中東や中央アジア等を担当する米中央軍(CENTCOM)最高司令官のケネス・マッケンジー海兵隊大将は20日、下院軍事委員会の公聴会に出席して「我々は朝鮮戦争以来初めて完全な制空権なしに活動している」と驚くべき告白を行い注目を集めている。
参考:CENTCOM commander warns about Iranian drone threat during House hearing
UAVの接近を検出する技術を迅速に開発するため米国はあらゆるリソースを注ぎ込む必要がある
マッケンジー大将の警告はイランが偵察・監視や攻撃に使用している武装可能な小型もしくは中型無人航空機(UAV)のことを指しており「ウォルマートなどで購入可能することができ簡単に武器化できる小型のドローンや無人航空機の脅威を我々が正確に理解するにはまだ時間がかかる」と述べた。
さらに彼は「この様なUAVの接近を検出するのは困難で気づいたときには手遅れの場合が多く、これに対処するためのシステムや能力を獲得するため努力しているが十分なレベルに到達しておらず中東で戦う米軍とそのパートナーを危険に晒している」と警告、最優先で彼らを保護するための取り組みを推進すると表明。
補足:マッケンジー大将は以前、ウォルマートではなく「軍を最も安価に攻撃する兵器はコストコに売っている」と発言したことがある。
関連記事:米軍を最も安価に攻撃する方法を明かす米海兵隊大将、答えはコストコで売っている
下院軍事委員会の議員達はマッケンジー大将がイランの無人航空機に対する脅威を真剣に受け止めていることを評価して「私たちはUAVの接近を検出する技術を迅速に開発して完全な制空権を取り戻すため、あらゆるリソースを注ぎ込む必要がある」と軍の取り組みを後押ししている。
イランが開発した国産兵器はプロパガンダ的で怪しいものが多いのも事実だが同国の無人航空機技術や運用ノウハウについては米国だけでなくロシアも高く評価しており、特にカミカゼドローンと呼ばれる徘徊型UAVについてロシアメディアはイランと共同開発を行い技術を学ぶべきだと言っているほど評価が高く、無人航空機開発に本腰を入れ始めた北朝鮮もイランから無人航空機技術を獲得するため大陸間弾道ミサイル技術を差し出すのではないかと噂されている。
さらに興味深いのはマッケンジー大将の驚くべき告白後にイランが公開した動画だ。
参考:IRGC drones capture precise footage of US aircraft carrier
イランはホルムズ海峡を航行する米空母打撃群を無人航空機に搭載された光学センサーで捉えた動画を公開、イランの無人航空機は航行している米空母の真上を飛行して飛行甲板に並べられた艦載機をハッキリと捉えている=つまりイランはホルムズ海峡を航行する米空母打撃群をいつでも無人航空機で攻撃することができると言いたいのだろう。
今回公開された動画がいつ撮影されたものかは不明だが、この様なイランの無人航空機による米空母打撃群への接近はコレが初めてではない。
昨年9月にイランが公開した無人機によって至近距離で撮影された写真には米空母やアーレイ・バーク級駆逐艦が映っており、当時のトランプ大統領が海軍に対して撃墜を指示したのだが以降もイランの無人航空機接近を許しているのでマッケンジー大将の言う通り小型UAVの接近を検出するのは現時点において困難なのだろう。
ただ米海軍も無策という訳ではなく艦艇が海上で無人航空機による単独攻撃や小型UAVによるスウォーム攻撃を受ける可能性を想定して新たに開発した外付け用の電子戦モジュール「AN/SLQ-59」を優先的に日本を拠点として活動する第7艦隊所属艦艇に装備させているところだ。

出典:Hunini / CC BY-SA 4.0 第7艦隊所属のアーレイ・バーク級駆逐艦カーティス・ウィルバーに搭載されたAN/SLQ-59
興味深いのは米海軍の艦艇にはレイセオンが開発した高性能な電子妨害装置「AN/SLQ-32」が標準装備されているにも関わらず新たに外付けのAN/SLQ-59を追加している点で、これについて米メディアは「AN/SLQ-59の性能が公開されていないので米海軍の意図は不明だが、対艦ミサイルや巡航ミサイル等を電子的に無力化することに特化したAN/SLQ-32では中国が運用する無人航空機に対抗できないのではないか」と推測している。
