トランプ大統領は6日「フーシ派が降伏したため空爆を停止する」と勝利を宣言したが、New York Timesが報じる勝利宣言の裏側は軍事的勝利から程遠く、米軍の航空作戦はフーシ派の初歩的な防空能力によって制限を受け、F-16とF-35はフーシ派の防空システムに撃墜されそうになったらしい。
参考:Why Trump Suddenly Declared Victory Over the Houthi Militia
参考:F-35 Had To Maneuver To Evade Houthi Surface-To-Air Missile: U.S. Official
イラン製防空システムによって米軍の航空作戦が制限を受けて一定の接近拒否が成立した
イエメンのフーシ派はパレスチナ人との連帯を示すため「イスラエルに関連した船舶」や「イスラエルに向かう船舶」への攻撃を宣言、紅海やアデン湾を航行する商船に被害が生じたためスエズ運河を経由する海上輸送は混乱し、当時のバイデン政権は英国と共同で空爆を実施し「政治的にも軍事的にも強硬な姿勢と強い意志をフーシ派とイランに見せつけた」と主張したが、多くのアナリストらは「空からのアプローチだけで敵の能力や意思を屈服させるのは困難」と予想していた。

出典:The White House
New York Timesも「空爆で破壊できたのは敵の攻撃能力の20%~30%ほど」「フーシ派の標的を見つけるのが予想以上に困難」「米国や西側諸国はフーシ派の防空拠点、司令部、弾薬庫、無人機やミサイルの製造拠点といった情報収集にリソースを費やして来なかった」「中東の民兵組織を軍事力だけで抑止したり政治的に敗北させたことが殆ど無い」「そもそもイランがフーシ派を抑え込めるだけの影響力を持っているのか不明瞭」「フーシ派はイエメンの国家財政と資源を掌握しているため論理的には独力で経済的に生き残ることが可能」と指摘。
国防総省も空爆後もフーシ派の攻撃が止まらないことを認め「空爆は敵能力の低下が狙い」「現在も敵はある程度の能力を維持している」「フーシ派が直ぐに武器を捨てるとは思っていない」と、バイデン大統領も「空爆がフーシ派の脅威を阻止できていない」と認めたが「今後も空爆を継続するつもりだ」と発言し、当時のトランプ氏はフーシ派に対するバイデン政権のアプローチを激しく批判していたが、ホワイトハウスに復帰するとバイデン政権と同じアプローチを採用してきた。

出典:The White House
トランプ大統領は6日「もう戦いたくないとフーシ派が宣言した。これを尊重して我々は空爆を停止する。彼らは降伏したのだ」と述べて勝利を宣言し、米国とフーシ派の交渉を仲介していたオマーンも「緊張緩和を目的にした協議の結果、両者は停戦することで合意した。どちらの側も相手を攻撃することなく、紅海における航行の自由と円滑な物流の流れが確保される」と発表したが、フーシ派は特に声明を発表せず「イスラエルへの攻撃を継続する」と主張しており、New York Timesは唐突な勝利宣言の裏側について「軍事力で解決できない費用が嵩むだけの作戦にトランプ大統領は我慢できなかった」と指摘している。
“トランプ大統領はフーシ派空爆を承認した際「30日以内に結果を出したい」と考えていたが成果は得られなかった。米軍はフーシ派支配地域での制空権すら確保できず、軍事力で解決できない費用が嵩むだけの作戦だった。米軍はフーシ派の防空能力を過小評価していたため最初の30日間でMQ-9を6機失い、先月初めには7機目の損失が確認され、複数の国防当局者らはF-16とF-35がフーシ派の防空システムに撃墜されそうになったと証言した”

出典:U.S. Navy Photo by Petty Officer 2nd Class Nicholas Russell
“最初の30日間だけで約10億ドル相当の武器弾薬を消耗し、作戦に参加していた空母でもフーシ派の攻撃を回避中にF/A-18Fが格納庫内から海に転落、もう1機も着艦作業の失敗で失われ、この時点でトランプ大統領の我慢は限界に達していた。ウィトコフ中東担当特使は「フーシ派との交渉を仲介していたオマーンがトランプ大統領にとって完璧な内容の提案を行った」と明かし、これは空爆を停止すればフーシ派も米国船を攻撃しないというものだが、フーシ派はイスラエルに利する船舶への攻撃を停止するとは約束していない”
