米国関連

公開された米軍機の維持・運用コスト、飛ぶのに最も費用がかかるのはB-1B

米政府説明責任局(GAO)は国防総省が保有する航空機の維持・運用に関する報告書を今月10日に公開、機種別に運用コストや飛行時間あたりのコストなど352ページに及ぶ詳細な分析が行われている。

参考:Weapon System Sustainment

空軍機よりも艦艇や海に近い環境で運用される海軍機の方が運用コストが高価で、陸軍機の運用コストは異常に安価

とりあえず運用コストと飛行時間あたりのコストを一覧にまとめてみたが、GAOは各機種別に維持・運用に関する問題点が丁寧に説明されているので気になる方はフルレポートを読んでみてほしい。

機種別の維持・運用状況
機種1機あたりの運用コスト1飛行時間あたりのコスト
戦闘機
F-15C/D623万ドル38,668ドル
F-15E916万ドル33,177ドル
F-16C/D461万ドル26,927ドル
EA-18G815万ドル27,008ドル
F/A-18A/B/C/D
598万ドル50,810ドル
F/A-18E/F750万ドル30,404ドル
F-22A1,255万ドル85,325ドル
F-35A/B/C822万ドル41,986ドル
AV-8B 728万ドル39,029ドル
A-10650万ドル22,531ドル
爆撃機
B-52H1,662万ドル88,354ドル
B-1B1,900万ドル173,014ドル
B-2A4,101万ドル
150,741ドル
空中給油機
KC-130T 860万ドル35,335ドル
KC-130J
941万ドル24,172ドル
KC-10
1,510万ドル24,821ドル
KC-135933万ドル27,801ドル
輸送機
C-2A 696万ドル30,710ドル
C-130T
885万ドル20,651ドル
C-130H
689万ドル28,324ドル
C-130J
878万ドル19,174ドル
C-5M
1,897万ドル57,508ドル
C-17
1,720万ドル30,378ドル
特殊機
EP-3E 1,215万ドル 23,319ドル
P-8A 1,224万ドル 19,895ドル
E-2C 1,224万ドル 39,127ドル
E-2D 907万ドル
30,216ドル
E-6B
3,223万ドル54,839ドル
E-32,992万ドル 66,126ドル
E-4B 10,703万ドル372,496ドル
E-8C
4,414万ドル120,137ドル
RC-135S-W
4,221万ドル95,339ドル
回転翼機
AH-64D/E91万ドル5,171ドル
CH-47F 55万ドル3,920ドル
UH/HH-60 43万ドル3,116ドル
MH-53E1,238万ドル48,535ドル
MH-60R540万ドル14,555ドル
MH-60S 530万ドル16,324ドル
AH-1Z 338万ドル20,642ドル
CH-53E
820万ドル45,612ドル
MV-22B
633万ドル42,767ドル
UH-1Y
418万ドル24,887ドル
CV-22
1,641万ドル79,958ドル
HH-60G713万ドル36,335ドル
UH-1N
484万ドル14,454ドル
※運用コストに比べて1飛行時間あたりのコストが高価な機体は稼働率が悪い=飛行時間が短い=老朽化した機体という傾向が強い

米空軍は航空機の維持・運用コストについて「製造から15年経過すると毎年3%~7%づつ上昇していく=サプライチェーンが縮小もしくは消滅するためスペアパーツの入手性が悪化する」と明かしているので、F-15C/Dなどの老朽機にかかるコストと性能は釣り合わなくなって行くことが殆どだ。

空軍機よりも艦艇や海に近い環境で運用される海軍機(海兵隊機を含む)の方が運用コストが高価で、陸軍機の運用コストが異常に安価なのはその辺りの原因があるのだろう。

出典:U.S. Air Force photo by Senior Master Sgt. Glen Flanagan

F-16は機体数が多く製造ラインも生きているため「他の老朽機に比べればスペアパーツの入手性は良好」と思われるが、GAOは「サプライチェーンへの資金供給が遅れたせいでスペアパーツ不足に陥った」と指摘しており、国防総省のプログラム担当者は今後もF-16の安定運用を見据えて代替サプライヤーの確保、部品のリバースエンジニアリング、他の航空機との部品共有などを進めているらしい。

因みにE-4Bは特殊な機体(機体数が少なく飛行時間が短いので割高になりやすい)なので例外にした場合、米軍機の中で飛行するのに最も費用の掛かる機体はB-1Bになる。

関連記事:米空軍が保有する戦闘機の在庫は過去最低水準、老朽化は過去最高水準

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Senior Airman Yosselin Campos

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コメント

    • AAA
    • 2022年 11月 12日

    B-1ってB-2よりたけえのかよ
    そら引退するわ

    34
      • 名無し
      • 2022年 11月 12日

      こんなん使ってアフガンでCASさせてたの、ほんま笑う。

      32
      • hogehoge
      • 2022年 11月 12日

      可変翼っていうのが、F14でもでしたけれど問題ですね。
      そんなことするぐらいなら高出力エンジン+増槽というのが正解なので。

      それにしてもC130Jの優秀さは凄いな。
      20時間程度の運行でC130Hよりも効率的のようだし、日本もC130Hの後継で6機ぐらいは買った方が良いでしょうね。

