米国関連

米空軍、老朽化が進む早期警戒管制機E-3セントリーをE-7Aウェッジテイルで更新を検討か

米太平洋空軍司令官のウィルズバック大将は空軍協会のシンポジウムで「E-3を更新するためE-7Aウェッジテイルを迅速に調達する案を空軍は検討している」と明かして注目を集めている。

参考:PACAF Boss Calls for E-7s to Replace Aging E-3 AWACS

ボーイング707ベースのE-3は古すぎて2030年代まで飛行可能な状態を維持するのは挑戦に等しい

米軍やNATOの専売特許といえば大型で高性能なレーダーを搭載した早期警戒管制機「E-3 セントリー」による交戦空域の監視・管制能力に基づく効率的な航空作戦が挙げられるが、これに対抗するためロシアや中国は遠距離から早期警戒管制機を叩き落とすことが出来る長射程の空対空ミサイルや地対空ミサイルの開発を進めており、米軍やNATOの戦場認識力を低下させ自軍に有利な状況を作り出すことを狙っている。

出典:Public Domain 早期警戒管制機 E-3

特にロシアは第5世代戦闘機Su-57と空対空ミサイル「R-37M(ブースター追加時の射程は300km~400km)」の組み合わせや、データリンクシステムを使用することで300km以上離れた空中目標を破壊することが可能な地上配備型防空システムS-400を実用化して米空軍やNATOのE-3運用に深刻な問題(今までよりも後方で運用する必要があるという意味)を引き起こしており、NATOは2035年までにE-3を廃止して新しいプラットフォームに置き換える計画を発表、米空軍も開発中の「アドバンスバトル・マネージメントシステム(ABMS)」を活用してE-3なしでも戦場認識力を確保できないか検討中だ。

補足:NATOは2035年までに廃止を決定したのはNATOが直接保有する17機のE-3についてで、NATO加盟国のフランス(仏空軍が独自運用)や英国(NATOの作戦に参加しているが所有権は英国が保有しているので独自の作戦に使用することができる)が導入したものは無関係だ。

ただE-3に代わる新しい仕組みを直ぐには実用化できないので米空軍はE-3を当面維持する必要があり、2014年に開始されたアップグレードによってE-3は2030年代まで運用することが出来ると言われていたが、米太平洋空軍司令官のウィルズバック大将が「E-3をE-7Aを置き換えることを検討している」と明かして注目を集めている。

出典: Eugene Butler / GFDL 1.2 オーストラリア空軍のE-7Aウェッジテイル

米太平洋空軍司令官のウィルズバック大将は空軍協会のシンポジウムで「E-3を更新するためE-7Aウェッジテイル(ボーイング737 AEW&Cのこと)を迅速に調達する案を空軍は検討している」と明かし、2030年代まで飛行を続けることが期待されているE-3の現状については「ボーイング707ベースの機体は古すぎて2030年代まで飛行可能な状態を維持するのは挑戦に等しい」と言っている。

ウィルズバック大将がE-3の後継機に挙げたE-7Aはオーストラリア、トルコ、韓国が計14機導入したものの新たな購入国が現れなかったため生産ラインの一部が閉鎖され、導入国は同機の運用・維持に苦労していると言われていたが2019年3月に英国がE-3の後継機にE-7Aを5機導入することを決定、もし米空軍もE-7Aを採用すれば大量導入(1対1で更新すれば31機)が見込まれるため同機の運用維持環境は大きく改善することになるだろう。

逆に米空軍が想定よりも早くE-3を退役させると今度はNATO(1980年)、フランス(1991年)、サウジアラビア(1983年)のE-3運用・維持に影響を及ぼす可能性があり、フランスやサウジアラビアは運用維持費の高騰やスペアパーツ等の入手性悪化を嫌ってE-3を退役させるかもしれないし航空自衛隊のE-767も搭載しているレーダーや早期警戒管制システムはE-3と同じなので何らかの影響を受けるかもしれない。

まぁ米空軍がE-3をE-7Aを置き換えると決定した訳ではないので今から心配して意味がないなのだが、日本の立場から考えるとあまり歓迎できない動きだ。

関連記事:空飛ぶスナイパー? ロシアの戦闘機「Su-57」は米軍の航空支配を効果的に破壊する
関連記事:大型の早期警戒管制機は時代遅れ? NATO、2035年までに「E-3 セントリー」廃止
関連記事:完成するのか不明、対AWACSキラーを無力化する米空軍の新技術

 

※アイキャッチ画像の出典:U.S. Air Force photo by Staff Sgt. James Richardson オーストラリア空軍のE-7Aウェッジテイル

