New York Timesは27日「ATACMSを使用したロシア領攻撃の効果は限定的だった」「ウクライナは手持ちのATACMSが尽きかけている」「米軍備蓄からの追加供給も不可能」と報じ、米当局者は攻撃が許可された時点でウクライナが保有していたATACMSの数について「約50発」と明かした。
参考:Ukraine Slows Firing of Missiles Into Russia as Trump Prepares to Take Office
どれだけ楽観的に見積もっても「時間がウクライナに幸運をもたらす」とは想像しにくい
バイデン政権はウクライナの要請に応じて2023年9月に短射程タイプのATACMS(M74子弾を内包するM39の可能性濃厚)提供、2024年春頃までに長射程タイプのATACMS(単一弾頭タイプのM57やM57E1)提供を許可、北朝鮮によるロシア派兵、北朝鮮軍兵士のクルスク投入を受けて「ロシア領クルスク方面の脅威に対するATACMS使用」を11月に許可したものの、オースティン国防長官やカービー報道官など複数の米当局者らはATACMSに対する大きな期待について「戦争の流れを変えるような効果は期待できない」と釘を刺していた。

出典:PRESIDENT OF UKRAINE
New York Timesは27日「ATACMSがもたらした戦況への効果は限定的で戦争の流れを変えることは出来なかった」「米国は長射程タイプのATACMSを最大500発提供したがロシア領攻撃が許可された時点で残数は50発程度」「中東とアジア方面への配備が決まっているATACMSの在庫から追加供給を行うのは不可能」「ウクライナは西側諸国の援助に頼りすぎ」「十分な兵力を動員するなどウクライナ自身の取り組み強化が不足している」と報じた。
“NATOのバウアー軍事委員長は最近「ATACMSによる自国領攻撃をロシアは嫌がっている。何故ならATACMSに攻撃が効果的だからだ。ロシア軍はATACMSによって前線能力が制限されたが、最大の問題は勝利に対する効果が十分かどうかだ」と述べたが、ある意味でATACMSに起きたことはHIMARS、エイブラムス、F-16で起きたことと同じだ”

出典:Повітряні Сили ЗС України
“これを手に入れるためウクライナは何ヶ月、時には何年も圧力をかけ、西側諸国が当該兵器の使用を認めた頃には戦況が更に悪化し、どの武器も戦争の流れを変える特効薬ではなかった。さらに欧米の政府高官は「ウクライナは西側諸国の援助に頼り過ぎで、特に十分な兵力を動員するなどウクライナ自身の戦争努力に対する強化や取り組みが足りていない」と述べている”
“バイデン大統領は「ロシア領内奥深くを攻撃すれば戦争がエスカレーションする」と考えて長射程タイプのATACMS提供に抵抗してきたものの、米政府高官は「2024年春に方針を転換して備蓄から500発ものATACMSをウクライナに送った。これをロシア領内の攻撃に使用することは出来なかったが、ウクライナは占領された地域とクリミアの標的に向けてATACMSを使用した」と述べ、NATOの高官らも「この攻撃は効果的だった」と語ったが、同時に「ウクライナはもっと慎重に限られたATACMSの使用や標的の選択を行うべきだったとも感じている」と付け加えている”

出典:Ukrainian Air Force
“バイデン大統領はエスカレーションを防ぐため「ロシア領内に対するATACMSの使用」を「北朝鮮軍兵士のクルスク投入」で政治的に正当化したが、2人の米当局者は「ロシア領内への使用が許可された時点でウクライナに残されていたATACMSは約50発程度」「ウクライナが(中東方面やアジア方面への配備が決まっている備蓄分から)追加のATACMSを手に入れる可能性もない」と述べ、 ロシア領内へのStorm Shadow使用を許可した英政府関係者も最近「これ以上提供できるものがない」と述べた。トランプ次期大統領はバイデン大統領の決定を「愚かだ」と批判しているため長距離攻撃兵器の不足を穴埋めする可能性は低い”