      14
        • バーナーキング
        • 2022年 11月 12日

        >そんなことするぐらいなら高出力エンジン+増槽というのが正解なので。

        当時それが不可能だったからの選択でしょう。
        ほぼ世界初のまだ完成度の低い低バイパス比ターボファンエンジンのTF30でクソデカいAIM-54抱えて空母から発艦して迅速に遠方で敵の対艦攻撃機迎撃しろ、敵戦闘機との格闘戦もこなせ、なんて要求を当時可変翼以外の方法で実現できたとは思えませんが。
        半世紀も後の技術水準を基準に過去の技術を否定しても説得力ないですよ。

        27
          • hogehoge
          • 2022年 11月 13日

          いや、俺もトムキャットはカッコイイと思うよ。
          でもF4後継のCATOBARだから、ある程度の重量があっても発艦自体は別にF14に限らずできるわけなんよ。

          STOBARとして作りたかったとかなら可変翼もアリだとは思うんだが、
          CATOBARで可変翼というのは運用思想から間違えてしまってる。

          2
            • バーナーキング
            • 2022年 11月 13日

            いやF-14は燃料満載でAIM-54×6積むと着艦重量超えるから。当然ながら固定翼でF-14並の高速性能持たせたら更にキツくなる。

            5
              • hogehoge
              • 2022年 11月 14日

              発艦の話が着艦に変わってますし、そもそも実運用で6発も詰まないですし、どっちにしろ投棄すりゃ良いだけの話しですし、しかもF14の問題ですよね。
              固定翼の方がキツいというのは、ファントムIIやレガホがあって何故そう考えているのか分からないです。

              F14はスーパークルーズでもなく、しかも6.5G制限を受けている訳なんで、
              瞬間的な最高速度が速かろうと、結局、何の為の高速性能かよくわからないとは思いませんか?

              ですから、STO性能をどうしても上げたくて仕方なく可変翼機構を採用したというなら理解できますが、
              F14の場合、実験機としては面白くてもCATOBAR実用機としては、残念ながら思想(構想)から間違ってしまっています。

              2
        • 兵長
        • 2022年 11月 13日

        何なら、C2作らずに、130で良かったと思う。

        1
          • 匿名希望
          • 2022年 11月 13日

          どこの財務?

          2
          • NAFO
          • 2022年 11月 14日

          いやなんで?なんでもアメリカから買えばいいと?

          2
    • 通りすがり
    • 2022年 11月 12日

    納得のB-1B。流石の可変翼機

    15
    • zerotester
    • 2022年 11月 12日

    自衛隊は古い機体を長く大事に使ってますが、運用コスト的には必ずしもコスパ良くないのですね。でもF35も結構高い。

    運用コスト高すぎということで退役したSR71のコストがどうだったのか興味あります。

    8
      • 774rr
      • 2022年 11月 12日

      ラプターと比べたら半額で安い!と思った
      日本がラプターを諦めてF35の導入になったのは結果的に正解だった説ある

      29
      • ブルーピーコック
      • 2022年 11月 12日

      開発者の一人だったベン・リッチの著書によると、退役前の費用は年間2億6千万ドルで、退役を推進したラリー・ウェルチ元空軍参謀長は4億ドル。
      国防長官時代のディック・チェイニーにより退役が決まった1990年の平均為替は1ドル144円なので、それぞれ374億円と574億円ですね。

      2
        • ブルーピーコック
        • 2022年 11月 12日

        追記
        稼働時間が分からなかったのでWikipediaの英語版を当たったら一時間あたり8万5000ドルで、実際の年間コストは3億ドル近くとのこと。

        好きな機体だけど、クリントン時代に再就役してたら評価とコストはどうなってたのやら。

        2
          • zerotester
          • 2022年 11月 13日

          なるほど、8万ドルならラプター程度でB-1よりは安いわけですね。ただ物価が違うし、年間コスト高いですね。

          1
            • ブルーピーコック
            • 2022年 11月 13日

            地上だと燃料たれ流し状態ですからね(飛ぶと機体が縮まるので燃料が漏れなくなる)。
            搭乗員の健康チェックや与圧服の整備、さらに空中給油機も事前に飛ばした上で最高速度でブラックバードを待たなければならないので、それだけ手間をかければ年間コストはかかるでしょうね。

            でも搭乗員の回顧録を読むと、やっぱりロマン溢れる機体に見えるんですよ。
            (ミネソタから北極へ日帰りとか、日付変更線を越えてタイムスリップ気分とか)

