ウクライナ東部での戦いについて元米陸軍中佐のダニエル・デイビス氏は「ウクライナ軍がロシア軍に勝利する可能性は低く、ドンバスではキーウでの逆が起こる」と予想している。
参考:The Battle For Donbas Will Be A Tough Fight For Ukraine
ロシアは戦場をドンバスに変更することで戦術的なミスと兵站問題を解決、逆にウクライナは間延びした補給線を狙われる立場に
プーチン大統領は4方向から同時侵攻すれば「ゼレンスキー大統領やウクライナ国民はロシアへの抵抗を諦め直ぐに屈服するだろう」と本気で考えていたため各方面軍の戦力は少なく、短時間で広大なウクライナに深入りしたため数百kmにも及ぶ兵站を維持する必要があり、特にキーウ方面の戦いは広大な平野で機動的な戦いを行うよう編成された露戦術大隊には不向きで、逆に対戦車ミサイルを担いだウクライナ軍兵士は建造物や自然の障害物を利用することで容易に敵へ接近することができた。

出典:Генеральний штаб ЗСУ
そのためキーウ方面のロシア軍は大きな被害を被り、残りの戦線を前進させてキーウを多方面から攻撃しようしたが戦力不足と物資不足のせいで思うように前進できず、ようやくプーチン大統領は当初作戦が失敗したことを理解して各戦線を維持したまま戦力の追加投入を行いキーウ攻略を再開するか、不利な戦線を整理して捻出した戦力を有利な戦場(ドンバス)に投入してウクライナ軍を粉砕するか検討した結果、プーチン大統領は後者を選択することになる。
プーチン大統領の選択について元米陸軍中佐のダニエル・デイビス氏は「機械化されたロシア軍の戦術大隊は最も効果を発揮する戦場でウクライナ軍と対峙することができ、補給線も短くなったため当初作戦の欠陥を取り除くことが出来た」と評価、逆にウクライナ軍は戦いの主戦場がキーウから500km以上も離れた東部に移動したことで補給路が伸びてしまい「ロシア軍と立場が逆転しまった」と指摘しているのが興味深い。

出典:Генеральний штаб ЗСУ
つまりプーチンが新たに設定した主戦場のドンバス地域は国境を接するロシア領から前線まで近く(100km前後)、補給部隊が通過する地域の上空もウクライナ中央より制空権が確保しやすいが、逆にウクライナはキーウに到着した西側の支援物資を制空権が不安定な地域を経由して500km以上も離れたドンバスに送り込む必要があり、今度はロシアではなくウクライナが「間延びした補給線を狙われて苦しむ」という意味だ。
さらにデイビス氏は「平坦で開けた地形は見通しのいい戦場なので『こっそり近づいて対戦車ミサイルで襲撃する』という戦いが効果を発揮する機会が減少し、ロシア軍の戦車と砲兵が真価を発揮する機会が増える」とも指摘ており、キーウ方面で戦うよりも「遥かに有利な条件の下でロシア軍はウクライナ軍と戦うことが出来る」と見ている。

出典:Telegram経由
因みにデイビス氏は「これまでの戦いでウクライナ軍が被った損失について言及することは西側メディアにとって禁句だったが、ウクライナ軍の被った被害も相当でロシア軍と同じレベルの損害を受けている可能性が高い」と見ており、ウクライナ軍が不利な戦場で勝利するためには「ドンバスで最も守りやすい場所を要塞化、大量のドローンと対戦車ミサイルでロシア軍に血の代償を強いらなければならない。これを実行するにはロシア軍による包囲を阻止して補給線を維持しなければならず、これに失敗すればドンバスのウクライナ軍が消滅するのは時間の問題だ」と指摘しているのが興味深い。
どちらにしても戦争を継続して全てを手に入れることに掛けるなら「軍事的敗北によって全てを失うリスク」も覚悟する必要があり、戦いを早期に集結させるなら「ウクライナ東部の領土を失う」という代償を支払わなければならず、これを決定できるのはウクライナ国民だけだ。

出典:President Of Ukraine
最終的にゼレンスキー大統領が容認可能な条件の下でロシアと停戦協定を結ぶには「ロシア軍の大規模攻勢を阻止して人員と物資の補給を維持、何ヶ月もロシア軍に血の代償を強いている間に軍を再編成して大規模な機械化戦力を準備、ロシアを軍事的に追い出すチャンスを掴む必要があるものの成功する可能性は低い」とデイビス氏は予想しているが、あくまでこれは数ある予想の一つで絶対ではない。
キーウが数日で落ちるという予想をウクライナ軍が覆したのは事実だが、キーウで勝利した勢いに乗じて「ウクライナ軍がドンバスでも勝利を納める可能性が高い」と予想する軍事アナリストは少ない。
素人の管理人にドンバスの戦いの行方を予想するのは困難だが、簡単な戦いではないことだけは十分認識している。

出典:Telegram経由
追記:攻撃を受けた直後と言われている巡洋艦モスクワの様子
関連記事:激しい地上戦を予想する米国、ウクライナ軍が砲弾不足に陥ることを懸念
関連記事:米陸軍、平坦で開けたドンバスでの攻防は戦車同士の戦いになると予想
※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ
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モスクワの火災の位置から見て左舷にネプチューンが着弾、野晒しの積んである対艦ミサイルに誘爆、撃沈みたいな感じですかね?
