米国関連

バイデン政権が急ぐウクライナ支援の実行、トランプ氏が阻止する可能性

Politicoは6日「トランプ氏の大統領就任に伴ってウクライナ支援が停止される恐れがあり、バイデン政権は実行されていない60億ドル以上の資金を就任式までに支出する計画だが、全ての支援が届くのは就任式の後に可能性が高く、大統領に就任したトランプ氏が移送中止を命じるかもしれない」と報じた。

参考:Biden team prepares to rush last-minute aid to Ukraine

1月20日までにPDA経由の支援をどこまで送れるかが勝負になってくる

バイデン政権はウクライナ支援資金の執行権限が9月30日の会計年度末に失効するため「大統領権限(PDA)に割り当てられた残金=56億ドルの執行」を9月26日に指示、国防総省も「米企業に発注してウクライナ提供するUSAI支援の残金=24億ドル分の執行」を発表したが、これは会計年度末の失効を回避するための措置であり、これだけの資金を支出するには関係各所との調整が必要なため、まだ実際の支援実行は行われていない。

出典:The White House

Politicoは6日「トランプ氏の大統領就任に伴ってウクライナ支援が停止される恐れがあり、バイデン政権は実行されていない60億ドル以上(PDA経由43億ドル/USAI経由21億ドル)の資金を就任式までに支出する計画だ。これは現政権がウクライナに武器を提供する唯一の方法だが問題が山積している。今直ぐ支援実行を決めてもウクライナに届くまで数ヶ月はかかり、全ての支援が届くのはトランプ氏の大統領就任後になる可能性が高く、就任後にウクライナへの移送中止を命じるかもしれない」と報じた。

PDA経由の支援は米軍備蓄から武器や装備を引き出せるものの、2年以上に渡るウクライナ支援によって備蓄量が少なくなっており、Politicoは「米軍備蓄に手をつけて迅速に支援を送ることも可能だが、これを国防総省が容認するかは不明だ。何故なら自国の即応体制に影響が出るからだ」と指摘し、ウクライナ支援は埋め戻し分の契約が「どれだけ早く締結できるか」にかかっているらしい。

出典:U.S. Army Photo by Cpl. Geordan J. Tyquiengco, Operations Group, National Training Center

要するにウクライナ支援の実行速度は「ウクライナのニーズ」「米軍備蓄の状況」「即応体制への影響」「埋め戻し分の契約作業」「企業の生産スピード」に左右され、就任式前に移送が完了するものもあれば、就任式前までに移送が間に合わないものもあり、間に合わない物に関しては「大統領に就任したトランプ氏が移送中止を命じるかもしれない」という意味だ。

特にUSAI経由の支援は米軍備蓄ではなく発注→生産→納品の順なので、今直ぐ発注しても就任式までに間に合う可能性は相当低く、1月20日までにPDA経由の支援をどこまで送れるか=企業の生産スピードを加味しながら「どこまでリスクを受け入れるか」が勝負になってくる。

出典:Public Domain Stryker

因みに今回の支援を実行すると「米議会が承認したウクライナ支援資金」は0になり、新たな支援が必要になっても議会承認の手続きが必要な上、1月20日以降のホワイトハウス、上院、下院は全て共和党が支配するため、トランプ新大統領が新たな支援を容認しないかぎり米国は経済支援も軍事支援も実行できない。

新しい武器支援が止まるのも問題だが、最大の懸念は米国が提供した武器・装備の保守サービスやスペアパーツ供給が止まることだろう。

関連記事:バイデン大統領、計80億ドルのウクライナ支援とJSOW提供を発表
関連記事:バイデン政権、空対地弾薬が含まれるウクライナ支援パッケージを発表

 

※アイキャッチ画像の出典:Donald J. Trump

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コメント

    • Panzer
    • 2024年 11月 07日

    トランプは即座に戦争を終わらせるべく阻止するでしょうね。支援が停止すればゼレンスキーも停戦に応じざるを得ませんから。
    就任から「24時間以内に」終わらせられるかは兎も角、ウクライナ戦争の終結が確実になりました。

    トランプ前大統領、当選おめでとうございます!

    86
      • 口下手なソフィスト
      • 2024年 11月 07日

      それは不確定要素が大きすぎるのでは
      ゼレンスキーが諦めれば戦争が終わるのではない
      プーチンがまだウクライナ戦争を辞める時ではないと考えていたら碌な交渉にならないだろうし、
      ウクライナとロシアの国民の意見によっても左右されてしまう

      30
      • 黒酢
      • 2024年 11月 07日

      果たしてウクライナ国内の右翼勢力が、停戦を受け入れるかどうかですよね。
      ミンスク合意の時も右翼勢力と親露派による多少の小競り合いがあったわけで、その結果がウクライナ侵攻につながったわけですから、本気で停戦に持ち込むには支援停止の他に「ウクライナ国内の右翼勢力の粛清」も必要だと考えます。
      こう言った事をしないと、またズルズルと第二のウクライナ侵攻が起きてしまいますよ。

      29
        • 田舎者
        • 2024年 11月 07日

        これほど劣勢が明確になっているのですから、右翼勢力も随分と既に削がれているのでは?

        頭が回る者なら今徹底抗戦を主張すれば戦後に吊し上げ対象になると判断出来るでしょうし、口だけ勇ましいタイプは偏向の可能性が高い。何より、実行力を伴う右翼傾倒者の多くは既に戦場で散っているでしょう。

        右翼勢力が充分な力を維持しているなら、徴兵拡大はスムーズで、戦争遂行の為の腐敗糾弾が活発化し、もっと戦意旺盛な情報に満ち溢れていると思います。稚拙な戦況有利の嘘情報など必要なく、むしろ不利な部分を抽出垂流しした方が国民の協力を得やすいと思われます。

        7
          • 黒酢
          • 2024年 11月 07日

          確かに今の情勢を考えれば、誰が見ても右翼勢力の力が衰えているという考えは正しいでしょう。
          しかし仮に停戦が成った後で、生き残った右翼傾倒者がテロによる情勢打開を計るかもしれない事を考慮しないといけないと思います。
          なので例え小さくなった勢力であっても、ロシアや親露派にとっては脅威であることには変わりないでしょうし、停戦を推し進める為にも障害となるものは取り除くべきだと考えます。

          10
            • 田舎者
            • 2024年 11月 07日

            脅威ではあるものの、敵勢力の残党掃討やテロ対策を得意とするプーチンロシアですので、それなりに慣れた対応をするのではないかと想像しています。更には、テロそのものや掃討活動を活用して、上手く何らかの国家利益をもぎ取るくらいの狡猾な技術が、プーチンロシアにはあると思っています。

            子飼い勢力の育成、西側イメージダウン狙い、テロ対策関連で儲ける、適切なタイミングでの資源価格高騰とか…

            10
    • 幽霊
    • 2024年 11月 07日

    トランプ氏は経済を重視しているみたいなのでウクライナ支援国が費用を負担すると明言すれば武器輸出は続くかもしれません
    なんならトマホークなどの長距離攻撃兵器も売却してくれるかも。

    27
      • MK
      • 2024年 11月 07日

      アメリカが、【俺が支援するからお前らもやれ!】ていうから支援してるのに【俺は辞めるけど金払うなら武器は売ったる】なんて言い出したら大半は辞めるでしょうね。デメリットしかない

      73
      • toto
      • 2024年 11月 07日

      >ウクライナ支援国が費用を負担すると明言
      それは、日本がまたG7のATM扱いされる流れになります。私は断固拒否、反対派です。ウクライナを支援したい人は個人でウクライナ国債を購入すればよいと思います。
      また、そうやって自国の民の経済的困窮をそっちのけで「民主主義を守る聖戦のためのウクライナ支援」を掲げた政党や元首がこの2年半で軒並み失脚しました。ジョンソン、スナク、岸田、バイデンなどなど。どこの国も自国の経済を重視するなら、前線で戦う兵士も枯渇したウクライナなど支援しません。

