F-35Aの調達コストは2019年締結のLOT12~14で8,920万ドルから7,600万ドルまで値下がりしたものの、2022年締結のLOT15~17で8,250万ドルに値上がりし、まもなく締結されるLOT18~19でも値上がりすると報じられており、取得コストは限りなく9,000万ドルに近づくらしい。
参考:Lockheed and F-35 Program Office Have Handshake Deal on Next Two Lots
参考:Declassified Pentagon F-35 Study Details Reliability, Security Woes for America’s Costliest Weapon
F-35の構成部品は欧州からも調達されているため、ウクライナとロシアの戦争もコスト上昇に影響を及ぼしている
米軍の大規模な装備調達は「長期間の調達を約束する複数年契約」でカバーするのだが、F-35はIOT&Eが未完了だったため「BlockBuy=複数ロットの一括契約」で調達を行っており、2019年締結のLOT12~14でF-35Aの取得コストは8,920万ドルから7,600万ドルまで値下がりしたものの、2022年締結のLOT15~17で8,250万ドルに値上がりし、まもなく締結されるLOT18~19でも値上がりすると報じられている。
Air&Space Forces Magazineは21日「LOT18~19に関する合意通知が議会に送付されたが1機あたりの取得コストを公表しなかった」「JPOとLockheed Martinは本誌に対して『LOT18~19に関する初期合意に達した』『最終合意に達したら調達規模とコストに関する数字を公開する』と回答した」「LOT18~19でカバーする調達数は300機程度になる見込みで、1機あたりのコストが660万ドル上昇し、取得コストは限りなく9,000万ドルに近づくだろう」と報じ、その原因はインフレ率、Block4の複雑さと要求される能力の増大、米軍の調達数削減にあるらしい。
LOT18~19ではLOT15~17締結後に上昇したインフレ率=約8%、Block4で予定されていた一部機能の実装コストをカバーしなければならず、米空軍はBlock4完成するまでF-35Aの調達数を削減(削減した予算をNGAD計画に回したいという意図)するため「1機あたりのコストが660万ドル上昇する」という話なのだが、LOT20以降の取得コストについては「値下がりする」という見方もある。
国防総省は今年3月「IOT&Eと実弾射撃試験の評価に基づいてF-35のフルレート生産を承認した」と発表しており、今回の契約が3LOT分ではなく2LOT分なのもLOT20からフルレート生産に移行するためで、BlockBuyよりも長い期間の資金供給が保証され、Lockheed Martinやサプライヤーは規模の経済を活かした一括発注でコスト削減を達成でき「LOT20以降の取得コストに成果が反映される=値下がりする」と期待されているものの、Block4の開発期間とコストは雪だるま式に増加しているため「今後もF-35の取得コストは増加していく」という可能性も否定できない。
因みにF-35の構成部品は欧州からも調達されているため「ウクライナとロシアの戦争もコスト上昇に影響を及ぼしている」という指摘もあり、これらの値上げ要因をフルレート生産の効果のみで吸収できるのか非常に疑問だ。
追記:Bloombergは「F-35の包括的テストに関する報告書の機密指定が解除され、6年間に及ぶテスト結果は信頼性とメンテナンスの遅れ、真っ直ぐ撃てない機関砲、サイバー攻撃に対する未解決の問題で傷つけられた」と指摘し、F-35の自己診断システムは1時間に1回(要求要件は50時間に1回)の割合で誤診断を送信し、修理に擁する時間は想定の2倍で、低観測性を担保するステルスコーティングは飛行スケジュールを守るためメンテナンスが行われないことが多く、完全な低観測性を保ったまま飛行することは1度もなかったなどと報じている。
この報告書を入手した政府監視団体はまもなく同報告書の分析結果を発表するらしい。
関連記事:米国防総省、マイルストーンCを宣言してF-35のフルレート生産を承認
関連記事:国防総省がLOT15~17をカバーするF-35製造契約を発表、3年間で最大398機を調達
関連記事:米国防総省とLMが3年375機のF-35購入で合意、発注減で調達コストは増加
関連記事:受注数伸び悩みが原因、F-35Aのコスト削減は7,000万ドル後半が限界
※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. Zachary Rufus
tier3も目処がまだまだ立ってないですし、無人機の運用も見据えた、第6世代機の廉価版の第5.5世代機を目指すと、発電力確保の為更にコストの掛かるエンジンに換装しないといけないのでコスト増加は更にしますね。
F-35のTier3とはなんですか?
出資比率での開発国のTier階層は聞いたことがありますが。
Tech Refresh3でTR3と打たないといけないのに、Tier3とうってましたね、すみません。
他に代替する機体が無いという状況さえなければ、失敗作と言えると思う。
(というよりF-16系が成功しすぎか)
パイロット確保の問題を解消しやすい無人機の場合は安価な機体を大量に確保していく方向に進むかもしれないですね。
3F開発直後に新型機の開発に行った方が結果的に良かったかもなー
中国が同じような戦闘機を作ったら
ネットでバカにされまくるでしょうね
YouTubeで毎回10万再生は狙えそう
追記内容が本当ならF-35の存在価値は米国との同盟関係を示す高価なトロフィーでしかないような
早くF-3を開発・配備しないと、有事に日本側が不利な状況に追い込まれそう。
…コスト上昇はわかりますが、追記の内容酷くないですか?
報告書読みた〜い(白目)
報告書は読めるようですが、ヤフコメの手には余る。
「Project on Government Oversight(POGO)」
「F-35 Testing Report Reveals Problems with Production Decisions」
拙い英語能力では「整備負担が重すぎ」と書いてあるように読める。強襲揚陸艦での運用が難しいとか。
あとこの報告書が2月に出たのに、翌月にフルレート生産を承認したことを問題視してる。
こんな感じだろうか?
メンテナンス性
・テスト環境ですら4機編隊を完全状態で飛ばせない
・補給品やサポート機材が想定より多い
A型は前方展開に支障が出る可能性
輸送機が想定より多く必要なので
B型は強襲揚陸艦に機材を載せきれない
機材容積の問題
C型は平気
・総じてMC率が低い
テストでは最高でC型62%
ALIS
・万能論既報のポンコツサポートAIの件
・ODINはまだ未調査
ステルス性
・テストで出撃したA型は全機、B型は8割がステルス性(LO)に欠ける状態だった。
・C型は報告無し
機関砲
・これも万能論既報
・2月の報告書でハード面に問題と記載
にも関わらず3月に解消したと公表
→ソフトウェアを弄っただけでハードは改善してないのでは?
報告書に大量の問題が記載されているのにも関わらず、フルレート生産は報告書発表の1ヶ月後に決定された。議会は事業内容を監督する術が制限されている。
報告書は非開示や無駄な編集が多すぎて全容が把握できない。運用テストの結論だけでも開示せよ。
…コスト上昇はわかりますが、追記の内容酷くないですか?
報告書読みた〜い(白目)
これはF-22の中身に2020年台の技術を適度に取り入れた機体をでっち上げて生産しよう
F-22のビーストモードが見たいです…..
