米国関連

米国とイランの戦争は消耗戦、どちらが先に目的を達成するかを競う戦い

イランとの戦争は米軍の迎撃ミサイルと長距離兵器の備蓄量を圧迫しており、トランプ大統領は「米国の大手防衛企業と最先端兵器を4倍にすることで合意した」と6日に発表した。因みに複数の米シンクタンクは「イランとの戦争は消耗戦だ」と指摘している。

参考:Defense companies to quadruple production of ‘exquisite’ weapons: Trump
参考:‘Race of attrition’: US military’s finite interceptor stockpile is being tested
参考:Iran could disrupt the Strait of Hormuz with drones for months
参考:Iran mission takes toll on US munition stockpile, lawmakers weigh supplemental defense funding
参考:Black Tomahawk Cruise Missile Seen For The First Time In Strikes On Iran

もし中国が台湾海峡で何かを狙っているのなら「ますます中国に有利な戦場環境が整いつつある」となる

Lockheed Martinは1月6日「PAC-3MSEの生産と納入を加速するため国防総省と画期的な枠組み協定を締結した」「7年間の契約で年間生産能力を約600発から2,000発に増強する」と、29日「国防総省とTHAADミサイルの年間生産能力を4倍に強化する枠組みで合意した」「THAADミサイルの生産量は今後7年間で年96発から年400発に増加する」と発表したが、RTXも2月4日「Raytheonと国防総省が5つの画期的な枠組みで合意した」「トマホーク、AMRAAM、SM-3Block IB、SM-3Block IIA、SM-6の生産能力を大幅に増強して納入を加速させる」と発表。

出典:Missile Defense Agency

RTXが国防総省と合意した枠組みはPAC-3MSEやTHAADミサイルと同じ「7年間の枠組み」で、RTXは5種類のミサイルの現生産能力には触れず「トマホークは年1,000発以上、AMRAAMは年1,900発以上、SM-6は年500発以上まで生産能力が増強される」「Block IBの生産を加速させる」「Block IIAの生産を増強する」「現在と比べて2~4倍になる見込み」と説明し、まだLockheed MartinもRTXも正式な契約締結には至っていないものの、この枠組みが画期的なのは「国防総省が約束した複数年契約から離脱した場合、枠組みで定められた増産への投資=非反復的費用を払い戻す条項」が含まれている点だ。

要するに増産対象のミサイル生産に関わる主要サプライヤーは「枠組みで定められた増産」を達成するための設備投資に資金を投入しても「この費用を確実に回収できる」という意味で、国防総省が約束した複数年契約を守るかどうかに関わらず、米産業界にとって7年間の枠組みは設備投資を喚起する強いシグナルとなるのだが、今月4日頃から「トランプ政権がイランとの戦争で消耗される武器・弾薬の補充を求めて防衛企業と協議を行っている」と報じられていた。

出典:U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist 3rd Class Jonathan Sunderman/Released

トランプ大統領は6日「米国の大手防衛企業と生産および生産スケジュールについて協議する非常に有益な会合を終えたところだ」「彼らは可能な限り迅速に最高水準の数量を確保するため、最先端兵器の生産を4倍にすることで合意した」「生産拡張のための会合は3ヶ月前から始まっていた」「これらの兵器工場建設と生産はすでに進行中だ」と明かし、Breaking Defenseは「この会合にはRTX、Lockheed Martin、Boeing、Northrop Grumman、BAE Systems、L3Harris、Honeywell Aerospaceの最高経営責任者らが出席したものの、今年発表された以上の増産計画で合意に至ったのかどうかは分からない」と指摘。

Lockheed Martinは6日午後「我々は重要な弾薬の生産を4倍にすることに同意した」と明かしたが、この4倍という数字はPAC-3MSEの増産目標と一致するため、トランプ大統領が言及した「最先端兵器」は今年発表した増産計画に含まれるものを指すのかもしれない。

因みにトランプ政権と議会はイランとの戦争で消耗される武器・弾薬の補充に向けて「新たな予算措置」を検討しており、まだ確定したことは何もないが、戦略国際問題研究所は「今週末に発射された迎撃ミサイルの数は相当な数だった」「これ以上続ける余裕はない」「これを防ぐ唯一の方法は何らかの断固たる政治的もしくは軍事的解決のみだ」「長距離兵器の消費も我々に再考を促すものであるべきだ」「イランに対してトマホークが使用されれば中国との紛争で投入できるトマホークの減少を意味する」「現在の議会の政治状況は消耗分の補充=新たな予算措置に協力的とは言えないが、それでもやらなければならない」と指摘している。

