国防総省が26日に発表した予算要求の中でE-7の調達中止、段階的に退役させてきたA-10の全機=162機、F-16C/Dの62機、F-15Eの21機退役、F-35Aの大幅な調達削減が確認され、国防総省高官はE-7の代わりに「宇宙ベースのAMTI能力やE-2Dの追加調達に投資する」と発表した。
参考:Air Force cancels E-7 Wedgetail, citing survivability and cost concerns
参考:Pentagon to request $848 billion in delayed base budget release
まだ要求予算の詳細は不完全なところがあるため、まだまだ大きな変更が潜んでいるかもしれないが、F-35Aの調達数は大幅削減されている
2期目のトランプ政権にとって初めての国防予算編成は大波乱を巻き起こしており、誰も見たことがない1兆ドルの国防予算の蓋を開けてみれば裁量的予算=通常の国防予算要求額はバイデン政権時代の支出水準(約8,930億ドル)と遜色がなく、インフレ率の上昇分も加味されていないため「実質的な予算削減」と言われており、1兆ドルを達成するための義務的予算=共和党主導のBig Beautiful Billに盛り込ま割れた1,500億ドルの追加国防支出は両院で可決されたものの、上院バージョーンと下院バージョーンでは資金配分が異なり、前者が採用されると海軍の艦艇調達資金は大幅に削減されてしまう。

出典:The White House
さらに国防総省は2026会計年度の要求予算を完全に完成させていないのに下院歳出委員会が独自の予算案を発表し、トランプ大統領も国防総省に相談なくF-15EXの配備基地を増やして混乱を引き起こしており、ヘグセス国防長官の指示で陸軍が進めている戦力構造の大改革も防衛産業界を凍りつかせ、海軍が進めてたF/A-XXも「政権のF-47優先方針」の影響を受けて「F/A-XX開発に割り当てられるはずだった資金がF-47開発に転用され本格開発が先送りされる可能性」が浮上し、ここまで混乱した国防予算の編成過程を見るのは初めてかもしれない。
国防総省は26日に2026会計年度の予算要求額を正式に発表、通常の国防予算は8,483億ドル、Big Beautiful Billに盛り込まれた追加支出を合わせて9,610億ドル(1,500億ドルのうち1,133億ドルを2026会計年度予算に充当する格好)となり、この中で議論されていたE-7の調達中止が確認され、国防総省高官は「E-7の調達コストが5.8億ドルから7.2億ドルに上昇し、現代戦の環境下では生存性にも懸念があるため調達を中止した」「代わりに宇宙ベースのAMTI能力やE-2Dの追加調達に投資する」と発表。

出典:U.S. Air Force photo by 2nd Lt. Mark Goss
さらに空軍は老朽化した航空機を処分して予算を確保するため、要求予算の中で「2026会計年度に263機の航空機を退役させる」と提案し、これまで段階的に退役させてきたA-10を全機=162機、F-16C/Dを62機、F-15Eを21機、EC-130Hを3機、KC-135を14機、B-1を1機退役させたいらしい。
F-16C/Dの退役数は62機だが、ここには廃棄処分済みの1個飛行隊分が含まれており、恐らく退役するF-15EはF100-PW-220Eを搭載した機体だろう。

出典:Lockheed Martin
まだ要求予算の詳細は不完全なところがあるため、まだまだ大きな変更が潜んでいるかもしれないが、F-35Aの調達数は噂通り「24機」に大幅削減されている。
関連記事:米空軍のE-7調達中止問題、宇宙ベースに移行するまでE-2Dを活用する
関連記事:米国防長官はE-7調達に否定的、宇宙ベースの能力に投資したいと主張
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※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Courtney Sebast





















さらばA-10
A-10の雄姿はゲームなどの、フィクションの世界で永遠に生き続ける
ぶっちゃけスターリンク最強だと思うだから宇宙に注力するのは分かる。あれを打破する方法がスターリンクの破壊しか思い浮かばないもん。
もっともスターリンクの破壊は容易なのでそれに国防を預けるのもちょっとなあ。って感じだけど。
第三次世界大戦開始で核戦争までには至らなくてもケスラーシンドロームによって、地球圏の宇宙(そら)はかなりも期間失われるでしょうねえ。
デブリ回収業者が出てこないと再進出は難しい。
スターリンクの破壊は容易では無いですよ。
なにせ数が数千機ある上に、一度の打ち上げで100機以上補充出来るのですから、攻撃側が圧倒的にコスト負けします。
もっとも大規模破壊があった場合、ケスラーシンドロームが起きて、LEO衛星が全滅するかも知れませんが。
(高度500km辺りで辺りでケスラーシンドロームが起きた場合、何年で収束するんでしょうね?)