      79
        • kitty
        • 2024年 11月 07日

        さすがに岸田失脚は、ウクライナに絡めるのは無理がw。

        29
          • toto
          • 2024年 11月 07日

          そこはあまり深く推敲した部分ではないため、おっしゃる通りです。ウクライナ外交にしゃもじを持って行ったくらいですからね。岸田の失脚は国内政治の不備によるところが大きい。“どういう政治家か”の分類では、岸田はショルツに近いイメージです。ただ、岸田は外交下手だったとも思っています。
          政治構造としてG7や西側の首相は“きれいごと”が多く、BRICSなどは“現実主義者”が多い印象です。雑に言ってしまえば、「ああいうきれいごとばかりで中身のない連中が失脚した」となりますか。
          経済面に限れば、トランプは“アメリカ優先”というバイアスはあれど、現実主義かとも思っています。

          37
          • 七資産
          • 2024年 11月 07日

          ウクライナ支援国で選挙に勝った国ないからね。
          トリプルレッドなんて何年ぶりかと
          日本も欧州もみな与党負け
          ハンガリーとグルジアほ野党負け
          モルドバは勝利してるが国内だけなら実は僅差で親ロ派の候補が勝利していたが海外住んでる人らで逆転勝利

          22
            • やみと
            • 2024年 11月 07日

            ロシアには50万人のモルドバ人がいます
            ロシアに5つの投票所を開設する予定だったが、結局2つに削減され、しかも1万枚の投票用紙しか提供されていない模様
            海外逆転w

            8
      • 2024年 11月 07日

      今までのここの記事を読んでたら理解できると思うけど支援国が武器を現物支給してたのは自国の兵器産業に金が落ちることで有権者に負担の理解を得てたんだよ。
      金だけ出させることになればその大義名分が崩れてしまう。。

      48
    • ざる
    • 2024年 11月 07日

    トランプ氏が大統領になると支援が止まる!と言われ続けてますがそんなことはなく支援は継続する気がします。
    ただし今までみたいな無料でクレクレは出来ずきっちり対価を払う必要があるとは思いますが。

    18
      • toto
      • 2024年 11月 07日

      それは既に支援というより、サブプライムローンなどの亜種なのでは?(返済能力のない対象への貸付という意味で)
      それも、限度を超えるとリーマンショックのような問題を自国の軍需産業にもたらすリスクが高いと思うのですが。

      44
        • 匿名
        • 2024年 11月 07日

        100万借りたら金主から返せ!と殴られるけど、100億借りたら金主から返してください!と土下座されたみたいな事態にならないといいですね(小声)

        16
          • kitty
          • 2024年 11月 07日

          バイデン「もう少しツッコめば勝てるんだ!」
          米軍部 「やめて!それは娘の給食費よ!(台湾有事への備蓄)」

          ガラッ
          トランプ「そこまでだッ!」

          という新喜劇風小芝居のイメージ

          トランプ「ギャンブルなんかにツッコむなんて前の旦那はろくでもなかったなあ。なあに俺は確実なイスラエルに投資するから安心しろ」
          というオチだったりして。

          51
            • 匿名
            • 2024年 11月 07日

            割と申告に西側はどの国もウクライナで金も軍需物資も溶かし過ぎたんだよな。

            特に西側全部足しても北朝鮮一国に劣る量の砲弾しか作れない・軍艦の整備や戦車の生産を日韓に泣き付くぐらいに欧米国家の製造業が形骸化しているのがバレたし。

            66
      • J
      • 2024年 11月 07日

      金払わされるのは日本の納税者だし
      もう少し怒った方が良いんじゃないの

      私は海外在住で
      日本に税金払ってないから
      関係ありませんけど

      17
    • マンゴー
    • 2024年 11月 07日

    個人的にはもうムダ金を使わない方が良いと思いますが……

    57
    • Rex
    • 2024年 11月 07日

    プーチンやキンペー、ネタニエフと1vs1で交渉できるのはトランプしかいない
    結局そこなんよ。
    ハリスじゃふつーに舐められて無理。

    58
      • どぶろく
      • 2024年 11月 07日

      舐められるも、なんも。バチバチの当事者達だからね〜知ってる?ネオコンとかさ、相手からすれば、いつ寝首取りにくるかわからん奴らだからさ、正直言って、交渉相手にもならん。
      と思うし、ロシアはあんまり気にして無いんじゃないの?

      10
      • 通りがかりさん
      • 2024年 11月 08日

      悪い意味で会話が成り立たなかったでしょうね。米有権者も分かってたようで

      3
    • ごじー
    • 2024年 11月 07日

    1日20日以降のホワイトハウス?

    4
    • 赤狐
    • 2024年 11月 07日

    さて俺は予測が外れました。
    何故かというとカマラハリス氏が勝つと思っていたからですね。かなり競るとは思っていましたが、それでも「例のジャンプ」とかあれこれ繰り出して強引に勝つと思っていました。もっとわかりやすく言うと不正選挙して勝つ、と。しかし、その隙すら与えない圧勝でトランプ氏が勝ってしまった。
    これはバイデンの政治に対しての明確なノーです。カマラ氏が選挙人を取った所でも異常な地域であるワシントンDC以外の殆どでトランプ氏は票を伸ばしています。米国は民主党はもう沢山という事で、カマラ氏が別の人に変わっても結果は変わらなかった可能性が高いです。
    まあ、俺も「ポリコレ推進してるならそもそも論外ですね」なんで。その他はどうでもいいレベルで嫌悪感しか感じてないので俺が米国市民なら「民主党だから」という理由だけで例えその人が個人的にどんな善良で清廉潔白だと知っていてもその人に投票はしません。

    それでウクライナ支援についてですが、これはもう縮小するしか無いです。トランプが即やめさせる事が出来るかどうかはともかく、拡充する事はもう有り得ません。最大の理由は公約がどうとかですらなく、中東の問題です。ウクライナに回す対空ミサイルも長距離ロケット弾も無いよ、ってのが米国の本音だと思います。
    バイデン政権も結局はここは同じ考えでしょうから、名目の支援金額などは増やす可能性は高いですが、実質としては縮小するでしょう。「民意だから仕方ないよ」という言い訳すらある。
    だから、実行されてない60億以上の資金はなんとかウクライナに出すかもしれません。ですが、ウクライナの戦いはここで終わりです。本当に終わるまでロシアがどれだけ進撃するかがこれからの焦点でしょう。
    「尊厳の革命」から始まったこの騒ぎですが、最終的には文字通りウクライナには何一ついい事がない形で終結しそうです。そしてそれは、あの時からずっとそうだったのだから、やはり同じような形で終わりを迎えると言うだけです。

    56
      • 2024年 11月 07日

      長文で何を書いているのかと思えば陰謀論だの反ポリコレだの…

      35
        • 赤狐
        • 2024年 11月 07日

        あなたがポリコレが大好きでも全く構いませんが、俺は大嫌いです。
        そして民主党を勝たせるという事は、それについても「全権委任状」を与えるのと同じ事です。
        つまり、どうであっても俺なら民主党には投票しないという事です。
        更に言うと、陰謀論云々では無く、ビクトリアヌーランドなどという「不逞の輩」が事実上ウクライナに対して工作した事は公式に認められています。そしてそれを国外に向けてやる連中が、国内向けにやらない保証は全くありません。この点でも俺は民主党は全く信用をしておりません。
        あなたは違うのかも知れませんが、俺としてはそんな所です。

        55
          • ルイ16世
          • 2024年 11月 07日

          不正選挙については司法で否定されたはずですが?
          バイデンジャンプに関してはトランプ氏は郵便投票はするなと言っていたので郵便票は全てバイデン票でありそりゃジャンプも起こるでしょう
          今回はトランプ氏も郵便投票を推奨していたのでハリスジャンプは起こりませんのでトランプ氏は開票途中で勝利宣言をして石破氏含む各国首相はお祝いメッセージをトランプ氏に送りました
          不正があると信じていたら100%開票まで勝利宣言はしませんし各国首相も外交問題になるのでお祝いメッセージも送りませんよ

          27
            • 赤狐
            • 2024年 11月 07日

            司法がどの程度あてになるかはこれから様々な事で明らかになっていくと思います。
            例えばトランプ氏はあの暗殺未遂事件については「再調査を命じなければいけない」のです。
            その結果がどういうものになろうが、何も出てこなくても関係なく。
            これは彼を選んで投票した有権者に対しての責任ですらあります。
            他にも色々。