もともと長期戦ではロシアの勝利は揺るがないって予想ばかりでしたからね。
このまま大ポカを連発し続けてくれれば、あるいはですが、さすがにロシアも頭を切り替えてくるでしょうし。
戦闘がどう転ぼうとも、ロシアの戦略的敗北は間違いないと思いたいです。
ここまで戦域が狭くなれば、ソ連式戦列歩兵を大量に送り込めば制圧できる確率は上がりますね
それを実行すると人材損失的にも戦略的敗北がになりますが、ロジア人のメンツは保てるのかも
キーウからの距離が重要なのですかね? 西側からの補給はポーランド国境からでどちらにしろ遠いですし、当時のキーウのように半包囲されているわけでもありません。食料品などはまだ無事なドニプロなどから運べます。オデッサからも補給しているようです。
キーウはロシア国境からは遠いですがベラルーシ国境にはごく近く、それでもロシアは補給に苦労していました。イジュームから南下する部隊は国境からもっと遠いし、ドンバス地方のウクライナ軍を包囲するためにはそこからウクライナ支配地域に突出することになります。ISWは「キーウと同じことになる」と言ってるので見方は様々ですね。
元々キーウ周辺の守り厚くしていたから備蓄は多そうだし、首都の交通インフラが1番整っているのが普通で地方の交通インフラなんて金が無いウクライナが力を入れているとは思えない。
性能が高いS-300を重要な場所に固めて居るならばカバー範囲外の橋とか鉄道を、どんな手段であれ攻撃する難易度は低いだろうし様々な要因重なっての輸送問題じゃないの?
ベラルーシ側からの補給線の太さがどうだったか今は分からないし、太くても多方向から進行していたから回す物資があったかも分からない。
スマホだからグーグルアースとか外国サイト大画面で見ながら考える事は出来ないが、ドンバスに関してはロシア圏にある複数の空港がまだ近い位置にあったと思うし、鉄道や道路網とかもっと見たら困難さとか分かるんじゃないの?
守りを最も固めていたのは東部で、戦車などの重戦力は主に東部に配置されていました。キーウへの侵攻は備えてはいたけれど予想外だったと言ってますね。
キーウは政治の中心ですが商業の中心は南部のオデッサ、工業の中心はハルキウなど東部の都市で、それらを結ぶ幹線が今は連絡線として使われています。
でも消耗する弾薬や、新たに西側から届く武器はキーウ方面から運び入れるんだから補給線が伸びたと言う指摘は妥当では?