今の戦闘機はソフトウェアの比率が高いので、単純にハードウェアの進化だけでは足りないんですよね。
F-22でもソースコードが170万stepと言われてますし、F-35は戦闘機のみで800万step、誤診断する診断システム合わせた兵站システム合わせて2000万step以上ある上にまだ機能足りないので、他の機体に簡単に載せられないですし機体マッチングなどのテストを含めると現実的ではないです。
F-22のエアフレームって7割金属の骨董品なのでライセンス料払ってまで使う利点はないと思いますよ。
必要なテストは少し減るかも知らんけど全然コストに見合わないかと。
エンジン2発なら発電量問題は解決しそうな気が
>完全な低観測性を保ったまま飛行することは1度もなかったなどと報じている。
さすがに新品出来たてホヤホヤの状態ならカタログ通りのステルス性なんじゃないの!?
つまりロシア軍のSu-57の運用方法は間違えてなかったということ、コーティングが不十分でも運用次第で何とかなる。
本記事は「ステルスコーティングなんて余程の隠密任務でなければ面倒臭くてやってられない」と白状したようなものだ。
仰る視点、勉強になります。
たしかに、ロシアらしいと言いますか、実戦に即した運用だったということかもしれませんね。
米軍がステルスコーティングをサボるくらいならば、日本もどうしようもないのかな?と考えたりもしてしまいます。
日本の場合は、正式採用した機体でできるかは別にして、ステルス機の性能の実証機である、X-2の時点でキャノピー以外にはステルス塗料等を使わずに材質のみでステルス性を維持する機体を作ったりしてますね。
かなり興味深い御話ですね。
ステルスコーティングが必要なのは、超強力な最新鋭の防空網に突入するような場合だけで。
文字通り「本当の実戦時」だけですよね。
今のところ、本当にステルスなのはイスラエルのイラン空爆ぐらいではないか?
普段はわざわざリフレクターつけて運用してるぐらいなので。
なら手を抜いても良いかなっと。
と思ってやってたら、実戦時にも現場は手を抜いてしまったりする訳ですが。。。
10月26日のイスラエルの攻撃は、基本的にイランから遠く離れたイラク上空でミサイルを発射しただけで、ステルス能力はまったく使われていない
イスラエルは「イランはこちらにステルス機があることをとっくに知っていて、対応策を用意している」と懸念しているのだろう
その結果、152発のミサイルのうち138~146発がイランの防空に撃墜された
また、ステルス力も距離に依存しており、近づきすぎると発見されやすくなります。一定距離外でミサイルを発射する場合、ミサイル自体が発見されて迎撃される可能性があり、結局、防空を効率的に破壊するためには一定数のステルス機が一斉にミサイルを発射する必要がある
しかし複数機で一斉に対レーダーミサイルを斉射するためには、やはりステルス性がないと相手の早期警戒網に引っ掛かって戦闘機に迎撃されてしまいますよ。
F-35って内装対地ミサイルって無いのでは?
ただのミサイルキャリアの時に遠くからミサイル撃つのは当然の運用。
撃ったあとの生存性は上がるのでしょうけど。
>>遠くからミサイル撃つ
この場合F-35を使うとどんなメリットがあるのでしょうか
もっと安くて、もっとミサイルを搭載できる非ステルス機の仕事だろう
主要な防空ミサイルを破壊した後、そのまま侵入して、好きなだけ蹂躙出来ることでしょ?
今回のイラン空襲はまだ手緩い方で、シリアなんて何時もダマスカスを空襲されてる訳で。
シリアの状況は防空が不足していると同時に、近すぎて十分な反応時間がない。でもイランは全然違う
イスラエルが弱者を簡単にボロボロにすることができることは、力を出して強い者に勝つことができるという意味ではない
100機の戦闘機が同時に出撃し、150発のALBMを発射するという大規模な攻撃は基本的にイスラエルの総力だ。今回より強い空軍攻勢ができるのは基本的に米露中だけだ
敵に捕捉されないのであればミサイル発射後に回避機動を取る必要がありません
悠々と中間誘導を続けることでミサイルの命中率を高めることができるのです
日本がX-2の時、複合材料を電波吸収素材化して、一部(キャノピー)を除きステルスコーティングを施さなかったみたいだけど、
ステルスコーティングの面倒臭さを見越しての処置だったのかな?
F-22でもキャノピー下が酷く錆びた状態の写真が公開されていますね。
実際にコーティングの損傷がどれほどRCSに影響するかは機密中の機密として、明るみに出ることはないんでしょうけど…。
>実際にコーティングの損傷がどれほどRCSに影響するかは
F-35のRCSが0.005㎡とされている様ですね。
対数表記だと約-23dBsm。
(対数表記は相乗効果を加算・減算で処理出来るので便利)
一方非ステルスの小型代表としてF-16Aを参考にすると、4㎡らしいので約6dBsm。
両者の比較から、形状ステルスと電波吸収体の相乗効果で、RCSを30dB程低減していそうですね。
F-35の場合、電波吸収体の部分はシートとコーティングの併用だから、更に『30dB程低減』の更に一部となります。
「形状ステルス:シート:コーティング」の効果比率を仮に「1:1:1」とした場合、コーティング無しでの悪化具合は10dB程度となります。
0.005㎡→0.05㎡といった所ですね。
「2:2:1」だと、コーティング無しでの悪化具合は6dB程度で、0.005㎡→0.02㎡といった所です。
以上は数字遊びでしかないですが、ちょっとした目安にはなるでしょうか?
レーダー探知距離は反射断面積に比例するので、反射断面積が4倍になれば1.41倍、10倍なら1.78倍遠くから探知可能です。
仮に探知距離が50kmとすれば、反射断面積4倍なら71km、10倍なら89kmで探知されます。この程度なら長射程兵器の使用によって充分ごまかせます。
>レーダー探知距離は反射断面積に比例するので
肝心の「の4乗根」が抜けてるかと。
米製の第5世代戦闘機としては信じられんくらい安い機体だからまぁ多少値上がりしても
なんでラファールやユーロファイターより安いんだ。欧州機が高すぎるのだろうか
出荷数が桁違いに多いから単価が下がってるのでは?