            米国の司法がどの程度信頼出来るかはそれを待たなければいけません。

            40
            • 未来にき
            • 2024年 11月 07日

            全米の投票総数を見ると
            今回はまだカリフォルニアがまだ開票率60%程度でもう少し伸びますが、
            トランプの総得票数が2020年より少し少ない7,000万票(最終的には前回を少し上回ると予想)
            これに対してハリスは6,500万票しか集めておらす(最終的にも7,000万票にとても届かない)
            前回バイデンが集めた8,000万票がいかに異常だったかがわかります。
            ちなみにハリスの6,500万票というのはオバマが2008年・2012年に集めた票と同水準で、その後の人口増加を考慮すると、今回のハリス票はまあ、民主党の総得票としてはこんなものかな?という感じがします。
            逆に言うと、郵便投票をフル活用したという2020年のバイデンの得票がいかに異常な値だったかが分かるわけで、今回は各州での事前の不正投票監視が盛んで、民主党の総得票数がオバマ時代のラインに戻ったと考えるのが妥当ですよ。

            40
            • 匿名さん
            • 2024年 11月 07日

            2020年の選挙不正の疑惑は、私も腑に落ちないというか、情報が途絶えて、よくわかってないんですよね。

            例えば、ネバダ州か何処かで、夜になり開票所が閉まり、監視役が帰ったあと、なぜかカーテンをして中が見えない状態にしてから、何処からか持ってきたキャリーケースを開けて、中にパンパンに入っている紙を、集計機に読み込ませ始める。
            そして、翌日にバイデンの支持率がばっと上がる。
            あの映像の真相を知っている人いますか?

            郵便票のほとんどがバイデン支持だとしても、監視員のいないところでの開票は、不正を疑われて当然だと思った。

            26
    • 愛国戦線
    • 2024年 11月 07日

    いい機会だから両当事国が何を目標にしているのか確認したい。

    ロシアは明確だ。4州とクリミアの併合であり、NATOへの緩衝地帯の確保、8月以降はクルスクの全面奪還もこれに加わる。
    この目標及び、それに対する現状の進捗度合いは、事の善悪はさておいて明白だし検証もできる。

    ウクライナは?今なおクリミアも含めた全土奪還を志しているのだろうか。クルスク奪還を退け、この地を確保できたとして(といっても現状占領している面積は最大時の半分ほどだが)今後の扱いは?

    29
      • toto
      • 2024年 11月 07日

      ゼレンスキー政権の目標は、「インスタ映えしたい」、「バズりたい」、「選挙したくない」、「動員したくない」、「政権手放したくない(亡命して金もらえるならそれでもいい)」、「支援もっと欲しい」、「汚職続けたい」あたりかと。
      クリミアもクルスクも、本当の意味ではどうでもよくて、自分達の既得権益さえ保証されるならあっさり手放すと思います。酷使された前線兵士たちの銃口が自分達に向くのが怖いから何も決断できないだけで。

      70
      • トーリスガーリン
      • 2024年 11月 07日

      ウクライナ自身はクリミア含めた奪還を望んでいるでしょうが、最低ラインは今回の戦争で奪われた領域の奪還になるのでは?(可能不可能はともかく、主権国家としては当然の主張)
      どちらにせよウクライナ単独でそれを為す力はないのだから着地点を決めるのは支援国であり、ウクライナにどういう力を与えて何処までやらせるかを決めるべきだと思います。(という主張自体は割と戦争初期の頃から言われてはいた)

      結局今に至るまで最終目標とする地点を決めないままその場その場で場当たり的な支援に終始する西側と、ロシア側案を呑まない限り止まるつもりはないロシアとでは戦争遂行の本気度が違っていたという感じですからね。。

      40
        • 通りがかりさん
        • 2024年 11月 08日

        正しくは、当初の西側の予定を超えてゼレンスキーが好戦的だったので、支援の段階拡大などが起きたんですよね。きっかけは西側とゼレンスキープラス民族主義者でしたが、西側は現状を予定も想定も準備もしていなかったです。
        あとは事が起こった後でも謀略面で足並みが揃ってなかったですね。民主党、バイデンがコントロール出来ていませんでした。プーチンとの事前話し合いもまともに行ってた様子はないですしね。

        1
      • NHG
      • 2024年 11月 07日

      ロシア側はなにを目標にしてるかは明確にしてないかと
      アリバイ作り的に4州からの宇軍の撤退すれば和平交渉に入れるとは言ったけど、それ以上の領土を求めないとは言ってないし
      プーチン以外の首脳級元閣僚は西側はいらないと言ってるもののそれがプーチン大統領の代弁だとは断言できないし、ほかのプーチン氏周辺の論者には「ウクライナはナチ」といった西部ウクライナへの敵意を持った人は確かにいるわけで・・

      ウクライナは侵略を受けてる側として戦前のラインを提示すること自体は間違ってないし、NATOに入ることなどを自主的に選ぶ権利を奪われないことなんだから(非NATOを求めるロシアと)水と油的に両者が折り合いがつかないのはどちらか一方のせいとは言えないはず

      11
      • Hakugen
      • 2024年 11月 07日

      ロシアは、「ウクライナの非武装化・中立化、ネ○ナ×勢力の根絶」を掲げています。
      土地については、「クリミア、ドネツク人民共和国、ルガンスク人民共和国、ヘルソン州、ザポロジェ州は、既にロシアの領土として決定済み」と。

      ウクライナは、「失地の回復、賠償の取得、戦犯の処罰」を掲げています。

      勝つ方が目標を達成します。
      負ける方は目標を達成できません。

      11
    • ゲストさん
    • 2024年 11月 07日

    半ば米中の代理戦争の場となりつつあるウクライナで、トランプになった瞬間ウクライナが敗北したという結果になるのは、トランプが嫌がるんじゃないかと思うから、レンドリースなり言い方を変えて支援継続するんじゃないかとは思うんだけどね。
    どんな終わり方になるにしろ、東西の国境線が西側に近づくし、武力による現状変更をアメリカが認めたっていう実績にもなっちゃうわけで。

    7
      • MK
      • 2024年 11月 07日

      武力による〜はイスラエル認めてる以上ロシアも認める事に何のアレも無いと思いますねえ。

      68
      • toto
      • 2024年 11月 07日

      戦線がウクライナだけだった2023年10月までは、その論法が当たりだったと思います。
      問題は、「アメリカの支援がなければ負ける国家」が中東にもう一つあること。さらに、サウジやアラブなど本来は“親米側”に留めたい地域や、NATO加盟国であるトルコがイスラエルと紛争間際にまで関係悪化していること。東欧など、ドイツにとっては大切でも、アメリカにとっては“旧東側”でありどうでもいい地域です。しかし、イスラエルが倒れ中東への影響力が減ずることは、英米にとっては大問題であり、スエズ運河のこともあります。
      結局のところ、「二面作戦を維持する軍需供給力」と「その優先度」にかかってきますが、トランプは親イスラエル、嫌EUなので、ウクライナが優先される可能性は極めて低いです。というか、米国に利益がない。イスラエル支援も利益は微妙ですが、アメリカの経済界に影響力を持つのは“ユダヤロビー”であって、“ウクライナロビー”ではありません。

      52
      • Hakugen
      • 2024年 11月 07日

      アフガニスタン戦争、イラク戦争、リビア内戦、シリア内戦等で、アメリカは自ら「武力による現状変更」を目指して実践してきました。
      アフガニスタンとシリアでは、結局失敗ですけど。

      ウクライナについては、ドンバスから見たら独立戦争ですし、ロシアから見たら集団的自衛権の行使です。
      前述のアメリカの所業と比べたら、ドンバスとロシアの方が大義名分を保持していると思いますよ。

