トランプ大統領は横須賀に停泊している空母ワシントンを訪問し「馬鹿げたシステムに何十億ドルも費やしている」「本気で空母の電磁式カタパルトを蒸気式カタパルトに戻す大統領令を出すつもりだ」と述べ、War Zoneは「これを実行すればフォード級の建造はさらに遅れるだろう」と指摘した。
参考:Executive Order To Go Back To Steam Catapults On New Aircraft Carriers Coming: Trump
蒸気式カタパルトと油圧式エレベーターへの回帰を命じればフォード級の建造はさらに遅れるだろう
ジェラルド・R・フォード級空母はニミッツ級空母と比較してフライトデッキや発電能力が拡張され、アナログだった航空機発着艦支援システムが刷新され、格納庫や弾薬庫から航空機や武器をフライトデッキに移動させる経路が合理化され、本格的な省力化技術導入など斬新な技術やアイデアが幾つも詰め込まれ、米海軍の次世代を担う象徴として2018年に華々しくデビューするはずだったのだが、最大の革新だった電磁式カタパルト(EMALS)、艦載機の着艦を支援する新型着艦制動装置(AAG)、艦内で弾薬類を移送するために使用される電磁式の兵器運搬用エレベーター(AWE)が設計通りに機能しない問題に直面。

出典:U.S. Navy photo by Mass Communication Specialist Seaman Apprentice Alyssa Joy
そのため1番艦フォードの建造費用は132億ドル(研究開発込みで30億ドルのコスト超過)に陥り、当時の政府や議会から大きな批判を受け、トランプ大統領も「9億ドルの費用を投じて開発した電磁式カタパルトは問題だらけで、このシステムがあらゆる環境下で確実に作動するのか誰も知らない。誰もがイノベーションを望んでいるものの、これは明らかにやり過ぎで、65年間問題なく機能してきた伝統的な蒸気式カタパルトに戻すべきだ。私は新しく建造する空母の設計を蒸気式カタパルトに改めることを検討している」と述べたことがある。
当時のギルディ作戦部長も「フォード級空母に23もの新しい技術を詰め込んだことは海軍にとって繰り返すことの出来ない過ちだった」と認めたものの、トランプ大統領は2020年の大統領選挙で敗れたため、この話は有耶無耶になり、EMALS、AAG、AWEも何とか実用レベルまで問題が改善し、2023年5月には初の海外展開を行い約8ヶ月間の任務を成功させたが、日本を訪問中のトランプ大統領は横須賀に停泊している空母ジョージ・ワシントンを訪問して衝撃的な発言を行い注目を集めている。
Trump: They have magnets… Somebody decided to use magnets… I’m going to sign an executive order, when we build aircraft carriers, it’s steam for the catapults and hydraulics for the elevators. Do you agree? Everybody agrees. pic.twitter.com/O9TbTucqKR
— Acyn (@Acyn) October 28, 2025
Trump to troops in Japan: “Let me ask you. We’re gonna go steam first and then electric. Catapults, which is better, electric or stream? I’m gonna put in an order. Seriously. They’re spending billions of dollars to build stupid electric. And the problem when it breaks you have to… pic.twitter.com/BZZxuj8XmU
— Aaron Rupar (@atrupar) October 28, 2025