“それでもトランプ大統領はオマーンの提案を受け入れて5月5日に作戦中止を命じ、停戦を発表する際も「フーシ派殲滅」を誓っていた立場を転換し「我々は激しく攻撃したが、フーシ派は攻撃に耐え抜く素晴らしい能力を持っていた。彼らは非常に勇敢だったと言える」と敵を称賛した。この突然の勝利宣言は政権チームの一部が如何にフーシ派を過小評価していたかを如実に示している。米軍はバイデン政権時代とは異なる作戦=イスラエルがヒズボラに対して実施した空爆による要人暗殺作戦を提案し、この新しい計画を地域の同盟国=サウジアラビアも支持したが、もう一つの強力な同盟国=アラブ首長国連邦は作戦の成功を確信できなかった”

出典:U.S. Air Force photo by Senior Airman Joshua Hastings
“フーシ派はサウジアラビアとアラブ首長国連邦による長年の空爆に耐えてきたため、短期間の作戦で成果が出るとは思えなかったのだ。それでもトランプ大統領はフーシ派に対する要人暗殺と防空システムの破壊を目的にした空爆を承認したが、8ヶ月間~10ヶ月間ほどかかる作戦に30日間しか時間を与えなかった。米軍は空母2隻、B-2を含む航空戦力、パトリオットやTHAADを中東に動員し、30日間でかかった作戦費用は10億ドルを越え、国防総省の担当者は「中国の台湾侵攻を阻止するのに必要な精密誘導兵器や長距離攻撃兵器が消耗されている」と懸念を強めていた”
“どれだけ空爆を行ってもフーシ派の能力に陰りは見えず、船舶への攻撃も止まず、敵の拠点や陣地は強化される一方で、武器や弾薬の備蓄も地下に潜っていった。トランプ政権は作戦を担当していた中央軍に「作戦成功をアピールするための指標を出せ」と迫り、無意味な火力投射量を示すデータしか提示できなかった。そのため政治的勝利を宣言するシナリオやイエメン政府軍によるフーシ派殲滅を支援するシナリオが政権内部で検討されたものの、トランプ大統領は2機目のF/A-18Fを失った時点で軍事力によるアプローチを放棄し「勝利を宣言する」と決断し、フーシ派も「米国を打ち破った」とSNSを通じて世界にアピールした”

出典:U.S. Air Force photo by Airman 1st Class Matthew Arachik
要するにトランプ政権は「容認可能な範囲の軍事力」でフーシ派の屈服に失敗し、作戦成功を演出するため「効果が限定的なオマーンの提案」に乗って「フーシ派は降伏したのだ」と、フーシ派も米軍が作戦目標を達成できないまま空爆を中止したため「我々が米国を打ち破った」と宣言したという意味だが、軍事的に興味深いのは「フーシ派が保有するイラン製防空システムが米軍の航空作戦を制限した」という点で、War Zoneも13日「我々の取材に国防当局者は『フーシ派の地対空ミサイルを避けるためF-35は回避行動を余儀なくされた』と証言し、New York Timesの報道内容を裏付ける結果になった」と報じている。
“初歩的な防空能力しか持っていないフーシ派でさせ「米軍機による直接攻撃の制限」に成功し、高価なスタンドオフ兵器やステルス機に頼らざるを得なかったという事実が重要な意味を持っているのは間違いない。これを今後の記事で掘り下げていく”

出典:Photo by Staff Sgt. Taylor Drzazgowski
もっと分かりやすく言えば「敵防空網制圧能力でフーシ派の防空能力を無力化できれば、作戦コストが安価なB-52Hや第4世代戦闘機でMk.80シリーズやJDAMを運搬可能、プラットホームのステルス能力や搭載された電子戦能力で防空能力を無効化できるならB-2やF-35によるスタンドインが可能だが、実際には高価なステルス機と高価なスタンドオフ兵器に頼っているため、イラン製防空システムによって米軍の航空作戦が制限を受けた=一定の接近拒否が成立した」という意味で、ステルスによる敵レーダーの検出距離縮小は万能ではないことを物語っている。
フーシ派の防空能力ですら米軍に航空機やパイロットの損失リスクをもたらすのだがら、もっと高度な能力を有する敵と対峙する際「米空軍の貫通型ステルス=スタンドインによる作戦」が本当に機能するのか、航空機やパイロットの損失リスクを回避するためスタンドオフ兵器に頼るなら、これを運搬するプラットホームにステルスが必要なのかなど色々と疑問が浮かんでくるが、その辺の分析は専門家にしかできないだろう。
