チェコのパベル大統領はNovinky.czのインタビューに「戦争を終結させる代償としてある種の妥協的な解決策が必要」と述べたが、New York Timesとのインタビューでも「ウクライナは設定する目標と得られる支援について現実的になる必要がある」と語り「軍事力による占領地奪還は困難」と示唆した。
参考:Ukraine Needs to Be Realistic About Its Goals, Czech President Says
戦場の現実と欧州世論の声に目を向ける時期がやって来ているのかもしれない
チェコのパベル大統領はNovinky.czのインタビューに「ウクライナとロシアの戦争は軍事的手段で政治的目標を達成できないという現実を双方が受け入れるまで続く」「もし和平交渉が行われればロシアがウクライナ領の一部を長期間占領する状態が続く」「戦争を終結させる代償としてある種の妥協的な解決策を取るのであれば、私はその道を行くのが良い考えだと思う」と述べて注目を集めていたが、New York Timesとのインタビューでも「ウクライナは目標について現実的になる必要がある」と語った。
ゼレンスキー大統領は26日にバイデン大統領と会談して「勝利計画」を提示する見込みだが、パベル大統領は「ロシアに占領された領土回復についてウクライナは現実的にならざるを得ない」「軍事的にロシアの敗北もウクライナの敗北も決して起こらないし、両国が掲げる目標の上限も達成できるとは期待できない」「だからこそ戦争はその間で終結することになるはずだ」と述べたが、欧州のポピュリスト指導者が訴える和平論については「ナンセンスだ」と一蹴。
オルバン首相のようなポピュリスト指導者らは「和平交渉に応じるようウクライナに訴え、国内に投資されるはずだったリソースの流出を止めるべきだ」と執拗に訴えているが、パベル大統領は「ウクライナへの武器供給を止めれば自然に和平がやって来るというのは浅はかだ」「防衛分野や安全保障分野の経験、さらにロシアをよく知っている者の立場から言えば、仮に停戦を宣言しても和平はやって来ないしロシアは軍事活動を停止しない」と主張したものの「ウクライナは得られる支援についても現実的になる必要がある」と付け加えた。
チェコはポーランドやバルト三国と並んでウクライナ支援に積極的な国だが、国内では「援助を抑制してウクライナを和平交渉に向かわせるべきだ」という意見が増加、夏に実施された世論調査によればチェコ人の約2/3はロシア占領下に領土の一部が残るとしても戦争の早期終結を支持し、チェコ人の54%は「パベル大統領が主導する砲弾の域外調達イニシアチブ」にも反対しており、ウクライナは得られる支援についても現実的になる必要があるというのは「欧州に和平を求める声」「支援抑制を求める声」「戦争の早期終結を求める声」が広がっているという意味だ。
戦争を止めるかどうか、領土の一時的な喪失を受け入れるかどうかはウクライナ人が決めることで他人が指図してはいけないが、仮に戦争継続を選択しても「それを支える援助に応じるかどうか」も強制できないため、戦場の現実と欧州世論の声に目を向ける時期がやって来ているのかもしれない。
関連記事:公正な和平は幻想、ウクライナとロシアを止めるのに妥協的解決策が必要
連記事:チェコ大統領がロシアとの交渉開始に言及、ウクライナ軍は戦場で劣勢
関連記事:チェコ大統領、ウクライナ軍の大規模な反攻は1度きりで失敗すれば次はない
※アイキャッチ画像の出典:Petr Pavel
ちょっと前まで砲弾がもっとたくさんあればロシア軍を追い払えるような話をしていたかと思うけど、もはやそんな問題じゃないという空気がありますね。実際、砲戦で勝利する見込みはもうたたなくなったのでしょうか?