貴方が信頼してるISWの見解が絶対に正しいかは答え合わせ後でないと分からないんだし
誰の目から見てもロシアは、戦車による平押し選択ですか。正直これやったほうがロシアの強みを発揮して、何なら最初から被害も少なかったのではと思いますが。このままだと当初の見方通り、ドニエプル川東岸まで押し込まれるのでは。
旧ソの機甲部隊による東欧の蹂躙は、NATOでも核を使わなければ止められないと聞いてますが、今も本質的には変わっていないのでしょうか。
流石にNATOが自前の軍隊で正面から殴りかかってきたらロシアに勝ち目はないかなぁ
ソ連の機甲部隊によるベルリンからダンケルクまでの進撃を本気で信じて準備してた訳だが、
ソ連の頃から大分数も減ったのに質はあまり良くならず、
なによりロシア軍相手だろうが航空支配なら絶対的な強さを誇る米軍による対空兵器制圧が行われるわけだからね
F-35Aまでは出てくるだろうし、戦場の霧をすべて無視できる存在に近いNATO相手じゃ、とてもではないが勝てない。
ドイツを見てると東欧圏を見る限り、NATOの陸上戦力はボロボロのイメージが強かったのですが、確かに航空戦力は圧倒的にNATOが上ですね。特に米軍はSEADの経験も豊富ですから、今回ほどS300•S400を自由にさせなさそうですし。無論今回は投入していない極超音速ミサイルがロシアにはあるので油断はできないでしょうけど。
勉強になりました。ありがとうございます。
冷戦中から核を使わずにソ連の機甲師団を食い止める戦略・戦術・兵器開発は行われており。
エアランドバトルとして防空網制圧、敵前線部隊と後方部隊の同時攻撃、飛行場の破壊
司令部や補給拠点へのピンポイント攻撃で対抗する考えで、ステルス技術はこれらを可能にする手段の一つでした。
ただ、今回の場合ウクライナ軍にロシアの飛行場や補給拠点への攻撃が軍事的・政治的に困難なことから
ロシアが犠牲覚悟で機甲部隊を進めてきた場合は阻止の難易度が高いかと。
このような場合の先例として軍事的にはマンシュタインのバックハンドブロウがありますが
敵を引き込むためとはいえ、ウクライナ側が領土や国民を置き去りに退却できるのかという政治的な面と
ロシアも熟知している戦法なので警戒しているかと思われます。
おそらくドンバスでの春期攻勢がウ・ロの天王山の戦いになるだろうけど、双方共に問題を抱えてると思うわ
ウクライナは兵器などのハードの面ではロシアにやや不利だし、上述の通り補給線の問題も抱えてると思う。ドンバスだけでなくへルソンにも兵力を少なからず割かなければならないし。
ロシアは組織再編のソフトの面は完全に解決してるとは思えない。当初の予定が完全に狂ってから1ヶ月程度しかたっていない。
上層部と現場との意思伝達で少なからず混乱は起きる可能性があるからウクライナほど柔軟で臨機応変な対応はとれないと思う。
この戦闘の勝敗はそれぞれの弱点を補えるかに懸かっているはず
結局ドンバスで起きるであろう戦闘をめぐっていろんな説が飛び交ってるけど、ウクライナ側の情報が少な過ぎて、これもうわかんねぇな。
ただウクライナに勝ってくれと祈るか募金程度しかできんわ
ヘルソン奪還に第28機械化旅団が繰り出されたっぽいし、昨日の記事でロシア優勢を唱える人もいたけどまだまだロシアは厳しいと感じる材料が有りすぎる
通信網の構築が出来てないという致命的な問題は、この期間で解決は難しいですが
戦場を狭い範囲にして、損害を無視してた力押しすれば細かい作戦いらないですし、
将校伝令でも行ければあのロシア軍ですら作戦達成出来そうなのがまずいですね
プロらしいもっともな意見に見えます。ただそれだと、キーウから遠くてロシアの国境近くにあるハルキウが一向に陥落しない事の説明がつかない気がしますが。
結局はどこを優先するかという問題では。
そのあたりの取捨選択を、新司令官就任で行うようになってきたので、ウクライナがヤバいと言われていると思ってましたが。
何で他国に侵攻してあーだこーだ言うのか、なんなら船じゃないモスクワのプーチンさんを止めよう
記事内容と直接関係無いですが、トップ画像を上下逆さまにみるとドクロに見える。
リンク
ウクライナは畑でカブトガニが獲れる国になったのです
破壊された量産型ゲルググの頭部かな?