            6
    • きっど
    • 2022年 11月 12日

    B-1B、アフガン・イラクでのCASで寿命を使い切ったんやろうなぁ……

    18
      • クローム
      • 2022年 11月 12日

      B-1Bは2015年までは年間2万時間以上飛んでいたところ、2016年以降は1万時間にも満たなくなり、2020年には6814時間まで減っているようです。飛行時間の減少にともない飛行時間当たりのコストも急激に上昇しています。
      完全に働きすぎました…

      10
        • 菜々志
        • 2022年 11月 13日

        365日×24H=8,760H/年
        どうやったら一年で2万時間も飛べるのでしょうか。素朴な疑問です。保有機体全ての合計飛行時間なのでしょうかね。

        3
          • クローム
          • 2022年 11月 13日

          それぞれの会計年度内でB-1が飛んでいた時間を全機合計した値です。

          6
    • 2022年 11月 12日

    こういうの日本も公開して欲しいわ

    27
      • Vauwibqv
      • 2022年 11月 12日

      C-2 P-1などの欠陥日本製兵器のユニットコストは、べらぼうに高いらしいな

      10
        • らしいな
        • 2022年 11月 12日

        「らしいな」

        58
          • くらうん
          • 2022年 11月 12日

          釣り垢安定の適当ハンドルネーム

          29
        • 通りすがり
        • 2022年 11月 12日

        いや安いよ。製造中で生産ライン生きてるもの。高上がりになるのは開発の部分だな
        それに国内に金が落ちるから国産は額面以上に経済的なのよ
        まあ軍事に限らず、経済観念ないのが国産と輸入品を単純に額面だけで比較して高いって記事書くから、そういう誤ったイメージ持っちゃうことは珍しくないけど
        個人レベルでの買い物の延長で国家の買い物を見てしまうんだろうけど、記者がそのレベルってのは困ったものだ

        41
          • ぽんちゃん
          • 2022年 11月 12日

          お安いんですね…ご教示頂けましたら幸いです。

          2
    • T・モリ
    • 2022年 11月 12日

    B-52君が何食わぬ顔で居座ってるの笑う
    枯れた技術は強い…

    27
      • ゆう
      • 2022年 11月 12日

      能力の違いがあるだろうから、単純な比較は難しいと思う。
      B-52が、B-1Bが選ばれた作戦に使えるとは思えない。

      11
    • ウェルチ
    • 2022年 11月 12日

    オスプレイコスパ悪すぎない?
    チヌークの10倍以上もかかるのかよ

    22
      • STIH
      • 2022年 11月 12日

      垂直離着陸と速達性を両立した特殊機体ですから、まあ高いのは仕方無いかと。

      21
      • hogehoge
      • 2022年 11月 12日

      CH47は極めて優秀な回転翼輸送機で今後も必須ですが、一方で、
      MV22は航続距離や速度が圧倒的に優秀で、遠隔地からより安全に作戦を遂行できるため、
      基本的にCH47とMV22は完全に別の種別で、どちらも必要なものと考えるべきです。

      32
        • ウェルチ
        • 2022年 11月 12日

        いやあオスプレイのかわりにチヌークを2倍買えるなら絶対陸自としてはそっちのほうが良かったでしょ
        島嶼戦でもあったほうがいいだろうけど別に必須じゃない

        11
          • samo
          • 2022年 11月 12日

          どうやってチヌークで展開距離の長い水機団を輸送するのよ…
          加えて、いずもやひゅうがの補給を支える航空輸送隊としても機能させなければいけない。
          それができる航空機がオスプレイしかないんですよ

          というか、この手の説明、散々色々な方がされてきてたでしょう
          やりたいことを、絶対にできない機をいくら数揃えたところで意味がないんですよ。

          スクランブルは戦闘機でしかできないのに、セスナの方が安い、こっちで十分って言ってるぐらいあんたの言ってることは暴論

          49
          • TA
          • 2022年 11月 13日

          チヌークは傑作すぎて…
          ワイもオスプレイよりチヌーク/C-130の組み合わせでいいとは思うんだけどオスプレイ否定するとなんか怒られるんよね。自衛隊のヘリ関係はやらかしまくりなんだから冒険しないで安定性重視の方がいいと思うんだけど

          8
            • samo
            • 2022年 11月 13日

            南シナ海、下手すりゃインド洋まで活動するいずも型への補給をチヌークではどうやってもできないってご理解いただけませんか?

            警戒海域をほっぽりだして、補給の度にヘリの範囲内まで戻れというのなら話は別ですが。
            もう海自地域海軍やってていい時代じゃなくなってるんですよ
            考えが大変浅はかですよ

            13
              • TA
              • 2022年 11月 13日

              いずも型単艦で動くわけないでしょ?いいカモですよ
              色々設定に無理があるんだよなぁ
              いやオスプレイあれば便利ってのは分かるんだけど倍数のチヌークに勝るかと言えば疑問なのよ

              4
                • samo
                • 2022年 11月 13日

                その艦隊にどうやって補給をとどけるんですかねぇ…
                艦隊戦力を分散させて、ヘリの宿り木にでもさせるつもりですか?
                設定に無理があるのはそちらでしょう…
                一体どうやって艦隊に補給を届けさせる目論見なの…