この問題が深刻化するかどうかはイランとの戦争がどこまで長引くかに懸かっており、イランのShahed-136が防空網を貫通してクウェートの米軍基地に着弾(少なくとも6人の米軍兵士が死亡)したのも「迎撃ミサイルの備蓄が逼迫しているため迎撃の機会を逃した」という意見もある。

出典:Khamenei.ir/CC BY 4.0

ヘグセス国防長官やケイン大将も議会で行われた非公開のブリーフィングで「イランのShahed-136が国防総省の予想以上に戦場で混乱を引き起こしている」「対ドローン技術の欠陥で米軍部隊や資産がますます脆弱になる恐れがある」「(Shahed-136の脅威に対する)我々の備えは不十分だった」「イランのShahed-136は低高度を飛行し防空システムを回避できる」と警告し、Reutersも4日「英外務省からの資金援助を受ける非営利研究団体=Centre for Information Resilienceの計算によればイランは無人機を月1万機も生産しているため無人機不足と無縁だ」と述べており、この戦いも消耗戦になる可能性が高い。

戦略国際問題研究所は「イランは航空戦力やミサイル戦力で米国や湾岸諸国に対抗できないことを知っている」「それでもイランはドローンによって実力以上の力を発揮し、敵を翻弄して最小限のコストで地域全体に力を誇示することができるため紛争の経済性を変えることはできる」と指摘しており、米シンクタンクの中東研究所も「問題はどちらの時計が先に止まるかだ」と、Atlantic Councilも「迎撃ミサイルの備蓄に対する負荷は最終的な着地点を左右する」「どちらが先にゴールラインを越えられるかを競う米国とイランの消耗戦だ」と指摘。

出典:NATO Support and Procurement Agency (NSPA)

Lockheed MartinやRTXの増産がイランとの戦争需要に間に合うことはないため、結局のところ「戦場の需要を満たすには中東地域以外から迎撃ミサイルや長距離兵器を持ってくるしかない」という意味で、もし中国が台湾海峡で何かを狙っているなら「ますます中国に有利な戦場環境が整いつつある」となる。

追記:米国とイランの間でなぜ消耗戦になるかは「米国の目的がイランの直接的な占領ではなく政権転覆と親米政権の樹立」「イランの物流を物理的に遮断するのが不可能」「イランは物理的損害と人的損害を受け入れるなら米国の攻撃に耐えることができる」「米国は数人の死傷者が出るだけで問題になる」からで、イランは物理的損害と人的損害に耐えつつ無人機で迎撃ミサイルの備蓄を消耗させれば勝ち、米国は迎撃ミサイルの備蓄が消耗する前に政権転覆が成れば勝ちだ。

出典:U.S. Navy photo

追記:米国の対イラン作戦=エピック・フューリー作戦に参加するアーレイ・バーク級駆逐艦から標準塗装の「白いトマホーク」ではなく「黒いトマホーク」が発射されており、War Zoneは「これはステルス性能を追求したLRASMの塗装と同じだ」と言及。

さらにWar Zoneは「前進翼バージョンのトマホークと思われる映像も確認された」「これが本当にミサイルのレーダー断面積を縮小し、生存性と戦場での有効性を高めるための更なる措置である可能性が高い」「これはイスラエルの未確認の長距離巡航ミサイルである可能性もある」と報じた。

関連記事:米イラン戦争、オリジナルバージョンのShahed-136が米防空網を突破
関連記事:レイセオン、国防総省とトマホーク、AMRAAM、SM-3、SM-6の大増産で合意
関連記事:米国がパトリオットに続きTHAAD迎撃弾も増産、年96発から年400発へ
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関連記事:NATO、欧州のパトリオット運用国向けに1,000発の迎撃弾を一括発注

 

※アイキャッチ画像の出典:Lockheed Martin

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コメント

  • コメント (56)

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    • ハルク
    • 2026年 3月 07日