あとラファールの場合、断固として米露製品使わない(ミサイルや爆弾など客の事情があるので別)を維持しているので、割高になる部分があったり
平時で舐めプしてるだけだと信じたい
現代戦に求められる能力に対して技術が追いついていない感じなのだろうか。それに優秀な人材(特にエンジニア)がITと金融にほぼ全て吸われて、軍事関係のエンジニアの質が相対的に低下しているのも原因なようにも思える。
根本的に、得られる対価が違い過ぎますからね…
極端な話ですが、Nvidia従業員は60%が資産1億円以上、35%が資産30億円以上!あると言われています。
F-35のソフトウェアエンジニアをやって、ストックオプションが大きく化ける見込みは近々ないですから、人材獲得競争では勝てないでしょうね。
(現状)日本はスクランブルメインですから、F15EXがメインでよかったのでは?と感じています。
F-35は稼働率も低いですから、日本の防空能力下がっているのではないかなと少し気になっています。
スクランブルは防衛の一環ですから
第4世代戦闘機は買うべきではないでしょう。
スクランブルで相手が攻撃する意思があったとしてそこで生還できるかもありますし、
その後戦争になったと仮定したらコスパが悪すぎます。
F-15E系やJの能力向上改修は良いですが、
アメリカや韓国がF-15EXやKF-21を新造するのは大丈夫なのかと
心配です
F-35の稼働率、米軍で50%くらいなんですよね…
F-35、今後のデータ・生産動向がどうなっていくのか注目したいと思います。
(2024.05.30 米空軍機の即応性は前年度よりも全体的に悪化、F-35AはF-22Aを下回る 航空万能論)
F-16とA-10の稼働率の高さに笑う
やっぱシンプルなのがいいのでしょうか
仰る通り、自分も驚きました。
シンプルに加えて、整備慣れしている点もあるかもしれませんね。
国防総省が目標に掲げるFMC率は80%なんで、70%前後のF-16もA-10も高いとは言えないです。
大体がFMC率80%以上を基準に部隊編成を組んでいるので、編成上の稼働期待値をいずれも下回っていることになります。
「自衛隊は災害派遣メインなんだから救助隊にしちまえ」ってのと同じこと言っちゃってますよ
平時の運用を無視していいわけではありませんが、軍事組織が有事を軽視することはあり得ません
ウクライナ戦争の戦訓は、数や稼働率が大事ということなんですよね。
F-35の不安定さは、そもそも任務こなしたり・アップグレード期日通りに続けられるの?というのを感じてるんですよね。
機関砲が真っすぐ飛ばないって、追記にありますが、これもさすがに…
大丈夫、ボーイングの納期だよ
でたいてい終わるやつ
大丈夫ですよね!安心しました…
大丈夫でないから言ってるんだよ。
JSIの時のすてきな納期忘れてるだろう。
ネタでした…
「日本はスクランブルメインですから〜」とは違う観点のお話ですね
重要なのは単に稼働率が高いか低いかではなく、戦局に貢献出来るだけの水準に達しているかどうかです
砂漠の嵐作戦においてF-117の出撃回数は全航空機の1.2%でしかありませんが、破壊された目標の数で言えば実に40%がF-117の手柄です
このような異次元の技術を敵のみが使えるという状況は、何としても避けねばなりません
F35の導入により、F15などの整備予算が圧迫されてきたのが、現場の実体なんですよね。
仰る点も理解できるのですが、F-35の諸々が安定して貰わなければ、限られた予算で苦しくなっただけになるのが現実なんですよね…
防衛予算が増額するようですから、諸々に注目していきたいと思います。
>「部品を流用された機体は飛べなくなるから、F15の稼働率は大幅に落ちている」と尾上氏。優先度の低い整備は後回しになりがちなため、将来のパイロットの育成に使う練習機「T4」などは、故障すると倉庫に置かれたままにされるのが現状だ。
>空自がFMSで導入する最新鋭戦闘機「F35A」で既に配備されたのは九機。将来的に計四十二機に増える。「F35Aが増えるほど、それ以外の維持整備費は圧迫される。極端に言えば、F35A以外の空自の飛行機は動かなくなる」と尾上氏は懸念する。
(2018.11.06 稼働率低下で軍事博物館化する自衛隊 アゴラ)
出典が東京新聞の記事を引用してあの清谷氏が書いているのでだいぶ強めにF-35嫌いのバイアスかかっている気がして信用しきれない。
航空自衛隊の共食い整備は有名で、産経新聞とかでも出てるんですよね。
防衛予算が増えるみたいですから、どうなるのか興味深く見ています。
(2022/10/16 <特報>空自軍用機で部品「共食い」3400件超 整備費不足深刻 産経新聞)
防衛力整備計画に、部品不足等諸々の理由による否可動を改善し、2027年度までに防衛装備品(全般)の可動率を最大化すると明記されています。
閣議決定された同文書に明記されている以上、必要な予算は確保される前提です。
>>F35の導入により、F15などの整備予算が圧迫されてきたのが
いいえ違います。整備予算を圧迫していたのは紛れもなくミサイル防衛の整備負担です。平成初頭から防衛費が5兆円で変わらない中、莫大な費用のかかる対弾道ミサイル迎撃システムを構築しようとした結果、しわ寄せが兵站に行ってました。むしろ後継戦闘機導入は、整備予算共々しわ寄せを食らってた側です。
ホント、MDは費用対効果が劣悪な亡国の戦略思想だと思うんですよねえ。
MDは恐ろしい戦略核への不安を和らげてくれる鎮静剤としては優秀なんですけどね…。
政治的、象徴的な存在が費用を食い潰すのはマズいですね。
じゃあどうするんでしょうか?
圧倒的な核報復能力を持つ米軍ですらMDへの投資は怠っていませんが
様々な方法で隠匿される敵の弾道ミサイルの発射を一切の漏れなく阻止できる超技術をご存じなのでしょうか?
ぜひDARPAに提案なさるといいと思います
>>じゃあどうするんでしょうか?
予算の絶対額を増やしてMDと戦闘機導入と兵站とを全て成立させるの一択でしょ。何を言ってるんだか。
この前の防衛費増額でようやくGDP比率2%に達したけど、正直遅すぎた感がいなめない。せめて2018中期防でこの水準を達成して欲しかった
>MDは費用対効果が劣悪な亡国の戦略思想だと思うんですよねえ。
これに対する返信です
ツリーのつながりはよくご確認ください
どわーっ!これは酷い勘違いを…
失礼しました!
まーた噛みついてきたん?
んなもん米軍と同じ規模の軍事費出してから言えって話ですよ。
予算が限られているなら費用対効果が高いものから投資するのが当然というだけです。
基地の抗堪性を上げるとかシェルターの整備、敵攻撃時の避難訓練などの汗をかく対策などヌケているものを片付けてから、MDに投資するならまだしも。
日本のMDは北朝鮮にすら対処能力越えされつつあり、中露には全く対応しきれません。通常戦力を削ってまで投資する優先度は高くありません。
MDで中露持ち出す時点で勉強が足りませんわな
アレは最初から北朝鮮のようなならず者国家に特化した装備です
あの手の国が国民を餓死させながら無理矢理揃えたなけなしのミサイルに怯えなくて済むための装備がMDです
核戦争のことは想定していません
MDは言うなれば、北朝鮮相手のSDI構想みたいなものなのでは?少量の核ミサイルなんか作っても無駄だから止めれ。的なメッセージでしょう。ある種のハッタリもかねたように思います。結局、北朝鮮は引き下がらず。あまりうまく行かなかったみたいですけど。
それと防衛費ですが、当時は今のように中露と対立するとは予想できなかったでしょう。まあ仕方ないのでは?