砲弾でロシアの兵器と兵士は吹き飛ばせても、ロシアの侵略意思とロシア軍は撃退出来ないと言う事です。
既にロシア軍の兵士及び兵器の供給力は、西側諸国の兵器・砲弾の供給力を上回っているとの判断に基くと思えばパネル大統領の発言に違和感は感じませんね。
NATOの警戒するロシア軍の再建力は、ウクライナ領への供給力と同意でしょうから。
防衛戦による砲撃の本質は、接近戦になる前に被害を与えて、撃退・撃退しやすくする事になります。
ポクロウシク前面、ノヴォホロディフカが迅速に占領されたうえに、街の損害が少ないという指摘があります。
ロシア軍の進撃距離が、近々延びていっているという事は、ウクライナ軍の砲撃が(火力差もあるかもしれませんが)上手くいっていない事を裏付けていることになります。
>“第15特務旅団を含む4つの旅団司令官たちはFinancial Timesの取材に「敵との戦力比は1対8、火力比は1対10以上だ」
(2024.08.28 ポクロウシク方面の戦い、ロシア軍がノヴォホロディフカ全体をほぼ占領 航空万能論)
(2024.09.24 ゼレンスキー大統領の認識と異なる東部戦線、ロシア軍がウクライナ軍を圧倒 航空万能論)
あくまで砲撃だけに焦点を絞って言えば砲弾がいくらあろうとも、まともな砲身が無いなら撃つ事すら出来ない訳で。PzH2000は砲身供給に問題抱えてるんじゃなかったか?
後、ウクライナの方が榴弾砲の損害が少ないけど裏返せば酷使された個体が残って戦力となっている訳であれだけフルチャージの装薬で何千何万?と射撃してボディが無事で済んでいるかも怪しい。
基本構造がしっかりしている方が射撃精度は高いし、結局は砲弾だけじゃ無くて射撃プラットフォームの支援されるかも問題。
まず物理的な生産能力で勝利することが不可能といいますか北朝鮮>>EUが確定したこと
続いてロシアは人海戦術しかしないという嘘がばれてウクライナが人海戦術に頼っていたことが露呈したこと、ロシアが想像以上に砲火力戦重視の人命重視だったことから兵数差が逆転したこと
上記2点からロシア側が戦線を増やして局所的に兵数差10倍を実現していることなどから砲戦以前の段階でウクライナの敗勢が見えています
仮に兵数をウクライナ10 ロシア12と考えた時、互いに10の兵力を使い膠着させるとロシア側に2余りが出て、これを1にぶつけることで局所的にウクライナ1ロシア3になります
この手の局所的な集中は王道の戦術であるがゆえに覆すことが難しく、ロシア側が兵数不利な時期は撤退戦で傷口を広げない行動に徹してましたがウクライナ側は土地の死守にこだわり被害を拡大させてました。その差が今
どう考えても北朝鮮の粗悪砲弾は大した影響を与えていないでしょう。ロシアの国内生産が圧倒的というだけで。
それを何故ロシアが欲しがるのか是非理由も聞きたいものです。
あるに越したことはないからだろう
第三国の砲弾を買い取ってウクライナに送る活動を主導したチェコ大統領がこう言い出すとは。
第三国の砲弾購入が遅々として進まなかったから、欧州が口で言うほどウクライナ支援に積極的ではない国だらけって現実を見たか、ロシアが第三国の砲弾購入でも欧米より有利になってるか、国内の支援反対派へのアピールか。
チェコ大統領の発言は意外でした。
英国のウォレス元国防相などと同じで、ウクライナ支援に賛成すると同時に(民意を気にしつつも)現実的に必要な犠牲、あるいは妥協を指摘し続けている方なので、スタンスは変わっていないかと。
チェコ主導の西側砲弾かき集めはあくまで期待値込の最大限の数値だったと思われる。
戦車や戦闘機でも繰り返してきた大風呂敷詐欺は西側の基本姿勢でしょうね。