さらに大西洋や地中海を担当する第6艦隊所属の艦艇向けにはAN/SLQ-62と命名された電子妨害装置が開発されており、敵の無人航空機を電子的に無力化するには標準的な電子妨害装置ではなく各国が使用しているUAVの特性に合わせてチューニングを施した専用の電子妨害装置が必要なのではないかと分析しているのが目を引く。
要するに中東地域を担当する第5艦隊は状況に応じて第7艦隊や第6艦隊から空母打撃群が派遣されてくるのでAN/SLQ-59やAN/SLQ-62の配備が行き渡ればイランの無人航空機接近を抑制することが出来るかもしれないと言う意味なのだが、問題は小型UAVの接近を検出して追跡できなければ照準を合わせることが出来ない=つまり物理的な排除手段を欠いているという点だろう。

出典:ZALA AERO ロシアのカラシニコフ・コンツェルンが開発した電子妨害の影響を受けない小型ドローン「ZALA 421-24」
最近当ブログが取り上げたように無人航空機は電子妨害に対抗するためGPS信号に依存しない航法システムや遠隔制御を必要としないAI制御を組み込み始めているので、いずれソフトキルと呼ばれる電子戦だけで無人航空機を制圧するのが難しくなりそうなのでハードキルと呼ばれる物理的な手段の開発が急務と言える。
関連記事:脱GPSが進む航法システム、ロシアが電子妨害の影響を受けない小型ドローンを発表
特に無人航空機は低コストが進んでいるので迎撃コストも重要なポイントで指向性エネルギー兵器が有望視されているが、電動推進採用が多い小型UAVは電波や赤外線による検出が難しいので「検出・追跡・照準」という3つの問題を解決しない限り実用性の高いハードキルは実現しない。
勿論、欧米を中心に様々な技術的アプローチが行われているので何れ「検出・追跡・照準」という3つの問題を解消して実用性の高いハードキルが登場すると思うが、マッケンジー大将は「UAVの脅威を打ち負かすシステムが運用できるようになるまで攻撃側に有利な状況が続く」と主張しているのでイランの無人航空機に苦しむ米中央軍の状況は当分続くのだろう。
今回は中東や中央アジア等を担当する米中央軍の視点で無人航空機の脅威を述べているので中国に触れていないが、中国を含む太平洋地域を担当する米太平洋軍も同様の問題を抱えているはずで第7艦隊も完全な制空権なしに活動していると言っていい。
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※アイキャッチ画像の出典:Fars News Agency / CC BY 4.0 イランの無人航空機 Shahed 129
米軍ですら手を焼く無人機に、自衛隊如きが十分に対応できるとは思えないんだけど。怖い。
困った時は『目には目を』の相互確証破壊。
こちらも相手と同じ手段を用意する。
付け焼き刃の対応ではありますが。
いつ誰がどこにどんな風に仕掛けてくるか分からないのに、どうやって「目には目」するんだろう。
「守るべき全て」に「目」を常時稼働状態で配置でもしとくの?
それは「目には目を」じゃなくて普通の防衛でしょ。
敵が日本を攻撃したときに相手国にもやり返せるようにしようって話。
長距離ミサイルや、攻撃用ドローンの配備とか。
UAV接近の検出か…それが出来れば苦労しないという話だなぁ
小型機で密かに敵地への侵入するのはUAVの強みの一つだし
それを潰すのはUAVを無価値にするに等しい試みだがどこまで迫れるのかな
有力な防空システムを有する国にUAVは通用しないって、誰がいってるの。
アメリカ以上の防空強大国があるとでも(笑)
UAV否定したいさんは、敵対するイラン沖に展開する米軍が油断してただの、いま戦時でないからだの、いくらでも根拠なき反論するからね
制空権とっていることを前提にしてるから防空が最先端というわけでは
なるほど、では米軍よりも整った防空システムでUAVに対処できる国はどこなんですかね
ほう、ではアメリカより上でUAVに対処できる国とは?