GBU-27誘導爆弾の使用比率も目標破壊数に大きく影響していますので、ステルス性能の価値は割引きが必要だと考えられます。一方で、防空システムの一方的な破壊は航空優勢への貢献度が高く、戦局に重大な影響を与える要素なので割増しが必要でしょう。つまり、”破壊された目標の数“は評価項目として変数が大きいことを意味します。
そして、ステルスが砂漠の嵐作戦では戦局に影響を与えるほどの異次元の技術であっても、現在はそれほどの格差があるかどうかも重要です。”現在も”異次元技術だったり、又は一方的にアウトレンジ可能な秘匿異次元新技術があるなら、超高額経費も納得ですが…
敵方も相応の技術を保有しているとなれば、相対評価が成立し稼働率も重要になるでしょう。
防空システムの一方的な破壊、これはまさに仰る通りです。
この点について、3つ考えがありまして。
(1)日本は、偵察衛星・偵察機など偵察能力の問題で、そもそも攻撃目標選定能力が低い
(2)S-400などの対ステルス能力があると言われる対空ミサイル、対ステルス対空レーダー
(3)自爆ドローン・無人機で代替できるか
F-35単独というよりも、航空作戦全体として見た時に、なかなか難しい点があるのかなと考えています。
敢えて無理を承知でイスラエルを参考にすると、あの国は戦略的にはF-35を用いて積極的に仮想敵の防空網を破壊してますし、戦術的にはいち早く対レーダー徘徊爆弾を実用化して、カラバフで実際に成果を上げましたから、取り敢えず防空網は何とかなるかと。
但し防空網の戦略的破壊に関しては、あの国は情報部門に裏打ちされた高い目標選定能力があるため、完全には参考に出来ませんが。
まさに仰る通りです。
イスラエルの軍事力、特に攻撃に関しては、情報部門の情報収集力が背景にあると思います。
ヒズボラ本部攻撃・ベイルート攻撃に関して言えば、指導者の滞在タイミングで一斉攻撃しているわけですから、情報収集能力あってこそだなと…。
防空網の破壊・何らかの制圧・確認も、前段階で行われてるはずですから、攻撃もF15で行っているんですよね。
日本に、この能力があるかと言うと、現状は難しいのかなと…
日本にはイスラエルのような情報収集能力は残念ながらありません。皆無です。
なので日本は北や中国本土の防空ミサイルが何処にあるかをリアルタイムでは認識出来ません。
しかし日本にとって脅威は中国本土の防空網でなく、日本近海に現れる中国海軍の防空艦です。これらの目標選定には情報部門は必要ありませんし、ステルスの能力を十二分に発揮できると思いますよ。
対艦任務は仰る通り、F35の強みが、存分に生かされそうですね。
ここでウクライナの例を引き合いに出すのは不適当じゃないかな。
空での話に限れば、ロシアとウクライナ双方で十分な数のステルス機がないからこそ非ステルス機が主力になって結果的に数や稼働率が大事になっているだけで、それはステルスを否定する根拠になっていない気がする。
一方の国がステルス機を主力にするも、非ステルス機を高稼働率で運用するもう一方の国に圧倒されているとかなら話はわかるけども。
>機関砲が真っすぐ飛ばない
そもそも、F-35に機関砲は不要。
警告射撃くらいにしか利用されないと思われるから、真っ直ぐ飛ばないことはどうでもいい。
>F-35の稼働率、米軍で50%くらいなんですよね…
稼働率の低さはエンジンに起因する部分が大きいから、整備拠点増設およびエンジン換装で解決可能。
高価な電子機器を搭載するのは、F-35もF-15EXも同じ。それで、ステルス形状のあるほうとないほうだったら、あるほうが生存率が高い。
実戦を考えれば、ステルスのあるほうが結局はコスト安い。
> そもそも、F-35に機関砲は不要。
少なくとも米軍はそう見てないようですけど。
対空射撃ではなく、対地射撃で必須のようです。
日本でも離島奪還時の航空支援で使うのでは?
リンク
最近ではドローン撃墜にF-15Eの機関砲がかなり活躍した。的な話が。
リンク
管理人様。
外部リンクがあると、承認が必要になるのですね。リンクを削除して改めて投稿させて頂きます。
> そもそも、F-35に機関砲は不要。
少なくとも米軍はそう見てないようで、機関砲は対地射撃で必須のようです。
日本でも離島奪還時の航空支援で使うのでは?
(F-35Aを悩ませてきたGAU-22/A、遂に25mm機関砲が効果的になる 2024.03.23 航空万能論 )
最近ではドローン撃墜にF-15Eの機関砲が活躍した。的な話が。
(米空軍史上初! 女性士官として初めて「勇敢さ」を称える勲章を受章 ミサイルを撃ち切っても任務継続!?11/22(金) yahoo ニュース)
情報ありがとうございます、近々の戦訓として勉強になります。
ミサイル万能論から、機関砲搭載が再開されて今に至る流れですが、機関砲の役割について非常に興味深いですね。
ミサイルを打ち尽くした後も、任務を継続できるという考え方はありましたが、実戦での戦果を最近でも得られる意義は大きいです。
(ミサイル万能論 Wiki)
一方で空自は、空対空装備としてのGUNを、重視しなくなったポイです。
過去には年間400EA調達していた(曳航標的後部の)Visual Augmenter Sleeveが、2015~2023年の合計だと僅か44EAに止まっている点から伺える様に、
空自は機関砲射撃訓練を大幅に減少している雰囲気です。
情報ありがとうございます。
これが問題なければよい事を願うばかりですね。
自衛隊の弾薬在庫は、基本的に怪しいと言われています。
無人機・ドローン迎撃に必要だが、訓練不足+在庫がないという事がないのを願っています…。
>機関砲は対地射撃で必須のようです。
日本でも離島奪還時の航空支援で使うのでは?
装備全体で見る必要はありますが、ウクライナ戦争以後、対地射撃が行われる低空領域はドローンが圧倒しています。
そのため、低空はドローン、中高空はF-35などの戦闘機と棲み分けされてきています。
また、作戦コストの高さや携帯式地対空ミサイルの脅威を回避するためにも、ステルス機でわざわざ機銃掃射する必要性を感じません。
>>F15EXがメインでよかったのでは?
あんなボーイング救済の為だけに作られたような機体を購入するなんで税金の無駄。なら何も買わずに戦闘機数が自然減耗したほうがまだマシ。その分の予算を他に流用できる。
米軍から、何も買わないというのは、政治的・外交的に難しいでしょうね。
全体最適の観点は、重要ですね。
そもそもSAすらねぇーです>当時
ラインの関係でSA相当で調達出来た可能性はあるけど。
あとボーイングですらあきらめてF/A-18の提案してるし
ボーイングは、製造業として何と言うか、うーん…という感じがしますね…。
スクランブルだけのためにマルチロール機が必要なら、むしろF-15EXである必要があるのかって気がするけどね。スクランブルメインなら機体単価・ランニングコスト・稼働率とか考えたらF-2との兼ね合いもあってF-16Vが候補となっても良いんじゃないかと思ったりする。
今の時代だとEXじゃないと駄目だって国の方が少なくないかな、イスラエルなら既存インフラ活用と航続距離や搭載能力でF-15EXじゃないと駄目とか明確な理由があるんだし。
F-16Vも、信頼性が高く近代化されているため、非常にいい戦闘機ですね。
非ステルス機が現代や近い将来求められるスクランブル以外の「ロール」はミサイルキャリアだろうし、日本のEEZやADIZは広大ですからペイロードも航続距離も重要では。
航続距離、ペイロードは日本にとっても重要なことは間違いないのですが、F-2を見るにF-16系統でもミサイルキャリアとしてのポテンシャルは十分あるんじゃないのかと。しかも電子機器などはF-35と共用の物もあり、世界的に売れてないF-15EXより既に準F-35としての地位を確立したF-16Vの方がコストやサポートが期待できるのも利点です。
個人的意見ですがボーイングはもう少し反省しろ。
F-2は主翼を25%拡大しつつ重量増を抑制していますので、F-16の航空機としてのポテンシャルの参考には(特にペイロード、航続距離については)ならないでしょう。
F-16は強化されたエンジンとCFTによって空荷での航続距離は伸びてるでしょうが搭載量が増えるに従って翼面積の差が効いてくると思われます。
F-15JSIの導入理由をご存知ですかって話
F-15EXは複座機しか存在せず、万年パイロット不足の日本は単座型の戦闘機を欲しがった
アメリカ空軍は単座運用すると豪語したが結局複座運用しています
J-20相手にF-15は自殺行為では
相手が中国ロシア米国以外ならなんとかなりそうですが
中国のJ-20生産力を見ると、数・稼働率の面でも対抗が必要ですから、F-35の不具合を見ていると大丈夫なのかなあと…
米軍が、南シナ海・東シナ海でのJ-20のステルス能力のデータを持ってそうですから、どの程度なのかが少し気になっています。
(2024.03.30 中国は1年間にJ-20を100機以上、J-16を100機以上、J-10を40機生産か 航空万能論)
(2024.09.10 中国エンジン産業の進歩、WS-15を搭載するJ-20の鮮明な写真が登場)
米空軍が実施した一連の演習で、AWACSの支援を受けたF-15及びF-16がF-35に完敗したという実績があるわけです。
最良の第4世代戦闘機でもステルス戦闘機を阻止できないという結果が示されたわけで、仮想敵が第5世代戦闘機を相当数保有しているならば、有事には第5世代以上の戦闘機でないと圧倒されることになります。
仮想敵の脅威となる防衛装備でなければ抑止効果は期待できないかと。
制空戦闘の観点から言えば、抑止効果は、仰る通り重要ですね。
> 低観測性を担保するステルスコーティングは飛行スケジュールを守るためメンテナンスが行われないことが多く、完全な低観測性を保ったまま飛行することは1度もなかったなどと報じている
メンテが行われない【ことが多く】、なら行われたことも少なからずあった訳で、それでも完全な低観測性を保ったまま飛行することは【1度もなかった】ってことはメンテが行われても毎回テキトーなメンテしかしてなかった、と?