スターリンク衛星は現在6700機程が稼働中で、高度数百kmを飛行しているので、これを破壊するにはSM3のような対衛星ミサイルが数千発必要になる。SM3は1発30億円程度なので、スターリンク衛星の半分程度を破壊するにしても10兆円近く必要になります。
そこまでやらなくても衛星通信は妨害に対して脆弱なので、衛星を直接破壊するより電子戦機材を搭載した無人機を多数飛ばす方が安価で簡単なはず。
本当に後先考えないでいいのなら、微小のデブリ撒き散らし型ミサイルでいけるのではと思います
真空環境を利用できるなら攻撃レーザー衛星もありかもしれません。若しくはスターリンクに対抗して小型のジャミング衛星をスターリンク衛星と同じ軌道に投入するとか(打ち上げ時には用途を誤魔化す必要がある)。
どうなのでしょう。詳しくないのですが。
安価に無力化するなら、大型機や大型飛行船(既製品はあるのでは?)で
成層圏上部(中間層スレスレ)まで登って、レーザーや高出力マイクロ派を
照射するのが良いのかな、とい思ったり。
高空まで登ると大気の影響も減るし、衛星までの距離も小さくなるし。
地上からと比べて、放射するレーザーやマイクロ波の出力も少なくて済むのかな?。
対衛星砲台みたいなものはでしょうか?。これを公海上空で行ったり?。
米国上空に侵入した中共の風船を、米国は結構な手間を掛けて撃墜していましたね。
或いは、衛星に姿勢制御ロケットが存在するなら、その制御回路に侵入して、
自律的に大気圏再突入をしてもらって、燃え尽きてもらったり。
ケスラーシンドロームを考えると、これの方が良いのかな?。
これが実現できれば、人工的な流星雨が見られたりして(笑)。
以上、無責任な空想(笑)をします。
第六世代戦闘機という概念には大変疑問があると思う。
第五世代戦闘機すら本当に列度の高い大国の空軍同士の空中戦を
経験したことが無いのに、その次の世代の能力なんか定義できるか?
戦艦のド級の次は超ド級、みたいな平時に作られた、実戦における能力
と乖離した階級に俺には見える。
まず、F-22の任務の1つがB-2の護衛。
それと、F-22は周りに第5世代機がいなかったせいでvsステルス機の能力をあまり付与されてない欠点がある。
次に、B-2は日々のメンテナンスがくっそ面倒で前方展開ができない。だからそれを克服したB-21が造られる。
また、超長波レーダーや赤外線探知などステルス破りの技術が発展したから、B-21はそれに対するステルス性を持たせた第6世代機。
そんなB-21の護衛としてF-22やF-35がふさわしいかと言えば力不足が否めない。だから第5世代機を圧倒できる戦闘機も必要とされて、それを詰め込んだのが第6世代機。
それはそもそも空中戦を行わず摩耗しないで済むように、圧倒的なレーダー性能やステルス性能を搭載(そしてそれをアピール)しているので、仕方ないですね。
任務も違うしインターセプトもできないしもちろん直接戦うわけではないですが、物量と可搬性、機動性で成功したドローン戦術が新たな世代となっていくのかもしれない。
E-2D郵船は、ウクライナ戦でのサーブ 340 AEW&Cの活躍とインドとパキスタンの空中戦でのラファール撃墜が、相当なインパクトがあったかもしれません。
今からE-7を調達して訓練して衛星システムに移行よりE-3を維持して一気に衛星へ、はわからなくはないが、
今のところ夢の未来システムなのに実現可能なのかな
一足飛びに技術レベルを上げるなと再三議会でも言われていたはずだと思いますが、空母等の艦艇でやらかしていることを早期警戒でもやらかしそうですね
「ジョイントうんちゃら」
「あっ!」
母機の関係で穴ができてるから普通にB-767に移植でいいと思うの
穴埋めには
つかわんくなったら輸送機転用で
大口ユーザーにとっては、F-35Aの調達削減は地味に堪えますね。特に日本のように一括調達ではなく年次調達だと、調達単価の上昇に繋がる製造機数の削減は影響が大きいです。ただでさえ高い維持費も上昇するわけで、状況次第では140機余りの調達も見直す必要がでるかもしれないですね。(スクランブルには使い辛いし)
本当にF-2の調達打ち切りが恨めしい。
しかしほんの5年前には我が世の春を謳歌していたLMの凋落が著しいですね、不自然なまでのトランプ政権のボーイング推しがあるとはいえ。ボーイングの体質が変わったとも思えないので、何らかの政治的な思惑や取引によるものでしょうが、そんなことすれば自動車産業の二の舞を演じることになるだけだと思うんですけどね。
ゴールデンドームの拡張性やばいな
イーロン・マスクを手に入れた国が覇権を握るって現代の聖杯だよ
取り敢えずはは引退させるF-16と今でも南部で共産党やモロ族等が反政府活動しているのならばA-10もフィリピンへ供与しよう(A-10引退反対!)