      18
        • 2024年 11月 08日

        ドンバスが集団的自衛権?
        なんのこっちゃ
        主権国家の領土を暴力で一方的に併合しようとしているロシアは侵略者でしか無いじゃん

        4
    • gepard
    • 2024年 11月 07日

    アメリカは両院も共和党となるのがほぼ確実で大幅な方針転換となる。第二の支援国ドイツも不況の影響で連立政権が崩壊しつつあり先行きは悲観すべきだろう。他の支援国もトランプシフトに追従する形で支援を見直す動きとなる可能性が高い。
    ウクライナ支援はもう終わりで、戦争は継続不能だ。戦況を毎日チェックする日々も残り少ないだろう。

    20
    • ろみ
    • 2024年 11月 07日

    おだてると乗せられやすいトランプの人柄からしてゼレンスキーからすれば寧ろバイデンよりも与し易いかもしれません
    ゼレンスキーが勝利計画の披露で米訪問した際に実際、会った後は先の見えない支援に批判的だった態度をトランプはあっさり軟化してました

    ただ根本的にはやはりトランプは商人であり国家間の関係であってもビジネス的にシビアに見ます
    個人的にはゼレンスキーの話術で一時凌ぎが出来る可能性は高いと見てますが25歳以下動員やハンター・バイデンへの追及などトランプを納得させるだけの対価をウクライナ側から示せなかった時は、あっさり切られそうな気がします

    20
      • toto
      • 2024年 11月 07日

      >ゼレンスキーの話術で一時凌ぎ
      問題はその間に、クラホヴェ、ソレダル、ディミトロフなどが凌げないことかと。主要都市が次々に陥落する中で、支援継続を訴えても【ビジネスマン】に投資を続けさせるのは無理がありすぎます。トランプ政権始動は1月20日からですが、それまでに東部戦線はどれだけ悪化していることか。兵士不足問題は何も解決されていないので。

      35
      • 2024年 11月 07日

      勝利宣言の演説で戦争は止めると言ったので停戦圧力は強まるしゼレンスキーが応じないなら見捨てると思うな。
      前任期の時もシリア反体制派の支援は停止したしアフガンではタリバンと米軍撤退合意した。
      前政権時代の戦争は終わらせるのがトランプのやり方。

      34
      • 774
      • 2024年 11月 07日

      元トランプの部下がバラしてますがトランプの傍若無人な振る舞いや無理難題、大言壮語は交渉術の一部なんです
      事前に交渉相手に「うちのボスは何を言い出すかわからんぞ」、と脅しておいて実際にトランプとの交渉に入るとトークの上手さと合理的な判断で
      「お宅のボスはなかなか話の分かる人じゃないか」と丸め込まれてトランプが本当に通したかった要求を飲ませると

      ゼレンスキーがトランプに丸め込まれるのはあっても逆はないかなと思います
      ゼレンスキーが過剰な要求をして相手から譲歩で何かを勝ち取ってるのを見たこと無いので

      44
        • マンゴー
        • 2024年 11月 07日

        海千山千のビジネスマンでずっと実務畑の人だったから、芸人兼政治屋のゼレンスキーが相手になるかというと、多分様々な条件を飲まされるか、いい様にあしらわれて終わりだと思うんだよなぁ
        大体その話術は味方ではなく、そろそろ敵に対して発揮しないといけない時期に来てるだろう……

        30
      • kame
      • 2024年 11月 07日

       2020年の選挙の際、トランプ前大統領の協力要請を当時はまだ大統領候補だったゼレンスキー大統領は拒否した過去があります。俗っぽいですが、この一件を恨んでいる可能性もあるので私達が予想しているよりも一方的にウクライナ支援を停止する可能性はあります。勿論、表向きは「金にならないから」という体で行うでしょうね。

      28
    • 名無し三等兵
    • 2024年 11月 07日

    これ以上、西側陣営がロシアを弱体化させる為にウクライナに代理戦争を続けさせる事は
    ウクライナ自身の為にもなりません、これを契機に即時停戦へ動く事を強く望みます
    ウクライナへこの決断を迫る為に米国が軍事援助を即時停止するのは、いい加減支援疲れ
    の出ている同盟諸国も追従するでしょうし、ウクライナにとって継戦する生命線ですから
    最も効果的と思います(てか、それしかないでしょう)

    問題はもう一方のロシア側です
    これに対しては停戦を受け入れないなら米国・NATO・同盟国軍全てをもって直接参戦
    すると強い決意を持って交渉のテーブルに着く様に迫るべきです。
    ロシアの明白な侵略行為に対して毅然とした態度を取らずに、ここまでだらだらと流血
    を許した責任は西側陣営にもあります、我が国も含めてそれぐらいの覚悟を示して欲しい
    もんです。

    問題の停戦ラインですが、開戦前のラインへ押し戻す事が現実的かと思います、さすがに
    ウクライナが望む2014年ライン(つまりクリミアの奪還)までは面倒見られないでしょう
    それをやったら力による現状(開戦時の)変更を西側がやってしまう事になります、西側が
    介入して停戦ラインとするなら2022年の開戦時と思います。

    ただ、そうなるとその時点でドンパチやってた東部2州の帰属問題をどうするかですが
    妥協案としてはロシアに東部2州から完全に手を引かせる代わりにクリミアの現状支配の
    継続を認めるか(正式領土として認める訳ではありません、あくまで現状を認めるだけです
    それでもウクライナは納得しないでしょうけど)
    ロシア側は停戦を受け入れる条件としては東部2州とクリミア領有を求めるかもしれま
    せんが、これはこの侵略戦争を半ば肯定する様なもんで論外と思います

    ウクライナが海外支援なしで単独でもロシアと戦う決意を示して西側停戦案を蹴るかは
    やはりクリミアが焦点になると考えます、ロシアがクリミア含めて諦めるのが一番ですが
    それはそれで今度はプーチンが手放しません、やはり焦点はクリミアになるでしょうか。
    最終的には双方がテーブル蹴って「じゃあ後は2国間で勝手にいつまでも続けてろ」(トランプ)
    となるのが最悪なパターンかもしれません。

    以上、素人考えでしたが、とにかくどんな形にしろ、これ以上の戦争継続は両国の国民にとって
    不幸でしかありません、根っこは同じ(互いに家系図を遡ればばどっちかに親類がいる国です)
    なんとか一刻でも早く終わらせて欲しいと思います

    5
      • toto
      • 2024年 11月 07日

      >この侵略戦争を半ば肯定する様なもんで論外と思います
      イスラエルの自衛権に基づくレバノン侵攻を黙認している最中では、別の意味で論外になってしまうかと。
      大前提として、ウクライナ戦争とガザ・レバノン戦争をもって、「侵略戦争は悪」という考え方は建前論レベルで崩壊してしまいました。「自衛のためと言い張れば侵略は正当化される」世の中です。アメリカが後ろ盾となっているイスラエルが世に広く示しました。悲しく残念なことではありますが、もうそういう世の中になってしまっています。(数年前までは、実態はともかく建前では侵略は悪でした)
      【侵略は悪が建前と出来た時代に戻したい】と願うことは悪いことではありませんが、願望に沿って政治を行うとゼレンスキーの二の舞になります。厳しい現実を直視した上で、軍事力に基づく現状制圧地域の黙認がせいぜいでしょう。

      54
        • 匿名
        • 2024年 11月 07日

        イスラエルのパレスチナやレバノン侵攻の方は全面的に支持(しかもレバノンはアラブ諸国だけど一応同じ西側陣営)しているダブスタ姿勢が西側の求心力低下を招いている訳ですし。

        43
          • 青空と小麦畑
          • 2024年 11月 07日

          これがあるからハリスに勝って欲しかったんよ…
          共和党は大のイスラエル贔屓なわけで、これでは貴重な武器弾薬が全部中東の虐殺劇のために使われてしまう。いくらゼレンスキーが嫌いの人が多かろうと、ネタニヤフと比べたら絶対的にマシであることは間違いないのだから、支援先を見誤ってはならんのです。

