ウクライナのディフェンスメディア=MILITARNYIは23日「ロシア軍の調達文書によって2024年~2027年の間に供給されるミサイルの調達状況や価格が明らかになった」と報じ、ロシア製ミサイルの調達コストは「高価だ」と批判される事が多い米国製ミサイルと遜色がない。
参考:From Kalibr to Kinzhal: How Much Do Russian Missiles Really Cost?
この内容が事実かどうかは不明なものの、ここまで詳細な調達状況や価格に関する情報は恐らく初めて
ウクライナのディフェンスメディア=MILITARNYIは23日「ロシア軍が使用するミサイルのコストは大きな議論と誤解を生み出してきた。信頼できるデータの欠如、輸出契約に関する主観的な評価、メディアに登場する専門家の意見によってミサイルのコストはしばしば過大評価もしくは過剰評価されている。さらにロシア防衛産業界の生産率も依然として謎につつまれている。しかし我々が入手したロシア軍の調達文書によって2024年~2027年の間に供給されるミサイルの調達状況が明らかになった」と報じて注目を集めている。
“ロシアのノヴァトル設計局は2024年~2025年の間に巡航ミサイル=Iskander-Kの契約を303発分受注し、価格は推定1億3,500万ルーブル~1億4,200万ルーブルだ。さらにロシア国防省は中距離核戦力全廃条約に違反したミサイルとして非難された新型巡航ミサイル=Novatorを2025年に初めて95発分発注し、価格は推定1億4,600万ルーブルだ。艦艇発射型の巡航ミサイル=Kalibrも2022年~2024年までに240発分、2025年~2026年までに450発分発注し、1発辺りの価格は推定1億6,800万ルーブルだ”
“さらにノヴァトル設計局は核弾頭搭載バージョンのKalibrも56発分受注しており、2024年~2026年の間に納入される価格は為替レートの変動を受けて1億7,500万ルーブル~1億9,000万ルーブルに増加すると予想される。ラドゥガ設計局は空中発射型巡航ミサイル=Kh-101の契約を2024年に525発分受注し、価格は推定1億6,400万ルーブルだ。ロシア国防省は2025年に向けて同ミサイルを700発発注済み、価格は1億7,100万ルーブルから1億9,400万ルーブルの範囲で、さらに2026年に向けて同価格で30発追加発注された”
“ロシアにとって巡航ミサイルはテロ攻撃の道具に過ぎないものの、弾道ミサイルは重要な軍事目標を攻撃する手段として利用している。この分野の主力兵器はIskander-Mで巡航ミサイルよりも製造が難しく価格も高価だが、これらの欠点は弾道弾迎撃に対応していない全ての防空システムを無効化できることによって十分補われている。マシノストロイェニヤ(コロムナ)設計局は2024年にIskander-Mの契約を589発分、2025年に643発分受注した”
“Iskander-Mの価格は搭載する弾頭によって変動し、クラスター弾頭を搭載した1K5は推定2億3,800万ルーブル、貫通弾頭を搭載した1F1は推定2億3,800万ルーブル、高性能爆薬弾頭を搭載した1F2は推定1億9,200万ルーブル、特殊弾頭を搭載した1F3の価格は製造する年によって1億8,900万ルーブル~2億3,800万ルーブルの範囲で変動する。さらに注目されるのは未確認の型番号(9M723-2)に対する18発の発注で、これは射程延長バージョンの可能性があり、生産は2025年に予定され価格は推定2億2,100万ルーブルだ”
“マシノストロイェニヤ設計局はIskander-Mの空中発射バージョン=Kinzhalも2024年に44発、2025年に144発の生産を受注し、価格は推定3億6,600万ルーブルだ。さらに艦艇発射型の極超音速ミサイル=Zirconについても2024年~2026年に年80発を供給する契約を受注し、価格は推定4億2,000万ルーブルと見積もられているが、製造する年によって価格は4億5,000万ルーブルまで増加する見込みだ”
MILITARNYIは根拠となる入手文書を公開していないため上記内容が事実かどうかは不明なものの、ここまで詳細な調達状況や価格に関する情報は恐らく初めてなので、ディフェンスメディアを含む多くの海外メディアが注目している。
