米国防高等研究計画局とGA-ASIが進めているLongShotプログラムは「複数の空対空ミサイルを運搬可能な空中発射型UAV」と説明してきたが、GA-ASIは空軍協会のイベントに向けて「LongShotが何なのか」を具体的に示すをイメージを複数公開して注目を集めている。
参考:Small Unmanned Aerial Systems and Launched Effects
良くわからないからと言って頭から否定することだけは何としても回避したいところだ
米国防高等研究計画局(DARPA)は複数の空対空ミサイルを運搬可能な空中発射型UAV=LongShotプログラムを2021年2月に開始、General Atomics、Lockheed Martin、Northrop Grummanの3社に予備設計(フェーズ1)の契約を授与し、GA-ASIは2023年3月「詳細設計と地上試験で構成されるフェーズ2の契約が授与された」と、2023年9月「競争を制してDARPAのコンセプト開発契約(フェーズ3)を獲得した」と明かし、GA-ASIは謎に包まれていたLongShotのコンセプトについて「第4世代戦闘機と空対空ミサイルの交戦範囲とミッション効果を大幅に向上させる」と説明していた。
The next big thing is small. LongShot goes into action from a variety of host platforms—delivering unparalleled stand-in and stand-off capabilities.
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— General Atomics Aeronautical Systems, Inc (GA-ASI) (@GenAtomics_ASI) September 22, 2025
さらにGA-ASIは空軍協会のイベントに向けて22日「LongShotは無人迎撃機として敵対空域に突入し、空対空兵器を使用する能力で航空戦闘に革命をもたらす。LongShotは標準兵器のステーションから展開可能なため、あらゆる空軍のプラットフォームが制空権獲得に貢献できる。LongShotは手頃な選択肢であり、比類なき接近攻撃能力と遠隔攻撃能力を提供して航空戦力の概念を再定義する」と発表し、LongShotが何なのかを具体的に示すをイメージを複数公開して注目を集めている。
GA-ASIが公開したイメージは「LongShotがAIM-120を運用できること」「F-15E/EXのAIM-9XやAIM-120の携行能力を維持したままLongShotを2基搭載できること」「C-17がRapid Dragonパレットシステムを通じて大量のLongShotを展開できること」「B-52からもLongShotを展開できること」を示唆しており、DARPAは爆撃機の爆弾倉からLongShotを投射する可能性にも言及しているため、折りたたみ式の主翼とナード翼を備えるLongShotは爆弾倉に搭載する回転式ランチャーにも対応しているかもしれない。
— General Atomics Aeronautical Systems, Inc (GA-ASI) (@GenAtomics_ASI) September 22, 2025
LongShotは有人機よりも前方に展開して「AIM-120の有効範囲を拡張する」という側面があるものの、最も重要な能力は「AIM-120を携行した無人迎撃機を有人機よりも前方空域に徘徊させる」という点で、LongShotはCCAのような無人戦闘機ではなく「空対空兵器を自律飛行で運搬する徘徊型ランチャー」と呼ぶべき存在かもしれないが、広義な意味では「有人プラットフォームの能力を拡張する無人機」に分類されるのだろう。
但し、LongShotはAIM-120を何発運搬できるのか、徘徊時間はどれぐらいなのか、航空作戦終了後に生存していたプラットフォームや未使用のAIM-120は使い捨てられるのか、それとも回収手段が用意されているのかなど不明な点も多く、空軍がLongShotを採用するのかどうかも謎で、まだまだ有人プラットフォームの可能性を拡張するアイデアの域をでないのかもしれない。

出典:General Atomics Aeronautical Systems
それでも航空戦闘の未来が従来ものとはかけ離れたものになると感じさせるには十分で、管理人を含む一般的なミリオタがどれだけついて行けるのかも心配される。
提示される将来を理解していく学んでいく作業も、その将来を言語化して説明するものどんどん困難になっているが、良くわからないからと言って頭から否定することだけは何としても回避したいところだ。
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※アイキャッチ画像の出典:General Atomics Aeronautical Systems





















地上でLongShotを回収するなら、ずっと展開させ続けることは大変なので射程延伸+侵攻作戦時の露払いといった有人プラットフォームの拡張としての役割になりそうに感じました。
しかし速度合わせて空中キャッチで回収できるなら色々と変わるかも。離着陸のエネルギー損失もないから航続距離伸ばせますし、後方の補給機で燃料を補給しては前線近くの戦闘機に中継するみたいな……。
アメリカは計画段階のUAVが多すぎてややこしいな
CCA以外にもACPとかOBSSとか
まぁよくいえばそれも国力だからなぁ。
有人機と違って使い捨て、あるいは損耗を前提として、かつ機種に応じたパイロットを育成する必要のないUAVの場合、
要求が2つあるなら2機種作っちゃった方がトータルのコスパがいいですからね。
理解しようとしているけど、実戦でどういう動きをするのか
あんまりイメージできない…
有人機の前方にAAMを抱えた無人機が展開しAAMを発射する、
実質AAMの射程が伸びて有人機は安全、という構想だと思ってるが
彼有人戦闘機と我無人機がAAMを撃ち合って彼は回避するけど
我無人戦闘機は有人戦闘機のようには回避できないだろう。
(安価で消耗可能って言うなら戦闘機ほどの機動性はないはず)
じゃあ空戦のたびに我無人戦闘機を消費し続ける事にならないのか?