そのアメリカより最先端の国ってどこよ
地球上にはそんな国なくね?
そういうくだらない煽りはいいんで
ほんまそれな。バカが群がってて可哀想
単体の防空力で見たらアメリカは世界最強だろうが、そのシステムがマイクロUAVを探知できないって話してんのにな
そんな中、技術大国(笑)ニッポンは無人機を軽視するのであった…
もはや先進国の軍隊とは思えないレベルで遅れている
トルコあたりに頭を下げて助けて貰った方が良いんじゃないかね
それどころか民間での使用や開発を阻害してる感じがする
頭を下げても技術なんてもらえないよ。トルコが日本から提供してもらいたい技術がないと。
そういう意味でも軍事研究って安全保障面で重要なんだけど、日本には妨害しようとする人達がいるのが問題だよ。
日本にuavはそんな要らなくね、ドクトリン的に。
ゴースト的な無人機もまだ時間がかかるやろ。
そろそろ、ここのコメ欄もID付けるかしたほうが良さそうだな
無駄な煽りや荒らす意図しか感じないコメが増えてきた
というか事実だし反論のし様がない
日本にとって都合の悪い事=荒らしという発想の方が軍事を語るうえで邪魔でしかないから
つまらん自治気取りは勘弁しておくれ
如きだの(笑)だのが必要かって話だろ
他の国(特に特定の数ヶ国)に対してのそういう表現も溢れてるけど突っ込む人いないよね。
だから日本にもいいじゃんと言いたいのではなくて、理性的な言葉遣いをしてほしいと思う。
自分の首を絞めてませんか
ブーメランで言うと、最近の中国の言うことは全部ブーメランだよな。
君がインドネシアの潜水艦事故で韓国は関係ないだろって騒いでる人じゃないことを祈るよ
韓国を関係つけたい人ですか?
まずは潜水艦の安否確認と調査でしょ
あんたたちは話の段取りがおかしいからw
関係あるから言ってんだろ
答えになってない。
なんなんだね軍スレ荒らしのネトウヨ気取りって
余は信じぬ
信じたくない
オオオオ…
荒らしの自己紹介だね
恥ずかしいよ
遅れてるのは事実だが、ここでは取り上げないけど対策研究も進めてるのに完全スルーなのはちょっとね、この間も小型ドローンを無効化してる動画を発表してたし
巷にはそういうサイトが沢山あるんだから余所でやれ
誰に物申してるのさ、管理人か
そういう態度こそ問題なんだよ、自分の自己満スレを立ち上げて仲間だけ集めとけよ
UAVに直上を占位されるのが一番マズいから、対戦ヘリみたいな感じで
UAV群に艦隊の上空を警戒させるくらいが今のところ現実的な対応策になるのかな。
ウォルマートで買えるのは、部隊の予算で買えるし、買ってるだろ。制式なのは、ドイツ軍が交通事故を恐れたグローバルホーク。
大きさがレーダーの検出域を下回ってるので、光学検出とAIの画像解析が無いと目視確認になるってのは、UAVを買っても解決しない。報復手段なら敵基地攻撃で良い気がする。
とりあえず、目視の監視要員を増やして、例の10万円AIスコープの武装を持たせるのかね。
少なくとも、空母の直上撮影は阻止できるんじゃないですかね。(笑)
敵機直上!急降下!!
やっぱり… 抗えないの?
