ロシア関連

接近拒否崩壊の前兆? ロシアの戦闘機パイロットは自由を手に入れ始めた

ポーランドのディフェンスメディアはロシア人ミルブロガーの報告に基づき「ウクライナ軍の迎撃ミサイルが減少したため、ロシアの戦闘機パイロットは状況に応じて自由に行動することを許可された。そのためより大胆な作戦行動を取るようになるかもしれない」と報告した。

参考:Nowa taktyka. Rosyjscy piloci uwolnieni
参考:Что там по боевой авиации? 

高度な防空システムによって成立していた接近拒否が「迎撃ミサイルの不足」で崩れ始めているなら由々しき問題

ポーランドのディフェンスメディア=Defence24は7日「ロシアの戦闘機パイロットは状況に応じて自由に行動することを許可された。この制限解除はウクライナ軍の迎撃ミサイルが減少したことによるもので、特定地域で迎撃ミサイルの不足が確認されれば、ロシア空軍の戦闘機はより大胆な行動を取るようになるかもしれない」と報じ、この言及はFighterbomberの報告に基づいたもので、このロシア人ミルブロガーはウクライナ空域における航空戦力の状況について以下のように述べている。

出典:Dmitry Terekhov/CC BY-SA 2.0

“ウクライナ空域における航空戦力の状況は基本的に以前と同じだ。戦略爆撃機はウクライナを様々な巡航ミサイルで、MiG-31Kはキンジャールでウクライナを攻撃している。陸軍航空隊も無誘導ロケット弾で敵を攻撃しているが、彼らは敵の無人機攻撃に対処する防空部隊の支援も行っている。前線付近で攻撃任務を行う戦闘機は主にUMPK、UMPB、Kh-38MLを使用している。現時点で新しいCRPAアンテナ=コメットシステムに対する敵の対応は完璧ではないものの、既に妨害システムの成功事例が報告されているため、敵が効果的な対抗手段を見つけるのも時間の問題だろう。そのため我々も新たな対抗策を考え続けなければならない”

“新兵器の中で最も注目すべきは末尾に3文字がついた新世代のUMPKで、これによりFAB=自由落下型航空爆弾の到達距離が大きく拡張された。基本的に戦闘機は敵戦闘機と敵レーダーの破壊を主任務にしているが、4年目に突入した戦場では信じがたいことが起きている。戦闘機パイロットは状況に応じて自由に行動することが許可され、命令、要請、報告などを省略して活動でき、パイロットが適切かつ必要と判断する戦術を自由に駆使することができる。勿論、全てのパイロットに許可された訳ではないものの、これは本戦争において人類初の宇宙旅行に匹敵するほど画期的な前進だ”

出典:Fighterbomber

“さらにパイロットはLBS=最前線の接触線を超えて活動することも許可されており、既に戦闘機同士の接近戦=短距離空対空ミサイルが届く範囲でのドッグファイトも報告されている。まだこの効果についてコメントする段階ではないものの、この傾向は間違いなく歓迎すべき変化で、敵防空システムへの迎撃ミサイル供給が不足していることにリンクして我が軍の航空戦力は行動範囲が拡大している。空での優位性を完全に確立する道のりはまだ遠いものの、それでも膠着していた空の状況は少しずつ好転を見せ始めている”

Defence24は新世代のUMPK=自由落下型航空爆弾を精密誘導滑空爆弾に変更する後付けキットについて「FABの到達範囲を70km~90kmに拡張することができる」と、ロシア軍機が接触線を越えて侵入してくることについて「Su-57、Su-35、Su-30に対してウクライナ空軍のMiG-29やSu-27は能力的に対抗できないが、欧州が供給している西側戦闘機と地上配備型防空システムを統合運用できれば敵に大損害を与えることも可能で、最終的な結果は双方の作戦の組織化、技術水準、さらにウクライナが備蓄している地対空/空対空ミサイルの具合に大きく依存するだろう」と指摘している。

出典:Командування Повітряних Сил ЗСУ

高度な防空システムによって成立していた接近拒否が「迎撃ミサイルの不足」で崩れ始めているなら由々しき問題で、Fighterbomberの報告が事実なら前線の状況は一気に様変わりするかもしれない。