なんて豪華なCOIN機だ・・・
F35-Aの調達数が、激減していますね。
そもそもの稼働率も低いというデータありましたが、調達機数の削減がどのように影響していくのか気になります。
日本で目線で見れば、艦艇調達資金の削減が気になるところで、造船所の維持・修繕などは何か影響がでるかもしれないなと。
中国海軍が、民間造船の力を高めながら軍艦の大量建艦を行っているわけですから、台湾海峡周辺なかなか苦しくなりそうですね。
中国空母が、第二列島線を越えたことが話題になったと同時に、日本の偵察機が近距離で追跡されているわけですから厳しい情勢を感じますね。
1兆ドルの予算を持ってしても現状維持+戦闘機の開発くらいしか出来ない戦力を持ってると思えば、やっぱり米国の軍事力は異常だな
まあそれに米国が耐えられなくなってるから、外国の防衛予算割合に口出しするんだろうけど
A-10は対ソ連を念頭に作られた機体だけど
今となっては本当に活躍できたか怪しい所あるよね
特にソ連は地対空兵器がアメリカより充実してるし
同様の機体を保持しているから、実は対抗策を練っていた可能性もあるかもしれない
活躍はしたでしょ
戦闘機部隊が決死の覚悟で防空圏に突入してレーダーやSAMシステム壊したし
戦果の殆どは誘導爆弾によるもので危険な低空飛行はほとんどしてないし
良いことを教えてあげよう、活躍できるかできないかなじゃない、するんだよ
なんせ一緒に展開されてるAHと合わせて開戦二週間で消滅する予定の機体だったしね
A-10を全機=162機、F-16C/Dを62機、F-15Eを21機、
EC-130Hを3機、KC-135を14機、B-1を1機退役。
色々な機体が退役する様ですが。
仮に、他の国が供与をしてもらったとしても、維持はできないでしょうね。
そもそも、米国自身が、維持費が・・・などと言っているのですから。
もっと維持費がお安く、かつ使いでのある機体がないものでしょうか。
素人などは、昔のA-4のカフ改造型などがいまでも生産されていれば、
近接戦闘でどれほど役に立つか・・・などと思ったりしますが。
30mmADEN砲やAIM-9X、マベリックASM、ハイドラ70(APKWS含み)、
JDAM爆弾、他、が使えれば十分と思うのですが。
スカイレイダーⅡ、OA-37、OV-10がそちらを見てます
どうでしょう。
”スカイレイダーⅡ、OA-37、OV-10”
はCOIN機でしょうから、少し方向が違うと思います。
A-4のカフ改造型は、形はA-4ですが、中身はF-16ですから。
じっさい、F-16が開発され輸出が始まった頃に、
F-16より安価で同等の機体として開発されています。
運用者はニュージーランド空軍でした。
今でしたら、アルゼンチンで検討されている、A-4AR
ファイティングホークに相当する存在かな、と思います。
いろんな国が処分するなら欲しいって手を上げるでしょうね。
バイデン政権の頃のウクライナなら、「買う」じゃなくて「くれ」だったと思うけど、今なら購入資金を募るかな。
E-767はオワコンキャンペーンしてた人達沢山いたなと
中華さんの長槍で活動領域が狭まるだけの話を針小棒大にさ
E-7なら損耗に耐えるし米帝が採用するから維持やアプデが簡単って
767が堕とされる戦場で737が生き残れるかよ
次は、無人機MQ-9B AEW&C導入祭りが開催されると思いますよ‥英国面が入ったAEW&Cなので、サーブ製の下方向監視レーダー搭載で、高空を飛行しながら、低空侵入して来る目標探すのに向いているらしい‥つまり、通常型の能力補完型という事の様です。
円盤の回転に縛られるレドーム式よりビーム形成能力がより柔軟にできるフェーズドアレイ式の方がECCMや逆探知対策しやすいからかな
まあ現状だとF-35Aの調達削減は仕方ないかも。TR-3が足を引っ張ってますし。あとはA-10の退役は議会抵抗勢力を突破出来るかがポイントですね。あとF-22初期型の退役があるかどうかですか。
TR3の遅延とか以前に、バージニア級とコロンビア級の予算は承認してるそうなので核戦力の維持第一に考えた結果かもね
弾頭ミサイル、原子力潜水艦は遅延や予算膨張が見られるのにあと5年くらいで戦力化しないとならないし
原子力空母だってあまりチンタラやってるとニミッツ燃料切れしちまうぞ
A-10はM10ブッカーみたく海兵隊が欲しがりそう
まだまだ使えると思うんだけどな
F-16より維持費が高いから
そのA-10のエアカバーはどなたがするので?
勝手に思うのですが。
米海軍は、豪州に改良型オハイオ級を一隻譲ってあげたら?。
豪州の欲しいものが全て詰まっていそうな気がします。
F35Aは日韓豪辺りに押し付けられそう
ちょっと前の記事にあったトルコとインド辺りかも
A-10退役、F-35大幅削減、その一方で宇宙戦力の整備という方針を取るということで、
アメリカ軍の短期から中長期的な課題へのシフトが鮮明に
中国と同様に軍事力をミサイルに依存するイランの敗北で、中国の受けた衝撃次第では、
自衛隊もようやく中長期的な課題に取り組めそう