運命には…
今度は『かが』が急降下を受けるのか……。
先代と同じ原因で沈没とはたまげたなぁ
その昔に阻塞気球と言うものがありましてなぁ。
マジな話、近代化阻害気球は対UAV拠点防御の一つの現実解だと思うんだよなぁ。
日本の場合はドローン迎撃よりも地対艦ミサイル増強&大型ドローンからの小型ドローン切り離し技術等の多段階な攻撃システムを開発していったほうがいい(スピード感をもって)
日本側に聖域を作り出せればアメリカ軍が台湾問題とかの有事に介入しやすくなって結果として中国が軍事介入拒否する確率があがって現状の秩序が維持できると思うんだけど‥
まぁスピード感()とか今の現状では死語に近いし(ヾノ・∀・`)か
ドローンもミサイルも戦闘機も脅威ではありますが、日本にとって最も優先すべきは敵艦隊に上陸させない事。対艦ミサイルを優先するべきというのはもっともだと思います。
ドローン、ミサイル、戦闘機では占領はできませんからね。勿論、可能な限り対策はするべきですが。
上陸されなくても兵糧攻めにされたら餓死か降参だよ
エネルギーも食糧も自給できないんだから、輸出もできないと金も入らない
太平洋戦争再現
今回は米国がついてるから餓死はありえない
はい論破
お花畑か
餓死組だね
米国がいるから安心って(笑)
なら対艦ミサイルも不要やんか
はい論破w
上陸作戦にこだわるWW2ゲーム世代か
???
「UAVは制空権を確保している事が運用の前提条件」
「先進国の防空システムには通用しない」
大型UAVと中型以下のカミカゼUAVの話を混ぜるのをやめろ
対策法も違うから混乱して平行線をたどるだけ
既存の戦闘機や早期警戒機によらない別の探知と対策が必要なんですよ、
そのためにこそUAVが存在するって理解しないと話にならないんだけど、
困った人が(笑)
ふと思ったが、UAVが有効なのは「軽装甲の相手だから」だろう。
対処として、戦艦復活はいかがだろう。
UAVの攻撃なんて、跳ね返す。
攻撃を受ければ、発見は容易。
40cm砲の衝撃波で撃墜。
発見は訓練された見張り員で、小型目標攻撃は対空機関砲だな
対艦ミサイルの餌じゃないですかね…
素晴らしい!
コイン機による哨戒活動は? 最近AT-6E WOLVERINEの納入が始まったと聞いたが。
プラウラーが映り込むぐらい古くてどんな経緯で撮影されたものかもわからん映像で騒いでもなあ
君が騒ぎだす頃には日本が滅んでそうだね(笑)
イラクで米軍は300フィート以下の制空権は無かったって言ってたしな
ISISが市販のドローンをグレネード投下できるように改造した物で攻撃してたけど
米軍は一方的にやられまくってたし(動画がいっぱいアップロードされてる)
米軍側も少し前に無人機によるイラン革命防衛隊司令官の暗殺に成功していたね
UACVでのピンポイントな要人暗殺や部隊への攻撃が出来てしまうから
制空権の確保の必要性が薄まってきているのかもしれない
ドローン母艦みたいなのをつくって、大量のドローンを常時展開して監視網健迎撃システムとして運用するとかしかないのかな
効率悪すぎるけど
ドローン母艦はそのうちどこかの国が試しに作ったりしてもおかしくはなさそうだね
それが主流になっていくかはなんとも言えんけど
トルコかロシアあたりが先陣を切るだろう、が、そういうジャンルが生まれるという話と、UAVが天下をとれるという話はまた別
そこを混同して否定するから荒れる
ロシアと中国はこれから作る予定
無人機母艦の話ならば、日本だって出しているけどね
恐らく今は過渡期で将来的には
チェスや囲碁や将棋のAIみたく
スーパーコンピュータとネットワークの力技での全域探索が解決策になるんだろうな
今以上に安くて高性能なCPUと通信技術が登場したらなんかあっさり対処できるようになってしまいましたと
この司令の言う制空権がないって頭上の完全な安心が無くなったってだけの話じゃないの?
完全掌握した制空権下でもドローンによるゲリラ的な攻撃が想定されるって話だと思うんだけど
ドローンがあれば敵側が制空権を掌握できるって感じに拡大解釈してる人が散見される
0か100かっていう単純な話じゃないと思うんだけど
なんでドローンがあればOKなければ話にならんとかそんな極端な話にしたがるんだろう?
>>ドローンがあれば敵側が制空権を掌握できるって感じに拡大解釈してる人が散見される
んな事書いてる人どこにもおらんけど…w
0か100ってまさに自分の書いてる事そのまんまやん
中央司令官の言葉を都合良く解釈変換してるしw
存在しない相手に噛みつく、ドローン、UAV否定さん
そんなに無人兵器の飛び交う近未来についていけないのかと
不愉快でも現実は現実なのに
わざわざ「【完全な】制空権」って言ってんだからそーでしょ?