ウクライナと西側諸国は「プーチンを勝たしてはならない(戦場での軍事的勝利ではなく政治的目標の達成阻止)」という意見で一致しているものの、2023年の反攻作戦が失敗して以降「これをどう達成するのか」という現実的なアイデアが尽きており、特に「戦場での結果でウクライナの交渉立場を強化する」というアプローチも現実味が薄く「交渉開始までクルスクの占領地を維持できるか」「占領地維持と引き換えにウクライナ東部でそれ以上の領土を失う影響」「クルスクの占領地維持がロシアの交渉拒否に口実を与える」といった問題もある。
交渉開始の遅延が戦場にどのような影響をもたらすのか、時間がウクライナとロシアのどちらに味方するのか断言するのは難しいものの、kyiv Independentは今年の戦いを総括する記事の中で「経済的指数や装甲車輌の損耗率に基づいて『現在の攻勢を長く続けられない』という兆候も登場しているが、ロシア軍の戦術が『兵士数に依存した数位的優位』であり続けるなら、これらの兆候は当てにならない」と指摘しており、戦況が悪化した最大の原因=ウクライナ軍の人員不足も解決の込みがないため、どれだけ楽観的に見積もっても「時間がウクライナに幸運をもたらす」とは想像しにくい。
プーチン大統領は今月16日の国防省拡大会議で「2023年は30万人以上、2024年は43万人(12月16日時点)以上の国民が国防省と契約を交わして軍に入隊した」と言及し、ロシアは2025年も40万人以上の契約兵士を採用する予定で、この数字が事実かどうかは不明でも「戦場で結果を残している方はどちらか」という問の答えは誰の目にも明らかだ。

出典:Минобороны России
結果を得るための過程において「様々な議論」があるのは百も承知だが、どれだけ「馬鹿な戦い方だ」「得られるものと犠牲が釣り合わない」「こんな戦い方が長く続くわけがない」と言ってみても、ロシア軍は戦場で前進し続けており、直ぐに破綻すると言われ続けた戦い方も4年目を迎えようとしている。
戦後のロシアで戦争のツケが回ってきて「ほら見たことか」と外野が溜飲を下げることが出来ても、ウクライナ人は「そんな事」の為に戦っているのではないので大した意味をもたないだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:Photo by John Hamilton
数を揃えられない兵器は長期戦ではほとんど役に立たない見本でしたね。
対するロシアは戦争を組み込んだ経済が上手く回っているように思います。
いや、精密誘導の弾道ミサイルが500発もあるならば、それは数を揃えられたと言えるんじゃないでしょうか
問題なのは出口戦略の無いままズルズル戦争し続けてることであって、非現実的な領土奪還に固執し続けてることでしょう
うまく回っていると言うか、そうせざるを得ないのでそうしているだけでしょう。
国家予算の3分の1を軍事費に割り当てたりして軍需関係はメチャクチャ儲かってる一方、政策金利が21%であるにもかかわらずインフレ率が中銀公式発表でも9%超えてたりする状況です。
典型的な物不足人不足の戦時インフレですね。
数字上は成長している事になってはいますが、成長のメインかつ唯一のエンジンが軍需になってしまっているので、戦時中は良くても戦後は大変でしょう。
戦後西側とのビジネスが再開されるかも不透明ですし、ハイパーインフレが起きてもあんまり驚きはないですね。
まあそれらの見通しがどんなものであれ、今ロシアが戦場で前進し続けてる事実は揺るがないわけですが…。
何か変な話していますね、一部の結果だけ見てそんな結論になるんでしょうか。少なくとも今分かる事は制限条件があり雑な使い方をする兵器は限定的な効果しか発揮出来ない事ぐらいでしょう。エスカレーションを恐れる提供国の意図に沿った結果で狙い通りになっています。
もっと早く供与されていたら、タイミング良くターゲットに制限がなかったらロシアの損害はより多く高価値の航空機すら多く破壊出来たとも思います。