    確か何かのニュースサイトでアメリカが韓国にパトリオットミサイルの弾薬提供を要請していた記事を見かけたけどマジでアメリカの弾薬備蓄大丈夫なのか?
    それ以前にここまで中国やロシアを利する様な行動ばかり取り続ける辺り最早トランプ大統領って実は中露のスパイなんじゃ無いのかって疑いたくすらなるよね。

    25
      • YF
      • 2026年 3月 08日

      中国が人民元決済で石油買ってるのが、ロシア、ベネゼエラ、イランの3ヶ国でその内2ヶ国で斬首作戦実行中
      イランの防空システムの大部分が中国製の事を考えると明かに、アメリカはこの戦争の先に対中国を睨んでると思います。

      43
        • NIVEA万能論
        • 2026年 3月 08日

        ベネズエラについては米国の裏庭たる中南米に反米政権が存在するのが気に入らなかった、イランについては単なるイスラエルポチで説明がつく事であって、日本の一部界隈で言われているほど対中国は意識されていないと思いますよ。
        それにイランでの軍事衝突が長引けば長引くほど中国より日本が受ける悪影響の方が遥かに大きいですからね。

        23
      • せい
      • 2026年 3月 08日

      在韓米軍の装備を移動させるかもって話じゃない?
      去年のイスラエル防衛の時もやってたし、そんなに変なことじゃないと思う
      中露に利するってのも短絡的だと思うよ
      勿論日本からしたら都合は悪いけど、米の軍需産業の改革、活性化には戦争は必要だし、トランプ大統領はアメリカファーストの筋を通してると思う
      それが利敵に見えるんなら、想定が甘すぎたんだろうね

      22
      • nachteule
      • 2026年 3月 08日

       流石に発射基自体少ないしライセンス生産すらしてないので韓国空軍からの提供に関しては政府が容認しないでしょう。

      『趙顕外相が国内に配備されている米国製​の地上配備型迎撃ミサイル「‌パトリオット」について、イラン戦争使用する可能​性を米側と協議』みたいな内容だと在韓米軍装備の移転の話でしかない。

       少なくとも韓国のパトリオットに関しては在韓米軍装備の中東移転の記事しかないし、それは過去の中東危機で同じく繰り返されてきた事で去年だったかでも在韓米軍の部隊が展開して戻っている。

       パトリオットの弾薬備蓄に関しては25%切っているとかの話もあるし、PAC-2/3が同じパトリオットの括りになっているせいで余計に中味が分かりづらくなっている。直近で在庫は十分だとの話もあるが通常ルートで外部に漏れる事は無いので真相は闇の中だし、そもそも1ヶ月前までパトリオットの最大消費国はウクライナでしかないのでトランプ大統領だけを悪者にするのはどうかと思う。

       裏の取れない情報と想像の産物でしか無い予想だけど日本の陸自ホークミサイルが中距離SAMミサイル戦力の半分を占めているのは冷戦基準の在庫が万の単位で存在するみたいな話があって、その基準で行くとトータルで1100基のランチャーを導入し直近でのアクティブが半分以下になった米国の在庫ってそんなに少ないのかと言う疑問がある。
       もちろん長期在庫による作動不安とか中味のアップデートが伴っていないならゼロベースの調達より選択と集中で早期の戦力化は可能じゃないかとも思う。
       日本からの輸出に関しては情報戦もあるかも知れないし米国内での部品生産終了によりすぐに使用出来るような迎撃弾が少なかった可能性もあるから状況によっては急な改善とか全然有り得そうだとは思うけどね。 

      1
    • nk
    • 2026年 3月 07日

    この紛争は長期化する前提での経済軍事外交面での対策が必須でしょうか、原油先物の上昇見ていると原発全て稼働させないと現実的に厳しそうですし省エネだので遊んでいる余裕は無さそうですね。

    29
      • たむごん
      • 2026年 3月 07日

      日本は、仰る通り、出来る事をやっていく必要があるなと。

      石炭発電も、オーストラリア・インドネシアなどの石炭を活用できますから、ドンドン有効活用してリスク減らすべきしょうね。

      22
    • ふむ
    • 2026年 3月 07日

    米軍側の早期警戒レーダーが早々に破壊されてしまったので、迎撃ミサイルの枯渇を待つまでもなくイランは最優先目標なら数で圧倒して破壊できる能力を示してるんですよね…
    それが意味するところは、中東各国の生命線である海水淡水化装置をイランはいつでも破壊できるという事
    非核戦力での確証破壊確立です