トランプ大統領は空母の将兵に対して「馬鹿げたシステムに何十億ドルも費やしている。問題はシステムが壊れたら飛行機でMITを派遣しないといけないことで蒸気式はハンマーとバーナーで修理できる。だから元に戻すんだ。私は本気で大統領令を出すつもりだ。こんな事を続けさせる理由にいかない。空母のシステムを蒸気式と油圧式に戻すんだ」と述べ、War Zoneは「完全に問題が解決されたとは言えないものの状況は改善しつつある。これらのシステムは基本構造に深く組み込まれているため設計・交換には相当の時間を擁し、これを実行すればフォード級の建造はさらに遅れるだろう」と指摘した。
さらに「EMALSとAAGは航空機を射出・回収する際に加える力の微調整が可能で、この能力は空母で扱う航空機の種類増加や安全マージンの向上に役立つ。つまり有人機よりも小型な無人機をフォード級空母を運用する際、EMALSとAAGは大きな役割を果たすことになる」「本当にトランプ大統領が大統領令を出すのかどうかは不明だが、仮に蒸気式カタパルトと油圧式エレベーターへの回帰を命じなくても将来の空母仕様において彼の影響力が別の形で反映されるかもしれない」と述べている。

出典:U.S. Army photo by Christopher Kaufmann
因みにWar Zoneが「彼の影響力が別の形で反映されるかもしれない」と言及したのは、トランプ大統領・ヘグセス国防長官体制に恐怖で支配されている国防総省が自発的に追従することを指している。
トランプ大統領・ヘグセス国防長官体制は国防総省や軍上層部が異議を唱えることを許さず、少しでも気に食わないと直ぐクビを切るため、公式発表も軍上層部も「トランプ大統領閣下のお陰で~」と称賛しなければならないほど異質な状態で、さらに報道機関やジャーナリストに国防総省内にオフィスを構えて(機密スペースを除く)建物内を自由に移動して取材する権利も取り上げ「今後も国防総省内で活動をしたいなら新たに導入する制限的な規則に同意しろ」と迫った。

出典:Breaking Defense
これに対して主要ディフェンスメディア=Defense News、Breaking Defense、Aviation Week、Defense&Aerospace Report、Defense Daily、Defense One、Inside Defense、Military Times、USNI、一般メディア=Reuters、AP、Bloomberg、New York Times、Wall Street Journal、Washington Post、CNN、Fox News、CBS、NBC、ABC、NPR、Axios、Politico、Guardian、Atlantic、Hill、Newsmaxなどは憲法第一条に反する恐れがある新規則への署名を拒否し、共同声明の中で「統治の透明性、公的な説明責任、言論の自由に対する米国の取り組みが後退している」と批判。
ヘグセス国防長官は制限的な規則導入について「機密情報の流出を防ぐため」「報道機関の無秩序な報道が我が国の安全保障を脅かしている」と説明しているものの、トランプ政権以外の人々は「ヘグセス国防長官のシグナル使用が暴露されたことに対する報復」「米国の安全保障を守るためではなく政権を守るため」「機密情報の流出ではなく政権に不都合な情報の流出を避けるため」と解釈しており、あるジャーナリストは「国防総省内での取材を制限しても意味がない」「皮肉なことに我々はシグナルを使用して情報を共有している」と述べている。
個人的にトランプ大統領やヘグセス国防長官は「権威への服従」を求め過ぎなように思えるが、米国人がどう思っているのかまでは分からない。
関連記事:米海軍のギルディ作戦部長、フォード級空母に「未検証の技術を詰め込み過ぎた」と失敗を認める
※アイキャッチ画像の出典:The White House





















このおっさん「中国の004型は電磁カタパルトです」の一言で納得してくれる気がする
ニミッツを延命した方がいいな。
フォード級は配管の引回しが修正出来ない。
003型(福建)から電磁式カタパルト搭載ですね。
ただしトランプ大統領は「中国空母の電磁式カタパルトも駄目だから蒸気式がベスト!」と言いそう。
そもそもアメリカは新兵器に新技術(フォード級は23個)を詰め込みすぎ。
003型(福建)は002型(山東)をベースに建造された空母なので、新技術はあまり詰め込まれていない(004型は基本設計が大きく変わるはず)。
>公式発表も軍上層部も「トランプ大統領閣下のお陰で~」と称賛しなければならない
文革中の中国軍かな?