MQ-9の後継機? ジェネラル・アトミックスがステルスUAVの新イメージを公開前のページ

ロッキード・マーティン、スカンクワークスが開発した謎の無人航空機「Speed Race」を公開次のページ

関連記事

  1. 米国関連

    米海軍の装備調達コストは?SM-6は3.3億円、F-35Cは107億円、イージス艦は1,560億円

    中々、知る機会の少ない米国製防衛装備品の単価が最近公開された国防権限法…

  2. 米国関連

    世界初の空中消耗戦に挑むウクライナ、戦闘機提供は勝利の助けにはならない

    NATOが西側製戦車の提供に踏み切ったため「次は戦闘機だ」という声が増…

  3. 米国関連

    KC-46Aに新しいカテゴリー1の欠陥が発覚、ボーイングの累計負担額は5,500億円を突破

    不具合に苦しむボーイングのKC-46Aに追加の欠陥が報告され、さらなる…

  4. 米国関連

    米空軍の次期訓練機T-7A、設計上の問題に対応するためフルレート生産を1年延期

    ボーイングとサーブが共同で開発を進めている米空軍の次期訓練機T-7Aは…

  5. 米国関連

    年平均2,000億ドルの資金が流れ込む防衛市場、今後の成長は欧州とアジアが主導

    ウクライナ侵攻を受けて欧州やアジアの主要パートナーや同盟国は劇的な国防…

  6. 米国関連

    米陸軍、中国の巡航ミサイルからグアムを守るためアイアンドーム配備を発表

    米陸軍は低空から接近してくる巡航ミサイルの暫定的な解決策としてグアム島…

コメント

    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    E-767とE-7Aってどっちが性能上なんだろ。
    それにE-767はまだ更新しなくていいのかな。

    5
      • 匿名
      • 2021年 2月 28日

      積んでるレーダーの形状が全然違うから単純比較はできないけど767の方が単純な探知距離は長いよ。機体規模も767の方がでかいから航続距離や飛行時間も長い
      だけど早期警戒管制機運用にとって一番大事なのは継続的にアップデートし続けることだからね
      その点を鑑みるとアメリカ空軍が万が一にもE-7を採用した場合、米国の責任をもって長期間のアプデが保証されたも同然だから我が国にとっても第一優先候補になりうるかもしれないね
      韓国空軍も採用してるとあって、一部酷使様達には評判の悪いE-7だけど機体規模もお手頃で中々いい機体だと思う

      22
        • 匿名
        • 2021年 2月 28日

        韓国がE7採用するより何年も先にJALとANAが737NGを国内で運用してるのに、韓国が採用してるから酷評するとかいうクソがばがば理論。
        韓国が採用してるからあかんのなら、アシアナが767採用してるから日本のB767もE767もKC767もあかんやんけ。

        12
          • 匿名
          • 2021年 3月 01日

          日本を敵国と言って敵意を隠しもしない韓国が、早期警戒能力を持つことが気に入らないのでしょう。

          ましてや、この話が出るまではE-7の将来は暗く、ほっておいても脅威は減ると思っていたのに、アメリカ軍が採用することにより韓国軍の早期警戒能力が維持されるということが、日本にとっては何ら良いことではないのですよ。

          7
          • 匿名
          • 2021年 3月 01日

          韓国軍は、F-15Kによる東京空爆を目論んでいるんで、E-7の管制能力維持は大歓迎でしょう。

          しかし、日本からすれば迷惑この上ない話ですね。

          8
        • oominoomi
        • 2021年 2月 28日

        E-7Aのベース機737-700の客室幅が3.53m(3-3配列)で、航続距離が約6000km。
        一方E-767のベース機767-200ERは、客室幅が4.7m(3-2-3配列)で、航続距離は約12000km。
        この基本的な能力の違いは、将来の拡張性を考えた場合に大きいでしょうね。

        5
          • oominoomi
          • 2021年 2月 28日

          訂正。
          767の座席配列は2-3-2ですね。

      • 南朝鮮傀儡軍
      • 2021年 2月 28日

      中露の長射程AAM・SAMは当然わが国のE-767にも脅威だが、空自はどういう対策を取るだろう?

      2
        • 匿名
        • 2021年 2月 28日

        P-1の早期警戒機を本気で考えるんじゃない?

        3
          • 匿名
          • 2021年 2月 28日

          P-1でも長射程AAM・SAM回避は厳しいのでは?