メンテしない理由が「飛行スケジュールを守るため」ってのもしっくり来ないしどうもどこかで伝言ゲームになってる気がするなぁ。
まだまだ配備し始めのF-35の飛行スケジュールをメンテをすっ飛ばしてまで厳守する必要があるとも思えんけど。
記事で真顔になって追記で白目を剥いたでござる。
イギリスとも組むっていう最悪の懸念事項があるけどF-35よりマシになるんじゃ······?
F-3にしろテンペストにしろ従来の非ステルス機より整備性が著しく悪化するのはまず既定路線だろうからなあ
F-22にしてもF-35にしても米軍から出てくる問題を見るにステルスコーティングは剥げたらその度ピャピャっと塗ってはい大丈夫というような類の問題とは思えんし
F-3に関してはわーくにの悪癖、ごく数しか生産されない独自部品の採用をまたやっちまったら整備性の問題と相まって稼働率にモロ直撃すると予想してる
垂直離着陸機はF-35Bしかないから、頑張ってもらうしかない。
ステルス機と非ステルス機では戦闘にならないので、ステルス機を調達しない手はありません。
コスパを重視して失われるのはパイロットの命です。
アメリカが正直ベースでコレだと、中国やロシアの様に公文書が信頼できず、目標未達で出世や、下手すると命を失う国だと、実際の性能はどうなんだろう、とワクワクするな。
当初の見積もりがイカれてたってだけでまだまだ「破格の安さ」の範疇だと思いますよ
まぁ当初見積もりが破格すら超えた鉛筆なめなめ皮算用になってたことについては調査が入るべきなんでしょうが
稼働率については、作戦所要機数を一桁減らすポテンシャルを有する未来の兵器を、旧式兵器と同程度の規模感で運用しようとするのが一番悪いんだと思いますね
ガンダムにはガンダムの、ジムにはジムの運用理論があるわけで
ステルス機を使用する重要な目的は、相手の防空を破壊し、大量の非ステルス機が相手の地上目標を攻撃しやすいようにすることです
ステルス機はレーダーで発見されにくいほか、携帯できる弾薬は非ステルス機よりも少ない。数が少なく整備が難しいステルス機だけでは高強度の空襲はできず、相手の防空を破壊しても陸軍や後方に大打撃を与えることは難しい
ステルス機で作戦所要機数を大幅に減らすのは難しいだろう
確かにステルス機の搭載量は少ないですが、爆撃精度が高いため補ってあまりあります
敵の迎撃をどうにか回避しながら、隙を見てロフト軌道などによってシビアな投弾を行わなければならない非ステルス機では、精密誘導爆弾を使用したとしても爆撃命中率が下がるのです
ステルス機であれば目標の直上を悠々とパスしながら最良の爆撃軌道を取ることができるため、カタログスペック通りの命中精度を発揮できる
さらに非ステルス機は敵のレーダーに引っ掛かり全力の迎撃を受けるため、制空戦闘機やSEAD機によるエスコートが必要になります
数十機の大編隊を結集して行う大作戦が、ステルス機であればほんの数機で完遂できるようになるのです
>ステルス機であれば目標の直上を悠々とパスしながら最良の爆撃軌道を取ることができるため、
どう考えても不可能やね、それは
何を考えたうえで不可能だと思うのか説明しなきゃイチャモンにしかなりませんよ
あらゆる方向、あらゆる角度、あらゆる電磁スペクトルに対しステルス性を有する現行機など存在しないから不可能と言ってんですよ
目標の直上を楽々パスとかもはやギャグでしょ
F-117が超旧式SAMに撃墜された経緯もご存知ないんですか?