                13
                • samo
                • 2022年 11月 13日

                ちなみに、米遠征打撃群の航空輸送を一手にになっているのもオスプレイです。
                海自でも同じことさせるだけですよ

                米海軍の輸送戦略の否定すらあんたはやってるんだから、ちゃんちゃらおかしいですね

                13
                  • TA
                  • 2022年 11月 13日

                  米軍と自衛隊が予算も規模も段違いなのが分からないの?
                  予算には限りがあるからオスプレイを倉庫に寝かすか他の部門にしわ寄せ行くよ

                  1
                    • samo
                    • 2022年 11月 13日

                    海自の展開範囲が大幅に拡大するのはもう確定してるんですが?
                    何を言っているの?

                    12
                    • samo
                    • 2022年 11月 13日

                    中国の海洋進出に対抗しないといけない。
                    けれど東南アジア諸国は海軍が弱すぎる。
                    それをカバーしなければいけないけれど、米海軍だけでカバーしきれない。
                    そこに白羽の矢を立ったのが日本なんです。

                    米海軍に次ぐ海軍を誇る海自に、その活動範囲の拡大が必要とされたから、その拡大に対応するために必要な装備を買ったに過ぎない。
                    だから航続距離が優先された。

                    政治的に買ったとかあんたが勝手に思いこんでいるだけで、
                    ただ必要なものを必要に迫られて買ったにすぎない

                    17
                      • かい
                      • 2022年 11月 13日

                      日米がもっと早く中共の危険性に気付いてれば、東南アジア諸国に自衛隊基地を造るとかできたのかなぁ。

                      2
                • samo
                • 2022年 11月 13日

                更に付け加えると、いずも型におけるF-35Bの運用開始によって、
                必要となる航空燃料は大幅に増加することが予想されます。
                つまり、いかに航空燃料の補給を継続的に行えるかが重要になるため、
                MV-22による高速かつ長大な輸送範囲を活かした航空燃料輸送能力は極めて重要な位置を占めることになることは想像に難くありません。

                南シナ海にいずも型が展開したと仮定した場合、
                V-22は日本領内からでも南シナ海の北海域には無補給で到達できる他、
                フィリピンやシンガポールの集積所も含めれば全域をカバーできます。

                既存のヘリでは、根拠地に船に載せて持っていくか、分解して輸送機にのせて持っていくかのどちらかしかできず、
                稼働できない事態に陥ったとしても、予備機を展開するにも手間と時間がオスプレイの比にはならないほどかかることになります。

                地域海軍をやっていたこれまでならよかったんでしょうが、
                展開海域が大幅に増える以上、米海軍波の航空輸送能力の確保は海自にとって必須です。
                兵站を疎かにする、あなたのような考え方はどう考えても間違っています

                7
                • バーナーキング
                • 2022年 11月 13日

                速度が2倍近くて航続距離が5割増なので単純に考えて3倍の機数が必要ですね。
                しかも丁度良いところに中継地があるとも限らないし、3倍の機数があったところで帯域が太くなるだけで速度が上がる訳ではないので、むしろ「倍のチヌークの方がありがたい」という想定にこそ無理があります。

                10
              • nue
              • 2022年 11月 13日

              非専門家なのですが,議論を読んでいてsamoさんの論理展開に疑問が生じましたので,以下質問させていただきたく.
              同じくF35を運用するクイーンエリザベスや、そもそもオスプレイ登場前の軽空母への輸送任務ってどう対応してたんですかね??例えばフォークランド紛争などはどうしてたんでしょう?チヌークなどの大型ヘリを活用していたのではないでしょうか?
              そうだとすると,ある程度の強度の敵対勢力がある状況での数ヶ月単位での警戒業務もオスプレイなしで(おそらくチヌークで?)実行可能なのではと推察しています.そうすると議論すべきは,単体の武器についてではなく,ある目的を達成する場合に,そのための兵器パッケージの構成要素としてチヌークを用いる場合と,オスプレイを用いる場合とでどの程度のコストの違いが生じるのかなのではないかと思います.その点で,この運用コストの違いは,素人には衝撃的でした. 防衛省の実際の試算ではどうなってるんですかね?? おそらくそういった数字は公開されないのだとは思いますが,,

              1
                • ブルーピーコック
                • 2022年 11月 14日

                運用コストの比較に関しては分からないことを前置きさせてもらった上で、横から失礼します。

                まず機体から。
                ヘリコプターによる補給はVertical replenishment(直訳すると垂直補充)と言い、アメリカ海軍ではオスプレイの前はCH–46シーナイト、後継機としてCH-60(今の名前はMH-60Sナイトホーク)を使っていました。シーナイトはオスプレイと置き換えられつつあります。
                イギリス海軍ではフォークランド紛争の頃はウェストランド・シーキング(シコルスキーS-61のライセンス機)を使っていました。現在はマーリンの輸送型です。