| ロシアのミサイル調達価格(1ルーブル=1.92円換算) | ||
| 巡航ミサイル | Iskander-K | 推定2.7億円 |
| Novator | 推定2.8億円 | |
| Kalibr/通常弾頭バージョン | 推定3.2億円 | |
| Kalibr/核弾頭バージョン | 推定3.6億円 | |
| Kh-101 | 推定3.7億円 | |
| 戦術弾道ミサイル | Iskander-M 9M723-1K5 | 推定4.5億円 |
| Iskander-M 9M723-1F1 | 推定4.5億円 | |
| Iskander-M 9M723-1F2 | 推定3.6億円 | |
| Iskander-M 9M723-1F3 | 推定4.5億円 | |
| Iskander-M 9M723-2 | 推定4.2億円 | |
| 空中発射型弾道ミサイル | Kinzhal | 推定7.0億円 |
| 極超音速ミサイル | Zircon | 推定8.6億円 |
因みに艦艇発射バージョンのKalibrに相当する米国製のトマホークVbは1発220万ドル=約3.3億円、戦術弾道ミサイルのIskander-Mに相当する米国製のPrSM Increment1は1発350万ドル未満=約5.3億円未満なので、ロシア製ミサイルの調達コストは「高価だ」と批判される事が多い米国製ミサイルと遜色がない。
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※アイキャッチ画像の出典:Mil.ru/CC BY 4.0





















正直意外
汚職等も影響してそう
あとは性能面でのコスパが気になるなぁ
経済制裁による部品の迂回輸出や内製化も理由かもです
国産化ってコスト的には非効率とのトレードオフですからね……
まぁでもロシア今普通に物価も上がってるし
その分平均月給も23万くらいまで上がってるけど
弾道ミサイルであるイスカンデルMはかなりの確率で着弾しているようですが巡航ミサイルのカリブルやイスカンデルKは全てとは言いませんがかなり撃墜されているので割に合わないですね……
問題はこれと同じことがトマホーク等にも言える点なのですが……
そういえば今月頭くらいにキンジャールがアップデートされて迎撃率が一気に数%まで落ちたとありましたが、現在実際どうなのでしょう。
全体的に迎撃率の低下はありますが、末端段階での軌道転換がついに実装されたと読んだ覚えが。
ともかく、この表でもやけに高いですが、実際こういう戦時中のアプデに伴う開発費用は注文時の費用に組み込まれるかもしれませんね。
ミサイルではないけど1年くらい前の滑空爆弾全盛期に、為替や購買力換算だとJDAMやJDAM-ERと大きく変わらないって言われてたから別に驚くような事じゃないよね
というか件の戦争より遥か以前からT-80・T-90と西側MBTの調達コストを比較する時、名目上はともかく諸々考慮すると大きく変わらないって結論だったし
いくら産業が軍需偏重してるとはいえ、(中国ならまだしも)西側の基礎技術や基礎工業力に劣る東側が同等以上のものを作るなら西側と同じだけのコストが掛かるって当然の話でしかない
ロシアの基礎工業力、基礎技術が西側より劣るってのはマジで言ってる?
先進技術では劣ってるけど冶金技術とかの”基礎”なら下手したら日本より上だけど
冶金技術で日本より上ってもしかして第二次世界大戦の頃のこと言ってます?
ぶっちぎりで世界一の日本、次点で韓国/ドイツに比べて経済制裁で西側から工作機械を輸入できず中国産に頼り切ってるロシアに出る幕なんて無いです。
そりゃ基礎中の基礎である発掘した資源の粗精製程度なら日本より高いかもしれませんけどね(そもそも日本はやる必要が無いので)
航空宇宙産業がどれだけロシア製品に頼ってると思ってるんだ…
多分チタンのこと言ってるんでしょうけど、航空宇宙産業で使われる航空グレードのスポンジチタンって日本が6割近く供給してますからね、ロシアはウクライナ侵攻前でおおよそ15%程度です
西側諸国はサプライチェーンを変更してますから、今は殆ど日本、サウジ、カザフスタン辺りになってるのでは?