    断食月中の聖職者殺害というイスラムの禁忌による民心、淡水化装置破壊能力という軍事、両面で中東各国は縛り付けられました
    アメリカとイスラエルは他者の手を借りるという最も単純な道が塞がれた状況にどう立ち回るのか
    本当に限界ギリギリの知恵と工夫のせめぎ合い、目が離せませんわ

    41
      • 774
      • 2026年 3月 08日

      あなたはなにを言っているのですか?
      開戦当初に破壊されたバーレーンの第5艦隊基地のレドームは衛星通信アンテナですよ。
      イラン側のミサイル・ドローン攻撃は目標とした戦術目標に対してほとんど全く成果を上げていません。

      5
        • 無名
        • 2026年 3月 08日

        あんたが何言ってんだ…

        21
        • 匿名
        • 2026年 3月 08日

        THAADのレーダーが4基破壊、長距離レーダーが2基破壊されてますよ

        30
    • NIVEA万能論
    • 2026年 3月 07日

    …というより「イランの体制が崩壊するのとトランプがレームダック化するのとどちらが早いかの戦い」
    じゃないっすかね?

    24
      • 幽霊
      • 2026年 3月 07日

      イランに対する攻撃に関しては民主党内にも賛同する声があるので、選挙後もイラン対応については確実にレームダックするかは現状不透明といったところではないでしょうか?
      まあ逆に共和党内にもイラン攻撃に反対する意見もありますけどね。

      12
        • NIVEA万能論
        • 2026年 3月 08日

        トランプのイラン攻撃に対する米国民の反応は冷ややかでロイターの世論調査では賛成は僅か27%、反対43%。
        他の世論調査でも常に反対が賛成を上回っており、少なくとも中間選挙にプラスの影響を与える事はないでしょうね。

        9
      • DW
      • 2026年 3月 07日

      イランはアメリカを軍事的には追い込めないけど政治的には追い込めるかもしれないからそこに賭けてる
      強権なトランプであってもアメリカの民主主義体制を完全に破壊して統制下にできてるわけでないし。
      マスコミも野党も支持者さえもトランプ総叩きになったら生き残れない。
      全てを掌握してるプーチンの権威主義体制とは違って脆い

      17
    • たむごん
    • 2026年 3月 07日

    弾道ミサイルは、発射数が激減してますが、シャヘドまだ発射されてますからね。

    イランの大統領が、周辺国攻撃を謝罪したところで、今日ドバイ空港また着弾してるわけで『革命防衛隊への統制とれてない』のかなあと…。

    イラン=湾岸諸国の関係、これもう後戻りできないくらいに悪化したわけですから、ペルシャ湾沿いに防空用の機関砲を大量配備したりしていく必要があるかもしれませんね。

    14
      • たむごん
      • 2026年 3月 07日

      追記です。
      イランは、政治外交+認知戦で取り返しのつかない致命的な失敗やってるなあと。

      ロシア=ウクライナが戦争してる中で、(極端な例えですが)ロシアがフィンランド・バルト三国・ポーランド・ハンガリー・トルコなどを攻撃してるようなものですからね…。

      (厭戦気分を高めるため・防空リソース消耗させる作戦かもしれませんが)ドバイなど世界の金持ちを集めたり・トランジットになってるわけで、わざわざ何度も攻撃して敵増やして、デメリットの方が多いんじゃないかなあと。

      15
        • Mr.R
        • 2026年 3月 07日

        交渉を仲介していたオマーンへも攻撃してたりと本当に何やってるんだ??って感じですね

        18
          • たむごん
          • 2026年 3月 07日

          ほんと仰る通りです。

          ライジングライオン作戦~近々の開戦直前まで、外交交渉に汗かいてくれてた国々まで攻撃して、後先考えずに何やってんのかなあと…。

          13
      • やみと
      • 2026年 3月 07日

      彼の言い方は「イランを攻撃することに協力しない国」に限られているだろう
      本音「おまえらが米国とイスラエルに基地や空港の使用を一時禁止するまで攻撃を続ける」