                次に空母などに対する空輸方法ですが
                基本的に補給任務は給糧艦や給油艦、または両方補給できる高速戦闘支援艦(AOE)などによる補給艦により行われます。ただ、艦同士を近づけなければならないため、離れた艦に運びたい時は給糧艦や高速戦闘支援艦に搭載されたヘリによりパレットに入れられた荷物を吊り下げて運び、対象の艦の甲板に降ろすことがあります。

                フォークランド紛争でのイギリス軍はアメリカのアセンション島の基地を利用出来たことと、南ジョージア島の奪還により物資集積地を確保できたため、長大な距離をヘリコプターで輸送するようなことは無かったと思います。
                MV-22オスプレイは最新型チヌークのCH-47Fの2倍近い巡航速度(445km。最高速度に非ず)と1.5倍の航続距離(約3500km)を持ち、積載能力もチヌークより約1.8tほど低い9tくらいです。迅速さが必要なときはオスプレイ、そうでない場合や1.8tの重量差が必要になってしまった時はチヌークを使い分けるなどの運用をすれば良いと自分は思っています。実際にどうするかは現場の人や上層部の判断でしょうけども。

                5
                  • TA
                  • 2022年 11月 14日

                  いろんな意味で満点です☺️ありがとう

                  2
      • ブルーピーコック
      • 2022年 11月 12日

      オスプレイ、ブラックホーク、チヌークは三者三様で出来ること違うので、価格だけ見るのはどうかと。

      46
    • 無名のミリオタ
    • 2022年 11月 12日

    レガホたっか…

    14
    • 58式素人
    • 2022年 11月 12日

    以下は願望ですが。
    B-1Bの機体寿命が残っていないならば、FB-111の現役復帰した姿を見てみたいです。
    B-21が手間取るようならば、それまでの間。
    コストが高いとかで退役させられていましたが、機体寿命はまだあるのではと思います。
    ペイロードはB-1Bの1/3だから、爆弾を運ぶ運用コストが高いのはわかりますが。

    1
      • 台湾大好き
      • 2022年 11月 12日

      FB-111かっこいいよね。でも機体にアスベスト満載なんだよ確か。現役復帰どころか展示も難しいという😢

      4
      • ブルーピーコック
      • 2022年 11月 13日

      役割を受け継いだのが兵器類の最大搭載量が100kgくらいしか変わらないF-15Eなので、F-15を新造しましょう! あれ?

    • 名無し
    • 2022年 11月 12日

    >F-35A/C/D

    F-35Dという機種があったとは!

    • pon
    • 2022年 11月 12日

    KC-10の運用コストを見ると、KC-135より早く退役させたがる理由がわかりますね

    3
    • Natto
    • 2022年 11月 12日

    ハリアーは一飛行時間が高い。

    3
    • 折口
    • 2022年 11月 12日

    同じオスプレイでも海兵隊向けのMV-22と空軍特殊作戦部隊向けのCV-22だとトータルコストも飛行コストも桁が違ってるの面白いですね。やはり多品目少数発注は効率悪いんだなあ。
    あと地味にスーパースタリオンがオスプレイを超える運用コストの高さを示しているのも面白いですね。アフガンでバンバン使ってる印象あったんですが、そんな高級車だったとは。逆にCH-47Fの安さは何なんだって感じです…

    4
      • ブルーピーコック
      • 2022年 11月 12日

      53Eスーパースタリオンも古い機体ですからね。海上自衛隊の古い機体を部品取りのために買ったくらいですし。
      53Kキングスタリオンは2018年に就役して、数も揃っていないからか表には無いようですがユニットコストが1億2800万ドル(Wikipedia日本語版)もするとか。

      4
    • なかののひと
    • 2022年 11月 12日

    F‐22の運用コストを見るにつけ、米議会がF-22の輸出許可を出さなかった事に、感謝すら覚える。
    日本の場合、洋上飛行が多いので、CPの良さだけで単発機が選ばれることがない点には注意が必要。
    新型機といえ、F-35はF-15C/Dの運用コストを上回っており、平時におけるステルス機の運用に工夫が必要な事を示唆している。
    特に、スクランブルにステルス機を投入する場合は、相手にレーダー反射等のデータを提供する事になり兼ねないので、F-15並みの反射データを欺瞞する位は最低限必要になるのではないか。

    10
      • バーナーキング
      • 2022年 11月 13日

      「たられば」をあえて考えるならそれによる副次的効果もある程度は考えた方がいいよ。
      F-22の場合はコスト高と機数減による負のスパイラルに輸出禁止とライン閉鎖が拍車を掛けてるので、日本に100機程度輸出をしてればその全部が良い方に転んだ(機数が5割増によるコスト低下→米軍導入数増→ライン継続→オーストラリア・イスラエルへの売却…)可能性があるし、一方でその場合F-15Cの退役が史実より早く進んでそっちのコストは跳ね上がるので、F-15Jの方が割高になってたかもしれんよ。性能含めたコスパで考えれば尚更。