ATACMSを500発提供していると言う事は全生産数の10%を超えていると思うし諸外国に販売された数量の中ではダントツでトップの数。射程300kmの物が何割かは分かりませんが数が揃えられないってのはおかしいでしょう、安価で使い勝手の良いミサイルでも無いんですから。問題は射程160km以上の戦術弾道ミサイルを400発使って今の体たらくだとウクライナの運用に問題がある感じがします。
これからロシアが得る「結果」と言うのは、あらゆる種類の地雷と重金属で汚染され尽くした土地と手持ちの艦隊を消滅させられたセヴァストポリと言う名の無意味な軍港だけです
21世紀にもなって国家間戦争、しかも同系の民族を滅ぼしにかかっているという非効率の塊の様な事実の前にはウクライナの汚職や戦争努力の欠如など霞んで見えます
ソ連崩壊の原因の一つになったアフガン侵攻は10年続きましたが、ロシアは「結果」を得るまでこの戦争を続けるつもりなんでしょうか
資源と金と人を注ぎ込むなら宇宙開発とかにしときましょうよ、マジで
ロシアがこの戦争で得る最大の結果は自国の安全保障上の最大の脅威の破壊。現在ロシアが国境を接している国の中でロシアに対する鉄砲玉として機能する規模の国はウクライナのみ。ポーランドはロシア本国に侵攻するためにはベラルーシかウクライナを通る必要があり、バルト三国、北欧諸国、グルジアにはこの規模の戦争を遂行する国力がない。だからロシアは反露的になったウクライナを破壊する必要がある。
また、ソ連とロシアは根本から現在の状態まで全てが違う。ソ連経済が非効率なイデオロギーに縛られて停滞していたのに対してロシア経済は好調そのもの。さらにソ連は共産主義というイデオロギーのもとにまとまっていた共同体だが、ロシアは伝統と愛国心でまとまっている一つの国家である。今回のウクライナ戦争においてもプーチンの得票率でもモスクワやサンクトペテルブルクよりも地方の方が愛国心が強いことから、地方のスラヴ系以外の部族が分離する可能性もゼロに近い。(そもそも白人至上主義の西部ウクライナ人を潰す動機は地方在住の非スラヴ系ロシア人の方が強い)。ソ連とロシアを同列に語るのは妄想と現実、願望と事実を履き違えている。というか今のウクライナこそがソ連時代からの悪癖を引きずり、現地住民(ドンバス)からの支持を得られないアフガン戦争に突っ込んでる状態なのでは?戦後ユーゴスラビアのように解体され、バラバラになる可能性が高いのは間違いなくウクライナ
ではこれからもロシアが認識する勢力圏にロシアから見て敵対的な国が出現したら、今次戦争の様に何年もかけて攻め滅ぼしていくという事でしょうか
それは、持続可能な国家戦略と言えるのでしょうか
チェチェンではそれで上手くいったんでしょうし、ウクライナでも今の所戦術的勝利を重ねていますが、ロシアのそのような強硬な対応がフィンランドやスウェーデンのNATO加盟を促して対ロシア包囲網の輪が縮まるという結果も生み出しています
政治体制が気に入らないからロシアの安全保障上の脅威であるとみなして選挙結果に介入する、軍事侵攻するというのでは、民主的な国家としてはロシアに対して備えざるを得なくなります
その備えがロシア人から見てロシアへの侵略準備に見えてしまうというのなら、もうどうしようもないですけどね
政治体制が気に入らないからロシアの安全保障上の脅威であるとみなして選挙結果に介入する、軍事侵攻する
↑
そんな頭おかしいことしてる国現在ではアメリカしかいないけど。
政治体制が気に入らなくて選挙もせずに革命起こしたのがウクライナだろ。グルジアでは今回失敗したけどね。ルーマニアはどうなることやら。そもそもプーチンはロシア、ベラルーシ、ウクライナの一体性は主張するが、フィンランドやらスウェーデンがNATOに加入することに対して何か文句言ったか?ウクライナだから問題にしている。
それと現実の西ヨーロッパでは移民反対、増税反対、保守的なロシアに親和的な反グローバリズム右翼が躍進してるけど、どうやってNATOが一丸となってロシアと戦争するの?
今年の選挙でリベラル政党が軒並み負けたのは資源価格高騰によるインフレが原因なのであって、親ロシアの政治勢力が増えても多数派にはならないですよ。それこそ願望というものです
むしろ欧州の政治が再編されて、資源供給路を多角化する動きが強まる方がロシアにとって不利益になるのでは?