あらゆる方向、あらゆる角度からあらゆる電磁スペクトルの電波が十分な出力で照射されることなどありえないため無意味な反論です
電子偵察による敵のレーダー配置や種類の特定は前提ですので
F117の被撃墜事例は、米軍が数日にわたり全く同じ航路を使い続け、悪天候により電子戦機の援護もなかったという油断と、迎撃システムを専用に改造し、位置が露呈する危険を犯しながらも3度の攻撃を試みたSAM部隊の執念の結果、F-117が爆弾倉を開いた瞬間が捉えられたというものです
教訓の多い事例ですが、ステルス技術の価値を貶めるものではありませんね
数え切れないほど飛んでるのに被撃墜はこの一例のみなわけで
「真上」だと、必要な探知距離が短くて済みます。
電波の自由空間損失は距離の二乗比です。
仮に所要探知距離1/10なら反射波は100倍となります。
電波にとり、距離の暴虐はシャレにならないのです。
それ故に「目標の直上を悠々とパスしながら」は、ちょっと吹き過ぎだと自分も思いました。
>電波にとり、距離の暴虐はシャレにならないのです。
同一周波数だと距離の二乗比で減衰しますが、
自由空間損失の公式だと、距離というか波長比で計算処理します。
なので上記セリフの「電波」は、
(Xバンドとかのように波長の短い)
を頭に付けた方が無難かも。
所謂レーダー方程式では、電磁波の反射の強度は距離の4条に反比例です。つまり距離が1/10なら反射波は10000倍になります。
wikipediaのレーダーの項目に、レーダー方程式について載ってます。ご参照ください。
レーダー方程式ですが、式の詳細説明が成されてるサイトを見ると判ると思いますが、
自由空間損失と同様、距離の二乗比でエネルギー密度が減少する事を前提に式が構築されています。
二乗比は、相似形な立体の面積比から来ています。
完全な無指向なら球体状に、
指向されていた場合は球冠と円錐をくっつけた形状(名前は何だったかな?)で、電波の広がりを近似出来ます。
途中でエネルギーロスが無い場合、エネルギー密度は、元のエネルギーを球体や球冠の表面で割る事で求めるので、面積比と見做している訳です。
レーダー方程式は、
反射波について到来波のエネルギーをRCSに応じた強さで生じると見なし、
上記を発信源として再度距離の二乗比で減衰するとして処理しています。
距離の二乗比での減衰が、往路・復路それぞれ独立して起きるとして処理するので、式としては距離の四乗比での減衰となっています。
しかし、細いビームで照射して、かつ反射波が概ね全反射した場合、
往路・復路で減衰が距離二倍扱いになった事を経験した事があります。
例えば、自由空間損失で片道50dB損失し、往復で100dBの損失のつもりでシステム設計したのに、
実際には距離二倍扱いで約56dBの損失しかなく、想定より44dB強い入力があり少し困った訳です。
オペミスで、送信を直近で全反射した時の事を想定して回路保護してたので、幸い壊れずに済みましたが、
受信回路が大分無駄になったのですよね。
まぁ、実験用の試作機だから、ダイナミックレンジの大半が無駄になっただけで済みましたが。
興味深い情報ありがとうございます。
確か細いビームだと離が2倍になっても、到達する電力は1/4にはならない。でしたっけ?直感的には反射波は距離の2乗に反比例しそう。
実際のレーダーではビームを絞るから、レーダー方程式のように距離の4乗に反比例とはならないということですね。
30年ぐらい前に車載レーダーの評価試験をやってたことがありましたが、忘れた。。。。
私の失敗例は、ちょっと特殊でして、
ミリ波レーダーを用いて、メートル・オーダーの近距離に正対して設置した金属板を測定
といった感じの実験環境だった為に起きた様です。
レーダーのメインビームは、円錐(+円冠)状に拡がるかと思いますが、
上記環境だと、設置距離の二倍まで伸びてる円錐を、中間で鏡対称に折り返した形態になった様で、
反射波のパワーが(自由空間損失が二回分生じるとの想定に比べて)想定外に大きくなった訳です。
通常のターゲットだと、上記の様に綺麗に反射する訳で無いので、
ターゲットの反射を新たな発信源と見做したレーダー方程式が成立するのだと思います。
送信側の円錐と、反射側の円錐が個々に形成される感じですね。
元発言については、上記失敗例のイメージが強かったので、「反射波」としているのに自由空間損失1回分での計算をしていました。
一方元の話題は通常のターゲットなので、自由空間損失2回分扱いのレーダー方程式で値は処理すべきですね。
なので値は、ご指摘の通り距離1/10で反射波10,000倍が適していると思います。
なるほど。
ミリ波で数メートルの距離で鏡面反射のような状況ですか。面白い話をありがとうございます。
収束したビームがどのように伝搬するか、気になって調べてみました。
レーザーや大口径のパラボラアンテナなどで収束させたコリメートビームはガウシアンビームと呼ばれて、ある距離までは電磁波の強度は距離の二乗に反比例より強い強度になるようです。
色々なパラメーターがあって計算しきれず、半分直感になってしまいますが、10kmぐらいのオーダーでガウシアンビームから通常の二乗に反比例するレーダー方程式のモデルに徐々に変わっていくと予想します。
こちらこそ、興味深い話し、ありがとうございます。
12月も近く、最近立て込んでいるので暫くは無理ですが、
雑談相手にアンテナ屋さんとかいるので、また色々教えて貰いに行こうかな、と思いました。
…仕事ではなく趣味な領域なので、資料とか読んで勉強すべきなのでしょうが、
最近は、新規な事柄について文字がなかなか頭に入ってこなくて、つい人を頼ってしまいます。
攻撃すべき目標の真上に常にレーダーが置かれているならそうですが
一般にレーダーにふさわしい見晴らしや電子的な静けさを軍事拠点の間近で確保するのは難しいですし、複数の拠点をカバーするためにもレーダーは距離を開けて置かれるものです
またレーザー誘導爆弾の性質上、投下後の回避運動は目標を見失うリスクとトレードオフになりますので
どちらかというと、気にしていたのは中/短距離のSAM部隊です。
下方向のレーダー到来角度の目安が
長距離SAM相手だと3.7~20度
中距離SAMが20~36度
短距離SAMは36度~
といった感じなのに対して
F-35は取得コスト低減のため、(他の米軍ステルス機と異なり)±14.5度と比較的狭い角度に特化した割り切り設計をしており
中距離SAM・短距離SAMが連携しているところに単独で飛び込むのは不向きな特化の仕方をしている
といった旨の説明を読んだ覚えがあるので、中/短距離のSAM部隊を気にしていた次第です。
あと「悠々」についての時間的な解釈は、上記中/短距離のSAM部隊が対応可能な時間スケール、です。
その話が本当なら踵を返した瞬間に敵に見つかってしまうから、敵のレーダー圏内に入ったら全く旋回ができなくなってしまいます
それに14.5度未満の範囲に敵を収めようとするとJDAMなどは使えなくなってしまいます
短距離SAMに対しては高度を取って(届かない所から)で対処との説明があったので、
中距離SAMに対しては逆に高度を下げて±14.5度のゾーンに入れるのだと解釈しました。
そして、中距離SAM・短距離SAMが連携してるケースだと、解無しに陥るとも。
F-35の胴体下部は、他のステルス機に比べてデコボコが多いので、
下方向からのレーダー照射に対して不利になり易い、
といった旨の説明もあったと記憶しています。
F-35は、元々ハイ・ロー・ミックスのロー側の機体なので、割り切り設計をしているとも。
旋回に関しては、レーダー照射方向が浅くなる様にすれば済む話しですね。
四方八方から照射されてたら、詰みますが。
そのソースと思しき文書を見つけましたが、何らかの実験の結果ではなくぱっと見の外見だけでイチャモンをつけてるだけでしたね
「J-20にはカナードがあるからステルス機じゃない!」と同じレベルです
F-22はF-35と比較してステルス性に劣るとされる境界層の処理方法をとっていますか、じゃあF-22はF-35よりステルス性が低いことになるかと言えば、そんなことはないわけで
そんな単純な話じゃないんですよステルス設計って
たいたい14.5度未満の角度を保ちながら飛ぶとか運動性能が旅客機以下になりますからね
各バンドのRCSシミュレーションを行っての解析結果の様だったので、
ただの感覚で語られるよりは当てになると解釈しました。
それを否定し情報を上書きするのは良いですが(所詮他人の成果物なので)、
印象論の類ではなく、具体的な数値データやグラフなど、定量的なものを提示して欲しいというのが、個人的な願望です。
14.5度という旅客機未満の運動を要求される機体を米軍が運用するわけがないという印象論で一般には十分でしょうね
さらに言っておきますとあなたの「±14.5度」は読み違えで、実際は「正面29度」でした
つまりF-35は敵にまっすぐ鼻を向けていなければステルス性を発揮できない機体だとその文書は主張してたんですね
まぁこれが事実なら機体を受け取った各国が紛糾してるはずですから信憑性はお察しです
さらに言いますとこれはVHFレーダーの数値であり中短距離SAM部隊との話ともかみ合いません
ろくに裏も取らないで斜め読みした数字だけポンと出して定量的なデータを示したような顔をしないでください
原文探すの結構大変だったんですからね
斜め読みする質なのは否定出来ないので(データシートとか精読せずに特性グラフやスペック表で粗方済ませますし)、
メモ書きではなくAir Power Australia さんのサイトで改めて確認してきました。
>さらに言いますとこれはVHFレーダーの数値であり中短距離SAM部隊との話ともかみ合いません
見落とされてるみたいですが、下記のような記述があります。
±14.5度はS/X/Ku/K/Kaバンドについての分析結果の様です。
The aircraft will have a credible ability to defeat S-band search/acquisition radars, X-band engagement radars and X/Ku/K/Ka-band missile seekers only in the narrow ±14.5° angular sector under the nose.