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※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Senior Airman Zachary Rufus
F-35が撃墜されそうになってるとはなぁ…
いやまあいくらステルス機と言えども、赤外線探知からは逃れられないからそりゃそうなんだけども…
赤外線追尾式ミサイルは短射程だが地形を利用して隠蔽されると発見が困難な上に、低高度を飛行すれば不意打ちに遭う危険がある。最近では無人艦船を機関砲で破壊しようとして、逆に赤外線ミサイルで撃ち落とされたロシア軍機の例がある。
高高度をレーダー追尾式ミサイルでカバーされ、探知を避けるため低高度を飛行すれば赤外線ミサイルに狙われるという戦法も採られそうです。もう航空機で接近戦を挑むのは自殺行為でしょうね。
実は前々から「その方法でドローンを攻撃するのは危ない」と言われていたので、黒海艦隊の最新のやらかしになってしまいましたね
やはり何か組織的に問題を抱えているんじゃないかなあ
戦後は大なたが振るわれそうです
結局何を撃たれたのかよく分かりませんね。
接近しすぎてMANPADSを撃たれたのか、対ステルスレーダーにでも捕まったのか。
そもそもステルス戦闘機など同盟国向けのプロパガンダの色彩が強いですからね
F-117ですら落とされたのですから、防空能力が飛躍的に向上してる現代で落ちるリスクがないわけがなく
パイロット含めたコストと攻撃力が明らかに釣り合っていません
サウジアラビア=フーシ派・イランの構図があったわけですが…
バイデン政権・西側諸国は、サウジアラビアがイエメン内戦に介入しているとして、強く批判してきた経緯があるんですよね(フーシ派のテロ組織指定解除など)。
サウジアラビア=イランは、イエメンで代理戦争のようになっていたわけですが、両国は外交関係を回復して防衛分野でもそれなりのルートを構築しているようです。
サウジアラビアは、兆円単位の軍事費!を費やして何の成果もないうえに軍事費が高止まりしただけでなく、海外からも猛批判されたりしてコリゴリなわけです(バイデン政権時の対米関係悪化)。
陸上ルート(サウジアラビア)の協力が得られないわけですから、結局のところ限界があるんですよね…
F-16V「MQ-9がやられたようだな」
F/A-18F(海ポチャ) 「フフフ…MQ-9は四天王の中でも最弱…」
F-35「フーシごときに負けるとは米軍の面汚しよ…」
ズサーッ!!
しかし、米軍が精神的勝利法を多用するようになるとはねえ。
中国相手に通常兵器で戦争するならば、中国の長射程防空ミサイルの火制圏内に侵入して対レーダーミサイルを撃ち込み防空レーダーシステムを破壊する必要があるのでそのミッションの第1段階にステルス戦闘機が必要になると思います。ただこの記事ですとF35でもミサイルの長射程化(即ち大型化)が必要となりそうで、ウェポンベイのキャパが足りるのか不安に思う次第です
やっぱりステルス機の貫通力は限界があり、無意味では無いですが、費用対効果は思っている以上に低いんじゃないでしょうか…
日本の場合は専守防衛圧力が強いのと攻撃的な?兵器への風当たりが強いので、比較的理解を得られそうな
①対空ミサイルのさらなる長射程化&ファミリー化(地対空、艦隊空、空対空)
②運搬兵器の量産(発射&レーダー車両と艦艇、輸送機+コンテナミサイルランチャー?)
にお金をかけた方が、有人ステルス機の開発よりも、中国を躊躇させる効果は高いんじゃないでしょうか?
F-35やGCAPは輸送機(爆撃機)や艦艇の護衛程度で、敵地には貫通させないとか
有人機の撃墜があったら、一気に反戦に流れそうなメンタル国の気がしてますし…
維持メンテが大変すぎてどんどんステルス性が劣化していくとか、ペイロードがたりなさすぎて機外に搭載せざるを得ないとか、生き残るためにはEWの比重のほうが大きいなど無数に理由がありそうですね…
F-15EXはこの点を満たしているから生産が続いていると。
アメリカは、B-21は中露の防空網にスタンドイン攻撃をする能力がある、しかも保守性の高い「エブリデイ・ステルス」だと言っているようですが、本当に機能するのでしょうか?