ミサイルと砲弾の供給では、北朝鮮の生産がやはり大きいようですね。おそらくは、流れている情報を見る限りは、西側の供給よりも多いと見て良いかもしれません。このあたり、トップダウン方式の国は強いというイメージで、北朝鮮では、災害で家を失くした人たちが弾薬の増産に従事しているため、そちらの損害も減らすことができ一石二鳥だとか。
韓国もそうですが、今後、武器輸出国として重宝される国になるかもしれません。
北朝鮮よりロシアの国内生産ですよ。
それも含みという意味です。
北朝鮮の北部地域は地下資源が豊富で、ロシア程では無いにしても、あまり他国に依存せずに武器を作れますからね。
核実験を繰り返せるのも、国内にウランの鉱脈があるから、ウランを輸入する必要がないというのも大きい。
指導者がマトモなら北朝鮮は豊かな国だったでしょう。
数百万発の砲弾数百発のミサイルを作れるというのは大きいですね。そういえば、朝鮮戦争でも資源の豊富さからも優位でした。最近は、ロシアの技術支援もあり、以前よりも生産体制は充実しているようですね。
水商売で生活費を稼いでいる女性が、ろくに働きもしないヒモに怪しい投資の資金をせびられてブチ切れる心情では。
世論を無視すれば非民主主義ですが、ポピュリストという言葉を盾にして躱すのは見かけます。
チェコのパベル大統領は、民主主義(チェコ世論)を無視していると言われかねず、なかなか難しい状況ですね。
>…夏に実施された世論調査によればチェコ人の約2/3はロシア占領下に領土の一部が残るとしても戦争の早期終結を支持し、チェコ人の54%は「パベル大統領が主導する砲弾の域外調達イニシアチブ」にも反対しており…
追記です。
欧州議会選挙の敗北・世論調査を見れば、上院選挙・下院選挙で与党は議席を減らしそうです。
チェコも近々、政治が不安定化していくかもしれませんね…
(1)上院選挙は2年ごとに3分の1改選
(2)下院選挙は4年ごとに選挙
(2024年06月12日 チェコの欧州議会選挙で、最大野党が勝利 (チェコ、EU) JETRO)
(2021年チェコ議会下院選挙 Wiki)
(元老院 (チェコ) Wiki)
世論に直接的に従うのが民主主義というわけではないです
現状の国際情勢でウクライナについて「正直な」対応を取ってしまうと、「お前が梯子を外したせいで負けたんだ」と責任を押し付けられ、その後四半世紀の外交プレゼンスに影響を残す可能性があります
国民にとって不快な政策を推し進めなければならないこともあるのです
たぶんNATO各国は心のうちではトランプの勝利を祝ってくれるでしょうね
彼にはそういう裏を読むってことができませんから
仰る点は、理解できます。
ウクライナ戦争開戦当初と、ヨーロッパ各国の選挙結果は変わっており、一気に動きだす可能性を感じています。
ゼレンスキー大統領が、急な梯子外しの可能性まで、考慮できているのか心配になっています。
多額の支援しても戦場で結果を出せないし汚職も無くならないでは支援国の納税者もストップかけてくるわな
これですわな。結果が出ない、出せないならやる意味が無い。支援国の首脳部と国民で持っている情報・資産が全く違うから首脳部と民意がどんどん乖離していくのでしょう
「仮に停戦を宣言しても和平はやって来ないしロシアは軍事活動を停止しない」と大統領が主張しても、民衆からすれば「そんな事より税金を国民生活のために使え」になるだけですから
首脳部には10~20年後に必要になるものが見えていても、国民はそんな先の事を言ってられないし待ってられないというジレンマ。かといって不人気な政策を通すために信を問うと政権を手放すリスクがある…民主主義の問題点の一つですね。
政治家も選挙に落ちればただの人ですからね。
それまでの社会でのブランクを埋めるのもなかなか大変らしいですし。
チェコはちゃんと現状理解してる有権者が多くて少し羨ましい気がします