100じゃなくて95での制空権下で活動せざるを得ないのが気に食わん、って贅沢な話。
ただUAV軽視論者に「UAVは味方の制空権下でしか役に立たん」「制空権を持つ正規軍に対しては無力」みたいな事を言ってる奴らがいたから「ねえ今どんな気持ち?」されてるんだろう。
個人的には「0か100か」の話をする奴(特にその自覚のない奴)は論の内容に関わらずまともに相手にしなくて良い(あるいはするだけ無駄だ)と思うよ。
ペイロードクソで無人機自体の打撃力はクソでも捕捉されること自体が問題なので、例えば対空母の場合は無人機単独で撃沈どころか中破も無理でも無人機で捕捉することで対艦弾道ミサイルが射程1000kmで使えるようになるのは大問題という事だろう。
イージス艦のレーダーマストに修理しないといけないダメージ与えるだけで防空に穴が開きますからね。
センサー型UAVでなくても安価な自爆型でもかなりの脅威です。
軍オタ曰く自衛隊は擬装が得意だからドローンのセンサーは無効らしいけど
米軍は擬装が下手なんですかね??
自衛隊の迷彩服は洗濯すると赤外線ステルスが失われるそうですが、洗濯機はドローン側の破壊工作員だったんですね
人工知能が戦争を仕掛けて来る的な奴か?
人工知能なら電子機器を操って工作員じみたこと出来そうだけど……
そんなワケあるかいWW
その可能性は否定できない
自衛隊は航空優勢を失った状態を常に想定して訓練や装備の調達をしてる
アメリカ軍は今まで絶対的な制空権下で作戦をやってきたからそのあたりが重視されてこなかった
慌てて対空兵装の開発を進めているのもその理由の一つ
陸自が空自をアテにしていないのは有名だしね
予算クレクレと見るか危機感の現れと見るは意見が分かれそうですね
イランが公開した空母の映像は2016年のリンカーンのものという説が(今中東にいるはアイゼンハワー)
実際にドローンで撮影したかはともかく機種と番号から識別可能だそうで…
要するに古い映像しか出せない程度に、イランの海上哨戒能力が低いって話だな
見つかったところで、戦争中でもなければ偵察程度は普通無視するしあの映像を見て大騒ぎするのはちょっとなぁって感じ
逆の立場で日米の駆逐艦が演習中の中国の機動艦隊の陣形に入って寛いでたじゃんっていう
たぶん欧米においてもUAVに対処する決定版の書物や理論は存在しない
自衛隊に限らず日本のどの組織の技術のトップも完成された理論しか採用しない
現場レベルのアイデアはそれを是とする証拠がないので決して採用されない
つまり今の日本ではUAVに対処する有効な方策は存在しない
組織だけじゃないよね。みんな既に出来てるものしか認めてない。
そりゃ無人機で遅れをとるわけだ。
軍用無人機はまだまだ黎明期でこれからどんどん色んな物が作られるだろうし
今の時点で技術や運用理論で結論を出すのは無理ですな
結論を焦る必要はない
軍用機の歴史が偵察機→攻撃機→戦闘機だったのを考えると
次に出てくるのは対UAV用UAVなのかな
ラジコン大海戦ならぬラジコン大空戦か
> イランはホルムズ海峡を航行する米空母打撃群をいつでも無人航空機で攻撃することができると言いたい
イランのメッセージとしてはそうなるんだけど
実際には、映像自体が数年前のもので最近も何度も往復してる機動艦隊の映像を出せていない=あのデカブツですら殆ど探知できてないってのが正確なんだよなぁ
というか、戦時でもあるまいし接近して来ただけじゃ一々相手したりしないのも当たり前だし、あの映像だけで
>いつでも攻撃できる
とか
>機動艦隊側が探知できていない
と解釈するのは難しいし、ちょっとイラン側のプロパガンダに乗っかりすぎと思う