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※アイキャッチ画像の出典:Ростеха

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コメント

  • コメント (63)

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    • p-tra
    • 2025年 7月 08日

    こうなるから都市防空なんかしてる場合じゃないだろう…とずっと思ってたんだよね。
    既に指摘されてるけどドローンが戦場の主役みたいになってるのも既存の戦闘爆撃機
    が戦場に近づきにくくなったおかげという面はかなりあるはずで。
    それが崩壊するとドローンって何だったの?ってレベルの虐殺が始まってもおかしくない。
    冷静に考えたらドローンが運べるペイロードなんて戦闘爆撃機のそれとは比較にすら
    ならないのだし…
    ウは一旦シャヘドの相手をするのやめて戦場の防空に集中しませんかね。

    28
      • 病まんと
      • 2025年 7月 08日

      言うても今のシャヘドの相手って基本電子戦やピックアップトラック載せの対空砲、ゲパルトであってミサイルはそんなに使ってないのでは
      シャヘドと混ぜて撃ってる巡航ミサイルには使ってるでしょうけど

      24
        • せやかて工藤
        • 2025年 7月 08日

        ロシアはドローンの戦術を変えて
        レーダーに目立っても
        あえて高高度を飛ばしています
        ウクライナにミサイルを使わせるためです

        18
      • ムリ
      • 2025年 7月 08日

      >都市防空なんかしてる場合じゃないだろう
      ウクライナにはその選択肢はないし無理じゃない?
      それに、もし都市防空に力をいれなかったとしても、それだけで趨勢が簡単に裏返るとは思えないし。

      29
      • たむごん
      • 2025年 7月 08日

      防空アセットを、どこに振り向けるのか、本当に難しい問題ですよね。

      兵器生産工場=インフラ=空港などを守るのは重要ですが、都市全域となると優先順位は下がるかなと。

      前線歩兵が極めて貴重=徴兵逃れが横行してるわけですから、前線に振り向けるべきという御意見に同意です。

      15
        • nachteule
        • 2025年 7月 08日

         そんなに単純な話にはならないと思いますね。

         一度撃ってしまえば着弾位置は決まっている兵器なら取捨選択が出来ますが巡航ミサイルやシャヘドは確実に燃料が続く限りある程度自由な経路変更は可能でしょう。勝手に優先度が低い所に着弾すると思ってスルーしたら経路を変え結果、重要施設への飽和攻撃に繋がる。

         それ以外の高速飛翔して極端なに経路を変えづらいイスカンデルM等でも同じです。進行方向に重要な物があるなら迎撃せざるを得ない。

        6
      • nachteule
      • 2025年 7月 08日

       都市防空って一体何をしていると思っているのか、単純に物事を考え過ぎでは?
       キーウ防空とかはそこに拠点がある軍需企業じゃない所すら戦時体制で兵器の部品設計製造とかしているから戦争継続に必要な工場と作業員を守ると言う意味もある。
       自国生産に無駄なリソース振るなって言うならウクライナが満足する支援を諸外国が滞りなくしてきたか振り返れば良い。

      29
        • なし
        • 2025年 7月 08日

        都市は戦線と関係の戦略的薄い価値の低い目標ではなく、
        全線で戦う兵士の家族の住む場所であり財産の保管場所でもあり戦争遂行の為の工場労働者や兵力の供給源もあり、外貨を稼ぐ企業の本拠地でもある。
        日本本土空襲でも工業地帯より生活拠点を破壊した方が、生産力に打撃を与えられた。

        これの防空を放棄して銃後は原野生活の原始人に戻り戦線の防空を万全であれば今日は大丈夫だよ状態とか持続可能な国家じゃないから、都市を守れない状態に陥るようならさっさと降伏した方がいいね

        30
          • のー
          • 2025年 7月 09日

          その考えは間違ってますね。
          中国が日本が都市攻撃で簡単に降伏すると考えたら、本当に戦争がはじまりますよ。
          ロシアが何故ウクライナに侵攻したか?
          それはウクライナが簡単に降伏すると思ったからですよ。現実は違いましたが。
          だいたい独裁政権は相手の士気が低いと誤解する傾向があります。
          かつて日本が米国に戦争を仕掛けたのも、米国民は弱気で士気が低いから短期間で講和可能だと思ったからです。
          ドイツが大戦に踏み切ったのも、連合国側が弱気だと勘違いしたからです。
          サダムフセインがクェートに侵攻したのも、勘違いでした。
          結果、侵攻された側が防衛に成功したとしても大損害です。

