米国関連

バイデン大統領、ウクライナ侵攻をプーチン大統領が決断したと表明

米国のバイデン大統領は18日(現地時間)午後、ウクライナ情勢について記者会見を行い「プーチン大統領がウクライナに侵攻する決断を下した」と語った。

参考:The latest on the Ukraine-Russia border crisis

今この瞬間、私は彼が決断したと確信している明かしたバイデン大統領

これまでバイデン大統領は「ウクライナ侵攻についてプーチン大統領が決断を下したとは思わない」と繰り返し述べてきたが、18日(現地時間)午後の記者会見で「今この瞬間、私は彼が決断したと確信している」と明かしたため「プーチン大統領がウクライナに侵攻する決断を下した」と報じられている。

出典:The White House

数時間前にプーチン大統領はロシア軍の予備役招集に関する法令(ロシア軍の予備役を招集して最大2ヶ月間の戦闘訓練を施し技量の維持・向上を図る目的)に署名したと報じられており、もはや戦争は避けられないところまで来ているのだろう。

関連記事:プーチン大統領、18日にロシア軍の予備役招集に関する法令へ署名
関連記事:第二次大戦以来最大の動員数、ウクライナ侵攻のため集結したロシア軍は最大19万人

 

※アイキャッチ画像の出典:Минобороны России

お知らせ:記事化に追いつかない話題のTwitter(@grandfleet_info)発信を再開しました。

プーチン大統領、18日にロシア軍の予備役招集に関する法令へ署名前のページ

パイプライン爆発はウクライナの攻撃と主張する親ロシア勢力、ウクライナは偽情報だと反論次のページ

関連記事

  1. 米国関連

    激しい地上戦を予想する米国、ウクライナ軍が砲弾不足に陥ることを懸念

    米当局者はウクライナ東部の地上戦が本格化すれば13日に発表した4万発の…

  2. 米国関連

    深刻な兵士不足、ウクライナ軍の大隊指揮官は戦線が何れ崩壊すると警告

    ワシントン・ポスト紙は8日「前線で戦うウクライナ人指揮官や兵士らは深刻…

  3. 米国関連

    ウクライナ人パイロットの訓練完了は来年の夏以降、反攻作戦はF-16なしでも可能

    ウクライナ人パイロットの訓練についてワシントン・ポスト紙は「訓練が終わ…

  4. 米国関連

    米露首脳による電話会談、失敗すれば直ぐにウクライナ侵攻が始まる可能性も

    12日に行われるバイデン大統領とプーチン大統領の電話会談がウクライナ侵…

  5. 米国関連

    戦闘機F-16は一体いつまで売れ続けるのか?新たにボツワナとチリが購入国として浮上

    ロッキード・マーティンは今月21日に行われた決算説明会の場で、アフリカ…

  6. 米国関連

    BAEシステムズ、米陸軍に装輪型の155mm自走榴弾砲「アーチャー」を提案

    BAEシステムズは19日、米陸軍の要求に応じて装輪型155mm自走榴弾…

コメント

    • tarota
    • 2022年 2月 19日

    何が始まるんです?

    1
    • 無無
    • 2022年 2月 19日

    キューバ危機はアメリカの強気と、ソ連の情報読み間違えで無事終結した、双方キューバとトルコから核撤去という妥協もやった
    バイデンの外交力がどんなもんか、プーチンはすでに王手をかけてるぞ

    6
    • すえすえ
    • 2022年 2月 19日

    普通に戦争始まりそうだが ドイツとフランス間抜けだな何の役にも立ってない

    26
    • 58式素人
    • 2022年 2月 19日

    戦争が始まった場合、
    自国のことで一生懸命であろうウクライナを別として、
    他の関係国(?)は戦争の規模をどこで抑えるつもりだろうか。
    扱う兵器は、通常兵器の範囲とは思うのですが。

    • や,やめろー
    • 2022年 2月 19日

    これの勝敗により世界のアメリカに対する見方が変わると思う。まあこれを日本は見習ってサイバー攻撃や現代の戦い方を考えて訓練すべきだね。

    11
  1. この記事へのトラックバックはありません。

ポチって応援してくれると頑張れます!

にほんブログ村 その他趣味ブログ ミリタリーへ

最近の記事

関連コンテンツ

  1. 欧州関連

    トルコのBAYKAR、KızılelmaとAkinciによる編隊飛行を飛行を披露…
  2. 欧州関連

    BAYKAR、TB2に搭載可能なジェットエンジン駆動の徘徊型弾薬を発表
  3. 日本関連

    防衛装備庁、日英が共同で進めていた新型空対空ミサイルの研究終了を発表
  4. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相
  5. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
PAGE TOP