>まぁこれが事実なら機体を受け取った各国が紛糾してるはずですから信憑性はお察しです
F-35の実態が、著者の解析結果に準じていたとしても、恐らく各国は問題視しないと思います。
理由は、著者の設定水準が無茶苦茶厳しいから、です。
今回見直して気付きましたか、
安全領域:-30dBsm以下
危険領域:-20dBsm以上
と設定して話しを進めているみたいなのですよね。
それもこの上更にRAMで10dB程減衰する想定で。
言い換えるとRCSが
安全領域:0.0001㎡以下
危険領域:0.001㎡以上
といった具合で、安全領域のRCSは日本がF-3で目標としている水準です。
F-35に対しては、各国ともそんな水準を求めていないでしょうから、
仮に実際のF-35が、著者の解析結果に準じていても、問題視しないだろうと予想した次第です。
あと、前提条件を見て、
定量的に示されてると、認識のズレも気付き易いので良いな、
と改めて思いました。
ステルス機が撃墜されたといっても、1機だけですけど。たまたま運が悪かった可能性大では?
更に日本の近海で、欧州での戦闘と同じように、近接拒否が成り立つかはかなり怪しいです。中国相手に想定される戦闘ですが、ほとんどが海上となります。欧州と違って防空システムが森に隠れることはできません。
ですので互いに事前に位置が分かってしまえば、巡行ミサイルの集中攻撃でやられてしまいます。結果防空網は穴だらけになるでしょう。
まあ素人の予想ですけど。
>たまたま運が悪かった可能性大では?
F-117撃墜に関しては、入念な準備のもと実行された様です。
VHFだと15マイルと極近距離とはいえ旧式のレーダーでもF-117を探知可能だった事から、
予測される航路と上記探知距離を考慮して待ち伏せして、ステルス機の初撃墜という偉業を成し遂げた様です。
なるほど。航路が予想されるとは、米軍があまりにも舐めた運用をしていたということですか。
だとすると、あまり再現性は無さそうですね。
このツリーでは「ステルス機が目標の直上を悠々とパスしながら最良の爆撃軌道を取る」というまさしく舐めた運用について語られているので…
どのへんが舐めてると思うのか理論的に反論していただきたいですね
それともあなたも物資集積所や発電所のど真ん中に常に大型レーダーが設置されてるという前提でお話されてるのでしょうか?
はっきり「悠々と」と書いといて舐めプじゃないと言われましても。
具体的にいうなら、ステルス機で直上通過なんてするからには当然高価値目標な訳で、その直上に到達して生還するには当然ながら多数のセンサーとウェポンで構成された防衛線を2回突破しなきゃいかん訳です。
無誘導爆弾しかなかった時代ならともかく現代において「目標の直上にわざわざ到達する」なんてあらゆる意味で舐めプでしょう。
既に述べた通り誘導爆弾であってもスペック通りの命中率を発揮するには上空をパスせねばなりません
誘導爆弾は風や誤差の影響を修正するのが本懐であり、無誘導でもちゃんと当たる弾道で放出されなければいけません
トス爆撃で滑空させる運用はあくまで理論上のものであり、命中率が低下します
またレーザー誘導であれば回避機動を取ると目標を見失うリスクがあります
「ステルス機で直上通過するからには高価値目標なのだから2回突破しなきゃいけない」
しかしこの脳内ロジックは意味が分かりませんね…なぜ2回なのでしょう?
またこのロジックにおいては「直上を通過するからには~」と、直上通過という戦法が実在する前提で条件を策定してますが、そもそもこの行為を否定するあなたはそのようなロジックをつかってはいけませんよ
否定はしてませんよ。「舐めプ」と言ってるだけです。
非対称戦等ではそうした選択肢もあるでしょう。
都合が悪くなると非対称戦で逃げますか
レスバではなく議論をしてほしいですね
実際のステルスコーティングってどんな感じなんだろ。「塗装一筋30年のワトソン先輩の仕事だから完璧だ!」とかそんな感じなのかな?全自動マシンがあるのかなあ。
RAM材の具体的施工法は秘密情報扱いなんでしょう。見聞きしたことはありませんね。
LMの公開情報によれば、F-35の場合は広範囲がシート型RAM材の貼付(ライニング)施工で、翼前縁等Rの強い部分のみ塗布型(コーティング)施工と説明されています。
RAM層が機能を発揮するには一定の膜厚が必要なので、塗布型の場合は何回かに分けて重ね塗りし所要の膜厚を得るのだと思います。補修に手間と時間が掛かる所以です。
シート型の場合はそれが不要な分だけ施工が簡易になるわけで、全て塗布型だったF-22に比しRAM補修作業についてF-35は大幅に改善されたとしています。
少なくともウクライナの戦場で物量が物を言う現実を理解させられた訳なので、ポテンシャルの高いハイテク兵器を一定数揃えるのと同時並行で信頼性と稼働率とコスパのローテク兵器をやはり絶対多数揃えるのが良いかと思います。
戦闘機で言えばステルス機はステルス性を高める為にペイロードや電波出力に制限があるので、ステルス機が優勢取った状態で近接支援したり、ステルス機のために後方からレーダー走査やウィングマンへの指示出したり、まだまだ4.5世代機の活躍は期待できるかと。
勿論ながら第5世代機より高いローテクは論外なので考慮に値もしないんですがね。聞こえてるか欧州とボーイング?
>>勿論ながら第5世代機より高いローテクは論外なので考慮に値もしないんですがね。聞こえてるか欧州とボーイング?
ほんまやで。少しはグリペンを見習え
グリペンもE型で随分値上がりしてしまいまして…
第5世代戦闘機より高い4.5世代なんて、少し金がある途上国からのぼったくり以外の用途が考えられませんが、こんな価格設定をしてしまう程にはステルス機の実用化が欧州やボーイングには難しいのかもしれません。ステルス機が一般化すれば値崩れするのか?