NATOが例え一丸にならなくてもポーランドすら抜けないでしょう、今のロシア軍は
今の欧州の政治的経済的混乱が永遠に続くわけでもないですし
君の認識は全ておかしい。
今年の選挙でリベラル政党が軒並み負けたのは資源価格高騰によるインフレが原因なのであって
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インフレの原因がロシアはの経済制裁という名のセルフ経済制裁なんだから今後ウクライナ支援が削減されていくだけだろ。短期的に見ても保守派の拡張はロシアを利する。そして左翼リベラル派が負けたのはインフレだけが原因ではない。反キリスト的なlgbtマンセー教、ポリコレ、キャンセルカルチャーにうんざりしているのも大きいんだよ。だからこそ保守派はロシアに好意的。
NATOが例え一丸にならなくてもポーランドすら抜けないでしょう、今のロシア軍は
↑
ポーランドとロシアが一騎打ちをした場合はロシアが確実に勝つ。が、俺的にはポーランドすらという言い方の方が気になる。今のヨーロッパ諸国の中でロシア、ウクライナ以外で唯一まともに戦争できる国がポーランド。ポーランドで止められなかったら誰が止められるんだよ。
まあもっと根本的なことを言うとロシアにヨーロッパを侵攻する動機も意思もない。ロシア人達が何を言ってるかを観察していないから分からないんだろうが、ロシアのプーチンよりも右に位置する極右の主張はノヴォロシア構想だぞ?つまりソ連時代にウクライナに奪われたドネツク、ルガンスク、クリミア、ハリコフ、オデッサまでを奪還すると言う構想。ポーランドやらルーマニア、バルト三国への侵攻なんて微塵も考えていない。それどころかドミートリー・メドヴェージェフなんかはウクライナをキエフ一帯だけの内陸国にして、リヴィウはポーランドに、飛び地はルーマニアに返還しようとまで言っている。極右ですらロシアの狙いはノヴォロシアまでなんだよ。西ウクライナすら眼中にないのにどうやってポーランドと戦争するの?
トッド先生がおっしゃるように、問題は西側にもはや長期的に武器を生産することが不可能な上に、国民を死地に向かうように説得することもできない。ということなんですよ。
そもそもプーチン大統領の世界観では「力(軍事力に限らず)のある国でなければ安定して存在できない」でしょうから、周囲の国々がロシア警戒で軍事力を高めようが、直接的な脅威でないなら「当たり前のこと」と感じるのではないでしょうか。
イスラエル・シリアの件でもその世界観が妥当なことが明らかになりましたし、戦争・戦争以外の手段を使って平時から勢力圏維持に努めるというのは、おそらく世界的には普通のことなのではないかと。
今回の侵攻では、各国は(ロシアも含めて)核戦争を起こす気はさらさらなく、核保有国へのエスカレーションは限定的になる、ということも分かりましたし。ウクライナに致命的な失敗があったとすれば、それは今回の侵攻への対応ではなくその前の段階だったのではないかと思います。
もはや言っても遅いですが、各国の支援が限定的になることを見越して、侵攻に至らないように立ち回るということだったのかなと。
歴史を振り返れば、現実的に敵対的な国が出現した場合はどちらかが滅亡するか、滅亡させるのは互いに無理だと判断して現状維持か、経済的な繋がりを維持するかに落ち着きます
これは西側・東側、民主的・独裁的などは関係なく、国家という社会集団はいずれもそうです。ロシアが特別に異常なのではないのです
現代の日本人の感覚からすると「そんな敵対心むき出しの国家戦略なんて狂ってる」と感じられますが、高々100年前は世界の大国はほぼ全て同じ考え方であった事を忘れてはなりませんし、現在も表面的には平和第一と言いつつやってる事は覇権争いから何も変わっていません
一点だけ
チェチェンは共和国となっていますが、ロシア連邦内の
自治共和国です。※ずっと前からそうです
従ってこれは最初からロシア連邦内の内政問題なのです
あたかもチェチェンにロシアが一方的に侵略をしたと勘違い
されている方が多いようなので、念のため書いておきます
勘違いしてるようだけど、フィンランドやスウェーデンのNATO加盟を大きな脅威だと判断していない。
NATOの東方拡大自体は今に始まった話ではなくロシアとしても非難はしてきたが、ウクライナというタイミングでロシアが「行動に出た」のは今までと違ってそれが明らかなライン超えだとロシアが判断したからだ。
ウクライナは旧ソ連の中核を担った国の一つであり、他の国とは重要性が違う。
ウクライナをNATOに加盟させないためなら結果的にスウェーデンやフィンランドがNATOに加盟したとしても安全保証上はプラスになるとロシアは判断したんだ。
ロシア経済が好調?
政策金利が20%越え、民間では30%超えてて、もはや企業が外部から金を調達できない状態になっているのにですか?
インフレ率も中銀発表では10%弱、民間試算では50%近い数字はじいているところさえありますし。
もはやロシア経済は、アルゼンチン経済に迫る勢いですよ。
どこからその情報を調達したのか知りませんけど
鵜呑みにしすぎなのでは?