B-21はやっぱりあの形状なので、電波吸収素材以外の部分でもステルス性は高いのを言ってるんじゃないでしょうか?
F-47はミニB-21になるのかな?
格闘戦能力は低い代わりに、形状ステルス性が高くて航続距離が長く、ペイロードが大きな「戦闘爆撃機」か「攻撃機」的な…
どっかで見た簡易スペックで作戦行動半径が現有機の2倍とか目指しているような表記がありましたけど、格闘戦やらずに打ち逃げするなら作戦行動半径は伸びそうな気がします
うーん、調達コストが低くて整備の負担が少ないだけSu-57の方が優秀なのでは……?
ま、そのSu-57の運用国が一番大量に作ってるのがSu-34なんですけどね
結局ペイロードと航続距離と保守性とお値段が正義という説ある
ところでこの作戦でF-35はペイロードが少なすぎて不便と言われてましたね
表に出てくる文句で見たのはこれくらいですが、内部ではもっと非難轟々だと思いますよ
ロシアのSu-57運用も、トス爆撃・外部パイロンに巡行ミサイル搭載のような、ステルス性を無視しているとの言及を見た記憶があります。
イスラエルのベイルート空爆、ヒズボラ地下司令部の幹部攻撃も、F15のバンカーバスター乱れ打ちだったような…
F35も実戦での仰る点をみると、なんだか多用途に運用するはずが、現実は芳しくないのではないかと疑念があります。
ウェポンベイに積める分ではペイロードが足りないのはまあそりゃ当然ですが、それを嫌って翼下懸架すればステルスの意味がありませんからね
そうなるとパワーウェイトレシオにも空力特性にも劣るF-35はF-15、16、18より運用コストは高いのに使い勝手が悪い戦闘機に落ちぶれてしまう
イエメンに対する空爆というアビオニクスの優位を発揮しづらい任務ならなおさらでしょう
F-15、16から移行したパイロットの評価では意外とF-35の空力特性は良好ですよ。
逆にF-15、16、18などは実際には増槽をほぼ必ず搭載し各種兵装も全て機外に吊り下げるので空力特性がかなり悪化します。
トマホークも微妙と見ていいのかな
高価で迎撃されやすいし
なんだかですが。米軍はフーシ派を舐めているのかな?。
偵察用UAV(グレイイーグル?)を都合15機も墜とされているようだし。
近在の米軍基地が1,000km離れて(ディエゴガルシア?)いるそうなので、
行動は海軍の空母を基地にしないといけないみたいだし。
紅海沿岸のサウジ領に、サウジ軍と共同の基地が必要になるのでは?。
墜とされた偵察機は上昇限度が高度9,000m程度みたいですから、
もっと高く飛ぶ偵察機が必要では?。どうも機材358にやられるみたいだし。
引退予定のグローバルホークの最後の奉公?が良いのかな?、と思ったり。
フーシ派が、S75/125以降などを持っていなければ有効では?、と想像するのですが。
最近西側の圧倒的質的優位の象徴だった、アメリカの圧倒的空軍力による絶対的制空権と強力で正確無比なスタンドオフ兵器が思ったほど強力じゃないんじゃないのかっていう疑問が生まれてきている。
それに頼りきりだった西側全体のドクトリンないし装備体系に多いな変化が起きそうですね。
考えてみればアメリカが(ある程度互角に戦える敵に対して)絶対的な制空権を握ったり、いわゆるハイテク兵器で戦勝を決定付けたことってないんじゃないかと思います。
古くはベトナム戦争でも航空優勢ながら完全制空権ではなく、誘導兵器は大変効果的で戦闘は有利だったものの敗戦。以後は敵が格下ばかりで勝って当然・・・いやアフガニスタンでは無様に敗戦してましたね。
要は圧倒的なアメリカ軍のイメージは格下との戦いで誇張されたもので(実際強力ではあるが)、戦闘に勝てる=戦争に勝てるわけではないことが再認識されてきているのではないかと愚考いたします。
製造業の立て直しをせずに20年後に戦ったらアメリカは絶対に中国に負けると確信してるけど
もしかしたら今戦っても負けるかもね
F-35が落とされかけたのに一番驚きました
言い方悪いですが相手はたかがフーシ派ですよ???