皮肉でもなんでもなく「将来あなたの名前がつくのに蒸気式なんていう古臭いものでいいんですか?」で割と通りそうな気もするんですよね
横合いから失礼。
でもまあ、ハンマーとバーナーで直せるハードウエアに戻せ、って言いたい気持ちは分かります。
いざ鎌倉!で故障(そしてMITを呼んでくる)されたら目もあてられない。
まあ、今からの改修費用の話すれば大丈夫なのでは……
ほんとにハンマーとバーナーで修理できるんですかね。原理的には蒸気機関みたいなのを蒸気漏れ上等の力技で動かしてるのでハンマーとバーナーでどうにかなる程度の軽微な不具合もあるでしょうし、そういう話をどっかで聞いたんでしょうけど。
とりあえず自分がパイロットでも整備員でも、運用できなくなるレベルの不具合が出たときハンマーとバーナーで修理しろと言われるのは嫌すぎます。
話はがそれるが、空母くらいの規模なら現地でちょろっとプログラム改修してシミュレーションで確認した上で暫定運用できるくらいの人員がいてほしいと、ソフトウェアエンジニア目線では感じちゃいます。3Dプリンタや工作機械で簡単な部品でっち上げて溶接するくらい現場でできたりするのですから、ソフトウェアは後方でないといじれないってのは納得いかないんですよね。
いやその、非常に複雑で全体像を理解してないと手出し難しいのは確かで、F-35 のソフトウェアをその場で改修しろとは言いませんけど、船舶くらいの規模ならカタパルトのパラメータ計算プログラムなんかは調整しやすいように切り分けられてるべきでしょうと……。
>暫定運用できるくらいの人員がいてほしい
戦記物でたまに目にする「造船所のスタップ乗せて出撃」ですね。
※オルクセンでもやってましたね。
まあ、今時のシステムは現場の工員乗せたくらいじゃどうにもならない事も多いでしょうけれど。
※会社のサーバに有線しないと図面一つ見れないとか、そういうシステムの可能性も……
蒸気にしろエレキにしろ、工作船クラスが横付けしないとどうにもならない故障も多そうですし。
>「造船所のスタップ乗せて出撃」ですね。
蒸気カタパルトは、それに近かったらしいですよ。
カタパルトのシーリングというパーツがかなり劣化が早かったそうで、航海中にシーリングを交換する事が少なくなかったようです。
なお、米海軍は航海中にシーリングを交換している様子の写真を公開したことがあります。
一つ言えるのはアメリカが電磁カタパルトから蒸気カタパルトに回帰している間に中国は電磁カタパルト分野でアメリカの先を突き進むだろうね。
やはり油と蒸気こそ男のロマン
アメリカで評論家が中国の空母は欠陥品だとか50年は遅れているとか言ってたけど、その内中国の空母の方が先進的な空母になりそう。
まあ、怒る気持ちも分かるけれど…
三流のビジネスマンが軍事テクノロジーに口を出し始めた
総統閣下ムーブ。北(アメリカ)の将軍様ですな
ああ、でもEMALSは筋悪だからやめろって言うのは1期目から言ってましたよ。
しかし、エンタープライズまでは起工しちゃっているわけで。
「エンタープライズ」の名前は別格として、大統領名が並ぶ中、ポリコレ臭漂う「ドリス・ミラー」がいったいどんなメチャクチャな艦になるのか…。
ドリス・ミラーの命名は第1期にトランプ大統領自身が署名して決定してますが、覆して「USS ドナルドJトランプ」にしたら「俺のフネだから好きにする」とか言いそうですけどね。
この記事の内容とはずれますが、日米関税合意とトランプ氏の発言について。
電通総研 経済安全保障研究センター
『日米関税交渉の内募と今後の経済安保協力の可能性』よると
簡単に要約すると、
・この報告書は日米両政府の当局者の証言を元に、作成した文書
・日本の国際協力銀行(JBIC) による出資または融資、民間企業(主に金融機関)による融資、および日本貿易保険(NEXI) による融資保証を通じて資金の提供がなされる。
・利益の配当について、融資返済完了までは、米国5:日本5で、日本側に対する配当は融資返済に充てられる。完済後は米:日=9:1で利益配当。
・プロジェクトには日本企業が参加。(部品を供給したり、プロジェクトから産出された資源を利用する場合も含む)
・「両国の法令には抵触しない」という条項が盛り込まれており、日本側にとって不利なプロジェクト(採算が見込めなかったり日本側への利益が少ないプロジェクト)に投資するリスクが回避される
・米側によるインフラ整備や規制緩和の便宜供与。
・売れ残った製品や産品を米が買い取るオフテイク契約あり。
・他国のプロジェクトでも日本企業が関わっている場合には、融資・出資の対象となる。
・「日本が覚書を誠実に履行し投資額について資金提供を怠らないでいる間、米国は日米合意で対象となった品目の関税を引き上げる意図を持たない」により、トランプ氏が「日本は合意を守っていない」と判断すれば、再び追加関税を課される可能性がある。
・合意内容の良さは 日本 > EU > 韓国 で日本が最も優遇されてる。
色々情報が錯綜していて、「令和の不平等条約」とも言われてたので、もっと不利な内容が入ってると思っていたので驚きました。他にも米とかボーイングなど色々買わされますが、全体的には飲めない内容ではないと思います。
「米国製装備を大量注文した」との発言は日米でディールがあった後は毎度のことなので驚きませんが、問題は中身ですよね。
F−35の場合、日本がどれほど必要なのか私は分かりませんが、これ以上必要なのか。それよりもまず全て納入とblock4を完成させてくれ。
トマホークの場合、今から発注しても納入遅いだろうし、それより、12式を量産して、価格を下げ、生産ラインの拡充をして欲しい。
個人的には日本で開発されてないミサイル類やパトリオットなどの対空システムだったら、許せるかなと思ってます。みなさんどうですか?