          16
            • toto
            • 2024年 11月 07日

            文脈がアメリカ人向けなのか、日本人向けなのか、普遍的人類向けなのか、ごっちゃになっている気がします。合衆国選挙は、アメリカの国益を最大化する指導者を選ぶものであって、EU大統領や国連議長を選ぶものではありません。
            そも、戦争に反対する立場ならどちらにも虐殺の兵器を送るべきではないですし、国益で考えるならゼレンスキーもネタニヤフも同じくらい無能で好戦的で政権がガタガタ。個人的な意見を述べるなら、“どちらも政権能力が低すぎて軍事支援に値しない。まずは米軍自身の力でアジア太平洋とスエズ運河の物流安全保障に尽力すべき”です。東欧はロシアの影響力が強く、中東は複雑すぎる。

            32
      • 赤狐
      • 2024年 11月 07日

      そもそもウクライナがイスラエルを支持しているのです。
      だから、「明白な侵略行為に対して毅然とした態度」を取る意味も全くありません。
      ウクライナ自身が侵略行為を肯定しているのが現実ですし、何ならミンスク合意の時の話も引っ張られます。
      ウクライナには道義的正当性すら実の所無いのです。
      ロシアをはめてやったと思ったら失敗してどうにもならなくなっただけ。それが実相です。
      一般のウクライナ市民がこれに怒っても無理ないですし、その権利もありますが、ミンスク合意が事実上ロシアを挑発して戦いに引き込むための前期段階であったとバラされても「ウクライナ市民がその事について怒ったわけではありません」ので。
      勝てると思っていた時は「よくやった!」だったのです。
      情けない話ですが、ただの甘い見通しが外れただけなので、この後は「ロシアの慈悲」に縋るだけです。ウクライナに出来るのはそれだけです。西側はトランプ以外は「死ぬまで戦え」ですので元々そんなものはありません。

      62
      • 七志
      • 2024年 11月 07日

      >問題はもう一方のロシア側です
      >これに対しては停戦を受け入れないなら米国・NATO・同盟国軍全てをもって直接参戦
      >すると強い決意を持って交渉のテーブルに着く様に迫るべきです。

      そんなことアメリカ一国で決められるものではないですし、「よろしい、ならば核戦争だ」となる可能性もあります。
      ウクライナのために血を払う必要性があるか、という問題にヨーロッパ含めて各国がNoと言っているのが現状です。そんな中でわざわざ血を流しかねない判断を各国の国民が飲むとは思えません。
      せいぜい、ウクライナを滅ぼす勢いで侵攻を強めるのであれば、NATOは自衛として、ポーランド、バルト三国、フィンランドに部隊を展開せざるを得ないと言うくらいではないでしょうか。
      バルト三国〜フィンランドにNATO大部隊が展開すると、サンクトペテルブルクが脅かされるので、それなりの抑止にはなると思います。

      ただ、クルスク侵攻をダシにハリコフ、スームィは取られるかもしれませんが。
      アメリカが支援を止め、西欧も追従すればただでさえ崩壊しかけているウクライナ防衛線は圧力に耐えられなくて崩れ去るでしょうし……

      26
        • ak
        • 2024年 11月 07日

        >NATOは自衛として、ポーランド、バルト三国、フィンランドに部隊を展開せざるを得ない

        仮にそれやっちゃうと、政治的以前に「経費的」にずいぶんな重荷になると思いますが、今のマイナス成長が見受けられるようなEU諸国、特にドイツ辺りにそんな事が出来ますかね?

        しかもその為には国を空にしない為の国内用の後詰めも用意しなけりゃならない。以前戦争研究所だかはロシアはウクライナ戦争後数年で再侵攻の用意が出来るがNATOは最低でも10年以上はかかると言ってましたが、その辺りから考えても、NATO軍の前進配備は経済的・人員的に「実質無理」なんじゃないかと思いますが。

        特にトランプは、アメリカのNATOからの脱退とかまで言ってましたし、なおさらです。

        10
          • 七志
          • 2024年 11月 07日

          文脈が分かりにくかったようですね。

          何も私は恒久的に展開する必要は無いと思います。
          ただ、在欧米軍やNATO軍の演習をバルト三国やフィンランドで大々的にやる、もしくはやる準備をする(少なくとも次年度以降になりますが)だけでロシアに対応を強制できますし

          大規模演習からの侵攻はロシアがやったように可能性を捨て切れないですし、比較的短期間でNATO軍をロシア国境に展開する能力を見せるだけでもロシアに対する圧力にはなります。
          本邦はのんびりしてますが、管理人様が以前挙げた記事にあるように、ヨーロッパ諸国は国防費上げたり、徴兵制復活させたりと必死なので、それが実行力あることを示すことも戦略的抑止には繋がるでしょう。
          これはあくまでウクライナという緩衝地帯を無くすなよというアピールまでしかいかないですが。

          5
            • ak
            • 2024年 11月 08日

            それこそ財政的にますます自分の首を絞めるだけの行為にしかならないと思いますが、しかも戦争の機運を自ら高めるような火薬庫の隣での火遊びそのものにしか私には思えません。

            NATOとEUにとって「現時点」で最善の手は「お互いに無かったことにして、ロシアにニコニコと手を差し伸べる」事だと思います。

            向こうから友好的な姿勢を示されれば一方的に攻撃的になる事も出来ません。少なくともプーチンは「西側と対立するつもりは無い」と明白に言っています。
            それで失われるのは「たかがウクライナの土地と利益」程度なので西側にとっては安いものでしょう。

            必要な軍事力とそのための経済力は、それで時間を稼いだ十数年でやればよい事です。

            9
      • 名無し
      • 2024年 11月 07日

      この戦争を終わらせるには、ウクライナ側が、あなたの言う「論外な」解決案を呑むしか無いんですよ。
      負けてる側から申し出る講和というものがどんな過酷な現実かは、「モスクワ講和条約」で調べると、痺れるほど理解できます。

      43
      • 舎人
      • 2024年 11月 07日

      全面的な軍事支援の停止をアメリカやEUが本当にやってしまえばウクライナ軍は実質的に活動停止に追い込まれるのでロシアは停戦する動機づけを失ってしまい停戦交渉どころでなく全面的な占領を待つだけになってしまいます。なので、停戦交渉のために最低限の支援は不可欠ですし、少なくともヨーロッパ諸国はその線は維持すると思います。

      あと、交渉時に西側諸国が参戦するような強い決意というのはありえません。西側諸国に参戦の意思がないのは散々示されています。そのような前提で考えるのはどうかと思います。

      停戦ラインもロシア侵攻前の状況というのも東部地域の帰属もロシアが飲むとはとても思えませんし、西側諸国にはロシアに無理やり飲ませる力もありません。ロシアに飲ませることができない停戦案では意味がありません。

      法で解決する場合は法の正義というものがあり公正、公平な解決が目指されますが、戦争による解決はひたすら力による解決です。侵略戦争を肯定できないからという理由で戦争による結果を覆せるなら誰も苦労しません。

      40
        • 赤狐
        • 2024年 11月 07日

        大体同意です。
        ウクライナ軍が戦えなくなってしまえばロシア軍は止まる動機がなくなってしまいます。
        (もうそろそろ終わってもいいかな?)とプーチンや軍中枢が考えても、ロシア国内の極右が「取れるだけ取れよ!」って言うでしょうし、またそれに対して「いやあもういいので」ってなかなか言えません。
        特に今の状態ではロシア国内の極右が「まあええわい」になるとも思えない。
        だからウクライナ軍は停戦を狙っているとしても兵力の無駄な消耗は抑えなければいけないのです。
        再三書き込んだ事がある「オデッサまで取れば終わるのでは?」というのはそこまで取ると、もう後は比較的ロシアが統治しやすい、しかも軍事戦略的にも意味があり、経済的にも意味がある場所がほぼ無くなるからです。
        こうなると極右も(出来ればもっと蹂躙して欲しい……)って思っていても、「これ以上の戦いはロシアも消耗するし無益だ」って言われると抵抗する理由が無いので「わかったよ……、じゃあここで停戦に俺達も賛成……」になると思うんですね。
        抵抗力がなくなったら多分こうなってしまいます。だからそうならないくらいの支援は結局必要です。
        しかし、それも現在のウクライナ軍の部隊がある程度維持されてる事が条件です。それは新兵では完全には代替できません。停戦するためにも戦線を整理して部隊を温存させないといけない。
        だがそうなるでしょうか、と言う問題です。
        クルスクで大損害が出て、ポクロフスクを結局取られたらどうなるか。
        その時にウクライナ軍全体の士気がどうなっているか、これが問題です。
        トランプが勝ったという以上に共和党が圧勝したのでこれから大規模な梃子入れがウクライナ軍になされる事が無いのはウクライナの兵隊の方が良くわかっているでしょうからね。