          3
            • 2025年 7月 10日

            考えが間違っていると指摘するほど?
            なんか論点が噛み合っていない気がする。

            10
            • んー
            • 2025年 7月 14日

            >その考えは間違ってますね。
            っていうほど相違点を明確にできていないような。。。
            というか、何が言いたいのかちょっとわからない。

            2
    • もへもへ
    • 2025年 7月 08日

    危機感煽りすぎでしょう。
    確かにパトリオットなどは米国からの援助が先細って弾数に不安があるかもしれないが、もともとウクライナ自身が保有してる旧ソ連製の防空システムも大多数が健在だし、欧州からの援助は減るどころか増えている。
    欧州側には自国用に温存してる在庫もあるんだから、本当にやばくなったら彼等はそれを快く提供してくれるでしょう。

    去年も防空ミサイル枯渇の危機とか言ってたが結局枯渇しなかったし、今年も平気だと思われる。

    それに接近拒否が弱体化してもロシア空軍のパイロットの練度で効果的な対地支援や空対空戦闘が出来るとは思えない。

    例えばウクライナ空軍は旧式のMig-29でキエフの幽霊みたいに撃墜王を出してるんだから、今は西側の優れたF-16もあるし練度の高いパイロットと合わせれば例え数で劣ってもまた撃墜王が生まれるだけだと考えます。

    7
      • 兵卒
      • 2025年 7月 08日

      未だにキエフの幽霊とか言ってる人がいる辺り、
      初期のプロパガンダは効果あったんだな。

      109
      • ゴモラ
      • 2025年 7月 08日

      もへもへさん、流石にそれはあり得ないです。前半は賛同出来ますが後半は舐めすぎです。そもそも、ウクライナ空軍の練度が神格化されているのは完全に西側のプロパガンダです。ゲームの世界では有りません。確かに、F-16は優れた戦闘機ですがSu35には性能で劣っています。そして、数でも完全に劣っています。これまで東側の戦闘機しか乗ってこなかったウクライナパイロットは、育成が難しく例えロシア軍が無能でも数的不利を覆せる様なものでは有りません。そもそもロシア空軍の練度が低いという根拠は何処に有るんですか?

      77
        • もへもへ
        • 2025年 7月 08日

        私がロシア空軍の練度が低いと考えた理由は、ウクライナの地対空ミサイルによる撃墜が多数(数十機レベル)発生しており、その中には貴重なAWACSも含まれています。

        それに比べてウクライナ空軍の機体は空中戦やロシア地対空ミサイルに撃墜された機体は多くありません。

        勿論、ウクライナ空軍があまり前線付近を飛行せず戦線後方を飛行する事が多いのに比べて、ロシア空軍は戦線付近を飛行する事が多いことに起因する可能性もありますが、ここまで地対空ミサイルに撃墜されるロシア空軍機が多いと地対空ミサイルを回避する練度がないのではと考えた次第です。

        5
          • ゴモラ
          • 2025年 7月 08日

          それは、ドクトリン(ロシアは航空機の一定数の犠牲を許容した戦術を展開している。)と、そもそも母数の違いかと。ウクライナ空軍は、ロシア空軍よりも遥かに小規模です。それで、積極的に運用しなければ迎撃される数は相対的に少なくなります。勿論、慢心等もあったでしょうがその一部を切り取って全体を語る事は辞めたほうがいいと思います。実際の所、ウクライナ空軍機撃墜されていますしF-16もS400に撃墜された可能性もでていますし。

          65
        • ファイティングファルコン
        • 2025年 7月 08日

        F-16がSu-35に性能で劣っているだぁ?寝言は寝てから言えよ
        まずSu-35はPESAレーダーなのに対してF-16はAESAレーダーだし
        Su-27・30・35全て合わせても1500機行かないくらいなのに対してF-16は生産数4700機以上だし
        テメェどこ見てSu-35に劣ってるみてぇなこと言ってやがんだ?