12式導入してくれる国いないかな〜
「じゃあ買うから12式改 400本チョーダイ」
とか言われて即納できるわけも無く。
そんなこと言ったってトマホークでさえ今すぐに納入は無理ですよね。
市場が広がれば、生産ラインの増資に進めるし、海外生産を認めれば有事の時の供給力は上がります。
だれも今すぐの話はしてないですよ。
ぶっちゃけた話、単独で完結した装備しか例に挙げてなくてどうかなとは思う。別に日本が米国に発注している物は組み用や補修部品もあるのでそれらを増やすとかでも全然良いと思う。
それらとは別に対ドローン兵器や光学機器や銃器類でもボディアーマーとかでも良いでしょう。
その馬鹿げた設計変更の為に更にかかる費用は華麗にスルー
米帝様は今の所は発艦速度は数の暴力で何とかなるから、そもそもの発艦装置については信頼性重視で良いとはおもうが。正直まだまだ時間がかかるのでは電磁式は
数の暴力でなんとかなっているうちに実用化するべきでは?
いくらシミュレーションや陸上でテストしていても実際の空母に設置して運用してみないと分からないトラブルは存在すると思います
今なら余力がある内にトラブルを経験して改善していく事が出来ると思いますが、時間が経てばその余力は無くなっていくと思いますよ。
>個人的にトランプ大統領やヘグセス国防長官は「権威への服従」を求め過ぎなように思えるが、米国人がどう思っているのかまでは分からない。
向こうじゃ普通ですよ、こんなの
ボスが職場では絶対的な権限を持っていて、ボス主催のパーティーに参加しなかったら次の日からハブられるのが当たり前
権限次第では解雇もあり得る
だから向こうの人達は上司の機嫌を滅茶苦茶取る
ましてや軍や官僚組織ですからね、ボスへの絶対的な服従は報酬を受け取る前提条件
それにアメリカは社会全体がポジション採用なので、外部から来たり上司として採用された人間の言う事を聞くのは日常茶飯事かな、と
こういう民主主義の概念がないの怖いね
だからファシズムなんだって話になってるのにさ
会社組織と国は違うんだよ
選挙で勝ったとて、与えられた権限以上の権限を振るったらそれは独裁なんだよね
軍隊や官僚組織に民主主義があったとは驚きだ
皮肉でも何でもなく
組織とは労働契約など契約によって生み出される上下関係であってそれを超えることはないんだよ
イランの空爆に効果がなかったと発言した軍の将軍を気に入らないからという理由で首にするのはコンプライアンス違反だし、自分を操作したり起訴したFBIの関係者を首にしたり起訴するのは独裁なんだよ
そんなことも分からないならご意見を書き込むのは十年早いよ。
大統領は決済者であって大統領令で直接軍内部の決定を指示する立場じゃないよ。陸海空軍は議会を通して意思決定されるもので大統領直轄なのは海兵隊位な物。
これはナチスドイツの武装SSに構造が近いといわれてるけどね
まぁこの程度の教養と民主主義への理解度の人間、地方の中小企業の中卒の経営者みたいな権力への理解度の人間がトランプをあがめてるんだけどさ。これじゃ困っちゃうよね
>トランプ大統領・ヘグセス国防長官体制に恐怖で支配されている国防総省
>公式発表も軍上層部も「トランプ大統領閣下のお陰で~」と称賛しなければならない
まさかアメリカにプーチンや金正恩も真っ青の独裁的なトップが現れるとは思わんかった。
共和政ローマの歴史を再現してるから、帝政になるか分裂崩壊するか、楽しみでは有る。
まあトランプの場合明らかに寿命が限られているから影響は限定的だが、中露朝の場合不健康そうに見えて意外と長生きしてしまうリスクがあるからなあ。
アメリカは地上設置の試験用電磁カタパルトと着艦装置を今からでも作るべきでは。
ソフト書き換え後の試験をいきなり実機実艦でするのは危ないような。
特に着艦制御装置のプログラムにバグあれば
空母として使用不能になるかもしれないので。
ニュージャージー州レイクハースト海軍航空技術基地にEMALSとAdvanced Arresting Gearの地上検証用設備があったらしいのですが、今は撤去されている、もしくは古いままなんでしょうか。
この辺の情報を調べようとすると「現状」はわからないことが多いですね。
リンク
あのー
Joint Base McGuire-Dix-Lakehurst (JBMDL)
ありがとうございます、あるのですね。あってこの状況ですか
実機の部分モデルとシミレーターだけかと思ってました。
重要なのは戦場に必要な戦力を確実に運べるかだから、途中で躓いてる電磁式に苦言を呈するのは軍の最高責任者としては至極全うではある