        19
          • 舎人
          • 2024年 11月 07日

          おっしゃる通りウクライナ軍の士気は今後極めて重要な問題になってくるでしょうね。
          トランプ次期大統領が突然ロシアを潰せとでも叫ばない限りウクライナ軍の誰もがウクライナ支援の縮小を思い浮かべるでしょうし、ウクライナの負けを確信するでしょう。脱走や投降も相次ぐでしょうし、命令に従わないことも増えるでしょう。
          軍としての機能を維持するのは並大抵のことではないですが、何とかしないと本当にウクライナという国の終わりですからね。

          停戦はある程度拮抗した勢力間でなされるものであり、完全な敗北が誰の目にも明らかになってからの停戦なんて条件闘争のしようもないですし悲惨の一言です。
          だからあれほど(略)

          17
      • ザコ
      • 2024年 11月 07日

      >問題の停戦ラインですが、開戦前のラインへ押し戻す事が現実的かと思います

      失礼ですがこれを現実的と仰ってる時点で停戦不可能って言ってるのと同義な気がします

      62
        • 弾薬はどこだ?
        • 2024年 11月 07日

        100%無いけど仮にロシアがそれ飲んだら東部前線で戦ってきたロシア兵全員ブチ切れ案件でプリコジン化待ったなし。

        29
      • やみと
      • 2024年 11月 07日

      欧米がウクライナのために何十万もの命を捧げたいわけがないだろう
      そして実際にやったとしても必勝の確信はないし、同時に中国とイランも全力でロシアを支援する
      二国は別の方向で戦争を始めるかもしれない、欧米は三つの戦場に同時に対応する能力がない……

      21
      • NIVEA万能論
      • 2024年 11月 07日

      >問題の停戦ラインですが、開戦前のラインへ押し戻す事が現実的かと思います

      現実味が皆無でロシア側に200%断られる要求ですがどうやって飲ませるおつもりで?
      例えるなら1945年の大日本帝国が「アメリカ軍は絶対国防圏の外まで撤退しろ、それなら停戦に応じる」と言ってるようなものですが、貴方はその条件で停戦を成立させられると思っているのですか?

      46
        •   
        • 2024年 11月 07日

        なんか皆んな厳しいな。 でも、西側やウクライナ政府と支持者が、ご都合者で甘い考えなのを忘れてはいけない。
        彼らの言う現実的なは、意外とこんな感じなのかもしれない。少なくともウクライナが勝つよりも現実的だろう。

        つまり、アメリカが支援を縮小させても、ダラダラと戦争が続く可能性はある。兵士不足でも武器不足でもね。兵士と領土を失い続けてもね。 日本の場合、天皇陛下がご決断された訳で。ナチスはベルリン陥落まで行った。ベトナム戦争もホーチミン陥落まで続いた。アフガニスタンの社会主義政権も意外と最後まで戦った。

        11
      • Hakugen
      • 2024年 11月 08日

      NATOが「ロシアが停戦しなければNATOは参戦する」なんて、言える訳がないし、万一言ったところでロシアは「じゃあ、かかってこいよ」と売り言葉に買い言葉を返すだけです。
      核ミサイルを撃ち合ってロシアに勝つのですか。全然現実的とは思えませんね。

      ウクライナの領土にしても、ロシアが戦場で勝っていて支配地域を拡げているのに、既にロシア領土として決定した土地をウクライナに返す訳がないでしょう。
      やはり全然現実的とは思えませんね。
      むしろウクライナは、ハリコフやオデッサ等の他の地域を賠償として差し出す羽目になる可能性さえも十分あるのですが。現状認識が甘過ぎるのでは。

      12
    • 匿名
    • 2024年 11月 07日

    だからトランプ一人に誰も彼も過剰に期待し過ぎじゃない?確かにバイデンの四年間の反動とはいえ。

    19
      • toto
      • 2024年 11月 07日

      仰る通り、過剰な期待値である点は多いと思います。
      ただ、レーガン、父ブッシュ、クリントン、子ブッシュ、オバマ、前トランプを見ても、アメリカ大統領の意思決定は世界バランスを変えうる発言力を有しています。今はまだ、中国を唯一超える軍事経済力があるのも事実。
      バイデンがジェラルドやカーター並みに“何もできない”一期大統領でしたから、「本来の仕事に戻れ」と多くの方々が思うのも無理ないかと。なにはともあれ、トランプは二期目に入り、基盤は割としっかりしてます。

      29
        •      
        • 2024年 11月 08日

        バイデンは何もできない大統領じゃなくて、問題を引き起こす大統領。
        バイデンが問題を解決するのではなく。バイデンこそが問題。

        6
    • ケン
    • 2024年 11月 07日

    トランプ氏の動向に注目が集まりがちですが、今回の選挙は共和党の大統領候補が大差で勝利し、上下院ともに共和党が優勢ということが重要に思えます。米国民が民主党バイデン政権に明確なノーのメッセージを発したという意味ですから。
    トランプ政権がウクライナ問題をどう着地させるかは予断を許しませんが、少なくとも対ウクライナ支援は縮小・停止への流れは避けられないと考えられます。

    40
    • ドラマティックな展開は起こりえない
    • 2024年 11月 07日

    トランプ当選でウクライナ戦争が終結に向かうことは間違いないだろうが、急に支援が全て停止し、ウクライナが直ちに崩壊するようなドラマティックな展開は起こりえないだろう。まだ2.3年、ズルズルと紛争は続き両国の損害が増え続けるのでは。
    良くも悪くも、ウクライナ支援に関する関心度は米国では低下している。選挙戦初期こそトランプのウクライナ支援停止発言が目立っていたが、選挙戦終盤ではニュースソースを見てもほとんど触れられた痕跡がない。
    恐らく新たなウクライナ支援は見込めないだろうが、弾薬、保守、スペアサービスといった最低限の支援は細々と継続されるのではないだろうか。
    トランプはモンロー主義だ。ロシアに対してディールを持ち掛け、応じなければ長距離兵器をウクライナに供与するといったこともあるかもしれない。トランプにとって最重要課題は経済だ。既にロシアとの関係が好転しようがしまいが、経済的な影響は無きに等しい。トランプにとって欧州の緊張が高まろうが、どうでも良いのだから。

    19
      • 名無し
      • 2024年 11月 08日

      アフガン再来でも驚かないわw

      4
    • 名無しパン
    • 2024年 11月 07日

    トランプはなんだかんだ平和主義だし、ロシアも70万人死傷者がいて泥沼のベトナム戦争を続けたいとは思わないだろう。AIの進化で無人兵器導入で朝鮮戦争の再来なんてことになったら目も当てられない。技術的なハンデがあるロシアにとって時間はロシアの味方をしないと判断するのは当然のことだ。トランプが泥をかぶってくれるならこんな戦争さっさと一抜けしたいと思ってるに違いない。

    4
      • kitty
      • 2024年 11月 07日

      無人殺傷兵器(LAWS)がなんだか制限条約ができそうなので、実戦でフリーハンドでロボット兵器を投入できる最後のチャンスかも。
      まあ、そんな人道的wな条約ができたところで、いつものように韓国あたりは加盟しないだろうから、かまわず今後も開発しそうですけど。

      4
      • やみと
      • 2024年 11月 07日

      世界の民間ドローン市場の8割を占めるDJIは中国の会社
      軍用無人機の実戦経験が最も多いのはヒズボラとフーシ派の背後にあるイランだ
      そして、AI技術でリードできるとしても西側の生産能力がネックでしょう