交戦したら使い捨てと想像したくなりますが、相手のAAMと同程度以下のコストで量産できないと交換損ですよね。有人機に損害が出るよりはずっといいか…
気密不要の無人機ならではの高高度亜音速巡航、あるいはそこから相打ち上等の遷音速緩降下で突っ込んでくる無人機から発射されるミサイルを回避しつつカウンター、はそう簡単じゃないと思いますが。
空対空に限らず対空ミサイルがここまで長射程になると、実際に会敵するまではあおんそく
有人戦闘機との協調作戦をメインとする他の無人戦闘機よりは現実的な気がしますね。近くまで運んでもらえるなら小型で搭載燃料少ないのも問題無いし維持コストも・・飛ばすのに他の飛行機要る時点で安くはないのか・・
空対空に限らず対空ミサイルがここまで長射程になると、実際に会敵するまでは亜音速で良いんじゃないか言う話では?
ミサイルの第1段ブースターをジェットエンジンにすれば大幅な射程延伸が見込めます。探知手段の限界まで射程を延ばす手段でしょう。
低軌道衛星システムによる早期警戒を前提としてるなら理解できます。
すいません、間違えて書き込んだ分は消して頂けると助かります。
将来の随伴型無人機と、従来の有人機による空対空ミサイル攻撃との中間と解釈すればいいのかな
長時間滞空して敵を空域から遠ざける、あるいはノーエスケープゾーンを大幅に拡大するってのがコンセプトだろうけど、普通に撃墜されそうな気もする。小型+ステルス設計で生存性を確保するのか、数で押し切るか
着陸を想定している形には見えないしコンセプト的にも空対空徘徊型無人機って感じだから使い捨てか
F-15に搭載する場合、増槽と排他なのが割と痛い気もするがこれが他の機体だとどうなるのか、興味は尽きないね
空中回収が可能かどうかがカギだと思う。大きさから見て大体のCCA程の飛行距離はないと思うし、地上回収も難しそう。
ただ、そうなると第5世代未満専用の能力拡張アセットにしかならないような気がする、ステルス機にこれを吊るしていく訳にはいかないし、AAMの射程拡張で言えばAAMを持ったCCAでもできそう。それにラピドラで投下と言っても将来の戦闘環境で輸送機がどれ程前進できるか。
>大きさから見て大体のCCA程の飛行距離はないと思うし、地上回収も難しそう。
空発型UAVは低空から離陸、加速、上昇をしないので、高高度での速度維持さえできれば最低限機能します。
高推力が不要で、低速や低高度での動作を考慮しなくていいので小型でシンプル、低燃費なエンジンで済むでしょう。
エンジンが小さい分空いたスペースには燃料を積めますから飛行距離や滞空時間では地発型のCCAより条件的にははるかに有利です(機体サイズの差を覆せるかどうかは分かりませんが)。
帰還時は推力絞って緩降下でヘロヘロ友軍支配領域に戻って来さえすれば、燃料がほぼ空になり翼面荷重が低下≒速度も落ちますのでネット回収やパラシュート降下、バルーンフロートでの水上回収その他で「多少の破損は覚悟、AAMや主要部品を全回収できれば御の字」みたいな運用なら十分可能でしょう。
着陸はどうなるんでしょう?