ドンバスで何年塹壕戦やってんのか義勇兵称した露砲兵でなぜ打開できなかったか思い出せばBTGで押せば即ドンバス勝てる論自体が机上の空論だね
特に精度クソPGM枯渇問題が重大であの量を真っ先にドンバス投入してりゃ長年の義勇軍攻撃では不可能だった決定的戦果で勝敗も決してた筈なのに
PGMでウ全土で加害しまくるも戦略的成果は皆無に近いのがバカの骨頂でPGMもうないからBTGで押して無誘導面制圧砲兵火力で圧倒とか言うの
確かに負けを認めないと勝てるが長期化して露軍リソースはドンバス全力でそれ本当に勝利?ドンバスからマリウポリまで緩衝地帯広げるだけでこの様
持てる戦力をドンバス全投入しヘルソンで負けメリトポリまで押し戻されハルキウは前線でなくなり今度はドンバス奪還のウ軍逆襲に怯えるだけの露軍
んー
戦況見る限りウクライナ軍はロシア軍の前進を何度も撃退しており、寸土を獲得する為に多大な損害を支払っている
補給線にしてもキエフ目指したロシア軍とは全く事情が違うと思われるのだが
東部でもロシア軍はキエフと同じ状況になると思うね
東部は頑強な要塞線で直接侵攻は困難
かといって包囲に動くと突出部が逆包囲、また補給線が叩かれる
平原と言っても何もない訳じゃない
灌木や市街、村落があれば十分
更に泥濘の時期
素人が勝手なことを言いますが。
見通しが良くて、お互いの動きが良く見えるなら、
ロシアの戦車が突撃してくるのを待ち構えるのが良いのでしょうか。
歩兵で対抗するなら、目立たないように、縦深陣地になるのでしょうか。
あと、より遠くからロシア戦車を狙い撃ちしないといけないですね。
ATMもジャベリンからTOWやHOTに変更でしょうか。
できればマーベリックも使いたいものですね。最大25kmの射程があります。
前の記事で、ルーマニア空軍のMig21の話がありましたが、
マーベリックの運用ができる機体は欲しいのではないかと思います。
その待ち構えるための場所がないのが問題
待ち構える場所まで後退した場合それだけで戦線を数十キロ単位で後退させないとダメ
さらに塹壕掘って陣地作ろうにもMLRSによる事前砲撃でかなりダメージを受ける可能性があるし
陸戦に関しては最終的にやはり戦車によるゴリ押しが最強なのよ
露軍はキーウの近接戦で使いようもなかった砲発射ATGMの在庫をフル活用するだろが荒野や砂漠でなく地形クラッターだらけで元々クソな砲精度を補完し西側MBT並のレンジがようやく狙えるだけの話になる
方やジャベリンは待ち伏せ専用でなしに車上から2km狙えレンジで対等かつドンバス要塞はウ軍が守勢側なの考えるとAPC分乗の自走で対戦車予備やればアンチタンクでは西側MBTと大差ない戦果が望める
携帯ATMや内製のATGMが枯渇危機なら在庫山ほどあるヘルファイアのシューター分離化と車載化の言わばプランB型の供与に舵きればいいだけで無論その前にTOWでも良いわけでアンチタンク枯渇はマズ無い
以前Kamil Galeev (@kamilkazani)氏が、”ウクライナでは4月は雨期だから、大地がぬかるんでロシア軍は足を取られる。雨期が終われば、今度は樹木が一斉に生い茂るから、歩兵が樹木に隠れて戦い易くなる”と言っていたのが思い出されます。因みに、ウクライナの黒土は雨が降るとぬかるみ易いのだそうです。
平地のドンバスとはいえ、そこには何も無いわけではないですし、ウクライナ軍は2014年からドンバスで戦闘してきましたから、陣地構築もしているようです。
とはいえ、力押しのロシア軍には有利な戦場でしょうから、ウクライナ政府は米欧に武器弾薬の一日も早い引き渡しを懇請しているのですし、Z大統領は米国にMQ-9などハイテク兵器の提供も要請しているそうです。
アイキャッチ画像、何故砲塔だけ置いてあるんだろう。一瞬、ドクロに見えた。
領空を敵機が舞うのは嫌ですね。
アイアンドームみたいなのは持って行けないんですかね。
T-72等のソ連戦車は、自動装填装置の配置から、トップアタックで弾薬に誘爆すると砲塔だけが明後日の方向に飛んでいくという特徴があるそうで。ドクロに見えるのは、そう見える砲塔の残骸を報道写真家が選んで撮っているからでしょうね。
— 私は、戦車の下半分が泥に埋まってしまったのかと思いました。
パンター砲塔トーチカの現代版を連想していました。
この中佐の言ってることは怪しいなあ
ウクライナ支援国の物資集積所であるポーランドから一番遠くかつロシア国境のすぐ隣りにあるハリコフが開戦から落ちる気配がないのはどう説明するのさ
それにウクライナ政府は首都キエフへの直接侵攻は予期してなかったみたいだが東部はまた必ずロシアが攻めてくるはずだと陣地の要塞化や弾薬備蓄をしっかりやっているのにキエフ方面より言うほど有利になるか?