あ、ちなみにロシアのチタン取扱のシェアは確かに多いですが、実はロシアの原材料採掘のシェアはごく僅かで大半はオーストラリアやウクライナから鉱石を輸入してたりします
まあ今は中国辺りから輸入してるでしょうが
冶金技術は工業に必須な基礎技術ではあるけど、常に進化する先進技術でもありますよ。
第二次世界大戦時はともかく現代において日本より上は流石にないよ
たまにソビエト連邦からの書き込みあるよねここ
事実、今見ているのはソビエト内戦だからな。しかもソビエトの産業地帯だったドンバスを廃墟にして、ロシア帝国の復活とか抜かしてるんだから救いようが無い
よく考えてみるとイスカンデルMは超音速で蛇行しながらピンポイント攻撃できるので
安いわけがないんですよね
(ウクライナ戦争前まで)ロシア軍が、それなりの量を使ったのは、シリア内線にカリブルくらいなのかなと。
(一般企業と同じで)大量生産の継続・投資がないのであれば、どうしても高価格になるのかもしれませんね。
他国の言い値で買ったり、いろいろ制限あるよりはマシですが、生産基盤は残っていても量産効果は働かないのかなあと。
“MILITARNYIは根拠となる入手文書を公開していない”
はい解散
エビデンスが提示されない話に価値は無いでしょ
他の分野はどうかしりませんが、軍事分野の話なんてエビデンスは殆どないんだから、そんなこと言ってたら何も始まりませんよ。
兵器システムの正確な性能値なんて全て推定ですし、ウクライナの戦況も同様です。何でもかんでもエビデンスを持ち出すのは止めませんか?
だとしてもロシアの敵国のメディアが根拠なしにロシア兵器をディスる話なんかほとんど価値なしに等しいでしょ
せめてロシア国防省や取引先の軍事企業へのハッキングでこんな調達文書が発見されてこれがその原本です!みたいな発表なら眉唾物ですが一読してみたくもありますがそのような文章はアップロードされているのでしょうか?
あったとしても今はAIで幾らでもそれっぽいものが作成出来そうなので真相ははっきりしなさそうですね
どっちの方を持つわけじゃないけど、今のロシア支持者って開戦初期のウクライナ支持者とそっくりだよね。ロシアに不利そうな情報を徹底的に否定するかあり得ないぐらいの擁護で無かったことにするところが。
これだけ長く続く戦争の中で都合の悪い状況が起きないことの方が異常なのに、それは検証されてない、これはエビデンスが提示されない、その意見はロシア人の中でも少数派のものだ、ウクライナや西側の情報を全てデタラメって無敵の論法だよね。
どっちの支持層でもいいですが、旧ソ連関連の数字は特にどっちから出るものとしても話半分、かつ裏の数字があるかもと思いながら読んでほしいですね…
出入比較した統計プラス貿易なら相手側の数字を算出しないといけないし、中身の数字はもう財務支出の漠然とした数字と個々の主体から研究せねば…ぐぬぬ…
この記事に関して言えばそんなおかしいことは言って無いし、ロシアに不都合という訳でも無いとは思うけど、根拠は無いけどこんな試算しましたって言われたら当然有り得る反応だろう。
ロシアのハッカーがウクライナの機密文書を入手した結果ウクライナ軍の損害は170万、資料は出せない、と言われたら君は同じ反応をするんじゃ無いか?