今やグリペンもコミコミ1機130億円ていう笑えない状態だし
それは根本的に現代における正規軍相手の航空優勢というのがどういうものか分かってない
一時的っていうのは『次の戦闘機がやってくるまでの間』とかではなく、文字通り制空用の戦闘機が『敵を追い払った瞬間』だけなので、実際は数分も保たない(その短い時間でストライカーが攻撃を行う)
当然味方のストライカーもCAPしてる敵のファイターも隙あらば互いを狙ってミサイルをぶっ放してくれので、AIM-174Bみたいな超長距離ミサイルとか装備してるならともかく、ステルス機が出張ってくるような戦場に非ステルス機の出番は殆ど無いよ
なるほど理解が足りませんでした。
となるとやはり地上に防空網張るのがやはり堅実なんですかね。
なんだかですが。F3が心配になって来ました。
組んでいる英国/イタリアのメーカーは、そのままF35のメーカーだろうし。
引き摺られることは無いと良いのですが。
機体の大きさが違う(双発)から、同じ失敗?は無いと思いたいです。
発電容量と機体容積には余裕があるだろうし。
日本は「シート型・塗料型電波吸収体の研究」の中で施工性、対環境性を考慮したRAMの研究を行っていますね。
日本にF-35のFACO作る事が決まった後ですから当然F-35の施工性等は把握した上での研究でしょう。
X-2で試した、キャノピー部以外はステルスコーティングせずに、材質のみでステルス性を維持する技術をどこまで活かせるのかにもステルスの維持に影響与えると思いますからね。
「X-2では主に形状ステルスの研究をした」だけで別に実機でRAMを使用しない前提ではないと思いますよ。
X-2のRCSの計測より後で「シート型・塗料型電波吸収体の研究」をしてますし。
X-2では、宇部興産が開発した電波吸収に対応の複合材料を採用してたかと。
あと2012年と概ね同時期に研究開発してた塗料タイプの電波吸収体については、
「戦闘機のギャップミスマッチ(機体構造の隙間)等への適用が期待」
と目的が語られているから、アクセスパネルなど実用機を見据えての処置だと解釈しています。
あと電波吸収体の性能自体について
・高帯域化
・温度依存性
などの改善活動もしてたかも? >概ね同時期の研究開発
あと、
・短期間運用の先進技術実証機
・長期間運用の戦闘機
と前提が異なるので、
X-2に比べて要求される耐環境のハードルも段違いでしょうね。
それ故、2011年のシート形状の電波吸収体については、
「戦闘機プラットフォームへの適用について検討」
も重要な要件になった様です。
「2層構成による高帯域化」と共に、ですが。
仰る通りです。曲げや熱、振動への耐性試験なんかは写真が出てましたよね。
そしてそれぞれ「研究」事業でしかありませんので、GCAPではそれら全てにBAEとレオナルドの技術も合わせて最適化した「開発」が行われるでしょう。
そうですね。
色々な知見を活かして、より良いものを仕上げて欲しいです。
F-3(GCAP)開発は機体エンジンを前倒し完成させることが重要です
電子装備AIシステムなどは後からでも独自にアップグレード可能でしょう
従来日本の重工産業ではSEソフト開発者の地位報酬が低く優秀な人材が
確保育成できないので防衛省技研など公務員で優秀な人材確保すべきです
日本列島防衛では自律AI無人機との連携運用が必須となるのは明らか
F-35の機体でアップグレード続けるのは始めから無理筋
仮想敵もステルス戦闘機を用意してる訳なので、結局質量共に相手を圧倒しないと抑止力にはならんのです。ロッキードマーチンどうにかしてくれ…誰でも良いから対抗馬作ってくれ…
もうロシアから戦闘機買わせてもらった方が良くないですか?
ロシア製はランニングコスト高くて値段高いし性能にも劣るし納入遅いしサポート悪いしで評判悪いのになんでロシアから買う必要があるんだ?
そもそも陣営が違う
アメリカにとってF35の優れているところは納期は守られず、性能も保証されていないにも関わらず、同盟国からいつまでもいつまでも金を吸い取れることにある。民生品だったら詐欺で告訴され、メーカーは倒産するだろう。
この兵器本当に必要?
200億払って日本人の仕事はプラモデルの組み立てだけ
潜水艦作った方がなんぼかお国の為になるでしょ
現時点で例えばロシア戦闘機が安い滑空大型爆弾で遠距離対地攻撃を繰り返したり、NATOとイスラエルがシャヘドと巡航ミサイルを戦闘機で迎撃したりするのを見ると、味方防空網に留まる任務は何だかんだ増えたんではないかと。そういうのにステルス戦闘機投入するのは余りに無駄過ぎるし、結局非ステルス戦闘機は生き残りそうな気もする。
味方防空網だからと言って敵の射程外というわけではありません
滑空爆弾の射程も短く、Su-34は頻繁に犠牲を出しています
緒戦では匍匐飛行による阻止攻撃を試みて多大な犠牲を出したりもしていました
深入りしないからステルス機がいらないのではなく、ステルス機が無いせいで深入りできないのです
やっぱ安くて数揃えられる武器は力よな!
日本海があるおかげで空軍だと基本ハイエンド以外およびでない日本という魔境
勿論敵機が防空圏内に侵入してくる可能性もありますが、だからこそステルス機に警戒監視を一任して、近接支援などは非ステルス機や徘徊爆弾に回すべきではないのかと。ステルス機の少ないペイロードで大型爆弾を満載して運ぶのは現実的ではないですが、徘徊爆弾は威力不足ですし航空爆弾は必須なので誰かが近接支援しないといけないのです。
返信先を間違えました
ステルスを犠牲にすればF-35の積載量はなかなかだぞ
2×Mk-84,4×Mk-82,2×AIM-120,2×AIM-9,燃料18000ポンド。
比較用にF-16は
2×Mk-84,4×Mk-82,2×AIM-120,2×AIM-9,燃料7000ポンド。 一部の輸出仕様ならCFTつけて燃料が少し増やせる
どちらも最大離陸重量を満たしているかはわからんが。
航空機で安くて数揃えられる武器ってなんなのかな
具体的に答えてもらってもいいかな?
まあ日本はとっととF-35依存を脱却した方が良いという事ですね。カスタマーにはblock4回らないらしいですし
いい話をほんと聞かないなあ
数年後には一億ドルになるね絶対
それでも自国で作るよりは安いんだろうけど
深いネストのせいか、また、なんかサーバがおかしくてレス付けられないんですけど、kasugi氏に対するレスね。
北朝鮮相手に莫大な費用をかけて「SDI」を行うのが、まともな戦略だとでも。
あなた知識量は多いですが、自分で考えているほど自分の判断力は高くないと思いますよ。
やっぱりサーバがおかしくて不完全燃焼で終わった、F-18の空中給油の議論でも、ファクトベースの話をすれば、最初の結論ありきの我田引水な解釈に呆れましたし、「こうだったらーな」みたいな論文自慢気に出して「だから実際の運用はこうだ」という論理の飛躍とか、かなりおかしい。
そして、先日のこのコミュニティに向けて、全方位の喧嘩をふっかけた発言をした後に、しれっと何事もなかったのように喧嘩腰の多数のコメントを続ける精神性は、かなり異様です。
このサイトのクラスタがレベルが低いという評価をするのであれば、レベルの高いところに行けばいいではないですか。
それでもここで、コメントを続けているのは、邪推ですが、知識マウント取ってご満悦するのに、ちょうどよく居心地が良いからなのではw。
知識が足りない人のコメントにもう少し、「こうなんというか手心というか」優しく対応したらと老婆心で申し上げたら、「無知なヤツは殴っていい」という返答されてドン引きでした。
ですので、もう私の中ではスルー推奨認定で、こっちからは絡む気は無かったのですが。
私は、このサイトの管理者さんをバランス感覚の優れた方と尊敬していますが、ウクライナメディアの論調について、意見が割れたことがあり、注意喚起をされていたこともありましたよね。自分の感性が「バイアスありき」である、あるいは認知が歪んでいる可能性があるという認識は持った方が良いですよ。