        2
          • ゴモラだよ
          • 2025年 7月 08日

          あの…、ウクライナに4700機も供与されません、100機に満たない数しか供与されていないのが現実です。そして、ウクライナに供与されている機体にAESAレーダーは使われてません。レーダー性能でも機体性能でも更には数でもSu35より劣っているのが現実です。まあ、最新型でも全体性能ではSu35に一歩届いて無いけど。

          54
            • BZ-022
            • 2025年 7月 08日

            Su-35が搭載量8100kgで航続距離3600kmに対してF-16Block50が搭載量7070kgで航続距離3980kmってだいぶ高性能だと思うけどな
            大型双発機のSu-35に対して半分以下の機体規模の単発機でここまでの性能なら普通に性能高いよな
            しかも母数も多いし

            4
            • もん
            • 2025年 7月 08日

            名前からして明らかにネタでしょう

            17
              • 特盛
              • 2025年 7月 09日

              機体の強さを比較するのに生産数を持ち出すのは違うでしょう。
              高性能なF-16Vの値段は高いし、F-16C/DよりはSu-35の方が高性能。

              6
            •  
            • 2025年 7月 09日

            武装、レーダー性能、航続距離、生産数ではSu-35よりF-16の方が上だし
            値段もF-16の方が安いしSu-35の方が優れてる部分って何?最高速度とか搭載量?
            F-16が小型の単発機なのを考えたらSu-35がそこまで性能が高いとは到底思えないんだけど

              • はらへり
              • 2025年 7月 09日

              最新のECMポッドと航法・ターゲティングポッド付きの最新世代F-16Vならともかく、
              ウクライナに供与されているF-16って原型はF-16Aで改修で入れ替えた中身のレーダー等は1990年代の性能なF-16AM/BMでSu-35Sに比べたらだいぶ性能劣るんですが……

              11
          • うくらいだ
          • 2025年 7月 09日

          笑う
          切れる要因あったか?
          あまり強い言葉を使うなよってやつか

          7
          • 横車を失礼します
          • 2025年 7月 09日

          もへもへさん、名前変えて複数人を装って自分を多数派に仕立てようとするのはやめましょう。丸分かりですし、側から見ていて見苦しいです

          5
      • 匿名
      • 2025年 7月 08日

      ウクライナ擁護派に対するもへもへさんの皮肉がキツ過ぎて草😂

      23
        •  
        • 2025年 7月 08日

        いや、ソース元の記事を見ればあながち間違いとも言えないかもしれないな 最後の方に
        「しかし、運用数が増加しているF-16とミラージュ2000、そして地上配備型防空システムは、ロシアに奇襲を仕掛ける可能性があります。ウクライナは既に、これらのシステムを敵の意表を突く位置に展開させ、大きな損害を与える能力を実証しています。」
        という一文がある

        8
      • せやかて工藤
      • 2025年 7月 08日

      キエフの幽霊って
      テレビゲームの画像を切り貼りした
      作り話でしたよね

      20
        • kitty
        • 2025年 7月 09日

        Ghost of Kiev.って、ゲームから名付けたんですかねえ。

        2
      • 海苔と削節
      • 2025年 7月 08日

      これって単純にロシアの対地ミサイル生産量が、西側の対空ミサイルの生産量を凌駕し始めたってこと?
      ロシアも西側も、備蓄は基準一定量確保してるだろうし。

      4
    • たむごん
    • 2025年 7月 08日

    ウクライナの防空網は、(アメリカ除く)西側最強で、備蓄+支援物資はイスラエルより上でしたからね。
    ロシアの物量による攻撃、複数種類=高度=侵入経路=欺瞞が、とんでもない規模だったなと。

    戦闘機の支援があれば、今までよりも損害が少なくなったり、前進距離=制圧面積に変化がでるかもしれませんね。

    ロシアの戦闘機が、経済制裁で行動不能になるとは、何だったのでしょうね…

    34
      • 病まんと
      • 2025年 7月 08日

      弾数は兎も角、少なくとも防空アセットの数は日本の方がウクライナより上ではあるかと
      どちらかと言うとウクライナの防空が生きてるのは初手の奇襲が空振りになったのが大きい