      8
        • たむごん
        • 2026年 3月 07日

        サウジアラビア=パキスタン、トルコ=アゼルバイジャン、英国=米国、それぞれ同盟国なんですよね。

        英国やる気なさすぎて、基地使用許可を出さなかったのに、イランわざわざキプロス基地攻撃して方針転換したり…。

        周辺の各国『イランへの報復攻撃を警告』してるわけで、イラン何やってるのかなあと遠目に眺めながら見守っています。

        13
          • やみと
          • 2026年 3月 07日

          周辺の各国の攻撃能力は合わせてもイスラエルや米国にははるかに及ばず、外交的な態度にすぎない
          イランの目的は、「米国に協力しても、米国はおまえらをを守れないことを分かさせる。米国やイスラエルの鉄砲玉になって、自分が無駄に損失を被るよりも、中立(基地使用禁止)にしたほうがいい」ということだろう

          24
          • まめ
          • 2026年 3月 08日

          地域の戦場化による経済戦なのかなと。
          産油国が集まってるところを戦場化し石油等の流通を阻害する。
          ウクライナの小麦のように、中東の石油を人質にしてる感じ。
          宗教指導者を殺されてバーサーカーモードなのかも。

          15
            • たむごん
            • 2026年 3月 08日

            経済戦、仰る通りですね。

            イラン早くも折れて、ホルムズ海峡封鎖を解除すると発表、政治外交的に厳しいのでしょう…。

            イラン軍報道官の発表ですから、革命防衛隊が従うのかなあという点で、少し見守りたいと思います。

            6
        • たむごん
        • 2026年 3月 07日

        追記です。
        革命防衛隊の指揮系統が、大統領・政府とは別なのが少し気になってまして…。

        ドバイ空港への着弾(威嚇にしてはエアバスに近すぎる)を見ると、別命令系統で動いてるんじゃないのかなと感じました。
        UAEが、ドバイ空港そのまま運用するにはあまりにも無茶ですから、イラン=UAE何らかの手打ちがあったのに、イランが不義理働いたんじゃないかなあと妄想しています。

        5
      • あばばばば
      • 2026年 3月 08日

      そもそもイラン大統領は革命防衛隊と国軍への指揮権を持っていないから、歩調が合わないのは当然だろう。
      指揮権を持っているのは最高指導者で、今は指導者会議が代行している。
      大統領はその下っ端で、イラン大統領は行政の長ではあるが、司法と軍事には関与できない。外交の最終決定権も最高指導者にある。
      内政はともかく、外面的には広報官くらいの役割しかないんじゃないの。

      14
        • たむごん
        • 2026年 3月 08日

        イランの内情として仰る通りですが。

        ハメネイさん、最高指導者になる前まで大統領だったわけでして。
        前任のライシ大統領は、航空機事故で亡くなったので有名ですが、ハメネイさんの後継者と目されていました。

        さらに『暫定指導評議会3人の1人』ただの大統領ではない立場になってこんな感じですから、イラン統治機構ガタガタで、収拾つかなくなってるんだなあと感じています。

        5
    • 病まんと
    • 2026年 3月 07日

    水平線以外の遮蔽物がなくSAMが飛んで来る可能性も低いので高々度に無人機飛ばしておけばウクライナに比べてシャヘドの探知するのは容易ではあるのでは
    迎撃については実戦で効果証明済みのAPKWSの出番が次第に増えるかと
    ウクライナと違って無人機飽和攻撃対処の経験が浅く多重防空のアセットが少ないのも防空貫通してるのがある理由かと思われる
    こればかりは人が経験重ねていくしかないので仕方ない所ですがウクライナ戦争における双方がそうであるようにアメリカも実戦からのフィードバックからの改善をしない筈がないので時間経過と共に効率化はしていくのでは
    無論そこはイランもですがイランの場合は司令部機能が常時叩かれ続けてるので個別の現場レベルでの改善は出来てもそれを全体に広げるのに関してはアメリカ側に遅れる可能性はある
    記事にもあるようにどちらがより金銭・物資・人命の消耗戦を許容出来るかですかね……