まあ価値はないというのは言い過ぎで少なくともウクライナ側の情報としては参考になります。ウクライナ側としては敵国の戦争コストを強調して、我々は相手にこれだけコストを出させている、ロシア国民はこれだけコストを強いられていると訴えられるので。
トマホークよりだいぶん高いのでちょっと高すぎないかと思いますが…。
ともかく、敵国に不利な情報としてのどこが情報源かを詳細に公開しない理由は、準備不足か独自研究か、情報戦かの三択に思えますね。まあ少ししたら要求されて出てくるかもしれません。
だからこそ簡易巡航弾のゲランが重宝されてるんだろうな。
お高い巡航ミサイルを使うほどでもない相手にも使える。
この話が事実かどうかは別として、それは確実でしょうね。
ところで簡易巡航弾が重宝されるのは両軍に言える事かと思いますが、ウクライナのフラミンゴミサイルはその後活躍した話を聞きません。
一体どうしたんですかね。
ウクライナの簡易巡航弾にはFP-2とかもあるから
フラミンゴ英国製ミサイルについてはかなり汚職の匂いが強いのと英国からの輸入に難を抱えている模様です
一応国産ミサイルを銘打っていますが仕上げのひと手間以外は英国製品ですのであれ。現状。
効率の悪い経済で作れば高コストになるのは、当たり前
最終的に高額な巡航ミサイルは海空軍専用になって、陸軍はより安い自爆型ドローンと強力な弾道弾に集約だろう
イスカンデルMは迎撃難易度は依然高いし、カリブルは空海軍方面で生き続けるし、現実的な低空からの長距離打撃力は破格に安いと噂のゲランが大体担うからロシアとしてはバランスが取れてると言えるのでは?
実際の価格はどうなんだろうねぇ、2年以上前だったかウクライナ国防省が発表していた奴なんて、関連費用含めた輸出額を単純に取得数で割って一発あたりの値段出していて本国一発だけの価格との乖離が酷いのではと思った。なるべく一発あたりの値段つり上げてロシアの損害を大きく見せたいのが透けて見えて萎えた覚えがある。
為替レートにもよると思うし大量消費した上で国内生産が普通に継続出来ているなら一発あたりの価格は下がっている可能性はあるけど、パーツや素材とかの工場も被害受けているからユニットコストも上がっているかもしれない。撃墜されやすい兵器はむしろ高価格なパーツを無くしたり低価格なパーツにしている事もあるだろうし取りあえずの資料として見る分には良い感じはする。
双方の人件費の差を考えると信じがたいし、ウクライナの戦意の為のプロパガンダ臭いが、
S400は為替にもよるが普通はパトリオットより高価と言われてるし、そんなもんと言われたらわからなくもないか
人件費の差は作ったものを他国で消費するぶんには関係ありますが、自国で作って自国で消費する時はあまり関係ないですよ(給料自体が安いので)
この手の兵器生産に人件費の占める割合はさほど多くはないでしょう。
造船とかになれば馬鹿にならないでしょうが。
3年ほど前からロシアの失業率は劇的に改善()しており、それは人件費を跳ね上げるでしょうね。
特に製造業では急に雇った人材はすぐには人件費通りの働きをできませんし。
ロシアからミサイルを買おうという国には悪いニュースですが、実質アメリカの衛星国で100%買わない日本は高見の見物。本体価格と性能・ランニングコスト等の比較も気になる所です。戦争経済は嫌ですが、ロシアが製造してロシアが自分で買って使う分には「経済が回る」だけで、ウクライナの勝利に決定的には結び付かないのでは?逆にあくまでお互いに安価に融通し合わなければならず、しかも主体となるウクライナ財政と経済が破綻している我々陣営は「岡目八目、他人の振り見て我が振り直せ」という事にも…。
軍用の服や靴ならともかく、弾道弾みたいな高度な兵器だと国内経済に回る比率なんて微々たるもんじゃないかなぁ。
しかも完全国産化ができてるならともかく、輸入してる部品があればその分は国外に流出してく訳だし(西側製ならもちろん中国からでもロシア国外に流出してくのは同じ)。
なるほど、ドローンが重要視されるワケだ
ミサイルに比べたら遥かにコストが安いな、これ…
高いはずのアメリカの人件費でもグローバルサプライチェーンを効率的に使えれば、人件費が相対的に安いロシアでも経済制裁は割高の部品を買わされる分、価格差が縮まる、ということですよね。
ロシア比で経済制裁の少ない中国ではロシアほど人件費は安くなくても装備が安く作れる可能性がありそうですが、現物が降ってこない限り正確な原価計算は難しそうです。
ロシアが生産能力を維持できているなら、中国はそれを上回りそうなところが脅威ですね。
ロシアの戦費が一日3兆円ですぐに経済破綻するー!ってなんか昔に聞きましたね。
それの兵器版でしょう。
ロシアも馬鹿ではないのでコストパフォーマンスの悪い兵器は使用しない筈で、現状でも巡航ミサイルを量産し投入してくるのですから、戦果に見合ったコストだろうと思われます。
そこから考えるにこの記事のコストはちょっとあり得ないかな、、、と。
西側に基礎技術や基礎工業力に劣る東側が同等のものを作るには相応のコストがかかることくらい考えたら分かるだろ
基礎技術や基礎工業力と開発製造コストは原則的に比例しない
トマホークとそんな変わらない価格なのにあり得ないというのは一体?