      5
      • 匿名希望
      • 2022年 11月 13日

      増装でよくね?>電波反射

      1
    • お嬢様
    • 2022年 11月 12日

    B-2爆撃機です。私の年収は45億円 時給1800万円です。貧困にあえぐ世界の子供たちを守る重要な仕事ですが普段は寝ており実戦で飛ぶことはほとんどありません。今日も平和を守りました。お前たち人間どもが毎日働けるのは私のおかげです。

    8
      • 戦略眼
      • 2022年 11月 12日

      倉庫寝てる奴に言われたかない。
      毎日冷たく暗い深海から、臨戦体勢にある我こそが、世界の守護者だ。by オハイオ級

      15
      • クローム
      • 2022年 11月 12日

      といいながら1機当たりの年間飛行時間は3姉妹の中で最も多く、一番やる気に溢れています。
      最近怠けているB-1の倍以上飛んでいます。

      8
    • ブルーピーコック
    • 2022年 11月 12日

    ブラックホークは特殊作戦型か否かでコストが10倍以上も違うのかぁ。

    4
    • もり
    • 2022年 11月 12日

    CH-47Fの運用コストがべらぼうに安過ぎる
    流石傑作シリーズで大量に生産されてるだけはある

    米国や独逸は良いな、ちゃんと情報開示してて
    自衛隊も透明性を高めないと国民の理解は得られないぞ
    もう、バブル期の様に余裕がある訳でも90〜00年代前半の様に強大な仮想敵が居なかった時代でも無いのだから

    14
    • nimo
    • 2022年 11月 12日

    過去の選択肢が現実には迷う余地のないものだったと確かめられますね

    1
    • ななし
    • 2022年 11月 13日

    P-8A って MQ-4C とセットで運用とか見かけるんだけど、
    MQ-4C のコストは???

    1
    • 山中あそぶ
    • 2022年 11月 13日

    可変翼機は維持費が高いとよく聞くけど、具体的に何にコストが掛るのだろう?

    可変翼のピボット部分(軸受)が摩耗? そんなにしょっちゅう交換するものなのか?
    翼を可動させるのは油圧シリンダーだろうからさしてコストが高い訳でも無さそうだし。
    主翼や取付け部に定期的に亀裂でも入って全交換が必須なのか?

    3
      • 航空太郎
      • 2022年 11月 13日

      ①可変翼は軸を中心に回転させて角度を変更する。
      →一般機は翼の幅全体で支えればいいが、可変翼は軸1点で支える必要がある。
       戦闘機なので翼にはマイナスからプラスまで激しい圧がかかり負荷が半端ない。
        ※可変による回転だけでなく捻じりなど過酷な変形圧が……。
       そんな荷重に耐えるための軸受けはめっちゃ頑丈かつ繊細になった。
       B1だと機体がでかい=翼も長い=負荷も更に増大と……。

      ②飛行中の複雑なG下でも翼を動かすための可変機構自体がかなり重い。
       左右の翼の開きが必ず同じになるよう、機体中心で左右の翼同士がギアで噛み合う。
       胴体中心まで機構が入るので当然、その分のスペース圧迫、重量増に。
       (確か何トンもの重さがあったとどこかで読んだ覚えが……)
       可変機構という無駄な荷物を積む分、機体は全体的にかなり軽量化している。
       重量軽減の代償として機体の強度、耐久性が失われた。

      可変機構が確実に稼働するよう整備する分、他の機体より面倒。
      可変機構の重さをカバーする分、全体の強度、耐久性が落ちたから、部品交換も全体的にハイペース。
       ※構成部品に問題がないと検査するだけでも手間。
      ってところのようです。

      <おまけ>
      F-14は更に艦載機なので、狭い甲板に制御された墜落をしつつ、
      アレスティングワイヤーにフックをひっかけて一気に速度を落とす。
      そんな真似をすれば強度、耐久性の低い機体にガンガンダメージが入る。
      というように、更に体に鞭打つような運用負荷も入るのでした。

      13
        • 山中あそぶ
        • 2022年 11月 13日

        返答有難いのだけど、想像で書いてるよね?

        >機体中心で左右の翼同士がギアで噛み合う。


        それプラモの話だよね。実機のF-14に連結機構はないよ。

        リンク
        そんなものに重量を割く余裕・必要性はないし、仮に機械的につなげるとしても絶対リンク機構を使い、ギアは重く(ギアの噛みあってない部分は死重量になる)場所を取り(同)バックラッシュもあるから使わない。

        >可変機構が確実に稼働するよう整備する分

        動翼や降着装置に多数のアクチュエータ搭載してるのに、可変翼用が1セット加わったからって何割も増加すと思えない。そもそも油圧アクチュエータってそんなにメンテコストが掛るものか?具体的に何処にコストが掛るんだろう。整備時間が1割延びてもコストが激増する訳でも無いだろうし。