フーシ派とは言いますが、国土の主要部は抑えている事実上のイエメン政府ですからね。
イエメンを相手に満足な作戦ができない機体がロシアや中国を相手にした際に役に立つんですかね・・・?
記事にあるように本来半年から一年かけて行うような作戦を1ヶ月で行ったようなので運用面の問題が大きいんじゃないかな。
長年相手にしてきたタリバンやイスラム国と違ってフーシ派にはSAMがあるからF-35と言えどただ爆弾持たせて送り込んだところでそりゃ迂闊に近づけるわけない。
block4にしても結局はF-35は「アップデート」止まりな訳で、本邦は偶然とは言え別のオプションに手を付けていて本当に助かりましたね。
「撃墜されかけた」と「地対空ミサイルを避けるため回避行動をとった」は全くの別物では……?
あと、ステルス貫通云々よりも「8ヶ月間~10ヶ月間ほどかかる作戦に30日間しか時間を与えなかった」の方がグダグダになった根本的な原因だと思うんだけど
このサイトの住人は状況も確認せずステルスの否定ありきな考え方持ってる人けっこう居ますね
こういう考えも危険だと思いますが
艦隊はミサイル、爆弾などの補給に基地で戻らなければならずそもそも長期間居続けて攻撃することは無理らしい。補給艦では対応できない何かがあるようですね。イエメン陸軍は精強。サウジアラビア主導のアラブ連合軍を相手にほぼ一貫してサウジアラビア領内で戦闘を繰り広げエイブラハムの弱点を見つけ多数を撃破。山間の隘路に3個旅団を引き込んで殲滅して天才的な軍事指導者が存在するのではないかと世界中を驚愕させた。パトリオットで防衛していたサウジアラビアの精油施設をミサイル・ドローンで破壊した。以後サウジアラビアの米国と米国兵器に対する信頼度はガタ落ちになりロシアへの接近、S400に興味を示しているのはご存じの通り。米軍が短期間で片手間に何とかできる相手ではない。米軍の体たらくを露呈した。対中、対イランどころではなくイエメン相手でも怪しい。フーシ派とか言っているがイエメン軍と呼んだ方がいい。
エイブラハム→エイブラムス
なんでもセンサーが1つ破壊されると制御用のコンピューターが再起動してその間戦車が停止するとのことで、小銃でセンサーが狙われて停止したところをRPGや肉薄攻撃でやられたらしい。
多少改善はされたのだろうがウクライナでも活躍は全く効かない。露はそのことを知っていたため最初からバカにしていた。アメリカが出したがらなかったのもそのためかもしれない。
F35もそうだが異常に高価で平時には鳴り物入りで褒めたたえられるが実戦では役立たずというのが米製兵器。
サウジのエイブラムスは輸出用のダウングレード版だぞ
というかサウジに限らずエイブラムスの輸出verは火器管制装置に大幅な手が入ってるうえブラックボックス
今のペースで損失が続くと10か月で100億ドルの武器弾薬に加えてF-18に20機の損失が出る
地上戦の選択肢も無いだろうしそら続けたくねえだろな
空母打撃群の戦力投射能力をチラつかせて幅を利かせる時代は終わったようだ。イエメン軍の空襲を避けるために原子力空母がジグザク航行して飛行機を落っことすなど動画を見ていて哀れを感じた。ミッドウェー海戦の連合艦隊機動部隊を髣髴とさせた。大型空母は金食い虫で海の上では逃げも隠れも出来ず、ミサイル・ドローン・魚雷等に対してあまりにも脆弱。
日本にもこんなレーダーが使いづらい状況でもステルス機を撃てるようなSAMが欲しい
しかも無人艇に乗せられるようなヤツならもっと良い
地上軍出せないアメリカに、勝利なんてあり得ないのだから、引っ込んどけば良い。
イランはヴァヴァール防空システムは渡してないはずだから。中短距離兵器にやられそうになったのかな?なんか、イラン製の中でちょくちょく赤外線誘導を見たこと有るしね、
日本人というか西側はフーシ派なめすぎ
国家承認してないからそこらのテロ組織みたいな扱いになってるけど、実態は首都と人口多い地域抑えてるイエメン政府なわけで
西側の言うところのイエメン政府の首脳はほとんどサウジアラビアに住んでた(イエメン国内にまともな地盤すらない)ということもほとんどの人は知らんのだろう