      7
      • Hakugen
      • 2024年 11月 08日

      ロシアは時間が経つほど有利になります。
      ロシアの技術的なハンデなどはありません。

      8
        • 通りがかりさん
        • 2024年 11月 08日

        量そのものが質となると言われたドローンウォーでは過剰な技術的な質はマイナスとなるというのにね。米軍も当然のように方向転換しているし。

        4
    • 理想はこの翼では届かない
    • 2024年 11月 07日

    アメリカの支援は死んだんだ
    いくら頼んでももおかわりは来ないんだ
    もうあの時間は終わって、ゼレンスキーも停戦と向き合う時なんだ

    43
      • 未来日記
      • 2024年 11月 07日

      トランプの「俺だったら24時間で戦争を終わらせる」という言葉の意味はもっと深刻で、
      ウクライナ戦争の開始当初から、実際にウクライナ軍に各種の諜報情報を与えスパイ衛星からの軍事標的の位置情報や作戦指導などを行ってきたNATO(実質的に米軍)の活動を全て停止し完全にウクライナから手を引く、という意味だとしたら、
      ウクライナの迎えるのは、それこそ1976年の南ベトナム型の、あるいは2017年のアフガニスタン型の結末で、早ければ来年前半にもNATO軍事顧問団の撤退を見計らって、ロシア軍のウクライナ残部への全面侵攻→ゼレンスキーら政権幹部のキエフからの逃亡もありうるのはないかと。

      18
        • 匿名
        • 2024年 11月 07日

        支援者にイーロン・マスクがいる事も興味深いですね。
        ウクライナ側の情報インフラの生命線と言えるスターリンクのサービスを制限するだけで、作戦行動を根本から崩せてしまう訳ですから。

        19
    • 58式素人
    • 2024年 11月 07日

    米国で成立したレンドリース法は、一度も使われていないのでは?。
    ウクライナの財政事情からすると、なかなか難しいでしょうが。
    思うに。レンドリース法の再適用をするのでは。
    金利は無し、長期ローンで。たとえ100年掛かっても?。
    提供した武器類については、使用制限無しで?。
    素人はそう思います。
    例として、日本の場合、日露戦争時の借金を返し終えたのは、
    太平洋戦争の終戦後、かなり経ってから、と憶えています。
    借金の返済をしてもらうために、西側は、戦後多額の投資をすべきでは。
    WW1に負けたドイツに、米国は多額の投資をして経済復興をさせ、
    巨大な賠償金の返済の一助にしていたと憶えています。

    5
      •  
      • 2024年 11月 07日

      トランプは自分の任期中の功績にしか頭にないからそんな気の長い話には絶対に乗らない。

      12
        • 58式素人
        • 2024年 11月 07日

        金額に依るのでは?。
        それと、現金で保管装備を大量に購入された場合、
        当然、大量の補充発注が米国内に発生するのでは。

        3
      • NIVEA万能論
      • 2024年 11月 07日

      100年どころか10年後に残っているかどうか分からない国相手にそんな事はしないと思いますよ。

      16
        • 58式素人
        • 2024年 11月 07日

        日露戦争の時の日本も、
        良くて相打ち、負ければ占領される、
        と言うのがもっぱらの予想だった様です。
        ですから、今回もウクライナ次第では?。

        4
      • アイアン
      • 2024年 11月 07日

      そんなことをするより、ロシアとディールした方が利益に繋がりそうなので、厳しいのでないでしょうか?
      また、金利なしということはインフレしていく中で事実上の借金の棒引きになるのでトランプ大統領はやらなさそう。
      そして何より、優先順位はイスラエルなのでウクライナに防空ミサイルなどの装備が回ることはないと思われます。
      あと付け加えるなら、平時における武器の急激な増産は不可能ですし、防衛産業も、不良資産を抱えるリスクは取らないでしょう。

      11
        • 58式素人
        • 2024年 11月 08日

        ディールはすると思います。ロシアに不利な形で。
        米国の現在の最終目標(敵)は中共打倒?ですから、
        そうした戦略の中で処遇はすると思います。
        ただし、多分、1991年の国境線で。
        中共を睨むと、しばらくの間、武器需要は旺盛、と想像します。
        こちらも準備を含めて10年単位で時間は掛かるのでは?。
        中共包囲網の形はまだ完全には見えていませんが、

        1
    • あさり
    • 2024年 11月 07日

    これ企業側がトランプによる報復を恐れて契約書にサインしないと思う

    16
    • Poles
    • 2024年 11月 07日

    ここまで長かったなあ

    15
    • 会社主義労働英雄
    • 2024年 11月 07日

    ゼレンスキー大統領・現政権にとっては
    本当に時間切れといったところでしょうか。
    世界有数の強大な軍隊であるロシア連邦軍に対して
    曲がりなりにも抵抗できたことは称賛に値します。
    しかし、ウクライナ人は戦後を考えるべきです。

    17
      • cosine
      • 2024年 11月 07日

      これから戦◯するなんてのはいよいよ悲惨過ぎるし何よりアホらし過ぎるので、なんとしてでも逃げ延びてほしいですね…

      19
      • やみと
      • 2024年 11月 07日

      称賛に値するかどうか
      最初はロシアがウクライナを甘く見ていたのかも。しかし22年下半期には、20万未満のロシア軍が防御線を収縮させた後に60万のウクライナ軍を防ぐことができ、その軽視も無理はない
      その後、ロシア軍は徐々に60万人に増加することができ、ウクライナは必死になっても100万人しか集まらず、その後も削られ続けた
      60万人のロシア軍の3倍以上の数を集めることができない時点で失敗は決まっている、あとはもっと無駄死にするだけだ
      「光栄に思うがいい!この変身まで見せるのは、貴様らが初めてだ!」180万人が集まってもこんなことになるかもしれないが……

      18
      • toto
      • 2024年 11月 07日

      >曲がりなりにも抵抗できたことは称賛に値します。
      抵抗できたことだけで称賛に値するなら、南ベトナムやアフガンの傀儡政権も称賛に値することになるんじゃないかと。やるべきは初期での停戦努力であって、無益な抗戦と汚職と大本営発表、クルスク侵攻ではなかったはず。
      過去の例ですが、世界最強の米軍に抵抗できたからと、大日本帝国の指導層を称賛に値するとは極東国際軍事裁判で誰も言いませんでした。抵抗を続けた者への評価は“戦犯”です。

      35
        • ろみ
        • 2024年 11月 07日

        キエフ速攻の意図を挫きイスタンブール合意の交渉テーブルにつけたのですからこの時点までは、間違いなくウクライナ軍は善戦し大統領府もそれを停戦努力へ繋げる事が出来ていました
        ここで終わっていれば全面的に称賛に価したのですが問題はそのイスタンブール合意を西側諸国に唆されてトルコの面子を潰す形でご破談にしてしまった事でしょう
        思えば侵攻開始時のラインまで戻せればOKと言っていたゼレンスキーがクリミア奪回などと言い出したのもこの頃からなので西側諸国が味方するのならロシア相手に反転攻勢を成功させ2014年の国境まで領土を回復させ完全勝利という幻想に取り付かれてしまったのだと思います
        現実は西側諸国全体よりもロシア単国の方が兵器供給能力が上であり兵員補充はそもそも人口差からロシアの方が優位な為にこのような事になっており今頃、停戦努力をしようにもイスタンブール合意を握りつぶしたゼレンスキーの責任追及は免れないでしょうね

        36
      • ななし
      • 2024年 11月 07日

      すみませんが、賞賛しても誰も納得しないし得もない
      ウクライナ人が戦後を考えることはおっしゃる通りで
      我が国も他山の石としなければなりませんな

      我が国や韓国・フィリピンは台湾問題に引き摺りこまれて
      ポーランドやバルト三国・北欧のようにみかじめ料を払う
      ことはごめんです。なぜ中国の内政問題に片足突っ込むのか

      シーレーンはそもそも中国に敵対しなければいいだけの話、
      尖閣の守りを固めればそれで済むのです

      18
        • なんとも
        • 2024年 11月 07日

        台湾問題に関してはウクライナと並んで意味不明な気がします。
        「戦は義でなく、利でやるものぞ」さる小説のセリフですが、現状をこれほど的確に表している言葉もないです。ウクライナも台湾もリベラルデモクラシーのためという大義名分でやってるだけなんですよね。(なお、その意味はアラブ人を人間扱いしないというお寒い内容ですが)