      13
        • たむごん
        • 2025年 7月 08日

        消耗戦が激しすぎて、弾数がないとどうしようもなく厳しいんですよね…

        統制車輌=レーダー=ランチャーはあっても、弾を打ち尽くしたら終わりかなと。

        ウクライナは、かなり頑張りましたが、4年目となると長すぎましたね…

        23
          • Panzer
          • 2025年 7月 09日

          同感です。イスラエルも停戦前は長・中距離防空システムの弾数に底が見えはじめて近距離防空システム=Iron Domeの負担が増加していると指摘されていましたね。
          元よりロシアと西側ではコストも戦争への態勢も段違いな以上生産能力は雲泥の差でした。欧州が一年間に砲弾100万発供与宣言が半分しか達成できず…とか言ってる間にロシアは年間300万発を24年序盤の時点でやっていたわけですから。今のところロシア側からの情報だけですし欧州各国の備蓄も考えればまだ時間的猶予はあるでしょうが、いずれ避けられない未来でしょう。

          1
        • 名無し
        • 2025年 7月 08日

        当時の米国防総省から流出した文書だと、開戦直後のロシア軍の攻撃から生き延びたウクライナのS-300は280基くらいだったっけ?
        S-300でそれほどあってその他にもブークやオサーが多数、S-200も現役復帰してるなんて話もあるし防空アセットの数でもウクライナの方が上では?

        19
          • ゴモラ
          • 2025年 7月 08日

          S300ってそんなに量産されていたんですか!?恐らくランチャーの数だと思いますが、そもそもS300のランチャーって大小複数あって更にS300PとVじゃ全く別物でしたよね。そこら辺加味すると、果たして使い物になるのは何機やら。それでも、相当な数がまだ稼働してそうですね。流石ソ連というべきか…、

          22
            • たむごん
            • 2025年 7月 08日

            ウクライナは、ソ連の中核国でしたから、軍事強国の底力を感じます。

            IISSは、ウクライナは、250基(ウクライナ戦争前)保有していたという分析もあるようですね。

            対ロシア(軍事強国)のため分かりにくい面もありますが、防空アセットの面からも、ウクライナの軍事力かなり強いと考えています。

            14
              • NHG
              • 2025年 7月 09日

              なのになんで14年のドンバス紛争ではあんなに弱かったんだろ
              ウクライナ軍の装備を鹵獲しながら進軍するはずが、頼りの装備や備蓄が使い物にならないから足を止めざるをえなかったという話すらあるのに

              4
    • 青空と小麦畑
    • 2025年 7月 08日

    ドローン強いドローン強いっていっても、それは互いにまともに空軍が飛ばせないからそうなってるのであって、HIMADが枯渇したら何も出来ずにサンドバッグになるってイランが証明してくれた。

    23
      • 名無し
      • 2025年 7月 08日

      何度も言われてますがあれはミサイルが枯渇してああなったのではなくて特殊部隊による破壊工作の結果です。
      破壊工作に用いられたのもまたFPVドローンです。

      20
        • M774A6
        • 2025年 7月 08日

        過程はどうあれ、結果として防空システムが機能しなくなるとどうなるかという意見と見ます。
        イランは破壊活動によって防空システムが機能不全に追い込まれたとされます。そして今回の記事ではウクライナは弾薬枯渇によって機能不全が起き始めているという指摘です。
        どちらが原因にせよ、防空が弱まると従来型航空戦力に蹂躙され、それで破壊されるものには残存した防空システムも含まれてさらに航空戦力が活発に攻撃できるようになる。
        防空システムにとって航空戦力は脅威であり、航空戦力にとって防空システムは脅威です。互いに強く牽制し合って均衡が生まれる。空の接近阻止/領域拒否として理解できるでしょう。その均衡をどう崩すかの戦いです。
        その手段には危険だが有効なSEAD作戦、消耗戦に持ち込んで弾薬枯渇に追い込む、そして破壊活動。いくつか方法が考えられます。SEAD作戦と消耗戦は相互に関連しますが極短期的に成果が出る前者ともう少し長く掛かる後者と理解できるでしょうか。ドローンは弾薬枯渇に追い込むものとして2年ほど前から危険視されましたが、ドローン攻撃に付き合わないという対処が考案されました。さらに潜入浸透による極端な接近からの攻撃に用いることができるとイスラエルが実証しました。ウクライナも防空システムではないものの地上の従来型航空戦力を攻撃対象として実証しています。

