米国のヘグセス国防長官は現地時間13日夜「トランプ大統領が行動を命じた。私は本日、サザン・スピア作戦を発表する。米南方軍が主導する本作戦は我が国を守り、西半球から麻薬テロリストを排除し、国民の命を奪う麻薬から祖国を守ることだ。西半球は米国の近隣地域で我々はこれを守る」と発表した。
参考:Hegseth announces Operation Southern Spear in “America’s neighborhood”
カリブ海の作戦を拡大する合図なら、ベネズエラのマドゥロ大統領を標的にした軍事作戦である可能性が高い
トランプ政権は米軍を麻薬対策の一貫としてカリブ海に派遣し、その戦力はワスプ級強襲揚陸艦、サン・アントニオ級揚陸艦、タイコンデロガ級巡洋艦、アーレイ・バーク級駆逐艦3隻、沿岸戦闘艦、攻撃型原潜、特殊戦支援艦、潜水艦支援艦、病院船、補給艦2隻までに膨れ上がり、これまでに麻薬を運搬していると疑われる船舶を20回攻撃したものの、この攻撃の大部分はMQ-9によるもので、動員した戦力で何を狙っているのかは謎のままだ。
President Trump ordered action — and the Department of War is delivering.
Today, I’m announcing Operation SOUTHERN SPEAR.
Led by Joint Task Force Southern Spear and @SOUTHCOM, this mission defends our Homeland, removes narco-terrorists from our Hemisphere, and secures our…
— Secretary of War Pete Hegseth (@SecWar) November 13, 2025
米南方軍は11日「空母フォードが率いる空母打撃群が南方軍の管轄地域に入った」「空母打撃群には第2艦隊のアーレイ・バーク級駆逐艦ベインブリッジとマンハ、さらにウィンストン・S・チャーチルが加わる」と明かしていたが、ヘグセス国防長官は現地時間13日夜「トランプ大統領が行動を命じた。私は本日、サザン・スピア作戦を発表する。米南方軍が主導する本作戦は我が国を守り、西半球から麻薬テロリストを排除し、国民の命を奪う麻薬から祖国を守ることだ。西半球は米国の近隣地域で我々はこれを守る」と発表。
今のところサザン・スピア作戦が何なのかは不明で、Axiosも「カリブ海で実施中の作戦に名称をつけただけのか、それともカリブ海の作戦を拡大する合図なのかは分からない」と報じているが、もし後者ならベネズエラのマドゥロ大統領を標的にした軍事作戦である可能性が高い。

出典:管理人作成
ウクライナとロシアの戦争が勃発して以降、世界の安全保障環境は信じられないスピードで不安定化しており、もう日本周辺での戦争勃発も絵空事ではなくなってきた感がある。
関連記事:戦力集結が止まらないカリブ海、米空母打撃群が米南方軍作戦地域に到着
関連記事:トランプ政権、今のところベネズエラ国内を攻撃する法的正当性がない
関連記事:カリブ海に集結する米軍の規模はどんどん膨れ上がり、病院船まで投入
関連記事:ベネズエラに対する地上作戦の準備か、米国防長官が空母派遣を発表
関連記事:米国が海兵隊4,000人を含む艦隊を派遣、ベネズエラも民兵450万人を動員
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class David S. Calcote





















これは何を意図してるんだ?イラク戦争やシリア介入以上に筋の悪い内容じゃ無いのか。わざわざ今のタイミングでやる必要を教えてくれ。
力による現状変更なので、西側と呼ばれる国は、アメリカに対して経済制裁をしなければ矛盾が生じるが、まぁ出来ないよね。
麻薬から国民を守ると言っている以上は部分的にはパナマ侵攻と同じ感じだろうし、アメリカの自衛権発動で片付けられるでしょう。
ベネズエラ政府が直近で輸送機の阻止とキャンプの破壊までしたけどアメリカのお眼鏡には敵わなかったみたいだし麻薬撲滅活動の中味がお粗末で政府がアテにならないと見限られたのか分からないけど、もっと交渉と上手くアピールしとくべきでしたね。
国境を超えた自衛権発動を容認するなら、もう特別軍事作戦を笑い飛ばせなくなるのですよ
「侵略はしてないけど力で他国政府を潰す」のがアメリカのお家芸ですが、今回はどこまでやるのやら
マドゥロ政権自体が民意から逸脱した不当な状態
西側はそれを元に戻すだけだからセーフ
こんなロジックでどうだろうか
HNの民主主義十字軍は皮肉が効いてて良い感じですね!