        >全体の強度、耐久性が落ちたから、部品交換も全体的にハイペース。

        設計荷重は最初から決ってて、それに掛ける安全率も下げる訳にいかないから「強度を落す」なんて出来ないのでは? 強度を落すならF-14が設計荷重6.5Gと低くしたように、機体の運用自体に制限を掛けると思う。

        >検査するだけでも手間。

        検査に要する人件費が最大の要因なのかな、機械的なものではなく。

        2
        • 山中あそぶ
        • 2022年 11月 13日

        >左右の翼の開きが必ず同じになるよう、機体中心で左右の翼同士がギアで噛み合う。


        それはプラモの話だよ。
        実機のF-14・B-1・トーネードに左右の連結機構はないし、後退角を左右で変えての試験飛行もしてる(リンク↓)。

        リンク
        仮に機械的につなげるとしたらリンク機構を使う。
        ギアは軸が近くなければ使えない。プラモなら10cm位だから問題ないが。

        >可変機構が確実に稼働するよう整備する分

        その「整備」が具体的にどんなものか知りたいんだよね。手間(人件費)なのか、補修部品なのか、機構的にはどの箇所なのか。
        動翼や降着装置に多数のアクチュエータ搭載してるのに、可変翼用が1セット加わったからって何割も増加すと思えない。

        >可変機構という無駄な荷物を積む分、機体は全体的にかなり軽量化している。
>重量軽減の代償として機体の強度、耐久性が失われた。

        戦闘機は厳密な強度計算の上で極限まで軽量化を図ってるから、新素材でも使わないと更なる軽量化は不可能なはず。
        設計荷重は最初から決ってて、それに掛ける安全率も下げる訳にいかないから「強度を落す」なんて出来ないと思う。
        強度を落すならF-14が設計荷重6.5Gと低くしたように、機体の運用自体に制限を掛けると思う。

        1
        • 山中あそぶ
        • 2022年 11月 13日

        >左右の翼の開きが必ず同じになるよう、機体中心で左右の翼同士がギアで噛み合う。


        それはプラモの話だよ。
        実機のF-14・B-1・トーネードに左右の連結機構はないし、後退角を左右で変えての試験飛行もしてる(リンク↓)。

        リンク
        仮に機械的につなげるとしたらリンク機構を使う。
        ギアは軸が近くなければ使えない。プラモなら10cm位だから問題ないが。

        >可変機構が確実に稼働するよう整備する分

        その「整備」が具体的にどんなものか知りたいんだよね。手間(人件費)なのか、補修部品なのか、機構的にはどの箇所なのか。
        動翼や降着装置に多数のアクチュエータ搭載してるのに、可変翼用が1セット加わったからって何割も増加すると思えない。

        >可変機構という無駄な荷物を積む分、機体は全体的にかなり軽量化している。
        >重量軽減の代償として機体の強度、耐久性が失われた。

        戦闘機は厳密な強度計算の上で極限まで軽量化を図ってるから、新素材でも使わないと更なる軽量化は不可能なはず。
        設計荷重は最初から決ってて、それに掛ける安全率も下げる訳にいかないから「強度を落す」なんて出来ないと思う。
        強度を落すならF-14が設計荷重6.5Gと低くしたように、機体の運用自体に制限を掛けると思う。

        • 山中あそぶ
        • 2022年 11月 13日

        >左右の翼の開きが必ず同じになるよう、機体中心で左右の翼同士がギアで噛み合う。


        ‥‥それプラモの構造だから。
        実機のF-14・B-1・トーネードに左右の連結機構はないし、後退角を左右で変えての試験飛行もしてる。(リンク付けたら何度投稿しても掲載されないので探して)
        仮に機械的につなげるとしたらリンク機構を使う。ギアは軸が近くなければ使えない。プラモなら10cm位だから問題ないが。

        >可変機構が確実に稼働するよう整備する分

        その「整備」が具体的にどんなものか知りたいんだよね。手間(人件費)なのか、補修部品なのか、機構的にはどの箇所なのか。
        動翼や降着装置に多数のアクチュエータ搭載してるのに、可変翼用が1セット加わったからって何割も増加すると思えない。

        >可変機構という無駄な荷物を積む分、機体は全体的にかなり軽量化している。
        >重量軽減の代償として機体の強度、耐久性が失われた。

        戦闘機は厳密な強度計算の上で極限まで軽量化を図ってるから、新素材でも使わないと更なる軽量化は不可能なはず。
        設計荷重は最初から決ってて、それに掛ける安全率も下げる訳にいかないから「強度を落す」なんて出来ないと思う。
        強度を落すならF-14が設計荷重6.5Gと低くしたように、機体の運用自体に制限を掛けると思う。