    8
    • YF
    • 2026年 3月 07日

    イランの体制考えるとそう簡単に政府転覆、親米政権樹立(トランプはそう思ってるかもしれませんが)となるとは思えずアメリカが本当のところどういう出口戦略描いているか謎な戦争ですね。
    イランとしても仮にアメリカが手を引いても明るい未来が待ってるわけではないのですし、湾岸諸国を含め世界がこの戦争の長期化を望いので早い段階で落としどころ探る動きがあると思います。

    対中国についてはアメリカはここ数年での台湾有事は無いと分析してるんでしょうね。当ってるかどうかは別にして。

    21
      • マミー
      • 2026年 3月 07日

      世界が望んでなくても、中国、ロシア、イランは望んでるかも知れない。

      2
    • 58式素人
    • 2026年 3月 07日

    ”「トマホーク、AMRAAM、SM-3Block IB、SM-3Block IIA、
    SM-6の生産能力を大幅に増強して納入を加速させる」と発表。”
    SM-3Block IIAの開発/生産は日本も担当しているはずです。
    多分、忙しくなるのかな。
    PAC-3MSEもそうなのかな?。こちらはライセンス生産だけれど。
    あと、日本もシャヘド対策を策定/実施しておくべきでは。
    記事の内容では、米国は、準備不足だった、と言っているし。

    8
      • せい
      • 2026年 3月 08日

      対空用レールガンの開発を加速して欲しいね
      レーザーもいいけど、日本の気候とは食い合わせが悪すぎる

      2
    • 寒い
    • 2026年 3月 07日

    トランプ大統領は小規模の地上軍を投入すると言い出していますね。このままホルムズ海峡封鎖が長引けば、日本の護衛艦がタンカーを護衛する事になるかもしれません。でも、自爆無人機への対処能力あるのかなぁ

    12
      • マミー
      • 2026年 3月 07日

      地上軍投入して泥沼突入で兵器枯渇か、中国が台湾やる舞台でも整えてるのかね?

      8
        • イラン・イスラム共和国空軍
        • 2026年 3月 08日

        地上軍投入でもホルムズ海峡の安全確保のため限定的にペルシャ湾の島嶼部とかを占領するとかなら現実的じゃないだろうか
        簡単にとはいかないかもしれんが各地に空港があって占拠しやすいのと、一度占領したらイランが奪還するのが非常に困難になる

        4
    • あばばばば
    • 2026年 3月 07日

    イラン最高指導者は排除されたが、大統領や軍事に関係ない閣僚や議会は存続しているし、行政機関はまだ生きている。
    四週間耐えきられたらアメリカは弾薬どころか戦闘機や船舶などの機材が整備が追い付かなくなると思う。
    次はイランが休戦交渉に乗ってこないかもしれないし、仲介してくれる中立国もあるか分からないから、動向を注視しよう。

    空母ジェラルド・R・フォードは派遣から8ヶ月を越してるらしいが、まだしばらくは帰れないだろうな。

    11
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2026年 3月 07日

    アメリカが何をどこまでやるのかが不明瞭なので、目的の達成そのものが外部からは判断・評価できないです
    このままだと空爆でハメネイ師を殺害したという事実しか残らず、無駄に世界を混乱させただけになりかねない

    15
    • 航空太郎
    • 2026年 3月 08日

    毎日、広域精密爆撃を受け続けているイラン、8日目には1日15発しか攻撃できてない惨状なのに、記事にあるようなチキンレースみたいな話になるかというと甚だ疑問ですね。ミサイルや弾薬の貯蔵庫も派手に吹き飛んでる動画が公開されてますし、アメリカは今回から自分達も自爆ドローンを使い始めていたり、落しているのは安価なJDAMやSDBですから、精密爆撃の追加オーダーはどんどん消化されていくでしょう。全方位八つ当たり攻撃は、革命防衛隊のロケット部門が、上層部を消されたことへの報復効果最大を考えての独断暴走で撃ちまくってると思うのですよね。彼ら、宗教指導者たちの私兵で報復するのが思考の上位にあって、イランという国について考えて動くイラン軍とは完全に別枠ですし。

    18
      • やみと
      • 2026年 3月 08日

      全然そうじゃない……
      そもそも革命防衛隊こそ真の国について考えて動くイラン国軍であり、名目上のイラン国軍はアメリカの国家警備隊/州兵に似たものにすぎない
      より高い軍事費だけでなく、膨大な産業連携、幅広い民間支持者……
      そして「開戦すれば必ず強烈な斬首攻撃を受け、その後も各部隊は予案どおり長期的に戦うことができる」という軍事改革も十数年にわたって行われている
      「私兵」と「独断暴走」では何の正しい結論も出ない