ロシアやら中国やらの経済不調云々なんてのは
西側のプロパガンダに過ぎませんし
むしろ西側に当てはまることが殆どなのですが。
というより、信憑性あるんですか?その情報。
自分は詳しくないのでよく分かりませんけど
そこまで酷いのなら、ロシアは今より酷い状況になってそうなものですが。
西側のプロパガンダではない。
数カ月前、日経新聞などの大手メディアでも好調との記事が出ている。
ロシアのインフレ率:世界経済のネタ帳から
22年:13.75 23年:5.86 24年:7.86
ブログとかを見ても、生活水準の大幅な悪化は見られない。
ロシアの経済は購買力平価PPPで見ると、2018年あたりから伸びている。この辺りから制裁をある程度克服して、国産化で伸びている可能性がある。単純な軍需で経済が伸びているのではないのかもしれない。
西側資本の離脱が強烈な国内回帰を呼び起こしたのが強い理由ですね。
インフレしようがほぼ全てがルーブルで賄われるなら安定度が全然違う。
現在のロシアは空前の好景気ですよ
好景気だから金利やインフレ率が上がるのは当然ですし、企業が外部から資金を調達出来ないなんてことはなく、その利率でなお益が出ている状況です
それを示す通り国内や占領地では建設ラッシュが続いています
もちろんこれは戦争という巨大な公共事業による好景気であり、戦後は急速に冷え込むことが予想されますが、記事でも指摘されている通りそれはウクライナの敗戦と何の関係もありません
まーだそんな前時代的ロシアプロパガンダの吹聴をしてるのか…
そんな程度じゃ侵攻の正当化なんてできませんよ
あとロシア経済が好調なわけないでしょ
戦時経済を勉強しよう
ロシアの戦後をどうこう考えてもウクライナ人にとっては関係ないでしょう。仮にロシアが戦後まで続いた経済制裁のせいで崩壊しても死んだウクライナ人、破壊された全ての物が戻ってくるわけではありませんし。
今回の戦争でロシアがどれだけの領土を奪えるかは不明ですが、仮に現状プラスαを獲得となれば、資源入手及びロシア国境安定化などが入手できる。そして、外交的には直接参戦した訳ではないにせよ欧米が精力込めて行った経済制裁の中でも戦争に勝利したという事実は欧米の影響力低下と威信低下に繋がります。
敗戦し東部南部が組込まれ西部も管理下に置かれたなら、戦後ロシアの状況は、現ウクライナ在住の人々に影響があるでしょう。
更に景気が上向くのであれば復興支援が手厚くなるかもしれませんし、戦争特需が終了して経済破綻するなら略奪の狩場になるかもしれません。そして、生殺与奪の選択の権利をロシアが保有するわけです。
というかこの戦争を10年も続けていたらロシア軍のメインの軍港はオデッサになってるだろ。普通に考えて。
この3年、ウクライナに全振りしている間に地方政府や国外に対するグリップ力がかなり落ちてますからねえ。
10年経つ頃にはロシア本国の方はかなり小さくなっているんじゃないですかね。モスクワ周辺しか残っていなかったりしてね。
何一つ当たらない妄想族のお得意のやつですな
そうなったらいいなあー
地方のグリップが落ちたってどの程度の話をしているんでしょうね。危険なシグナルは全然出てないぞ?