本当にゼレンスキーの言うほど勝利が目前なら、2年が期限だったウクライナ難民は2024年5月以降にとっくに本国に戻っていますからね。
ポーランド、チェコ、ドイツなどにかけて150万人を超えるウクライナ難民が散らばったままですから、それこそが有権者たちの見ている“現状”なのでしょう。今後の外交情勢によっては【不法移民】ともなりかねない人々が、中東系、東欧系と存在しており、血が流れてもおかしくないレベルで国論が割れています。
まして、不法移民による殺人事件、強姦事件なども実際に起きている厳しい現実がありますし。ウクライナにだけいつまでも寛容であれるはずもなし。
プーチンというかロシア側は
「別に続けてもいいよ? というか今暫くは戦闘続行しますよ?」
でしか無いと思います。
クルスクはどうやらやっぱりという感じでウクライナ軍にとっての死地になりそうです。
これから寒くもなりますし補給は更に大変になるしなんなら退却も難しいので。
大量の予備兵力を無駄に使ったゼレンスキーとウクライナ軍上層部は求心力が落ちるでしょうが、落ちた分だけ更に過酷な命令を出すと思われます。なにしろ勝利計画においてはロシアの都合は関係ない=ウクライナと西側が強制する、という事なので、勝利計画の内容に関わらずウクライナの前線の兵隊の負担はそれを実行するなら確実に積み増しされます。
そこで東部戦線がこの先どうなるかですよ。今も酷いけど。
という訳で、ウクライナが軍事的敗北するはかなり可能性が高いものになってきたと思います。
クルスク侵攻作戦というものが無く、堅実に防御を固めていたらロシアも嫌気がさして話し合いのテーブルに着いた可能性はあったと思いますが、今の状況はそうではありませんから。
チェコの大統領の発言はゼレンスキーにとっては無駄でしょう。今話し合いをするという事は敗北と同義であり、現実的な目標を立てるというのもそれに近いものです。どちらもゼレンスキーも英米も受け入れる事は無理だと思われます。注ぎ込んだりソースが大きすぎますから。
ゼレンスキーも英米もウクライナの兵隊がとても戦えないって状態になるまで戦わせるでしょう。
チェコの大統領は「俺はそこまでじゃないからね? 話し合いしろよって言ったからね?」ってものでしかないと思います。
クルスクはウクライナ軍にとっては死地となってしまうかもしれません。
現場の兵士はたまらんでしょうけど。
でも、西側にとっては、ロシア軍の内情を知れる良い機会だったと思います。
あまりにも長い国境線と大きすぎる国土、国内は意外に脆弱なことが露呈してしまいました。
それと核兵器使用のレッドラインが大幅に後退しました。
ロシア国内を攻撃したら核兵器使うぞゴラァ。と言ってたのはハッタリでした。
長距離ミサイルを少々撃ち込まれても、核兵器使用までは行かないでしょう。
レッドラインについては結局さっぱりわからないままだと思います。
何故かというと
・ウクライナ軍は結局NATO軍ではない
・原発にも州都にも脅威になるほどの戦力でも無かった
・そもそも冬まで居座るつもりなら死ぬのは君らだがいいのか?みたいな所に踏み込んできた
これでわかる訳ないと思います。
そもそもあの状態であそこで核使いますか?
レッドラインを知りたいならもっと大部隊で急所を攻撃しなければいけません。
NATOが参戦したらどうなるかはやっぱりわからないままですよ。知りたかったんだと思いますけどね。
長距離ミサイルを撃ち込まれても核は使わないでしょう。
場所によってはお返しにウクライナの議会にでも集中してミサイルが撃ち込まれる可能性の方が高いですよ。
核兵器を使用しないということは言い換えれば「脅威とは感じていない」ということであり、現状のクルスク侵攻はロシアにとって絶対に致命傷とはなり得ないというだけの話でしょうね。