仰る通りで、ほんと建前でしたね。
中学社会科~高校世界史レベルの知識があれば、建前だと明らかだったなと…
前段が省略されてますが、欧米による世界秩序に対して「力による現状変更は許さない」ですので矛盾は実はないんですよ
武力による云々は「武力による(発言者にとって望ましくない)現状変更」でしかないですからね。
それは、日本国が宣う場合であってさえ例外ではないのですよ。
それにしても、米国(政権)が武威の成功を探し求めて漂着した果てがこうとは…
ちょうどウクライナで重要拠点が相次いで陥落のタイミングと偶然ではないでしょう。
まさに米国が武威の回復を求めてが真相なのでしょう。
逆に言えば、ターゲットがイエメンやイランでないということは、これらの国にはもう勝てないと認識しているってことですかね。
流石に勝てるだろうけど、前回の類似事例(対フーシ)で醜態を晒したからちょっと心配・・・
事故とはいえ事実上空戦でいうマニューバキルのような形で戦闘機2機喪失。目的の対艦ミサイルの根絶に失敗。弾切れで支えきれなくなり「目的達成のため作戦終了」
もしかして、前回うまくいかなかったから台湾に向けて練習が必要とか?
毎回政府倒すところまでは調子よくって、そのあと傀儡政権を維持するところで毎回ひどい目に合うのにほんとに懲りないねぇ
仰る通りで、日本が極めて異例なのでしょうね。
アメリカは、日本統治~統治後を成功事例にあげてきたわけですから、ジャパンパッシングなどせずに日本をもっと大事にすべきだったんだろうなと。
米軍海兵隊基地=空軍基地=海軍ドッグまであっても、(過去の経緯はあるものの)清濁併せのんだうえで受け入れ続けたうえに、米大統領来日を歓待する国民性なのですから…。
アメリカはなぜか被侵略国に歓迎されるという思い込みが強くて、それに対しては独立直後のケベック侵攻以来ほとんどのケースで否定されているんですけどね…。
日本が例外なのは、当時の日本政府があまりにも国民を粗末に扱った反動もあるのでしょう。
1番謎なのがウクライナ寄りの人達が
ちょっと喜んでるところ
親ウクライナ側が喜んでるかは知らんが親露は喜ぶべきでしょう
ロシアの行いが正しいのならばそれに類似した(仮にベネズエラに介入すると仮定)アメリカの行為は勿論正義であろうしそもそも選挙におけるトランプ当選を喜んでいたのは親露系ですし
我々は中国に対処しなければいけないから欧州から手を引くと言ってる人が、こんなことのために戦力使ってどうすんのよ
まあ、欧州はアメリカからしたら遠いけど、南米はアメリカにとってすぐそばだから安全保障的にどっちが優先されるかと考えれば当然な気も。
それはそうなんでしょうけど、麻薬マフィアが相手ならそれにふさわしい火力というものがあるだろと・・
個人的には既存の作戦に名前付けただけな気が
シリアへのミサイル攻撃やイラン爆撃もサプライズでしたし態々作戦を明示してから何か新しくやるってのは過去のトランプの軍事選択的には余り考えにくいような?
麻薬対策やるなら生産地コロンビアのマフィア潰して欲しいですねぇ
ネタニヤフと同じで自身のスキャンダルや国内での低迷する支持率から目を逸らさせるために軍事的緊張を演出してるんだろう
政府機関が停止して無給で働かされる米軍駐留兵士もかわいそうだ
別に西側が定めた世界秩序への力による現状変更は許さないであって、世界秩序を作る側の西側が力で現状変更してもそれは定める世界秩序の修正作業だから何も問題はない。
西側に不都合な政権や国は無条件に攻撃される恐怖を知れば、西側の定めた世界秩序への疑念も消えることでしょう。
ノーベル平和賞が呼び水に…なんてことはないのだろうけど
国防長官ではなく戦争長官に名称が変わったんじゃなかったっけ?