ウクライナ東部は23日までずっと雨でロシア軍がこれから戦うのはウクライナ軍ではなく泥将軍のほうになる
メルケル政権で軍事顧問だったエリッヒ・ファート元准将も的はずれなことばかり言ってる無能だったし
まさかおまえら軍人の意見というだけで思考停止して鵜呑みにしたりはしないよな
鵜呑みにするかどうかはともかく勲章持ちの元プロの意見は一聴の価値があるしキーボードポチポチするだけのネット軍師の意見よりはそら信憑性あるだろ
絶対という事はあり得ないにしても
ダニエル・デイビス氏の発言を追っかけていくと、相当なバイアスが感じられる上に過去の外れた発言のケツを拭いてる様子もない(「訂正発言はつまらないので報じられてない」可能性もあるが)ので信憑性は皆無だね。
元軍人としての見識に基づいてウクライナやNATOの将来を憂いて見解を述べてるというより、ぶっちゃけあっちやこっちのプロパガンダの片棒を担いでる様にしか見えない。
正直それなりに広く情報を集めて部外者故に客観的に物を見れてる一部のネット軍師以下と思われても仕方ないだろうね。
ハルキウは第1親衛戦車軍の迎撃で重部隊を集中し南方は貼付防衛のみドンバスはJTF頼りでキーウは国家親衛隊が主なの甘く見てベ領からご法度と言える空挺侵攻で奇襲するも結局は撃退されたアレが実力だろう
その中枢電撃に後続すキーウ占領部隊の大渋滞を思い出すと泥将軍相手に回収車が2両のBTGがどうなるかだが機動戦には程遠い可能性もあり軽ATMの鬼充足が相手では戦車押しBTGは歩兵不足でアレな可能性
極めつけは露軍兵站トラックが先の戦闘で軍用高機動のが数多く失われ民生オンロード専用のが比率高めてくる所で東部だからって面で押すなんてそもそも不可能では?という謎だが露砲兵だけ実力発揮可能か?
実際、榴弾砲とMLRSの潰し合いになるでしょうね。
後は双方の物量と情報戦次第。
少なくとも数多いるネット軍師の発言よりは信憑性が高いんじゃないでしょうか。
このまま戦線が後退してウクライナ劣勢の見通しになったら、航空機含むより強力な武器の支援をするかの話に多分なるよな
さらに劣勢になって武器支援しても敗戦濃厚という空気になったら、
国境を接する東欧諸国からの突き上げが激しくなって、ウクライナを見捨てるか参戦するかの選択になるんじゃないの
振り返ればウクライナ戦争が始まった時点で第三次世界大戦だったという事になってるのでは…
NATOにウクライナを見捨てて敗北を受け入れるという選択肢はあるんだろうか
ロシアがもう少しまともだったら、冬戦争みたいに折を見て東部2州割譲(+黒海沿岸要港租借)の講和を飲まざるを得ない可能性もあったかもしれない…
が、今回はそもそもロシア自身が勝手に世界戦争モードになってて、まともな講和条件を出しても来ない。理性的な軍事国家は厄介だが交渉の余地はある、だがキ○ガイ相手の譲歩はできない。
戦いの行く末は予断を許さないにせよ、
これだけは断言する
停戦しようが和平になろうが、ロシアは1度占領した土地は手放さない、戦闘を停止した時点で占領地は戻らない
あまり知られていないが、ソ連は戦後に東ドイツすらソ連に組み込む構想があったが西ドイツの手前断念してる、まあ東側という植民地で妥協はしたわけだが、ウクライナは同胞という建前だからそうはならない
ウクライナはここを心して欲しい
ダニエル・デイビスって開戦前は数日で負ける→キエフ包囲される→北部撤退ですぐ停戦→東部包囲される
とか典型的な現状追認するだけの無能じゃねえか
しかもアメリカは台湾に手を出すなとか主張してる中国の手先だし
真面目に記事読んで損したわ