国境警備はともかく国内は脆弱なんて言うのはクルスク侵攻が止まることなく攻め続けてる盤面で言う台詞ですわよ
軍事基地にミサイルを撃ち込んだり、領土に侵攻した程度では、核兵器使用までは至らない。
という相場観ができたことは大きいですよ。
恐らくレッドラインはもっと後ろにあります。
それが分かったことは、西側にとって朗報でしょう。
日々命を削られ続ける、現場の兵士達には大変申し訳ないですが。
停戦交渉の機会をウクライナ側から計3〜4回蹴り続け、遂にはプーチン直々に交渉には応じないと言質まで取り付けたウクライナがここから逆転勝利する方法ある?(棒)
もちろん仮想戦記以外で
全てにおいて負けているので、皆無でしょうね。
兵員だけはウクライナの方がいたけども、どこかに消えてしまったのは不思議で神隠しに遭ってる可能性がある。
少なくとも雪が降り積もるなら、攻守ともクルスクの快進撃を支えた装輪車両が本領発揮出来ない訳で攻撃するにも撤退するにもリミットが近づいていると思うけどな。
ここまで来ると1年通して具体的に占領続けるってちゃんと考えているかが不安要素かね。
こうなるから、喧嘩は始めたら駄目なのよね
日本の場合はハルノート
ゼレンスキーはミンスク合意でやめておけば
もっとマシな着地点があった
ネットの勇ましい人たちが
学習する事を祈ってやまない
ミンスク合意を破ったのはロシアです…(n百回目)
・ロシアは合意の当事者でありながら、自身は仲介者に過ぎないと主張し、責任を回避しようとした。
・ロシアは停戦や外国軍撤退、違法武装集団の解散など、合意の主要項目を履行しなかった。
・ロシアは欧州安全保障協力機構(OSCE)の監視活動を妨害し、合意の履行確認を妨害した。
・2022年2月、ロシアのプーチン大統領は「ミンスク合意はもはや存在しない」と述べ、事実上の破棄を宣言した。
・その直後、ロシアはドネツクとルガンスクの「独立」を承認した。
・ロシアはその後ウクライナへの全面侵攻を開始し、合意の前提となっていた状況を完全に覆した。
・まあ、ウクライナ側も合意の政治的条項の履行が不十分だったかもしれないが、ロシアの行動と比べれば軽微。
>ゼレンスキーはミンスク合意でやめておけば
散々言われている通り、勝っている側が講和する理由がないし、仮に講和できても準備ができ次第再侵攻してくることは明白なので実質的に意味なし。
ウクライナには勝てる見込みはないのに戦う以外に生き残る事が可能な期待値の高い道はないので、八方塞がりではじめから詰んでいる。
ハルノートは真珠湾攻撃前に突き付けられた物ではありませんか?
事象がこんがらかっていて関連性を見い出せられません
失礼、私の読み間違い勘違いでした。
すみません
今とは違うあの情勢で、ハル・ノートを受け入れても植民地化されるしか無いとは思えるんですが。その道で正しいのかは私には分かりません。かなり悪辣ですよあの頃の西は。
ハルノートの時点では手遅れでしょう
南仏進駐を止めておくべきだった
欧米の政治家やメディアの報道を見ていると、ウクライナが被占領地を諦めさえすれば即座に停戦するかのような風潮が形成されつつあるように思えて不思議でならない
まるでロシアは今すぐにでも講和したがっているというある種の願望が無批判のうちに前提になっているかのようで
ミアシャイマーなどのリアリズム論者くらいですね。決定権は戦争で勝利する側にあると論じているのは。
実際には欧米リーダーも支援の強弱で圧力をかけながら機を計っているのでしょうが、表向きやってることは変わらず楽観論だけ言うので歪んだ楽観論が世間に広がってしまう…
人口1千万のチェコが50万人のウクライナ難民を受け入れ、物価高騰、軍事費が予算圧迫、ロシア関係のビジネスが全部ダメになる、では、二年半もたてばいつまでやってんだということになる