        ハリスの敗戦も結局は内輪受けだけを狙った結果という結論が出始めたみたいですし、ウクライナや台湾も延長線上です。
        労働者を見捨てて敗戦した民主党や外国のお仲間がグローバルサウスを見捨てた結果がウクライナ敗戦。出来過ぎに感じます。

        5
    • ななし
    • 2024年 11月 07日

    戦前から東へNATOを拡大し、ヌーランドはクッキーを
    配りせっせとウクライナに軍事支援を行い、北のヒグマを
    挑発し続け、激怒させた挙句ウクライナを見捨てると

    紛争が終結に近づいたのは歓迎すべきことですが、
    まあいつものアメリカ鬼畜ムーブですな

    35
      • 緑茶
      • 2024年 11月 08日

      とは言ってもズルズル続けて一部の者以外不幸になるより、憂いを絶った方がマシな状況かと思いますね
      そもそも計画したのは上層部でしょうし

      2
    • のー
    • 2024年 11月 07日

    勝手な妄想です。
    もし当たってたらほめてくださいw
    ウクライナ戦争を短期間で停戦に持っていけそうな方法。
    朝鮮半島方と似たような状況になりますが、停戦ではなくて終戦で。
    ウクライナ東部をロシアに割譲、その代わり西側にはNATO軍駐留かNATO加盟で安全を保障する。
    飲まなければ支援打ち切りとなれば、ウクライナは飲むしかないでしょう。
    ロシアが渋るかもしれませんが、停戦に応じなければウクライナに核兵器を渡すと脅す。
    そこまで言われると、ロシアも飲むしかなさそうです。
    もしロシアが飲まなかった場合、核戦争になり、ウクライナとロシアは壊滅的な被害を被ることになりますが。
    トランプならやりかねない。

    2
      • 名無し
      • 2024年 11月 07日

      NATO側がやるメリットが、何もないですね。
      NATO側のメリットは、ロシアとの接触面をなるべく減らすことが、もっとも利益に叶うところですが、
      駐留なんてしてしまうと、ロシアとベッタリじゃないですか。
      100円のメリットを得たいがために、100万円支払うようなもんですね。

      23
        • のー
        • 2024年 11月 07日

        フィンランドもスウェーデンもロシアべったりだけど、NATOに加盟しましたよ?
        ウクライナという緩衝地帯があるメリットは非常に大きいと思いますけど?

        3
          • なんとも
          • 2024年 11月 07日

          空想的な案ですね。戦争の継続は経済的な土台と生産力であるという前提が外れています。

          フォークランド紛争や湾岸戦争も経済的理由で終わったのです。NATOが実戦体制で継続的に駐留など耐えられるはずがない。
          北欧やバルト三国も当然負担しますが、特に北欧は高福祉高負担が崩壊する負荷に耐えられません。

          現在ですら、世論がついて行かないのに、もっと負担をと言われたら各国とも政権崩壊しますね。今でさえそうですから。民意がないと戦争できないのが民主主義なので。

          10
          • ななし
          • 2024年 11月 07日

          >フィンランドもスウェーデンもロシアべったりだけど
          え?さすがに事実誤認では

          歴史的には何百年もバチバチやってきた関係ですけど

          11
            • バーナーキング
            • 2024年 11月 07日

            分かりにくいけどここでの「ベッタリ」は「地理的な接触面の多さ」の話だと思いますよ。

            >ロシアとの接触面をなるべく減らすことが、もっとも利益に叶うところですが、
            駐留なんてしてしまうと、ロシアとベッタリじゃないですか。

            15
      • ななし
      • 2024年 11月 07日

      ロシアの前提条件の一つがウクライナのNATO非加盟です
      ここでは散々ミリオタニキが議論されていますが、
      ロシアの目標は以下です
      ①ドンバスの完全制圧+緩衝地帯を削り取る(これは後出し)
      ②ウクライナのNATO加盟阻止
      ③ウクライナの軍事的無力化

      >ロシアが渋るかもしれませんが、停戦に応じなければウクライナに
      核兵器を渡すと脅す。そこまで言われると、ロシアも飲むしかなさそうです。
      もしロシアが飲まなかった場合、核戦争になり、ウクライナとロシアは
      壊滅的な被害を被ることになりますが。

      核戦争になれば、ロシアにとって極東最大の軍事基地がある我が国は
      真っ先に標的です。あなたの頭上に核弾頭がやまほど降ってきます

      20
        • 伊怜
        • 2024年 11月 07日

        核兵器をウクライナが使うとしたら標的はモスクワ一択で、そうなると仮にも戦時下においてモスクワとの定期通信が途絶えた戦略原潜は間違いなく一斉に核兵器を使用するだろうな
        もちろん標的は日本を含む西側諸国の主要都市だ

        21
    • 2024年 11月 07日

    なんで核戦争でロシアとウクライナに限定した壊滅的被害が起こるんだろう。仮にウクライナとロシアのみ壊滅する条件でもこの2カ国がそうなった場合でも世界的な損失が発生することくらい想像してから妄想してもいいんではないか?
    衣食住、及び人間という資源がなくなるというのに。

    22
      • やみと
      • 2024年 11月 07日

      彼らの脳では、ロシアは蛮族以下のNPCエネミーにすぎない
      ロシアが「いったいどの野郎がウクライナに核を渡したのか」を考えず、ウクライナだけに報復していると考えるのは、彼ら自身の思考力をある程度反映しているのだろう

      21
    • cosine
    • 2024年 11月 07日

    露極東や中国に米欧の戦略核攻撃が通ったら、日本は直接核を撃たれたのでなくとも終わります。
    核戦争になった上で日本が生き残れる方法とは、皮肉なことに、露中側が核が1発も喰らわない完封勝利をしてくれることが最低条件なのです。
    近隣の核保有国(露中)が遠方の核保有国(米英仏など)を完封してくれることが不可欠なのです。

    13
    • 難しい
    • 2024年 11月 07日

    失礼ですが日本の国防的には今の状態でウクライナ-ロシアでずっと消耗戦しているのは
    東側同士、敵国同士が勝手に闘って大変結構だと思います

    まさかウクライナ+アメリカのインテリジェンス+西側の旧世代兵器でここまでロシアを消耗させれるとは
    当初だれもおもってなかったでしょうから…

    3
      • アイコス
      • 2024年 11月 07日

      またロシア削ってるから有益論者か。タダで消耗させているならともかく、命より重い高額な西側兵器がどんどん消耗しているわけだが。産業基盤が破壊されなきゃ数年経てば元通りよ、寧ろ実戦経験を積んでしまったので修練されたまである。死傷者数も人口ピラミッドを変えるのには程遠い。

      20
      • やみと
      • 2024年 11月 07日

      >>西側の旧世代兵器
      それに代わる新世代兵器はどこにあるのだろうか
      米国にはMBTの生産ラインもなく、ドイツでは毎年1桁のMBTしか生産できない
      NATO全体の大口径砲弾の生産量の総和はロシアよりはるかに悪く、在庫も空っぽになった
      多くのミサイルの消費も補充速度をはるかに超えており、ミリー氏は悲鳴を上げている

      17
      • gepard
      • 2024年 11月 08日

      北朝鮮がロシアの技術で格段にミサイル技術を高度化し、我々の人口密集地を守る防空ミサイルは枯渇していることはご存知ですよね?安価で大量生産可能な巡航ドローン技術を北朝鮮が手にしたらどうなるかも想像できますよね。

      今の状況でその認識は我が国周辺の安保環境の急激な悪化に対する認識が甘いのではないでしょうか。

      14
    •  
    • 2024年 11月 08日

    トランプを悪者に仕立てあげるのは簡単ですが、ウクライナを支援するために、米軍の在庫や米軍向けの生産能力の一部をウクライナ向けに割かないといけない状態を二年間も放置した事を棚に上げないで欲しいです。

    11
    • 暇な人
    • 2024年 11月 08日

    むしろ選挙で負けて退任する大統領が辞める前に全ぶっこみするのが問題なのでは?
    官邸機密費程度のはした金じゃないんだが
    イスラエルはどうでもいいが、フィリピンや台湾有事とかあったらほんとどうするんだろ。

    5
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