使い捨てだとコスト的に厳しいかもですね。
搭載しているAIM-120も破棄になります。
1回の出撃で、100億円以上かかりかねない。
もしそうなら、演習もままならないですな。
空飛ぶ防空網かな
言葉にすると、空飛ぶ徘徊型防空網
なにそれ怖い
徘徊型弾薬という言葉が標準的になりましたが、無人機の徘徊型ミサイルという感じでしょうか?
価格がいくらなのかと、防衛用ならば再回収などにより、コストを安くできるのかでしょうか。
敵地で使うのであれば、鹵獲されても問題ないようにしておく必要があるかもしれませんね(何れキャッチアップされるものなでしょうが…)。
革命・・・かなぁ?
以前から言われてた外付け弾薬庫機で目新しさは無いけど。
下向きの尾翼からして着陸は考えて無さそうなので使い捨て型。
となると実質的にAAMの射程延伸用ブースターと機能は変わらない訳でどれだけ安く・短期間で量産できるかが肝かな。
それと記事にある通りに交戦機会が無かった場合中身ごと廃棄なのか、仮に回収方法があるにしても友軍の支配地域まで戻ってこれる航続力があるのか等々実用化のハードルは高そうですね。
行くとこまで行ったら個々のAAMに外付けの翼とジェットエンジン追加した対空巡行ミサイルになりそう。
DARPAの研究だから将来の(大雑把な)構想に必要な要素技術を確立するという側面が強い
このまま形にはならないと思う
有事に使う物で、平時のスクランブルとかには使えない感じかぁ
今ある兵力を強化できるのはいいけど、用途がCCAと被るんだし一本化した方がいいように思った
私の想像力ではイマイチイメージし切れないなぁ。
見た目は使い捨てっぽいから安く設計されてるのかな?
有人機の◯Km前方を飛行し続けて、有人機の命令があったらミサイル発射。安くするためにCCAみたいに有人機と連動して自律飛行はできず、ずっと該当空域を徘徊飛行し続ける?
味方機の場所把握、命令受けたらその方向に向けてミサイル発射 以外の機能を削ぎ落としているのかな?そうでもしないと使い捨てにはコストが高くつきそう。
CCAの機能を絞りまくって安くした版?
AAMも撃てる巡航ミサイルみたいな感じなのかな?
本体が突っ込む目標があれば攻撃とか鹵獲されないように自壊とか。
個人的に考えた感じでは、レオナルドのBritestorm‥徘徊型EWにミサイル搭載能力を与えた物なのではないかと‥高性能なAWACSの周りに輸送機から展開した長射程のミサイル積んだ徘徊型EWミサイルで護衛も出来て、戦闘機の生存性もミサイル搭載で向上出来る模様。訓練は主にデジタルで行うので訓練費用は意外と安く出来る事が前提のような‥囮が本物のミサイル撃ってくるのだから、徘徊型EWを物理的に排除しないといけないので、防御側は激しく不利になる‥こんな感じ
よければ Britestorm Stand-in Jammer で検索してみて
シンプルに想像すると、AIM延伸兼の発射プラットフォームな感じじゃないかな
今までのミサイル撃った後はお互いに回避行動をとるケースで、AIMと一緒に発射されたLongShotが(回避行動中もしくは回避に成功しつつある敵戦闘機に)追い打ちでAIM発射するみたいな
そして回避に成功した有人機は取って返して(回避中の敵機に)追い打ちなり新たな脅威に対応みたいな
LongShotを目標空域に投入するための親機はどうなんのってのがよくわからない
LongShotが無人機で自律飛行・攻撃をできるとして、有人機がAIM-120を複数抱えて飛ぶのとLongShotをでけぇ(推定)親機でちんたら運ぶのとどっちがマシなのか
現代のBVR戦闘は敵がミサイル撃ったかどうかなんて分からなく、敵が射程内に入るかドラッグ・ビーム機動したら撃ったものとしてさっさと逃げるから、有人機の前方にAAM搭載してるUAVがうろちょろしてるだけで充分に脅威だよ
いつ撃ってくるか分かんないんだもん
エスコンだったらクソデカ親機から冗談みたいな数の無人機が射出されるんでしょうがね
AIM-120のブースター1段目(独自の誘導能力と徘徊機能付き)って考えたんですが。