ロシアが崩壊するって話ではないけどアルメニアやシリアなど外国へのプレゼンス能力の低下は明らかになのでは
戦いは数だよ。アニキ
と言うかある意味、兵器の実験室で西側は、ある程度余剰で、最新ではなく、ロシア軍に通用するもの、を渡して来ました(防空は除く)。
東欧諸国が渡したものも、余剰で古いものの範疇で良いでしょう。つまり数が揃うかどうかでロシアに勝つのが優先ではなく、効果があるのが優先だったのです。
ウクライナが自身で数を揃えられないのであれば戦争の帰すうは明らかです。
だがちょっと待ってほしい
ATACMSが50000発ほど供与されていれば戦いの流れは変わったかもしれない
やはり西側の支援不足が悪い
パトリオットシステム500基とF16も2000機は追加で必要でしょう。
仰る通り西側の支援不足が悪いですね
更に追加で50万人の多国籍義勇兵と5000万発の砲弾も必要でしょう。
全くもって仰る通り西側の支援不足が悪い。
朝鮮戦争での中国人義勇兵の数って何人だっけって調べたら18万人でした。
戦死者1000人レベルで音を上げる今の西側先進国にまともに対称戦なんてムリポ。
仰る通り、本国正規兵ではまともな対称戦が出来ないのでウクライナを利用しているのでしょう。
無いとは思いますが、多数の義勇軍を送るとしても、本国正規兵は後方で指揮する一部にとどまり、不法移民・難民・受刑者などをウクライナ現地部隊に押し付けるのではないかと予想しています。
その点、ロシアは一枚上手ですね。
英米など西側の軍事支援がなければ、ロシアと軍事的に対抗しようなどと言うバカな考えはしなかったでしょうね。
やはり西側の支援が悪い。
実態として支援国側の本音はロシアを発狂させない程度の支援で出来るだけロシア人を消耗させるってのが主目的だろうから、力による現状変更は許さないとか侵略は許さないってのはただのお題目のプロパガンダで心の底から信じてる人は常識的な人間ならいないでしょ。
なんせそれを叫んでる当人が今まで散々踏みにじってきてるんだから、本気で信じてたらサイコパスだろ。
今停戦されても支援なしでは国家運営すらままならないお荷物ウクライナが出来上がるだけだから、それだったら同じ支援頼みでも敵を削り続けてくれたほうが西側の役に立つ。
なので停戦をさせない程度の援助を継続しつつ国家崩壊のその時まで戦わせると思うよ、ウクライナを。
基本的に「欧州の政治の力学」としてはおっしゃる通りで、そういった駆け引きになると私も思っていました。冷戦期までならば、選挙目的と揶揄される層であっても最低限の政治力とある種の「清濁併せ呑む」を備えていた。
しかし、メルケル期まではギリギリ良いとして、EUのフォンデアライエンや北欧の女性首相などが出てくる頃から、ドイツなどでも軍務大臣や外務大臣に女性が登用され始め、彼女らがアフリカなどを訪問する際に「なぜアフリカ人は何時までの非人道的な戦争を止めないのか」などと、平気で言うようになってきた。どうも、「自分達は綺麗な存在で世界から尊敬されている」とガチで思い込んでいる節がある。私としては、西側(日本含む)の政治人材の劣化が一番懸念する。
2020年頃からの一連の戦争の発端の一つに、【国際政治を維持する層の人材の劣化】が西側で特に著しく進んでいることがあるように思う。思想の方向性以前に、純粋に政治家として力不足なのだ。
90年の冷戦勝利は、イデオロギー・体制の勝利とされているからね。
数や経済の力、ソ連のミスなどを無視して議論される。そんな教育や報道を30年以上、浴びていれば、他の思考が弱まる可能性は高い。
ロシア崩壊論とか、中国崩壊論とか、異なるイデオロギーと体制は自戒するか、簡単に壊れると、思い込んでいるからね。真面目に分析していない。
>【国際政治を維持する層の人材の劣化】が西側で特に著しく進んでいることがあるように思う。
グローバルサウスの人の方がドライで頭良いんじゃないか?と思えるけど。まぁ、しょうがない。
国民の世論が、ドライな分析をできないんだから。
基本的に、力を持つと頭を使わなくなるのが人間だから、西側は勝ち過ぎたのだろう。
ロシア領への攻撃許可を渋りに渋りまくり
ロシア軍が射程圏外へ退避した後で攻撃解禁しておいて
「効果は限定的だった」は流石に宇が可哀想でしょ
今回の戦争では攻撃にまでは至っていませんが一般的に武器支援国は正当な攻撃対象と考えられています。なので、ウクライナに対して武器支援をしている国はロシアからの攻撃を受けかねない状況ではあります。
である以上武器支援は慎重にならざるを得ず、武器の使用制限などが出てきても仕方ないかと思います。
かわいそうとかで決めれるものではないと思います。
自分の力だけで喧嘩できないなら喧嘩にならないように立ち回るのが最善
日本は周りを海で囲まれた島国で本当に良かった
ロシア領への攻撃を戦争初期から出来ていれば戦局が今より有利だった、と考えているんでしょうか?