        なお、この記事ではウクライナの弾薬枯渇だけでなく東西両側の航空戦力と地上システムの統合運用についても触れているので弾薬補充だけでウクライナが空の戦いで再度均衡を作れるかは分かりません。

        27
    • 匿名
    • 2025年 7月 08日

    ぶっちゃけ、トランプ的には早期終戦するならどちらがが勝とうが関係ないのでウクライナへの援助はガンガン止めていく方針だろうし🤔…
    ウクライナの苦境は今後も慢性化する一方やろなぁ…🙄

    6
      • 匿名
      • 2025年 7月 08日

      …って、書いた途端にトランプがウクライナ支援再開したぁ!!!😫
      (当ブログの最新記事参照)
      トランプ行動一貫性なさ過ぎやで、ワイ赤っ恥やんか…😭😭

      いや、彼曰くの「ディール」で利を稼ぐ点では一貫してるのか…😢

      10
        • Mr.R
        • 2025年 7月 09日

        トランプの行動が読めないのは恥じゃないですよ……

        13
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2025年 7月 08日

    俄には信じがたいですが、事実なのだとしたら4年続いたこの戦争も終わる時期が近づいたのかもしれませんね

    15
      • SB
      • 2025年 7月 08日

      “状況に応じて自由に行動”じゃまだまだ全然ですね
      組織的な大規模な作戦が出来るようになるとてもマズイ

      17
    • 中村
    • 2025年 7月 08日

     陸軍の無人偵察機と無人戦闘機(SAM)と無人爆撃機(砲兵的な諸々)で戦争が出来るなんて戦訓は行き着く先は空軍無用論な訳で、戦後の予算配分を考えたら少々の無理を押しても活動するしか無いんじゃないでしょうか。

     西側の空軍が宇宙とか言い始めてるのもソレに近い思惑だと思います。

     先日のイラン対イスラエルも空軍による爆撃と自爆ドローンの撃ち合いでしたか、勝ち負けは兎も角としてこの構図自体が既にヤバイ。

    9
    • のー
    • 2025年 7月 08日

    実際に弾切れが原因なのだとすると、将来のロシア対NATOの戦いでも同じ状況に陥る懸念がありますな。
    戦闘機がいくら数があって高性能でも、対空ミサイルが無ければ、ロシア機の迎撃は無理です。
    いくらなんでも、機関砲だけで戦うのは厳しい。
    同じことはロシア側でもいえるかもしれませんが、実際に戦争になったら、お互いに対空ミサイル不足で迎撃が不可能になって爆撃し放題になったりして。

    11
      •  
      • 2025年 7月 08日

      航空戦力では欧州諸国だけでもロシアより優勢だからそうなるとロシア側の航空戦力が潰されていくだけかと
      装甲車の数でもロシアが8100輌に対して欧州諸国の方は3万2700輌と4倍以上の差がついているし地上戦力でも劣後してるロシア側には厳しい

      7
        • のー
        • 2025年 7月 09日

        そうかもしれませんね。
        言いたかったことは、攻撃側のミサイルやドローンは安価で製造が簡単ですが、迎撃用のミサイルは高価で製造数が限られる。結果、大規模な戦争が続くことになると、生産能力の制約から、空戦の主力兵器がミサイルとは言えなくなるのではということです。
        結果、戦闘機同士の機関砲を使ったドッグファイトが頻発するかもしれません。
        まあ、素人の妄想なんですけど。

        1
    • ザコ
    • 2025年 7月 08日

    「非ステルス機はもはや近接拒否されて無用」なんて声も一時期ありましたが「高度な防空システムと豊富な弾薬がある相手には」ってのが大前提になるんでしょうね
    そしてその両方備えてる国なんてどれくらいあることやら…

    22
      • のー
      • 2025年 7月 08日

      そんな国は存在しないのかもしれません。
      現在、西側では弾薬類はフル生産状態なはずですが、それでもウクライナでの消費を埋めるには足りてない訳です。
      例えばPAC-3のミサイルの年間生産数が60発とか、1か月でたった5発です。
      そんなのでペースでの生産で足りる訳がない。
      将来的に増産が可能だとしても、10倍にはならんでしょう。

      14
      • たむごん
      • 2025年 7月 08日

      イスラエルの航空作戦、ヒズボラ指導部レバノン攻撃・イラン攻撃も、主力は非ステルス機でしたよね…

      5
        • 通りすがり
        • 2025年 7月 08日

        その非ステルス機が活躍する安全な空域の確保がステルス機の役割なので、投射量だけで比較するのは本質を見誤っているのでは?

