程度の文章チラ見せで金取るのは商売としてもどうかと。
ロシアの経済を云々する遥か手前でアメリカが砲弾供給能力の限界に達して支援停止しましたからね。すぐにでも終戦してロシアへの経済制裁を解かないとやっていけないレベルで欧米が疲弊したという
砲弾供給力が足りない事を「疲弊した」とは言いませんよ。経済的に疲弊しているのはどう考えてもロシアであってEUではありません
お決まりのロシアはもう限界だ説を言いたいわけではないが、そんな身の丈に合わない軍を維持できるとは思えない。
数としては補充できるのかもしれませんが、問題もありそうです。
練度は低い、契約兵なのでコストが高い、兵士になった分だけ労働力が失われる、長期的に見ると男女比・年齢別人口が偏ってしまうでしょう。
日米戦・独ソ戦ともに4年を超えて戦えませんでした。
総力戦となると人的・経済的にこれくらいの期間が限界ということでしょう。
どちらも先制攻撃をした側が敗北しています。
負担が大きいのは確かだろうが言うほど総力戦か?
ロシア側:大祖国戦争に比べれば必死さが足りない(無茶言うな)
ウクライナ:大祖国戦争に比べれば必死さが足りない(こっちは徴兵とか、もっとがんばりましょう)
ドローン戦争だというのであれば、防御側優位は明らかだと思える。理屈上は塹壕どころか坑道陣地、首都の地下司令部からすら回線を通じて戦争が出来る筈だ。
攻撃側はそうは行かない。生身の兵士を送り込んで実効支配しない限り成り立たない。ドローンによる治安維持、当分は無理だ。ウクライナ特殊部隊がロシア領でアレだけの事が出来るのなら、占領地では尚更だろう。
良好はキルレシオ
失礼、良好なキルレシオ(文字通りの意味)が期待出来る。