個人的には逆だと考えています。メディア受けするロシア領内への攻撃に使った物と人と時間をロシアが占領したウクライナ領内で使っていれば多少なりとも違う結果になっていたものだと考えています。
少々のATACMSにしてもF-16にしても単なる兵器だよ
そんなもん如きで戦局がどうこうなる訳ないじゃん
漫画のガンダムとかと勘違いしてるの?w
そのガンダム投入も戦局への影響は限定的で、ただ物量に勝る連邦が勝っただけだったような。
ガンダムに例えられますがモブが乗ってヤラレ役のザクやジムが現実戦争のなんですよね…
ここでもよく引用される「戦いは数だよアニキ」は、もっとソロモンに戦力よこせというドズルに対するギレンが、直前にコンスコン艦隊を喪失させたことに心証を悪くしていたという解釈がありますね。
もっと武器をよこせというウクライナに〇〇で心証を悪くしていた欧米支援国の図式。
〇〇は、動員問題だったり、クルスク侵攻だったり。
うぬぼれるんじゃない、アムロ君。
ガンダム一機の働きで、マチルダが助けられたり戦争が勝てるなどと言うほど甘いものではないんだぞ。
種でもハルバートン提督がキラを同じように諌めてたわ
ガンダムはガンダムでも、デビルガンダムみたいな戦略兵器レベルの威力と勘違いしてたらこうなるのかも…実はたまに核が入っているとか。
まさかね。
砲弾10万発=ATACMS約50発程度、どちらが消耗戦で脅威なのか考えるまでもないと思うんですよね。
ATACMSは高価=少量生産の為、追加供給できず使い切ってしまえば、停戦を担保する抑止力を1つ失っただけになりますよ。
ロシアから見れば、安全保障上のリスクは東西で圧倒的に違い、モスクワ・レニングラードなど主要都市の集中する東部の方が圧倒的です。
100年単位で、安全保障上の脅威を取り除けると考えていれば、損害許容度の物差しが違うでしょう。
ウクライナの庶民・前線歩兵にとって、これを真正面から受け止めるのは厳しい現実と思います。
フィンランド・バルト三国など、日本を引き込んで西側に脅威を作ろうと必死になっていますが、フィンランド首相の記者会見(東京2024年12月11日)を見ていると感じますね。
追記です。
フィンランドは継続戦争の敗北、ソ連への領土割譲=賠償金がよく語られていますが…
(32:20~)フィンランドが冷戦期の東西対立を生かして、仲介貿易などにより巨額の利益を上げて賠償金返済と資本蓄積、冷戦期~近年に大成功した側面があります。
フィンランドは人口500万程度の小国ですが、ロシア(ソ連)を使い倒す立ち回りが、昔は本当に上手かったと感じますね。
(2023/05/26 【ゆっくり解説】ソ連が最も恐れた小国の狂気の大進撃|継続戦争 Youtube)
力による現状変更云々のお題目もシリアで西側が反政府勢力お祝いしちゃったからもうグローバルサウスは誰も西側の言うこと聞かんだろうな
西側のやる力による現状変更は綺麗な現状変更。だからロシアは正しいとは言いませんがまあ、正義の味方みたいなものは現実には存在しないてことなんでしょうな…
西側は勝ちすぎたは真理でしょうね、bricsに経済的にも軍事的にも猛追を受けるアメリカと愉快な仲間たち、今だ危機感薄くお花畑なLGBTやポリコレに邁進し一部人間の人権至上主義の建前が罷り通る様では先行き暗いだろうなと思う。
驕れる平家は久しからず、と言いますが余りにも雅に傾き過ぎましたね
お貴族様の戯言は武器を持った田舎武士には通用しませんな
だから延々と北朝鮮ネタ擦ってるのか
アタカムスもハイマースもエイブラムスもF-16だって
何一つゲームチェンジャーにはなってないが
1発の破壊力に拘ってるけど、この戦争で何を見たんだ
数だろドローンも砲弾も人間も経済も数が正義っていう結論
そもそもアタカムスもGPS妨害されたら使い物にならず、前みたいにアメリカさんが誘導補助したら当たるだろうけど、何回もやったらただの参戦、ゼレンスキーの護衛に特殊部隊入れてる時点で今更だけどね
ウクライナが450発も既に撃ってて案外貰ってるし使ってるんだなーって思った
あの手のミサイルは大量に飽和攻撃みたいに精度は度外視して一気に打ち込まないと意味がない
何をしても中途半端すぎる感はあるわな
ウクライナだけではなく、支援するアメリカ、NATO諸国どころかロシアも…