        • 山中あそぶ
        • 2022年 11月 13日

        >左右の翼の開きが必ず同じになるよう、機体中心で左右の翼同士がギアで噛み合う。


        それは「プラモの構造」だよ。
        実機のF-14・B-1・トーネードに左右の連結機構はないし、後退角を左右で変えての試験飛行もしてる(リンク↓)。

        リンク
        仮に機械的につなげるとしたらリンク機構を使う。
        ギアは軸が近くなければ使えない。プラモなら10cm位だから問題ないが。

        >可変機構が確実に稼働するよう整備する分

        その「整備」が具体的にどんなものか知りたいんだよね。手間(人件費)なのか、補修部品なのか、機構的にはどの箇所なのか。
        動翼や降着装置に多数のアクチュエータ搭載してるのに、可変翼用が1セット加わったからって何割も増加すると思えない。

        >可変機構という無駄な荷物を積む分、機体は全体的にかなり軽量化している。
        >重量軽減の代償として機体の強度、耐久性が失われた。

        戦闘機は厳密な強度計算の上で極限まで軽量化を図ってるから、新素材でも使わないと更なる軽量化は不可能なはず。
        設計荷重は最初から決ってて、それに掛ける安全率も下げる訳にいかないから「強度を落す」なんて出来ないと思う。
        強度を落すならF-14が設計荷重6.5Gと低くしたように、機体の運用自体に制限を掛けると思う。

        • 航空太郎
        • 2022年 11月 13日

        補足です。

        <可変欲の角度変更の話>
        可変翼機で左右の開閉角度が変わると機体が安定性を失う為、機構的に必ず左右が連動することになっている……ところまでは覚えてたんですが、その内部機構までは、うろ覚えでした。すみません。

        <可変機構という余計な荷物>
        時代的にも近い機体で、同じ双発機のF14とF15を比較すると可変翼の機構が無理をさせてるのが見えてくるでしょう。F14が艦載機、F15が陸上機なので、発着艦機能の分は重くなりますが、流石に機体の重さが50%増しになる程じゃありません。重量50%増しになる機構が増えて、同じメンテでOKとはならないでしょう。整備の詳細の具体的な話までは、資料を漁ってもちょい出てこないので想像で補うしかないですが。

        F14D:空虚重量 18,757kg
         ※F110-GE-400エンジン 1,778~1,996kg×2
        F15C:空虚重量 12,916kg
         ※F100-PW-220エンジン 1,696kg×2

        1
    • 平八郎
    • 2022年 11月 13日

    あちらではMLB、NFLの大試合とかで開始前の国歌斉唱の後に米軍機がタイミング良くフライオーバーするという定番の演出がありますけど、この表があるとコストが妄想できて面白いですね。
    YouTubeにB-2がやって来た時の動画がありますけど、ああやってピャーって上空をかすめるだけで数千万なんだーとか。
    まあアレは訓練飛行ということになってて、元々そこに充てられている予算の枠内でやってるので、飛ばした分余分に税金がかかるというものではないらしいですが。
    チヌークが来る時なんかもあるみたいですが予算使い切っちゃってたのかな?

    1
    • TA
    • 2022年 11月 13日

    >A-10 650万ドル 22,531ドル
    F-15E 916万ドル 33,177ドル

    これなら流石にA-10引退させたいわな
    戦闘能力が段違いなんだもの
    陸軍か海兵隊に移譲させてあげればいいのに

    7
      • けい2020
      • 2022年 11月 13日

      ずっと陸軍に移管しようとしてるけど
      陸軍「A-10は絶対残せ、でも費用は空軍な」
      陸軍派閥議員「A-10引退絶対反対、でも空軍に予算は増やさない」
      これを10年以上は繰り返してる、、

      11
      • NAFO
      • 2022年 11月 14日

      A-10コピペでは費用対効果の高さが売りだとされていたんだが。
      どっちが正しいんだ…
      個人的にはA-10はロマンの塊だから残してほしい。

    • 伊怜
    • 2022年 11月 13日

    似た機体のTu-160はどうなんだろうね
    主翼角度の変更が手動だったりと色々簡略化(技術不足?)されてるからやっぱ相当安いんだろうけど、どのくらい差が出るのか気になる

    2
      • 山中あそぶ
      • 2022年 11月 13日

      小学生の時図鑑にF-111の可変翼が「手動」と書いてあるの読んで
      「あの主翼をパイロットの腕力で動かせるのか!?」
      「それとも着陸して整備員が押したり引いたりして角度を変えるのか?」
      と不思議だった(笑)

      3
    • モラ
    • 2022年 11月 13日

    ヘリコプターはやはり固定翼機よりかは安価なんですね…と思ったらスタリオン系バカ高い…やっぱりエンジン三発の大型機は維持も大変ですね
    おなじくエンジン三発だけど、規模としてはスタリオンよりも小ぶりなAW-101系はもう少し安いのかなあ

    2
    • 匿名希望
    • 2022年 11月 13日

    T-38や海軍のF-5はどうなっているのやら
    ぱっとわかるところには書いてないな。

    1
    • nachteule
    • 2022年 11月 14日

     AH-64とAH-1の比較すると何とも言えないな。陸自の攻撃ヘリ計画生きてるならどっち選んでも茨の道じゃないだろうか。

    1
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