          2
            • 匿名
            • 2021年 2月 28日

            AAM4Bを自機防御ミサイルとして開発してP-1に搭載したらいいんじゃね?
            相手のミサイルがどれほど高速でも自機に向かってくるミサイルの速度と軌道さえ判れば、撃墜は簡単だと思う。
            SeaRAMで対艦ミサイルを迎撃するようなもんだし、超高性能なレーダーも積んでるんだからかなりの距離で補足して余裕で対処できる。

            1
              • 匿名
              • 2021年 2月 28日

              素人が考えつきそうなことが実用化できていないということは、恐らくだけど簡単ではないんだよ。

              P-1が搭載している超高性能なレーダーは空対空モードがないので自機に向かってくるミサイルを余裕で対処できないと思うよ。

              7
                • 匿名
                • 2021年 2月 28日

                「P-1の【早期警戒機】」のレーダーがそのままな訳ないでしょ…

                10
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    KC-46類よりも炎上リスクが低いってことかね
    にしてもB社ェ……

      • 匿名
      • 2021年 2月 28日

      コイツの対潜哨戒型がP-8だから、致命的な不具合はさすがに出尽くしてるだろうしね

      2
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    早期警戒管制機がレガシーウェポンに片足突っ込んでるのを考えると新規導入は二の足を踏むよなぁ、でも更新も考えないといけないしどうなることやら

    6
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    いつかは必ず来る話ですから。
    そのときが見えてきただけです
    代わりがE7という選択でいいのかはまた別の問題

    11
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    E-7Aは、レーダー性能・管制機能で、十分にE-3の代替機になるのかな?

    1
      • 匿名
      • 2021年 2月 28日

      とにかく飛べない事には仕方ないので、運用方法でカバーする腹積もりじゃないんですかね。
      機体寿命が問題なら、アメリカもE-767を使えばいいのに(今更ないか)

      5
        • 匿名
        • 2021年 2月 28日

        KC-46ベースで・・・

        3
    •   
    • 2021年 2月 28日

    アメちゃんならレーダー速攻でぶっ潰して運用しそう

    2
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    センサ+指揮+管制を担うAWACSは、要撃管制官を乗せないと真価を発揮できないので大型機にならざるを得ません。
    AEW&Cが地上の要撃管制と連携できるようになれば空はセンサだけでよく、AWACSは無用になりますね。

    8
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    海上監視機と地上監視機はどんどん無人機に引き継がれていってるけど、空中早期警戒機の無人化はま〜だ時間かかりそうですかね。

    3
      • 匿名
      • 2021年 2月 28日

      どちみち日本程度のパイで独自開発できる代物でなし、米軍の選択はやがて自衛隊にも反映されるから、黙って模様見してる他に手がない
      ひたすら他力本願

      10
      • 匿名
      • 2021年 2月 28日

      管制能力を持たないAEWならともかくAWACSは単なる空飛ぶレーダーではなく前線司令部みたいな存在なんだから無人化は無理じゃないかなあ

      3
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    はっきり言って、中東、アフガンとかに構ってる暇ないんだけど、ぼけじじいだから理解してないんだろ
    サウジとか中東諸国に武器輸出して、それで利益を開発費にまわさないといけないのに
    自ら出費するような戦争行為とか、やっぱアホだな

    2
      •   
      • 2021年 2月 28日

      ほっとけばテロリストの温床になるから駐留してるんだよ
      そんな事も分からないのか

      11
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    プラットフォームを737型で統一する意図なら、737系P-8 E-7でコストダウン出来る 
    妥当な選択だと思われます

    2
      • 匿名
      • 2021年 2月 28日

      KC-46があるから統一は無理や
      むしろ空軍的にはB-767系列で統一した方が楽だとおもう。

      5
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    NATOから引き上げる17機のE-3を加えて、交代で飛ばせば、機体寿命が延びるのではないか?
    その間に無人機による早期警戒を実現すれば良し。

    2
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    早期警戒管制機(AWACS)のキモは搭載してる機器で
    かつ、
    空軍機の中ではもっとも頻繁にアップデートされてる(アメリカ空軍、日本の航空自衛隊ではね)
     機体の事を言うなら(ボーイング707-320B)なら寿命っていうのは判る。 だけど、E-767とE-3の搭載機器は同じ、アンテナ(円形)も同じ。
     機体でいえば、E-737/E-7Aはボーイング737-700(737NG)で、700系から続く古い機体構造、737NGは主翼の付け根の構造体「pickle fork」のクラックで超有名になってる(2019年から
    制御システムのバグで飛行禁止の737MAXの機体構造は違うらしい
     E-737はアメリカ空軍が採用しなかったのでアップデ-トは無し、E-3に比べて、アンテナ形状から前後方向の探知能力は劣るし、ターゲットとして絞り込んだ領域の解析能力も劣る、電源も・・・
    E-7はE-737の改修型で、豪州空軍、イギリス空軍の金で、イスラエル・ELTA、グラマンの機器が追加されたもの