西側のウクライナ周辺国は人口3400万人のポーランドを除けば、大体どこもそれと大差無い人口・経済規模の国ばかりなのにチェコと同じ目にあって明らかに重荷
このチェコ大統領、自分が推し進めたロシア敵視政策が世論の猛反発を受けたからって政敵に近い主張をポピュリスト扱いとかだいぶヤバいな
蝙蝠外交とはかくあるべきという見本のような方ですよ。
たしか今年3月あたりの砲弾提供以前はNATOとしてウクライナに協力しながらも、現実路線でウクライナに批判的な姿勢で親露国認定されてたように思います。
ポーランドチェコハンガリーの西側東側どちらが優勢になろうとも生き残れるよう画策している図太い政治を我が国も見習て欲しいものです。
それ以前からチェコはGDP比では最大級の支援国で、親露認定等されていなかったはずですが。
ひょっとしてスロバキアと勘違いなさっているのでは? >親露国
うーん、たしか昨年11月頃に反転攻勢が頓挫して砲弾不足が明らかになる前に
チェコの大統領がロシアとの交渉を呼びかけた時「ロシアとの交渉なんか意味あるかい!」って凄い反発受けてたような記憶があるんですよね、このブログ以外の反応だと思いますが。
アウディーイウカ陥落時のローマ教皇の件と印象が混ざった可能性もあります。
認識違いでしたら申し訳ありありません。
ポピュリストと言ったのは元記事のメディアであり、大統領ではないのでは。
管理人様が紹介してくれているチェコのパベル大統領もウクライナに「現実的対応」を求める一方、「ロシアにとって停戦とは戦力を整え、再び侵攻するまでの猶予に過ぎない、こちらが戦いを止めてもロシアの軍事的侵攻が止まるわけではない」などと、ロシアに対する不信感をあらわにした発言も行っています。
総じてNATO高官・元高官、バルト三国、ポーランドの指導者にこのような発言が目立つように思います。NATO関係者の場合は自らの組織の存続意義に関わるポジション・トークの可能性も高いように思いますが、バルト三国をはじめとする東欧諸国にとっては、やはり旧ソ連の共産主義的帝国主義の悪夢が記憶として強いのでしょうか。
プーチン・ロシアは分離紛争に軍事的に介入してはいるものの、それほど後ろ指をさされるようなことはしていないような気もするのですが。やはり東欧諸国にとってのソ連/ロシアは、中国・韓国にとっての大日本帝国・皇軍のようなものなのでしょうか。
それとも政治指導者と一般国民の民意とはまた別なのか?
戦争を続けるか、止めるかは当事国であるウクライナの判断することですが、ウクライナに対する武器や資金の支援を続けるか、止めるかを判断するのは、ウクライナの判断することではなく、それぞれの国、厳密には国民多数の判断、というのが民主主義の原則です。民主主義的には国民の声、意見を無視して決めるべきものではないのです。
そもそも現物がなければ、武器の支援は例え続けたくても、続けることはできない、現物がなくなれば自然に、勝手に止まることにあるわけで、現実はすでにそうなりつつあります。
砲弾を買うにも金が要りますが、相手に売る気がなければ金があっても買えません。米と同じです。また砲弾の値段が上がれば金があっても買える量は減るのです。もちろん単なる売り惜しみというだけでなく、自国の防衛、国防、国民を犠牲にしてまで貴重な砲弾や武器を外国には売れないという場合もあるでしょう。日本の自衛隊の場合でもそうです。ロシア軍が脅威というならなおさらそうです。
ウクライナは好きでも何でもないし自業自得とは思うけど、イスタンブール合意などの和平案潰して煽ってた連中が掌返しされるのを見ると気の毒だな
ウクライナ政治的な遂行能力を過大評価してないか?