        8
          • たむごん
          • 2025年 7月 08日

          ザコさんの仰る点で、非ステルス機もまだ無用ではないという考えですね。

          現実問題として、ステルス機で全てを揃えられませんから、非ステルス機も重要という考えです。

          7
          • kitty
          • 2025年 7月 09日

          「どっちも必要」が絶対的な正解なんでしょうけど、F-35にアラート任務やらせる無駄金感。

          6
            • バーナーキング
            • 2025年 7月 12日

            「環境による」んじゃないかなぁ。
            保有機数が2桁行くか行かないかみたいな2機種以上運用する方とかえって大変な国だって少なくないし、
            本邦だって400機かそこら「しか」枠のない戦闘機で数倍の戦闘機や爆撃機に対処しなきゃいけないので「弱く安い」戦闘機をスクランブル専用に持つ余裕はない。
            必ずしもステルスではなくていいけど有事にしっかり戦力になる機体ではあってくれないと困る訳で、なら「非ステルスでどうやって有事の生存性を確保するか」を考えるより「ステルス機の平時運用コストを下げる」方向の方がまだ目がある気がします。

            1
      •  
      • 2025年 7月 08日

      確かに中立的な第三世界の国々ならどちらか足りない国はいるだろうけど、
      お互い敵視している西側と東側は話が違う。その両陣営が大なり小なり多層に及ぶ防空網とステルス、非ステルス双方からなる複雑な空軍を持っている。
      そもそもこの空軍+防空網のジレンマが一つの抑止力をなしている訳で、結局防空網もステルス戦闘機も同程度に必要

      6
    •  
    • 2025年 7月 08日

    まだ制空戦程度ならまだしも、爆弾落とし出したら終わりだろうな。
    流石にウクライナ軍も弾薬が尽きたのか?S-300のアセットなら沢山あるのは数字上そうだろうけど、それが足りなくなりつつあるからこそ西側の各種防空システム供与されたり、西側迎撃弾だけ貰ってフランケン作ったりしていたんだろうし、その中でも一番射程の長いパトリオットは米事情で供与できないとなれば、より短射程のしか使えなくなって防空力が落ちるのはあり得る。
    ここからどうにかするにはS-300の迎撃弾と同程度のミサイルを有り物で作るしかない

    6
    • じゃぐりんぐ
    • 2025年 7月 08日

    米虎様はイスラエルの防空を固めないといけませんからね!

    8
      •  
      • 2025年 7月 08日

      イラン、フーシ派との手打ちが成立したお陰で、ハマスとの開戦から永らく続いたイスラエルへの防空兵器納入にある程度余裕が出来たとも言えるけどな

      1
    • paxai
    • 2025年 7月 08日

    戦闘機パイロットというか現場の裁量が増えたのならこれは本当にロシア軍にとって画期的な前進だと思う。
    敵拠点を把握しても爆撃するまでに確認やらで2日かかってその間に敵が移動してるとかあったらしいし。地上のドローン偵察部隊と連携し対地ミサイルを目標にタイムラグなく投射出来るようになれば攻撃効率は上がるだろう。

    8
    • paxai
    • 2025年 7月 08日

    ロシア軍は偵察-攻撃要請-審査-攻撃実施 までの流れが遅過ぎるから現場の裁量権が増えるのは良い事だ。イスカンデルも改善後は効率が上がったように見える。
    ミサイル類なら飛行中でも目標座標の変更できるだろうしウ軍の一時拠点を叩く効率が上がるかもしれない。
    これが地上のドローン偵察部隊と連携できるならまさに飛躍的と言えるのだが。

    13

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