あり得ないというのは一体何を根拠に言っているのか
「ソビエトが崩壊した原因は軍事費に金を使い過ぎたから」なんていう話もあります
それを考えると「ロシア製兵器は安く無い」というのは真実味がありますね。
現にロシアからの低空攻撃の主力は亜音速巡航ミサイルのカリブルから、安い自爆型ドローンのゲランに移行している。弾道ミサイルのイスカンデルMの方は未だに迎撃率が上がらず、西側に対手となる兵器もなしで、費用対効果は高い。現状一番怖いのは一定数運用できる弾道弾で、イスラエルですらその迎撃に苦慮した。
以上よりこのデータが事実であろうがどうであろうが、ロシアが強力な長距離攻撃コンプレクスを維持できている現状を否定するものではないんじゃ?
むしろ現状苦しめられてるゲランの情報がなかったりと、ウクライナのプロパガンダとしてもゲランは都合悪い存在なんだろうなと。
イスカンデルMに相当する西側兵器はまだ開発段階、まとまった数運用出来てないのにこれでは強気になれないよ。西側がトマホーク2基作る間にイスカンデルMを大体1〜2基作れる訳で、こんな量の高性能弾道弾作れてる時点で十分過ぎる脅威だろ。
イラン相手に制空権奪ってシャヘドもほぼ完封したイスラエルでさえ、弾道弾迎撃に手間取って迎撃弾枯渇まで追い込まれた訳で、対策できない弾道弾が一番怖い。
ATACMS…
ATACMSをイスカンデルやトマホークと同じような感覚で打ち込める世界線なら西側はとうの昔にロシアに勝てていたのでは?
それはイスカンデルだのシャヘドだのを撃ちまくって未だに膠着してるロシアへの皮肉かな?
ちなみにイスカンデルMの発射数は推定500~1000発(ロシアは1400と主張)で、間を取ると750発、対してウクライナが発射したATACMSの推定数はせいぜい60発なので一見少ないように見えますけど、イラクの自由作戦では発射数450と割とバカスカ撃ちまくってますからね(ちなみに初期のM39と使用分を除いてもアメリカだけで少なくとも800以上の備蓄がある)
ミサイルの生産コストの話してるのに、また生産性のない宇露論争を開始してしまう。いったい何のプライドを脅かしたらスイッチが入るのか?何を言ったらロシアの擁護者扱いされるのか…
宇露みたいにインフラ潰しあってる環境じゃ決定打にはならないだろうが、戦術弾道ミサイルは中東でも東欧でも猛威を振るってるのは事実だから西側としても弾道弾の生産性を上げて、それとは別にロシアの大量の弾道弾に対抗する手段が必要だと言う話にロシア擁護なんてないでしょう。
一体全体どこにロシア擁護と書いてあるのか全く分からないのですが、記事から読みとける事実を書いたことに対して「ロシア擁護者と扱われた」と思っているなら、一度ネットを辞めた方がいいですよ、他の記事でもあなたらしき人は散々書き込んでますけど
西側のそのカテゴリの兵器が空白だったのは技術どうこうじゃなくて単純にINF条約が理由だからなぁ。
ここでも少し前に記事があった通りATACMSからPrSMに生産ラインの完全移行が検討されてるレベルなのだから「西側兵器はまだ開発段階、まとまった数運用出来てない」ことをことさら問題視する必要はないかと。
もちろん現実として「撃たれる側にとって脅威であること」は全く否定しませんが。
そこで玄武ミサイルですよ