    米太平洋空軍司令官のウィルズバック大将はそのあたりから金でももらった?
    (EUが検討してるってE-3の後継機は別の形態にするってのなら未だ理解できるけど・・・)

    おまけ
    キャンセルされたE-10でのP-RTIPレーダーは地上用レーダーとしてグローバルホークの胴体下に搭載されてますね
    長方形のレーダーを機体の左右方向に180度回転させてる(勿論、小型)

    4
      • 匿名
      • 2021年 2月 28日

      E-3の搭載レーダーはパッシブ式だからアクティブ式を採用する新しいAWACSと比較すると弱点や運用上の問題も多いから、E-7を採用したいという司令官の発言には一定の妥当性はあると思うけど。

      なんでもかんでも自分の意見と異なると「金でももらった?」みたいなレッテルを貼って貶めるのは止めない?

      13
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    E-7Aはアメリカ軍が採用しないからなどと笑ってたけど、E3の方がいらない子になってしまいそうですね。

    2
      • 匿名
      • 2021年 2月 28日

      いらない子というか母機の老朽化が原因では?
      何となくだけどボーイングがKC-46あたりにレーダーの移植プランを出しそうな気はする。
      エアバスがA330に移植プラン出しそう。

      5
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    何を買っても持て余すウリナラ軍には関係ない話だ

    1
    • 匿名
    • 2021年 2月 28日

    米軍仕様は機体がE-7でアンテナはE-3何て事は無いのか?

    P-1又はC-2のAWACS仕様を作るとしたら、レドーム内に一部 超強力な電磁波攻撃出来るアンテナを内蔵して
    向かってくるミサイルのシーカーを・・・何て事は出来ないのか?
    見てみたいな。

    1
    • 匿名
    • 2021年 3月 01日

    「日本の行く道の逆を張れば必ず成功する」という風潮

    1
    • 匿名
    • 2021年 3月 01日

    ってかなにげにほぼ母機が同じKC-135系列の更新もやばいって話しなのでは?
    給油機のほうもそれほど調達出来てないけど大丈夫なん?

    • 匿名
    • 2021年 3月 01日

    冷戦期に肥大した米軍の遺産が食い潰されつつあるという認識でOKだろ
    軍拡レースで勝ってソ連を潰したものの、そのあと自分自身のダイエットがうまくいってないのは、世界の支配者たろうと欲をだした自業自得だよ
    人口三億余り、しかも大多数が格差移民の国が70億の人類をコントロールできるもんなのか、歴史に聞きたいくらい

    • 匿名
    • 2021年 3月 01日

    P-8にE-2ホークアイのレーダー積んだものじゃダメなのか?
    あれはP-3やC-130にも過去積んでいたし、海空軍共同で使用したほうが
    維持費や改良費が安くなっていいような気がするんだが

      • 匿名
      • 2021年 3月 02日

      C-130につむほうが空軍的にはマシなのでは?

      • 匿名
      • 2021年 3月 03日

      そんな空力が大幅に変わる改造を今のボーイングにやらせたら、例によって開発遅延大炎上必至だと思うんだ。
      上のほうのコメントでE-7の機体+E3のレーダーを提案していた人がいたけれど同じだ。
      吊るしで調達するならE-767もあり得そうだけど、言及されていないという事はコストやスケジュール的な問題か、眼中にないだけか、能力過剰と見たか。

      1
    • 匿名
    • 2021年 3月 04日

    どうみても、E767が最優先候補だと思うけどね

    1
      • 匿名
      • 2021年 4月 20日

      ですよねぇ(確信)

    • 匿名
    • 2021年 6月 25日

    英向けE-7の発注があったから検討の余地が生まれたのかな?
    なんにせよE-3に頼らない早期警戒管制網の構築って目標がある以上、採れる方針としては
    『E-3をなんとか維持する』『E-3のレーダー等を他の機体に移植』
    『E-2D』『E-2Dのレーダー等を他の機体に搭載した新型機を開発』
    『E-7』
    ぐらいか。
    そうなるとコストや性能のバランス的にはE-7が有りになってくるのか?

  1. この記事へのトラックバックはありません。

  1. 米国関連

    米陸軍の2023年調達コスト、AMPVは1,080万ドル、MPFは1,250万ド…
  2. 米国関連

    米海軍の2023年調達コスト、MQ-25Aは1.7億ドル、アーレイ・バーク級は1…
  3. 中国関連

    中国、量産中の052DL型駆逐艦が進水間近、055型駆逐艦7番艦が初期作戦能力を…
  4. 中国関連

    中国は3つの新型エンジン開発を完了、サプライチェーン問題を解決すれば量産開始
  5. 軍事的雑学

    サプライズ過ぎた? 仏戦闘機ラファールが民間人を空中に射出した事故の真相
PAGE TOP