      19
      • 774
      • 2026年 3月 08日

      自分もそう思いますね。
      イラン側の火力投射は遠からず枯渇・破壊されて止むでしょう。
      電子・航空観測手段を喪失したイラン側には目標を選定することすらできません。
      海峡の通行も保険やリスクの問題がクリアすれば再開されるでしょうし。
      極論米国的には早期講話が無理でもイランの統治不全状態が維持されれば戦略目的は達成されていると思います。

      13
    • 暇な人
    • 2026年 3月 08日

    イランでは米国には勝てない
    だが米国はイランには勝てない
    イランを占領するのは不可能だからね。米軍が第二次大戦の時くらい陸軍増やしても難しい
    フーシ派にすら勝てないのにイランに勝つのは不可能だろう

    プーチンが一発殴ればウクライナ政権崩壊するだろうからそのあと傀儡政権作れるだろう、くらい甘い考えで戦争始めたのがトランプ

    イラン大統領が和平したくても革命防衛隊は納得しない、そのまま戦闘継続するし核武装もやめないというかむしろ反対していたハメネイを排除した結果加速すると思う。米軍がテヘランまで進撃するのは不可能といっていいのでいずれ核ミサイルが降ってくる事になる

    20
    • 暇な人
    • 2026年 3月 08日

    イランでは米国には勝てない
    だが米国はイランには勝てない
    イランを占領するのは不可能だからね。米軍が第二次大戦の時くらい陸軍増やしても難しい
    フーシ派にすら勝てないのにイランに勝つのは不可能だろう

    プーチンが一発殴ればウクライナ政権崩壊するだろうからそのあと傀儡政権作れるだろう、くらい甘い考えで戦争始めたのがトランプ

    イラン大統領が和平したくても革命防衛隊は納得しない、そのまま戦闘継続するし武装もやめないというかむしろ反対していたハ メネイを排除した結果加速すると思う。米軍がテヘランまで進撃するのは不可能といっていいのでいずれ核ミサイルが降ってくる事になる

    2
    • 黒丸
    • 2026年 3月 08日

    アメリカによるイラン本土の占領は考えにくいですが
    ペルシャ湾にあるイラン領の島嶼を占領することでホルズム海峡の安全を確保する可能性はあるかと
    ほぼすべての島に空港があるので占領しやすいですし、素早く占領しある程度防御固めたら
    イラン側の奪還は非常に困難になり、アメリカ側はより安価な兵器でイランの観測手段を奪い
    ホルズム海峡の船舶への攻撃を制限できるようになるかと

    9
      • 黒丸
      • 2026年 3月 08日

      島嶼占拠により滑走路を確保し無人機による不沈空母化が可能になり
      イラン上空に常に各種無人機がいている状態を確保可能かと

      12
    • 中村
    • 2026年 3月 08日

     ドランプは台湾を真面目に守る気は無いのでしよう。台湾の自由と民主主義を護ったって一文の得にも成りませんから。

    9
    • cosine
    • 2026年 3月 08日

    イラン(革命防衛隊)が強いられるのは、敵方が「やり過ぎる」まで耐え切れるかの戦い。
    もっとも、国際反戦世論とやらの醸成云々の話ではなく。そんなもんが通じそうな相手ではありませんので。

    この「やり過ぎ」とは、流石にそろそろ終わらせたいトランプを、ネタニヤフが煽り過ぎるあるいは裏でゆすり過ぎるということ。
    トランプとマスクの離間のごとく、ネタニヤフがトランプ煽りの匙加減を誤り罵り合うようになるところまで凌ぎ切れるか、になるのかなと。

    6
    • たら
    • 2026年 3月 08日

    米軍や企業群はシャヘドでドローンの実戦データが得られてウハウハじゃないでしょうかね。対中国に向けたほどよい実戦演習ができて

    1
    • もへもへ
    • 2026年 3月 08日

    確かにアメリカの弾薬在庫を大きく減らすことは出来るかもしれないが、枯渇まで追い込むのはもう今のイランには不可能なので心配し過ぎでは。

    体制転換に関してもアメリカ・イスラエルが気にいる指導者が出てくるまで後継者を空爆で斬首し続ければいいわけで、イラン上空を我が物顔で飛び回れるのだから十分可能だと思う。
    あと2,3人くらい強硬派の指導者をあとを継ぐと同時に斬首したら、流石に穏健派の指導者にならざる得ないでしょう。