現実的な判断能力があればそもそも戦争になってないし、とっとと終戦になってたと思う
イェルマークが勝利計画にNATO招待を盛り込むとさ
この時点で計画頓挫は確定するわけだが、なにも考えてないのかなこれは
過大な要求と支援を混ぜこぜにしていくつかを飲ませようとしたいのだとは思うが話にならない
前線の兵士が気づいてるように、西側にとってのウクライナは「ロシア弱体化のための駒」でしかないんですよね。こうなると西側にとって嫌なのは、せっかく武器を送ったにも関わらず国民に厭戦気分が蔓延してゼレンスキー政権が倒され、停戦のために露とも米英とも距離を置く中立的な政府ができることでしょうか。ウクライナ国民の命は、このシナリオが一番守られる気がするんですけどね。
ただそうなったらそうなったで、マイダンのようにクーデターを起こされたり、支援した武器弾薬の請求書が西側諸国からどっさり届いたりしそうな気もします。
もはやウクライナには、行くところまで行く道しか残されていないのかもしれません……。
どうも、米英も色々と勘違いしていた部分もありそうですね。ウクライナを使ってもロシアの弱体化は難しそうですし、イラン、北朝鮮の支援を含め、軍事的には今の予想よりも速く強化される可能性のほうが高そうに見えます。イラン、北朝鮮は、訊き意識の中でやってきたわけで、西側諸国とは金額はともかく、物量では比較にならない支援を実現しています。
まぁ、当初の両国が発する情報を見ても、その精度の低さは、皆さんも知るところで、完全に見誤ったとしか言いようがありませんね。
思うにロシアは、ウクライナの完全属国化の完了までやるかもしれませんね。広い海域と工業地帯も手に入れたわけで、人工がいくらか減った(ドネツクを手に入れたわけで、結局増えているが)以外は、弱る要素が少ないのではないかと思います。
もはや、この時点で現在ロシアと交流している国が離れる理由も見当たりません。
支援をやめれば平和が来る、というのはウクライナがロシアに抗する力を失って全面的に屈して終戦ということになります。
戦後処理をロシアがどうするかは読めませんが、親露傀儡政権がキーウに立つことは予測するべきでしょう。
緩衝地帯としての役割をロシアに与えられた表向き中立の傀儡政権が統治する西ウクライナ。
それはNATOがロシアと境界を接するということになり、それこそヨーロッパが恐れることではないでしょうか。
ウクライナに抗する力を保てるよう支援を続けることはヨーロッパの利益に適うと思います。
支援続行の補強材料としてウクライナ国民への同情や侵略阻止という大義もありますが、こちらはウクライナの蛮行や国内腐敗によって弱まってきたため支援停止論が強くなってきた。
国民生活を圧迫しているのに親しく思えない外国へ支援を行うなんて納得し難いのは当たり前ではありますから。
支援停止は現実的にはヨーロッパにとって更なる困難を生む道だと思います。
戦える力があるからこそ負けるにしてもマシな負け方が選べる。
ただ、ウクライナは支援を腐敗や非合理な作戦で浪費することの無い体制を整えることも義務だと思います。
そっちも困難なんですがね…
親西極右政権とどっちが安定するかは一考に値するかと思います。ヨーロッパが嫌がるようにロシアも嫌がった結果が今でしょう。
支援を続けてもいいのです。
ただし、兵器や金やエネルギーや食料を出すだけでは止められる訳もないのです。
つまり、俺が言いたいのは「そんなにロシアと戦いたいのならNATOが戦えばいい」でしかないです。
事実上焚き付けられて始まった「尊厳の革命」以後はウクライナは公平に言ってドンドン転落するばかりでした。戦争準備を片方で整えられつつ。これをなしたのはロシアではなくあくまでも西側です。特に英米です。そして戦争になった。準備が整ったので煽りまくった訳ですよ。
兵隊もいっそ出したらどうです?ってなる。本当にロシアと戦いたいのはNATOであり、特に英米でしょう。義勇兵名目でドンドン出せばいいのです。
いい加減に自分達が戦うべきなのです。卑劣すぎますよ、英米は。
こんなものは「ウクライナの戦い」ではありません。「ウクライナを走狗に変えた英米の戦い」です。
つくづく民主主義が如何に足手まといかを痛感させられますね。特に日本ほど民主主義が合わない国はないかと。今のママゴトの政治を捨ててさっさと戦前のような軍事独裁に回帰するべきでしょうね
急に軍事独裁とか言い出せばアメリカにひっくり返されて傀儡政権を作られるのがオチ
選挙も議会もある日本は戦前から民主国家ですよ
戦争中でも選挙はやめてません。
議会の予算権は非常に強く戦時中でも軍部に要求通してます。
日米友好唱える議員も東條批判する議員と当選してます。
いや当時は民主的に軍国主義だったのですけどね。
戦争に負けたら軍部をスケープゴートにしただけで。
民主主義のぬるま湯に浸かっているからこそ言える戯言。
軍事独裁になったら自分がどんな目に遭うのかも想像つかない、歴史を全く知らないんだろうなぁ
安易にそういうこと言うもんじゃない