既に就役してるフォードを実験艦にして、徹底的に試験を繰り返してから実装すれば良いんじゃ無いかな
132億ドルかけて新造した空母を実験艦って、それこそ無駄の極致なのでは…
実運用に問題があるのであれば、やむを得ないと思いますよ。
兵器には「実戦運用可能な試作品」という物があって、実戦運用で問題点を洗い出しながら完成度を高めていくのです。
「タイコンデロガ級」の最初の5隻も「実戦運用可能な実験艦」という位置づけだったらしいですよ。
(実験艦だったから早期退役した)
サナエから、いらないなら売ってくれって言われたらマジで売ってくれそう。
対日貿易赤字が一気に黒字転換するならトランプとしても良い話だろう。
・・・まぁ、日本としては原潜ならともかく完全なる攻撃型空母はいらないだろうけど。
外資系企業を考えれば、ある程度あるのかなあと。
ボス(上司)の人事権が強くて、人事部はそうでもないような気がします。
日本のような社内恋愛(社内不倫)は厳禁で、アメリカ上司部下は特に情実人事・セクハラ・不正を疑われるわけで、インテルの社長はクビになりましたね(日本も今は厳しいでしょうね)。
当座の問題解決までは電磁カタパルト搭載艦は試験艦扱いにしてデータを集めて実用空母は蒸気カタパルトの新型にした方がよさそうよね。
正規空母が欲しい国で共同開発してでも
北朝鮮は横倒しになった駆逐艦を直ぐに起きあがらせていましたね
アメリカの電磁式カタパルトは信頼性が低く問題が多いらしいですね
この分野ではすでに中国に追い抜かれた可能性が高いです
技術的には同レベルな感じですけどね
中国側は運用の仕方で電圧不足をカバーしてますね
発艦と着艦を切り分け発艦ペースに余裕を持たせれば問題無く運用は出来ている模様
緊急発艦や緊急着艦は僚艦に任せよう
米国は交流でフライホイール。中国は中電圧直流でキャパシタ
MVDC統合動力システムはむしろ先進的と言えるし結構違うみたいよ
(China’s New Aircraft Carrier Has 1 Big Advantage over the U.S. Navy
nationalsecurityjournal)
中国のEMALSの情報ってどんなものがあるのですか?
検索してたら今日付でこんな記事を見つけました。
陸文浩氏の見解:中国軍初の電磁カタパルト搭載076型強襲揚陸艦「四川」、11月以降に海上試験へ
主に無人機射出用に使うみたいで、たぶん出力は大きくはないんだろうけど、こうやって着実に技術を積み上げていっているんだなあと。
関係ないですけど同じサイトのニュース
ヴァンス氏、死神の旅路を免れる? 米海兵隊の砲弾が高速道路上空で爆発、破片が副大統領の護衛車両を直撃
が興味深かった。
海兵隊の155mm砲弾が市街地の上空で暴発したらしいですが、信管の故障なんて故意でも故意でなくても信じられない。
>この分野ではすでに中国に追い抜かれた可能性が高いです
そうとも言えないと思います。
「福建」を写真分析すると、米空母よりカタパルトが長い(米空母:約94m、中国空母:約110m)
中国空母のカタパルトが長いのは、出力が予定より小さかったかたとも…
結果、艦首カタパルトとアングルドデッキ上の着艦ラインが干渉していたり、カタパルト後方の駐機スペースが小さくなってしまったとも…
まさかとは思いますが、CVN-65エンタープライズの時のようコスト問題他で通常動力のキティホーク級を建造したように、ジョージHWブッシュの設計で「空母USS ドナルド.J.トランプ」または「トランプ級空母」を建造するというネタだったら不可能ではないと思いますが、ニューポートニューズのドックが空いてないのですぐは無理ですよね。
「計画だけ作って退任後にキャンセル」とか彼の寿命待ちになるような事態は避けたいのですが。
トランプ「日本に発注する。」(まともに使えるのとデータとりができて双方win-win)
アメリカの原子力空母は高濃縮(一説には兵器級)ウランを使っていて日本ですぐ実現が難しいので、「ガスタービン空母」なら日本にどんどん発注してほしいですね。
その場合は電磁指揮カタパルトの方が都合良いので、EMALSの各種設計資料もらって日本の技術で次世代にアップグレードでも良いかもです。
アメリカの兵器更新計画はほぼ全て、計画遅延で予算オーバーか計画中止に追い込まれていて、空母も小型化を検討とかいっていましたし‥サプライ級高速輸送艦すら予備役化するらしい‥日米共同開発空母でフォード級の後継にする決定。とかの方が良かったのかな?