    5
      • やみと
      • 2026年 3月 08日

      今となっては穏健派でも戦いを選ぶだろう。そうでなければ、邪智暴虐に屈した降伏派にすぎない
      しかも「国賊天誅」の確率は低くない

      例えば現イラン大統領は「西側との関係改善を渇望する親米派、リベラル派、体制批判派」とされていたが…年初に政権転覆のリスクに直面したとき、強力な鎮圧を選択し、少なくとも3千人の反対者を死亡させた
      つい最近、彼も永遠に屈しない、敵に悪夢を味わわせるなどと発言している

      11
    • dd4
    • 2026年 3月 08日

    何というか、対中戦を見据えての生産ラインの構築の口実的な意味合いを持たせる戦い、という解釈もできそうで怖いな…
    イラン戦は、米軍の各種装備や兵站のための生産ラインを改善構築でする機会でもあるわけで…

    3
    • 匿名
    • 2026年 3月 08日

    安価な自爆ドローンの登場で
    現代の中長距離戦のバランスに変化が生じているのは確か
    ドローン迎撃の方法とコストは各国共通の課題でしょうね

    しかしながら
    アメリカとイスラエルは制海権と制空権をほぼ掌握したという事なので
    これからは高価な精密誘導兵器を使わなくても
    安価な爆弾を上空から投下するだけで一方的に攻撃できるようになると思われます

    安価な弾薬はほぼ弾切れの心配はありませんし
    アメリカイスラエルによる攻撃はさらに激しくなると予想されます
    当然上空から衛星で監視しているでしょうし
    イランは反撃能力をどれほど保持できるのか、海峡を封鎖する能力を保持できるのか
    来週からまた戦闘は次のフェーズに入っていくのでしょう

    7
    • 中村
    • 2026年 3月 08日

     この戦争でベネズエラの原油と米国内のシェールオイルの採算性は改善される筈って視点も必要かな?、トランプというか、米国内の孤立主義者にとって原油価格の高騰は悪い事ばかりでは無いと思います。

     

    3
    • のー
    • 2026年 3月 08日

    少なくとも防空ミサイルに関しては、イラン相手に足りないということは、中国相手には全く足りなかったということなのではないでしょうか?
    実はこのイラン戦争が始まる前から、さんざん言われてたことが確認されただけに見えます。状況が変わったかというとそうではなくて、元々防空システムが実はあまり役に立たないという、不都合な真実が露呈しただけのように思えます。
    それでも防空ミサイル増産は不可避ですが、もう防空システムには期待しないほうが良い気がします。
    じゃあ、どうすりゃ良いのか?
    結局、こちらも報復能力しか無いんでしょうかね。

    2
      • 名無し
      • 2026年 3月 08日

      さすがにそれは極論過ぎますww
      ロシアもウクライナもアメリカも、防空システムが無かったら今以上に軍事資産が燃やされるだけですよ

      8
        • のー
        • 2026年 3月 08日

        ご指摘の通り、確かに不要では無いですね。
        防空システムがなければ、戦略爆撃機が余裕で侵入してきますから。
        しかし、将来的に日本が中国相手に戦う場面があったとすると、恐らく直ぐに弾切れになってしまいますね。
        いくら高性能でも、兵站が続かない兵器は、結局役に立たないという昔からの法則が確認されてしまったと。
        今のドタバタな状況を鑑みるに、政治家も軍人さんたちも、もちろん国民も、
        防空というものを実はよく分かってなかったということなのかなと。
        いや。恐らく軍人達は、内心は分かってたのだと思います。
        ただ気づかないふりをしていたのかもしれません。

        3
    • まさし
    • 2026年 3月 13日

    情報が錯綜しているのでいろいろ気になるのですが、
    一番しりたいのは、結局中国製の防空システムって機能しなかったんですか?
    それともアメリカの電子戦機に強力な妨害はあったがいくらかの抵抗はできたのですか?

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