でよ、蒸気カタパルトを今のアメリカのメーカーが製造できるかという新しい問題が立ち上がるわけだ
ミニッツ級の最終艦であるジョージ・H・ブッシュが就役したのが2009年と16年前の事。
もう生産ノウハウの失伝や生産治具の廃棄は起きていてもおかしくはない。
多分フォード級を捨てて、ミニッツ級にロールバックも電磁カタパルトの開発を進めるのと同じだけのコストがかかると思う。
修理用の治具とかあるから完全廃棄はしてないんでない?
カタパルトの設備はそれなりに大きいし、原子炉の冷却器あたりから蒸気を持ってくる配管だって簡単につけられないから船舶設計や原子炉周りの設計は大幅な変更
電磁加速のマイルドさで負荷を減らし寿命を延ばすプランもうまくいかないなら機体生産計画も見直し
部品の調達計画も見直し
で問題はカタパルト生産どころでおさまる話ではない…
トランプ政権も一期目はここまで専制的じゃなかったと思うんですが、何が違うんですかね。副大統領や一部閣僚の人柄は確実に影響している気がします。民主主義のメッカアメリカで民主主義の基本理念を理解していない人間が頂点に立ってしまうのは別に初めてのことではないですが、ここまで大規模に諸制度や慣行に手を入れてしまうと「次の政権でもアメリカはアメリカのままでいられるか」は確かに不安になりますよね。
権力から引きずり降ろされて戻ってきた人間は次は負けないように独裁色を強めるって事前にファシズムの研究者が警告してましたね。実際1期で降ろされて戻ってきた史上初の大統領だったはず。
今回のトランプ政権は当選前から徹底的に共和党内を親衛隊で固めて、当選後はFBIをはじめとする各省庁でも自陣側じゃない人間は現在進行形で徹底的に粛清してますね。
もう5月の段階でファシズムの専門家がカナダに移住してしまうくらい
神の啓示があったからなw
確か武装リフトもリニアで問題があったはず…
こうなると何隻か改ニミッツ級航空母艦を建造して時間を作って開発を煮詰めないと追いつかないのでは?
リニアの問題が多すぎるのでは?
AWEは2021年くらいには解決する見込みって報道だったからもう治ってるんじゃないの
ただ入り口が狭いだかで積み下ろしが半人力で時間がかかるし、その部分は船体設計を変えないと治せないって報道もあったから、機械や電機系治せばいいAWE本体よりこっちの方が問題かもね
まぁ後3年ちょっと我慢すればよいとみんな思ってるのでは…
予算獲得の為には新技術テンコ盛りにしましたってのも必要かもしれませんが、ズムウォルト級でやった失敗をフォード級で繰り返してように感じますね。
フランスの次期原子力空母もカタパルト技術はアメリカから供与予定なのですがEMALS搭載見込みですよね。
これが蒸気式になるのは設計にも影響出るのでフランスとしても避けたいと思うのですが、数が出ないのでトランプ大統領を説得できる理由にならないのが痛いですね。
あとはスペインが本当にカタパルト搭載型空母やるのか、そのカタパルト技術はどこから来るのか、ですね。
技術的な事は皆目知らないが、シナ人って電磁決済システム、EVとか電気大好きだよな
それ一辺倒で代替え手段というものを考慮しないで突き進む
電子通貨は偽札横行を防ぐため、EV推進は大気汚染対策(今の中国の空はかなり改善した
付随する新たな問題は起きるが、インフラの移行期間なんてどこでもそうなる